レポートインタビュー、記者会見、舞台挨拶、キャンペーンのレポートをお届けします。

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nagimachi-bu-550.jpg(2019.6.19 TOHOシネマズ梅田)
登壇者:香取慎吾、白石和彌監督



『孤狼の血』の白石和彌監督と『クソ野郎と美しき世界』『人類資金』をはじめ、今やアート界でも活躍している香取慎吾がタッグを組んだ最新作『凪待ち』が、6月28日(金)よりTOHOシネマズ梅田他全国ロードショーされる


nagimachi-katori-500-1.jpg加藤正人(『クライマーズ・ハイ』『彼女の人生は間違いじゃない』)のオリジナル脚本による本作は、愛する人を奪われた上、不条理な目に遭わされ、ギャンブルにのめり込む男の狂気と再生を力強く描いたヒューマンドラマだ。香取慎吾が演じる郁男は、ギャンブルから足を洗い、恋人の亜弓(西田尚美)の故郷、石巻で再起を図ろうとする男。激しく暴れるアクションシーンも交えながら、競輪に逃げ、全てのお金をつぎ込んでしまう愚男の苦悩をリアルに演じている。まさにアイドルのイメージを払拭する渾身の演技だ。


nagimachi-bu-500-1.jpg6月19日、TOHOシネマズ梅田で開催された『凪待ち』全国縦断完成披露舞台挨拶付き先行上映会では、主演の香取慎吾と白石和彌監督が登壇し、「慎吾ちゃーん!」という大歓声に笑顔で応えた。稲垣吾郎、草彅剛とファンミーティングで来阪した時は粉ものが食べられなかったという香取。この日は「映画館の楽屋にたこ焼きが置いてあって!8個を2秒でいただきました!」とまだまだいけるという口ぶり。白石監督も「大阪で映画を撮ったこともありますし、大阪の人の懐の深さを感じながら、いつも楽しみに来ています」と大阪のファンの声援に応えた。大勢のファンを前に、感無量の面持ちで撮影を振り返る香取と白石監督の舞台挨拶の模様を、一部囲み取材の内容を交えながらご紹介したい。



nagimachi-bu-ka-240-4.jpgこれまでと違う、笑顔を封印した苦悩する郁男役。

香取:本当にダメな男なので、僕の良心、正義感を封じてやりました。下を向いて苦悩する部分は僕の中にもありますし、自分でもなんとかしようとするのだけれど、それでも歯車がうまくいかない時の郁男の悲しさは共感できる部分がありました。映画の郁男を見終わって、自分がどれぐらいの場所にいるのか、郁男と同じ場所をさまよっているのかと、郁男を通じて自分を見つめ直させる役ではないかと思っています。<囲み取材より>

苦悩で下を向く瞬間が多い役だったので、撮影中はその気持ちに引っ張られることはありました。作品によっては重いシーンもあれば、明るく楽しいシーンのあるものもありますが、(『凪待ち』は)撮影中ずっと同じ思いをひっぱって演じられたのは楽しかったですね。

笑顔はないんですけど、最初の方に少しあるんですよね。(ハイタッチしながらニヤリと。)(笑)この役でハイタッチがあるという時点でちょっと合わないんですよ。

白石:そういえば最初にハイタッチのこと聞かれましたよね。どういうテンションでやるのかが難しいと。とにかくやってくださいと言いましたが。

香取:今からみなさんご覧になるんですよね。ハイタッチ、ありますから!

白石:辛い気持ちが沈殿して行く役なので、お願いしていてなんですが、申し訳なかったですね。

香取:撮影が終わったら白石監督に飲みに連れて行ってもらうとか、そういうご褒美は一切なかったですよね。終わって、ホテルに帰って、シャワーをしてすぐに出発!みたいな、素晴らしい働き方改革ですよね(笑)


nagimachi-bu-di-240-1.jpg■香取と白石監督、人生の大勝負はいつ?

白石:僕は20歳でカチンコを叩いていた(映画を撮っていた)のですが、もうやめようかなと思ったとき、小さな自主映画を撮ろうとして貯金をはたき、博打を打ちましたね。将来、香取さんと仕事をすると、あの頃の自分に教えてやりたいですね。

香取:人生で大きな勝負は・・・まだしていないですね。こんなに色々なことがあったのに(笑)。30年以上の芸能生活で、まだ勝負していません!これから、人生の大勝負に出たいと思います。


初タッグの香取と白石監督の撮影秘話

香取:自分ではそう思っていないけれど、周りから聞くと(撮影中は)案外、役の中に入ってるんですよね。こち亀(『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝鬨橋を封鎖せよ!〜』)の両さんのときは普段からそんな感じだったし、サルの孫悟空(『最遊記』)の時は、普段からサルの感じとか。それぞれの監督が(撮影現場で)違う僕を見てくれているんですね。「おい何待ちだよ〜」って言っていましたね。

白石:(『凪待ち』の香取は)ちょっと休憩に入ったら、ベンチに座って競輪新聞を読んでましたね。
香取さんは、シンプルな映画のことを分かっているんです。カメラと被写体の関係性と言うと難しいのですが、僕の指示を瞬時に分かって、バチっと決めてくれる俳優的な技術力がものすごく高い方でした。

香取:すごく褒めていただいて喜んでいるんですけど、「褒めてもらって喜んでもらっている顔になっちゃってるよ〜」みたいな感じでお客さんクスクス笑ってますよ(笑)。

白石:最初に「暴力をできる限り封印して、ヒューマンドラマを撮りたい」と宣言して撮り始めたのですが、香取さんがお芝居をしながら僕を誘ってきて、ついつい脚本には1行しかないところを5行ぐらいにして乱闘シーンをしたり。そういう意味ではいじり倒させていただきました。<囲み取材より>


nagimachi-bu-ka-240-2.jpg■次に白石組で撮るならどんな役をしたい?

香取:本当に素敵な監督で、この作品に参加できて僕は幸せ者だなと思っていますから、白石組を見たら「また香取慎吾がいる」と言われるようになりたいです。先ほど監督に最近の仕事を聞くと、「今、これやってまーす」と言われ、俺入ってないんだなと思って・・・(笑)

白石:いやいや、もう、ぜひ!なんでもやるということなので。確かに今までもサルとか、忍者とか、なんでもやるというのは間違いないですよね。

香取:なんでもやりますよ!(笑)


■『凪待ち』の注目ポイントは?

白石:途中で郁男が「そこにきてビールをプシュッと開けちゃうの?」というシーンがあるのですが、そのシーンの郁男の表情に撮影中、ゾクゾクしながら一人でほくそ笑んでいたので、それをぜひ感じてほしいですね。

香取:映画全体で僕の演じた郁男は色々な感情や周りの人間から逃げる男ですが、無意識の中で勝手にそうなっていると思うのです。何かそういうことが起きそうな話の時の僕が自然にちょっと後ろに下がったり、その瞬間に下を向いたり。自分で決めてやっているのではなく、言葉だけではなく感情が勝手に体を動かしているんです。そんな(感情で)動いている細かい郁男の描写を見てもらえたらうれしいですね。


■観客のみなさんへのメッセージ

白石:一年前、撮影真っ最中だったのですが、ようやくみなさまにお届けできる日がきました。心の中に波が立つ社会や出来事がたくさんありますが、多くの人に凪が訪れますようにという気持ちを込めて作りました。

香取:本当にこの作品に参加できて幸せに思っています。撮影は一年前で、昨年10月完成したものを見た時から6月28日の公開を心待ちにしていました。みなさんの心にどこかひっかかるものがあれば、ぜひ広めてください。
 


<作品情報>

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『凪待ち』

(2019年 日本 124分)
監督:白石和彌
出演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー他
公式サイト → http://nagimachi.com/


(写真:河田真喜子、文:江口由美)

 

mimiai-bu-550.jpgNON STYLE 石田明・脚本、井上裕介・初主演で仕掛けた

本格ミステリー・コメディ、ついに公開!


絶大な人気を誇る実力派お笑いコンビNON STYLEの石田明が脚本を手掛け、相方の井上裕介が映画初主演を果たしたミステリー・コメディ『耳を腐らせるほどの愛』。

いきなり主人公が死んでいるといる衝撃のプロローグから始まることに加え、石田自身が得意とする緻密に計算し尽くされた漫才のネタ同様、会話劇の妙やクセのある登場人物たちを複雑に絡み合わせ、次々と波乱が巻き起こる怒涛の展開と驚きの結末が待ち受けている本作の公開を記念し、6月15日(土)、NON STYLEの石田明と井上裕介、そして『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE』の山谷花純が登壇し、大阪ステーションシティシネマで舞台挨拶が行われました。


日時:6月15日(土)
場所:大阪ステーションシティシネマ
◆登壇者:石田明 (NON STYLE) 、井上裕介 (NON STYLE) 、山谷花純


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【舞台挨拶レポート】
無人島のリゾートホテルでサークルの合宿で来ていた部長の鈴木の死体が発見された。携帯も通じず、電話線も切られている中、偶然ホテルに居合わせた探偵は殺人だと判断し、捜査を開始すると次々に知られざる事実が明らかになっていく。果たして、犯人は誰なのか?鈴木の死の真相とは?


脚本を手がけた石田は、本作を観たばかりの観客に「悩み事とかバカらしくなったでしょ? この作品を見終わった後に何も残らへんっていうのがテーマやったんです。何も持って帰らへん作品になったと思いますし、今日はビールよりも発泡酒がうまいやろうなっていう作品ができたと思います」とアピール。


一方、本作で初主演を務めた井上は「僕は終始死体役なんですが、実は半分ぐらいほんとに寝てます。睡眠状態を監督がいい感じに撮ってくれました。ふかふかのカーペットの上で眠ってしまったことで、血糊がカーペットに固まり、頭がカーペットから離れないというトラブルもありまして、髪の毛を少し切りました(笑)」と死体役ならではの苦労を語っていた。

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また、「たとえ話サークル」の一員である福山朱音役を演じた山谷花純は「物事を例えて話すことが日常生活でほとんどないですし、今までやらせていただいたお仕事でもこういう台詞はほとんどなかったので、演じていてそれが新鮮だと感じました。お笑い芸人さんって頭の回転が早いんだなぁと改めて尊敬しました」と役柄について述べた。


そして、脚本を書いた石田から見たキャストの印象について「皆さん完璧ですよ。でも、サークルなので上手すぎても困るんですよ。素人さんの中でたとえ話を研究している設定なので、ちょっと上手いぐらいがちょうどいいんです。だから皆さんすごく良かったですね。井上さんも含め(笑)」と石田がさりげなく話すと、すかさず井上が「えっ!?上手すぎたら困るから?」とつっこむと、石田は何気ないふうで「ちょうど良かったですね(笑)」と返答。すると井上は「敢えて落とすという、僕の演技力が光ったということですね」と、どこまでも前向きに受け止め、場内からは笑い声がもれていた。

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また、当初は井上に対して「眠っていればお給料が入る」という夢のような話だったそうで、井上曰く「演技なんかするつもりもなかった」そう。石田も「井上の台詞を減らそう、減らそうとしたんです。最初は本当に井上は死んでいるだけで、ずっと見切れているだけやったんです(笑)。でも、監督から台詞を増やしてくださいと。井上さんを主役にしたいのでと言われたんですが、ふたを開けてみると井上は全然主役じゃなかったでしょ?」と客席に尋ねると、場内からは大きな笑い声が。


さらに石田は井上のシーンに対して、「喫茶店で、井上が「水出しコーヒーなんですか?」と聞いてから別のものを頼むシーンがあるんですが、あのシーンだけ、どの会場でもスベってます」と力強くクレーム。井上が「うけてるわ」と返すものの、山谷も会場も爆笑。石田は「あれは俺の脚本じゃないですから。あそこだけくそおもんない。いつもあそこだけ舌打ちしてんねん」と主張。井上と石田がお互いにスベッた原因のなすり付け合いをしていた。

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さらに、井上に撮影時の裏話を聞くと「森川葵ちゃんに近づいてひとりでしゃべるシーンがあるんですが、その時に耳を食べられるぐらいの距離まで寄ったんです。そしたら監督に「離れてください」って言われました(笑)」と述べ、石田が「リアルに耳が腐ってしまいますから」とつっこむと、井上は「リアルにキスする寸前までいこうと思ったら怒られたわ」と話し、場内からは失笑がもれていた。


最後に、石田が「人生で最も無駄な1時間半やったと思います。ぜひ皆さん“まじ、くだらんで”と宣伝してください」、山谷が「宣伝するのがすごく難しい作品なんですが、それもある意味魅力的だと思っています。何も考えずに楽しいと思いながら見られる作品です。また、この楽しさを体験しに劇場に来てもらえたら嬉しいです」、井上が「たくさんの方に見てもらって笑ってもらえると我々芸人としては本望です。ただ、どれだけヒットしても「2」はありません。「1」のみで終わる映画ですから」と言うと、石田が「エピソード「0」があります」と返し、井上が笑いながら「それが実現できるぐらいヒットすることを願っています」と挨拶し、舞台挨拶は終了した。


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 【ストーリー】  
無人島のリゾートホテルで男の死体が発見された。死んでいたのは「たとえ話サークル」の合宿で島にやって来た部長の鈴木鈴吉(井上裕介)。死体には何者かにガラス製の大きな灰皿で殴打された痕跡があった。警察を呼ぼうとするも、携帯の電波も入らない場所であり、ホテルの電話線も何者かによって全て切られていた。偶然ホテルに居合わせた探偵の真壁(八嶋智人)は、宿泊客の誰かが鈴木を殺害したと見て、助手の納冨(菅原永二)とともに捜査を開始する。ホテルには、鈴木とともにサークルで来ていた倉敷純一(黒羽麻璃央)と葉山瑠奈(森川葵)、  福山朱音(山谷花純)、小倉由愛(信江勇)の3人の女性、自殺のために来た白木みどり(長井短)、謎の男の黒柳哲(小木茂光)、鈴木の彼女と言う豊橋千秋(MEGUMI)、そして管理人の出口誠二(村田秀亮)といった面々。真壁の事情聴取から、鈴木がサークルの女子たちと複雑な関係であったことが判明し、他の宿泊者にも知られざる事実が明らかになって行く。果たして犯人は誰なのか?鈴木の死の真相とは?


島ぜんぶでおーきな祭  第 10 回沖縄国際映画祭」正式出品作品。  「京都国際映画祭2018」正式出品作品

公式サイト⇒ http://mimiwokusaraseruhodonoai.official-movie.com/
◆出演:井上裕介(NON STYLE) 森川葵 黒羽麻璃央 山谷花純 信江勇 長井短 村田秀亮(とろサーモン) 菅原永二 石田明(NON STYLE)  小木茂光    MEGUMI  八嶋智人
◆脚本:石田明(NON STYLE)    監督:豊島圭介  配給:KATSU-do
◆2018 年/日本/1 時間 30 分  配給:KATSU-do     
◆Ⓒ2019『耳を腐らせるほどの愛』製作委員

 6月14日 (金)より 大阪ステーションシティシネマ ほか 全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

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日時:6 月 8 日(土) 14:00~14:20
場所:TOHOシネマズ梅田 スクリーン 9

登壇者:坂口健太郎(27)、佐久間由衣(24)     MC:高井美紀(MBS アナウンサー)



父親の心を取り戻すための「光のお父さん計画」って??

「ファイナルファンタジーXIV」の美しくスペクタルゲームの世界も堪能できる、

ハートウォーミングなヒューマンドラマ。

 

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坂口健太郎、吉田鋼太郎主演で贈る『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、寡黙な父親の心を取り戻そうと「ファイナルファンタジーXIV」の中で「光のお父さん計画」なるものを実行する感動のヒューマンドラマが、いよいよ6月21日(金)から全国公開される。家族だからこそ素直に話せない、そんな誰しも経験のある心情が共感を呼ぶブログが累計アクセス数 1,000 万超の大人気となり、書籍化された上に今春4月からはMBS/TBSでテレビドラマ化もされた。その感動の実話が、ついに映画化された!!


公開を前に大阪で開催された先行上映会の舞台挨拶に、主演の岩本アキオを演じた坂口健太郎と、会社同僚の井出里美を演じた佐久間由衣が登壇。二人の若くて長身のフレッシュコンビが現れるや否や会場から大きな歓声が上がった。作品同様、爽やかな雰囲気の中、作品内容や撮影現場の様子について、またお互い共演をキッカケに知った意外な点などを語ってくれた。

 


 

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――最初のご挨拶

坂口:今日は短い時間ですが映画の話を沢山してから映画を観て頂いて、いい想いを伝えられたらいいなと思います。

佐久間:上映前ですが、いろんなことをお話しできたらと思います。


――昨日から大阪に入られて、MBSの「ちちんぷいぷい」「ミント」「サタデープラス」「せやねん」と次第に濃い番組に出演されていましたが、如何でしたか?

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坂口:楽しかったですよ。出演者の方々のパワーに圧倒されつつも、いろいろ食べさせてもらって…、ごめんなさい!僕だけでした!

佐久間:私は食べさせてもらえませんでした(笑)。

――ゲストに失礼だと思いません?わざわざ東京からおいで下さっているのに…。

坂口:でも、公正な番組だと思いましたよ(笑)。だからこそ燃えました!

――それが大阪なんですゥ(笑)。昨夜はお食事に行かれたんですよね?

坂口:たこ焼きを食べましたし、福島地区で美味しいお食事とお酒を頂きました。やっぱり粉もんを頂かないとね。


――大阪のイメージは?

坂口:元気なイメージがあります。劇場に入ってきた時のドカンとくる感じが違いますね。

佐久間:私はお仕事で来たことはないのですが、プライベートではお芝居を観に来たことがあります。今回初めてお仕事で来させて頂きました。

――スタジオで「かつみさゆり」さんの“ボヨヨ~ン!”を間近で見てびっくりされたでしょう?

坂口:凄かったですね、でも素敵でしたよ♪

――この舞台挨拶にも来たそうにしておられましたよ。

坂口:それは盛り上がって、面白くなったかも?(笑)


hikarino-500-3.jpg――撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

坂口:今年の3月位に1か月というタイトなスケジュールで撮っていたのですが、キャストの皆さんがとても穏やかな方ばかりで、作品的にも温かな物語だったので、決めるシーンは決めるという具合にスムーズに進んでいきました。

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佐久間:私は4日ほどで撮り終えたので、坂口さんは大変だったのでは?でも、坂口さんの力で引っ張っていかれて、スムーズに撮影できたのではないかと思います。


――坂口さんの最初のイメージと変わった点は?

佐久間:大いにあります。お会いする前はスタイル良くて、笑顔が素敵で、ハンサムでと皆さんと同じようなイメージを持っていたのですが、それだけでない別な一面を沢山見ることができました。それはとても“おかしい”ところです(笑)。

――“おかしい”ですか?面白いのではなく?

佐久間:そう、そうです!いっぱい面白い面が見られて、とても楽しくご一緒させて頂きました。

坂口:僕もこのキャンペーンを通じて佐久間さんへの印象が変わりました。無理をしないで力を抜いていられるというか、佐久間さんと一緒にいると楽しくて気持ちのいい貴重なキャンパーンとなっています。


hikarino-500-2.jpg――思い出に残ったシーンは?

坂口:最初台本を読んでいる時に「難しそうだな」と思ったのはモニターの前で演技するシーンです。アキオの部屋のシーンは一気に撮ったのですが、後半の物語が進んでいった吉田鋼太郎さんとのシーンもとてもすんなり感情が出てきました。そこがとても好きなシーンなんです。


――現場での吉田鋼太郎さんとは?

坂口:寡黙な父子役だったので、そうした関係の場合はあまり話をしないという俳優さんもいらっしゃいますが、吉田さんはとても気さくに仲良くお話して下さいました。


hikarino-500-4.jpg――佐久間さんは映画のためにゲームデビューされたんですよね?

佐久間:今回の役は私と似た部分があるので、撮影前にゲームの練習をさせて頂きました。ゲームはとても難しかったですね。

坂口:ゲームをやっている方もやったことのない方も、きっと驚かれて楽しめる作品だと思います。

――その通りですね。ゲームの魅力がよく理解できましたし、こんな深い繋がりがあることを教えてくれる作品ですね?

坂口:そうなんです。映像のクオリティーも高いし、ゲームの世界を存分に楽しんで頂けると思います。


――先行上映会は本日の大阪が初めてなんですよ。いろんな番組に出られましたが、大阪は如何ですか?

坂口:とても楽しいですよ。食事も美味しいし、人もいいし、昨夜も「最高だ!」とひとり盛り上がってました。

佐久間:「ちょっと落ち着いて!」と抑えるほど熱かったです、坂口さんは――(笑)。

――そうだったんですか?坂口さんはクールなイメージでしたが、佐久間さんが「おかしい」と仰った意味が分かるような気がしてきました。

佐久間:そうなんです!

坂口:新たな魅力が出ているでしょう?(笑)


hikarino-bu-500-1.jpg――最後のご挨拶

佐久間:本日は短い時間でしたがどうもありがとうございました。この映画は、ゲームをやったことのある人でも、やったことのない人でも、いろんな世代の方に楽しんで頂けると思います。これから映画を観て頂いて、一人でも多くの方に感想を伝えて頂けたらなと思います。今日は本当にありがとうございました。

坂口:ほんのカケラでもこの作品の良さを伝えられたらいいなと思っております。とても温かく優しい気持ちになれる作品です。誰でも親や兄弟などと微妙な距離を置いてしまって話せないという経験があると思いますが、そんな時にポンと背中を押してくれるような存在の作品になっていたらいいなと思います。公開されたら作品が羽ばたいていくと思うので、皆さんもSNSで広めて下されば嬉しいです。どうかよろしくお願い致します。



hikarino-550.jpg『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

 

広告代理店に勤務するアキオ(坂口健太郎)は、ゲーム「ファイナルファンタジー」の仮想世界で仲間たちと本音トークしながらゲームを楽しんでいた。明るい専業主婦の母親(財前直見)と減らず口の絶えない妹(山本舞香)との3人暮らしをしていたが、長らく単身赴任をしていた父親(吉田鋼太郎)が出世を目前にして辞職して帰ってきた。辞職の理由も何も語らぬ父親にゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレゼントするアキオ。幼い頃、父親が初めて買ってくれたゲームが「ファイナルファンタジー」だったのだ。あの頃のように一緒にゲームができればと思ったのだが…。


寡黙で取っ付きにくい父親を吉田鋼太郎が熱いテンションを心に秘めて好演。父親の心をゲームで取り戻そうとする優しい息子を、坂口健太郎が不器用なまでのナイーブさで熱演。鋭いツッコミで笑いを誘う妹の山本舞香の存在がまたスパイスを効かせている。そんな家族をよく理解する優しい母親を財前直見が、小気味いいテンションで明るく見守る。ゲームの世界の連帯感と家族の連帯感をマッチさせる絶妙のコミカルさで観る者の心を熱くする感動作である。


・監督:野口照夫、山本清史(エオルゼアパート)  
・キャスト:坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見
・声の出演:南條愛乃、寿美菜子、 悠木碧
・配給:ギャガ
・Ⓒ2019『劇場版 FF14 光のお父さん』製作委員会 Ⓒマイディー/スクウェア・エニックス
・公式サイト:https://gaga.ne.jp/hikarinootosan/

2019年6 月 21 日(金)~TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS)他全国ロードショー


(河田 真喜子)

 
 
 

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(2019年5月17日(金)大阪商工会議所国際ホール)

ゲスト:中野量太監督



蒼井優×竹内結子×松原智恵子×山﨑努
日本映画界が誇る豪華実力派俳優の共演!

日本アカデミー賞他 国内映画賞34部門受賞『湯を沸かすほどの熱い愛』
中野量太監督 最新作『長いお別れ』

 

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~認知症の父親と共に紡ぐファミリー・ヒストリー~

 

2016年公開の商業映画デビュー作『湯を沸かすほどの熱い愛』の大ヒットでいきなり映画賞総なめの快挙を遂げた中野量太監督。オリジナル脚本にこだわってきた中野監督が、最新作の『長いお別れ』では直木賞受賞作家の中島京子の同名小説を映画化。元校長を務めていた厳格な父が認知症になったと告げられ家族の7年に及ぶファミリー・ヒストリーを、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努という日本映画界が誇る豪華キャストで贈る、笑って泣いて、前に進んでいく、愛おしいほど家族愛にあふれたヒューマンドラマである。


「認知症はゆっくり記憶を失っていく病気で、家族にとっては悲しいことも多いが、“記憶は失っても、愛は失わない”ということを丁寧に撮ったつもりです」という中野監督。さり気なく自慢話をしては笑いをとる辺りは、さすが関西人!ソフトな語りながら、創意工夫に満ちた演出方法は熟練の大ベテラン俳優の山﨑努をも魅了したようだ。そんな才気あふれる中野量太監督が、5月31日(金)の公開を前に、試写会の舞台挨拶に登壇した。
 



nagaiowakare-bu-o-240-3.jpg――最初のご挨拶。
『長いお別れ』を監督しました中野量太です。こんなに沢山の方に来て頂いて驚いています。昨日大阪入りしまして串揚げを食べ、先ほどはたこ焼きを食べました。実家は京都なんですが、大阪は久しぶりでしたので美味しく頂けました。


――初めて原作本を映画化されましたが?
元々オリジナル脚本で映画を撮ってきたのですが、今回は本を薦められて読んでみたら凄く面白くて、認知症の父親を問題を抱えた家族が一所懸命支える姿が可愛らしかったり、クスッと笑えたりと、僕の好きなテーマと一致したのです。元々家族が苦しい状況で右往左往している姿が愛おしかたり、滑稽だったりする作品を作ってきましたからね。皆さんも、認知症だからと言って構えずに、クスッと笑って観て下さいね。


nagaiowakare-500-2.jpg――高齢化社会にふさわしい作品ですね?
今や65歳以上の5人に1人は認知症になる時代です。僕の祖母も認知症ですし、決して他人ごとではありません。本を読み終えて、いま撮るべき映画だと思ったのです。


nagaiowakare-bu-o-240-4.jpg――キャスティングは?
山﨑努さんは、以前に原作を読んでおられて、その時から「この役は自分に来るだろう」と予想されていたそうです。オファーされてみて、運命を感じたとか!?  演じる自信があるからこそ予想できたのだと思います。そんな方を引き当てたのも僕の強運のお陰ですね~(笑)。


――大ベテランの山﨑努さんと演技のことで食い違う点などはなかったのですか?
山﨑さんのような偉大な俳優さんとお会いする機会などなかったのですが、私の脚本を読んで下さって、とても気に入って頂けたのです。それから鉄板焼きを食べに行った際に、僕の過去の作品も観て、「本当にいい作品を撮っているね!」ととても褒めて下さいました。お酒が回りあまり覚えていないのですが、聞くところによると、最後はハグしていたらしいです、あの山﨑勉さんと!?(笑)ご自宅にも招待して下さって、役柄や作品についてよくお話させて頂きましたので、現場での食い違いはなかったですね。


nagaiowakare-500-1.jpg――女優の皆さんとは?
それぞれの役を演じてもらうというよりは、4人が家族に見えるように心掛けました。例えば、映画は70歳の誕生日で父親の認知症を告げられるシーンから物語は展開していきますが、そこで認知症になる前の67歳のお誕生日会を撮影前にやってもらったのです。元気な父親を知っていたからこそ、認知症のことを聞いて本当にびっくりするようにね。


――7年という間は?
認知症はどんどん症状が進んでいきます。でも、順撮りはできなかったのですが、山﨑さんはさすがです!演技プランのようなものをご用意されていたようで、そのプラン通りに演じておられました。


nagaiowakare-500-5.jpg――心がホッと軽くなるような映画ですね?
認知症の映画といっても重苦しいものではなく、全く新しい映画にしようと最初から思って撮りました。認知症になると人はどこか少しずつ変化していくけど、それは全体のほんの数パーセントだけ。90パーセント以上は変わらないのです。悲しいですが、家族の名前も忘れてしまうのは仕方のないことです。でも、「この人は自分にとって大切な人である」ということは忘れない。「記憶は失っても、愛は失わない」…そのことを丁寧に撮ったつもりです。


(この日は、マスコミによるフォトセッションの後、会場のお客様にも撮影が許可された。)


――最後のご挨拶。
認知症を扱った作品ですが、そんなに重苦しい映画ではないので、肩の力を抜いてお楽しみ下さい。気に入って頂けたら、せっかく僕の写真を撮られたのですから(笑)、SNSなどでご家族、ご親戚・ご近所の方々におススメ頂ければ嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。

 


『長いお別れ』

名優・山﨑努の存在感と、可憐な松原智恵子の健気さに魅了される感動作

【STORY】

8c8c13e03a9a2146.jpg父(山﨑努)の70歳の誕生に久しぶりに実家にもどった姉の麻里(竹内結子)と芙美(蒼井優)の姉妹は、母(松原智恵子)から父が認知症になったことを告げられる。元校長まで務めた厳格な父が…とショックを受けるが、少しずつ記憶を失っていく現状を受け止めざるを得なくなる。麻里は、夫の研究のためアメリカで息子と3人で暮らしているが、慣れない海外生活の上に寡黙な夫に反抗期の息子と、両親を気遣いながらもジレンマを抱えていた。そして、芙美の方は、いずれは自分のカフェを開きたいと思っているが、仕事にも恋にも行き詰まりを感じている。海外にいる姉の代わりに母を助ける芙美。


認知症が進み記憶を失っていく父が、ある日行方不明になる。それは、家族にとってかけがえのない思い出を呼び起こすことになる。「記憶は失っても、愛は失わない」…変わらぬ愛情でもって父を支える母の姿を見て、娘たちにも少し変化がおとずれていく……。
 

・監督:中野量太 
・出演:蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山﨑努 北村有起哉 中村倫也 杉田雷麟 蒲田優惟人
・脚本:中野量太 大野敏哉 
・原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)
・主題歌:優河「めぐる」
・企画:アスミック・エース Hara Office 
・配給・制作:アスミック・エース 

・©2019『長いお別れ』製作委員会 ©中島京子/文藝春秋

・公式サイト:http://nagaiowakare.asmik-ace.co.jp/
・公式Facebook:www.facebook.com/nagaiowakaremovie/ 
・公式twitter:
@nagaiowakare_mv 

2019年5月31日(金)~ 全国ロードショー



(河田 真喜子)

 

 
 

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『長いお別れ』キャスト舞台挨拶付きプレミア試写会

日程/5月15日(水)  イベント/18:30~19:00 (30分) 
会場/よみうりホール(千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
登壇者/蒼井優、竹内結子、松原智恵子、北村有起哉、中野量太監督



蒼井優×竹内結子×松原智恵子×山﨑努
日本映画界が誇る豪華実力派俳優の共演!

日本アカデミー賞他 国内映画賞34部門受賞『湯を沸かすほどの熱い愛』
中野量太監督 最新作『長いお別れ』

 

和気あいあいとチームワークも抜群!

蒼井優、竹内結子らキャスト集結!!

驚きの家族ルールを告白し、姉妹の絆がより深まる!

 

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日本アカデミー賞ほか国内映画賞34部門を受賞した『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、直木賞受賞作家である中島京子の同名小説を映画化する最新作『長いお別れ』が5月31日(金)に全国ロードショーとなります。父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だったー。ゆっくり記憶を失っていく父との、お別れまでの7年間。それは、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々。蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努という、日本映画界が誇る豪華実力派俳優陣の共演で贈る、笑って泣いて、前に進んでいく家族たちの、新たな愛の感動作です!


nagaiowakare-bu-t-500-1.jpg商業デビュー作映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が高評価を得た中野量太監督が、直木賞作家・中島京子氏の小説を映画化した『長いお別れ』が、5月31日より全国公開される。15日にはよみうりホールにて完成披露試写会が行われ、出演者の蒼井優、竹内結子、松原智恵子、北村有起哉、そして中野量太監督が参加した。


東家次女・芙美役の蒼井は「家族の間に流れる本物の空気感を意識した」といい「私は男兄弟しかいなかったので、最初は竹内結子さんと姉妹!?と驚いたけれど、絶対に大丈夫だと思った。竹内さんには頼もしくて男前な先輩というイメージがあったので、お任せすればいいと思った」と初共演ながらも以前から親交のあった竹内に全幅の信頼。一方、東家・長女の麻里役の竹内は、役作りについて「家族の物語に入る時はあまり考えることなく、現場に入ってみて体感するスタンス」と口にした。


nagaiowakare-500-1.jpg撮影前には家族感をより高めるべく、キャスト全員で認知症になる前の父・東昇平(山﨑努)の誕生日パーティーを行ったという。これに母・曜子役の松原は「その際に泣いていましたよね」と竹内の感涙を暴露。竹内は「悲しくて泣いたのではなくて、変化する父親の姿を目にしてショックを受けた。そういったリハーサルが気持ちも含めて、役柄を作り上げてくれた。そのおかげで気負わずにできた」と中野監督の狙いに感謝していた。


撮影の思い出を聞かれた松原は、階段のモップ掃除シーンを振り返り「シュッシュとやったら、監督から『階段は隅から隅までやるんですよ』と言われて。この映画でお掃除の仕方を教わりました」と天真爛漫な笑み。また父・昇平(山﨑)の認知症を告げられるシーンでは「リハから涙が止まらず、でも監督から『泣かないでほしい』と言われて。そんなときに娘たちが背中をさすって慰めてくれた。優しい娘と厳しい監督でした」とジョークで場を和ませた。


nagaiowakare-500-4.jpg麻里の夫・今村新(しん)役の北村は「すれ違いの夫婦像だが、その背景は描かれていない。しかし夫婦といえども他人同士。理由もなくすれ違うことってあると思った。それがリアル。撮影以外では竹内さんと和気あいあいの時間を過ごせたので、スッとやりやすい状況だった」と回想。竹内は「カットがかかると私に『ごめんね~』と言ってくれた」と北村の優しい気遣いを紹介した。


パーティー用ハットをかぶって、家族の誕生日を祝うという東家のルールが劇中では描かれる。それにちなんで「家族のルール」というお題が出された。蒼井は「ウチの家族はやたらとハグをする。それが当たり前。久しぶりに会うとハグ。ついこの前も父親とハグした。両親が手を繋いだり、触れ合いを大事にしている家族なので」と蒼井家ルールを紹介。しかし日本であまりなじみのない行動に周囲がざわつくと「あれ?なんか変な空気。え?…今のナシにしてもらっていいですか」と苦笑い。そんな妹の窮状にすかさず姉の竹内が「いつまでも仲がいいのはいいね。両親も元恋人だったんだと感じるよね」とフォローすると、蒼井は「頼もしい~!」と大喜びだった。


nagaiowakare-bu-t-500-2.jpgそんな竹内は実家でのルールについて「うちはどんな食事にも味噌汁がついていた。だから汁物&汁物という日もあった。おでんでもカレーでもパンでも味噌汁」と変わった組み合わせルールを口にし「なんだろう、自分の家ならではのルールを出すと引かれるこの感じ…」と蒼井同様に苦笑い。北村から「結子ちゃんの家でもそうなの?」と聞かれると、「してません!鍋と味噌汁とかバシャバシャの海になるから!」と即否定も「でもたまに食堂でカレーを頼んで味噌汁に手を出しそうになるときがある。そんなときは実家スピリッツが残っているなぁと思う」と笑わせた。


松原は「お誕生日はケーキを誰かが買ってきて、みんなで祝う」とごく一般的ルールで安心させ、北村は「昼でも夜でも缶ビールを開けたら、乾杯という。いつでも堂々と飲みますよ」とニヤリ。中野監督は「実家では大晦日は必ず家族で手巻き寿司。今年の大みそかもきっとそうなるはず」とそれぞれの家族独自の決まり事を発表した。
 


・監督:中野量太 
・出演:蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山﨑努 北村有起哉 中村倫也 杉田雷麟 蒲田優惟人
・脚本:中野量太 大野敏哉 
・原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)
・主題歌:優河「めぐる」
・企画:アスミック・エース Hara Office 
・配給・制作:アスミック・エース 

・©2019『長いお別れ』製作委員会 ©中島京子/文藝春秋

・公式サイト:http://nagaiowakare.asmik-ace.co.jp/
・公式Facebook:www.facebook.com/nagaiowakaremovie/ 
・公式twitter:
@nagaiowakare_mv 

2019年5月31日(金)~ 全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 

 

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(2019年4月28日(日)テアトル梅田にて)

ゲスト:今泉力哉監督、畳野彩加さん(Homecomings) 福富優樹さん(Homecomings)


 

一途に“好き”を邁進する、非モテ系女子の可笑しみと切なさと

 

好きな男に呼び出されれば、昼夜を問わず、仕事も何もかも放り出してスッ飛んで行く。それでも恩着せがましいことは言わない。必死で「特別な彼女になりたい!」と思いつつも、執着心を見せずにさりげなく尽くす。いくらツンデレにされようが、拒否されようが、他の彼女を紹介されようが、それでも諦めきれない。テルコは今日もマモちゃんのために生きるのだ。


aigananda-pos.jpg直木賞作家の角田光代が 2006 年に発表した「愛がなんだ」を基にした、一方通行でも恋に邁進するテルコの恋する日々を、今までにない視点で描いた“実録・片思い作戦”風のラブストーリーに、男女問わず共感すること必至。テルコを演じるのは、本作が主演二作目となる岸井ゆきの。素朴な童顔ながら少女から悪女まで演じ分ける演技派として人気急上昇の若手女優である。テルコが恋焦がれるマモちゃんを演じるのは、出演作の絶えない人気俳優の成田凌(5月31日にも『さよならくちびる』の公開を控えている)。テルコを都合よく扱いながらも“心ここにあらず”の無神経男ぶりがまたカワイイ。(そう感じた人はテルコに近いかも?)


4月19日(金)に公開されて以来、若い世代を中心に注目を集め、その大ヒット御礼として2週目に入った4月28日(日)に、大阪では平成最後となる舞台挨拶が開催された。今泉力哉監督をはじめ、主題歌を担当したHomecomingsの畳野彩加さんと福富優樹さんが登壇。上映後に3人によるトークと、Homecomingsによる主題歌が演奏され、満員の観客は一段と大きな感動と余韻に浸ることができた。

以下はトークの模様をお伝えします。(敬称略)



aigananda-bu-I-240-1.jpg――大阪では平成最後の舞台挨拶ですが?
今泉監督:平成もあっという間ですね。まだ令和を迎えられる準備ができていませんが。

福富:元号が切り替わるのは始めてなので、特別な思いはまだないですね。


――Homecomingsに曲を依頼された経緯は?
今泉監督:東京で行きつけのお店の人に勧められてHomecomingsを聞いていました。劇中歌とかいつかお願いしたいなと思っていたところ、今回プロデューサーと相談して主題歌をお願いすることになりました。Homecomingsは、映画とコラボしたイベントもやっていて、是非映画好きの人に主題歌を作ってほしいと思いました。

福富:元々『サッドティー』が好きな作品だったので、本決まりの前のふんわりオファーの段階で、『サッドティー』を見直したり、原作を読んだりして準備する期間がありました。是非やりたかったので、本決まりになってとても嬉しかったです。本編を観て曲作りに入りました。《東京国際映画祭2018》での上映ではエンドロールは無音だったので、それでイメージが湧いてきました。


aigananda-bu-500-1.jpg――作品を観てからの曲作りはどのように?
福富:作詞は僕で、作曲は畳野さんです。この作品は観る人によって共感するキャラクターが違うのかなと思ったので、皆がそれぞれ自分のことを歌っているんだなと思ってもらえるように作詞しました。

畳野:Homecomingsの4人のメンバー皆がそうなんですけど、サウンドトラックを集めるのが好きなものですから、今回主題歌を提供することになってとっても嬉しかったです。歌詞ができてから曲を付けるのですが、観終わってから余韻に浸ってもらえるような曲にしたいと思いました。


aigananda-500-3.jpg――曲ができてからの作品の印象は変わってきましたか?
今泉監督:主題歌は作品にとって相当大事なもので、どんな曲が仕上がってくるのかとても楽しみにしていました。以前からHomecomingsの曲は知っていましたが、仕上がった曲がとても良かったので、「間違いなかったな!」と安心しました。特に、テルコだけの曲とか誰かに限定した曲ではないところが良かったですね。


――本作の中で好きなシーンは?
福富:ナカハラ君が餃子を食べるシーン。この映画は食べるシーンが多いのですが、食べながらお喋りをするシーンが印象的です。

畳野:私もそのシーンが好きですが、テルコとマモちゃんが明け方に居酒屋から出てくるシーンも好きです。

今泉監督:あのシーンは、実際明け方に撮ったのですが、朝3時からスタンバイしていたのに、そのうち雨が降ってきちゃって(笑)、でも、その雨のお陰で綺麗なシーンが撮れました。


aigananda-bu-F-240-1.jpg――(観客からの質問)自分に近いと思えるキャラクターは誰ですか?
福富:僕はマモちゃんかな?(笑)でも、共感したのはナカハラ君です。恋焦がれる、ぼんやりと追いかけるような存在なのかな…。

畳野:大学生の頃の私は葉子かな(笑)。人の気持ちを考えられず、周りを巻き込んで迷惑を掛けていたような気がします。

福富:(高校の時からの同級生だという)確かに…(笑)。でも告白したことはないよね?

畳野:ありますよ!今は葉子ではないけど…。

今泉監督:私はどれにも当てはまらないです。男女入れ替われるキャラクターたちですし、諦められるか、どうか?これっという人物はいませんね。そこまで恋焦がれるテルコがとても羨ましいと思いました。会社の同僚の女子が「仕事を辞めるほど好きになれて羨ましい」と言うセリフがあります。テルコは決して褒められるべき女性ではないのですが、誰か一人だけでもテルコを肯定できる人を登場させたかったのです。


最後に、Homecomingsの畳野彩加さんにより、主題歌「CAKES」が歌われた。

 

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aigananda-500-4.jpgテルコの親友・葉子とナカハラ君の関係は、テルコとマモちゃんの逆バージョンで、ナカハラ君の情けないほどの純情がせつない。最後にナカハラ君が見せた男らしさに、「ありえない相手!」とずっとナカハラ君を軽視していた葉子の心が動く辺りが、また可笑しい!――果たして、テルコの恋の行方はどうなることやら……?
 



Homecomings】
福富優樹(Gt.)、福田穂那美(Ba./Cho)、畳野彩加(Vo./Gt.)、石田成美(Dr./Cho) 京都を拠点に活動する 4 ピース・バンド。

The Pains of Being Pure at Heart / Mac DeMarco / Julien Baker / Norman Blake(Teenage Fanclub)といった海外アーティス トとの共演、3度に渡る「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演など、2012年の結成から精力的 に活動を展開。 2016 年 2nd フルアルバム『SALE OF BROKEN DREAMS』、2017 年に 5 曲入り EP 『SYMPHONY』をリリース。同年新たなイベント「 New Neighbors」をスタート、 Homecomings のアートワークを手掛けるイラストレーター”サヌキナオヤ”氏との共同企画で彼 女たちがセレクトした映画の上映とアコースティックライブを映画館で行っている。

 



【監督】:今泉力哉 (『サッドティー』『パンとバスと2度目のハツコイ』)
【出演】:岸井ゆきの  成田凌  深川麻衣 若葉竜也 穂志もえか 中島 歩  片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ 
【配給】:エレファントハウス  2019年/日本/123分/ヨーロピアンビスタ
 © 2019 映画「愛がなんだ」製作委員会
【公式サイト】http://aigananda.com/

4月19日(金)~テアトル梅田/なんばパークスシネマ/シネ・リーブル神戸、 4月20 日(土)~京都シネマ にて公開中


(河田 真喜子)

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『映画 賭ケグルイ』浜辺美波&森川葵の舞台挨拶 

(2019年4月27日(土)TOHOシネマズ梅田にて)
ゲスト:浜辺美波(18)、森川 葵(23)



超人気コミック⇒アニメ化⇒TVドラマ、そして驚愕の映画化!
最旬キャストがイメージ払拭して挑む、痛快ハイテンション・ムービー!!!

 

成績でもスポーツでもなく、ギャンブルの強さだけで階級が決まるという私立百花王学園。世の政財界の子女だけが通う超名門学園を舞台に、勝つか負けるかで、人間として扱われるか、犬畜生扱いを受ける地獄を生きるか。そんなゲームに憑りつかれた高校生たちのバトルに、いま新たに「蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)」という“賭け狂い”の女子高生が斬り込みをかける――もうこの興奮のるつぼから逃れられない。一手一手、打ち出される予想外の奇策に、身を乗り出して魅了されていくハイテンション・ムービーの登場である。


kakegurui-500-1.jpg『映画 賭ケグルイ』は、シリーズ累積500万部を突破した超人気コミックをベースに、原作者の河本ほむら氏の監修の下、オリジナル脚本で映画化に挑んだ“一か八か”の勝負作である。監督は、TVドラマで原作ファンをさらに興奮の渦に巻き込んだ英勉監督。さらにさらに、クセ者揃いのキャラクターを“超絶・顔芸”で圧倒した最旬キャストがTVに引き続いて再登場。特に、主演の浜辺美波のイメージを覆す凄みのある演技には、びっくりぽん!芯のぶれない強さを秘めた新しいヒロイン像に、この上ない痛快さと頼もしさを感じさせてくれる。


主演を務めた浜辺美波と先輩格の森川葵が、5月3日(金)の公開を前に開催された先行上映会で舞台挨拶に登壇。劇中のクールなバトルとは打って変わって、意外にも仲良し過ぎる可愛らしさを見せてくれたお二人に、会場に詰め掛けた観客も取材班も、誰もが魅了されてしまった。


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――最初のご挨拶
浜辺:みなさん、こんにちは~GW初日だというのに、こんなに大きな劇場で沢山の方に来て頂けて嬉しいです。楽しい時間を過ごせたらなと思います。どうぞよろしくお願いいします。

森川:こんなに大きな劇場で沢山の方と楽しい時間を過ごせるのをとっても嬉しく思っています。遠くから来て下さった方もおられると思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。


――既にTVドラマSeasonⅠ・Ⅱを経ての映画化となりましたが、感想は?
浜辺:ドラマのSeasonⅠを撮っていた時に、SeasonⅡもあったらいいね、と冗談っぽく皆で話していたら、SeasonⅡも実現して、映画化もされて、こんなに『賭ケグルイ』が大きくなっていくのが面白いなと感じています。仲のいいメンバーで撮っていますので、凄く嬉しいです。


――森川さんは今までになくアクションやダンスがありましたが、大変だったのでは?
kakegurui-b-mori-1.jpg森川:最初から「私はアクションはダメなんです!」と言っていたのですが、SeasonⅠで剣を持って走るシーンがあって、それがとっても下手くそで、唯一落ち込んだシーンだったんです。それなのに監督が、「よし、森川にアクションとダンスを!」と、今回特別なステージを用意して下さいました。ドSな監督さんなんです(笑)。

浜辺:森川さんが苦手な走るシーンがあまりにも可愛らしくて、監督さんが「森川さんはなんでもできるけど、走るのだけはダメなんだよね~」と仰っていて、「それはオンエア見なきゃですね」と話していました。

森川:えっ、そんなこと話してたの!?(笑)「3歩頑張ってくれ!」と言われたのにそれができなくて、終いには「1歩でいいから!」と言われて、その1歩を上手いこと編集して下さいました。


kakegurui-b-hamabe-3.jpg――同じ世代の出演者ばかりでしたが?
浜辺:本当に仲が良かったのに、普通なら「ごはん行こう♪」なんてことになるのですが、実は1回も行ったことないんですよ~(笑)。いろんな違うキャラクターの方々がいるのに、誰も言い出したことがなかったのです。


――休憩中は何を?
浜辺:きついスケジュールだったので、皆さん台本を読んでいるか、寝てるか、ちょっとお喋りしているかでした。全然ストイックではないのですが、集中しているか、逆にまったりしているかでした。途中からケイタリングが登場して、「どうしたんだろう!」なんて言いながら皆さん喜んでました。


――凄い表情の顔芸が話題になっていますが?
浜辺:TVのSeasonⅠで既にやっていたので、別に恥ずかしくはなかったです。

森川:逆にやらない方が恥ずかしかったかも?

浜辺:監督さんから「もっともっと」と言われるので、やらないと恥ずかしかったですね。


kakegurui-b-mori-2.jpg――お互いイメージが変わった事とは?
森川:(浜辺さんは)もっと大人しいタイプの人なのかな?と思っていたら、「みーたん」の方から寄って来てくれて、すっごくお喋りしてくれるんです。この年で「あおいたん」と呼ばれるのもどうかと思いましたが、「みーたん」に「あおいたん」と呼ばれることがとっても可愛くって、すぐに受け入れられました。

浜辺:私、そんなにお喋りする方じゃないんですが、『賭ケグルイ』の皆さんに支えられていました。森川さんは、劇中は女王様気質でクールな感じのお姉さんって感じだったのですが、「あおいたん」と呼ばせてくれて、癒し系の感じの方です。距離感が近くて話しやすい人だと思いました。


――仲の良さが伝わってきますが、大阪で行ってみたい所や食べてみたい物はありますか?
浜辺:お好み焼き、ネギ焼き、トンペイ焼き…たこ焼きは食べたことありました。中がとろとろなのが美味しくって!

森川:東京のメジャーなたこ焼きとは質感が全然ちがう!

浜辺:それと商店街が多いので、ショッピングしてみたいです。


kakegurui-b-hamabe-1.jpg――平成生まれのお二人にとって、平成の思い出は?
浜辺:平成12年生まれですが、石川県出身なので、北陸新幹線が開通したことかな?それと、『賭ケグルイ』と出会えたことです!

森川:そうそう!(笑)


――最後のご挨拶。
浜辺:今日はお集り頂きまして本当にありがとうございました。撮っているときから早く皆さんとこの楽しい時間を共有したいなと思っていましたので、今日はとても嬉しいです。私や森川さんにとっても『賭ケグルイ』にとっても、今日が平成最後の舞台挨拶ですので、皆様とご一緒できて本当に嬉しいです。多くの方に勧めて頂いて、沢山の方に観て頂きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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◆監督:英 勉(『ヒロイン失格』や『あさひなぐ』『トリガール』)
◆脚本:高野水登、英 勉
◆キャスト:浜辺美波、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、矢本悠馬、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華 他 
◆配給:ギャガ 
◆©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会
公式サイト: https://kakegurui.jp/


2019年5月3日(金)~TOHOシネマズ梅田 他 全国ロードショー

 


(河田 真喜子)

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(2019年3月17日シネ・リーブル梅田にて)
ゲスト:坂田 聡(ただし)さん、眼鏡太郎さん、武 正晴 監督

 

「クソ女のままじゃ終われない!」どん底女子アナの起死回生奮闘記!
新境地を見せた夏帆の熱演と、奇祭「御崎祭」の巡行シーンが見所

 

本土最南端の鹿児島県南大隅町を舞台に、どん底女子アナが1300年続く奇祭「御崎祭」の完全復活をはかる起死回生の奮闘記、『きばいやんせ!私』。「頑張れ、私」という意味だが、NHK大河ドラマ「西郷どん」でもお馴染みとなった訛り懐かしい鹿児島の伝統祭の復興と若者の再生を謳った映画である。


kibaiyanse-550.jpg監督は『百円の恋』『嘘八百』『銃』と主人公の変化を深く見つめる作風で評価の高い武正晴監督。主演は『ピンクとグレー』『ビブリア古書堂の事件手帳』『友罪』と、近年清純派からの脱却で演技派女優としての成長著しい夏帆。不倫の果てに左遷された女子アナを思い切りのいい熱演で新境地を見せる。さらに、多くの作品で存在感を示す若手の演技派俳優、太賀岡山天音らと共に、「地方で生きること」「本気で打ち込む熱意」「様々な年齢の人々と協力し合うこと」「何かを成し遂げる歓び」など、身をもって体現してくれる。“ボーっと生きている”若者に、「本気で生きよう!」と呼び掛けているような爽快な感動作である。
 



kibaiyanse-bu-500-1.jpg公開中のシネ・リーブル梅田にて舞台挨拶が開催された。ゲストの武正晴監督と役場の課長役の坂田聡さんの紹介が始まると、客席後方から町長補佐役の眼鏡太郎さんがトランペットを吹きながら入場。映画の終盤でもトランペットを吹いていた眼さんの予定外の飛び込みに、会場は笑いに包まれる。

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坂田の第一声は、「夏帆じゃなくてすみません!」。眼は「今日は来る予定ではなかったのですが、トランペットを吹くためだけにやって参りました」とご挨拶。


武監督との仕事について聞かれた坂田は「監督は撮影中寝ない人なんです。いつ寝てんだろう?代わりに助監督がどんどんやせ細っていきましたが…」(笑)。普通、現場ではやせ細っていくものだが、今回はモリモリ食べて太っていったとか?「滞在中のホテルに毎晩芋焼酎が次々と出され、主に坂田さんの部屋で飲んでましたね」と眼。坂田も「製作の方々が東京へ帰してくれなくて、ずっと鹿児島で待機してましたので、沢山ご馳走を頂く羽目となりました」。


ダイナミックな祭のシーンの撮影について、武監督は「祭りのシーンは1日で撮ったのですが、山を降りてからのシーンは次の日の撮影でした。実際の祭りと同じ行程を同じ時間をかけて歩いて撮っていきました。車で行けない所はすべて徒歩。あの重たい神輿を担いで、さらに途中降ってきた雨で重くなり、ドロドロになりながら、記憶がないほど大変でした」。


俳優たちの演技については、「実際の祭でもそうなんですが、道中の村々で応援の皆さんが用意して下さったおにぎりなどを食べながら、何とか日が沈む前に最後の神社まで辿り着けました。もう太賀君も天音君もみんなヘロヘロだったので、お疲れ様と言いに行ったら、天音君はもう居ないんですよ!? 祭の撮影が終了してすぐに鹿児島空港へ3時間かけて車をぶっ飛ばして行って、東京へ飛行機で飛んで、東京の舞台挨拶に間に合った!と言ってました。それでもって、翌日の撮影にも間に合うように帰って来たんですよ。ほんと、凄いよね!」


kibaiyanse-500-4.jpg坂田は、「太賀君はあの大きな竿を持って歩いていましたが、僕は全く持てませんでした。ずっと一人で持って行ったんですよ!」と太賀の体力を絶賛。武監督も、「あれができる役者はそうは居ないと思いますよ。地元の人が「跡取りができた!」と、太賀君見て喜んでましたからね」(笑)。

さらに役者魂について、「役者は撮影のためなら何でもできちゃう!トランペットも吹くしね!鹿児島弁も喋るしね!撮影でなきゃやらないですよ!俳優さんは凄いな!」と武監督も絶賛。


神輿を担いで山を下りるシーンについて、眼は「僕は背が低いので、背の高い人に負担をかけてしまって申し訳なかったです」。武監督は「あのシーンを見直すと、坂田さんがムッとしてるんですよ。役場の優しい課長さんが怖い人になってるんですよ」(笑)。「僕の肩にグッとのしかかってきて痛かったんですよ。なのに、眼君は持ってないのに苦しい顔しやがって!」(笑)と、思い出しては眼をからかう坂田。


太賀や坂田は鹿児島弁を完璧にマスターしていたが、山越えのシーンでは、つい標準語が出てしまったことについて、「いや~演じてられない位、危険な状態でしたから~」と緊迫した撮影時を振り返る坂田。


kibaiyanse-bu-500-2.jpg1300年の歴史ある奇祭「御崎祭」について、「あの坂は映像で見るより急勾配でして、なんであんな所を神輿担いで通らなきゃいけないのか?」と武監督。「それを1300年もやってる訳ですからね、伝統とはいえ凄いですよね」と坂田が歴史の重みを強調。「道にある岩石も、人の足を乗せやすいような形状になっていて、歴史を感じさせますよね。雨が降ろうが雪が降ろうが続けて来られた訳ですから。撮影時にも雨が降らないかな~と思っていたら降ってきたり、晴れてほしいシーンでは晴れてきたりと、何だか見守られている感じがしましたね」とラッキーだったと撮影時を振り返る武監督。


そして最後のご挨拶で、武監督は「お神輿、お祭とか伝統映画のようなイメージがありますが、若者たちが仕事や働くことについて自分自身を見つめ直していくという物語にもなっておりますので、多くの方に勧めて頂ければと嬉しいです。そして、本土最南端の南大隅町の人々の力強い大らかな笑顔を胸に秘めてお帰り頂ければ幸いです。この作品を末永く大事にして頂けますようお願いいたします。今日はどうもありがとうございました」と最後を締めくくった。


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『きばいやんせ!私』

【STORY】
不倫スキャンダルで叩かれやる気を失った女子アナの児島貴子(夏帆)は、全国の奇祭を紹介する番組制作のため、九州本島最南端の町、南大隅町を訪れる。そこはかつて父と共に子供時代の一年を過ごした町でもあった。父親と共に畜産業をしている太郎(太賀)や、家業のホテルを継いだドケチの洋平(岡山天音)はかつての同級生。廃れ行く祭の復興を巡って町の人々と対立する貴子だったが、彼らの協力もあり、昔ながらの祭に挑戦することになる。


若い担ぎ手のいなくなった現代では、20㎞の距離を人力で神輿行列を敢行するのは至難の業で、一部車を利用していた。だがそれではテレビ的に絵にならない上に、伝統ある祭の継承に誇りが感じられない!と貴子が高飛車な発言をしてしまい、「このぐぁんたれが!」(この馬鹿もんが!)と御崎祭奉賛会の会長(伊吹吾郎)の怒りを買う。完全なる祭の催行を巡る対立や、子供時代の思い出は、思いがけなく貴子が忘れていた仕事への熱意を呼び覚ますことになる。「クソ女のままじゃ終われない!」、どん底女子アナの起死回生は果たせるのか?
 

・監督:武 正晴
・原作:足立 紳「きばいやんせ!私」(双葉社刊 著:工藤晋)
・出演:夏帆、太賀、岡山天音、坂田 聡、眼鏡太郎、宇野祥平、鶴見辰吾、伊吹五郎
・配給:アイエス・フィールド/2018/日本/116 分
・(C)2018「きばいやんせ!私」製作委員会
公式サイト: http://kibaiyanse.net/

・シネ・リーブル梅田、イオンシネマ京都桂川、布施ラインシネマ、にて絶賛上映中!


(河田 真喜子)

 
 

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新元号は「北山」で!キスマイ北山宏光が願望を明かす
『トラさん~僕が猫になったワケ~』大阪舞台挨拶
(2019.2.16 TOHOシネマズ梅田スクリーン1)
登壇者:北山宏光(Kis-My-Ft2)、筧昌也監督
  
突然死したダメ男が、ネコの姿で家族の元に戻ってきたら・・・。ファンタジックなストーリーが人気の「トラさん」(板羽 皆/集英社マーガレットコミックス刊)が実写映画化。人気アイドルグループ、Kis-My-Ft2の北山宏光が映画初出演にして初主演、そして初ネコ役に挑戦したのも話題の『トラさん~僕が猫になったワケ~』が2月15日(金)より全国ロードショー中だ。
北山宏光は、ネコ嫌いなのに、ネコが主人公の漫画で大ヒットを飛ばしたものの、その後ヒット作が出ず、娘にも愛想を尽かされている漫画家の高畑寿々男と、猫のトラの一人二役を自然体で好演。『Sweet Rain 死神の精度』「素敵な選 TAXI」などの、筧昌也監督が、アナログながら、ファンタジックな世界観を見事に表現した、感動ドラマだ。
 
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公開2日目の2月16日、TOHOシネマズ梅田スクリーン1で行われた上映後の舞台挨拶では、北山宏光と筧昌也監督が登壇し、「撮影から約1年、やっとみなさんにお見せでき、嬉しい気持ちでいっぱい」(北山)、「アパートの中でぎゅっとスタッフとキャストが一緒になって撮影し、3ヶ月間地味に編集作業をして仕上げた作品を、こんなに大きい劇場で見ていただけるのは感無量」(筧監督)と感動の面持ちで挨拶。
 
 
すでに映画の感想が寄せられているそうで、北山は「Kis-My-Ft2のメンバーやキャイ〜ンの天野さん、オリエンタルラジオの藤森さんが見てくださいました。中盤ぐらいまではコメディーではないかと、まさかあの姿で泣かされるとは思わなかったというお声をいただきましたね」と反響を語れば、筧監督は「普段あまり話さない映画には辛口の兄が、北山くんのオープニングのタバコを吸う姿に、ダメ夫の姿が集約されていたと褒めてくれたので、胸をなで下ろしています」と手応えを感じている様子だった。
 

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現在全国10カ所での舞台挨拶を開催中の二人が、毎回違うお題に答える「みっくん×まーくんのトラさんトーク」では、「●●が好き」というお題が登場。そこはすかさず北山が「『大阪大好きだ』でしょ!!!」と会場のファンを喜ばせると、さらに観客からの「めっちゃすきやねん」という言葉に、「好きレベル5段階中、5!」と会場は、コンサート並みの熱気に。
 
 
そして「平成が終わるまでにやっておきたいこと」では、二人とも「平成最後の映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』大ヒット!」と気持ちを一つに。さらに、「新元号は?」というお題にも、すかさず北山が反応。「北山、いいでしょ。新元号の顔になりたいな」と切り出し、筧監督と撮影現場が垣間見えるようなほのぼのトークを繰り広げた。
 
 
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最後に、「数ある映画の中から『トラさん』を選んでいただき、ありがとうございます。映画、今口コミで広がればムーブオーバーします。うまくいけば元号が変わる瞬間も上映しているかもしれない。それで元号が北山になれば!そこまでいきたいですね。ご協力ください」(筧監督)
「この作品は初映画初主演、初ネコで、本当に素晴らしいキャスト、スタッフにめぐまれ、やっとみていただけるのを嬉しく思っています。みなさんに愛してもらうことで、映画が広がっていくきっかけになると思いますので、ぜひ、よろしくお願いします」(北山)と力を込めて挨拶した。
 
 
CGなしの猫スーツで奮闘する北山のハマりっぷり、多部未華子や平澤宏々路が演じる家族の愛に笑って泣ける、平成最後のアナログファンタジー映画をぜひ楽しんでほしい。
(江口由美)
 

 

<作品情報>
『トラさん~僕が猫になったワケ~』
(2019年 日本 91分)
監督:筧昌也
原作:板羽皆「トラさん」集英社マーガレットコミックス刊
出演:北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、バカリズム
公式サイト → http://torasan-movie.jp/
(C) 板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会
 
 

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高杉真宙、同級生、安田聖愛との共演は「気恥ずかしかった」『笑顔の向こうに』舞台挨拶
(2019.2.16 大阪ステーションシティシネマ)
登壇者:高杉真宙、安田聖愛 
  
公益法社団法人日本歯科医師会が全面協力のもと、歯科医療の現場で働く若者たちの成長を描いた青春映画『笑顔の向こうに』が、2月15日(金)より全国ロードショー中だ。
 
公開直後の2月16日(土)大阪ステーションシティシネマで行われた公開記念舞台挨拶では、容姿端麗で“王子”の異名をとる若手歯科技工士の大地を演じた高杉真宙と、大地の幼馴染で、東京のデンタルクリニックで働き始めたばかりの新人歯科衛生士真夏を演じた安田聖愛が登壇。
「今年に入ってずっとたこ焼きが食べたかった」という高杉と、初めての大阪に「インスタで見かけるオシャレなカフェが、位置情報を見ると大阪。オシャレな人も多そう。道頓堀のグリコの看板を見たい」という安田の主役コンビによる舞台挨拶の模様をご紹介したい。
 

 

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―――歯科技工士、歯科衛生士という職業を演じた感想は?
高杉:今まで歯医者に行くことはありましたが、歯科技工士という職業があることを知らずに生きてきたので、知る機会をいただき、うれしかったです。違和感がなく、手つきがなれているように、たくさん練習させていただきました。
安田:姉が歯科衛生士なので、遠い職業とは思っていませんでした。姉がどんな仕事、作業をしていたのかわからなかったので、作品が決まって姉の歯医者に見学。こういう感じで患者さんに接しているんだなと知りました。実際に資格のない私が施術シーンをするのはとても怖く、恐怖シーンを体験したようでした。
 

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―――撮影中、印象に残っているエピソードは?
高杉:二人で共通して大変だと思っているのは(真夏が無理やり大地を連れ出し、デートをした)江ノ島のシーン。撮影初日で、あのシーンからだったので、どんなテンションで撮影したらいいかわからず、楽しいシーンを演じるにあたって、(安田やスタッフとの)距離感が掴めなかった。いつも初日はメチャクチャ緊張するので、どうしようかと思っていました。結果的には大地と真夏のテンションの落差につながって良かったです。
安田:江ノ島のシーンは、私もどうしようかと思いましたが、9日間のうち5日間二人のシーンがあり、5日間でどれぐらい距離を詰めたらいいのか悩みました。(同級生なので)初対面じゃないのに、初対面のようになっていましたが、5日間のうちにその緊張がとれていましたね。撮影の裏話ですが、歯科医院でのシーンで、皆、受付の椅子で昼食を食べていたのに、高杉さんだけメイクルームの隅で、体育座りで食べていたので、本当に幽霊みたいでした。
高杉:スタッフさんも含め、女性の方が多かったので、ちょっと落ち着こうと思いました。特にご飯中はどうしたらいいかわからなくて。全ては僕の気遣いですよ。別の現場でも落ち着こうと思った時、ひとりになることが割とあります。
 
 
 
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―――お二人は、堀越学園の同級生ですが、(役での設定のように)同級生だから醸し出るような幼馴染感はありましたか?
高杉:すごく親しいとか、すごく親しくないという距離でもないので、ただただ最初は緊張とやりづらさがあって、一緒に仕事をしたのは気恥ずかしかったですね。
安田:デートシーンや喧嘩のシーンはやりにくかったです。台詞の練習などは手伝ってくれるので、そういう点ではやりやすかったですね。
 

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―――初共演して、俳優としてどう感じましたか?
高杉:僕が安田さんに対して一番羨ましいと思ったのは、スタッフの皆さんとすぐに仲良くなれることですね。今回撮影期間が短かったのですが、僕は人見知りなので、そんなに短い期間で距離を詰めることはなかなかできないですから。学校での姿を見てはいるので、こういう感じでお仕事をされているのかと思いました。
安田:高杉さんは気遣いが素晴らしい。普通の人ができる気遣いより何倍もすごいです。ある意味紳士的なのですが、高校生の時は1ミリも感じたことはなかったので、現場ではこんな感じなのかなと思いました。
 
 
―――お二人の好きなシーンは?
高杉:大地の軸でもある家族との話は、注目してほしい部分です。松原さんとのシーンは結構色濃い時間を過ごさせていただきました。松原さんだから見えた大地の姿があって、大地の人としての成長、歯科技工士としての成長があるので、そこは見て欲しいと思います。
安田:個人的に好きなのは、患者さん(丹古母鬼馬二さん演じる寝たきり老人)の入れ歯がきちっとはまって、うれしそうに歯をカチカチさせるシーン。撮影中もそこにいて、笑わせていただきました。
 
 
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(最後のご挨拶)
高杉:僕が歯科技工士という職業を初めて知ったように、知らない方にたくさん広めていただけたらうれしいです。入れ歯を見るたびにそういう職業があることを思い出してもらいたいです。大地は共感できない役でしたが、演じていくうちに家族のことや様々な軸のゴールがみえてきます。大地は思いやりが足りない人だったけれど、様々な人と接する中で、それを知ることができました。
安田:この作品が初ヒロイン作で、個人的に思い入れも強く、色々な人に見ていただきたいです。今、なる方が少なく、知らない人も多いので、この映画を通して知って増えてほしいです。いいと思ったら広めてください。
(江口由美)
 

<作品情報>
『笑顔の向こうに』
(2018年 日本 89分)
監督:榎本二郎
出演:高杉真宙、安田聖愛、松原千恵子、辻本祐樹、西方凌、木村祐一、中山秀征、藤田朋子、秋吉久美子他
公式サイト → https://egao-mukou.jp/
(C) 公益社団法人日本歯科医師会

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