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主演・中井貴一、関ジャニ∞・安田章大がロケ地大阪城に登場!

松井市長も加わり、天下の大阪城をバックに、「なにわの夢」を語り合う!?

 

■日程:11月21日 (月) 

■場所:ザ ランドマークスクエア大阪(大阪市中央区大阪城1-1ミライザ大阪城内)

■登壇者:中井貴一、安田章大、松井一郎大阪市長 (敬称略)



usohappyaku3-550.jpg古美術商の小池則夫と陶芸家の野田佐輔という冴えないコンビが、本物以上の完成度で偽物を創り出しては、世の中の巨悪に立ち向かう。いわば骨董界の世直し一団なのだが、これがまた呆れるほど金運のない連中ばかりで、関西人の可笑しみがたっぷり詰まった笑劇エンターテインメント。W主演となる中井貴一と佐々木蔵之介による骨董コンビに加え、居酒屋「土竜」に集う各パーツ再現の名人技を持つ面々やTVマンに調査員などお馴染みの顔ぶれが、今度は大阪城を舞台に鮮やかな騙しのテクニックで魅了する痛快作。


一作目では千利休(堺)、二作目では古田織部(京都)、三作目となる『嘘八百 なにわ夢の陣』では豊臣秀吉の幻の茶碗(大阪)をめぐる騒動となる。大阪城の秀吉由来の遺跡から出土した茶碗の欠片を契機に、豊臣秀吉縁起物「秀吉七品」の中で唯一判明していない器「鳳凰」を追い求める欲深い会社社長や、高価な美術品を会員制で保持しようとする怪しい団体。その発見に日本中が注目する中、骨董コンビを中心に騙し騙される大騒動が展開される。


本作は戦国時代最強の武将として名高い豊臣秀吉のシンボルマークである大阪城で多くが撮影されている。大阪城内の博物館や大阪城を間近に眺望できる〈ザ ランドマークスクエア大阪〉、大阪城近辺のビルなど。近年「お城のある公園」として集客数が日本一という大阪城公園が、さらに世界へアピールできる絶好のチャンスとなることが期待されている。


年明け1月6日(金)の公開を前に、〈ザ ランドマークスクエア大阪〉で試写会が開催され、主演の中井貴一と今回謎めいた前衛アーティスト役で出演している関ジャニ∞の安田章大、さらに松井一郎大阪市長が登壇し、シリーズ化された作品の裏話や撮影現場の様子について語った。


【試写会前の舞台挨拶@3階宴会場

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――最初のご挨拶。

中井:今朝、ザーザー降りの東京から来たのですが、大阪がこんなに晴れていて、幸先がいいなと思っております。初めてこの会場を見て、今まで42年この仕事をしてきた中で一番アナログな試写会場だなと(笑) 椅子も、ちょっと痛くなるかも知れませんが、映画は痛くならないように仕上がっていると思いますので、最後までごゆっくりご覧下さい。

安田:関ジャニ∞の安田章大です。関西人としましては、こんな場所でマスコミの取材を受けることが何よりも幸せだなと。そして、中井貴一さん、松井大阪市長とご一緒に立てるようになったことを、改めて幸せに思っております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

松井市長:市長の松井一郎です。僕も少し緊張しております。普段はこのような場所には参列しないものですから。今回、シリーズ3作目でやっと大阪城、大阪を舞台にしたとても楽しい作品を作って頂きました。先日は《大阪城夢まつり》というのもやりました。この映画にも出演されている中村ゆりさんにも来て頂いて、非常に盛り上げて頂きました。このように映画とコラボしながら大阪を世界にアピールできる絶好の機会を頂いて、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。


――『噓八百』もシリーズ3作目となりましたが、中井さんはシリーズ化されると思ってましたか?

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中井:全く思ってませんでした! 1作目は堺市で16日間で撮ったという、映画史上最短では?と思える程でした。撮影中は必死でやっていたのですが、客観的に見ると“やっつけ仕事”だったんじゃないかと思えてくる程大変な撮影だったんです。日が昇ってる間は外で撮影し、日が暮れると建物の中で、夜が更けてからホテルに戻って、また朝3時に起きてメイクするという日々でしたので、これがシリーズ化されたら「死ぬな」と思いました(笑)。それで2作目の話が出た時、僕も佐々木蔵之介君も愕然としました。普通だったら続編決定に喜ぶと思うのですが、愕然とするとは!?でも、3作目でようやく余裕が出てきて、受け止められるようになりました。また大阪に戻ってこれて本当に良かったと思っています。

――これから寅さんみたいにシリーズ化され、お正月恒例の映画になっていくのでは?

中井:…ずっと大阪に居ます!(笑)


――7年ぶりの映画出演でこのような大先輩と共演されましたが、現場の様子は如何でしたか?

安田:もう幸せでしたよ!こんな近くで大先輩のお芝居を観られるんですからね、お金払っても無理ですからね(笑)経験値やお人柄なのでしょうか、中井さんも蔵之介さんもお二人ともテンポよくお芝居をされてますが、演じてない裏でもテンポがいいんですよ、ずっと。仲がいいというか、その空気感がいいなと思いました。

中井:僕の両親は京都出身で、家族の中でも一番京都の血を引いてるんですよ。それは映画の中の僕を観て頂ければお分かり頂けると思いますが、蔵之介君や安田君とも息が合いました。「人生ユーモアがないと面白くない」という想いが根底にあって、撮影のない時から“地ならし”をしながら撮影に臨むという、特にこの映画ではそれが強く出ていたと思います。

安田:そうなんですよ。だから現場の空気が良く、みんなが円滑に楽しくやれているんだなと感じました。裏での“地ならし”も大切なんだと学びました。貴一さんがサクランボを差し入れて下さったことがあって、僕の大好物だということを知って、2回もサクランボを差し入れて下さったんです。その時にはみんなのサクランボなのに、紙コップに「安田」と名前を入れて僕専用のサクランボを用意して下さったんです。こんな大先輩います? 本当にありがたいな~と思いながら、いっぱい勉強させて頂きました。


――松井市長は大阪城が全面的に出てくる映画をご覧になってどう思われましたか?

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松井市長:このシリーズは全部観ておりますが、あの1作目が16日間という短い期間で撮った“やっつけ仕事”だったということを初めて知りました(笑)。大阪城を舞台にして日本中に広げて頂けるということで、とてもありがたく思っております。今日も沢山のお客さんに来て頂いておりますが、コロナ禍の前は「城のある公園」では日本で一番お客さんが多かったんですよ。この映画をキッカケに、中井さんと安田さんには「大阪の観光大使」を引き受けて頂いて、大阪を拠点にして頂きけばと…。中井さんの映画は『ビルマの竪琴』(1985年)からずっと観てきておりまして、大ファンなんですよ。是非ともこれからも大阪を愛して頂きたいと思います。

――中井さん、観光大使のお話が出てますが…?

中井:最初堺市で撮っていた時、現場とホテルの往復だけだったので、自分がどこにいるのか位置関係が全く分からなかったんですよ。でも今回は30日と余裕があったので、堺市や大阪市で撮影の合間に人との触れ合いもできて「いいな~」と思えることもありましたし、蔵之介君に連れていってもらって美味しいお店も見つけられて本当に良かったなと思っています。住めれば住みたいなと(笑)。


――今回大阪城での撮影は如何でしたか?

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中井:今回、大阪城内を使わせて頂いたのですが、あんなに沢山、国宝級の秀吉の財宝が残っているとは初めて知りました。

松井市長:展示されている秀吉の財宝は海外の人たちにも一番関心が高いものなんです。今回お持ち帰り頂く訳にはいきませんが……。

中井:そんなこと思ってませんよ! 誰もおねだりしてませんよ!(笑)


――安田さんは地元でもありますが…?

安田:関ジャニ∞のミュージックビデオを大阪城バックに撮らせて頂いたこともありますし、子供の頃ラジオ体操しに来たこともあります。

中井:安田君、今でもラジオ体操してるんですよ~!

安田:なんで知ってるんですか?

中井:撮影前に見たことあるんですが、真剣にラジオ体操してるんです!

安田:ラジオ体操第一・第二もできますよ。あとお花見もここでしたことがあり、とてもゆかりのある場所です。

――大阪城で撮影したことは他とは違いますか?

安田:自慢になりますね。改めて自分が関西人で良かったなと思えました。今こうして立てているのも、自分が関西人だからであり、何かしらゆかりがあったからだと幸せに思っております。


――松井市長はお正月に公開されるこの映画に関連して募金を呼びかけておられるんですよね?

松井市長:僕がなんか喋ると「お金くれ~」と募金ばかり呼び掛けていると思わてます(笑) 実は豊臣秀吉が築いた本当の石垣はこの下に埋まっているんですよ。徳川家康によって埋められてしまった物を復活させようとするための募金活動なんです。まだまだ財政厳しい折、皆さんにご協力頂けたらと思いまして、この映画のポスターとコラボして、僕からも、中井さんからも、安田さんからもお願いしている次第です。秀吉オリジナルを皆さんに見て頂くことによって、大阪の価値をさらに高めていきたいと思っております。お金の話ですいません!よろしくお願いします。


【舞台挨拶終了後、ザ ランドマークスクエア大阪の屋上レストランへ】



【大阪城をバックにトークセッション@屋上レストラン】

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――大阪城バックに如何ですか?

中井:久しぶりだな~と、(大阪城を見て)相変わらずお元気だなと(笑) 秀吉のお宝がテーマなので大阪城での撮影となりましたが、こんなに近くに見える場所があるなんて知らなくて、これは凄いな!と思いました。

安田:絶景ですね~!圧巻!太閤さんもあの天守閣から大阪の街を眺めて天下を獲ったことを実感していたんだろうなと思うと、感慨深いものがありますね。

松井市長:そんなふうに言って頂けると嬉しいですね。ここ〈ミライザ〉は8年位前にできたんですが、間近に大阪城を観ながら食事が出来る人気スポットなんです。ここは民間の力で出来たんですよ。こういうことを行政がやると大失敗しますから、いつも(笑)。民間の皆さんに大阪城を維持管理して頂いて、〈城のある公園〉として日本で一番お客さんに来て頂いているんです。

中井:ここは元々何の建物だったんですか?

松井市長:日本軍の軍事博物館でした。廃墟みたいになっていたんですが、民間の皆さんが「ここ使えるじゃない!」と言って改修して頂いて、こんなオシャレなレストランや複合施設に生まれ変わったんです。


usohappyaku3-500-oosakajou-2.jpg――撮影中のことで思い出されることはありますか?

中井:ここの地下にある部屋ををメイク室に使わせてもらっていたんですが、確かに廃墟感はありましたね(笑)。でももの凄くトイレとか綺麗なんですよ。それも民間の力なんですよね。

松井市長:そうなんです!

中井:大阪城の中の撮影でも、照明待ちとかカメラ待ちが苦にならない程、興味深い展示品が沢山ありました。

――安田さんは地元大阪での撮影でしたが?

安田:別の建物から大阪城を見るシーンがあって、役の上で非常に葛藤しているシーンだったのですが、実は撮影前に奈良県にある豊臣秀吉のお墓参りをしていたので、一心同体になれるというか、力を借りて役に入れる特別感がありました。大阪で生まれた者として、大阪での仕事で大阪で撮影ができることをとてもありがたいことだなと感じました。


usohappyaku3-11.21-nakai-matsui-500.JPG――今回は『噓八百 なにわ夢の陣』ということで、皆さんの夢について?

松井市長:大阪を子や孫が豊かに過ごせるような街にしたいですね。東京をライバル視する気持ちがあるんですよ。東京一極ではなく、東京と大阪の二極として世界からも認知される大阪を創りたい!と思っています。

安田:関ジャニ∞は関西で育てて頂いて東京にも進出できたので、『噓八百』のように大阪を舞台に全員で映画やドラマをやってみたいなと昔から強く思っています。あと、今回中井貴一さんとご一緒させて頂いたんで、この場を借りて、また次もお仕事させて頂ければと思っています。それが夢であり目標です!

中井:よく「夢を持て!」と言われますが、今の若い世代の中には、夢をどうやって持つか分からない子たちが多いと聞きます。自分たちも学生の頃からどれだけ大きな夢を持ててきたんだろうと振り返ると、この仕事をしながら生まれた夢が本当の夢のような気がしています。今はいろんなことを諦めて変わっていくことが新しい社会みたいな言い方をするのですが、夢を継続させることが大切なことであって、そこから新たに生まれてくる夢が本物なんだというのを伝えていきたいなと思っています。僕も夢が持てなくなったら俳優を辞めようかなと思っています。

――まだまだ先のことですよね?

中井:わかんないですよ~(笑)

安田:付いてきます!
 



・出演:中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、森川葵、前野朋哉、宇野祥平、塚地武雅、吹越満、松尾諭、酒井敏也、桂雀々、山田雅人、土平ドンペイ、Blake Crawford、高田聖子、麿赤兒、芦屋小雁 / 升毅 / 笹野高史

・監督:武正晴   脚本:今井雅子 足立紳   音楽:富貴晴美
・製作幹事:東映ビデオ
・制作プロダクション:アークエンタテインメント
・配給:ギャガ
・©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/uso800-3/

2023年1月6日(金)~TOHOシネマズ梅田他 全国公開!


(河田 真喜子)

 

 

 

 


 

巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。累計 5000 億円以上の世界興行収入を記録しているこの「ジュラシック」シリーズに関して、全世界待望のシリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が 7 月 29 日(金)に日本公開いたします!

前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投!先日解禁された最新予告では、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクター達も登場し、さらには新キャラクター&新恐竜達の姿も明らかに!

大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しい、スケール感、映像技術、そしてエンターテインメント性など全てにおいてフルスケールアップを果たした本作に是非ご期待ください!
 


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シリーズ 1 作目の『ジュラシック・パーク』から29年。累計 5000 億円以上の世界興行収入を記録しているこの「ジュラシック」シリーズ最終章となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が2022年7月29日(金)に公開されます。

1993年7月17日(土)に大阪・梅田地区では北野劇場(現 TOHO シネマズ梅田)にてロードショー公開された「ジュラシック・パーク」。その後 29 年間すべての「ジュラシック」シリーズを公開してきた梅田地区は、「ジュラシック」シリーズの大阪の聖地。そんな「ジュラシック」シリーズの聖地にて、最終章となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の公開を記念して、キング・オブ・ダイナソー=ティラノサウルス・レックスの等身大頭部スタチューが日本で唯一、この梅田に出現しました!

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最新作となる本作では、第1作『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクター達もカムバック!

もちろん最新作にも登場する、シリーズのもうひとりの主役でもある最強の肉食恐竜T-レックスに是非会いに行ってください!
 


■T-レックス頭部等身大スタチュー設置概要

【設置場所】 : ホワイティうめだ サニーテラス広場

【設置期間】 : 2022年7月19日(火)―7月28日(木)

※一般通行者の通行可能時間は、AM5時から23時15分まで。


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■T-レックス頭部等身大スタチューサイズ
・高さ:2100mm
・横幅:1470mm
・奥行:3300mm
・重量:450kg


【出演】クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、ディワンダ・ワイズ、マムドゥ・アチー、BD・ウォン、オマール・シー、イザベラ・サーモン、キャンベル・スコット、ジャスティス・スミス、スコット・ヘイズ、ディーチェン・ラックマン、ダニエラ・ピネダ
【監督】コリン・トレボロウ
【脚本】エミリー・カーマイケル、コリン・トレボロウ
【キャラクター原案】マイケル・クライトン
【ストーリー原案】デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
【製作】フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
【製作総指揮】スティーヴン・スピルバーグ、アレクサンドラ・ダービーシャー、コリン・トレボロウ
◆ティザーポスターコピーライト:TM & © 2020 UNIVERSAL STUDIOS & AMBLIN ENTERTAINMENT, INC.
◆公式 HP:https://www.jurassicworld.jp/
◆公式 Facebook: https://www.facebook.com/jurassicworld.movie.jp
◆公式 Twitter: https://twitter.com/jurassicworldjp

2022年7月29日(金)~ TOHOシネマズ 梅田 ほか全国超拡大ロードショー!


(オフィシャル・リリースより)

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■日程:7 月19 日 (火)

■場所:曽根崎警察(大阪市北区曾根崎)

■登壇者:阿部寛 (敬称略)



idoujirei-550.jpg刑事一筋30年、独自の執拗な捜査とカンを頼りにする昔気質の男(阿部寛)が、ある日異動を命じられる、警察広報課の音楽隊へ。「なんで俺が?」――その傲慢さと協調性の無さから捜査本部から外されたのだ。バツイチで認知症の母親(倍賞美津子)と二人暮らし、離れて暮らす娘にも嫌われ、今さら音楽隊とは……周囲の気持ちなどお構いなしに職務に邁進してきた男が、音楽隊の演奏活動を通じて初めて知る一所懸命に頑張る人の気持ちやチームワークの達成感。果たして、世間を揺るがす高齢者を狙った詐欺や強盗殺人事件の捜査のゆくえはどうなるのか?


仏頂面で太鼓を叩く成瀬司を演じた阿部寛さん。家庭より出世より仕事第一に生きて来た男が音楽活動によって変貌する姿を、主演映画の絶えない国民的人気俳優の阿部寛さんが人間味あふれる緩急つけた演技で魅了します。この度、8 月 26 日(金)の全国公開を前に、大阪府警察の「一日音楽隊長」に就任し、そのセレモニーと演奏会が開催されました。
 


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大阪府警察曽根崎警察署の10階にある講堂に音楽隊とカラーガード隊がスタンバイする中、阿部寛さん登場!(大勢のマスコミも待機する講堂に廊下から一人押し出されるように登場した阿部さん。呼び込みと共に拍手で迎えられるはずだったが、ちょっと意表を突かれた感じ。)


――最初のご挨拶をお願いします。

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阿部:『異動辞令は音楽隊!』をやらせて頂いた阿部寛です。音楽隊のドラムに初挑戦させて頂いたのですが、最初は右も左も分からなくて、映画の中の人物と同じように一からがむしゃらにやるしかなくて、本当に難しかったです。2か月ちょっと練習して徐々に出来るようになった時には本当に喜びがありました。クランクイン前でしたが、ここにいらっしゃる音楽隊の皆さんと同じように、みんなで練習することがとてもいい経験になりました。この映画は、一人の男が周囲の人々に助けられながら新しいステージで変わっていく姿を描いた感動作です。よろしくお願いします。

――ドラムを叩く姿がとてもカッコ良かったですよ。

阿部:そうですね、ありがとうございます。

――今もドラムやってらっしゃいますか?

阿部:ドラム買おうかと思ったんですが、どこで叩くんだ?となって、結局買ってないです。


――今日は大阪府警曽根崎警察署にお出で頂きましたが、警察署ということで緊張しませんでしたか?

阿部:先ほど登場の時の方が緊張しました(笑)。以前、別の映画で曽根崎警察署の1階にはお邪魔させて頂いたことはあるのですが、ここまで入ってくるのは初めてです。

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――50年以上の歴史のある警察署だそうです。今回は撮影前に音楽隊の方と会って役作りとかはされなかったのですか?

阿部:それはなかったのですが、先ほど「正に映画の中の音楽隊の通りで、実際の活動の様子が反映されていた」と仰って頂いて、とても嬉しかったです。

――ここにいらっしゃる音楽隊の皆様も映画を観ておられますよ。

阿部:どうでしたか?

――今日は、代表してお一人の方に感想を言って頂きます。

音楽隊楽長:映画を拝見いたしまして、現在社会問題にもなっている特殊詐欺の手口についても触れられていて、現状をよく捉えているなと思いました。ここ大阪府内でも特殊詐欺が大きな問題になっているのですが、その中でも還付金詐欺が多くて、府民の皆様がそういう被害に遭われないよう、我々もメロディーパトロールとして積極的な広報活動の必要性を再認識いたしました。この映画を機に我々音楽隊の存在を知って頂き、防犯に努めたいと思いました。

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阿部:ありがとうございます。そうなんですよ。映画の中の音楽隊の活動でも目の前の沢山のお客さんが本当に喜んで下さって、そういう広報活動という警察の役割もあるんだなと思いました。

さらに、映画の中では詐欺についてとてもリアルに表現されているのですが、ある方から「今まで詐欺についてあまり詳しく知らなかったけど、この映画を観てはっきり分かった」と言って下さって、とてもありがたく感じました。いろんな手口の詐欺があると思いますが、これを機に改めて詐欺の実態を知る必要があると思いました。


――今日は阿部さんに「一日音楽隊長」というお仕事をやって頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

阿部:はい、やります!

――これから任命式を行います。大阪府警察広報課長による任命式を執り行わせて頂きます。

(阿部寛さんに任命状と赤いリボンが授与される)

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――おめでとうございます!早速ですが、今日はここにいらっしゃる音楽隊の演奏を聴いて点検して頂こうと思います。

阿部:わかりました、しっかり点検させて頂きます。


――今日は2曲演奏して頂きます。1曲目は、Official髭男dismメンバーの楢崎誠さんがかつて島根県警の音楽隊に所属してサックスを担当していたことから生まれた曲「Choral A」。2曲目は「宝島」です。今日はサンバのリズムを組み合わせて演奏して頂きます。

・1曲目:映画の主題歌「Choral A」(Official髭男dism)

・2曲目:「宝島」(和泉宏隆)


idoujirei-ivent-500-6.JPG――ありがとうございました!阿部楽長、如何でしたか?

阿部:いや~興奮しました!特に「宝島」は自分たちも演奏していたので、あの時のひとりひとりの姿が見えたのは自分でもびっくりしました。皆さんとても息が合っていて、とても楽しそうで、僕まで興奮してしまいました。OKです!

――楽長からOK頂きました!(拍手)

阿部:こうやって皆さんが他の仕事も兼務しながら一所懸命頑張って、一体となって楽しく演奏している姿を見せることが、府民の皆様に笑顔になって頂けることになると思います。本当に素晴らしい事です。今後も頑張って下さい!
 


『異動辞令は音楽隊!』

◆(2022年 日本 1時間59分)
出演:阿部寛 清野菜名 磯村勇斗 高杉真宙 岡部たかし 渋川清彦 六平直政 光石研 倍賞美津子
原案・監督・脚本:内田英治
配給:GAGA ©2022「異動辞令は音楽隊!」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/ongakutai/
© 2022「異動辞令は音楽隊!」製作委員会

2022年8 月26日(金)~ TOHO シネマズ梅田他 全国ロードショー!


【阿部 寛】

1964 年 6 月 22 日生まれ。神奈川県出身。大学在学中にコンテストで優勝したことをきっかけに雑誌「ノンノ」「メンズノンノ」のモデルとして活躍。1987 年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。『テルマエ・ロマエ』(12)で第 36 回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞、第 38 回日本アカデミー賞では『ふしぎな岬の物語』(14)で優秀主演男優賞、『柘榴坂の仇討』(14)で優秀助演男優賞をダブル受賞。「結婚できない男」「新参者」「ギーイングマイホーム」「下町ロケット」「ドラゴン桜」などの TV ドラマでも主演を務める。そのほかの映画出演作品は、『トリック 劇場版シリーズ』『歩いても 歩いても』『海よりもまだ深く』『麒麟の翼』『祈りの幕が下りる時』『テルマエ・ロマエⅡ』『HOKUSAI』、外国映画ではチェン・カイコー監督の日中合作『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』マレーシア映画でトム・リン監督の『夕霧花園』など多数


(河田 真喜子)

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アニメーションファンと作り手の架け橋となり、高畑勲、宮崎駿をはじめとするアニメーション作家たちの発掘、紹介を通して、アニメーションファンの裾野を広げ、スタジオジブリ設立にもつながった日本初の商業アニメ専門誌「アニメージュ」。鈴木敏夫プロデューサーが在籍していた同誌の12年間の歩みと、70年代後半から80年代にかけてのアニメブーム期の歴史や、スタジオジブリの原点を解き明かす巡回展『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』が、12月9日より阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー、うめだホールにて開催中だ。
 
 
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東京からスタートした同展示は、緊急事態宣言発令により期間半ばにして終了を余儀なくされたが、その後石巻を経て、大阪ではさらに関西限定の『じゃりんこチエ』コーナーを加えるなど、パワーアップした巡回展となる。
 
 
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オープニング前のプレス内覧会では、ナウシカ役の声優、島本須美さんと、同展覧会企画に深く関わった、三鷹の森ジブリ美術館シニアアドバイザーの高橋望さんが来場。
「アニメージュ(1978年創刊)には、今のアニメーションにつながる原点があり、今こそ見て欲しい」と高橋さん。創刊当初は富野由悠季監督の『機動戦士ガンダム』が大ブームを迎えており、「ガンダムがあることで、アニメファンがいることが作り手にも実感できたし、ガンダムとアニメージュの出会いがなければ、『風の谷のナウシカ』は生まれなかった」と、ガンダムによるアニメブームで、ファンと作り手を結ぶ役割を果たしたアニメージュの功績を語った。展示では『機動戦士ガンダム』の名シーンを立体で表現したジオラマをはじめとしたガンダムコーナーがある他、『機動戦士ガンダム』や『風の谷のナウシカ』の美術を務めた中村光毅さんの原画も展示し、スタッフたちの多面的な仕事ぶりにも光を当てている。鈴木プロデューサーと久しぶりに対談した富野監督のサイン入り『風の谷のナウシカ』ポスターが展示されているのも貴重だ。
 
 
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初の主演を務めた『風の谷のナウシカ』は声優の原点に立ち戻らせてくれる作品だという島本さんは「世界中の人が(腐海のように)マスクなしでは生きられない時代だが、マスクなしで生きられる時代を本気で祈っている」とし、ナウシカコーナーにある腐海の衣装や、段ボールの王蟲は特にお気に入りだという。また島本さんが欲しくなったと興奮した貴重なセル画も展示。島本さんは音声ガイドも担当しており、ガイドを聞きながら、アニメージュとジブリの世界観をぜひ堪能してほしいとアピールした。
 
 
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さらに高橋さんは、ナウシカの抱えたテーマは今だからこそ活きるとその普遍性に言及。「ナウシカは虫も人間も共に大事だと思っている。あらゆる生物を愛さなくてはいけないと。まさに日本が生んだ最強のヒロイン」。最後にアニメージュの意義について、「アニメ界に作家がいたことを知らしめた。作家とファンの関係性はとても大事で、作品の裏側には作家がいることを知って欲しい。作家の時代はこれからも変わらないと思うので、新しい才能が自分の作家性を出すことを続けてほしい」と未来へのメッセージとともに語った。展示ではアニメージュのバックナンバーの表紙や、スタジオジブリ設立までの各段階ごとにパネルをつけて、文面も紹介。アニメーションの分析や、アニメーションスタッフの仕事ぶりやスタジオなどの舞台裏も紹介しているので、ぜひゆっくり当時のアニメージュを堪能してほしい。
 
会場では、本展覧会限定のグッズも多数取り揃えており、中には数量限定のものもあるので、早めにチェックしてほしい。また三鷹の森ジブリ美術館グッズも豊富に取り揃えている。
(江口由美)
 
<開催概要>
【展覧会名】「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった 
【会 期】2021年12月9日(木)~2022年1月10日(月・祝)
    ※2022年1月1日(土・祝)は休業 
【会 場】阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー、うめだホール
    (〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号) 
【開場時間】10:00~20:00 ※最終入場は各日とも、閉場時間の30分前まで。
      ※12月31日(金)および催し最終日は18:00まで 
【入 場 料】《日時指定券》一般1,500円(1,400円) /中高生1,000円(900円) /小学生600円(500円)
 

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【日時】12 月 10日(木)11:30~12:00
【場所】海遊館(大阪市北区海岸通 1-1-10)
【登壇】中川大志(リモート参加)、見取り図(盛山晋太郎、リリー)※敬称略
 


青春恋愛小説の金字塔、遂に劇場アニメ化 中川大志&清原果耶 W 主演 

映画に登場する海遊館での大ヒット祈願イベントに主演中川大志リモート参加!

 

リモートでも息ピッタリの トリオ漫才披露!

来年は3人で M-1 出場 !?

 
大阪出身の芥川賞作家・田辺聖子の名編で、2003 年に妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化もされ高評価を得た、「ジョゼと虎と魚たち」が、アニメーション映画となりいよいよ12月25日に全国公開となります!
そして、本来は、主演を務めた中川大志さんに映画の舞台でもある大阪にお越し頂く予定でしたが、“大阪モデル”で非常事態を示す“赤信号”が灯ったことにより残念ながら中止に。そこで、今回は中川さんのいる東京と、映画に出てくる重要スポットでもある“海遊館”で大ヒット祈願イベントを実施いたしました。
当日は映画にゲスト声優として出演している“見取り図”も登壇。中川大志さんと、まもなく M -1 決勝を控えた、見取り図と(盛山晋太郎さん、リリーさん)と 1 日限りのトリオ漫才も披露したイベントレポートをご案内させて頂きます。
 

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12 月 10 日(木)、ジョゼと恒夫が外に出かける名シーンの一つとなっている大阪・海遊館ホールにて「アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』大ヒット祈願イベント in 海遊館」が開催され、東京からリモート参加した中川大志、本作で初の声優にチャレンジし、M-1決勝戦を目前に控えた見取り図の盛山晋太郎、リリーが登壇。中川が声優を務めたキャラ・恒夫が映るモニターが切り替わると同ポーズで中川が登場し、あまりの違和感のなさにどよめく会場。リモートということを感じさせない空気の中、イベントはスタートした。
 
普段はダイビングショップでアルバイトし、海が好きな大学生の恒夫を演じた中川は「恒夫がダイビングするシーンは、実際にアフレコブースのマイクの前でシュノーケルをつけながら息遣いやセリフを収録。地上で付けたのは初めて、かなりシュールでした」と印象深いシーンを語ると、恒夫のアルバイト先の西田店長を演じた盛山は「はじめて声優をやり、ものすごく NG を出しました。大阪市出身で大阪人の役なのに、自分で大阪弁がわからなくなり、途中エセ関西人ゾーンもあったけれど、それを乗り越え、西田店長という人情味のある男をやり切りました」と充実した表情。

一方、リリーは「駅員の一言で映画が決まる。すごく重要な役だった」と一言しかセリフが無いにも関わらず自信満々。けれど実際は「僕も 20 テイクぐらいやり、監督から『もう少し違う表現でお願いします』と直にアドバイスをいただいた」と一言に苦戦したエピソードを披露し笑いをさらった。そんなリリーに盛山は「お前一言やったのによく今日ここに来れたな」とツッコミが止まらなかった。
 

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今回来阪が叶わなかった中川は「高いところは苦手だけど、HEP FIVE の観覧車に乗ってみたい」と大阪への思いを語ると、中川を案内したい大阪スポットとして盛山は「NGK やなんばグランド花月のある千日前通りなど“大阪果汁 100%の”お笑いの街、なんばに来てほしい」とホームグラウンドを挙げ、さらなるディープな大阪スポットが飛び出すかと思いきや、リリーの答えは「僕はホームパーティがしたい。岸里で一緒に飲みたい」とまさかの自宅への招待を希望して中川を笑わせた。
 
そして、この日限りのにわかトリオ「中川大志と見取り図たち」が笑いの聖地大阪で史上初のリモート漫才にチャレンジ。海遊館デートに出かけた盛山とリリーの前に、リモート用の等身大液晶パネルを水槽に見立てた中川が全力でペンギン、サメ、ジンベイザメになりきって登場するも、「全部一緒やないか!」と盛山にツッコまれることに。負けじと中川が盛山を指差し「あ、ロン毛のオコゼだよ!」と逆ツッコミを入れると場内は爆笑に包まれた。とても初対面かつリモートと思えない息ぴったりの漫才を披露した 3 人は、終了後「目が合っている気がして、ドキドキしました」と手応えを語る盛山に対し、リリーは「来年の M-1 は大志君と 3 人で!」とラブコール。
 
映画の公開日である 12 月 25 日クリスマスにちなみ、絵が得意な中川と美術の教員免許を持っているリリーが 20 秒で盛山の似顔絵を描いてプレゼントする企画では、リリーの絵を見た中川が「いくら 20 秒でもそれはない、愛が感じられない。僕のは、、、」と自信満々に披露した似顔絵はオコゼ写真に盛山風ヘアを書き加えたもので「いや、だからオコゼ違うわ!」と盛山にツッコまれ、してやったりと満面の笑みを見せた。
 

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最後に、一言しかセリフが無かったリリーが「コロナで大変ですが、落ち着いたら大志君と声優論を交わし合いながら飲みたいと思います」と最後までボケ、「大阪の方は色々なスポットがあるので楽しみながらご覧ください」(盛山)「慌ただしい一年でしたが、映画館でホッと一息、心が温かくなる優しい映画ですので、劇場で楽しんでいただけたらと思います」(中川)と挨拶。

さらにイベントの終わり際に中川は「見取り図さん、M-1 決勝がんばって下さい!応援しています!」と見取り図にエールを贈る一幕も。「中川さんにエールをもらうファイナリストなんていない!やった、優勝や!」と盛山が感激する中、リリーは「大志君も頑張ってください!」と『ジョゼと虎と魚たち』の主演声優へ逆エールを送り、最後まで会場を沸かせた。
 

【STORY】

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趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。
 
・声:中川大志  清原果耶  宮本侑芽  興津和幸  Lynn  松寺千恵美  盛山晋太郎(見取り図) リリー(見取り図)
・原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)
・監督:タムラコータロー
・アニメーション制作:ボンズ
・主題歌:Eve「蒼のワルツ」(TOY’S FACTORY) 「心の海」(TOY’S FACTORY
・配給:松竹/KADOKAWA 
・製作:「ジョゼと虎と魚たち」製作委員会
・(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
 

2020年12月25日(金) ~全国ロードショー!


(オフィシャル・レポートより)
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堤真一&岡村隆史W主演!

「殿、利息でござる!」「忍びの国」中村義洋監督最新作

堤真一・岡村隆史が撮影の地・京都に凱旋!

人力車で練り歩き街中が騒然!

11/19(火)京都凱旋お練り・舞台挨拶  


日時◆2019年11月19日(火) 
場所◆<お練り>新京極商店街   <舞台挨拶>MOVIX 京都 
登壇者◆堤真一、岡村隆史、中村義洋監督 


kessanchu-logo.jpg東大教授・山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書刊)を映画化した「決算!忠臣蔵」が 11 月 22 日公開。 大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた本作。大石内蔵助(おおいし・くらのすけ)に堤真一、内蔵助を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助(やとう・ちょうすけ)に、時代劇初挑戦の 岡村隆史がW主演。
 
話題沸騰の本作ですが、公開を3日前に控えた11月19 日(火)、京都の新京極商店街にて凱旋イベントを実施しました。 忠臣蔵で京都といえば、大石内蔵助ゆかりの地でも有名です。討ち入り前の 1 年間、大石は京都の山科に住居を構えていました。また、大石が討ち入りを決断した円山(まるやま)会議の舞台となったのも京都です。さらに、今年の1月・2月、京都にて、本作の撮影が行われました。この日は新京極商店街全面協力のもと、堤真一・岡村隆史・中村 義洋監督・池田史嗣プロデューサーが京都を人力車で練り歩きました! 当日は忠臣蔵の討ち入り装束を模した特注の法被に身を包み、およそ 250m ほどの雑貨店や飲食店が立ち並ぶ商店街の中を、観衆の声援に応えながら人力車で巡りました。
 

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お練りのゴール地点、MOVIX 京都での舞台挨拶にも登場し、京都撮影所での思い出や、公開を目前に控えた心境を語りました!初めて人力車に乗った堤は「すごく恥ずかしかっ たけど乗り心地はとてもよかった」と照れながら述べつつ、「 今年の一月と二月の寒い京都で撮影をしました。 忠臣蔵は京都でも縁のあるお話ですので、皆さんぜひ、劇場に足をお運びください。」と力を込め、 岡村は「改めまして、ムービースター岡村隆史です。映画では今までとは違う岡村隆史が見られます!『役者やって んだな』と思っていただければと思います」とコメントし、会場を沸かせました。 

 


 

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《以下は、その詳細レポートです。》
イベント開始間際になると一気に人が集まりだし、今か今かと待ちわびた観客が詰めかけ、アーケード街は一時騒然とした雰囲気に!大勢の観客が見守る中、人力車の前列に堤・岡村が、後列に中村義洋監督・池田史嗣プロデューサ ーが乗り込み、新京極商店街の交差点をスタートした。 堤・岡村を一目でも見ようと、声を掛けるファンや、学校帰りの学生たち、観光客が商店街に押し寄せた。 およそ 250mほどの雑貨店や飲食店が立ち並ぶ商店街の中、観客や商店街店主からの声援に見送られながらゆっくりと練り歩いた。 当日は忠臣蔵の討ち入り装束を模した特注の法被に身を包んだ一行は、トラメガを片手に堤「皆様ありがとうございます。『決算!忠臣蔵』は 11 月 22 日より全国公開です」 岡村「劇場でカッコいい姿を見てください」と、映画のPRを繰り返した。

kessanchu-ivent-550.jpg堤・岡村に握手を求めるファンに応えながら、アーケード街を進み、中間地点の誓願寺に到着。 誓願寺前で新京極商店街理事長の岡本喜雅氏より、堤と岡村から商売繁盛祈願の小判を贈呈した。 堤は「こんばんは。皆様寒い中どうもありがとうございます。今年の一月と二月の寒い京都で撮影をしました。 忠臣蔵は京都でも縁のあるお話ですので、皆さんぜひ、劇場に足をお運びください。」と力を込め、 岡村も「本当に寒い中、沢山の方にお越しいただきありがとうございます。改めましてムービースター岡村隆史です。 映画では今までとは違う岡村隆史が見られます!『役者やってんだな』と思っていただければと思います」 とコメントし、会場を沸かせた。

kessanchu-bu-500-2.jpgその後の舞台挨拶で、初めて人力車に乗ったという堤は「みんなに晒されてるようで恥ずかしかったけど、乗り心 地はすごいよかった」と感想を述べ、続いて岡村が「堤さんが『なんでこんなに男同士密着して…別に隣に座ってるのが竹内結子さんでも石原さとみさんでもええのにな…』とブツブツ言ってました」と暴露して笑いを誘った。 更に中村監督が「商店街のみなさんは暖かい恰好をされてますが、僕らは京都駅からタクシーで着いてすぐ、薄着の 上に法被を着せられて外に放り出されて…寒かったです」と皮肉のコメントをするも、岡村が「ホッカイロは沢山 もらいましたよ」とフォローを入れた。堤が「商店街のみなさんに手をふっていただいて、とても暖かかったです」 と続けた。
 
 
 

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京都での思い出を尋ねられると、堤「京都では何度も撮影をしていますが、おばんざいが美味しいですよね。大体どこのお店も美味しいし、お店の人もええ人やし」と述べた。 岡村は、「大学が京都でしたので、1 年だけ通ってました。ほとんど吉本の養成所とコンビニバイトの往復で、1 回生 の時は38 単位くらいとれたんですけど、2 回生のときは 4 単位しかとれなかったです。在籍は 8 年ほどさせていた だいて…親父からは『金をドブに捨ててるようなもんや』と言われたんですけども…そんな京都に久しぶりにきて、撮影のときに美味しい所もたくさん連れて行っていただいて、堤さんともお食事も一緒にさせていただいて、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。」と京都の思い出に浸った。 
 
 
 

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監督は「今まで地方でキャンペーンもしてきて、試写会の舞台挨拶もしたのですが、今日は有料上映だそうですね。 金曜日から全国公開にはなりますが、京都で撮影もしてきた想いもありますので、僕は今日が初日だと思ってます。」 と続けた。 本作は大石内蔵助が書き残した預置候金銀請払帳を元にしているが、監督が「今でも明細破棄しちゃう人とか、捨てちゃう人とかいるのに、江戸時代から現代までこんなに残ってるんだと、昔の人はすごいんだなと心打たれました」 としみじみ語った。 
 
最後に映画について、
堤は「僕はコメディとは言いたくない。確かに笑える場面もありますが、人間関係や、一人ひとりを細かくしっかり描いていて、共感できる誰かが必ずいると思います。脚本も読んだ時点で絶対に面白くなると 思っていましたが、色んな役者さんと演じて、撮影でどんどん立体的になってくるような、初めての感覚がありました。撮影中に絶対間違いないと自信を持てた作品です。」
岡村は「皆さんが知ってる忠臣蔵とは全然違う角度からの忠臣蔵になってます。自分がここは見せ場かなと思っているシーンがありまして、『太陽にほえろ!』を参考にしました。この後見てもらったら『あいつ、あれ、そうか!』と 思っていただける所がありますので(笑)、今日は最後まで楽しんで帰ってください。」
監督「お二人をはじめ、次から次に素晴らしいお芝居がどんどん続いていきます。たぶん 1 回だけでは見きれないと思いますので、2回、3回と観ていただきたいと思います!」と続けた。 
 
冬が近づき冷え込む京都で、商店街の人々の温かさに包まれたイベントになりました。 
 

【映画概要】
■原作:山本博文『「忠臣蔵」の決算書』 (新潮新書刊)             
■主演:堤真一、岡村隆史 、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、竹内結子、阿部サダヲ ほか
■脚本・監督:中村義洋   
■製作:「決算!忠臣蔵」製作委員会   
■配給:松竹株式会社
■©表記(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会 
公式サイト:https://chushingura-movie.jp/

■作品紹介:こちら

11月22日(金)いざ、討ち入り? 


(オフィシャル・レポートより)

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(日時)5月15日(水)15:40~16:00
(場所)大阪・道頓堀 とんぼりリバーウォーク(大阪市中央区)
(登壇)西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼、髙嶋政宏、深川麻衣



息もつかせぬ展開と壮大なスケールで描かれる、

戦後、日本が経験したことのない24時間。

 

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20XX年、12月23日未明。未曾有の事態が日本を襲う。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、わが国の領土が占領されたのだ。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じた。その旗艦こそ、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦≪いぶき≫だった。計画段階から「専守防衛」議論の的となり国論を二分してきた≪いぶき≫。艦長は、航空自衛隊出身の秋津竜太一佐(西島秀俊)。そしてそれを補佐するのは海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也二佐(佐々木蔵之介)。現場海域へと向かう彼らを待ち受けていたのは、敵潜水艦からの突然のミサイル攻撃だった。さらに針路上には敵の空母艦隊までもが姿を現す。想定を越えた戦闘状態に突入していく第5護衛隊群。政府はついに「防衛出動」を発令する。迫り来る敵戦闘機に向け、ついに迎撃ミサイルは放たれた…。息もつかせぬ展開と壮大なスケールで描かれる、戦後、日本が経験したことのない24時間。

日本映画を代表する俳優陣が集結して贈る、超ド級のエンタテインメント大作がここに誕生した。
 



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“令和初”大阪道頓堀イベントに5000人!

西島秀俊ハニカミながら関西弁で「観にきてや~!」

 

本作の公開を記念し、空母《いぶき》をイメージしたステージ船が道頓堀に登場!自衛隊初の航空機搭載型護衛艦〈いぶき〉の艦長・秋津竜太を演じる西島秀俊、副長・新波歳也を演じる佐々木蔵之介、訓練航海の取材のため乗艦していたネットニュース社の新人記者の本多裕子を演じる本田翼、第5護衛隊群の一つ潜水艦〈はやしお〉の艦長・滝隆信を演じる髙嶋政宏、コンビニエンスストアのアルバイト店員・森山しおりを演じる深川麻衣の5名が道頓堀に登場し、会場は大盛り上がりとなりました。


道頓堀川に空母《いぶき》をイメージしたステージ船が登場し、事前にご応募頂いた約900名のお客様と一目でも見ようと集まった多くの方々の拍手と大歓声の中、本作主演の西島秀俊に続き佐々木蔵之介、本田翼、髙嶋政宏、深川麻衣の5名が登場。会場が悲鳴のような歓声に包まれる中、一言ずつご挨拶。


ibuki-ive-500-3.jpg■ご挨拶

西島秀俊(以下、西島):
皆さん、こんにちは。このような天気のいい日にこうやって皆さんと直接会えてお話出来て本当に嬉しいです。たくさんの方々に温かく迎えていただいて心から感謝しています。ものすごく皆さんの顔がはっきり見えます(笑)不思議な感じですが、今日は時間いっぱいたくさんお話ししますので宜しくお願いします。


佐々木蔵之介(以下、佐々木):
こんにちは。いや~大阪は熱いなぁ!  この状況は僕、テレビの映像でしか見たことない絵面なんですよね(笑) こういうことなのかと。今日はたくさん集まっていただいて本当に感無量です。お暑い中ありがとうございます、楽しんでいってください!
 

本田翼(以下、本田):
今日は皆さんとこんな近い距離でイベントが出来てうれしいです。あと、私はいつも大阪の駅にいるので(大阪メトロのCMに出演中)よかったらチェックしてみてください。よろしくお願いします! 
 

髙嶋政宏(以下、髙嶋):
こんにちは。いや~本田さん日焼け大丈夫ですか?やばいですよ、逃げ場もないし…しかし私、たこ焼きがめちゃくちゃ好きなんで嬉しいですねぇ、大阪に来れて!大阪に来るときは日帰りが多いんですがいつも新大阪の駅で冷凍の明石焼きを買って帰ります。おいしいんですよ。時間がないので残念ですが本当は居酒屋ながほりとかカドヤ食堂のラーメンとか食べたいですけどね。(横から映画の話してくださいとツッコミが)映画の話ね!『空母いぶき』素晴らしい映画なので是非、皆さん劇場へお越しください!
 

深川麻衣(以下、深川):
大阪の皆さん、こんにちは。大阪にはお仕事で度々お邪魔させていただくのですが今日は本当に見たことがない光景にドキドキしています。限られた時間ですがどうぞよろしくお願いします。

 

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挨拶の後、今乗っている船が“空母いぶき”仕様で約14分の1サイズですが、と振られた西島は「ちゃんとスキージャンプ型にもなっていて、ビックリしました」とコメント。するとすかさず佐々木が「大阪はね、カニを何十倍にしたり、ふぐを何倍にもしたりするんですよ」と大阪名物である特大看板をいじり、「でも今回の船は小さくするという、大阪風に言うとこれはたこ焼きの舟を何十倍にしたみたいな感じですかね」とお客さんの笑いを誘った。


また、この船の乗り心地を聞かれ、本田は「前を向いても横を向いても後ろを向いても、みんなに会えるので嬉しいです」とコメント。深川も「大阪に来た時はいつも橋の上から川を眺めているのですが、今こうやって船から皆さんの顔を見上げているのはとても不思議な気分です」と話していたら、髙嶋が「実は今日、コンタクトを忘れてしまいまして・・・正直何も見えていないんです(笑)お客さんがどのような顔をして見て頂いているのか。きっとべっぴんさんばかりなんでしょうね。残念です(笑)」と続け、会場からは笑いと共に拍手が起こった。


ibuki-500-1.jpg映画の見どころの話に移り、「この映画を観て、本当に戦争っていけないんだなってつくづく思いました。来てほしくないけれど、来るべきそういう瞬間に備えなくてはいけないのかなと思うぐらい、今の世界を描いた映画です。」と髙嶋が語ったのを受け、本田も「当たり前の日常を守ってくれている人がいる事を知れる映画です」とコメント。西島は「現役の自衛官の方々に話を聞き、皆さん本当に大変な任務に就いていらっしゃいますが、家を出る時には必ず笑顔で家を出ると仰っていました。こういった方々のおかげで、いまこうやって平和に過ごせているのだと改めて感じます。日本にかつてない危機が訪れてそれにどう立ち向かっていくかという手に汗握る映画です。とにかく楽しんで頂いて、映画館を出た後に、平和に過ごしているかけがえのない時間の大切さを感じて頂けたらこんなに幸せな事はありません。」とそれぞれ映画の見どころを語った。


最後に「せっかく大阪にお越しいただいたので、関西弁でメッセージをお願い出来ますか?ぶっつけ本番で!」と急遽MCからの無茶ぶりが。

ああでもないこうでもないとみんなで相談を始め「改めて関西弁で、って言われると恥ずいですよ!(佐々木)」と頭を悩ませていたが、最後には西島からお客さんも入れてみんなでやろう!と艦長役らしい提案が。

そして、「空母いぶき」の掛け声に続き、約5,000人の観客とともに「観にきてや~~~!!」の絶叫とともにイベントを締めくくった。
 


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【公式HP】 https://kuboibuki.jp/

【原作】かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:惠谷治)
【監督】若松節朗
【出演】西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木
宏、戸次重幸、市原隼人、堂珍嘉邦
片桐仁、和田正人、石田法嗣、平埜生成、土村芳、深川麻衣、山内圭哉中井貴一、村上淳、吉田栄作、工藤俊作、金井勇太、中村育二、益岡徹、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市
【配給】キノフィルムズ  ©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

「空母いぶき」5月24日(金)より全国超拡大ロードショー!



(オフィシャル・レポートより)
 

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岡田将生、木村文乃が生國魂神社で『伊藤くん A to E』の大ヒット祈願!来年の抱負を語る。
(2017年12月22日 難波大社 生國魂神社)
 
「ランチのアッコちゃん」などの柚木麻子原作の『伊藤くん A to E』が、廣木隆一監督(『PとJK』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』)によって映画化された。いち早く放映されたドラマ版は伊藤という「痛男」に出会ってしまった【A】~【D】の女たちのエピソードを、崖っぷち脚本家の「毒女」莉桜が聞いていく話になっていたが、映画版では伊藤と莉桜の物語を中心に展開され、全く別の物語が立ち上がっている。
 
 
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超モンスター級の痛男、伊藤を演じた岡田将生と、脚本を面白くしたいがために、そのネタとなる悩み相談の女性たちを煽るしたたかさをみせる莉桜を演じた木村文乃が、12月22日いくたまさんの名で親しまれている大阪の生國魂神社に参拝し、2018年1月12日公開の『伊藤くん A to E』大ヒット祈願を行った。
 
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引き続き行われたのは、年末にちなみ酉年から戌年への干支の引継ぎ式。今年大阪のUSJで一日遊び、全乗り物を制覇したことが楽しかったという岡田と、大阪や京都が好きで、気に入った器屋に一人で行くこともあるという木村。それぞれフクロウと柴犬をゲストに迎え、写真撮影が行われた。来年の抱負を聞かれると「今年以上に羽ばたけるように」(岡田)、「ワンアップして頑張れるように」(木村)と干支を意識したコメントが飛び出した。
 
 
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自身が演じた役ならどんな抱負を持つかと聞かれると「伊藤は自意識過剰で嫌われるタイプなので、縁切りで忙しいのではないか」(岡田)、「(莉桜なら)良縁でしょうか。夢に向かってもがいている人なので、自分を支えてくれる人の存在に気付き、良い縁に恵まれ、ちゃんと脚本家として活躍できるように」(木村)と、自身の役柄を分析。
 
 
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さらに、大ヒット祈願と一緒にお願いしたことについては「あと少しで30歳になるので、もう少し自立していたい。成長するために色々な仕事に挑戦し、色々な役をできるように勉強していきたい」と岡田が答えると、「今年はずっとお芝居をさせていただいたので、(来年は)視野を広げるために色々なところに行き、色々なものを見てみたい」と木村が宣言。今年の仕事の充実ぶりから、ステップアップするためのインプットが必要と感じていることが伺えた。
 
 
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非常に個性的な役に挑んだ二人だが、それぞれの役について「伊藤に関しては最低の印象、まさにゼロから入ったので、それ以下になることはなく、(演じているうちに)少しずつ愛着が湧いてきました。人からあまり好かれることがない人間で、原作の柚月先生からは『好きにならないで』と言われていたけれど、なるべく伊藤の事を理解しようとしました。すごくこだわりがあり、自分の世界を持っている人なので、幼稚だけど自立している。僕は少しそういうところに憧れもしました」(岡田)、「映画の中で“バスタブ”が一つのキーポイントになるのですが、最初の台本を読み終わった時に、私の中にも“バスタブ”があるなと思いました。映画をご覧にならないと分からない話ですが、そのバスタブを私も莉桜と一緒に開けられたらいいなと思ったのです。そのうち最終稿が上がってきたのを読み、廣木監督の表現したいことが分かったので、そこを大事にしていきました」(木村)と、それぞれの役への思いを披露した。
 
 
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最後に、これからご覧になる方へ「人の見てはいけない部分を見て、クスクス笑えもしますが、廣木監督が『人は表面上に見えている部分ではないところがあるんじゃない?』と感じるところが、実は細かく描かれています。2回、3回とご覧になっても面白いでしょうし、ご家族と『あそこ、どうだった?』と話をしてもらうと楽しめるのではないかと思います」(木村)
「ある意味、恋愛ミステリーな部分もありますし、伊藤が何を考え、どう行動するのか目が離せなくなるところがあります。カップルしかり、女性同士しかり、来年の1月公開なので、この映画を選んでいただけたら、失敗はしないと思います」(岡田)
とメッセージを寄せた。
 
映画の出来に確信を持つだけでなく、登場人物たちの失敗する姿を見れば同じ轍を踏まないという二重の意味での「失敗はしない」映画。伊藤に接することでみっともない姿を見せる登場人物たちは、まさに自分の映し鏡かもしれないと思えるような、味わい深い人間観察エンターテイメントだ。
(江口由美)
 

『伊藤くん A to E』
(2017年 日本 2時間6分)
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子『伊藤くん A to E』幻冬舎文庫
出演:岡田将生、木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、田口トモロヲ、中村倫也、田中圭
2018年1月12日(金)~TOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー
公式サイト⇒http://ito-kun.jp/
(C) 「伊藤くん A to E」製作委員会
 

itarian2016-top.jpg《イタリア映画祭2016》 OSAKA
FESTIVAL DEL CINEMA ITALIANO 2016


~日本未公開の最新のイタリア映画を7 本一挙上映!~

 
「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001 年の春に始まった「イタリア映画祭」は、今年で16 回目を迎えます。
ゴールデンウィーク恒例のイベントとなり、毎年1 万人を超える観客が訪れています。今回は、2015 年以降に製作された日本未公開の新作7本を5/7(土)~5/8(日)ABC ホールに於いて開催いたします。コメディーもあればシリアスなドラマもあり、エンターテイメント大作からアート系映画まで幅広いプログラムです。



会期・会場:5月7日(土)~5月8日(日) ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
◆主催:イタリア映画祭実行委員会、イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
◆後援:イタリア大使館、イタリア総領事館 運営・宣伝協力:有限会社オフィス・リブラ 字幕協力:アテネ・フランセ文化センター
【公式サイト】:http://www.asahi.com/italia/
◆【一般の方のお問合せ】:050-5542-8600(ハローダイヤル:~5 月8 日)
◆前売り券販売は4月2日(土)10:00~5月6日(金)19:00まで
  【前売り1回券】一般1,300円/学生・60歳以上1,200円(日時指定・全席指定)
  【当日1回券】一般1,600円/学生・60歳以上1,500円(日時指定・全席指定)


 

《イタリア映画祭2016 東京》

~日本劇場未公開作品12本を上映~


◆会期:4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)
◆会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11 階)


 

■大阪会場・上映作品紹介■

★5月7日(土)
①12:30~ 『素晴らしきボッカッチョ』 (監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ) 120min
※上映後に野村雅夫さん(FM802 DJ)によるトークショー(約20 分間)があります。(入場無料)
②15:40~ 『俺たちとジュリア』 (監督:エドアルド・レオ) 115min
③18:15~ 『あなたたちのために』 (監督:ジュゼッペ・M・ガウディーノ) 110min
※上映後にジュゼッペ・M・ガウディーノ監督とプロデューサーと岡本太郎氏によるトークショーがあります。(入場無料)

★5月8日(日)
①11:00~ 『フランチェスコと呼んで-みんなの法王』 (監督:ダニエーレ・ルケッティ) 98min
②13:40~ 『私と彼女』 (監督:マリア・ソーレ・トニャッツィ) 97min
③16:00~ 『オレはどこへ行く?』 (監督:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ) 86min
④18:05~ 『暗黒街』 (監督:ステファノ・ソッリマ) 130min


 

STAR TREK-D-550-1.jpg大阪駅に2人のスポック現る!?『スター・トレック イントゥ・ダークネス』公開前夜祭!メガヒット記念イベント

大阪駅に2人のスポック現る!?
転送されたスタトレファンの大物芸人2人に大阪駅が騒然!!
ハイヒール・リンゴ「普段が特殊メークやのに、今日はさらにその上に特殊メークしてます!若井みどり師匠みたいやわ~!?」
リアルスポック原西「僕はバルカン人ならイケメンです!」

 

8月23日(金)より公開となる夏休み映画の大本命『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 公開を翌日に控えた22日(木)に大阪ステーションシティ5Fの時空(とき)の広場で公開前夜祭イベントが開催され、映画のヒット祈願が行われた。

19時開始のイベントにも関わらず、15時半から会場に訪れ、列に並ぶ熱狂的なファンがいるほど。時間が近づくにつれ続々と観覧の方が訪れ、先着で渡すスター・トレック特製団扇もすぐになくなってしまった。開始直前には立ち見を希望する観客で囲まれ、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』に対しての期待・盛り上がりが感じられ、会場は熱気に包まれた。イベントスタートと共に更に熱さは加速!大阪駅に突然スポックの衣装で現れた大物タレント二人の登場に付近は騒然、更に人込みは膨れ上がることになり、最終的に会場は約200人の人に囲まれ、大熱狂の中イベントがスタートした!

 


 

STAR TREK-D-550-3.jpg【公開前夜祭!メガヒット記念イベント】

・日時:8月22日(木) 19:00ー

・会場:大阪ステーションシティ5F 時空(とき)の広場

・ゲスト:ハイヒール・リンゴ/FUJIWARA原西孝幸/ゆりやんレトリィバァ

 

イベントが始まると、まずはMCからゲストの『スター・トレック』好きの芸人、ハイヒール・リンゴとFUJIWARA原西孝幸が紹介された。何と二人ともが劇中のキャラクター・スポックに扮して登場!ハイヒール・リンゴはトレードマークのロングの黒髪からスポックヘアスタイルに大変身! 「ウフーラとか女のキャラおるのに、何でスポックなん!?」と疑問を投げかけ、会場から笑いを誘うと、原西を見て「スポックっぽいな」とスポックにそっくりの原西を見て驚いた様子だった。

トークショーではファンである二人が『スター・トレック』の魅力や、最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』について語った。2人とも昔のシリーズから作品を見続けていて、原西はスター・トレックのドラマの主題歌を携帯の着信音にしていたことや、ラスベガスのスター・トレックのテーマパークで、スター・トレックのバーでお酒を飲んだ話などを披露した。

STAR TREK-D-240-2.jpg映画最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』について、リンゴは「今までのシリーズを見なくても十分楽しめることや、今までの冒険物+友情+愛というテーマが加わった事で、女性目線でも楽しんで見られる」と、女性ならではの意見を語った。原西も「スケールが大きくなり、女性も男性も、また子供から大人までみんなが楽しめる映画だ」と作品を紹介した。

その後、お笑い界の新星として今年NSCを主席で卒業した〈ゆりやんレトリィバァ〉が登場し、ネタを披露する場面もあった。それを見た原西も「スター・トレック」ギャグ3連発を披露!

スポックが長年愛されている名ゼリフとバルカンサインと呼ばれるポーズにかけ「長寿と繁栄をそして豚足を!」とギャグで対抗、大爆笑の渦を巻き起こした!…

また、映画のメガヒットを祈願し、だるまの目玉入れが行われることになったが、何と登場したダルマもスポック仕様!!2人は目の部分に『スター・トレック』のエンタープライズ号のクルーがつけているバッジのマークを入れる機転の利いた演出で映画公開とヒット祈願の本イベントを盛り上げた。その後フォトセッションが行なわれ、最後にリンゴが「私はこの映画を見て、早く次の映画が見たくなりました!ぜひ」皆さんもご覧ください!」と作品の感想を語り、笑いと熱気に包まれたイベントを締めくくった。

 


『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 8/22(木) 公開前夜祭!メガヒット祈願イベント Q&詳細


 

STAR TREK-D-550-2.jpgQ.お二人とも『スター・トレック』の大ファンだと聞いていますが?

リンゴ:テレビシリーズの「宇宙大作戦」から観ていました。スポックをやっていたレナード・ニモイが大好きでした。DVDやビデオも持ってますよ。だから今日、エンタープライズ号のクルーの格好が出来たのはとても嬉しいです。

原 西: 僕はピガード艦長がエンタープライズの艦長をやっていたシリーズから、全シリーズを観ました。携帯の着信音はシリーズ最新作「エンタープライズ」というドラマの主題歌をずっと着メロにしていましたし、ラスベガスの「スター・トレック」のテーマパークに行き、ドラマに出てくるバーで「ブラッディ・ワイン」というクリンゴン人が飲むワインを飲みました。それぐらい、「スター・トレック」が大好きです。

 

Q.最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の感想は?

リンゴ:今までのような冒険だけではなく、そこに「微妙な恋」の要素や人間愛が描かれていて、今回の映画は、女性目線でも観られる。今までのシリーズを観てない方でも全然楽しめると思う。あと3Dが素晴らしい。何度も、体をよけたりしてしまった。そして「エンタープライズ号」がこんなに大きいんだ!と迫力が体感できた。早く次の作品が観たい!

原 西: 「スタートレック」のテレビシリーズはドラマ1話観ても、完成されていて一話完結で楽しめる。(そこが「『半沢直樹』と違うとこやね」と、リンゴさんからのツッコミ)映画はその長いバージョン。でも、やっぱりドラマと圧倒的に違うのはスケールの大きさ。映画の世界に引き込まれました。そして今回はアクションが凄い。

 

STAR TREK-D-240-1.jpgQ.今回の映画のキャッチコピーは「人類最大の弱点は、愛だ。」お二人にとっての弱点は?

リンゴ:化粧をとると気が弱くなる。普通の日も特殊メイクに近いメイクなので、今日は特殊メイクon特殊メイクです。

原 西:前髪が全く遊ばない。今日、初めてこの髪型がバルカン人として受け入れられて良かったのですが、本当に前髪が伸びないんです。

 

Q.『スター・トレック』シリーズには度々登場する“転送”と言うシステムがありますが、もし自分を転送できるとしたら、お二人はどこに転送されたいですか?

リンゴ: これ、本気で言っていい?私は本能寺に行って、織田信長に「やられるで」と言いたい。「早く二条城に逃げ!」って。未来なら、「スター・トレック」の時代に行ってエンタープライズに乗りたいですね。

原西: 僕は、金髪に染める前の自分のところに行って、「やめとけ!ハゲるで!後々しんどいぞ」と言いたい。

 

Q.映画では仲間同士の葛藤や友情が丁寧に描かれていて感動します。お二人にも“相方”と言う大切な仲間がいます。特にハイヒールのお二人は今年結成30周年ですが、それぞれ相方に対して普段は言えない伝えたい言葉はありますか?

リンゴ: ハイヒールは今年30周年を迎えたんですが、相方のモモコは妄想ダイエットで8㎏痩せたんですよ。でも。半年で9㎏のリバウンド!スタイリストから、もう服ないですと言われているので、言いたいことは「ちょっと痩せて欲しい」です。

原西: あいつ(藤本)ずっと喋ってるんです。プライベートでもずっと喋ってるんですよ。僕と相方しか乗ってない車移動中でもずっとですよ。だから、言いたいことは「プライベートは黙れ!」です。

 


 

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

原題:STAR TREK INTO DARKNESS 2013年 アメリカ 2時間12分

監督・製作:J.J.エイブラムス

出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・チョウ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ピーター・ウェラー 

2013823日(金)~全国超拡大ロードショー

公式サイト⇒ http://www.startrek-movie.jp/index.php

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