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2021年6月アーカイブ

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公開記念舞台あいさつのご報告

駒井蓮 感極まる!
 


・2021年6月26日(土)  

・グランドシネマサンシャイン 池袋(豊島区東池袋一丁目30➖3キュープラザ池袋)

【登壇者】  駒井蓮(20)豊川悦司(59)横田真悠(21)中島歩(32)古坂大魔王(47)

       ジョナゴールド(20)、横浜聡子監督(43)



大ベストセラー『陽だまりの彼女』の作者である越谷オサムによる同名の青春小説を原作とし、駒井蓮と豊川悦司が父娘役で出演する『いとみち』が公開記念舞台あいさつが、全国公開翌日6月26日(土)に行われました。

9ヶ月間の猛練習の末、津軽三味線の演奏シーンを演じきった主演の駒井蓮(青森県平川市出身)を始め、豊川悦司、横田真悠、中島歩、古坂大魔王(青森市出身)、ジョナゴールド(りんご娘※弘前のダンス&ボーカルユニット)、横浜聡子監督(青森市出身)の7名が登壇しました。

監督、駒井、古坂、ジョナゴールドの4人が生粋の青森県人でもあり、津軽弁トークでわきあいあい。

また、最近起きた「わいは!」(津軽弁で驚いた)な出来事をフリップに書いて発表しました。
 


 

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<トークリポート>

 

 

9ヶ月間の猛練習の末に津軽三味線の演奏シーンに挑んだ駒井は「すごく難しくて、途中でやめてやろうと思ったときもありました。でもなんとか諦めずにできた」と熱演報告。父親役の豊川から「演奏シーンは三味線の熱量がガンガン響いてきた。音楽の力、音色の強さ、それに改めて驚きました」と称賛されると、「照れます。豊川さんは本当のお父さんのように接してくれました」と初共演を喜んでいた。

 

 

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豊川には津軽弁セリフはないが「あるシーンのセリフで『なまっている!』と思った」と青森出身の駒井がいうと、古坂も「あの豊川悦司ですよ?港区にしかいてはいけないような人です。豊川さんが津軽弁を喋るというのは、トム・クルーズが日本語を喋ることと同じ」となまりのあるセリフに驚き。無意識だったという豊川は「かつて青森弁で芝居をしたことがあり、津軽弁を聞くと当時のことが思い出された。リズム的は好きな方言です」とその理由を推察していた。

 

 

 

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横田は「撮影中に駒井さんのご両親がリンゴジュースを差し入れてくれて、それが本当に美味しかった。どこに売っているのかを聞いたら撮影地の近くのスーパーに置いてあったので、すぐに買って自宅に送りました」と嬉しそう。中島は「女性陣の方々が仲良くしてくれて、この撮影は今までの仕事で一番楽しかった。駒井さんは青森時代にリンゴを齧りながら田んぼ道を自転車で走っていたというエピソードを聞かせてくれたり、横田さんは韓国のコスメ事情を教えてくれたりしました」と和気あいあいの撮影を回想。

 

青森出身の古坂は「幼少期からお笑い芸人を目指していたので、地元でもほとんど標準語で過ごしていました。なので津軽弁での芝居の方法がわからなかった。でもいざやってみたら自然な感じでできたので今後はすべての仕事を津軽弁でやります!僕はウソをつきません!」と謎の宣言で笑わせた。長編映画初出演のジョナゴールドは「普段はメンバーがいて常に4人でいるのが当たり前だったので、一人での現場は心細かった。自分が人見知りであることを初めて知りました」と慣れない環境に照れ笑い。

 

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地元・青森を舞台にするのはこれで4度目の横浜監督は「青森は人も優しく、どこを歩いても面白い。撮影時期もリンゴの季節だったので、どこを切り取っても絵になった。その景色をそのまま飾らず、ナチュラルな形で撮ろうと思った」とこだわりを明かした。

 

また出演者の一人である黒川芽以からはビデオレターが届いた。「(駒井の)役なのか自分自身なのかわからないくらい頑張る姿を間近で見ていたので、撮影中はずっと応援したい気持ちでいました」と黒川から打ち明けられた駒井は「私が主演とはいえども、皆さんに支えていただいた。それをふと思い出しました」と思わず涙していた。

 

また「わいはな出来事」(驚いた出来事)について聞かれた駒井は「ライブシーンで演奏する曲が決まったのは撮影の1週間前。撮影中も滞在先のホテルで自主練をしました」と根性報告。その駒井の三味線演奏が「わいはな出来事」という豊川は「駒井さんが素晴らしい!」と再び絶賛していた。

 

最後に主演の駒井は、念願の全国公開に「素敵な方々と作り上げることのできた作品。青森を舞台にした映画ではありますが、どの故郷にもあるような景色が映っている映画。全国公開を機に大きく広がるように頑張ります」と大ヒットに期待を込めていた。
 


【ストーリー】

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主人公の相馬いとは、津軽三味線が得意な青森・弘前市の高校生。津軽三味線を弾く時に爪にできる糸道に名前の由来を持つ。濃厚な津軽弁訛りにコンプレックスを持ち話すことが苦手で友人も少ないが、芯はじょっぱり(意地っ張り)。一大決心をして津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、祖母、父、バイト仲間たちに励まされ、16歳のいとは成長していく。

 

監督・脚本:横浜聡子 
原作:越谷オサム『いとみち』(新潮文庫刊) 
音楽:渡邊琢磨
エグゼクティブプロデューサー:川村英己 
プロデューサー:松村龍一 
撮影:柳島克己 美術:布部雅人 塚本周作 
照明:根本伸一 
録音:岩丸恒 編集:普嶋信一 音響効果:渋谷圭介 
スタイリスト:藪野麻矢 ヘアメイク:澤田久美子 
助監督:松尾崇  制作担当:大川哲史
協力:青森県弘前市 青森県北津軽郡板柳町 青森県平川市 
企画協力:新潮社 制作プロダクション:ドラゴンロケット 
宣伝:Lem 配給:アークエンタテインメント
製作:アークエンタテインメント 晶和ホールディング 日誠不動産 RAB青森放送 東奥日報社 ドラゴンロケット
ⓒ 2011 越谷オサム/新潮社 ⓒ2021『いとみち』製作委員会 上映時間:116分  
公式サイト:www.itomichi.com

6月25日(金)よりテアトル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、京都シネマ、26日(土)より元町映画館にて公開中!


(オフィシャル・レポートより)

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■日 時:2021年6月25日(金)

■会 場:TOHOシネマズ六本木 スクリーン7(港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)

登壇者:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、ピート(猫)、三木孝浩監督(敬称略)



山﨑賢人主演・伝説の小説「夏への扉」初の映画化!

30年の時を超えて、もう1度君に会いたいー

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山﨑賢人「素敵なサプライズが皆さんに訪れますように!」

豪華キャスト陣がみんなの相棒猫(ピート)とともに

公開を迎えた本作への想いを語る!

 

1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説の小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)が待望の映画化、『夏への扉 ーキミのいる未来へー』が6月25日(金)より公開となりました。


本作の主演を務めるのは、今最も出演作が期待される俳優・山﨑賢人。本作では罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演には、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には昨年俳優生活25周年を迎えた藤木直人。その他、夏菜眞島秀和浜野謙太田口トモロヲ高梨 臨、原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結した!本作のメガホンを取ったのは『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督。さらに、そんな本作を彩る主題歌は、LiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となる。


この度、本作の公開を記念して、初日舞台挨拶を実施!舞台挨拶には主演の山﨑賢人をはじめ、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、そして本作のメガホンをとった三木孝浩監督が登壇。さらに山﨑演じる宗一郎の相棒猫・ピートも駆けつけ、和やかな雰囲気の中、舞台挨拶は終了した。



natsutobira-6.25-500-1.jpgまず本作の主人公・高倉宗一郎を演じた山﨑は「今日は無事公開を迎えることができて本当に嬉しく思います。すごくポジティブになれる映画なので、皆さん楽しんでもらえたらと思います。」と挨拶し、続いて宗一郎の大切な人・璃子を演じた清原は「今日は来てくださってありがとうございます。映画が無事に公開できることと、今日皆さんの前で舞台挨拶をできることがすごくありがたいなと思っています。今日は最後までよろしくお願いします」と挨拶。宗一郎の30年後での相棒である藤木は「ロボット役の藤木直人です。ロボット役と自己紹介をするのが今日で最後ということで少し寂しい気もしますけれども、こうやって無事公開にたどり着いたことを嬉しく思います。またこの作品が少しでも多くの方に届けばいいなと思います。」と少し感慨深げに挨拶。


natutobira-550.jpgそして宗一郎の婚約者・白石鈴を演じた夏菜は、取材時にどうしても自身の役柄を高梨臨と言ってしまうというエピソードを披露しながら「自己紹介の時に高梨臨役のと言おうよ、と舞台袖で皆さんに言われていたのですが、ここで緊張して言えなくなってしまいました(笑)」と恥ずかしがりつつ、「延期になり、ここまでくるのに時間がかかりましたけれども、今日こうして皆さんの前にたてること、そしてこの映画を皆さんに観てもらえること、本当に嬉しく思っています。私は悪役ですが、この映画はとてもいい映画なので是非皆さんの目に留まってもらえたらなと思います。」とコメント。宗一郎を罠にはめる松下和人を演じた眞島は「今日はご来場いただきましてありがとうございます。参加した作品がなんとか今日という日を迎えることができて、大変うれしく思っています。」と爽やかに挨拶。


過去に戻った宗一郎を助かる女性・みどりを演じた高梨は「やっと皆さんにこの映画を届けることができるということで、とてもわくわくして今日来させていただきました。短い時間ですがよろしくお願いします」と話し、最後に三木監督は「賢人くんをはじめ、皆さんお話いただきましたけれど、本当に公開を無事に迎えることができて、嬉しく思っています。撮影途中はまさかこんな未来があるとは思っていなかったですが、中々先を見通すのは難しいなと思いました。この映画は素敵な未来が待っていると思うので、今日は是非楽しんでもらえたら嬉しいです。」と公開への喜びをコメントした。


natutobira-500-2.jpg先日のオンライントークセッションにて、“諦めなければ失敗じゃない”という言葉が夢を諦めないで頑張る糧になったと感想が寄せられたことについて共感する部分はあるかと聞かれると、山﨑は「“諦めなければ失敗じゃない”というメッセージが『夏への扉』ではすごく大事なメッセージだと思っています。今を起きている出来事に対して一生懸命にならないと、未来が変わらないと思って、今をがむしゃらに生きる宗一郎にすごく共感しながら演じていました」と話す一方で、夏菜が同じテーマを聞かれると、作品内で山﨑演じる宗一郎をだます役同士の眞島に対し「私たちから学ぶことありますかね?」と聞くと、眞島は「学ぶことありますよ。役柄もあるけれども才能ある若者の足を引っ張るおじさんには、なるまい」と自虐的にコメントすると、一同笑いが起こり、夏菜は「確かにそうですね!」と共感していた。


主題歌「サプライズ」にちなみ、見たい未来があるかという質問に対し、清原は「みんなが笑顔で美味しいものを食べるという幸せな未来があったらいいなと思います。」と話し、清原がみんなと一緒に食べたい料理について聞かれると「みんなで食べたい料理ですか?最近ちくわにはまっているので、みんなでちくわを…それは違うか」と自分にツッコミながらも「やはり美味しそうなものをみんなで食べたいですね」とコメント。自己紹介が名残惜しいと挨拶した藤木は「この映画がヒットして、パート2が作られる未来が見たいですね、もしくは“秋への扉”とか“冬への扉”とかどうですかね?」と話すと、三木監督から「もう一度ロボット役と言えますね!」と続編⁉への期待のコメントで返した。


natsutobira-6.25-240-1.jpgそして舞台挨拶中盤には、サプライズで宗一郎の相棒猫であるピートが藤木に抱えられて登場した!登壇者からは「かわいい!」の声が溢れ、久々の再会に興奮しながら当時の撮影を思い出していた。しかし、ピートを抱えていた藤木は着ていた衣装に大量の毛がつくハプニングもあったが、「持って帰っていいですか?」と嬉しそうに話した。


最後の挨拶で監督は「この舞台上にいるキャスト、その他大勢のキャストたち、スタッフ一同気持ちをこめてつくった作品です。どうかその愛を受け取っていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです!」と改めてキャスト、スタッフへ感謝の気持ちを述べながら、本作への自信を語った。続けて山﨑は「無事に公開を迎えられて嬉しいし、久々にお客さんと対面することができてよかったです。ポジティブなメッセージや大切なことに気づいてもらえたら。」と訴えかけ、最後に「この『夏への扉』は、冬でも夏への扉を探すという意味でも、どんな逆境にいても諦めないで、前に進むというメッセージが素敵だなと思っています。頑張れば最高のサプライズが待っているんだなと思うので、皆さんにも最高のサプライズが訪れますように!」と、素敵な未来をえがけるようにとコメントを残し、イベントは終了した。


<STORY>

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将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うためにー

■出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人
    夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造
■監督:三木孝浩
■配給:東宝 アニプレックス
公式サイト:https://natsu-eno-tobira.com/
■コピーライト:(C)2021「夏への扉」製作委員会
 

2021年6月25日(金)~全国ロードショー

 

(オフィシャル・レポートより)
 

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『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』

(発行:トゥーヴァージンズ、定価:本体2,700円+税)――(詳細はこちら

 

このタイトルを目にしただけでゾクっときました。映画愛好家、それも年配者にとっては「殺し文句」かもしれませんね。「映画絵看板」「看板絵師」の文字が理屈抜きに心の琴線に触れるからです。


興味津々、ページを繰るや、映画館の正面に飾られた手描きの宣伝看板がつぎつぎに現れ、あっという間に忘我状態に陥りました。それもぼくの生まれ育った大阪の、しかもなじみ深いミナミの映画館がほとんどで、気がつくと、懐かしの時代へとタイムスリップ状態に。


ekanban-shane-500.jpg千日前のスバル座、東宝敷島、常盤座、千日前グランド、千日前セントラル、道頓堀の浪花座、松竹座、大阪東映劇場、髙島屋前の南街劇場……。ほかに梅田のOS劇場、市岡セントラル、今里東宝なども。


戦後の1947年(昭和22年)から1987年(同62年)までの写真が300枚、掲載されています。映画全盛期の昭和30年代はさすがに熱き息吹を感じさせますね。まさに映画が「娯楽の王者」でした。それにしても、消失した映画館のなんと多いこと!


ぼくはゴジラと同い年(1954年生まれ)なので、映画館でリアルタイムで観た記憶として頭に残っているのは1960年以降です。以下の映画館で、つぎのような作品を観たのを覚えています。それがちゃんと写真で確認できるのですから、たまりませんね。


ekanban-500-3.jpg古いところでは、浪花座で喜劇映画『番頭はんと丁稚どん』(1960年)、東宝敷島で怪獣映画『モスラ』(1961年)と『キングコング対ゴジラ』(1962年)、ディズニーアニメ『101匹わんちゃん大行進』(1962年)、スバル座で子ども向けのミュージカル『ドリトル先生不思議な旅』(1967年)……。小学校2年のときに観た『キングコング対ゴジラ』のでっかい絵看板には驚かされました!
 


ekanban-500-1.jpg思春期になると、中学3年のときに愛の切なさを教えてくれたアラン・ドロン主演のフランス映画『個人教授』(1969年)、ラストで吹っ飛んだアメリカ・ニューシネマの名作『イージー・ライダー』(1970年)、映画に没頭していた大学時代の忘れられない一作『愛の嵐』(1975年)……。これらはみなスバル座です。


邦画は自宅からほど近い末吉橋にあった中央シネマ、洋画は上六(上本町六丁目)の映画館が定番でしたが、たまに少し遠出して映画を観るとなると、決まってミナミ。それも洋画はきまって千日前のスバル座か道頓堀の松竹座でした。


ekanban-500-4.jpgこれらは貴重な記録ですね! 心底、そう思いました。映画が娯楽として、文化として庶民に定着していたその証しがここにきちんと残されています。ひとり大阪だけのものではなく、ひろく日本における映画文化と世相の記録なんです。


監修の岡田秀則さんが言うてはりますが、映画館があまりにも身近な存在だったので、絵看板も日常の光景に埋没していたんですね。だから当時は記録として留めておこうという意識がなかったのでしょう。それだけに本書の意義はきわめて深いと思います。なにせ一種のアーカイブですからね。


この本を企画しはったのが貴田奈津子さん(パリ在住)という方。お爺さん(不二夫)の代からミナミ・道具屋筋近くの「不二工芸」で映画絵看板を制作していました。看板が完成すると、映画館の前で写真に収めてはったんですね。


ekanban-500-2.jpgのサムネイル画像その数、1000枚! それもすべてネガ。「このまま放置するのはもったいない」と貴田さんはそれらをスキャンし、選りすぐりの300枚が本書に掲載されたわけです。


貴田さんとは2019年2月にご縁ができました。大阪市立中央図書館で開催された大阪市史編纂所セミナーのぼくの講演会『映画のはじまり、みな大阪』に来てくれはりまして、そのとき、ちょこっと絵看板のこと、写真のことを耳にしました。


それがこんな素敵な本になるとは、ホンマにうれしいです。


絵看板の数々に見とれながらゾクゾクしたのは、貴田さんのお父さん(明良)ら元映画看板絵師たちの対談です。看板の作り方や苦労話はさることながら、それ以外の話がめちゃめちゃオモロイ! 


ekanban-500-6.jpg「アラン・ドロン、オードリー・ヘプバーン、エリザベス・テーラーは描きやすい。嫌いやったんは、山本富士子、高峰三枝子、岸恵子、田中絹代。日本人は特徴がないから、難しい」

「お客さんは99%、看板を見て入るんや」

「うまい下手より、まずは似てること!」

「看板絵の魅力はオリジナリティ。看板を見て、だれが描いたのかすぐわかる個性が好きです」

やっぱり、「好きの力」の為せる業なのでしょうね。


職人と芸術家――。その双方を備えていないと、人に訴える絵看板を生み出せないのやなぁと思った次第。


本書は、お堅く言えば、「日本の映画文化に一条の光明を注いだ一冊」。柔らかく言えば、「映画ファンの心をとろけさせる一冊」。よくぞ本にまとめてくれはりました!

 

武部 好伸(エッセイスト)
 


《掲載写真の説明》上から

●『シェーン』(1953)スバル座 

●『キングコング対ゴジラ』(1962)東宝敷島劇場/敷島シネマ

●『イージー・ライダー』(1970)スバル座

●『東京オリンピック』(1965)東宝敷島劇場/敷島シネマ

●『アンナ・カレーニナ』(1968)スバル座

●『ジャンケン娘』(1955)新世界東⽅敷島

 


貴田さんは、本書に未掲載の写真をふくめた映画絵看板のアーカイブ化と閲覧可能なWebサイトの制作をめざし、クラウドファンディングを始めはりました。⇒ 詳しくはこちらへ

 

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「いとは瞬間、瞬間で姿が違うんです」
二人三脚で役作りに挑んだ『いとみち』主演、駒井蓮さん、横浜聡子監督インタビュー
 
 『陽だまりの彼女』の著者としても知られる越谷オサムの原作を横浜聡子監督(『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』)が映画化した『いとみち』が、6月25日(金)よりテアトル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、京都シネマ、26日(土)より元町映画館にて公開される。
世界初上映された第16回大阪アジアン映画祭で見事グランプリと観客賞のW受賞に輝いた本作。人見知りの高校生いとがメイドカフェでのアルバイトや、友達の支え、そして津軽三味線を通じて成長していく姿を、青森の津軽を舞台に伸びやかに描いている。人見知りのいとを青森県出身の駒井蓮、いとの父親役を豊川悦司、伝説の三味線奏者でもあるいとの祖母役を初代高橋竹山の一番弟子、西川洋子が演じ、三世代親子による濃密な津軽弁での会話も見どころだ。メイドカフェの店長やスタッフには中島歩、黒川芽以、横田真悠らが顔を揃え、エンターテインメント色の強い中に女たちの連帯もしっかりと描かれている。駒井が猛特訓したという、いとの津軽三味線ライブシーンも必見だ。
 いとを演じた駒井蓮さんと横浜聡子監督に、お話を伺った。
 

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■伝わったと感じて嬉しかった大阪アジアン映画祭の観客賞(駒井)

―――まずは、大阪アジアン映画祭でのグランプリと観客賞のW受賞おめでとうございます。改めて受賞したときのお気持ちをお聞かせください。
横浜:賞があることは知っていたけれど、受賞することは全く考えていなかったので、グランプリをいただいてビックリしたのが最初の気持ちですね。観客賞をいただけたのも素直に嬉しくて、俳優部やスタッフと早く共有したいと思いました。
 
駒井:大阪アジアン映画祭はアジアの映画をたくさん上映するというイメージが強かったので、監督と同じ印象はあったかもしれません。『いとみち』が完成して初めてお客さまに見ていただいたのですが、こんなに青森色の強い映画をどんな風に見ていただけるだろうかと思っていたので、観客賞をいただけたのは本当に嬉しかったです。私たちが映画を撮るときに伝えたいことはたくさんあるけれど、それがそのまま伝わるとは限らないし、全く別のイメージで伝わるかもしれない。でも観客賞をいただけて、(伝えたいことが)伝わったのかなと思えましたね。
 
―――出身地、青森での撮影はいかがでしたか?
駒井:家族や、私が今まで生きる中で関わってきた人たちがたくさんいる場所なので、心強い反面、仕事をするために上京して6年経つ私が、仕事をしに青森に戻ってきたわけですから、不思議な気持ちにもなりました。津軽の人間を演じるということは、津軽で私が生き直す感覚だったので、逆にそれを地元で見ていただくことの緊張感はありました。新聞などで『いとみち』を撮影するというニュースもよく報じられていたので、友達が蓮絡してくれることもありましたね。
 
 
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■一つひとつ探りながら、積み重ねた主人公、いと(横浜監督)

―――原作では小柄でよく泣くキャラクターだったいとを、映画版ではその逆で泣くことができないキャラクターにしたり、駒井さんが演じる映画版ならではのいとを作り上げていますね。
横浜:最初読み合わせをしたときに、駒井さんの喋り方を観察し、そこからどのようにいとを作り上げていくかを考えました。駒井蓮という人間からどのようにして、歩いたり、しゃべったり、表情を作ったりするいとへ放射線状に広げていけるのか。いとはこういう人物像という、明確なものがあったわけではなく、一つひとつ探りながら積み重ねていった形ですね。
 
駒井:いろいろと試しつつ、いとの断片を掴んでいく。喋り方はこうかなとか、家族とはこんな関係かなと周囲から作り上げていく感じはありました。
 
横浜:学校ではこんな存在だけど、家族のなかではこんな感じだねという話はしました。場所によって有りようが変わる人ではないかと。頑なにこれがいとだと信じこまなくてもいいよと駒井さんには声をかけていました。
 
 

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■いとは瞬間、瞬間で姿が違う(駒井)

―――いとは他人に理解されたいという気持ちもまだ芽生えていない、思春期の真っ只中にいる少女で、彼女の成長が物語の中心ですが、いとの気持ちは想像しやすかったですか?
駒井:自分の思春期のことを思い出すのはすごく恥ずかしいのですが、そういう作業を重ねながらも、なかなかいとの気持ちが自分の中で定まらなかった。撮影中もずっとそうで定まらなかったのですが、相手に対してこういう態度を取るというのではなく、いとはその瞬間、瞬間で姿が違うんです。だからいとの“筋”にたどり着くまでは時間がかかりました。
 
横浜:駒井さん自身は内気ではないし、クラスの中では元気なタイプですよね。
 
駒井:根がマイペースなので、すごく仲の良い人はいる一方で、その時々によって一緒にいる人が違うんです。だから、基本的にクラスのみんなと仲がいいし、最近話が合うから一緒にご飯を食べるけど、次の週は別の友達と一緒にいたり、結構浮遊していますね。
 
横浜:演じる上で、いとみたいな内気な女の子を演じるのは難しいですか?私は(内気ないとは)自分自身と思ってシナリオを書けるけど、俳優は演じるものによって自分と全く違うキャラクターを演じる必要があるじゃないですか。
 
駒井:基本的に、自分の中にあるどこかの要素を拡大していく感じです。たまにクラスの中心に立つけれど、日頃はあまり目立たないような、立ち位置の定まらない友達を想像しながら演じましたね。学園ものは人気者、委員長、盛り上げ役という役割が往往にしてありますが、そのどれにも当てはまらない人がいとのイメージでしたね。
 
 

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■三味線を弾くと、ひとりの世界で闘っている感じ(駒井)

―――なるほど。もう一つ、いとの気持ちを掴む上で欠かせないのが津軽三味線です。相当練習され、映画でも見事な演奏を披露されていますが、津軽三味線を演奏しての感想は?
駒井:すごく面白いです。ギターやピアノのようでもあるけれど、もっともっと孤独な楽器だと思います。指の痛さや、バチで叩いている時の力も、そこで鳴らす音も全て自分の世界であり、だからこそとても孤独な楽器だと感じる。いとも劇中で目を閉じて弾いていますが、ひとりの世界で闘っている感じがあるし、私自身も闘った感じがありましたね。
 
―――津軽三味線名人で祖母役の西川洋子さんと二人で演奏するシーンも見事でした。
駒井:ふたりでドキドキして、手を繋いでいました(笑)。西川さんも映画の中で芝居として弾いた経験もないし、ふたりで演奏するということもないので、カメラが回る瞬間までお互いにずっと練習していました。弾きながら相手の呼吸や表情を視界に入れる必要があったので、本番まで「あーやばい!」「間違ったらごめんね」という感じでしたね。
 
 
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■女性の生き方を感じながら演じたメイドカフェのシーン(駒井)

―――いとがアルバイトで働くメイドカフェのシーンは、横浜監督も現代に女性性の強い場所をどのように描くかで悩まれたそうですが、いとと先輩スタッフたちとのやりとりやお客とのエピソードが豊かでかつフェミニズム的要素がしっかり含まれていましたね。
駒井:女性の生き方(フェミニズム)は自分の中でとても興味のある話題だったので、それを感じながら演じていました。私は男女を超えたものがあると思うし、中島歩さんが演じた店長はまさに独自の世界観がありました。メイドカフェのシーンは、いろいろな人と関わり合っていくなかで生まれる人間の面白さを感じましたし、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にいたようで、私自身も完全に頼り切っていました。
 
―――横浜監督は撮影前、実際にメイドカフェに行かれたそうですね。
横浜:2回ぐらい行って、「萌え萌え、キューン」を低い声で、低いテンションでやってきました。私自身、楽しむより恥ずかしさの方が優ってしまって、ダメですね(笑)。メイドさんたちから本当にお客様を楽しませようとする心意気が感じられ、かといって、それを押し付けてくるわけでもない。女性のお客様も多いし、それぞれの時間を過ごして、たまに「萌え萌え、キューン」をやるという、なかなか日常では体験のできない空間です。
 
 

■いとと早苗はお互いに片思いしている距離感、初々しさを出して(横浜監督)

―――いとの心の支えになったのが同級生の早苗で、最初は電車内でのアイコンタクトが徐々に距離が近づいていく様子も、微笑ましかったです。
駒井:べったりいっしょにいる友達ではないけれど、見えないところでお互いが好きというか隠れて繋がっている。私の中では結構珍しい関係性の友達ではありますね。よく監督に「初々しさを」と言われていたので、名前を呼び合ったり、お互いに自分のことを打ち明けたりするシーンもまさにそれがテーマでした。
 
横浜:早苗が三味線というものを初めて見て、初めて触らせてもらうときの初々しさとか、初めて見たものにどのように接するのか。いとと早苗はお互いがお互いに片思いをしているような距離感のなか、はじめていとが早苗の家に行くわけで、恥ずかしさと初々しさが混じり合うような感情が見えましたね。学校とは違うふたりの一面が見えたと思います。
 
―――豊川悦司さん演じる、思春期の娘と自分なりのやり方で距離を縮めようとする父はいとにとってどんな存在だったのでしょうか?
駒井:二人とも不器用ですよね。性格が似ている家族は距離ができてしまうと思うのですが、似ているがために真正面からうまく向き合えない。相手のことを思っているからこそうまくいかないというのは、ちょっと恋にも似ていますね。豊川さんとは現場でほとんどお話することがなかったのですが、豊川さんがクランクアップする日に、青森の美味しいご飯屋さんを聞かれたり、身長の高さについてワイワイと話をできたのが思い出です。
 
 

■常にフラットで、ちゃんと吸収できる人間でいたい(駒井)

―――最後に駒井さんがこれから目指していきたいことは?
駒井:大学に入って、自分が知らないだけで、世の中には無限に仕事があることを知ったので、自分で向いていないと決めつけるのではなく、何事も試してみる精神でいきたいですね。こだわる人間でいたい一方、こだわりすぎない人間でいたい。常にフラットで、いつでもいろいろな人やものからの刺激をちゃんと吸収できる人間でいたいです。
(江口由美)
 

 
<作品紹介>
『いとみち』Ito  (2021年 日本 116分)
監督・脚本:横浜聡子
原作:越谷オサム「いとみち」新潮文庫刊
出演:駒井蓮、豊川悦司、西川洋子、黒川芽以、横田真悠、中島歩、古坂大魔王、宇野祥平
公式サイト → http://www.itomichi.com/
6月25日(金)よりテアトル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、京都シネマ、26日(土)より元町映画館にて公開  
(C)2021「いとみち」製作委員会
 

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山﨑賢人主演・伝説の小説「夏への扉」初の映画化!

30年の時を超えて、もう1度君に会いたいー


山﨑賢人、LiSAによる主題歌「サプライズ」披露に

「とても幸せな気持ち。LiSAさんの歌声のおかげでポジティブ!」

1週間後に公開を控えた本作への意気込みを語る!


【6月18日(金)実施 オンライントークセッション&サプライズイベント】

■日 時:6月18日(金)

■会 場: Harevutai(東京都豊島区東池袋1-19-1 Hareza池袋1F)

■登壇者: 山﨑賢人、LiSA、三木孝浩監督(敬称略)



1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説の小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)が待望の映画化、『夏への扉 ーキミのいる未来へー』が6月25日(金)に公開いたします。


natutobira-pos.jpg本作の主演を務めるのは、今最も出演作が期待される俳優・山﨑賢人。本作では罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演には、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には昨年俳優生活25周年を迎えた藤木直人。その他、夏菜眞島秀和浜野謙太田口トモロヲ高梨 臨、原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結した!本作のメガホンを取ったのは『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督。さらに、そんな本作を彩る主題歌は、LiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となる。


この度、本作の公開を記念して、一足先に映画を観たファン達とオンラインでのトークセッションを実施!イベントには主演の山﨑賢人と監督の三木孝浩が登壇し、ファンからの感想や質問に答え、さらに主題歌を担当しているLiSAも登場し、本作のために書きおろした楽曲「サプライズ」を歌唱した。


主演の山﨑は「今日は公開前にまたイベントをすることができて、嬉しく思います!」と挨拶し、三木監督は「2月の公開から延期になってしまいましたが、タイトルの『夏への扉ーキミのいる未来へー』というように、ギリギリ夏前に公開することができて嬉しく思います」といよいよ公開となる本作への想いを語った。


natutobira-6.18-240-1.jpg山﨑の映画の初主演作『管制塔』以来、約10年ぶりに今回タッグを組んだ2人ですが、山﨑は「僕のデビュー映画が『管制塔』だったので、その時は右も左もわからない状態でした。思い出に残っていることといえば、三木さんの優しい人柄と北海道の寒さと美味しいご飯ですかね。でも10年経って久々にご一緒させていただくと、その時には気付かなかった三木さんの監督としてのこだわりや良いものを撮り続ける姿勢を見つけることができ、自分も少し大人になったなと思いました」と答えると、三木監督から「おーー賢人くんも大人になったんだね」と驚きと嬉しそうな表情を見せつつ、続けて「今回10年ぶりにお仕事をして、最初の『管制塔』で賢人くんが持つ良い意味での“青臭さ”をまた感じましたね。主演作も経験してきてお芝居の経験値が上がっているなと感じましたが、この作品の撮影時も演出に対して固くならず柔軟に対応してくれたので、そのいい意味での“青臭さ”を失わないでくれているとわかり、すごく嬉しかったです」とコメント。


そしてここで本作のために書き下ろした楽曲をLiSAが披露。会場で生歌を聴いた山﨑は「最高でしたね!」と興奮気味に話し始め、「未来に向かって頑張ろうというポジティブなメッセージを受け取ることができました。LiSAさんの力強い声が聴けてよかったです!」とコメント。圧巻の歌声で主題歌「サプライズ」を歌い上げたLiSAへどのような想いを込めて曲を作ったか質問すると、「私は出来上がった状態の作品を観てから楽曲を作ったので、映画を観た方へ届くよう意識しました。特に“未来”や“扉”という言葉を大切にしました」と回答。その答えを踏まえ、三木監督は「この曲が入ることでさらに作品のスケールが大きくなったと思いますし、LiSAさんの生歌の伸びやかさに圧巻されました」とコメント。


natutobira-6.18-500-1.jpgここからは3人と映画を一足早く観たファンの方とオンラインでのトークセッションのコーナーへ。あるファンからの「璃子のセリフにある“諦めなければ失敗じゃない”という言葉が自分の夢のために頑張る糧になりました」という感想に対し、山﨑は「素直に嬉しいですね。それこそ“諦めなければ失敗じゃない”という言葉は、この作品で伝えたいなと思っていたメッセージなので、それを感じ取っていただけてよかったです」とコメント。さらに他のファンからは、味わいたい過去の感動した思い出について聞かれ、三木監督は「映画を撮ることが昔からの夢だったのですが、自分が最初に作った映画をお客さんと一緒に映画館で観た時のなんともいえない空気感はまた味わいたいなと思います」と回答。


natutobira-6.18-500-2.jpg「実は見終えたお客さんの後ろでひっそり感想を聴いたりもしてました」と照れ臭そうに話し、LiSAも「三木監督と少し似ているのですが、今のご時世ライブ活動が難しいので、ファンのみんなと歌ったり踊ったりできる日々に戻りたいなと思います」とコメント。三木監督のようにファンの感想を聞いたりするかという質問に対し、「今はSNSがあるおかげでファンのみんなから直接感想が送られてくるので、その感想は全部見ています」と回答。2人が話している間も真剣に答えを考えていた山﨑は「過去に感動した思い出はたくさんあります。関わった現場で過ごした時間はもちろん感動しますし、今までの作品に対して全力で向き合っているからこそ、また次も頑張ってその感動を味わいたいと思います。なので僕は過去を振り返りません!」と力強く回答すると、三木監督からも「ぶれないね!」と笑い声がこぼれた。山﨑も「そうですね。今の連続で未来が作られていくので、今を大切にしたいと思います!」とコメントした。


最後に山﨑から「公開直前に一足早く作品を観ていただいた方からのポジティブなメッセージを受け取れて嬉しかったですし、今日はLiSAさんの生歌を聴くことができてすごく幸せでした。これから公開にむけて自分自身も気合が入りました。この作品が伝えたかった“どんな状況でも諦めないで前に進んでいく”という想いを感じてほしいですし、その中にある色んな愛を感じてもらいたいです。ラブストーリーな部分も含め、多くの世代に楽しんでもらえる作品ですので、公開まで楽しみにしていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました!」とイベントは終了した。
 


★「夏への扉ORINGINAL SOUNDTRACK」発売決定情報

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2021年6月公開の映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』のオリジナルサウンドトラックの発売が決定!

音楽はアニメ「僕のヒーローアカデミア」、映画「フォルトゥナの瞳」などの林ゆうきが担当し、全30曲が収録予定となっております。

詳しくは、下記ホームページよりご確認ください。

https://anxmusic.lnk.to/yENHKU


 


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<STORY>
将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うためにー


■出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人
    夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造
■監督:三木孝浩
■配給:東宝 アニプレックス
公式サイト:https://natsu-eno-tobira.com/
■コピーライト:(C)2021「夏への扉」製作委員会

2021年6月25日(金)~全国ロードショー
 


(オフィシャル・レポートより)

 

 

 
 
 
 
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「世界で痛みを共有する今、傷ついたもの同士をつなぐ橋になる作品」
『アジアの天使』石井裕也監督インタビュー
 
 池松壮亮(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)、チェ・ヒソ(『金子文子と朴烈』)、オダギリジョー(『茜色に焼かれる』)の共演で描く石井裕也監督最新作『アジアの天使』が7月2日(金)からテアトル梅田、なんばパークスシネマ、シネ・リーブル神戸、Tジョイ京都他にて公開される。
 
 2020年2月から3月にかけてオール韓国ロケを敢行。コロナによる懸念事項が次々生まれるなか、スタッフたちの努力により奇跡的に無事クランクアップを果たしたという本作は、観光地ではないソウルの一面や、海辺の町、江原道の風情を楽しむことができる。妻を亡くし、一人息子と韓国在住の兄のもとを訪ねる剛を演じた池松は初めての韓国ロケにどこかリアルな異邦人ぶりを漂わせる一方、日本語でなんとかコミュニケーションを取ろうとする不器用さが逆に滑稽さを醸し出す。風来坊の雰囲気をまとった兄を演じるオダギリジョーとの絶妙なやり取りは、うまくいかない異国での日々の重い空気を吹き飛ばす。スーパーで営業をしていたソルとの思わぬ再会、ソルの兄妹を巻き込んでの旅路と、思わぬことが起きても、それが人生と言わんばかりに転がり、そしていつの間にか膝を突き合わせて飯を食い、酒を呑むようになっている姿は、今は避けざるをえない「会って話す」コミュニケーションがいかに豊かなものであるかを痛感させる。それぞれが旅の果てに見たものは何なのか。人生に行き詰まった韓国人家族と、人生を探して韓国にたどり着いた日本人家族がみせる、全く新しい「家族のような」物語だ。
 本作の石井裕也監督にお話を伺った。
 

 

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■互いの心の傷や哀しみが手に取るように分かる関係

――――世界初上映となった大阪アジアン映画祭のクロージング上映では笑いも多数起こり、大盛況でした。舞台挨拶で、プロデューサーのパク・ジョンボムさんとはとてもウマが合うとおっしゃっていましたね。
石井:パクさんとは、日本であまり友達に話すことのないような、自分が心に抱えている傷や痛みについてよく話をしました。お互い拙い英語なので言葉自体は不完全で、言語的に理解できているかどうかはわからないけれど、少なくとも彼の哀しみや心の傷は手に取るようにわかった。彼も僕に対して同じような思いだったでしょう。30歳を過ぎて、そんな特別な友達ができるとは思ってもいませんでした。パクさんもなぜそんなに二人は仲がいいのかと聞かれたとき「前世で深い関係だったとしか言いようがない」と答えたそうです。
 
――――それだけ深いところで分かり合える友人で映画監督であるジョンボムさんと一緒に映画を作るのは自然な流れだったと?
石井:一緒に作ろうという話はありましたが、本作に関して言えば、プロジェクトが窮地に陥って頓挫しかけた時にパク・ジョンボムが「絶対に諦めるな、俺がプロデューサーをやるから」と手をあげてくれたんです。
 
 
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■韓国で遊んでいた頃からはじまっていた、池松壮亮への言葉にしない演出

――――まさに「アジアの天使」ならぬ「映画の天使」ですね。今回は『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』主演をはじめ石井監督作品に多数出演している池松壮亮さんが、妻を亡くし、一人息子がいる作家、剛を演じています。ちょっとトリッキーさも感じる役ですが、二人でどのように剛のキャラクターを作り上げていったのですか?
石井:池松君とは、パク・ジョンボムと出会った翌年ぐらいから、普通に遊びに行く感覚で韓国に行き、パクさんとも遊んでいたんです。お揃いのグローブを買って、キャッチボールをして、という子どものようなことをやっていたのですが、口には出さずとも、韓国で映画を撮るんだろうなということが互いに分かっていた。だから、言葉にしない演出はその頃からはじまっていたんですね。
 
――――ずっとタッグを組んできた池松さんと、今回は全編韓国ロケでタッグを組み、また新たな一面が見えたという感じですか?
石井:今までとは全部違いましたね。馴染みのない土地を子どもと一緒に歩くということ自体が彼にとっては迷子ですから、異邦人のような感覚があったはず。どこまでその土地に入り込めるか、もしくは入り込まないかということをよく考えたのだと思います。
 
――――入り込む/入り込まないのバランスは、監督とディスカッションで決めたのですか?それとも池松さん自身の判断に委ねたのですか?
石井:その辺は池松君とかなり話をしました。プライベートで一緒に韓国に行っただけではなく、役を掴むきっかけが少しでも多い方がいいと思ったのでロケハンも一緒に行きました。僕が韓国人スタッフとあーでもない、こーでもないと話している姿を見ているだけでも、何かの参考になったのではないでしょうか。撮影を終えて、「これまでとは全く別の景色が見られた」というようなことを言ってくれましたね。
 
 
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■日韓関係が最悪な中、強い志で、全存在をかけてタッグを組んでくれたチェ・ヒソ

――――相手役となるかつてのアイドル歌手、チェ・ソルを演じたチェ・ヒソさんは、大阪アジアン映画祭とも馴染みが深く、小学校時代に日本で暮らした経験もある俳優ですが、ヒソさんをキャスティングしたいきさつは?
石井:役の年齢層に合う俳優を何名かピックアップし、打診していくオーソドックスなスタイルをとったのですが、2019年ごろは日韓関係が最悪で、それを理由に断られることが多かった。このプロジェクトに参加することで、日本に加担しているという見方をされかねない状況の中、ヒソさんは「そんなの知るか、面白いことをやりたい」というとても意志の強い方で、日本語もしゃべれるし、色眼鏡が全くない方でした。それなら一緒にチャレンジしましょうかと声をかけさせていただいたのです。実際にすごく聡明で志の高い方で、共に力を合わせて戦えた。思いの強い方でしたね。
 
――――ソルは自国語で話す一方、剛も日本語で話しかけ続け、コミュニケーションが取れていないように見えながらも、だんだん距離感を縮めていきます。映画の中で、コミュニケーションについてどのように捉えて演出したのですか?
石井:いろいろな言葉が飛び交うけれど、結局言葉だけでは本心にたどり着けない。言葉でたどり着けないところにある本当の感情を表現できれば面白いなと思ったのです。だから、今回はディスコミュニケーション(誤解)を生むものとして、言葉を使っていますね。ソルと剛がなんとか思いを伝えあうのは本当に拙い英語で、それは僕とパクさんの関係と似ています。
 
 
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■池松壮亮とオダギリジョー、天才ふたりが韓国でみせた演技

――――剛の兄を演じたオダギリジョーさんの軽やかな演技が魅力的でした。池松さんとオダギリさんの共演は初めてなのではないかと思いますが、現場ではいかがでしたか?
石井:韓国で池松君とオダギリさんが、バカみたいなことを言っているシーンを撮るのはすごく楽しかったですね。韓国のスタッフも芝居を見ながらクスクス笑っていましたし。池松君とオダギリさんが一緒に芝居をしているのを日本で見たことはないですが、この天才ふたりが韓国で愚かな会話をしているのは、素晴らしい光景でしたね。キャストも家族のようなものになっていくということを意識していたかどうかは分かりませんが、皆さん本当に仲が良くて、頻繁にビールを飲みに行っていましたね。特に江原道に行ってからはみんなで合宿して撮影したので、浜辺でもよく一緒に遊んでいました。
 
 
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■扱いきれないもの、言葉にならないものを映画にしたかった

――――『アジアの天使』というタイトルは意外性もありながら、しっくりとくるタイトルのように思えます。映画でも重要なモチーフですね。
石井:天使というものに対し、人それぞれのイメージがあるでしょうし、捉え方も違う。いるかもしれないし、いないかもしれない。信じているかもしれないし、信じていないかもしれない。そんな扱いきれないもの、言葉にならないものを映画にしたかったので、ちょうどいいと思ったのです。加えて、アジアの隣国であり、別々の国である韓国と日本をつなぐものが、西洋のシンボリックなものだと意味があるのではないかと。あるかないか分からない可能性が偶発的、もしくは奇跡的に二者を結びつけると面白いのではないかという気持ちがありましたね。
 
――――決して主人公たちの置かれた境遇が改善するわけではないけれど、逆にそのままでも大丈夫と包み込んでくれる作品で、コロナ時代で疲れ切っている今の私たちにすごく心地よい余韻を与えるのではないでしょうか。
石井:期せずしてではありますが、コロナ禍になり、痛みを共有せざるを得なくなりました。世界平和という言葉を使うのは恥ずかしいのですが、どこの国の人も皆、同じように辛い状況を強いられているんだと想像することは、新しい関係を生む小さなきっかけになるような気がします。この映画は小さな橋になるかもしれません。みんなで集まってご飯を食べ、ビールを飲むこと以上に重要なことは、実はないんじゃないかと思います。
 
(江口由美)

『アジアの天使』“The Asian Angel”(2021年 日本 128分) 
監督・脚本:石井裕也
出演:池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー、キム・ミンジェ、キム・イェウン他
7月2日(金)からテアトル梅田、なんばパークスシネマ、シネ・リーブル神戸、Tジョイ京都にて公開。
公式サイト⇒https://asia-tenshi.jp/
(C)2021 The Asian Angel Film Partners
 

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ダチョウ倶楽部、芸人泣かせの無音地獄に挑戦

ダチョウ倶楽部のサイレント芸に“めるる”が大爆笑!

音を立てずに生き残れ!公開直前イベント

 

90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が、新たな映画体験だと話題となった映画『クワイエット・プレイス』。前作を遥かに凌ぐ「音を立てたら、”何か”がくる」無理ゲー展開とスケールアップで贈る、そのシリーズ最新作映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が6月18日(金)より日本公開いたします!


QP2--550.JPG全米で公開されると『TENET テネット』や『ゴジラVsコング』など並み居る話題作を超え、パンデミック以降最大の超大ヒットスタートを切った本作。2020年2月以降最高のOP興行収入を記録。前作から続く圧倒的人気と力強さで、2週間ぶりにNo.1 に返り咲き、累計興収1憶800万ドル(日本円で約117億円)を稼ぎ出し、パンデミック以降の公開作品で、初めて全米で興収が1億ドルを突破致しました!米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では “91%FRESH”とシリーズを通して90%超えの高評価を叩き出し、その勢いはとどまることを知らない!


この度本作の公開を記念して【音を立ててはいけないサバイバルな世界を疑似体験する】公開直前イベントを開催!当日はリアクション芸人として芸能界の荒波を生き残りレジェンドに君臨しているダチョウ俱楽部が登場!リアクション芸人にとって致命的とも言える音が封印された世界で沈黙を貫くことができるのか!?そんなレジェンドに対抗するのは「めるる」の愛称で親しまれCMやバラエティ番組で活躍中の人気モデル生見愛瑠!モデル界1の怖がり⁉がめるる語を封印し、音を出してはいけないミッションに挑む!


本編で【沈黙不可避】な存在の象徴として描かれていた“赤ちゃん”。赤ちゃん人形が泣き出さないようにセット内にあるトラップが入ったボックスを避け、哺乳瓶を探し出し、哺乳瓶を探し出し赤ちゃんをあやすミッションに挑む!めるるを前にダチョウ俱楽部はボックスの中にある思わず声をあげてしまう仕掛けやついボケたくなるようなアイテムの誘惑に打ち勝ちレジェンドの威厳を保つことができるのか!この難題に挑み宣伝部長の座をかけて2組が対決を繰り広げる!


【日時】6月15日(火) 

【場所】浜町スタジオAst(中央区日本橋浜町2-62-6)

【登壇者(予定)※敬称略】ダチョウ俱楽部(寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵)/生見愛瑠


<イベントレポート>

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いよいよ日本公開まで1週間を切った『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の宣伝隊として「めるる」こと生見愛瑠とダチョウ倶楽部の寺島ジモン、肥後克広、上島竜平の3人が登場!


めるるは「観るまでは怖くてドキドキする映画は苦手でしたがこの映画は展開が気になりすぎて、アトラクションのようなので普段(怖いのが)苦手という人にもおススメです!」と怖がりな自分でも楽しめたと作品の魅力をアピール。ダチョウ倶楽部の肥後は「家族のストーリーもあって怖いだけじゃないんです。(劇中で)赤ちゃんが泣くんですが、最近1歳くらいの孫ができて赤ちゃんは泣くのよ。これは本当に怖いだけじゃなくて気持ちが揺さぶられた。」、寺島は「サバイバルが好きで、あの世界に入ったらどうしようって考えた。今は何が起きるかわからない世界なので、音を出しちゃいけない世界で生き延びることを考えたら汗かいてきちゃって、家の中を整理して導線まで考えちゃった(笑)。」と自分自身に重ねて作品を楽しんだことを明かし、上島は観てないとボケつつも「「本当に怖かった。怖さで1時間半くらいあっという間だった。酒飲まないとやってられない!怖くて声出しちゃいそう」と本作の恐怖を語り、「声出していいんだよ!」と寺門と肥後から突っ込まれ、会場のマスコミから笑いが起こります。


QP2-ivent-500-2.JPG前作の舞台は家の中という閉ざされた空間でしたが、今回は外の世界へとアボット家が足をふみだしスケールアップ!その他にもスケールアップしたと感じる部分について問われると、めるるは「声を出しちゃいけない移動距離が『無理じゃん!』という距離なんです!お父さんが前作で死んでしまっていないので、家族の絆が強くなって感動して泣きました。結構涙が出そうになるシーンがありました。」と怖さだけでなく家族の絆が描かれている本編でのエモーショナルな展開に感動したことを明かします。


更に、サバイバルホラー映画ですが”家族の絆”や”成長”が描かれている本作にちなんで最近絆を感じた瞬間や成長したなと思うことについて問われると、めるるは「地元が愛知なんですが、4人の友達がいて駅でポスターを見てそれと一緒に写真を撮って送ってくれた時に離れていても一緒にいると絆を感じました」と自身の心温まるエピソードを披露してくれました。


QP2-ivent-500-4.JPGまた、音を立てたら”何か”がくるという極限の世界を描く本作にちなんで、芸能界というサバイバルを生き残っていく秘訣について肥後は「現状維持です!先輩にヨイショをして後輩にもヨイショをしていく。そして新しいことをやらない!新ネタをやらないんだぞという信念を持つこと。安全安心なリアクション芸ですから!繰り返しに飽きないことが大切。」と極意を明かし、めるるも「勉強になりました!」とうなずきます。


4人の中で誰が一番沈黙の中で生き残れそうかという話に及ぶと、寺門は「サバイバル好きなんですが叫んじゃう!」と言い、肥後も「楽屋でずっと喋ってるもんね。」と共感。めるるも「無理です!絶対きゃーとか言っちゃう!」と生き残れないと予想し、上島は「普段は沈黙になれているから生き残れると思います。今も沈黙だろ?俺が何やったって沈黙だから(笑)!」と自虐を入れてコメントし会場のマスコミたちの笑いを誘いました。


今日のイベントは「音を立てたら、”何か”に襲われる」という極限の世界を生きるアボット家が、サバイバルをしていく映画の世界をイメージした廃工場風のセットで実施!そんな映画の世界観そのままの会場で、映画の世界を疑似体験してもらうために「音をたててはいけない」2つのミッションに挑戦していただくき、宣伝部長の座をかけて、ダチョウ倶楽部とめるるの対決が実現!


QP2-ivent-500-3.JPG本編で「沈黙不可避」な存在の象徴として描かれた赤ちゃんをテーマに、赤ちゃんの人形が泣き出さないように、トラップが入ったボックスを避け、哺乳瓶を探し出し、赤ちゃんをあやしていきますが、リアクション芸人のレジェンドでもあるダチョウ倶楽部。おなじみの「アツアツおでん」が出てきてしまい、結果的に音を出しまくって沈黙を破ってしまい、めるるが勝利!しかし、ダチョウ倶楽部は再度対決を懇願し、「サイレントでめるるを笑わせたら勝ち」というゲームに挑み、スケッチブックにお題を書いて顔芸をしたり、上島の持ちネタである「くるりんぱ」をサイレントで行い笑いを誘い、見事勝利を収めました。
 

最後にこれから映画を観る観客に向けてめるるは「怖いのが苦手な方も好きな方も楽しめます!本作は前作と繋がっているので前作から観て欲しいです!」と、怖がりな観客に向けてもアピール。肥後は「怖いだけでなく家族愛がぎゅっと詰まっている。」と言い、寺門は「今度は外に出ます!ぜひ劇場で観てください!」と、怖いだけでなくエモーショナルな部分が描かれていて舞台もスケールアップしていると映画をアピールしイベントは幕を閉じました。

 


 

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《STORY》

「音を立てたら、”何か”がくる」という極限の世界を生きるエヴリン一家。最愛の夫・リー(ジョン・クラシンスキー)と住む家をなくしたエヴリン(エミリー・ブラント)は、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子供を連れ、新たな避難場所を求めてノイズと危険に溢れた外の世界へ旅立つが・・・。突然“何か”の襲撃に遭い、廃工場に逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメット(キリアン・マーフィ)に遭遇する。彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなり、一家の運命は激しく動き始めるのだった。


■監督・脚本・製作・出演:ジョン・クラシンスキー 
■製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
■出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ、キリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスー 
■北米公開:2021年5月28日 ■原題:A Quiet Place: Part II ■配給:東和ピクチャーズ 
■コピーライト:(C) 2021 Paramount Pictures. All rights reserved. 
■公式サイト:https://quietplace.jp/  ■公式Twitter:@Quietplace_JP

2021年6月18日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 

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山﨑賢人主演・伝説の小説「夏への扉」初の映画化!

30年の時を超えて、もう1度君に会いたい-

山﨑賢人「色んな愛の形が詰まった作品」

恋の色に染まった東京タワーに見守られ、公開記念イベントが開催!!

 

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956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説の小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)が待望の映画化、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』が6月25日(金)に公開いたします。


本作の主演を務めるのは、今最も出演作が期待される俳優・山﨑賢人。本作では罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演には、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には昨年俳優生活25周年を迎えた藤木直人。その他、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結した!

 


《『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』公開記念イベント》

■日 時:6月6日(日)

■会 場:東京プリンスホテル ガーデンプール

■登壇者: 山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督(敬称略)



本作のメガホンを取ったのは『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督。さらに、そんな本作を彩る主題歌は、LiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」。登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となる。
 

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この度、本作の公開を記念して、東京タワーにてライトアップイベントを開催!イベントには主演の山﨑賢人をはじめ、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、そして本作のメガホンをとった三木孝浩監督が登壇。本作の公開を記念して、豪華キャスト・スタッフ陣が東京タワーのふもとに集結した。

 
多くの報道陣の前に姿を見せた主演の山﨑は「公開は延期となってしまった作品ですが、タイトルが『夏への扉』なので6月に公開できるのは逆に良かったんじゃないかと思っています。本当に、やっと公開するんだなと思うとワクワクしますね」とコメント。公開延期を乗り越え、ようやくファンの方々に届けられることに対し、楽しみで仕方がない様子。


本作の胸アツシーンについての質問に対し、山﨑は「清原さんと一緒のシーンでしたが、時を超えるからこそ、普段の何気ないセリフがカッコよくなるなと思いました。すごく好きなシーンですね」とコメント。さらに「あと藤木さんとのシーンもですが、時を超えるからこそ、良いんですよね」と劇中のセリフを言わない山﨑に対して三木監督が「ネタバレをしないように配慮してるんですよ」とフォロー。山﨑も「言っていいですかね?」と気にしながらも「『さっきはごめんね』というセリフなんですが、”さっきは”なんですよ。その間に、時を超えて色々なことがあっての”さっきは”というセリフになるのが、何て素敵なんだろうと思いました」と振り返った。


natutobira-ivent-240-2.jpg清原は「冒頭で山﨑さん演じる宗一郎と音楽を一緒に聴くシーンですね」と回答。「この二人だからこその距離感で、『またあの曲?』というやり取りが、じんわり胸が温まるシーンだなと思いました」と宗一郎と璃子の微笑ましいシーンを挙げた。そして、「恐らく人生で一度きりだろう」と本作でロボットの役を演じた藤木は「今回は賢人くんとバディを組めるということがオファーを受ける大きな決め手でもあったので、やはり宗一郎との別れを惜しむシーンですね。完成されてそのシーンを見て、胸がジーンとしましたね」と撮影時を述懐した。


そして、本作はラストに最高のサプライズが控えており、LiSA書き下ろした本作の主題歌が「サプライズ」という曲名にちなみ、最近身の回りで起きたサプライズについての質問へ。山﨑は「兄の子供が今2歳なんですけど、今までは会う度に泣かれていたんです。でも、この間会ったら僕のことを『ケンちゃん』と呼でくれて、嬉しいサプライズでしたね」と嬉しそうに語り、清原は「少し前の話なんですが、撮影現場で誕生日を迎えたときに、サプライズで役のイラストが入ったTシャツをいただきまして本当に嬉しかったです」とコメントした。


natutobira-ivent-240-3.jpg藤木は「娘の誕生日に、サプライズで誕生日の飾り付けをしようと思ってバルーンを注文したのですが、空気が入っていないバルーンが届き、全てのバルーンに空気を入れるのに半日かかりました笑」とサプライズをするつもりが、思ってもみないサプライズが待っていたことを明かした。


そして、夏菜は「今年結婚したのですが、プロポーズをサプライズで海でしてもらって、すごくロマンチックだったんですが、その後”5時のチャイム”が鳴って、それが一番のサプライズでしたね笑」と会場を笑わせた。高梨はサプライズをする方が好きとのことで「誕生日の方にお花とかワインを送るのにハマっていますね。コロナ禍ということもあり普段会えない分、何をプレゼントしたら喜んでくれるか考えるのが楽しいです」と笑顔で答えた。最後に三木監督は「今日は夕方まで雨が降っていましたが、イベント前に雨が上がってくれたのは良いサプライズでしたね」と雨が上がり、晴れた空を見上げながら感謝した。


natutobira-ivent-500.jpgここで、時を超える純愛ラブストーリーである本作にちなみ、東京タワーが恋の色(ピンク)に染められた。カウントダウンが始まり、山﨑が点灯スイッチを押すと東京タワーがあざやかなピンクに包まれ、登壇者たちも美しく輝く東京タワーを見上げながら拍手を送った。

最後に山﨑は「この作品は本当に、レトロでチャーミングで、色んな愛の形が詰まった作品、そしてラストにはものすごく幸せなサプライズが用意されています。本当に様々な世代の方々に楽しんでいただける作品です。今日はありがとうございました!」と恋の色にライトアップされた東京タワーに別れを告げ、イベントは終了した。
 


出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人
    夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造
監督:三木孝浩
配給:東宝 アニプレックス
公式サイト:https://natsu-eno-tobira.com/
コピーライト:(C)2021「夏への扉」製作委員会

2021年6月25日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

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写真家、映画監督として活躍する日比遊一監督自らの経験を描いた、実話に基づく兄弟の物語。

『名も無い日』

永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ、日比遊一監督

最初で最後、豪華顔合わせによる生配信イベント

<6月11日(金)実施〈無観客〉生配信舞台挨拶付き上映会>


愛知県名古屋市発信の映画『名も無い日』の全国公開初日生配信舞台挨拶付き上映会が、6月11日(金)に行われました。本作品の監督であり、カメラマンでもある日比遊一に起きた実話を元に描かれた本作。舞台挨拶には日比遊一監督をはじめ、出演者の永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキが登壇し、本作への思いを配信を通して、各地の劇場に駆けつけたファンにアピールしました。
 


<『名も無い日』全国公開初日生配信舞台挨拶付き上映会>

■日時:2021年6月11日(金)/19:05~(約30分)

■会場:スペースFS汐留(港区東新橋1-1-16)

■登壇者:永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ、日比遊一監督(敬称略)

■実施形態:無観客/会場から全国27館の劇場に生配信



namonai-bu-500.jpg撮影から約3年の歳月を経て、ついに全国公開を迎えた気持ちを、永瀬は「あっという間であり、無事に公開できた気持ちもあり、心の中がグルグルしていますね」とコメント。一昨年前の初号試写を見たオダギリは「そこで見て以来なので、ほぼ内容を忘れている」と笑いを誘い、「だからこそ、もう1度映画館で見たいですね。映画館は大変な状況が続いていますが、映画館でしか得られない経験はあると思うし、ぜひスクリーンで見てほしいですね」とアピールした。また、金子は「現場の記憶が鮮明に残っているので、時間が経った気がしない」と心境を明かし、「こうやって、やっと見ていただけるのがシンプルにうれしいです。安心もしていますし、何かが心に残って、前に進むきっかけになればという願いもあります」と話していた。


namonaihi-500-1.jpg実の弟の死を題材にした本作について、日比監督は「弟が死んで9年が経ち、構想・原案から6年、撮影から3年が経ちました。もうダメだなと思うときも、ひと言で言い表せない大きな支援をいただき、這いつくばって完成させることができた」としみじみ。「今日は有志の皆さんの思いも背負って、ここに立たせてもらっている。映画はお客さんに見ていただき、初めて完成するので、今日『名も無い日』という作品が独り立ちできて、誇りに思いますし、感動もしております」と感無量の面持ちだった。


namonai-nagase-500.jpg永瀬が演じる長男は、日比監督がモデルになっており「現場で疑問点があれば、すぐそこに監督がいらっしゃる心強さがあった。この物語を映画化するのは、監督自身、かなりの覚悟があったはず」と回想。撮影は日比監督の実家などで行われ、オダギリは「実際に生活されていた空間ですので、軽い気持ちでは入り込めないし、ご実家での撮影だからこそ、いろいろな力を与えてくれた。監督が強い覚悟で臨んだ作品なので、『すべて背負いたい』『自分ができることを全身全霊でやらなければ』という強い気持ちで臨んだ」と振り返った。また、金子は「映画の撮影というより、言葉が見つからず、記憶の中にいた感覚。現場にいる監督の姿を思うだけで、こみ上げてくるものがある。この作品以前/以降で意識も変わったし、貴重な経験でした」と強い思い入れを示した。


namonai-odagiri-500.jpg三兄弟を演じた感想について永瀬は「オダギリさんの背中越しのお芝居は、こっちにもビンビン伝わってきたし、金子くんは金子くんで、涙を流すシーンなんかは、何か心震えるものがあった。二人とも現場に“心”を持ってきてくれる役者さん」オダギリは「がっつりお芝居するのは、お二人とも初めてですが、いい感じの兄弟だなと。自分のことながら、このキャスティングがしっくり来ると実感していた。芝居を交わせるうれしさがあり、最高の答えを出したいという気持ちもあった」金子は「上に兄弟がいないので、現場では僕にもお兄ちゃんができたって思えて『甘えちゃえ』と身を任せることができた。身を裂かれるような悲しいシーンもあるが、でも基本的には優しい時間が流れる、穏やかな現場でした」日比監督は「夢のような三兄弟。感謝の一言しかありません」と話していた。


namonai-kaneko-500.jpg舞台挨拶の締めくくりに、永瀬は「いろんな人のいろんな気持ちが詰まった作品。最後には光があると思っていますし、天国の弟さんにおめでとうございますと伝えたい」と挨拶。オダギリは「いろんなものを受け取り、感じることできる作品なので、いろんな方にも見てほしい」と改めてアピールし、金子は「すばらしい作品に参加させていただき、光栄でしたし、忘れることはないと思います。監督の覚悟でありますし、ものすごい力を持った作品なので、ぜひ広まってくれれば」と期待を寄せた。

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日比監督は「私の身に起こった悲しい、暗い物語を映画にしようとは思わなかった。大切な誰かを失った悲しみは乗り越えるものではなく、そっと心に生き続け、しっかり向き合うもの。そうすることで、次の一歩を踏み出せる…そういう映画だと思います。セリフが少ない、凝縮された俳句のような映画なので、大切な人と一緒に、(映画の)余白に人生を重ね合わせてもらえれば」と全国の映画ファンにメッセージを送っていた。

 


 


<STORY>

名古屋市熱田区に生まれ育った自由奔放な長男の達也(永瀬正敏)は、ニューヨークで暮らして25年。自身の夢を追い、写真家として多忙な毎日を過ごしていた。ある日突然、次男・章人(オダギリジョー)の訃報に名古屋へ戻る。自ら破滅へ向かってゆく生活を選んだ弟に、いったい何が起きたのか。圧倒的な現実にシャッターを切ることができない達也。三男(金子ノブアキ)も現実を受け止められずにいた。「何がアッくんをあんな風にしたんだろう?どう考えてもわからん。」「本人もわからんかったかもしれん。ずっとそばに、おったるべきだった。」達也はカメラを手に過去の記憶を探るように名古屋を巡り、家族や周りの人々の想いを手繰りはじめる。

 

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■出演:永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ、今井美樹、真木よう子、井上順、藤真利子、大久保佳代子、中野英雄、岡崎紗絵、木内みどり、草村礼子
■監督:日比遊一
■音楽:岩代太郎
■主題歌:エミ・マイヤー「A Day with No Name」
■配給:イオンエンターテインメント、Zzyzx Studio
公式サイト: https://namonaihi.com/
■©️ 2021 『名も無い日』製作委員会

 

2021年6月11日(金)~シネマート新宿、イオンシネマ シアタス心斎橋、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹、MOVIXあまがさき 他全国公開!

 


(オフィシャル・レポートより)

 

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