レポートインタビュー、記者会見、舞台挨拶、キャンペーンのレポートをお届けします。

2021年11月アーカイブ

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井之脇海、大ファンのピアニスト角野隼斗から

一足先に誕生日のお祝いに生演奏のプレゼントを!

「主演映画を多くの方に観てもらえて、

さらに生演奏まで26歳最高のスタートになりそうです」


■日程:11月22日 (月)

■場所:TOHOシネマズ日比谷 スクリーン5

登壇者(敬称略):井之脇海、松本穂香、ゲストプレゼンター 角野隼斗

■MC:伊藤さとり


 

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musico-550.jpg文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を2度にわたり受賞している漫画家・さそうあきらによる音楽シリーズ三部作の最終作『ミュジコフィリア』(第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作)が全国公開中!主人公・漆原朔を、本作で長編映画初主演となる井之脇海!朔の異母兄・貴志野大成には、山崎育三郎、朔に想いを寄せるヒロイン・浪花凪を、松本穂香が演じる。そして脇を固める阿部進之介川添野愛、さらに石丸幹二神野三鈴濱田マリといったベテラン勢が作品にさらなる厚みをもたらす。脚本・プロデューサーは『太秦ライムライト』の大野裕之が担当し、監督を務めたのは、『時をかける少女』『人質の朗読会』などを手掛け、自身も京都生まれである谷口正晃


この度、本作の公開を記念し、公開記念舞台挨拶を実施し、主演の井之脇海、共演の松本穂香が登壇し、さらにゲストプレゼンターとして大人気ピアニスト角野隼斗が駆けつけました。


musico-bu-240-1.JPG主演作が公開となった今の心境について井之脇は「今までは、番手は関係ない。主演でもセリフのない役でも、取り組み方は変わらないと思っていました。映画が公開されて、たくさんの方から“映画観たよ”“よかったよ”と声をかけていただくことが増え、知り合いからのメールもたくさん来ていて、“主演してよかった”と思うようになりました。映画に携わる身として、自分が主演する作品が公開される喜びを噛み締めています」と明かし、深々とお辞儀をした。


セリフは京ことば。関西出身の松本から井之脇へのアドバイスはあったのかという質問に松本は「アドバイスは……特にありません。私は関西出身というだけでアドバイスするなんておこがましいと思ったので。井之脇さんが何度もセリフを練習して“どうかな?”“大丈夫かな?”と確認してくるので、“大丈夫だと思います”と返事をするくらいでした。私(のアドバイス)は全然必要なかったと思います(笑)」と撮影を振り返る。これに対し井之脇は、「たくさん練習しましたが、不安はありました。お芝居で気持ちが優先し発音やアクセントにズレが出てしまうといけないので“合ってる?”とその都度、確認してもらいました。“大丈夫ですよ”と優しく答えてくれるので、本当に助かっていました」と感謝を伝えた。同じく関西出身の共演者・阿部進之介については「役柄同様、撮影以外でも僕を振り回してくれました(笑)。“その関西弁違うやろ!”って。松本さんからは飴と鞭の飴をたくさんいただき、阿部さんからは鞭でビシバシ叩かれていました」と笑顔を浮かべていた。


musico-bu-240-2.JPGNHK連続テレビ小説「ひよっこ」以来、2度目の共演となる2人。井之脇は「『ひよっこ』では、松本さんが所属するコーラス部の指導者役でした。部員が20人くらいいるコーラス部の中でも、松本さんの強いパワーを感じていたので、いつかガッツリ一緒にお芝居をしたいと感じていました。今回、松本さんが演じる凪をみたときに“あのとき感じたパワーは間違いじゃなかった”と実感しました。凪として投げてくれたパワーに呼応してお芝居ができました。ありがとうございました」と再共演のよろこびを語った。


一方の松本は「井之脇さんが演じていた雄大先生(が指導するとき)のモノマネをみんなでやっていました。実際にお話しする機会がほとんどなくて、思い出と言えばモノマネをしたなぁという薄い思い出しかありません(笑)」とおどけつつ、「今回、映画を撮影し、舞台挨拶では4回ご一緒したのですが、思っていた以上に真っ直ぐで芯のある素敵な方。そういう一面を知ることができて、またご一緒できたらいいなと思っています」と微笑み、2人で顔を見合わせて照れる場面もあった。


musico-500-2.jpg山崎育三郎との共演について井之脇は「異母兄役の大成にピッタリで、現場ではどの瞬間を切り取っても大成としていてくれたのでありがたかったです。撮影中だけでなく撮影以外でも、いつも優しいお兄ちゃんとして僕のことを見守ってくれました」と支えになっていたことを明かす。松本は「私は現場でみなさんとすぐに仲良くなれるタイプではないんです。山崎さんは人見知り全開の私に積極的に、そして優しく話しかけてくれました。“みんな、ソフトクリーム買ってあげるよ!”とか、声をかけてくれて……、おいしくいただきました(笑)。優しくて面倒見のいいお兄ちゃんという印象です」と山崎の現場での振る舞いに触れた。


イベントにはそんな山崎からのビデオメッセージが上映された。公開を祝うとともに、11月24日生まれの井之脇へ、“ハッピーバースデー”をアカペラで披露し、その美声に会場では大きな拍手が鳴り響いた。山崎のメッセージを受け井之脇は「共演の思い出とか、お互いの印象を語るものと思っていたので、答えをいろいろ準備していたのですが、まさかの“ハッピーバースデー”に感動しています」とコメント。山崎の美声に感動しすぎて「感想がまとまらない!」とアタフタしながらも「とにかくうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 

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さらに、ゲストプレゼンターとしてピアニストの角野隼斗が登場し、井之脇と松本に花束をプレゼント。第18回ショパン国際ピアノコンクールのセミファイナリストでもあり、 “Cateen(かてぃん)”名義でYouTubeでも活動する角野の大ファンだという井之脇は「動画で観ている人だ!」と大興奮。「角野さんはこんな音、絶対鳴らせないという音を鳴らすんです。音のひとつひとつに魂が感じられて、本当に大好きです」と喜びを爆発させた。トイピアノで「トルコ行進曲」を弾く動画で角野の虜になったという井之脇。「コロナ禍の支えでした」と伝えた。


12日(金)より先行上映されている京都で映画を観たという角野の「音楽とは何かを考えさせられました。葛藤がありながらも本当に音楽を楽しんでいる純真な姿に“これこそ音楽”と改めて感じました。音楽についていろいろなことを考えさせられた作品です。素晴らしかったです」という感想に井之脇は「音楽を経験している方に“音楽とはなにか”“音楽をやる意味”のようなものが届くといいなと思っていたので、映画をそのように受け取ってくださり、とても光栄です」と感無量の様子だった。


イベントでは角野が「角野隼斗 Happy Birthday To Everyone 12の調によるバースデイ変奏曲」を生演奏。圧巻の演奏に、井之脇、松本は大興奮。会場は割れんばかりの拍手に包まれた。松本は「体にじんわりと(感動が)来ています。テーマパークに来たみたいな(ワクワク気分の)感じがします」と感想をコメント。井之脇は「僕も映画の中で(天性の音楽の才を垣間見せる役として)ピアノを弾いていますが、それとは比べものにならない奥行きを感じて……。大ホールで聴いているようなスケール感に圧倒されています。主演映画の公開をたくさんの方に観ていただき、今日この舞台挨拶で育三郎さんのアカペラ、角野さんの生演奏とたくさんの素敵なものを受け取り、26歳最高のスタートになりそうです」と喜びを伝えた。


musico-pos.jpg最後の挨拶で角野は井之脇に「改めまして、映画公開そしてお誕生日おめでとうございます。お祝いできて嬉しかったです。いつかセッションしましょう」とニッコリ。松本は「この映画を通して “音楽って底知れない、こんなにパワーがあるものなんだ”と感じています。楽しく観ていただけたらいいなと思います」と笑顔で語った。井之脇は「この映画での舞台挨拶は今日で5回目ですが、行く会場、行く会場で温かいお言葉をいただいきました。初主演映画をたくさんの方に観ていただいただけでも嬉しいですが、今日は誕生日までお祝いしていただき、本当にありがとうございます。この映画は、音楽が大好きな人たちがぶつかり合いながらも成長していく物語です。理屈じゃないパワーがあります。コロナ禍でこの2年ほど、なかなか思うように本音がぶつけられない時期が続いています。しかし、そういう時期を経験した私たちだからこそ、(心に)届くものがあると思っています」と作品の魅力を改めて語り、イベントを締めくくった。


監督:谷口正晃
出演:井之脇海 松本穂香 山崎育三郎 川添野愛 阿部進之介 石丸幹二 濱田マリ 神野美鈴
配給:アーク・フィルムズ
2021/日本/113分
©2021musicophilia film partners
©さそうあきら/双葉社

 TOHOシネマズ日比谷 他 全国絶賛公開中!


(オフィシャル・レポートより)

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田中みな実「周りに何を言われようとも自分が信じたまま、

たくましく生きていこうと思える作品です」

おかざき真里先生からのメッセージ&イラストも!
 


■日程:11月20日( 土)

■場所:新宿バルト9 スクリーン9(新宿区新宿3丁目1‐26 新宿三丁目イーストビル13階)

登壇者:田中みな実、市川実和子、松村沙友理、徳永えり(敬称略)

■M C:伊藤さとり(敬称略)



zuttohitori-550.jpg現代を生き抜く女性の抱える不安、寂しさ、希望をていねいに描いたおかざき真里原作「ずっと独身でいるつもり?」がついに映画化し、全国公開中!本作は、無傷では生きられない現代の女性へ贈る<わたしたちの物語>。


この度、本作の公開を記念し、公開記念舞台挨拶を実施し、主演の田中みな実をはじめ、市川実和子松村沙友理徳永えりが登壇いたしました。なお、ふくだももこ監督は本日体調不良のため、イベントを欠席となりました。


冒頭、田中が「観ていただいたお客様ですよね?いかがだったでしょうか?」と笑顔で問いかけると、会場は大きな拍手に包まれる。「実際に映画を観ていただいたお客様と対面するのは初めてなので、ちょっと違う緊張感で今、ここに立っています」と挨拶。「楽しんでいただけたようで、本当によかったです、ありがとうございます」とお辞儀した。

市川は「朝早くからお越しいただきありがとうございます。みなさんのお顔がキラキラしているのを見ることができてとてもうれしいです」と微笑んだ。

松村は「作品を早く観てほしいとずっと思っていましたが、いざ公開の日を迎えるとこんなにもドキドキするものなんだなと感じています」と緊張気味に挨拶。

徳永は会場を見渡しながら「こんなにたくさんの方が観てくださったと思うと、感無量です」と感謝の気持ちを伝えた。

体調不良のため欠席となったふくだ監督からは手紙でメッセージが届き、MCが代読。「この映画があなたやあなたの隣にいる誰かの心に届きますように」とこのご時世に映画が公開することを「奇跡」としつつ、よろこびを語った。


zuttohitori-bu-tanaka-240-1.JPG映画が公開された今の心境を訊かれた田中は1ヶ月前に完成披露試写会をやらせていただきましたが、そのときとはまた違う高揚感と言いますか、緊張感がある中で、今日この日を迎えました。昨日、いつも行っているお魚屋さんで『公開おめでとうございます』と言われたりして。こんなにみなさん(映画公開を)知ってくださっているんだなということがとてもうれしくて。しかも今日はこんな朝早い時間にもかかわらず満席で観ていただけたことをすごく幸せに思います」と感激の様子だった。


映画のタイトルにちなみ、「ずっと続けていること、ずっとやめられないことは?」という質問に田中は「領収書の整理をその日のうちにすること」と回答。さらに「ためてしまうと大変だから毎日仕分けするようにしています」とし、「毎日やらないと気が済まなくなっていて、整理しやすくするために(領収書をためないように)お財布を小さくしたりしています」とやめられない理由と続けるコツを明かした。「領収証どうしてる?」と訊かれた松村は「たまってます」と苦笑い。市川も「私は(領収書の整理も含めて)“いつかやる”といってやらないのがやめられないです」とにっこり。徳永は「お財布の話が目からウロコでした。大きい長財布を使っているので、すぐにやめます」と宣言していた。「整頓上手ですね」という市川の言葉に田中は「なんでもしまう癖があります」と回答。「何も出しっぱなしにしないので、うちは何もないです」と綺麗に片付いている様子を明かした。


zuttohitori-bu-ichikawa-240-1.JPG市川は田中のコメントを聞きながら「自分とは全く違う、真逆だと思いました」とコメントしつつ「唯一続けられていることがモデル業です。限界までいきたいなと最近思うようになりました」と語り、がんばるために体重計を買って、“体作りをしたいと思っている”と、宣言。市川から「ズボラでも続けられる美容法を教えて」とリクエストされた田中が「お風呂上がりにしばらく裸で過ごし、クリームとかをたっぷりと塗り込むこと」と答えると、「裸でいて寒くないんですか?」と驚く市川に「部屋を加湿するのがおすすめです」としっかりと美容のコツを伝えていた。「加湿!そうか」と納得した市川は「できることからはじめてください」という田中のアドバイスに「はい!」と元気に答えて会場を和ませた。

 

zuttohitori-bu-matsuura-240-1.JPG睡眠がやめられないことだという松村は「お休みの日は20時間くらい寝ています」と告白。「いくらでも寝られる」という松村に「ちょっと心配だよね」という田中だったが、市川は「そのうち寝られなくなるから大丈夫」と微笑む。すると松村は「そう思ったのですが、母は今でもよく寝られるそうなので、もしかしたら遺伝かもしれません。一生寝れちゃうかも(体質なの)かも」とおどけた表情を浮かべていた。「寝ることは肌にいいって言いますよね?」とMCがフォローすると田中は「(美容に良いのは)適度な睡眠ですよね(笑)。7時間とかよく言いますけれど」とコメントし、「お腹空いたりしないの?」と松村に質問。「まったく空かないです」とケロッとして笑わせた。
 

zuttohitori-bu-tokunaga-240-1.jpg変顔がやめられないという徳永は「すぐふざけちゃうんです。舞台挨拶や撮影のときはちゃんとしているのですが、カットがかかると変顔をしたくなるんです。張り詰めた空気がおもしろくなってすぐ変な顔をして、写真とかもすごくふざけてしまうので、マネージャーさんにも“こういう写真は使えない”って怒られることもよくあります」と微笑む。田中が「今、(変顔)していいですよ」と促すと「そう言われると思ったのですが(笑)、今はこのモードでちゃんとしたままでいかせてください」と徳永がお願いする場面もあった。


イベントではサプライズでおかざき真里先生からのお手紙&キャスト似顔絵イラストを紹介されると、田中は「原作があるものは原作の先生が(映画を観て)どう思われるのか、というのが演じる側としてはとても気になるものなので、おかざき先生のメッセージを聞いてホッとしています」と安堵の様子。イラストを描いてもらったことはほとんどないという田中は「持って帰って、家宝にします!」とよろこびを爆発させた。イラストを見つめながら市川は「ちゃんと特徴を捉えてくださり、ありがとうございます!」とニコニコ。松村は「先生の他の作品も大好きなので、続編期待しちゃうぞという気持ちです」とし、「今日も、スパイシーピンクちゃんで来ました」とイラストと衣装のリンクについても触れた。徳永は「とても綺麗に描いていただいてすごくうれしいです。役に共感してくれたという先生の言葉に安心しました」と微笑んだ。


最後の挨拶で、田中は「この映画は、結婚している、していない、子どもを産むとか産まないとか、そういうことにとらわれず、周りに何を言われようとも、自分が信じたまま、たくましく生きていこうという作品になっています。そんなことを感じながら楽しんでいただきたいです」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
 


●オフィシャルスチール&おかざき先生からのイラストデータはこちら⇒


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(田中みな実とふくだももこ監督)

<ふくだももこ監督からのメッセージ(全文)>

このご時世に無事、映画が公開されること、奇跡みたいなんてよく言いますが、本当に奇跡なんです。どうかこの映画が、あなたや、あなたの隣にいる誰かの心に届きますように。観終わった後、新宿の街を風のように、かろやかに歩くあなたの姿を想像しながら"一緒に生きていこうね"と、エールをおくります。

PS.もしベビーカーで困っている人がいたら、まみのように迷わず「手伝いますよ」と声をかけてください。そうやって世界は、少しずつ良い方向に変わっていくと信じています。

 

<おかざき真里先生からのお手紙(全文)>

このたびは素敵な映画に仕上げていただき誠にありがとうございます。ご覧になったみなさんの背中をそっと押してくれるような、少し勇気が出るような、そんな気持ちになってくれると嬉しいです。

田中みな実さま:主演が決まった時、私はもちろんですが大学生の娘が「すごい!」ととてもはしゃいでいました。柔らかい空気をまといつつ、凛とした背中を広い世代に見せていただける存在感が素敵すぎました。

市川実和子さま:CUTiEで育った私にとって、憧れの存在でした。そしてその頃からお変わりない輝きがすごい。出演していただき本当に嬉しいです。

松村沙友理さま:原作にはない役ですが、今から漫画を描くならぜひ登場させたいキャラクターでした。今風だけれど難しい役どころ、映画の中で「スパーシーピンク」な存在、とても素敵でした。

徳永えりさま:子育てをしている身として、鎖骨が砕けるくらいうなづきました。独身もお母さんも同じ人間なのだと、説得力のあるキャラクターをありがとうございます。

みなさま本当にありがとうございました。
 


『ずっと独身でいるつもり?』

原作:おかざき真里(原案:雨宮まみ)「ずっと独身でいるつもり?」(祥伝社フィールコミックス) 
出演︓田中みな実 市川実和子 松村沙友理 徳永えり 稲葉友 松澤匠 / 山口紗弥加 / 藤井隆 / 橋爪淳 / 筒井真理子
監督︓ふくだももこ  脚本:坪田文 
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)  
主題歌:にしな「debbie」(WARNER MUSIC JAPAN)
配給︓日活
公式サイト︓https://zuddoku-movie.com/  
公式twitter︓ @zuddokumovie  公式instagram︓@zuddokumovie
(C)2021日活

全国絶賛公開中!


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【ストーリー】

10年前に執筆したエッセイから一躍有名作家となった本田まみ(田中みな実)、36歳、独身。女性の幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得たが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間の需要に応えつつも、作家として迷走中にあるまみは、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配されている。さらに、配信番組でのまみの発言に「空っぽになった」と感じ、失望する元ファンの由紀乃(市川実和子)。夫への小さな不満を抱えながらインスタ主婦を続ける彩佳(徳永えり)。パパ活女子として生計をたてつつも、若さを失うことに怯える美穂(松村沙友理)。異なる生きづらさを抱える4人が踏み出した小さな一歩とは?
 


(オフィシャル・レポートより)

 
 

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ラランド初の大阪でのPRイベント!

関西進出の先輩としてコスタコーヒーと映画館に対し

爆笑の上から目線アドバイス!

「大阪いいなと思って、やっと来たんだ?」

TOHOシネマズセブンパーク天美オープン記念

COSTA COFFEE × 『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』 プレミアムイベント


【日時】11月13日(土)13:00~13:30(30分)※映画上映前

【場所】TOHOシネマズ セブンパーク天美 プレミアムシアター(大阪府松原市天美東3丁目500番地)

【登壇】ラランド(サーヤ、ニシダ)、MC:飯室大吾(FM802 DJ) (※敬称略)


 

今年の春に「大阪進出」を宣言し、関西テレビの情報番組では週替わりMCを務めるなど関西でも知名度が急上昇中のラランドの二人が、11月17日(水)にグランドオープンするTOHOシネマズセブンパーク天美のオープン記念イベントに登場!この秋よりTOHOシネマズの関西エリアに本格進出するコカ・コーラ社の新ブランド「コスタコーヒー」と映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』をPRいたしました。大阪でのPRイベントは初となるお二人から様々なエピソードが飛び出しました。

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11月17日よりグランドオープンとなる本劇場。完成したてのフレッシュな空気が漂う会場にラランドのお二人がにこやかに登場すると、観客からは大きな拍手が沸き起こった。


はじめに、今春、サーヤさんが社長を務める個人事務所設立のニュースとともに「大阪進出」を宣言したお二人にとって、記念すべき大阪での初PRイベント参加となったことについて聞かれると、サーヤさんは「(最初に話が来た時に)え、これもしかして売れかけてる?」と嬉しくなったと明かし、ニシダさんは「大阪の人は距離感が近い!友達感覚で嬉しいです。この前道頓堀を歩いていたら腕を掴まれました」と笑顔で大阪の印象について語った。


amami-プレミアムシアターイメージ.jpg初PRの舞台は客席や音響にこだわり尽くしたTOHOシネマズセブンパーク天美のプレミアムシアター。壁一面に広がる、大きな”ラージスクリーン“を見たサーヤさんは思わず「本当に大きいですね!これって他の映画館では映ってない部分まで映ったりするんですか?」とこぼし、「そんなはずないだろ!」とニシダさんにツッコまれることに。プレミアシートに至っては「グリーン車じゃん!」とはしゃぐサーヤさんに、ニシダさんは「他の席の人に比べて所得も高そうですね。手の振り方も余裕がある」とシートから手を振るお客様と交流する場面も。


davinchi-pos.jpgまた、本日は11/26(金)の公開に先駆け、アート界の闇を暴く欲望まみれのミステリー・ノンフィクション『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』の試写会が行われたが、一足先に本編を鑑賞したお二人は感想を求められると、上映前のためネタバレを気にするMCに対して「私全然(ネタバレ)言う可能性あります(笑)。裏の打合せ中で、最初にいきなりオチからしゃべっちゃってたんで」と悪びれないサーヤさん。しかしいざ感想について話し出すと「ノンフィクションなのにフィクションみたいにストーリー性があって驚いた。信じられないシーンがたくさんあり、本当に面白い!!」とネタバレなしで大絶賛。ニシダさんも「アートに関わるお金って、どういう風に決められるかって普段知らなかったけれど、流れや裏側が知れ、とてもリアルだった」と語り、「(サーヤさん)スーツ着た人はお金が絡んでるって思った方がいいってことですよね」「(ニシダさん)スーツ着た人は疑ってかかった方がいいですね」と納得し合った。


ストーリーのカギを握るのは、世界的名画「モナ・リザ」で知られるレオナルド・ダ・ヴィンチ。中・高校6年間美術部だったというサーヤさんがダ・ヴィンチの印象を聞かれると「え、私から見たダ・ヴィンチ?………絵、うま!!ていうみんなが思うのと同じ感想しかないですよ(笑)けど、劇中にも出てくるんですけど、ダ・ヴィンチの人物画ってただ上手いだけじゃなく、その人のバックグラウンドや哀愁とか、オーラまで感じられるんです!」と美術部ならではの分析をみせた。


そして、いよいよ、この秋よりTOHOシネマズの関西エリアに本格進出し、ここTOHOシネマズセブンパーク天美でも導入されるヨーロッパ発の本格派コーヒーブランド「コスタコーヒー」を実飲!


amami-11.13-500-2.pg.jpg(サーヤさんはブラック、ニシダさんはフラットホワイト(濃厚エスプレッソにきめ細かく泡立てた滑らかなテクスチャーミルク)を試飲)


amami-11.13-240-1.jpg「いや待って、スポーツドリンクみたいに飲むじゃん」とサーヤさんが思わずツッコむほど豪快な飲み方をするニシダさん。「メニューみた瞬間にフラットホワイトを選んだ。ニシダと言えばフラットホワイト!」と言い切るほど気に入った様子。普段からブラックコーヒーが好きというサーヤさんも「すごく香り高い!コクがすごいのにえぐみがなくて飲みやすい!」と大絶賛。世界中から厳選された上位5%の高品質な豆を使用していることを聞いたニシダさんは「わざわざ(カップの)フタ外して香り楽しんでるじゃん。腹立つ~」と香りの楽しみ方にツッコまれることに。


「私いつも荷物が多いんですが、それでもちょうどいいぐらいの大きさで、デザインもかわいい」と普段はコスタコーヒーのボトルタイプを愛飲しているというサーヤさん。


ニシダさんは「僕は冬でもTシャツにパーカーしか着ないんですが、一軍のパーカーが真っ白で、わりといつもコーヒーの染みがついてる。。。ずっとコーヒーのいい香りがしている」とそれぞれのコーヒーエピソードを披露した。ネタ合わせの時はいつも二人ともコーヒーを飲んでいるというぐらいコーヒー好きのお二人が太鼓判を押した。

 

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TOHOシネマズセブンパーク天美は来週11月17日よりグランドオープン。そしてコスタコーヒーもこの秋から関西のTOHOシネマズで販売がスタートとなり、いずれも「大阪進出」を果たすことになるが、「大阪進出」の先輩として、映画館とコーヒーが、大阪の皆さんに愛されるようになるにはどのような点が大事だと思うかアドバイスを求められると「私たちは3月に大阪進出を宣言してから、いまはもう週の半分ぐらいはお仕事で大阪に来てるんですけど…」と言いながら、じっとコスタコーヒーのカップを見つめ、どんどん顔を近づけるサーヤさん。「やっと来たんですね、コスタも。へ~。いいなと思ったんだ、大阪♪」と語りかけ、「いや、50年海外でやってんのよ。上から言ってるけど大先輩なのよ」とすかさずツッコまれ、爆笑をさらった。

 

仕切り直しかと思いきや、「コスタに言いたいのは、逆にこっちが大阪に寄せすぎたらダメってこと。寄せて寄せてって大阪の人は求めてないのよ。東京のスタイルで挑んでみて、大阪の人がどう評価してくださるのかって話。私たちが先に道を作っておくから、そこを堂々と歩いたらいいわ」と後輩芸人に対するようなリアルなアドバイスを繰り出した。


さらに、TOHOシネマズセブンパーク天美に対しては「スクリーンが大きいだの、音響が整っているだの色々なスペックが高いからって慢心してるでしょ、どうせ。けどそんなのってすぐみんな魅力忘れちゃうから、そこで慢心せずに、いいスペックどんどん出していこうよ!」とこれまた上からアドバイス。サーヤ流の切れ味抜群のアドバイスに場内は爆笑に包まれた。

 

davinchi-550.jpgのサムネイル画像

最後は、改めて映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む」とコスタコーヒー、そしてTOHOシネマズセブンパーク天美に向けてエールを送った二人。「大阪の方ってお笑いも含めて、厳しい目で見てくるって聞いてたんですが、実際に進出してきてから思うのは、厳しいっていうより本当に面白いものに慣れてるからこそというだけで優しい人が多い。とはいえ、大阪の優しさに甘えずにね、ちょっとコーヒーとかけて言ったら“ほろ苦い”思いもして一緒に頑張っていければと思います」と話したサーヤさんに、無茶ぶりされたコーヒーギャグを披露するもスベり「いきなりほろ苦い経験ですね」MCにツッコまれるニシダさん。今後関西でのますますの活躍を誓った二人は「今度見かけたらコーヒー奢ってください」と最後まで笑いを誘いながら会場を後にした。

 

11/17()TOHOシネマズ セブンパーク天美 グランドオープン!

★コスタコーヒーの導入も決定★

11/26()『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』全国ロードショー!


(オフィシャル・レポートより)

©2021 Zadig Productions (C)Zadig Productions - FTV

 

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日時:11 月 12 日(金)16:50~17:10
場所:大阪ステーションシティシネマ スクリーン 1

登壇者:細野晴臣、佐渡岳利監督



「ボーっと生きて来た」と自虐トーク連発の細野晴臣さん

その世界観にいま魅了される理由(わけ)

 

一昨年の2019年に、なんと音楽活動開始から50周年を迎えた細野晴臣さん、74歳。ロック、フュージョン、テクノポップにワールドミュージックなど、ジャンルを超えた唯一無二の世界観で音楽ファンを魅了してきた。そんな細野さんの2019年5月から6月にかけてニューヨークとロサンゼルスで行われたアメリカツアーを収めたドキュメンタリー映画『SAYONARA AMERICA』が11月12日(金)から全国にて公開されている。貴重なライブ映像の興奮と共に、観客の反響やコロナ禍での最新トークを盛り込んだ、気負わずいつも自然体の細野さんの魅力あふれる作品となっている。


sayonaraamerika-bu-ho-240-1.JPGその公開初日、大阪で開催されている細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969 – 2019」(会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ)に合わせて大阪滞在中の細野晴臣さんと佐渡岳利監督による舞台挨拶が開催された。低い声で落ち着いた語りをする細野さんは、相変わらず自虐気味に飄々としている。「突き詰めることはない。周りの協力でもって、こんなことになってびっくりしている」と、展覧会や映画公開で急に多忙になってきたことに意外な驚きを見せる。確かに、この映画を観ると、細野さんを知らない人でもファンになると思う。「細野ムーブメント」到来はこれから!


1947年生まれの細野さんは、戦後怒涛のように入ってきたアメリカンカルチャーの洗礼を強く受けてきた。今回のライブでは、アメリカへの感謝の意を込めて、懐かしのアメリカ音楽を細野流のアレンジで演奏。「アメリカでアメリカの古い音楽を演奏するのは不安でしかなかった。ステージに上がるまで大丈夫かな?と思っていたら大歓声で迎えてもらえて、あれ?ここ大阪かいな?と思ったほど」だったとか(笑)。


そうしたカバー曲は、アメリカ人にとって新ジャンルの音楽のように新鮮に受け止められているというから面白い。その反響の大きさにも「びっくりしました。油断しちゃいかんな」と驚くと共に今後の演奏活動に自制を滲ませた。また、長年彼の活動を追ってきたというコアなファンの存在に、「もっと早く言ってよ~!」と古希を過ぎて受ける賞賛の嵐に喜びを隠せないご様子。


sayonaraamerika-550.jpg本作のタイトルについて細野さんは、「アメリカでのライブ中に感じていた“さよならアメリカ”。それがコロナ禍でアメリカへ行けなくなって、益々その思いが高まってきて、そのタイトルにしたんです」。コロナ禍で演奏活動が出来なくなって、「バンドメンバーと当時を振り返ると何だか遠くに感じられて、ピリオドが打たれたような気がしました」と、当時の演奏を振り返ることによって、今後の活動の指針を見出しているようにも思えた


sayonaraamerika-500-2.jpg佐渡監督は細野さんのことを「“マスター・ヨーダ”みたい」と表現する。本人は至って自然体だが、ステージ脇で演奏を撮影してきた佐渡監督は、「観客の反応をビシビシと体感していました」。また、「観客の観方・聴き方が素晴らしい!」とその反響の大きさを興奮気味に伝えた。そうした観客のコメントは細野晴臣というミュージシャンを客観的に捉えていて奥深い。本作が単なる記録映画ではなく、細野さんの音楽の魅力と共に、人を惹きつける人間性と未来への可能性を指し示していることに勇気付けられる、そんな作品に仕上がっている。


sayonaraamerika-bu-ho-240-4.JPG「散歩は欠かさない」という細野さんは、初めての大阪での長期滞在中に天神橋商店街も歩いたという。「東京より大阪の方が歩きやすいですね。何だか外国みたい…特に、中之島公園が素晴らしい!あの景観はフランクフルトみたい。沢山の古い橋がそのまま残っていて風情がありますね。大阪に住みたい!」(拍手)。また、「自分はわりとボーっと生きてきました。周りの人たちの協力でこんなことになって、まだピンと来てないです。何がいいんだか分かりませんが、大阪から始まったムーブメントに感謝しています。これからは、大阪のことを考えて生きて行きます」と大阪を大絶賛!

東京生まれ東京育ちの細野さんだが、お世辞を言う様な方ではないので、そのお言葉は素直に受け止めて、心から感謝したいと思います。(拝)

 



『SAYONARA AMERICA』(『サヨナラ アメリカ』)

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◆出演・音楽:細野晴臣
◆監督:佐渡岳利『NO SMOKING』(19)
◆プロデューサー:飯田雅裕『NO SMOKING』(19)
◆制作プロダクション:NHK エンタープライズ
◆企画:朝日新聞
◆配給:ギャガ
◆原題:HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA/サヨナラ アメリカ/2021 年/日本/日本語・英語/カラー/ビスタ/5.1ch/83 分
◆©2021“HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA”FILM PARTNERS ARTWORK TOWA TEI & TOMOO GOKITA

 



(文:河田 真喜子 写真:オフィシャル)

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「それは、人を狂わすほどの名声」

『ハウス・オブ・グッチ』

レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジャレッド・レト

超豪華!アカデミー賞受賞キャストが勢揃い!

ガガは日本語でファンに向けて愛のメッセージ!

全世界注目のロンドンプレミア開催!


ブランドの元祖と呼ばれた、世界屈指のファッション・ハイブランド“GUCCI”。華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた<真実>を描くラグジュアリー・サスペンス『ハウス・オブ・グッチ』2022 年 1 月 14 日(金)から全国公開いたします。監督には、『エイリアン』や『ブレードランナー』などの名作から、アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』など幅広い作品を世に送り続けるハリウッドの巨匠リドリー・スコット。衝撃の<実話>が、ついに日本上陸を果たす!


この度、本作のロンドンプレミアが、現地時間 11月9日(火)に開催されました!当日はパトリツィア・レッジャーニ役を演じる主演のレディー・ガガの他、その夫マウリツィオ・グッチ役のアダム・ドライバー、パオロ・グッチ役ジャレッド・レト、ロドルフォ・グッチ役のジェレミー・アイアンズなどハリウッドを代表するアカデミー賞受賞キャストが勢揃いし、レッドカーペットに登場予定!


世界中が注目するファッション・ハイブランド“GUCCI”にまつわるラグジュアリー・サスペンス、『ハウス・オブ・グッチ』の超豪華ロンドンプレミアに是非ご注目ください!
 


【映画『ハウス・オブ・グッチ』 ロンドンプレミア概要】

■日程:<現地時間>11月9日(火)18:00頃~/<日本時間>10日(水)AM3:00頃~
■場所:イギリス、ロンドン
■ゲスト:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジャレット・レト、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、カミーユ・コッタン、ジャック・ヒューストンほか


GUCCHI-ivent-500-1.jpg.jpeg全米での公開を 11 月 24 日(水)に控えた現地時間の 11 月 9 日(火)、本作のロンドンプレミアが盛大に開催されました。会場はロンドン・ウエストエンドにあるイギリス最大の劇場の1つであるオデオン・ラックス・レスター・スクエア。世界屈指のファッション・ハイブランド“GUCCI”の華麗なる一族崩壊の闇に包まれた<実話>を描くラグジュアリー・サスペンスの幕開けを一目見ようと、レディー・ガガファンの若い世代を中心に 200 人以上のファンが集まり、コロナ禍でメディアの数が制限された中で地元イギリスメディアを中心に、運良く参加できた日本、ドイツの媒体が集結。本作に寄せられる期待度の高さを垣間見せました。


キャスト一人ひとりの大きなポスターが掲げられた会場には、レディー・ガガの楽曲が次々と流れており、集まったファン達は大合唱をしながらキャストの登場を待ち侘びる中で、グッチ家に入り、夫殺害の犯行に及ぶパトリツィア・レッジャーニ役を演じる主演のレディー・ガガが登場すると、ファンの叫び声で周囲の音が全てかき消されます!


GUCCHI-ivent-gaga-500-4.jpgガガの身を包む鮮やかな紫色のプリーツドレスは、先日、アレッサンドロ・ミケーレが発表した「GUCCI LOVE PARADE」コレクションのもので今回が初お披露目。ドレスの袖を振り上げ、網タイツをちらつかせながら、華やかなポーズを決める姿がスクリーンに映し出される度に、ファンからの大歓声が沸き起こり、興奮が抑えられない様子。リドリー・スコット監督の妻で本作のプロデューサー、ジャンニーナ・スコットも登場し、指輪を見せ合い、ガガとキスを交わそうとするなど仲睦まじい姿を見せます。


パトリツィアの夫マウリツィオ・グッチ役のアダム・ドライバー、マウリツィオの従兄弟、パオロ・グッチ役のジャレッド・レト、マウリツィオの父、ロドルフォ・グッチ役のジェレミー・アイアンズ、パトリツィアの友人の占い師、ピナ・アウリエンマ役のサルマ・ハエック、マウリツィオの新恋人、パオラ・フランキ役のカミーユ・コッタン、グッチ・グループの CEO、ドメニコ・デ・ソーレ役のジャック・ヒューストンら豪華キャストも続々登場!時折、サインや記念撮影といったファンサービスにも対応するなど、会場はますます盛り上がります!


GUCCHI-ivent-500-2.jpg.jpeg.JPG長年、GUCCI のミューズを務めるジャレッドはターコイズ色のベルベットスーツに心臓モチーフのバッグ、サルマも GUCCI のゴールドドレス姿で登場し、GUCCI 色に染まったキャスト達にも目を引きました。


ガガは初主演映画『アリー/スター誕生』(2018)以来、3 年ぶりの映画主演となりますが、「今回は以前ほど怖くなかったわ。それがなぜかは分からないんだけど。ただそうだったの。」と本作では自信をつけた堂々とした演技を披露。「最高に興奮しているの。ファンが至るところにいて、とても大きなイベントだからね。ここでロンドンの人々を見るのは素敵よ。何百人、何千人もの人がいるのを見るのは素晴らしいわ。みんなに劇場で観てもらえるのが嬉しいの。素晴らしいことよ。監督のリドリー・スコットや、今日ここに集結したキャスト陣にとっても、これは喜ばしいことよ。」と、ファンを迎えてのプレミアイベントに喜びを露わにします。


GUCCHI-550.jpgガガは自身が演じるパトリツィア・レッジャーニについて、脚本を読むまで知らなかったそうですが、「脚本そのものだけでなく、このキャラクターに惚れ込んだの。正直なところ、私は彼女の強さを尊敬するわ。そして弱さも、ね。殺人犯を演じるのは難しいものよ。彼女が晩年に 共謀したその邪悪さを、私は本質的に支持しないからね。それからまた、マウリツィオは彼女の強さに惚れたの。この作品において、私たちはある女が崩壊していく物語を観るのだと思う。彼女についてというのは、ある意味、女だけが理解できる物語だと思うわ。でも映画『ハウス・オブ・グッチ』が素晴らしいのは、伝説的な監督リドリー・スコットが、ある家族についての作品を作ったということ。イタリア人一家で、そのイタリア人一家のビジネスについて、そして一人の女がそのビジネスに参入しようとするとどうなるか、そして男たちがそれを阻止する様についてよ。」と夫・マウリツィオ同様にガガも彼女に魅了され、本作がただ殺人事件を描くだけではなく、一人の女性が愛した男を憎むまでの過程、そして華麗なる一族が崩壊するまでの家族の物語だという作品の魅力を訴えている。


GUCCHI-ivent-500-3.jpg.jpeg.JPGアカデミー賞受賞キャストが勢揃いした豪華さもこの作品の見どころの一つですが、「このキャスト陣は素晴らしいわ。大好きよ。アダム・ドライバーと毎日共演するのは、最高にワクワクするものだった。彼は熟達したプロで、優秀で、理知的で、楽しく、愉快なの。共演はとても楽しかったの。ジャレッド・レトも、ジェレミー・アイアンズも、アル・パチーノも、サルマ・ハエックも、ジャック・ヒューストンも、全員と一緒に仕事をするのが楽しかった。この映画は決して忘れることのない経験だった。」と、ガガも撮影を楽しみながら貴重な経験だったことを振り返ります。


GUCCHI-ivent-gaga-240.jpgまた本作のメガホンをとったリドリー・スコットとは初タッグとなりますが、「彼は毎日私に、『さあ、このシーンは何についてだと思うかい?』と聞いた。それは彼がそれについて知らなかったからではなく、私がどう言うかに興味を持ってくれたからなの。私は男社会に生きる女だと感じるのだけど、男性に『君はどう思う?』と言われることによって力を与えられるし、愛されていると感じるの。富や家父長制がテーマの作品では、私たちに高揚感を与えてくれた。リドリー・スコットにはお礼を言っても言い切れない。」と男女や立場の差を感じさせず、互いの存在を尊重し認め合う撮影スタイルに感銘を受けた様子。


最後に本作を楽しみにしている日本のファンに向けて、「私の日本のファンのみなさん<アイシテマス>(日本語で)。みんなのことを心から愛しているわ。長年に渡って私に愛と支援をくださり、どうもありがとう。みなさんの恵み、健康、家族のために祈っているわ。そして『ハウス・オブ・グッチ』を楽しんでもらえますように。本作は世界のために作った映画なの。日本の女性が一つになりこの映画を観て、男の世界で私達女性が持つ感情を抱いてもらえればと願っているわ。」と、日本語を交えながら愛情深く温かなメッセージを送りました。

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ジャレッドはガガとの共演について「彼女との共演は最高だったよ。彼女は夢のようだった。彼女の勇気、仕事に対する姿勢は素晴らしいと思うし、共演できて光栄だね。彼女と一緒のシーンがもっとあったら良かったのにと思う。」と喜びを噛み締め、中でも共演シーンの多かったアル・パチーノについては「彼と共に過ごした時間はとても素晴らしかった。アル・パチーノは僕のお気に入りの俳優の一人なんだ。仕事を通して彼には演技について、その可能性について教わったよ。そして思い切って賭けに出ると何が可能となるかについて教わった。彼との共演は最高だったね。これにはとても感謝している。彼は大好きだよ(笑)。」と、親子役を演じながら撮影を通して俳優としての教えを説かれ、良い経験になったことを語っている。
 


GUCCHI-ivent-jeremy-240.jpgアダム・ドライバー演じるマウリツィオの父、ロドルフォ・グッチ役を演じたジェレミーは、「彼はイタリア人の父親で、独占欲が強く、型にはまった、保守的な男だ。自分の未来ではなく過去に囚われている。本作のキャスト陣との共演は楽しかったよ。錚々たる面々だ。素晴らしい物語であり、リドリー・スコットという優れた監督がいた。彼は壮大な映画を作る術を知っている。正に往年の映画を、ね。我々はずっと長いこと、閉じ込められてきたわけだから、本作はファンが今観たいと願う作品だろう。ずっと小さな画面を観てばかりだったが、今では劇場に行って、大画面で最高に素晴らしい作品を観ることが出来るんだ。リドリー・スコットはフィルムメーカーであるだけでなく、画家でもあると言える。彼はスクリーン上に素晴らしい絵を描くんだ。ファンはそれも楽しむことができるだろう。」と、コロナ禍もようやく落ち着いてきた中で、今まさに映画館で観るべき作品として本作の素晴らしさをアピールします。


「アダムとの共演は素晴らしかったよ。彼のことはずっと長いこと、高く評価してきた。彼は僕の息子役を演じたんだが、彼と知り合うことができたのはとても嬉しかったね。」と初共演となる息子役のアダムについて語り、ガガについても「レディー・ガガは類稀だ。女優としては比較的経験は浅いと本人は思うだろうが、彼女は素晴らしい。とてもプロ意識が高い。才能に溢れ、地に足のついた素晴らしい女性だよ。最高だね。」と女優としても高く評価し絶賛しました。


その後もファン達が沢山集まり、満員御礼となったプレミア上映の舞台挨拶にもキャスト達が全員揃って登壇。華やかなステージには終始歓声が響き渡り、映画界が久々に活気づいたと言える大盛況のロンドンプレミアは、公開に向けて更なる弾みをつけ幕を閉じました。


『ハウス・オブ・グッチ』

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監督:リドリー・スコット
脚本:ベッキー・ジョンストン、ロベルト・ベンティベーニャ
原作:サラ・ゲイ・フォーデン『ハウス・オブ・グッチ 上・下』(実川元子訳、ハヤカワ文庫、2021 年 12 月刊行予定)
製作:リドリー・スコット、ジャンニーナ・スコット、ケヴィン・J・ウォルシュ、マーク・ハッファム
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレッド・レト、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエックほか
原題:HOUSE OF GUCCI

北米公開日:2021 年 11 月 24 日(水)
配給:東宝東和
コピーライト:ⓒ 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト:house-of-gucci.jp
公式 Twitter:@HouseOfGucci_JP
公式 Facebook:@universal.eiga

公式 Instagram:@universal_eiga

 

2022年1月14日(金)より日本公開、決定!


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
 
 

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