自由の女神が熱烈歓迎!『謝罪の王様』舞台挨拶
ゲスト:阿部サダヲ(主演:黒島譲 役)、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生(監督)
(2013年9月20日(金)TOHOシネマズ梅田にて)
(2013年 日本 2時間8分)
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子、荒川良々、濱田岳、高橋克実、松雪泰子他
2013年9月28日(土)~全国東宝系ロードショー
公式サイト⇒ http://www.king-of-gomennasai.com/
(C) 2013「謝罪の王様」製作委員会
~水田監督の土下座体験に着想!? クドカン流“謝罪のススメ”~
世の中不祥事を起こしても悪いという自覚もなく謝罪するケースが多い。いくら美辞麗句を並べようと、自らの非を認めない限り謝罪の意は伝わらない。そんな光景を他人事のように見ている自分も、形骸化した謝罪しかできないのでは? な~んて思っている誠意の枯渇した現代人に「喝っ!」を入れてくれる映画『謝罪の王様』が公開される。
謝罪の仕方を指南してくれる謝罪師のパイオニアである黒島譲役を、今年『奇跡のリンゴ』に次いで主演作が続く阿部サダヲが演じ、さらに『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の宮藤官九郎脚本、水田伸生監督というゴールデントリオが再結成し、日本中に笑いのトルネード旋風を巻き起こすこと必至の話題作だ。
9月28日(金)からの全国公開を前にキャンペーンのためこの3人が来阪。TOHOシネマズ梅田で開催された試写会では観客に王冠を被ってもらい、、映画の重要なアイテムである「自由の女神」450体で、舞台挨拶に登壇したゲストを熱烈に歓迎した。
【最初のご挨拶】
阿部:こんばんは!眩しくて何も見えない…何ですか、それ? 大阪の人って面白いですね~、大阪だけですよ、そんな恰好で迎えてくれたの(笑)。
宮藤:こんばんは!今日はお金払ってないお客さんですね? 運だけで見られるなんて凄いですね~!
水田監督:そんな物まで被って頂いてありがとうございます。宮藤さんダメじゃないですか、そんなこと言っちゃ!? こっちから見るとイチゴ畑みたいですね♪
阿部:被らない人、ちゃんと見えてますからね!(と言われて被り出すと)そうそう、かわいいイチゴちゃんになったよ♪(笑)
――― 大阪のイメージは?
宮藤:大阪の好きな所は、〈揚子江ラーメン〉! よく行きます。
阿部:大阪は優しい人が多い! というのも僕を泊めてくれる人が多いから(笑)。知らない人でも何回か泊っているうちに友達になって、今では家族ぐるみで付き合っています。飲んで帰れなくなって泊めてもらうことが多いのですが、いつも「泊りい↗」って言ってくれます(笑)。
水田監督:お客様の反応が明らかに東京と違いますね。大阪の方は楽しむことを分かっていらっしゃる。その分笑いに厳しいので、舞台が盛り上がるありがたさを痛感しております。今日はシーンとしないようお願いします。
――― 阿部サダヲさん主演映画を監督するのは3回目ですが、水田監督から見た阿部サダヲさんはどんな俳優?
水田監督:ゴムボールのような俳優。触るとフニュって柔らかいが、投げ方や方向によっては予想もつかないような変化球となって、面白い演技を見せてくれます。
――― 阿部さんはいかがですか?
阿部:水田監督はその時々によって投げ方が違うので…見て頂ければ分かると思いますが、今回は上へ投げっぱなしの場面もありました。
水田監督:はい、30メートルの高さに6時間吊るしっぱなしの時もありました(笑)。
――― 謝罪をテーマにした理由は?
宮藤: 〈風刺コメディ〉というお題を頂いて、どういうことかな?と考えていたら、TVで謝罪する人々を見ていて、謝り方がマニュアル化されているなと思ったんです。こうした形骸化している謝罪は風刺になる!と思って提案してみました。
水田監督:打ち合わせの時に、「僕は二度土下座したことがあるよ」という話をしたら、とても盛り上がったんですよ。
――― ええ?どんなことがあったんですか?
水田監督:それを言ったら、記者さんたちはそのことしか書かないと思うんで(笑)。
――― これだけのエピソードの発想は?
宮藤: 「謝る」ということと「謝り方を教える」という謝罪師の二つを基本に、国を背負っての謝罪や家族に「ごめん」と言えない大人とか、深く考えなくてもいろいろ浮かんできました。
――― 土下座がいっぱい出てきましたが?
阿部:謝罪師は初めての役でしたので、「これぞ謝罪師!」と最初だから何をやってもいいかと思いました。この劇場の入口の所に謝罪師の顔が重なったパネルがあります。まるでエグザイルみたいな恰好のものが置いてありますが、あれは「ドゲザイル」と言うらしいです(笑)。
【最後のご挨拶】
阿部:ニューヨークでも試写会をしたのですが、ニューヨークと大阪は客席の感じが似ているところがありますね。ワオー!とかエーイ!とか楽しみ方が同じ。そんな楽しみ方を全国に広げて頂きたいです。どうぞ自由に見てお楽しみ下さい。今日は皆さんは残念ながらお金を払えなかったらしいですが(笑)、28日からお金を払える上映が始まりますので、お友達やご家族をお誘いあわせの上お越し頂きたいと思います。
今日は皆さんかなりの強運ですね? パーだけで優勝するようなもんですよ(笑)。どうかよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。
この日の舞台挨拶はサプライズとあって、3人のゲストが登場すると大歓声が(じぇじぇじぇ~!!!)。劇団「大人計画」のメンバーでもある阿部サダヲと宮藤官九郎は、人気、実力とも全国区。特に、NHK朝の連ドラ『あまちゃん』の脚本を手掛けた宮藤官九郎の人気急上昇ぶりに、だれもがその素顔に興味津々。映画『謝罪の王様』の誕生秘話には、日本中を元気にしたクドカンのアイデアの泉を覗いた気がした。阿部サダヲも『あまちゃん』に出たかったらしいが、主役をくっちゃいそうな勢いの存在感は、映画の中で楽しみたい。
パワー全開! 謝罪師にかかると、問題を根本から解決してくれます。 さあ、何かお悩みのあなた! “謝罪の王様”にご相談下さい。劇場に居ますよ。《ドゲザイル》と共にお待ちしております。
(河田 真喜子)




阪本監督:難産ではあったが、どうしたらスケール感を失わずに撮れるかが課題だった。移動日を抜いて実質31日間という日数はデビュー作『どついたるねん』とまったく一緒だった。あれは新世界周辺だけで撮ったがこれは世界中で撮った(笑)。
佐藤浩市:いまどき、観光映画撮る訳じゃない。ロシアのスタッフはとても協力的だった。勤勉な人が多くて仕事がやりやすかった。タイはおおらかというか、リラックスさせてくれましたね。ニューヨークはユニオン(組合)では出来ないんで、そうじゃない人々でやりましたが、プロ意識持っていて「映画は自分たちのもの」という気概で、撮影はその通り進みましたね。
『凶悪』山田孝之、白石和彌監督舞台挨拶(2013.9.6 なんばパークスシネマ)
監督:白石和彌 


━━━撮影のとき、お二人とは離れていたのですか?
━━━一緒に演じるという意味では、リリー・フランキーさんやピエール瀧さんと共演するのは初めてですか?
大阪へ大ヒット御礼!『貞子3D2』主演の瀧本美織と英勉監督舞台挨拶
3Dを超えたと話題の“スマ4D映画”として人気を集めるホラー『貞子3D2』主演の瀧本美織(22)が7日、大阪・TOHOシネマズ梅田で英勉監督とともに舞台挨拶、満員のファンの前で「何が起こるか、分からない怖い映画だけど、アトラクションとして楽しんで」とアピールした。8月30日からスタートし、出足好調の同作品、全国でもNo.1の成績で“ホラー好き”“新しいもの好き”を証明した大阪へ、英勉監督が「御礼のために」訪れた。
瀧本:こんにちは。今日は大阪に来てよかった。スマ4Dなんて怖い映画をよく見れますね。でも楽しんでいって下さい(笑)。
――― 前作のヒロイン(石原さとみ)は強かった?
『ベニシアさんの四季の庭』ベニシア・スタンリー・スミスさんインタビュー
庭仕事も、古民家で暮らすことも、憧れはするけれど日常の手入れが大変だと、物ぐさな私はつい諦めてしまう。でも、そのエッセンスをほんの少しでも生活に取り入れられたら、リラックスできて、さらに力をもらえるかもしれないと思った。
━━━ご自身のことが映画になった感想は?
━━━現在お庭に150種類のハーブを植えていらっしゃいますが、元々ハーブを生活に取り入れようと思ったきっかけは?
━━━自然と共生する丁寧な暮らしを営むベニシアさんですが、子供の頃どのような生活をされてきたのでしょうか?
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