レポートインタビュー、記者会見、舞台挨拶、キャンペーンのレポートをお届けします。

舞台挨拶の最近の記事

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橋本愛、だらしなさを求められる役に「なんて楽なんだろう!」
『PARKS パークス』大阪舞台挨拶(17.5.6 シネ・リーブル梅田)
登壇者:瀬田なつき監督、橋本愛 
 
今年で100周年を迎える吉祥寺・井の頭公園を舞台に、橋本愛を主演に迎えた瀬田なつき監督最新作『PARKS パークス』が、5月6日シネ・リーブル梅田で公開初日を迎えた。
『PARKS パークス』瀬田なつき監督インタビューはコチラ
 
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橋本愛が演じるのは、彼氏と別れ、大学も留年の危機を迎えた純。亡き父の学生時代の恋人、佐知子の消息を探す高校生のハルを永野芽郁が、佐知子の孫、トキオを染谷将太が演じ、純、ハル、トキオの3人が、佐知子の遺品から見つけたオープンリールのテープに録音された歌を完成させようと動き出す様子を、公園の過去や現在を浮かび上がらせながら描いていく。瀬田監督らしい軽やかさと風が吹いたような爽やかさ、そしてトクマルシューゴを音楽監修に迎え、地元のミュージシャンたちが出演して作り上げた様々な音楽の豊かさがを堪能できる作品だ。
 
 

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シネ・リーブル梅田で上映後に行われた舞台挨拶では、瀬田なつき監督と主演の橋本愛が登壇。脚本も担当した瀬田監督は、「ちょうど井の頭公園の池が100年を前にして水を全て抜く作業をしていたのを見て、ここから何か出てきたら面白いのではないかと発想。池に物を落とすのはやめてと公園の人に言われたので、池ではなく(佐和子の遺品から)テープを見つけることにしました」と、過去から現在、未来へと繋ぐ物語のアイデアにまつわる話を披露。一方、吉祥寺の印象を聞かれた熊本県出身の橋本は、「少し歩くとマニアックな音楽や映画がすごく充実している街。今と昔が共存していて、ここで生まれたらここで一生を終われるんだろうな」と、感慨深げに語った。また、本作の舞台となった井の頭公園については「普通の公園とは違う楽園感があって、フワフワした浮遊感や、100年も存在し続けることの神様感があります」としながら、「井の頭公園を見ているのと同じように体感できます。暮らしの中に公園があるように映ればいいな」と本作の見どころを語った。
 
 
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瀬田監督の演出について聞かれた橋本は、「大まかなリクエストとしては『軽く』で、それが一貫していれば、後は何をしても許される現場でした」。橋本が演じる純役については「だらしなさが求められる役ですが、私自身はちゃんとだらしない人なので、役でそれを求められ、『なんて楽なんだろう』と思いました」と素の自分が役に投影されていることを明かした。染谷将太や永野芽郁との共演については、「(映画ではワイワイしているが)、慣れ合っていた訳ではありません。染谷さんは大人だし、芽郁ちゃんもすごくしっかりしていて、普段の会話をしなくても現場に入ればできるんです」と橋本が語ると、瀬田監督は「撮りながら、(三人の掛け合いが)すげぇ!と思っていました」と笑顔でコメント。メリハリの効いた撮影現場であることが伺えた。
 
 

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橋本自身もギターの弾き語りを披露するなど、音楽映画としても要チェックの本作。一番後世に残したい音楽はとの問いに、橋本はズバリ「この映画のサントラを聞いてほしい!」。「映画の中に入っていないシーンの音楽もありますし、シーンの続きを連想できるものもあります。映画を観る前にサントラを聴いて、観てからもう一度聴くのをオススメしています」と、友達にも先にサントラを聴くように勧めていることを明かした。そんな橋本の歌っているシーンは瀬田監督のお気に入りのシーンでもあるそうで、「染谷さんや永野さんと一緒にセッションのようにふわっと部屋で演奏するシーンは、ちゃんとだらしない橋本さんの魅力が出ています。どれも見せたい!と思いながら編集をしていました」。
 
 

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最後に、
「大阪でも公園100周年があれば、是非撮りたい。色々な見方ができる映画ですし、橋本さんと一緒に初日を迎えられて、うれしいです」(瀬田監督)
 
「個人的にすごく好きな映画。皆さんもそういう気持ちになってもらえたらうれしいです。本当は映画を観た後、井の頭公園に行ってもらいたいのですが、それができなくても皆さんの思い出の公園や近所の公園、生活の染みついている場所で、この映画のことを反芻して、それぞれの感動として持ち帰っていただけたらと思います」(橋本)
 
と笑顔で挨拶し、映画のように爽やかな舞台挨拶を終了した。
 
ポップな音楽からヒップホップまで様々なジャンルの音楽に彩られた『PARKS パークス』。映像や編集にもこだわりがたっぷりの瀬田マジックを、一度だけではなく、是非何度も味わってほしい。
(江口由美)

<作品情報>
『PARKS パークス』(2017年 日本 1時間58分)
監督・脚本・編集:瀬田なつき
出演:橋本愛、永野芽郁、染谷将太/石橋静河、森岡龍/佐野史郎他
2017年4月22日(土)~テアトル新宿、5月6日(土)~シネ・リーブル梅田、5月13日(土)~神戸国際松竹、初夏~京都シネマ他全国順次公開
公式サイト⇒http://parks100.jp/  
(C) 2017本田プロモーションBAUS
 

nekonin-okinawa-550.jpg映画『猫忍』、沖縄国際映画祭でファンに初お披露目
舞台挨拶&レッドカーペット オフィシャルレポート

こじらせ忍者×オヤジ猫!
仰天コラボで織りなす、笑いと癒しのモフモフ時代劇!


「猫侍」製作チームが再び贈る、新たな痛快癒し活劇『猫忍』が、4月20日(木)から23日(日)にかけて開催された第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」の特別招待作品に選ばれ、主演の大野拓朗と主演ネコ金時、渡辺武監督が舞台挨拶とレッドカーペットに登場しました。



nekonin-pos.jpg本作の主人公は、生き別れた父親が変化の術で白茶トラ猫(金時)に化けたと思い込んでいる、霧生忍者の久世陽炎太。映画『猫忍』は、父を元の姿に戻そうと旅する陽炎太と猫の大活劇を描く。陽炎太を演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」などの若手演技派俳優・大野拓朗。そして、陽炎太の父親、剣山を演じるのは、名優・船越英一郎を筆頭に、佐藤江梨子、渋川清彦、鈴木福、永澤俊矢、柄本明、麿赤兒といった人気・実力を兼ね備えた面々が集結。そして、「猫侍」でブレイクした“あなご”と“春馬”に続くネクスト猫スターに抜擢されたのは、「父上」役を演じる、貫禄たっぷりのオヤジ猫“金時”!ゆとり系忍者とメタボ猫、そして奇奇怪怪な面々が壮大なロケーションの中、いまだかつてない笑いと癒しの大旋風を巻き起こします!


大きな拍手に迎えられて、「猫忍」の主演・大野拓朗と渡辺武監督がミハマ7シネプレックスに登場した。

司会者から映画祭への参加の感想を聞かれると、大野拓朗は「本日は沖縄国際映画祭にご招待いただき、大変大変嬉しく思います。また、数ある上映作品の中から「猫忍」を選んでご観劇くださり、誠にありがとうございます。本作のキャッチコピーは「笑いと癒しのニンジャ活劇」です。登場する個性的なキャラクターたちがとても面白くて、主役猫の金時も可愛いので、元気が出たり、ほっこりと癒されていただけると思います」と感慨深げに挨拶。


渡辺武監督は「この度はお招きくださり、ありがとうございます。本作は出演陣も豪華で、船越英一郎氏や麿赤兒氏、柄本明氏など、日本俳優界の重鎮が共演を果たしている事も見所のひとつで、老若男女、沢山の方々に楽しんでいただける作品になっています。」と自信を覗かせた。


nekonin-550.jpgこの日が、一般のお客様への初披露になると知らされると、観客も大いに沸いた。撮影の裏話を聞かれた大野は「忍者映画は、ハリウッド作品も含めて世界中で沢山製作されていると思いますが、その多くはCGを使い迫力を出しています。しかし『猫忍』はかなりアナログな手法で撮影をして、例えば、すいとんの術は、水面から竹筒が出ているだけです(笑)。でもその手作り感が情緒を醸し出していると思います。そして、CGを使用しないので、その分アクションは身体を張って全力で演じる必要がありました。ワイヤーなどを多用しながら撮影した立ち回りのシーンは、本物の迫力を表現出来ていると思います」と見所を紹介。また、役作りについて大野は「忍者 映画はありとあらゆる作品を見て勉強しました。世界的に『忍者』と評されている広島東洋カープの菊池涼介選手の動きまで参考にさせていただきました。」と、作品に掛けた思いを熱く語った。


マスコミ陣によるフォトセッションに合わせて、主役猫の金時も登場。大野の言葉通り愛くるしい表情を客席に向けると、お客様の安堵のため息に加え、癒しの笑顔に包まれた。


nekonin-okinawa-500-1.jpgた国際通りで行われたレッドカーペットに、すでに初夏の照りつけるような日差しの中、大野拓朗はその懐に金時を抱え、渡辺武監督と共に登場した。レッドカーペット添いに集まった観客からの大歓声と、たくさんの携帯カメラに、笑顔で応える大野。そして、渡辺武監督はその勇姿を納めようと、ビデオカメラを自らの手で回しながら、レッドカーペットを記録に残した。その模様の一部を公開する。
 


『猫忍』

【物語】
霧生の忍者・陽炎太(大野)は、幼いころに消息不明となった父親・剣山(船越)が、変化の術で変身したと思い込んでいる猫・父上と一緒に暮らしている。剣山が持ち出したと言われている秘伝の巻物を取り戻したい霧生の里の党首・桂木(麿)は、剣山の居所について何かを知っているのではないかと思われる陽炎太を捕らえようと手下を送り込むがことごとく失敗に終わっている。陽炎太の幼馴染みの忍者・燕(藤本)も彼を追うひとりだが、じつは猫を父上と呼ぶ陽炎太をつねに心配して陰では助力してくれている。そんなある日、やはり剣山を追う冷酷なくノ一・紅葉(佐藤)が陽炎太の前に現れて…。

 

■出演:大野拓朗  金時(猫) 佐藤江梨子 藤本泉 渋川清彦 鈴木福 ふせえり 永澤俊矢 / 柄本明  麿赤兒/ 船越英一郎  語り:森本レオ 
■監督:渡辺武 脚本:永森裕二/黒木久勝/池谷雅夫

■企画・配給:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:ラインバック/製作:「猫忍」製作委員会
          
2017/日本/約95分/カラー  
■(C)2017「猫忍」製作委員会

公式サイト⇒ http://neko-nin.info/

2017年5月20日(土)~角川シネマ新宿ほか全国ロードショー

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高さ日本一の観覧車を桜色に!

神木隆之介、清原果耶、加瀬亮が

大阪・EXPOCITYで3000人超を熱狂の渦に!


【大阪プレミアムレッドカーペットイベント】
 

映画『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督の最新作で、神木隆之介ら豪華キャストが出演する映画『3月のライオン』。現在絶賛公開中の【前編】に引き続き、4月22日(土)には【後編】が公開される。その前編公開記念と後編の大ヒット祈願を兼ねて、主演の神木隆之介、共演の清原果耶、加瀬亮が4月1日、大阪に参上!EXPOCITYで大阪プレミアムイベントを実施し、同所にある高さ日本一を誇る観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」を桜色に点灯した。


神木ら一行は3000人超の観客の大声援を浴びながら、レッドカーペットに登場。円形に配されたレッドカーペットを映画タイトルが書かれた特製のLEDフラッシュボールを投げつつ歩き、ファンとの交流を楽しんだ。


ステージに登場した神木は「寒いっすね」と春先とは思えぬ夜の寒さに縮こまりながら、艶やかワンピの清原に「寒そうだね」と声をかけて笑わせつつ「大阪は何度か仕事で来ていますがいつも日帰りなので、いつかゆっくりできれば」とナニワを満喫したい様子。大阪出身の清原は「この場所は観覧車が出来る前に来たことがあります」と懐かしそうだった。


同映画のイベント初参加の加瀬は「誤解を招くかもしれないが」と切り出すと「この映画は将棋の映画ではありません」と驚きの発言。観客から「え~!?」との戸惑いの声が上がると「将棋を題材にはしているけれど、本気で何かに打ち込んだことのある人、立ち止まって先に進めなくなった人とか、将棋に限らず何かに思いをかけたことがある人すべてに見てほしい」と人間ドラマが核になっていることを強調した。


それに神木も同意する形で「僕が演じた桐山零という高校生のプロ棋士が、様々な人に会って孤独を溶かしていく成長の物語でもある。戦いの前編、愛の後編と呼ばれているけれど、2つで1つの作品です。皆さんを後押しするような、寄り添えるような存在の映画になれば」と思いを込めた。


一方、川本3姉妹・次女を演じた清原は撮影を「休憩時間に神木さんがマジックを見せてくれたり、一緒にゲームをしたり和気あいあいでした」と和やかに回想。すると棋士役の加瀬は「ビックリした!」と目を丸くし「将棋パートはカットがかかるたびに皆が凄く疲れたような表情を浮かべていた。まったく違う雰囲気でしたね」とテイストの違いに驚いていた。


3lion-expo-500-1.jpgそしてイベントは、待ちに待った観覧車の点灯式に。司会者が点灯式を忘れてフォトセッションの指示を出してしまう天然エイプリルフールな一幕もあったが、「俺一人じゃ寂しい」という神木発案で点灯の合図は大阪らしく「おおきに!」と全員で声掛けすることに。関西人の清原から「大丈夫!」とイントネーションのお墨付きを得た神木と全員が一体となって、日本一の高さを誇る観覧車を桜色に染めた。


神木は「点灯式の経験があまりないので、いい思い出として残りました」と寒さも吹き飛んだ笑顔で「大阪の皆さんの温かさを実感しています。後編も、何かに悩んでいるような方に寄り添える作品になれば嬉しい。観客の皆さんが温かい気持ちになって『いい作品だった』と言ってもらえたら」と後編公開ラストスパートに意気込んだ。
 



『3月のライオン』

【STORY】

3lion-550.jpg中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった……。


ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。
 


監督:大友啓史
出演:神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶佐々木蔵之介 加瀬亮 伊勢谷友介
前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏
伊藤英明 / 豊川悦司
原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
配給:東宝=アスミック・エース (C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

『3月のライオン』【前編】 絶賛上映中 【後編】 4月22日(土)~ 2部作連続・全国ロードショー!


(プレスリリースより)

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林遣都&東伸児監督、市原悦子との撮影秘話を語る。『しゃぼん玉』舞台挨拶
(17.3.25 テアトル梅田)
登壇者:東伸児監督、林遣都さん 
 
直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説『しゃぼん玉』が林遣都主演で映画化、関西では3月25日(土)よりテアトル梅田、シネマート心斎橋、京都シネマにて公開されている。監督は本作が初長編作となる、TV「相棒」シリーズで監督を務めてきた東伸児。素晴らしい日本の原風景であり、歴史ある平家まつりが行われている宮崎県椎葉村を舞台に、市原悦子、綿引勝彦らベテラン俳優陣らと林遣都が紡ぎ出す魂の物語は、間違えることはあっても、誰でも人生をやり直せると、そっと背中を押してくれる。
 
公開初日のテアトル梅田で上映後に行われた舞台挨拶では、まだ映画の余韻が残る満席の劇場に東伸児監督、伊豆見翔人役の林遣都さんが登壇。観客とのあまりにもの近さに驚きながらも、立ち見のお客様も見える客席を前に、感謝の言葉で始まった舞台挨拶の模様をご紹介したい。
 

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―――ご覧になった観客からは「今までにない林遣都さんの一面が見れた」という声が多い作品ですが、新しい林さんの一面を出したいという狙いはあったのですか?
東監督:特別そういう思いはありません。3年ぐらいかけて脚本を書きましたが、キャスティングについては林君がスケジュールがちょうど空いていて出演してもらえそうだということで、1時間ほど会ってお話したことがありました。その時の林君がとても良くて。ちゃんと20代の青年として挫折もあり、きっと誰かを羨んだり妬んだりしたこともあるだろうと思ったんです。キャスティングは共犯者、この人と心中したいと思う人を見つけることなのですが、共犯者を見つけるには、何か一つでもいいから「この人となら、一緒に闘っていけるのではないか」と思えることを感じることが大事。新しい一面というより、この林遣都が演じる伊豆見翔人を見たいと思って演出しました。
 
―――演じる側として、今までの作品とは違う自分をという意気込みはありましたか?
林:常にどの作品でもそのように思っているので、今監督におっしゃっていただき、そこまで自分の中身を見ていただいていたのだなと、鳥肌が立ちました。
 
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―――映画の中で林さん演じる伊豆見は、逃亡先の宮崎県椎葉村で出会うスマ(市原悦子)やシゲ爺(綿引勝彦)らから、たくさんの愛情や厳しい言葉もかけられます。お二人が今までお仕事の中で愛情や厳しさを教えてもらった人はいらっしゃいますか?
東監督:大学入学時に上京し、大学を卒業するときに映画監督を目指そうと思ったのですが、その時に「夢があって羨ましい」という言葉と、日本映画が一番底の時期だったので「夢ばかり見て、どうするんだ」という言葉をずっと色々な人からかけられたのです。そんな時、電話で実家の母親が「お前は勇気があるよ」と言ってくれました。確かにその時の自分はすごく勇気を出していて、それを母親に言い当てられた時にすごくホッとしましたね。
林:デビュー作(『バッテリー』)の滝田洋二郎監督が、今までで一番厳しかった監督でした。当時僕は15歳ぐらいでしたが、何も分からない時に怒鳴り散らされ、本当に怖かったです。その分、うまく出来た時や、必死に食らいついていったときは、それと同じぐらいの愛情で返してくださいました。今でも年に一度連絡を取らせていただいているのですが、その時も厳しい言葉をかけてくださいますし、「ずっと勉強しなさい。でもいい子になっちゃだめだよ」と。大きなきっかけを下さった方ですね。
 
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―――林さんと市原悦子さんとの共演シーンは、本作の大きな見どころですが、林さんご自身は市原さんにどんなイメージを持たれていましたか?
林:遠い、遠い次元の方。小さい頃から「日本昔ばなし」を観ていましたし。お会いすると、みなさんがお持ちのイメージ通りの「スマおばあちゃん」に近い、心の優しいおばあちゃんでした。
 
―――芝居についてのお話はされましたか?
林:ほとんどなくて、最初にお会いしたときに「とても難しい役ですね」と一言だけ言われました。最後、とても難しく重いシーンを撮影した後に、「役者という仕事は大変だけども、しっかりとやっていかなければいけないですね」という言葉をかけていただきました。
 

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―――東京での舞台挨拶で市原さんは、来場できないからとボイスメッセージを寄せて下さり、林さんも感極まっていらっしゃったそうですね。
林:市原さんから「林さんとの共演は忘れられないものになりました」という言葉をいただき、その言葉は僕の生涯の宝物です。この撮影以来お会いできていないので、早く元気になっていただきたいし、映画の感想も聞いてみたいです。僕も、ずっと見ていただけるように、役者業を頑張っていきたいです。
 
―――林さん演じる伊豆見は人の温かみに触れることができず、孤独をずっと抱えて生きてきた、そして将来への不安も抱えている人間です。どうやって生きていけばいいかわからないという手探りの若者像は共感できる部分が強かったですか?
林:原作を読んだとき、自分とはかけ離れた人間だと感じ、共感しようとも思わなかったです。改めて自分が苦しいことも嬉しいことも、学生生活も恋も、当たり前のように家族と過ごしてきて恵まれているなと感じました。この役はすごく覚悟がいる役でした。
 
―――若い人が上の世代と繋がっていく様子も丁寧に描かれていましたが、どのようなメッセージが込められているのでしょうか?
東監督:僕自身田舎から上京し、アルバイトをしながら大学に行き、一人で都会にいた訳です。そういう人が道を踏み外すことは全然不自然ではなく、そこにあるものに手を出すか、出さないかだけのことです。僕がなぜ手を出さなかったのかと考えると、やはり裏切れない誰かがいる。悲しませてはいけない誰か、家族や親、兄弟、友人がいる。そういう人がいることがとても大切で、この映画ではそれを見つけることができたという話なのです。
 
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―――最後に一言ずつお願いいたします。
東監督:少し市原さんのお話をさせていただくと、市原さんはラストシーンは死にたかったと。生きていてもらえませんかと僕は話しましたが、このラストシーンはそんなにハッピーエンドだとは僕も思っていません。伊豆見は帰る場所が出来た。それはとても素敵な話ですが、ファンタジーではない。帰ってきた時から現実が始まり、仕事や結婚はどうするのか。一番大きいのは、スマの老いをどうするのか。僕はそれを背負って伊豆見には生きていってもらいたいのです。市原さんは、彼の重荷になりたくないと思っていたようですが、それを背負って生きていくラストシーンにさせてもらいました。今日はありがとうございました。
林:この『しゃぼん玉』は、僕にとってとても大事な作品で、監督はじめスタッフ、キャストの皆さん、そして宮崎県椎葉村というとても素敵な村の皆さんの支えがあり、僕もこの役を務めることができました。出来上がって、色々な方の感想を聞き、益々自信を持ってもっとたくさんの方に観ていただきたいと心から思っています。みなさん、是非勧めていただければうれしいです。今日はありがとうございました。
(江口由美)

<作品情報>
『しゃぼん玉』
(2017年 日本 1時間48分)
監督:東伸児
原作:乃南アサ『しゃぼん玉』 (新潮文庫刊)
出演:林遣都、藤井美菜、相島一之、綿引勝彦、市原悦子
2017年3月25日(土)~テアトル梅田、シネマート心斎橋、京都シネマ他全国順次公開
公式サイト⇒ http://www.shabondama.jp/
(C) 2016「しゃぼん玉」製作委員会
 

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「俳優と役が重なる瞬間、演じる以上のとんでもない何かが映像に残る」
大友監督、神木隆之介キャスティングを語る~『3月のライオン』大阪舞台挨拶
(17.2.28 TOHOシネマズ 梅田)
登壇者: 大友啓史監督、神木隆之介、清原果耶  
 
幼少期に家族を交通事故で亡くし、17歳でプロ棋士として一人暮らしをする主人公、桐山零が、ある3姉妹と心を通わせながら、自身の運命や厳しい将棋の世界に立ち向かっていく感動物語、『3月のライオン』。羽海野チカ原作の国民的人気コミックであり、TVではアニメがオンエア中の同作を、大友啓史監督(『るろうに剣心』シリーズ)が実写化。前編は3月18日より、後編は4月22日(土)より、全国ロードショーされる。
 
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子役出身で小さい頃からプロの役者として生きてきた人気俳優、神木隆之介が、生きるためには将棋をすることしか選択肢がなかった桐山零の人間として、棋士としての成長を自らの境遇を重ね合わせるかのような実感のこもった繊細な演技で体現。孤独だった零が心を通わせた三姉妹の次女、ひなたを演じるのは、NHK朝ドラの『あさが来た』でその初々しさが話題となり、今最も活躍が期待される若手女優、清原果耶。複雑な家庭事情の中、いつも笑顔で周りを明るくするひなたを瑞々しく好演、不条理な目に合わされても真っすぐに自分の考えを貫く新の強さを印象付ける。家族、将棋仲間、師弟との関係を通じて成長していく姿、静粛な中に、想像を絶する葛藤を抱えたプロ棋士の試合、その人生。様々な人の生きざまが重なり、青春物語でありながら、重厚な味わいを残す見ごたえ十分の作品だ。
 
 

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一般公開を前に2月28日(火)TOHOシネマズ梅田にて行われた大阪先行上映会では、大友啓史監督、主演の神木隆之介、ひなた役の清原果耶が舞台挨拶で登壇。大スクリーンと満席の観客を前に感動の面持ちで挨拶をする神木、清原の横で「二人を見ていると、保護者みたいな気分」と笑わせた大友監督は、「本当に早く見てほしい作品。今日は大阪に持ってこれてうれしいよね」とワクワクした表情を浮かべ、大阪出身の清原がおすすめスポットにUSJを挙げると、「若いね~。俺は道頓堀に行くよ」と親子のようなトークに。
 
 
 
 
 
 
 

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子どもの頃から大人の中で仕事をしてきた神木は、若くしてプロ棋士の道を歩む主人公零と自身で重なる部分があるかという問いに「監督に言われて気付きました。小学校の頃に親から、『一人の役者として現場に立て。できるというのは当たり前のことだから、自覚しろ』と言われてきました。子どもだけど一人の役者として見られている。その見られ方と僕が意識している相手の方という見方が、もしかすれば桐山零が、相手の棋士が本気で倒そうとしてくるなら、プロとして本気で立ち向かうという点で、共通している訳ではないけれど、共有することはできる。そう思って役作りしました」。一方、そんな神木が主人公、零のプロフィールと次々に重なったという大友監督は、「俳優と役が重なる瞬間は、どこが重なっているか分からないけれど、もしかしたら演じる以上のとんでもない何かが映像に残っちゃう可能性があります。その可能性はキャスティングの時プロフィールを考えながらやっていますが、神木君とは『るろうに剣心』の次に何をやろうかと思ったとき、(雫役が)見事にはまりました。見てもらえれば、うまくいったかどうかは火を見るよりも明らか」と作品の出来栄えに自信を覗かせた。
 
 
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零が家族のように慕う三人姉妹の次女ひなたを演じた清原は、役作りのために大友監督の提案により撮影で使った家でお泊り会を行い、「スーパーにお買い物に行ったり、原作に出てきた豚コマカレーを作ったり、みんなでお風呂に入って、寝たりしました」と長女あかり役の倉科カナ、三女そそ役の新津ちせとの絆作りに役だったことを明かすと、小さいころから祖父と将棋を指していたという神木は、「プロとなると、指し方や立ち振る舞いが全然違います。箸で物を取るように、駒に慣れているので、一から練習で、時間があればずっと指していました」とプロ棋士という役柄を演じる上で研究を重ねたことを語った。
 
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本作は零が対戦する名人級の棋士たちの将棋も見どころの一つ。脂ののった俳優陣が、個性豊かな棋士を演じているが、そんな濃いキャストの意外な一面として神木は、英兄と慕う伊藤英明が風呂の入り方や身体によい食べ物の話をしょっちゅうするという健康オタクな一面を披露。また、育ての親であり将棋の師匠である幸田役の豊川悦司について「豊川さんは、11歳の時出演した『妖怪大戦争』では倒すべき敵役で、久しぶりに再会し、『本当の息子を見ているようだ』と微笑ましく見ておられた」と言えば、大友監督も「ぼくは初めてご一緒する人が多かったが、神木君はほとんどが共演したことのある人ばかり。ぼくは2倍以上生きているのに、彼の方がキャリアは長い」と自虐的コメントで、神木の長きに渡る活躍ぶりを称えた。
 
 
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最後に「ここにいる若い二人を含めて、キャストたちが本当にいい仕事をしています。実写化するのは非常に手ごわい作品でしたが、満足のいく作品になっています。ここに来ていないキャストやスタッフの魂も入っているので、彼らの分も、よろしくお願いいたします」(大友監督)
「この作品はキャストの皆さんと監督と長い期間、すごい力を入れて撮影した作品なので、自信を持ってお届けできます。最後までしっかりと観て、この作品を愛してくださったらうれしいです。ありがとうございました」(清原)
「今から観ていただく作品が、僕らの全てなので、ぜひゆっくりと楽しんで観ていってほしいです。ぜひこれからもこの映画のことをよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」(神木)
と挨拶し、会場から大きな拍手が沸き起こった。
 
20代ながら高校生役が全く違和感のない神木隆之介と、15歳とは思えないしっかりとした受け答えと落ち着いた物腰で、女優の品格を感じさせた清原果耶。若い二人が葛藤しながら成長する登場人物たちと重なる青春ドラマは、どの年代の人にも共感を呼ぶ重厚な人間ドラマでもあり、そしてエンターテイメント性も備えている。棋士というプロの世界もしっかり描いた大友監督の新たな代表作をお見逃しなく!
(江口由美)
 

<作品情報>
『3月のライオン 前編/後編』
(2017年 日本 2時間18分)
監督:大友啓史 
原作:羽海野チカ『3月のライオン』 (白泉社刊)
出演:神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介 加瀬亮
前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏 
『3月のライオン 前編』2017年3月18日(土)~
『3月のライオン 後編』2017年4月22日(土)~
TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ なんば、TOHOシネマズ 二条、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、109シネマズHAT神戸他全国ロードショー
公式サイト⇒ http://3lion-movie.com/
(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
 

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「チュウしてええか?」中川大志、関西弁の決め台詞に観客悶絶!『きょうのキラ君』大阪先行上映会舞台挨拶(17.2.10 TOHOシネマズ 梅田)
登壇者:中川大志 飯豊まりえ 
 

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クラスで人気の学校一のモテ男“キラ”の秘密を知り、他人と関わることが苦手な少女”ニノ“が大きな一歩を踏み出す、胸キュン泣き必須のラブストーリー『きょうのキラ君』が、2月25日(土)から全国ロードショーされる。
 

原作は『近キョリ恋愛』をはじめ、女子憧れのラブストーリーを紡ぎ出しているみきもとの大ヒットコミック。学校一のモテ男という少女マンガならではのキャラクターを熱演したのは、『全員、片思い』やNHK大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀頼を演じ、その演技力に次世代のスタートの呼び声も高い中川大志。周りから浮いてしまうう内気女子が勇気と愛を知り、成長していく姿を瑞々しく演じたのは、『MARS~ただ、君を愛してる~』でも好演、今年は主演作が続く注目株の飯豊まりえ。フレッシュな二人が一生懸命思いを伝え、かけがえのない存在になっていくまでの道のりを全力で見せてくれる直球ど真ん中のラブストーリーだ。

 
 

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一般公開を前に2月10日(金)TOHOシネマズ梅田にて行われた大阪先行上映会では、主演の中川大志、飯豊まりえが舞台挨拶で登壇。上映後だけに、中川や飯豊は観客の反応が気になって仕方がない様子。大歓声を前に、「映画良かった?(カッコ良かった!との声に)うれしいですね。すごく感想が気になります。短い時間ですが楽しんでください」(中川)、
「緊張しちゃうな。みんな泣いてる?短い時間ですが、楽しんでください」(飯豊)と挨拶し、いきなり観客と会話しているかのような雰囲気に。
 
 
少女マンガの映画化作品主演が初めてとなる中川は感想を聞かれ、「 ついに来たか!ついに自分がやるんだと思いました。今までやったことがないジャンルだったので、不安もあったけど、楽しみで。みきもと先生の原作を読み、初めての少女マンガでしたが、『こんなセリフを言うんだ!』と思って、すごく練習しました」と少女マンガ初体験の感想語り、堂々とした決め台詞の裏には練習あるのみだったことを明かした。
 
 

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一方、恋にひたむきで純粋な女の子、ニノを演じた飯豊は、「自分自身も恋にはまっすぐ。好きな人にタイムリミットがあるなら、楽しい時間を共有したいとニノちゃんみたいに思う。共感したので、準備もしやすかった」と劇中のニノそのままの柔らかい雰囲気で語った。 
 
 
バレンタインが近いだけに、学校でキラ君のようにもてたかどうかという話題に。「映画の世界とはまた違いますよ」とはぐらかしながら否定をしなかった中川に飯豊は「中川君はカーテンの刑をしているところを廊下から観ていたいタイプ」と劇中の萌えシーンを引き合いに出すと、「(自分でするのは)結構ハードルが高いので、そっと観ていたい」と中川も同意。 最後には飯豊が「やってみたいかも!」と肉食女子の顔を見せる一面もあった。
 

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そんな二人は印象に残っているシーンを聞かれ、「 二人がまだ恋に落ちる前に『すげえじゃん、おまえ!』と言われたとき。二人の始まりのシーンで、キュンときました」(飯豊)、「キラの誕生日会をニノが開いてくれたのに、途中で帰ってしまった彼女を追いかけて思いを伝えるシーン。 2月の夜の海沿いで、上半身裸で本当に寒くて、人間ってこんなに小刻みに動くんだというぐらい動いていました」(中川)とそれぞれ振り返ると、観客もお待ちかねのあの決め台詞が。
 
 
「こいつおれの彼女になったから、誰もさわらないように」。
クラスメイトがいる前で、言えて気持ちよかったという中川の言葉に、既に絶叫気味の観客をさらに熱狂される一言が。飯豊に関西弁でと促されて、一言、
 
 

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「ちゅう、してええか?」 
 
客席が「きゃあ~~~」の悲鳴で埋め尽くされ、場内のボルテージは最大に!さらに中川と飯豊の二人が、バレンタインのチョコレートを客席に配るサプライズの趣向もあり、後ろの方まで客席の中を周りながら観客と触れ合った二人。最後に舞台上から観客と一緒に自撮り写真撮影会も行われ、まさに舞台と客席が一体となった舞台挨拶になった。
 
 

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最後に「寒い中お集まりいただき、ありがとうございいました。みなさん笑顔だったので安心しました。私にとってもかけがえのない作品なので、みなさんにとってもかけがえのない作品になれば」(飯豊)、「公開前に観ていただいたみなさんは特別のお客さん。『キラ君、超いいよ!』といいことだけを伝えてほしい。大阪に久しぶりに来れて良かった。また来ます!」(中川)と挨拶し、最後まで観客に手を振りながら二人も舞台挨拶を楽しんでいたことが伺える、熱気あふれた時間となった。映画の中のキラとニノのように息ピッタリな二人。その10代の輝きが、そのまま作品にも表れた初々しいラブストーリーをお見逃しなく!

(文:江口由美   写真:河田真喜子)

 

<作品情報>
kyounokirakun-500-1.jpg『きょうのキラ君』
(2017年 日本 1時間49分)
監督:川村泰祐
原作:みきもと凛「きょうのキラ君」(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈 
2017年2月25日(土)~TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ なんば、TOHOシネマズ 二条、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、109シネマズHAT神戸他全国ロードショー
公式サイト⇒ http://kirakun.jp/
(C) 2017「きょうのキラ君」製作委員会
 

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自分自身の一番奥の神様とともに歩く”窪塚洋介『沈黙―サイレンスー』について語る

(2017年2月4日(土) TOHOシネマズ梅田にて)

登壇者:窪塚洋介


silence-550-A.jpg現在公開中の『沈黙-サイレンス-』は、巨匠マーティン・スコセッシ監督(『タクシードライバー』)が、遠藤周作の小説「沈黙」を、28年の歳月をかけて映画化にこぎつけた大作。17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師フェレイラを探し出すためにやってきた宣教師のロドリゴとガルペの案内役となる隠れキリシタンの一人、キチジローを演じた窪塚洋介さんが、2月4日、TOHOシネマズ梅田での上映後、舞台挨拶に立ちました。

観客と一緒に客席で、シークレットで映画を鑑賞していた窪塚さんは、あたたかい拍手の中、舞台に向かい、映画への思いを熱く滔々と語ってくれました。観客からの質問にも答え、上映後とあって、映画のテーマに踏み込んだ質問も出ました。その概要をご紹介します。


【本作を観て感じたこと】
(今、一緒に映画を観ていて)タイトルどおり終わった後は、皆さん沈黙されているなあというのを身にしみて感じました。

silence-bu-240-1.jpg僕がこの映画を観るのは3回目です。1回目は試写室で、ストーリーと関係ないところ、一緒に撮影した仲間の演技やスコセッシ監督の思いにほだされて涙が止まりませんでした。2回目は、ロサンゼルスで、字幕がなく、空気感や雰囲気を感じた回でした。蝉の音で始まり、最後も雨や雷の音で終わり、ここまで劇中で音楽のない映画はあまり観たことがなく、監督のただならぬ、得体のしれない懐の深さに気付いて驚愕しました。と同時に、自分なりにもっとエモーショナルに、うまく芝居できたテイクもあったのですが、完成した映画に使われているのは、それとは違う、リハーサル段階のものもあって、初め観た時は残念な気持ちも正直ありました。でも、すぐに、監督から与えられたキチジローの役は、こういう役だったのだなあと、作品を通して監督とキャッチボールできたような気持ちになり、自分の中で納得がいくものがありました。


【スコセッシ監督について】
監督は、裏社会や暴力を描いた映画が多いという印象があるかもしれませんが、信仰や神についても描き込んできた人です。NYのリトル・イタリーで生まれ、小さい頃ぜんそくを患い、あまり外に出られず、夢に描いた職業は牧師とマフィアという、そんな人だからこそ、遠藤周作の小説と出会って感銘を受け、この作品を届けられる人なんだなあとあらためて思います。仏教の話もキリスト教の話も出てきますが、本当に平等に描いていて、最後、ロドリゴがロザリオを持っているカットは、原作にはなく、監督のアイデアです。このカットを入れたことによってこの映画の真意は変わっておらず、僕は、とんでもない作品をつくりあげたんじゃないかと勝手に解釈しています。この映画で監督が開けようとしている風穴は実はとんでもなく大きい。キリスト教に疑問を投げかけて、かつ、神はいない、というところにまで言及して、結局、自分の神を信じようというところまで、沈黙の中でみんなを導こうとしていると思います。


世界で一番読まれているベストセラーである聖書をくつがえすような作品を世に送り出してしまった監督と、こういう作品を一緒にできて、しかも大きな意味のある役をもらえて、本当に嬉しく、光栄です。ここから先、大きい扉の鍵が開いたような印象がありますが、大きい扉ですから重いですし、簡単に開くようには思っていませんが、その扉をぐっと押しに行きたいと思っています。


【出演のきっかけ】
silence-bu-240-2.jpgオーディションです。僕はちょうど35歳ぐらいでしたが、超メジャーも含めて、25歳から45歳の間の日本中の役者が受けに来た役です。僕は1回目にガムを噛んで入ってしまってその場で落とされるということもあったのですが、そこは控室と言われて入ったところだったので、今から思えば、はめられたのかなとも思うのですが、紆余曲折を経て、役をつかむことができてよかったです。


【撮影など】
1カット撮るのに10テイク位は回す監督で、ロドリゴとガルペが抱き合ってお互い死ぬなよと言って海で別れるところでは、100回位撮っていて、一番多く撮ったのは多分このカットだと思います。手前みそな話になってしまいますが、僕に絡んだカットは、すごく信頼してくれていて、早く終わりました。


実は、この映画は、公開になる前にバチカンで上映され、ローマ法王はじめイエズス会の方に大盛況だったそうです。ローマ法王は、長崎の奉行所にロドリゴが移された後の新しい牢屋に、キチジローがコンフェッション(告解)させてくれと戻ってきたところで大笑いをしていたそうです(会場笑)。


【キチジローについて】
客席からの質問①:多くの人がキチジローをだめな奴、弱い人ととらえている中で、窪塚さんは強い人ととらえているそうですが、映画の中でキチジローを表現するにあたって、意識したことがあれば教えてください。

silence-500-2-A.jpg窪塚:使われてないカットがたくさんあると言いましたが、監督の懐の深さ、得体の知れなさはそこにあって、監督は、基本的に役者をほめる人で、「グレート」「エクセレント」と言いながら、10回も20回もテイクを重ねるスタイルの人です。僕は、監督が自分の思い描いているままに演出をしてくれればいいと思っていたのですが、監督は、役者に自由に伸び伸びとやらせておいて、(編集の時)シーンをつまんで、自分の理想のキチジローを作り出しています。だから、僕が思い描いていたキチジローと、監督が編集して完成した映画の中のキチジローとはちょっと違うかもしれません。


俺が思うキチジローは、一番わがままで、シンプルで馬鹿だと思います。キリスト教を理解していません。フェレイラとロドリゴが、この国の人は俺たちの神を理解していないと語る、その象徴のような人物です。踏み絵も何回も踏んでいて、僕は、撮影現場で「踏み絵マスター」と呼ばれるくらいでした(会場笑)。この映画では、誰かに教えられたままにするのではなく、自分の心のままに素直に、自分の中の神様とともに歩んでいくことが大事だと語られていますが、キチジローは生まれながらにして、そういうものを持とうとしている役なのかなと思います。


客席からの質問②:キチジローは踏み絵を踏みながらも、聖画を懐に持っていて、最後に捕らえられ連れて行かれるシーンがありますが、いつ頃から、なぜ持っていたのだと思いますか?

silence-bu-240-4.jpg窪塚:キチジローは思慮深くないので、都合が悪い時には踏むし、(信仰も)捨てるけれども、基本的には神様と一緒にいたいと思っています。キリスト教という枠の中で、もっと大きな神様という言い方をすると問題があるかもしれませんが、もっと深いところの「神」とか「真理」と呼ばれる、キリスト教でも仏教でもイスラム教でも何の神様でもいいのですが、自分自身の一番奥の神様と一緒に歩いているのに、彼にはそれがわからない。まだめぐり会っていないし、気が付いてもいない。だからああいう物を持ち歩いているのではないでしょうか。

 
【最後に】
ただならぬ映画なので、皆さんの今の沈黙の中で、よりいい明日がどんどんできあがっていっていることを祈って、今日はマイクを置きたいと思います。


(伊藤 久美子)

 


『沈黙 −サイレンス−』 

【ストーリー】
silence-500-1.jpg17世紀、江戸初期。幕府による厳しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルべは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと侵入する。想像を絶する光景に驚愕しながらも、弾圧を逃れた隠れキリシタンと呼ばれる日本人に出会った二人は、隠れて布教を進めるが、キチジローの裏切りでロドリゴは囚われ、長崎奉行井上筑後守に棄教を迫られる。犠牲となる人々のため信仰を捨てるか、大いなる信念を守るか。拷問に耐えながらも、自分の弱さに気付かされ、追い詰められたロドリゴの決断は…。

 

監督:マーティン・スコセッシ
原作:遠藤周作『沈黙』新潮文庫
出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー
窪塚洋介 浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 
公式サイト⇒ http://chinmoku.jp/

2017年1月21日(土)~TOHOシネマズ 梅田他全国絶賛上映中!

 

homeless-bu-550.jpgライバルはトミー・リー・ジョーンズ!?
『ホームレス ニューヨークと寝た男』のマーク・レイが日本で就活中!

(2017年2月4日(土)シネ・リーブル梅田にての舞台挨拶



日本大好き!サントリーのCM狙う“世界一ファッショナブルなホームレス”!?

 

homeless-pos.jpg元々ファッション・モデルだけあって、歩く姿も立ち姿もゴージャス!身長188cm、デザイナーズスーツを着こなすロマンスグレーのナイスミドルの彼は、実はホームレス!?  40代後半からホームレス生活をしながらモデル兼ファッション・フォトグラファーとして働くマーク・レイは、1959年生まれの現在57歳。元モデル仲間でピエール・カルダン等の企業PVを手がけるオーストリア人監督、トーマス・ヴィルテンゾーンがNYでマークと再会した際マークの実状を知り、3年間密着して完成させたのがドキュメンタリー映画『ホームレスニューヨークと寝た男』だ。


マーク・レイは6年間、アパート屋上にこっそりと忍び込んでは寝泊りを続け、屋根のないペントハウスでニューヨーク生活を楽しんでいた。といっても、スポーツ・ジムのロッカーに荷物を保管し、公園のトイレで身だしなみを整えいつも小奇麗にし、ファッション・ショーの撮影やエキストラのアルバイトをしながら稼いでいたが、アパート代を払えるほどの収入はない。なぜ彼がホームレスになったのか?本当の自由な生活とは?自由の代償として失ったものとは?…様々な問い掛けをしてくれるマーク・レイという人物は、知れば知るほど興味の尽きない魅力がある。


homeless-bu-500-1.jpgそんなホームレス男のマーク・レイが大阪にやって来た!! 公式に劇場公開されたのは日本だけということで、昨年11月のキャンペーンに続いて2度目の来日を果たした。東京・大阪・京都・名古屋と、公開日に合せて日本各地で舞台挨拶を敢行。日本では映画の反応が良く、とても歓待してくれるので、できれば日本で仕事をしたいと切望する。かつて『メン・イン・ブラック』のエキストラとして出演したこともあるマークは、「東京でトミー・リー・ジョーンズの大きな看板を見てびっくり!彼のようになりたい」と、現在日本で就活中である。


homeless-bu-240-1.jpg「日本は、とにかく綺麗で、落ち着いていて、静か!」と大絶賛。また「大阪・京都へも新幹線で速く移動できてとても便利!」。映画館のロビーではマークのオリジナル写真集も販売され、「帰国するのにヒッチハイクしなくて済むよう、どうか買って下さい」と、サインにも気軽に応じていた。さらに、観客からの質問に応じる際には自らマイクを持っていき、バラエティ番組のMCさながらのサービスぶりだった。


タイムリーな話題としてトランプ新大統領について質問されると、「次の質問をどうぞ!」とはぐらかそうとしたが、「トランプが新大統領に決まった去年の11月も、就任した1月にも私は日本に滞在していて、大混乱のニューヨークで最悪な思いをしなくて済んだ」と語った。パーティ・スタッフとして働いていた頃には、有名人が沢山集まるトランプ氏自宅でのパーティも経験したらしい。モデル時代にはヨーロッパでも活躍するなど華やかな世界を知るマークにとって、今の生活に満足している訳ではない。


観客から「かつてどん底の生活をしていたことがある」と打ち明けられると、「“どん底”という表現は面白いですね。私は“屋上”にいながら“どん底”でした」とジョークで返す。そして、「この映画は、人格について多面的に捉えられた作品です。人間について、人生についてのいろんな意味が含まれています。人生にはいい時もあれば悪い時もあります。肉体的にも精神的にも辛かったけど、これからは向上していくと思っています」と締めくくった。


homeless-500-2.jpg映画公開後、不法侵入していた屋上生活もできなくなり、今では友人のアパートの一室に間借りしているとのこと。現在クラウドファンディングで、マークの渡航費用や、日本でのPR活動や就職活動にかかる費用などの資金集めをしている。

サイトはこちら⇒ https://motion-gallery.net/projects/hommeless

 
いつも身だしなみに気を遣い、スポーツ・ジムで体を鍛え、言葉巧みに美しい女性に声を掛けてはファッショナブルな写真を撮る。“世界一スタイリッシュなホームレス”から目が離せない。近い将来、「宇宙人ジョーンズ」ならぬ「ホームレス・マーク」が日本のCMに登場する日がくるかも?


(河田 真喜子)


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登壇者:マーク・レイ (映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』主演)
1959年6月25日生まれ。ニュージャージー州出身。少年時代は5人家族(両親・兄・姉)の中で育った。高校時代はバスケットボールをやっており、サウスカロライナのチャールストン大学へはスポーツ推薦で入学。大学では経営学部で教養課程の学位をとって卒業。ニュージャージーの輸入業者で働いた後、4年間ヨーロッパでモデルとして活動。1994年、演技の学校へ通いながら写真家としても働き始める。2000年には再びモデルとしてヨーロッパで活動、2007年にアメリカに戻り、ファッション・ウィークの期間中、「デイズド・アンド・コンフューズド」誌用の写真を撮影した。2008年よりニューヨークで人に知られないようにホームレス生活をしながらモデル兼ファッション・フォトグラファーとして働くようになる。


【作品情報】
音楽をクリント・イーストウッドの息子でジャズベーシストのカイル・イーストウッドが担当。全10曲のオリジナル楽曲を提供し、ニューヨークの光と影を映し出すドキュメンタリーに仕上がった本作は、ニューヨーク・ドキュメンタリー映画祭2014にてメトロポリス・コンペティション審査員賞を受賞した。


映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』
監督:トーマス・ヴィルテンゾーン 
出演:マーク・レイ 
音楽:カイル・イーストウッド/マット・マクガイア
2014年/オーストリア、アメリカ/英語/ドキュメンタリー/83分
配給・宣伝:ミモザフィルムズ 後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム  協力:BLUE NOTE TOKYO
© 2014 Schatzi Productions/Filmhaus Films. All rights reserved
公式サイト⇒ www.homme-less.jp

2017年2月4日(土)~シネ・リーブル梅田、京都シネマ ほか全国順次公開

 

 

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「初めて試写で泣いた」川口春奈が代表作宣言! 『一週間フレンズ。』大阪先行上映会舞台挨拶(17.2.3 大阪ステーションシティシネマ)
登壇者:川口春奈、関谷正征プロデューサー
 
「藤宮さん、俺と友達になってください」
一週間で友達のことを忘れてしまう女子高生と、図書室で初めて彼女と会った日から一目惚れし、月曜日になるたびに「友達になってください」と思いを届け続けるクラスメイト男子の淡く切ない恋物語を描いたベストセラーコミック『一週間フレンズ。』が、川口春奈と山﨑賢人のW主演で映画化された。
 
 
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川口演じるヒロイン藤宮香織は、過去のある出来事が原因で記憶障害となり、友達のいない孤独な学校生活を送る女子高生。何度も「友達になってください」と声をかけてくるクラスメイトの長谷祐樹(山﨑賢人)を、友達になっても相手を傷つけてしまうと頑なに拒否するが、そんな自分を受け入れてくれる長谷の優しさに触れ、徐々に心を開いていく。ラブストーリーでは王子様キャラ的役が多かった山﨑賢人が、何度リセットされても香織を見守り続ける切ない男心を表現。一方、好きな人のことを一週間しか覚えていられない香織の深い苦悩や、気持ちの移り変わりを川口春奈がじっくり魅せる。最後まで目が離せない、青春ストーリーだ。
 
 
一般公開を前に2月3日(金)大阪ステーションシティシネマにて行われた大阪先行上映会では、川口春奈、関谷正征プロデューサーが舞台挨拶で登壇。女性からも人気がある川口らしく、女性ファンからの「かわいい!」というかけ声や声援に応えて手を振りながら、「今、目が合ったから、もう友達だよ!」といきなりファンと交流、「大阪のお客さんは温かい」と感想を語った。
 
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ヒロイン香織役のキャスティングについて、関谷プロデューサーは「一週間で記憶がなくなるとても難しい役なので、お芝居で信頼できる役者にお願いしたいと思っていた。川口さんの初主演作(ドラマ『初恋クロニクル』)のプロデューサーもしたので、彼女にお願いした」と語り、「約8年ぶりだが、とても現場の雰囲気が良かった。緊張感と明るさが同居して若い人の情熱が詰まっていた」と撮影現場を振り返った。
 
香織役をオファーされ、脚本を読んだ段階で泣いたという川口は、記憶がなくなるという難役に、「香織の内に秘めているものをどうすれば伝えられるか。表情一つ、仕草一つ、目の動き一つを大事にした繊細なお芝居。これでいいのかなと思いながらやっていた」と試行錯誤を繰り返しながら役作りをした撮影を振り返った。
 
 
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香織に「友達になってください」と毎週一生懸命に想いを伝える長谷祐樹役の山﨑賢人については、「山﨑さんは、長谷君にしか見えない。彼の長谷君があったから自分も香織として生きられた。安心して演技をさせてもらえた」と絶賛。 撮影現場も「本当に和やかで、何をしゃべったかも覚えていないぐらい、自然体でいられた」といい雰囲気で撮影に臨めた様子をにこやかに語り、「試写で観て泣いたのは初めて。すごくいいものになった。自分の中で代表作」と力強く宣言。作品への強い想いが滲み出る一コマも。
 

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特に観てもらいたいシーンとして川口が挙げたのは、ランタン祭りのシーン。「みんな浴衣で行くランタン祭りは、朝から夜まで一日中みんなでがんばった思い出のシーン。スタッフやキャストの皆さんと色々な話ができたので、すごく覚えている」。一方関谷プロデューサーは、「山﨑賢人や川口春奈が『空気を読むことより、空気を作ることの方が大事』というテーマを具現化するために走り回っている映画。みなさんのタイミングでそのテーマを感じてもらいたい」と本作の狙いを語った。 
 
最後に「山﨑賢人や川口春奈が好きになる映画、ラスト15分間の川口春奈は特に素晴らしい」(関谷プロデューサー)、「人のことをこれだけ純粋に思えることはすばらしい。人は皆何かを抱えながらも全力で向き合おうとしている。『一週間フレンズ。』は皆の愛が詰まっている、私にとっての代表作」(川口)と挨拶し、何度も観客からの声援に応えた舞台挨拶となった。今までにないとてもピュアで切ない「イチフレ」が、この春温かい涙を運んでくれることだろう。
(江口由美)
 

<作品情報>
『一週間フレンズ。』
(2017年 日本 2時間0分)
監督:村上正典
原作:葉月抹茶著『一週間フレンズ。』スクウェア・エニックス刊
出演:川口春奈、山﨑賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、伊藤沙莉、甲本雅裕、国生さゆり、岡田圭右、岩瀬亮、戸次重幸
2017年2月18日(土)~大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、神戸国際松竹、MOVIX京都他全国ロードショー
公式サイト⇒ http://ichifure.jp/
 (C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
 

 

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坂口健太郎 大阪の活気と熱気に圧倒される!?『君と100回目の恋』 

歌姫の想いに、奏でられるラブソングに、号泣!2017年〈一途男子〉(いちずだんし)に日本中が恋をする!!

 

10代を中心に男女問わず圧倒的な支持を得る時代を繋ぐシンガーソングライター・miwaと、映画『ヒロイン失格』・NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』など話題作への出演が続く今最も注目される俳優・坂口健太郎のW主演で贈る、オリジナル映画『君と100回目の恋』が来月2月4日(土)より全国公開されます。

本作は、miwa演じる大学生の葵海(あおい)を事故から救うため、坂口健太郎演じる幼なじみの陸(りく)がすべてをかけて何度もタイムリープする物語です。彼女の運命を変えるために100回人生を捧げようとした“一途男子”を坂口が、彼の1回の未来を守るために自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ彼女をmiwaが演じます。


日時: 1月23日(月) 19:00~19:20  ※本編上映前舞台挨拶
場所: TOHOシネマズ梅田 
登壇者: miwa、坂口健太郎
    


miwaと坂口健太郎が姿を現すと、黄色い声援がひときわ熱く湧き上がる。

▼始めのご挨拶
miwa:今日は、お越しくださいましてありがとうございます。映画をご覧になられる前のみなさんにネタバレしないように、楽しい話ができればいいなと思います。
坂口:こんばんは。今から見る映画がもっと魅力的に感じられるような話をしたいと思います。


▼今日は、TV、ラジオにも出演されたそうですね?
miwa:夕方の「ちちんぷいぷい」に出させていただいて、すごく楽しかったです。
坂口:大阪の番組は、トークが面白いように運ぶので、話ベタな僕にとってはとってもありがたいですね。


kimito100-ive-550.jpg▼FM802の公開収録はいかがでしたか?
miwa:すごかったよね!(と坂口と顔を見合わせてうなづく)
坂口:声援がドーンとくる。女子高生のみなさんの、活気と熱気とすさまじいパワーで、マイクを使っているのに僕たちの声が聞こえない。笑。
miwa: 「802」さんには、デビュー前からすいぶんお世話になっていますし、ライブ出演の機会も頂けたりで、大阪には何度も来ています。大阪のお客さまに、いつも温かく迎えていただき、毎回楽しくライブができます。なので大阪は、私にとっては「第2の故郷」と思える街です。
レポートは⇒こちら


▼(坂口さんへ)劇中バンドでギターを演奏し歌声も披露されていますが、もともとギターは弾けたのですか?
kimito100-500-2.jpg坂口:今回取材で一番多い質問なんですが、実はギターは初めてで、クランクインの前に半年くらい練習しましたと答えると、みなさんとても驚かれていたんですね。でも、普通に弾けるように映っていたとしたら、それはとても嬉しいですね。
miwa:坂口さん。カッコよくて、ギターを持つ姿もすごくサマになっているし、実際に弾けるようになってるので驚きました。劇中、2人で手の大きさを比べるシーンがあるんですが、坂口さんは手がすっごく大きいので、難しいコードが普通に押さえられる。歌もうまいしねっ(というmiwaに、テレまくる坂口を見て観客から「かわいい」の声)。


▼(miwaさんへ)役どころの葵海として楽曲を書き下ろしたそうですが?
miwa:映画の撮影前に、脚本から葵海の気持ちを想像して曲を作るというのは、それがそのまま役作りにもなりました。おかげで、撮影のときはすごく自然に葵海として歌うことができました。


▼劇中にレコードが登場しますが?
坂口:僕の父がレコードが好きで、だから家にはたくさんレコードがあるんですよ。
miwa:私は、レコードに針を落とすのも映画で初体験だったんですね。陸と一緒に針を落とすそのシーンはなおさらどきどきしました。笑。


▼劇中で、陸が時間を戻せる「秘密」を明かしますが、いまお2人が秘密にしていることを特別に教えていただけますか?
kimito100-500-1.jpgmiwa:堤防のシーン!あれが、クランクイン初日だったんですけど、堤防の上を歩きスキップする設定なんですが、映画出演は2本目で、まだまだ演技に自信がなくてガチガチに緊張していて、スキップがあまりにぎこちない(苦笑)せいで、セリフが変更になりました。
坂口: 「なにそのヘンな動き?」って陸が言っているシーンです。笑。僕の秘密は…まぁまぁ長めのシーンが1つあるんですが、そこは監督からなかなかカットがかからず、半分以上アドリブで喋ってるんです。で、思った以上に、そこが使われます。みなさんが「君100」フリークになったなら、気づけるかも。笑。


▼締めのご挨拶
miwa:陸の一途男子っぷりにキュンキュンできると思います。そして、最後のライブシーンでは、「アイオクリ」や「君と100回目の恋」など一生懸命、私の書いた音楽もお聞きください。この映画は、未来や過去にとらわれずいま、この瞬間を大切にしたいと思える作品に仕上がっています。観終わった時、みなさんのそばにいる人を、より大切に思える気持ちになれるはずです。
坂口:音楽が重要な軸になっている、青春ラブストーリーです。僕が出来上がった作品を最初に観たときの「いいなぁ」という感触を、これから体験されるみなさんが、ある意味でうらやましいです。楽しんで観てほしいですね。

 


kimito100-550.jpg『君と100回目の恋』
出演:miwa  坂口健太郎 竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希 田辺誠一

監督:月川翔(『黒崎くんの言いなりになんてならない』) 
脚本:大島里美(『ダーリンは外国人』) 
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会

公式サイト⇒  http://kimi100.com/


2017年2月4日(土)~TOHOシネマズ梅田ほか全国ロードショー


(オフィシャルレポートより)