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【登壇者】河合優実、山中瑶子監督
【日時・場所】9月3日(火)  ポレポレ東中野


この度、第77回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞において、女性監督として最年少受賞に輝いた山中瑶子が監督・脚本、河合優実主演の『ナミビアの砂漠』をいよいよ9/6(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開いたします。

★『ナミビアの砂漠』作品紹介はこちら⇒ 


Nambia_Main_poster.jpg監督は19歳という若さで『あみこ』を作り上げ、史上最年少でのベルリン国際映画祭出品を果たし、坂本龍一も絶賛した若き天才・山中瑶子。主演は、その『あみこ』を高校生の時に観て衝撃を受け、監督に「女優になります、いつか監督の映画に出演したいです」と直接手紙を渡して伝えたという河合優実。


初めての出会いから6年。才能あふれる2人の夢のタッグが実現し、完成した本作は今年のカンヌ国際映画祭でも大絶賛を受け、女性監督史上最年少で“国際映画批評家連盟賞”を受賞。カンヌでのワールドプレミア、上海国際映画祭でのアジアプレミアを経て、いよいよ9月6日より日本で公開となります。


この度は、『ナミビアの砂漠』公開記念として『あみこ』を特別上映。河合優実が女優になることを決心した、原点とも言える『あみこ』を観た場所、思い出の映画館ポレポレ東中野に、世界にその名をとどろかせる監督となった山中瑶子と、俳優として今最も注目の存在、時代のアイコンとなった河合優実の2人が揃って感動の帰還を果たしました。
 



Nambia-9.3-kawai-240.jpg河合は思い出の地のステージに立って、改めて当時を回想。「はあ、恥ずかしい。凄く変な感じがする。今凄くゾワゾワしています。『あみこ』を見てからの出来事は色々なところで話しているので、Webを検索して読んでください」と照れ笑い。当時偶然にも同じ回の『あみこ』を観ていた若手監督からDMでオファーをもらい、自主製作映画で女優デビューを果たしたという逸話もある。河合は「確約もないのに、それで『私、女優になれる!』と思ってしまって、山中監督に手紙を渡してしまった。美談になっているけれど、ただの頭のおかしいイタい高校生」と苦笑いだった。
 

そんな河合のエピソードを山中監督は「ドラマチックな話ですね」と笑いつつ、当時の河合について「河合さんの怖いものがない感は覚えています。こんな子が『あみこ』を見てくれたんだ、作って良かったと思ったくらい、河合さんは万能感に溢れていた」と懐かしそうに思い出していた。
 

さらに河合は「自主映画に出られることが決まった後の高校3年の夏にポレポレ東中野でバイトをしたくて『働かせてください』とメールを送りました。結果は『今バイトは募集していません』という返事でした」とまさかの過去を告白。これに山中監督が「行動力が凄い!もしかしたら河合さんがここでアルバイトをしていた世界線もあったのではと思うと面白い」と驚くと、河合は「働きたかったなあ」と残念そうで「『あみこ』を観に行った日に文字通り人生が変わったので、私にとって『あみこ』は特別な体験です。『あみこ』という映画が個人的な体験と結びついている」と宝物のように語っていた。
 

一方、山中監督は『あみこ』について「初めて撮った映画なので今の自分からするとセオリーも無茶苦茶で観ていられない」と恐縮しながら「『ナミビアの砂漠』では私の歴然とした成長が見られます。7年分の映画に対する私の解像度が上がっているはず」と新作をアピール。河合は『あみこ』を「お金も人も技術もないことが画面から伝わってくるけれど、センスだけがある気がして一番カッコいい映画。今見返してもそう思います」と色褪せない名作だと推していた。
 

そんな2人が念願叶ってタッグを組んだのが、『ナミビアの砂漠』。山中監督は「手紙をもらった翌年には河合さんの事を映画館で観て、そこからどんどん見る様になって人伝手に私と仕事をしたいという話を聞いて、まだ覚えてくれていたんだと嬉しかった」としみじみ。制作まで紆余曲折あったが、河合は「関係者からは『山中さんは天才だから待ちましょう』と言われて、それに私も同意見。待とう、という気持ちしかなくて。人にも恵まれて色々な歯車がカッチリと運よく合ったと思う」とベストタイミングでのタッグだったと理解していた。
 

撮影中、山中監督は「毎日が楽しくて、リハの時から河合さんで良かったという気持ちが毎日更新されていた」と手応えを感じており、河合も「楽し過ぎて逆に不安になるくらい楽しい撮影だった」と同意見。改めて山中監督は『ナミビアの砂漠』について「河合さんをひたすら見続ける映画になっていて、今まで見たことのない表情や仕草が沢山見られます。『あみこ』と近いところもあるし、全然違うし、『あみこ』よりもいい映画を作りたいと思ったことが叶いました」と充実した表情。河合も「私は『あみこ』を観た時に、このような感覚を持っている人がいる事にビックリしました。山中さんしか持っていない圧倒的感性があると思いました。『ナミビアの砂漠』はそれが7年の時間を掛けて山中さんの中でアップグレードされた感じです。一ファンとしてもカッコいい映画が観られて嬉しかったです」と自信作だと胸を張っていた。
 

【ストーリー】

世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ。優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか・・・?


脚本・監督:山中瑶子
出演:河合優実 金子大地 寛一郎 新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか
渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空 堀部圭亮 渡辺真起子
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
2024年/日本/カラー/スタンダード/5.1ch/137分/PG12

公式サイト: happinet-phantom.com/namibia-movie
公式X   @namibia_movie
公式Instagram @namibia_movie

2024年9月6日(金)~TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

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ベルリンで止まった時間を動かすために、祖国への想いを胸に命がけのレースに挑む真実に基づく衝撃と感動のヒューマンエンターテインメント『ボストン1947』が8月30日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開いたします。


「私たちが望むのは、祖国の国旗をつけて走ることです」

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1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技において、日本は世界新記録を樹立、金メダルと銅メダルを獲得し、国民は歓喜に沸いた。しかし、その2個のメダルには秘められた想いがあった。日本代表としてメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョンが、日本名の孫基禎と南昇竜として表彰式に立ったのだ。第2次世界大戦の終結と共に、彼らの祖国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。1947年、ボストンマラソン。その二人がチームを組み、才能あふれる若きマラソン選手を歴史あるボストンマラソンに出場させる。<祖国の記録>を取り戻すためにー。


監督は、全世界で熱狂を巻き起こした『シュリ』、『ブラザーフッド』を手掛けた大ヒットメーカー、カン・ジェギュ。壮大なスケールで重厚なヒューマンドラマを描いてきた名匠が、スポットの当たることが少なかった祖国解放から朝鮮戦争の間の時代の真実に迫る。韓国で伝説の人となった金メダル選手ソン・ギジョンを演じるのは、『チェイサー』『1987、ある闘いの真実』などに出演する、韓国のトップ俳優ハ・ジョンウ。ボストンで走る若手選手ソ・ユンボクには、最旬俳優として注目され「イカゲーム2」への出演も決まったイム・シワンが扮している。
 


【日時】 8/1(木)20:50より舞台挨拶開始 ※上映後イベント

【会場】 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール

(東京都渋谷区代々木神園町3-1

【登壇者】カン・ジェギュ監督、孫銀卿(そん・うんきょん)さん
                                                 (ソン・ギジョンさんのご令孫)



映画『ボストン1947』舞台挨拶付き特別試写会が8月1日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催され、カン・ジェギュ監督と、主人公のソン・ギジョンさんご令孫、孫銀卿(そん・うんきょん)さんが登壇し、映画や主人公ソン・ギジョンについて語り合った。


Boston1947Event-カン・ジェギュ監督-240.jpg映画上映後、ステージに登壇したカン監督は「この映画は去年、韓国で公開されましたが、日本で公開できるだろうかと心配していました。ですから今日、観客の皆さまとお会いできたことをうれしく思いますし、ありがたいなと思っております」と感慨深い様子であいさつ。この1947年という時代の映画をつくろうと思った理由について、「わたしは以前からマラソン映画をつくりたいとずっと思っていました。それで4年ほど前に、愛すべき後輩が、まるで贈り物ともいうべき、このシナリオを持ってきてくれました。読んでみたら1974年に開かれたボストンマラソン大会の話でした。実は読むまでこの奇跡のようなサクセスストーリーを知らなかったんです。韓国では第二次世界大戦が終わり、国が解放されたあとに朝鮮戦争が勃発してしまうわけですが、その前の時期に起きた奇跡のようなストーリーをぜひとも映画化したいと思いました」と明かした。


一方、本作で描かれたソン・ギジョンさんのご令孫である銀卿さんは「おじいちゃんが亡くなったのが2002年。その頃わたしは20代でした。わたしにとってのソン・ギジョンの記憶は、どこまでもおじいちゃんでしたが、亡くなった後は歴史上の人物となりました。そのために本を読んだりして学んだりもしましたが、今回あらためて映画という形でソン・ギジョンを客観的に見る機会となりました」としみじみ語った。


Boston1947Event-孫銀卿-240.jpgその話を聞いたカン監督は、「今回、ソン・ギジョン先生のお孫さんにこうやってお会いすることができて、まるでわたし自身がソン・ギジョン先生にお会いできたような気持ちになりました。昨日は(都立西高等学校の)高校生たちと、この映画を通してお話をする機会があったのですが、その時に、自分でも分からないのですが、グッと涙がこみ上げてきて、泣きそうになってしまったのです。どうしてかなとあらためて考えてみたのですが、きっと実際にお孫さんとお会いすることで、先生を身近に感じられたのかなと思いました」とかみ締めるように語った。


そんな祖父について「映画の中で、ちょっとだけおじいちゃんのシャツがオシャレだなと感じられたりはしなかったですか?実は本人はオシャレが好きなんです」と観客に明かした銀卿さん。「わたしが生まれたあともひんぱんに日本と韓国を行き来していて、日本ではわたしたちの家に泊まっていたんですが、その時は必ず新宿の伊勢丹に買い物に行っていました。そしてわたしが小学生になると、わたしにお洋服を買ってくれたんです。映画にオシャレなシャツが出てきたのを見て、そのことを思い出しました」と振り返ると、カン監督も「実際に資料を見た時から、先生は外見に気を使われている方だなと思いました。同じユニホームでも、先生はカッコ良く着こなしていましたし、ヘアスタイルもカッコよくまとまっていました。それは選手時代だけでなく、指導者になったあとも、スポーツ界のファッショニスタと言われるほどに、とてもオシャレな方だったと聞いています。ですから衣装や靴などをわたしなりに気を付けました」。

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本作でソン・ギジョンを演じたのは、韓国の国民的スターであるハ・ジョンウ。「わたしが思うに、実際の先生の性格や外見に一番似ているのが、ハ・ジョンウさんじゃないかなと思いました。今回はハ・ジョンウさん本人の姿を感じさせないくらい、ソン・ギジョンそのものになりきってくださった」。



boston1947-sub1-500.jpgそしてソ・ユンボク選手を演じたイム・シワンについては「以前から演技がうまい方だなと思っていたので、いつか機会があったら仕事をしてみたいと思っていました。劇中のソ・ユンボクは背が低くて小柄な人ではありましたが、その身長のわりに足が長く、腰回りは小さい。その意味ではマラソンランナーに適した人でした。この映画をリアルに感じさせるためには、ソ・ユンボクに近い俳優を探す必要がありました。そしてその役柄を演じるのにイム・シワン以上の人はいないだろうと思いました」とキャスティングの経緯を明かすと、「彼は撮影の準備の段階から終わりまで、マラソンランナーとしての訓練を続け、体形や姿勢を維持するよう努力してくれました。体脂肪率を6%に絞るのは本当に難しいことなんですが、渾身(こんしん)の力で努力を続けてくれました」と感謝の思いを語った。


boston1947-sub3-500.jpg最後に映画を鑑賞した観客、そしてこれから映画を鑑賞する人に向けて銀卿さんが「わたしは映画を観ていくつかのシーンで泣きました。わたしの友人が『涙は心の汗だ』と言ってくれたことがあって。映画を観て疲れたというか、いい汗をかいたという感じになりました。ぜひまた1回でも2回でも観ていただいて、運動した気分になってくれたらいいなと思っています。実は祖父が亡くなったのが2002年なんですが、2001年から、おじいちゃんの気持ちを感じたくて、自分でもマラソンをはじめたんです。もちろん、おじいちゃんと同じ経験はできないんですが、“走る”という経験はできるなと思ったんです」とメッセージ。


カン監督も「現代を生きる若者たちは、生きることに大変さを感じていたり、悩みを抱えていたりしていると思います。それは日本のみならず、韓国の若者も同様です。ただ、今の若者たちも大変だと思いますが、ぜひとも本作で描かれる時代を生きた若者たちの姿を見てほしいなと思っています。1947年という時代は本当に厳しい世の中だった。その中でも若者たちは夢や希望や勇気を失うことなく、自分の夢を追いかけて、お互いを激励し、お互いを犠牲にし、挑戦を続けていました。その姿をぜひ今の若者たちにも見ていただきたいなと思います。そこから何かしら得るものがあるんじゃないかなと思うんです。だから今日足を運んだ方にも、若い人にも見てもらえるよう薦めていただけたら」と語ると、「皆さんは日々、ものすごく一生懸命にお仕事をしていらっしゃるかと思います。それは親世代もそうだったと思います。一生懸命働いて、お金を使うためには健康でないといけません。健康のために、ぜひともマラソンをしてください」とメッセージを送った。


<STORY> 

1936年、ベルリンオリンピック。マラソン競技に日本代表として出場した孫基禎は、世界新記録を樹立し金メダルに輝く。だが、表彰式で日本国歌が流れる間、月桂樹の鉢植えで胸元の国旗を隠したことが問題視され引退を強いられる。1946年、ソウル。祖国が日本から解放された後、荒れた生活を送っていたソン・ギジョン(孫基禎)の前に、ベルリンで共に走り銅メダルを獲得したナム・スンニョンが現れ、“第2のソン・ギジョン”と期待されるソ・ユンボクを、ボストンマラソンに出場させようと持ち掛ける。高額の保証金を始め数々の問題を乗り越えた3人は、1947年、ついに消された祖国の記録を取り戻すべく、ボストンに旅立つ。しかし……。
 

■監督・脚本:カン・ジェギュ 共同脚本:イ・ジョンファ 
■出演:ハ・ジョンウ、イム・シワン、ペ・ソンウ、キム・サンホ、パク・ウンビン
■2023年/韓国/108分/スコープ/5.1ch/日本語字幕:根本理恵/G/
■原題:1947 보스톤
■配給:ショウゲート 
■公式サイト:1947boston.jp/

 

2024年8月30日(金)~新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)
 

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【日時】4月10日(水) イベント/18:30~ ※上映前

【場所】グランドシネマサンシャイン 池袋 シアター3
   (豊島区東池袋一丁目30番3号 グランドスケープ池袋) 

【登壇者】戸田奈津子氏(字幕翻訳者・「午前十時の映画祭」作品選定委員)



<また見たい名作><ずっと気になっていた名作><知らなかった名作>を劇場の大スクリーンで鑑賞できる「午前十時の映画祭14」(主催:川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が4月5日(金)より開催中です。14回目を迎える今年のオープニングは、昨年シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が話題となったインディ・ジョーンズの3作品。新たな上映作品19本(外国映画15本、日本映画4本)、再上映作品8本の全27本を全国65劇場で約1年にわたって順次上映していきます。


Gozen10jinoEigasai-魔宮の伝説-550.jpgこの度、「午前十時の映画祭14」がグランドシネマサンシャイン 池袋で開催されることを記念して、4月10日(水)に戸田奈津子さんトークイベント付き『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』特別先行上映を実施いたしました。本作の字幕翻訳を務め、また「午前十時の映画祭14」作品選定委員でもある戸田奈津子さんに、公開当時のエピソードやハリソン・フォード、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスとの交流秘話、そして「午前十時の映画祭14」にかける思いなどを語っていただきました。
 


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字幕翻訳の第一人者として知られる戸田奈津子さんは、これまで約1500本もの外国映画の字幕を手がけ、トム・クルーズ、ロバート・デ・ニーロなどをはじめとする数々のハリウッドスターからご指名で来日時の通訳者としても活躍されてきました。ハリソン・フォードとは1978年の『スター・ウォーズ』来日キャンペーンでの通訳での出会いからの付き合いで、当時は全くの無名だったといいます。1991年にはロサンゼルスのハリソン・フォードのご自宅に招かれるなど、公私ともにお付き合いがある戸田奈津子さんならではの貴重なお話が次々と飛び出しました。


Gozen10jinoEigasai-戸田さんハリソンさん-240.jpgグランドシネマサンシャイン 池袋にて開催中の「午前十時の映画祭14」の上映作品となる『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、ジョージ・ルーカス原案、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャー『インディ・ジョーンズ』シリーズの第2弾作品。「(1984年の作品なので)数えれば40年前なんですよ。(第1弾の)『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』はわたしが字幕屋として成り立つ前の作品なので先輩が担当したんで、わたしがこのシリーズを手掛けたのはこの作品からですが、まさかこのあと5作目までやるなんて夢にも思いませんでした。ここまで愛されるシリーズを担当させていただいて、冥利に尽きると思っています」としみじみ。


字幕翻訳だけでなく、ルーカス、スピルバーグ、ハリソンが映画のプロモーションで来日した際には、幾度となく通訳も担当してきたということもあり、彼らとは親しい付き合いをしてきた。「この3人は本当に仲がよくて。3人が東京で落ち合う機会があって。わたしもその場に居合わせたんですが、“friend”よりも親しい友だちに使う“pal”という言葉の「ハロー、パル!」と言いながら3人でハグをしているのを見て。やはりあれだけの映画を撮ってきたので仲も良くなるんでしょうね。その中でも一番長くお付き合いしたのがハリソンです」と切り出した戸田は、ハリソン・フォードの人柄について「彼はとても苦労した人で20代の時は無名なアクターだった。それがルーカスに見出され、『スター・ウォーズ』に出ることになって。それで日本に宣伝に来たのですが、まだ日本では公開されてないから誰も知らないわけ。Tシャツにジーパンというラフな格好で目立たない。公開された後はすごいことになりましたが。わたしもいろいろな俳優にお会いしてますけど、無名なところからビッグになった過程を見ることができたトップはハリソンです。ただ彼はスター扱いされるのを嫌がって。自分自身ではアクターとは言わずに、ストーリーテラーだというのが彼の口癖。本当に謙虚な役者だと思いました」。


Gozen10jinoEigasai-toda-240-2.jpgさらにスティーヴン・スピルバーグについても「彼は今でこそ白髪になっているけど、彼はハートが子どもなんです。彼のオフィスには書類なんてなくて、ゲームマシーンやピアノが置いてあって。そして犬が走り回っている。そこに子役の子どもたちがいて、『スティーヴン、あそぼ!』と言ってくるのね。あれほどの人なのに、彼は一緒になって子どもたちと遊んでるの。こういう気持ちを持っているから『E.T.』みたいな映画がつくれるんだなと思いました。彼の頭の中は映画のことでいっぱいで。スポーツとか政治の話をしているのは聞いた事がない。だからこそお客さんの心をつかむ映画ができるんでしょうね。いつ会っても気持ちのいい方です」とその人柄を解説。


そしてジョージ・ルーカスについても「(戸田の字幕翻訳家デビュー作となった『地獄の黙示録』に指名してくれたということもあり)コッポラ監督はわたしにとっても大恩人ですが、彼がパーティに招待してくれて、そこにルーカスが来るというので、どんな方なのかしらと思っていたのですが、なかなか来ない。そろそろ宴もたけなわというところで、コソコソと来たのがルーカス。彼はちょっとだけ話して帰ってしまいました、本当にシャイで。いつも目を伏せていて、相手の目を見ないくらいシャイな人。でも何度も日本に来ていて、付き合いが深くなると、口を開くようになり、面白いジョークを言ってくれるようになる。『スター・ウォーズ』を見ても分かるけど、アイデアは本当にすごいでしょ。そんな彼がスティーヴンと協力してつくりあげたのがこのシリーズというわけです」と説明した。


Gozen10jinoEigasai-toda-240.jpgそしてそんな3人について「この3人はそれぞれ人柄も違うし、暮らしも違う。でも映画が好きというのは共通しています。やはりハリウッドで生き残る人は本当に映画が好きでないといけないし、やはり人間的魅力がないと駄目だと思います」と指摘した戸田。さらに「わたしも映画好きというところがスタートラインですから。それをまっとうできたということはうれしいですし、今日みたいに40年経った映画を皆さんが観に来てくださることはとてもうれしいこと」としみじみと付け加えた。


そして最後にグランドシネマサンシャイン 池袋でもいよいよ始まった「午前十時の映画祭14」について、「わたしはずっと選考委員をしていますけど、本当に昔の映画はいい映画が多いんですよ。その中から選りすぐった作品を上映していますので、どの作品を観ても損はありません。本当に観て良かったと思う作品ばかり。それは断言できます。今後もぜひとも見続けていただきたいと思います」と観客に呼びかけた。


全スクリーンが4K対応のグランドシネマサンシャイン 池袋で「午前十時の映画祭14」は絶賛開催中!


(オフィシャル・レポートより)

 


『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』

クイーン・コンシェルジュで本作字幕監修者の吉田聡志氏と

音楽ライターで「クイーンは何を歌っているのか?」著者の朝日順子氏

アフタートークレポート
 

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伝説のバンド《クイーン》ボーカル フレディ・マーキュリー、

語り継がれる本当の姿


2018年に公開された『ボヘミアン・ラプソディ』以降若い世代を巻き込み人気が再燃したクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーについて語られたイギリス発の最新ドキュメンタリー『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』が2月16日(金)より世界に先駆け日本初公開されました


本作は、名曲「ボヘミアン・ラプソディ」誕生秘話とフレディをはじめブライアン・メイらクイーンのメンバーのインタビューを収録、その後音楽界に与えた影響などを考察したドキュメンタリー映画です。その公開記念トークショーが、2月17日(土)14時30分の回上映終了後に行われました。登壇者にはクイーン・コンシェルジュで本作字幕監修を務めた吉田聡志氏と音楽ライターで「クイーンは何を歌っているのか?」著者の朝日順子氏を迎え、2月のクイーン来日公演に纏わる話やロンドンのサザビーズオークションで見たフレディ・マーキュリーが愛した日本の品々や衣装のことなど、本作同様リアルな視点でフレディ・マーキュリーそしてクイーンというバンドについてお2人に語っていただきました!!
 


日時:2月17日(土) 14時30分の回上映後 

登壇者:吉田聡志(クイーン・コンシェルジュ)、朝日順子(音楽ライター・翻訳者)(敬称略)

場所:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)



――クイーンの来日公演はいかがでしたか?

朝日順子:まだ興奮冷めやらない感じですが、私は前回よりずっと良かったなと思いました。アダム・ランバートの魅力が最大限に引き出されていて、ソウルフルな感じとか。前回はメドレー形式もあったんですが、今回はじっくり聞かせる感じでアダムありがとうと思いました。

吉田聡志:本当に素晴らしいショーで、お金もかけているし、パフォーマンスも素晴らしい。クイーンのファンを50年やっていて良かったなって。その中でも今回はナンバーワンかもしれない。本当に感動しました。


freddie-pos.jpg――吉田さんは今回本作の字幕監修として関わっていただいて、1975年の初来日からずっとクイーンを追いかけていらっしゃるということですが映画の感想をお聞かせください。

吉田:クイーンの特にフレディってあまり簡単な人じゃなくて、取材するのも難しいし、インタビューも嫌いと言われていますが、それなのにフレディが信頼している4人の方が主に出てきて大げさでもなく、そのままフレディのことを素直に語ってくれている、その真実性が今回の映画で関わらせていただいて強く感じた点ですね。


――朝日さんは今回パンフレットに寄稿していただいていますが、映画の感想や気になる言い回しなどありましたか?

朝日:最後のフレディの来日公演にギリギリ間に合って中3の時に見ましたが、80年代からファンになったので、今回映画『ボヘミアンラプソディ』の映画のブームから割と悲劇のヒーローみたいに祀り上げられる傾向があって、特に海外メディアだとスキャンダラスに書く感じがしたのですが、この映画は悲劇のヒーローに祀り上げるのではなく、クイーンデビュー直後から知っている人たちがコメントし、丁寧に虚像じゃない部分、それと本人の部分とフレディが演じた部分をそれぞれどうやって彼が演じる部分を作り上げていったのかっていうことと、実際のフレディはこういう人なんだという証言をすごく丁寧に説明していて好感が持てました。


――クイーンが長い間ヒット曲を出し続けていたという秘訣は何だったのでしょうか?

吉田:曲がいいのはもちろんですが、初期のプロデューサーのロイトマス・ウェイカーが言った有名な話で、クイーンのサウンドは一つだけれど作曲家が4人いる。とてもバンドとしては強力な武器があるわけですよね。4人4様それぞれ個性が強くて、かつ得意なサウンドとかもあって、だから特徴的にはヒット曲はいっぱいあるけれど、同じようなヒット曲というものがあまりない。これは本当にクイーンならではというか最大の強みだと思いますね。


――クイーンといったらフレディ・マーキュリーという印象がすごく強かったのですが、全米でナンバーワンを取った2曲のうちの1曲はフレディの曲ではないですよね?

吉田:ライブでも大盛り上がりの「地獄への道連れ」はジョンの曲ですからね。フレディはもちろん「愛という名の欲望」を出しましたけど、そういった意味でもロジャーの代表曲も「レディオ・ガガ」もあるし、ブライアンは言わずもがなたくさん代表曲があるしということで、本当に4人それぞれがヒット曲を持っているっていうのがすごいなと思いますね。


freddie-550.jpg――その中でフレディ・マーキュリーといえば、音楽的にもしくは歌詞の面でどういった特徴を持っている方だったのでしょうか?

朝日:フレディに限らず4人ともすごくインテリで、割と俯瞰してというか自分たちをスーパースターとしてそこに入りすぎず、エンターテイナーに徹することができました。その中でもフレディは特にプロとしてエンターテイナーに徹することができたというのが歌詞にもすごく表れていて、だけどそれを誰も分からないような歌詞にはせず、万人が分かるように提供する。そこは自分たちがエンターテイナーだという自覚のもとに立っているから今でも世界ナンバーワンバンドであるのは、歌詞の分かり易さというのがすごく大きいとは思います。


――4人ともインテリだったという話ですが、音楽にもそういった面は表れていたのですか?

吉田:有名な話だとフレディ・マーキュリーが最初にミュージックライフのアンケートに答えてくれた時、4人とも共通して好きな人は2人いて、ジミ・ヘンドリックスとジョン・レノンは4人ともすごく好きなんですが、フレディはジミ・ヘンと同列のところにパガニーニって書いてあるんですよ。この人はきっと幼少からクラシックをやっていたし、クラシックとかジャズとかロックとかジャンルとか関係なくて、自分に刺激のあるものは全部取り入れて音楽を作って演奏していたから結果的に「ボヘミアンラプソディ」のような誰にも作れないすごい完成度の曲ができちゃったのかなと思ったことはあるけど、逆に歌詞の世界もあのバンドは4人4様ですよね。


freddie-500-2.jpg――今回のタイトル「The Show Must Go Onという曲のタイトルですが、こちらの「The Show Must Go Onの歌詞について何かフレディの思いなど感じるものはございますか?

朝日:これはブライアンとフレディがテーマを考え、フレディの病が進み、すごく大変な時にブライアンがフレディの思いを代弁して書いた歌詞ですが、「The Show Must Go On」という表現はエンターテインメント業界の用語で、何があっても出し物を続けなきゃいけないという言葉で、古くからサーカスの団長が叫ぶような、何があっても例えば猛獣が逃げ出してもショーを続けなきゃいけない、エンターテインメント業界の用語なんです。


この曲の歌詞の内容が大変なことが起こっているけれど動乱も剥がれ落ちそうになるけれども、微笑みは絶対絶やさず何があってもショーを続ける。どんなことがあってもショーを続けるぞみたいな。それがこの映画のストーリーにものすごくリンクしていて、いろんなことがあったけれども、最後の最後まで他のメンバー3人に支えられながら、創作活動を続けたフレディ・マーキュリーの生き様というのがこのタイトルに現れているんですよね。
 

――これはフレディ自身ではなくてブライアンがフレディの気持ちを考えて作ったということなんですね?
朝日:そうなんです。何度も確認してあまりにリンクしているので。歌も難しいですよね、ボーカルが。これ大丈夫って聞いて、スタジオでフレディは大丈夫最善を尽くすと言って、ウォッカを飲んで煽って歌い切ったという壮絶な曲なので、ぜひ家に帰られたらみなさまに聴いていただきたいなと思います。


――この頃には、もうフレディの具合が悪いということはファンの間では噂になっていたと思のですが、この曲を初めて聴かれた時のお気持ちは?

吉田:それはよく覚えていますね。ライブエイドでもう一回一致団結するじゃないですか、その後「カインドオブマジック」が出て、とてつもなくでかいマジックツアーっていうのをヨーロッパでやって、なんで日本には来てくれないんだろうって思って、悶々としていて、その次にメンバーがソロに入ってクイーンのアルバムはいつ出るんだろうと思っていたら、「ミラクル」というアルバムがようやく出て、PVはどんどん出ていくのにライブが発表されなかったんですよね。


ミラクルのツアーをやったら絶対盛り上がるし、日本ではマジックツアーが見られなかったから今か今かと待っていてもツアーが発表されない。これはなんかおかしいぞと言っているうちに、PVに出てくるフレディがなぜかモノクロだったり、なぜか頬がこけていたり、髭が生えていたりと容姿が変わっていった時に、僕らファンが見ても最近おかしくないみたいな話が出始めて、そうこうしているうちに「イニュエンド」が届いて、随分早いな「ミラクル」からの間がと思ったら、「ミラクル」の後すぐレコーディングに入っているんですよね。とにかくフレディは1曲でも多く曲を残したかったんだ。

1曲でもクイーンで歌いたかったんだというのが少しして分かって、いい意味ですごく重たい作品だと感じましたね。特に「The Show Must Go On」は。フレディがフレディ・マーキュリーであるための理由として、この曲なのかなというふうに感じたので、ある意味重く受け止めた思い出があります。

 

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――映画の中でもライブエイドを取り上げていると思いますが、その前にクイーンが解散するのではないかという噂が立っていたそうですが?

朝日:85年の時は解散する最後のライブだよと噂されていて、最後だと思って見に行きました。80年代は割と日本ではメディアの露出も少なく、ファンにとっては日陰の身というか、だから今のクイーンのブームが死ぬほど嬉しくて、80年代のファンとしては見たことのないブームで、70年代のブームを体験してないので、ここ数年間すごく嬉しいんです。


――その頃ちょうど、ライブエイドでフレディはクイーンで歌いたいと決意したのではないかとありましたが、再び結束したということがその頃の曲の歌詞か何かに現れるものはありましたか?

朝日:ミラクルというアルバムは、パーティーっていう最初の曲も含め、久しぶりにみんなでスタジオに集まって、わいわいガヤガヤ、最高だねみたいな、またやるぞっていう。アルバムジャケットも団結力を現しているんです。

吉田:来日公演を見に行った方は思ったと思うんですが、メニューの中に「I Want It All」があるじゃないですか。ミラクルから唯一選ばれている曲で、これはあくまでも僕の想像ですが、フレディがあの時ツアーをやれていれば、あの曲は1曲目じゃなかったと思うんだよね。

すごくハードでリフもかっこいい曲だけど、ただ残念ながらミラクルのツアーがなかったことで、ミラクルの楽曲はクイーンでは生演奏ができなかったんですよね。


――映画の中で初期にフレディがクイーンのビジュアルを白黒にこだわっていたという話がありましたが、これには何か意味があったのですか?

吉田:当時、75年日本に来た時、白鷺っていう衣装を着ていた。皆さんよくご存知ですよね。これはザンドラ・ローズっていう女性デザイナーで、イギリスのコシノジュンコさんみたいな人がいるのですが、彼女がデザインしたものでフレディが直接頼んだんですが、元々のデザインはブライダルかなんかの衣装なんだよね。
白と黒にこだわったというのは、これは初期のインタビューですが照明です。当時からステージングにすごくこだわっていたクイーンが、最初から照明のオペレーターとかも専門の人を雇っていく中で照明に一番映える衣装だというと、結果として黒と白なんですって。だから照明って消えてつくところが一番大事で、消えた時に真っ黒に暗転するには黒だし、いろんな照明が当たるのに綺麗なのは白だしということで、白と黒にこだわるという話がありました。


――フレディ・マーキュリーといえばもう一つとても印象的なレオタードのような衣装がありますが、あのような衣装を初めてご覧になった時、ファンとしてはどういうお気持ちでしたか?

朝日:強烈だなと思いましたが、8月にロンドンでサザビーズのオークションに合わせて一般公開されたフレディの遺品の展示を見たら、大量にあのもじもじ君みたいなボディースがあって、それを間近で見ると、すごく素敵でオートクチュールみたいな。手仕事で作られた繊細な感じがして、あ、こんな素敵だったんだ、ごめんなさい、と思いました。実物を見ると、全然印象が違いました。

吉田:慣れって怖いなと思ったんですよ。最初見たとき、あれだけ格好悪いと思った衣装が、フレディが1ミリも恥ずかしがらずにどうだっていい感じで、ステージで着ているのに慣れてくると、こんなにこの衣装が似合う人は世界にフレディしかいないとだんだん思えてきて、最後にはなんて格好がいいんだみたいな。


――朝日さんのお話にもあった、サザビーズのオークションについて。フレディ・マーキュリーはお買い物がとても好きだったっていうことですが、日本でもかなり買い物をされていたのですか?

朝日:割と新しい大正時代の日本の版画で、朱色と暗っぽい色の2色使いの地味な版画があって、ロックスターのオタクって、割と成金趣味の金ピカなんですが、フレディの品々は、こんな趣味が良かったんだという、渋いのもたくさんあるし、すごくセンスが良くてびっくりしました。

吉田:僕はね1匹だけ、あれ、1匹じゃない、狙っていたのが猫なんですよ。猫の小物をいっぱい持っているっていう話をずっと聞いていたけど、本当かなと思っていて、ガードマンの伊丹さんに色々話を聞いた時、骨董品の猫とか探して、買っていたよと言っていたから、本当かなって言ったら、いましたね、猫ね。招き猫の古いのが、20匹ぐらいいたかな。


――その他吉田さんから見たクイーンの日本の聖地とは?

吉田:今回の来日では、ブライアンが妙に張り切っていて、インスタ上がりまくっていたじゃないですか。東京は浅草とスカイツリーとか。本当にブライアンが楽しんでいていいなと思ったんですけど、聖地巡りをして、東京はもちろん東京タワーとか、あとフレディがお忍びで86年に行った有名な栗田美術館ですね。恐らくフレディのガーデンロッジの庭は、ここからインスパイアされたんじゃないかと思われる、小松川植物園だったかな。ゆかりの地をいろいろ巡って、あの、リポートをしているので、お休みの日に、一日クイーンのゆかりの地を巡りたいという方は、ぜひガイドブックとしてこの本をご利用ください。

 

――朝日さんはクイーンの聖地巡りをしたことは日本ではありますか?
朝日:「日本ではないんですけど、イギリスに行ってきて、ロンドンだけじゃなくてリバプールもクイーンの聖地があるのでおすすめです。」


――最後にメッセージ

朝日:映画の中に2人おすすめのコメンテーターの方がいて、ロージーさんという人は、クイーンはデビューした直後からずっとイギリスのマスコミに酷評されていたのですが、ロージーさんだけは最初から寄り添った人で重要人物なんです。ポール・ガンバチーニさんは長年イギリスのラジオ業界で活躍しているんですが、70年代の初期はローリングストーン紙のイギリスの派遣員としてすごい大物を大量にインタビューしていて、だから70年代の音楽にはすごく精通された方でその2人がコメントしているってのすごくいいなと思いました。

吉田:来日の感動がまた違った角度から深くなったんじゃないかなと思っております。この映画をはじめ、これからクイーン関連の色々なイベントの予定もありますので、クイーンコンシェルジュとしては皆さんにどうやったら楽しんでいただけるかと考えております。

 


CREDIT

監督・脚本・編集:フィンレイ・ボールド 
製作:ブライアン・アベック 
編集:ジョーダン・ヒル、ダニエル・ウィンター 
音響:クリスチャン・タント 
出演:カシミラ・クック、ポール・ガンバッチーニ、ロージー・ホライド、ミック・ロック、ポール・ワッツ
2023年/イギリス/49分/カラー/1.85:1/5.1ch/
英語/原題「FREDDIE」/字幕監修:吉田聡志(MUSIC LIFE CLUB)
協力: MUSIC LIFE CLUB 
配給:NEGA/配給・宣伝協力:アップリンク
©Entertain Me Productions Ltd 2023.


(オフィシャル・レポートより)

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日時:1 月 23日(火)19:00~19:30

場所:大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区梅田 3 丁目 1-3 ノースゲートビル 11F)

登壇者:浅倉大介(ディズニーを愛してやまないミュージシャン)

MC:天野なな実  ※敬称略



wish-pos-240.jpg2023 年、創立 100 周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニー。その記念作となるアニメーション最新作『ウィッシュ』。これまで魔法の力で数々の奇跡を起こしてきたディズニー100 年の歴史の集大成となる本作は、『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈る、新たなミュージカル作品。どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実をたった一人知ってしまった新ディズニー・ヒロイン“アーシャ”。願いの力を信じ続けた彼女が起こした奇跡を描く、ディズニーの”原点”と”未来”を指し示すドラマティック・ミュージカル『ウィッシュ』が昨年、12 月 15 日(金)より公開され、カップルや友人、家族など幅広い世代が劇場を賑わせ、現在までに、興行収入 31 億を突破する特大ヒットとなっている。


この度、『ウィッシュ』の大ヒットを記念し、同作で声優デビューも果たした、ディズニーを愛してやまないミュージシャン浅倉大介さんによる映画『ウィッシュ』と、ハワイにあるアウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイの魅力を語る、トークイベント付き上映会を大阪ステーションシティシネマにて実施。


大人から子供まで幅広い年齢層の方々がいまかいまかと待ち構える中、浅倉さんが登場。大きな拍手と「大ちゃ~ん!」という声で浅倉さんを歓迎し、「みなさんが行きたいところはどこですか?」という浅倉さんの呼びかけに「アウラニ―!」と会場が元気よく応え、イベントがスタート。大阪では今回が3回目となる浅倉さんのアメリカディズニーのトークイベントの来場者は、なんと約半数がリピーターのお客様。中には、浅倉さんのお話を聞いてからアナハイムのディズニーランド・パークへ行ったお客様も来場していた。


トークでは、浅倉さんが去年 9 月に訪れた「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」(2011 年にオープンしたハワイ初のディズニーリゾート)の魅力について、「3泊5 日の滞在中、どこへも行かずにずっとホテルにいました。それぐらい幸せなところでした。」と自身が撮影した写真や動画をふんだんに使いながら 6 つのテーマに分けて熱く語った。
 


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【ハワイの文化】

「“メネフネ”というハワイのカウアイ島にいる小人族モチーフの像が 300 体以上いろんなところにあり、その隠れメネフネを探してみたり、少し変わった形の隠れミッキーを探すのも楽しかったです」と体験した楽しみを話した他、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアニマルキングダムや、アバターエリアの総指揮をしたイマジニアのジョー・ロードさんがリゾートの建築に携わり、ハワイの伝統をディズニーマジックで作り上げていることの魅力を紹介。


wish-hawaii-550.jpg【ウォーターアクティビティ】
ホテル内で簡単にシュノーケリングが楽しめるプライベート・シュノーケル・ラグーン「レインボー・リーフ」を体験し、「寒くなったらそこにジャグジーがあるなんて、最高じゃないですか。もう 1 回シュノーケリングをしてもいいんですよ。」とユニークなトークで紹介。また、バラエティ豊かなウォーターアクティビティが楽しめるワイコロヘ・バレーで自身が楽しむ様子を自撮りの動画で紹介し、会場は大いに盛り上がった。


【ディズニーの仲間たち】
バケーション中のディズニーキャラクターにも会うことができるアウラニ。浅倉さんが、お散歩中に遭遇したアロハシャツ姿のマックスやミニーマウスとのツーショットを紹介すると、会場はほっこりした雰囲気に。会いたいキャラクターがいる方は、アウラニのアプリで時間と場所が分かるのでお目当てのキャラクターに会うことができると楽しみ方も紹介した。


【グルメ】
「オレロルーム」というバーでは、なんと滞在中ソフトドリンクが飲み放題になるマグカップがあり、到着日に買うとお得に楽しめるとお得情報を紹介。そして、レストラン「アマアマ」で撮ったサンセットの写真を見せながら、「1 番サンセットが綺麗にみられるところをレストランにしようと考えたディズニーがすごい、3 時間ぐらい景色のうつろいを見ながら滞在した」と感動を伝えた。


【アクティビティ】
アウラニでは様々なアクティビティが充実しているということで、自身が体験したアクティビティをご紹介。パーツを組み合わせて作った世界に 1 つしかないオリジナルの光るカチューシャを見せると、「わぁー!」と会場は大盛り上がり。その他にもディズニーの先生に教えてもらって描いた水彩画や、ミッキーのフェイスをモチーフに作ったオリジナルトートバッグも持ってきており会場はくぎ付けに。ウクレレレッスンでは「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を弾けるようになったことを明かした。


【スパ】
「到着日に行くと時差ボケが直るのでとてもおすすめ。このためだけにもう一度行きたいぐらいおすすめです。」とディズニー直営のスパ「ラニヴァイ・スパ」を紹介。お土産に買ったボディクリームをなんと自身に塗ってきており、会場の 1 番前のお客様へ手首をかざして紹介!ラッキーなお客様はそのいい香りに思わず笑顔に。続いてバスローブを実際に見せながら表地と裏地の違いや、刺繍などこだわりを紹介した。

 



wish-1.23bu-240-1.jpgそして、トークは映画『ウィッシュ』で声優デビューした話題へ。会場からは大きな拍手が。


「声通らないですが、本当に僕でいいんですか?」と思いましたがすごく嬉しかったです」と決まった時の喜びを話した。浅倉さんのセリフは、国王に向けて「いいぞー!」という一言。普段はがなり声を出すのが苦手という浅倉さん、「いざやってみると“それでは 50m先にいる国王には届きません”とアドバイスを受け、実は 30~40 回ぐらい録り直し、最後のほうに勇気を出して録ったものを今のいいですねと言ってもらえたんです」と収録時の裏話を話した。「自分でもあまり聴いたことのないような声だったので気づかないかもしれませんが、王様がなにか言ったときに国民が「いいぞー!」というセリフがあれば、あの声かな?と思って聞いてもらえると嬉しいです。」とこれから上映を楽しみにしているお客様へ話した。最後に集まったお客様と全員で「あきらめることはない!」とウィッシュポーズで撮影を行い、終始笑いの溢れる温かいイベントとなりました。


 


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<『ウィッシュ』STORY>

100 年のすべてが、この物語に――

みんなのみんなの心が熱くなる魔法のミュージカル体験!

願いが叶う魔法の王国に暮らす少女アーシャの願いは、100 才になる祖父の願いが叶うこと。だが、すべての“願い”は魔法を操る王様に支配されているという衝撃の真実を彼女は知ってしまう。みんなの願いを取り戻したいという、ひたむきな思いに応えたのは、“願い星”のスター。空から舞い降りたスターと、相棒である子ヤギのバレンティノと共に、アーシャは立ち上がる。「願いが、私を強くする」──願い星に選ばれた少女アーシャが、王国に巻き起こす奇跡とは…?


■監督:クリス・バック『アナと雪の女王』『アナと雪の女王 2』
    ファウン・ヴィーラスンソーン『アナと雪の女王』『ズートピア』
■脚本:ジェニファー・リー『アナと雪の女王』『アナと雪の女王 2』
■音楽:ジュリア・マイケルズ『シュガー・ラッシュ:オンライン』
■製作:ピーター・デル・ヴェッコ『アナと雪の女王』『アナと雪の女王 2』、フアン・パブロ・レイジェス『アナと雪の女王 2』『ミラベルと魔法だらけの家』
■声の出演: 生田絵梨花(アーシャ役)、福山雅治(マグニフィコ役)、山寺宏一(バレンティノ役)、檀れい(アマヤ王妃役)、鹿賀丈史(サビーノ役)
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン © 2024 Disney. All Rights Reserved. 
●アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ ©2024 Disney

大ヒット公開中


(オフィシャル・レポートより)

 
 
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 『クリスマス・ストーリー』(2008)、『あの頃エッフェル塔の下で』(2016)など監督作が高い評価を得ているフランスのアルノー・デプレシャン監督最新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が、シネ・リーブル梅田、京都シネマで絶賛公開中。シネ・リーブル神戸でも9月22日から上映される。
 舞台女優の姉、アリスを演じるのは、デフレシャン監督初期代表作『そして僕は恋をする』にも出演のフランスを代表する女優、マリオン・コティヤール。詩人の弟、ルイを演じるのは、ジャック・ドワイヨン、エリック・ロメールからフランソワ・オゾン、グザヴィエ・ドラン、ミア・ハンセン=ラヴら名監督からのオファーが絶えず、『クリスマス・ストーリー』にも出演のメルヴィル・プポー。このふたりが演じる姉弟の葛藤ぶりやぶつかり合い、事故に遭い命が危ぶまれる両親たちが若い頃二人にもたらした影響など、他人事とは思えない、デプレシャン流家族物語だ。
 9月18日(月・祝)、シネ・リーブル梅田で、上映後に行われたアルノー・デプレシャン監督ティーチインの模様をご紹介したい。(司会は配給ムヴィオラ代表の武井みゆきさん、通訳はアンスティチュ・フランセ日本映画主任の坂本安美さん)
 

 

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■メルヴィル・プポーとマリオン・コティヤールのキャスティング秘話

本編後にルイ役のメルヴィル・プポーより、日本滞在時に、新宿ゴールデン街のバー、ラ・ジュテでデプレシャン監督と語り合ったことが本作に繋がったと思い出深く語った動画メッセージが上映されたティーチイン。その後登壇したアルノー・デプレシャン監督は来日経験は何度かあるものの、初めて大阪を訪れることができたことを喜び、「今まで東京に閉じ込められていたが、はじめて解き放たれた」と観客に向けて、ユーモアを交えながらご挨拶された。
 
 本作はなんといってもメルヴィル・プポーとマリオン・コティヤールのキャスティングが魅力だが、デプレシャン監督は「メルヴィルは、エリック・ロメールの代表作『夏物語』
で完璧な美青年だったが、年月と共に人間的にも深みが増し、今回は幼い息子を亡くすという役を演じてもらった。ルイはたくさんの弱点を持つ人間で、アル中だし、暴力的で粗野だけれど、全ての弱点が彼を魅了的にしている。ルイを演じるにあたっては、ジャック・ニコルソンの『ファイブ・イージー・ピーセス』を参考にしたそうだ」とメルヴィル起用の狙いを解説。
 
さらにマリオン・コティヤールについては、「アリスは、暗い感情を抱く女性だが、映画で彼女をジャッジするのではなく、解放したいと思った。そういう感情を演じられるフランスの女優を探し、マリオンに脚本を読んでもらったら、『彼女に何が起こったの?』と聞かれたので、『それはこの映画の中で君が探求することだ』と。マリオンはどんな役でも、その役を享受する力を持っているし、信じがたいほど複雑な人間をすごくシンプルに演じることができる女優です」と複雑な内面を持つアリス役オファーの裏側を明かした。
 
 
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■映画の力で故郷、ルーベを再発見

 
 観客とのQ&Aでは、まずデプレシャン監督の出身地であり、本作の舞台にもなっているルーベはどんな意味がある場所なのかという質問が寄せられた。デプレシャン監督いわく、フランス北部のルーベは、もっとも貧しく、朽ちて、荒れた暮らしをしている人が多かったという。若い頃にパリへ出たときは、パリジャンになろうとしてルーベの訛りを捨てようとした時期もあったという。監督デビュー作の『二十歳の死』で自然とその地に戻ったデプレシャン監督。そこには映画の力があったのだそうだ。
「見捨てられたような朽ちている場所でも、魔法のように輝く場所にできる。『クリスマス・ストーリー』では、雪が降り、街が輝いたし、本作でルイが空を飛ぶシーンがあるが、空からルーベを眺めることで、私自身もこの場所を再発見できたのです」
 
 
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■詩人のルイは影のような存在だが、どこかで姉に挑戦を挑んでいる

 
 詩人の観客から、アリスに向けてルイが彼女に宛てた手紙をポエトリーリーディングのように読むシーンもあるが、詩人をどんな存在として描いているのかという質問も寄せられた。デプレシャン監督は「アリスは著名な女優だが、詩人は秘められた、影のような存在。ルイも詩人の生活を続けるため、教師をしながら田舎に住んでいる。最初にルイが姉、アリスへの手紙をカメラ目線で読むシーンがあるが、あのシーンを作るのがとても大事で、どこか姉をからかい、恋い焦がれている、もしくは挑戦を挑んでいるようでもあるメルヴィンの演技は素晴らしかった」とその存在の意味を説明。ちなみに、ルイが最後に学校で生徒たちに読んで聞かせる詩は、監督の友人でもある詩人、ピーター・ギズィのもので、評価はされているものの、彼は他の詩人同様目立つ存在ではないが、ある日、有名画家のジャスパー・ジョーンズから突然、詩に対するお礼として絵が送られてきたという、突然評価されたルイの境遇と重なるエピソードも披露した。
 
 映画のタイトルが示す通り、憎しみ合う姉弟の物語だが、「どうしてあそこまで確執を持つ設定にしたのか」という質問にはデプレシャン監督が、ふたりの関係を表すシーンを示しながら説明。「アリスが楽屋で、自傷行為を行い『弟が(著書で)わたしの名前を盗んだ』と叫ぶシーンがあるが、アリスとルイは強烈な競争関係であるし、あまりにも愛し合っているからこそ憎み合うのか、親を取り合う子どものような姉弟関係と言える。ふたりは大人のふりをしているけれど、不幸な子どものようであり、逆に最後はようやくふたりとも大人になったから、子どものような気持ちになれたのでは」。さらに映画監督には2種類あり、ロベール・ブレッソンのように自分の映画しか興味がない人と、自分のように映画における影響を隠すことなく見せる人がいるとし、「映画は人間をより良いものにすると信じています。舞台に上りたがらない女優を描くとなれば、ジョン・カサヴェテスの『オープニング・ナイト』を想起しないではいられないでしょう。また、ルイが空を飛ぶシーンは、メルヴィルからシャガールのように飛ぶのかと聞かれたので、『マトリックス』のようにと伝えたんです」
 
 
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 家族だからこそ、自分の奥底にある感情をかき乱されてしまう。そんな愛と憎しみの間で苦しんでいるきょうだいは、決してアリスとルイだけではないだろう。両親の事故が、長年会うことも口を聞くこともなかったふたりを引き寄せていく、凝縮された家族の物語。お互いに気持ちがボロボロになり、人間臭さを滲ませるふたりだが、デプレシャン監督は決してそんなふたりを見捨てない優しさがあった。
(江口由美)
 
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<作品情報>
『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』“FRERE ET SOEUR”
(2022年 フランス 110分)
監督・脚本:アルノー・デプレシャン  脚本:ジュリー・ペール
出演:マリオン・コティヤール、メルヴィル・プポー、ゴルシフテ・ファラハニ、パトリック・ティムシット、バンジャマン・シクスー
公開中:シネ・リーブル梅田、京都シネマ、9/22(金)〜シネ・リーブル神戸にて
(C) 2022 Why Not Productions - Arte France Cinema
 
<特集上映>映画批評月間 フランス映画の現在をめぐってvol.5 アルノー・デプレシャンとともに
アルノー・デプレシャン レトロスペクティブ
10/27(金)〜出町座
10/28(土)〜シネ・ヌーヴォ
 
 

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◆日程:7 月1日(土)
◆場所:TOHO シネマズ梅田

◆登壇者:くいだおれ太郎


映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける、ルーカスフィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。その全世界待望となる最新作にして、インディ最後の冒険となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が遂に6月 30 日(金)に全世界同時公開しました!


Indiana Jones5-500-1.jpg「インディ・ジョーンズ」は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、不朽のアドベンチャー・シリーズ。最新作では、“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる!巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲「レイダース・マーチ」に乗せて、インディと共に映画館で壮大な冒険を体験する究極のアクション・アドベンチャーです!


Indiana Jones5-500-2.jpg本作の公開を記念して、この度、大阪のシンボルである”くいだおれ太郎“が、西日本最大級の映画館 TOHO シネマズ梅田の一日支配人に就任しました! これは”くいだおれ太郎“が 2008 年に開催された前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のジャパンプレミアで、主演ハリソン・フォードも登壇したレッドカーペットに参加して以来、『インディ』シリーズの大ファンであることから実現したものです。


Indiana Jones5-ivent-500-1.jpg実はくいだおれ太郎が、いつもの赤白の帽子を外して、他の帽子を被るのは「インディ・ジョーンズの帽子のみ」と決めているほど。今回も本作の公開を祝福するため、インディ・ジョーンズの誕生日である7月1日「インディの日」に、インディハット、革ジャンをまとい、鞭を携えてインディ・ジョーンズになりきったスタイルで劇場ロビーに登場しました。


Indiana Jones5-ivent-500-2.jpgそんな太郎がロビーに姿を現すやいなや、劇場のお客様からは大きなざわめきが。「にこやかでご利益があるわ~」、「初めて本物をみた!」などお客様も意外な一日支配人の登場に大喜び。早速記念撮影会が始まり、小さいお子様からご年配の方まで写真撮影を待つ列ができました。写真撮影をしたお客様からは「得した気分!」「超ラッキー!」などの声が上がり、大阪ならではのサプライズな劇場体験を満喫。一日支配人となった“くいだおれ太郎”は笑顔で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開の喜びを分かち合いながらおもてなしし、その務めを果たしました。


くいだおれ太郎氏 コメント】

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「『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開、おめでとうございます。いやあ、えらい作品でおますなあ。地球を股にかけた大アクション!大迫力! インディはん最後の勇姿にも感動でおます!一生の仕事に対するインディはんの情熱、心うごかされますなあ。しかもインディはん、わてよりずっと年上なんでおます。わての一生の仕事なぞたかがしれておりますけど、えろう勇気づけられますねん。ほんで今日は、シリーズの大ファンのはしくれとして、インディはんの格好をマネしまして、えらい立派な劇場の一日支配人を務めさせていただきました。しかも今日は「インディの誕生日」ということで、まことに光栄でおます! おおきにありがとうございました。関西の皆さんも、ぜひ劇場にお運びいただきとうおますねん。やっぱり大きなスクリーンとええ音で楽しめるのは格別でおまっせ!」

 


『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

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【ストーリー】

ハリソン・フォード演じる大ヒットシリーズ「インディ・ジョーンズ」がこの夏、最後にして、最大の冒険へ。
“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝《運命のダイヤル》を巡り、考古学者にして冒険家のインディが、因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる!
巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲に乗せて、インディ・ジョーンズと共に映画館で壮大な冒険を体験する究極のアクション・アドベンチャーの幕が上がる――。


■原題:Indiana Jones and the DIAL OF DESTINY
■監督: ジェームズ・マンゴールド(「フォード vs フェラーリ」、「LOGAN/ローガン」)
■製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
■製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
■音楽:ジョン・ウィリアムズ
■出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/indianajones-dial
■コピーライト:©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

全国劇場にて大ヒット公開中!


(オフィシャル・レポートより)

本屋大賞史上最多得票数で受賞!170万人が泣いた感動作、ついに劇場アニメ化‼


 


kagaminokojou-pos.jpg2018年本屋大賞を史上最多得票数で受賞した辻村深月のベストセラー小説「かがみの孤城」。子どもから大人まで幅広い世代に愛され、累計発行部数・170万部を突破した人気ファンタジーミステリー。そんな話題のベストセラー小説を『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』などを手掛け、泣けるアニメーションの名手と呼び声高い原恵一監督が劇場アニメ化!2022年12月23日(金)に全国公開します。


学校での居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然、部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うという。なぜこの7人が集められたのか。鍵はいったいどこにあるのか。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれるー。


この度、12月13日(火)、大阪芸術大学の学生さま対象の先行試写会にて、原恵一監督の登壇のトークイベントを実施いたしました。
 


『かがみの孤城』原恵一監督トークイベント ※12:30の回/上映後イベント

■日時:12月13日(火)イベント14:30〜14:50(20分間)

■会場:大阪芸術大学内 映画館(大阪府南河内郡河南町東山469)

登壇者(敬称略):原恵一監督



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試写会終了後、大きな拍手に包まれた会場内に原恵一監督が登場し、トークイベントがスタート。まずは映画を観終えたばかりの学生へ、挨拶。松竹の映画監督の小津安二郎の生誕120周年の話にもふれ、「小津監督の作品は今も世界の観客に見られ、尊敬続けられている。映画というのはそれぐらいの力がある。これから映画業界に入りたいという方に向けて、映画というのはそれぐらい素晴らしいものだというのを是非理解してほしい。」と冒頭投げかけると、会場内からは大きな拍手が沸き起こった。


本作は、2018年に本屋大賞を最多投票数で受賞した辻村深月さんのファンタジーミステリーが原作。アニメ化の際の大切にしたポイントとして、「すごくシンプルだが、読者を裏切らないものにしたい。」と、語った。さらに本作について、「居場所がない少女の話というけれど、ぶっちゃけて言うと居場所なんかなくて当たり前。求めちゃだめ。なので、居場所がないなんて悩むなんてやめた方がいいよ。」とグッとくるエールを送った、続いて、本作の声優選びの話題へ。


kagaminokojou-500-2.pngキャスティングで一番大事にしているのは、アニメーションの絵のキャラクターが発する声として、どれくらい自然かどうかということをシンプルに判断基準としている。」と語った。主人公こころ役の當真さんは1000人以上のオーディションから大抜擢となった。彼女に対して、「當真あみさんはアフレコ当時高校1年生で、かなりきつい芝居をしてもらったけれど、彼女は見事に乗り切ってくれた。」と絶賛。監督は普段アフレコで感動することはあまりないようだが、「當真さんのクライマックスシーンのアフレコでは、何度も撮り直していくうちに、彼女がどんどんヒロインになっていく感じをひしひしと感じ、感動的であった。オールアップを伝えると、當真あみさんが綺麗な涙を流してくれてすごく感動した。」とアフレコ時の思い出を語った。
アキ役の吉柳咲良さんについては、「演技が怖いくらいにうまい。1番きつい状況に置かれているかなり難しい役だったが、見事にやりきってくれた。」と印象を振り返った。


続いて、今日は現役の芸大生を集めた試写会ということで学生からの質問コーナーへ。

原作ありきの映画だが、アニメの方が優れている点はどこか?」という質問に対し、「原作のファンを裏切らないだけではなく、アニメオリジナルも感じてもらいたいと思いました。原作では出てこない光の階段、願いを叶える部屋の赤い空間、鏡が続いていくビジュアルはアニメのオリジナルで作成した。文章をただただアニメ化するのではなく、より物語を豊かにするために映像ならではの発想。」とアニメ化についてのポイントを語った。


kagaminokojou-500-1.jpg.png続いては、ここ最近の映画観客・原恵一監督ご自身の変化の質問に対して、「お客さんが映画を見て想像しなくなっているというのを感じているという。例えば、わざと曖昧にしているシーンがあるが、最近では曖昧では分からないという意見を持つ方もいらっしゃるという。映画は分からない部分があって当たり前。見終わったあとに友達と解釈の違いを言い合うことが健全な映画の見方だ。」と語った。今作でも、セリフの言い回しなどで、監督のこだわりの部分が多いと作品を振り返った。


学生からの質問は途絶えず、トークイベント終了後には予定の時間を延長して積極的に学生の質問に答えた。そしてイベントの最後に、クリエイティブなものづくりを目指す学生たちへ、「全員の夢が叶うことはないが、誰かの夢は叶う。何が大事か、夢をあきらめないことが大事。人を感動させることを仕事にしたいなら、きついこともあるが、自分の居場所がいつか見つかることを信じて、ひるむことなく映像制作の道へ進んでください。もしかしたらどこかで一緒にお仕事をした際は、僕に声をかけてください」と学生へのエールで締めくくった。
 


【STORY】

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学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――。

果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれ胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

すべての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける───
 

●出演:當真あみ 北村匠海
    吉柳咲良 板垣李光人 横溝菜帆 ・ 高山みなみ 梶裕貴
    矢島晶子 ・ 美山加恋 池端杏慈 吉村文香 ・ 藤森 慎吾 滝沢カレン / 麻生久美子
           芦田愛菜 / 宮﨑あおい
●原作: 辻村深月「かがみの孤城」(ポプラ社刊)
●監督: 原 恵一
●主題歌:優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
●脚本: 丸尾みほ
●キャラクターデザイン/総作画監督: 佐々木啓悟 ビジュアルコンセプト
●孤城デザイン: イリヤ・クブシノブ
●音楽:富貴晴美
●配給: 松竹
●制作: A-1 Pictures
●©2022「かがみの孤城」製作委員会
●公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo
●公式Twitter・Instagram・TikTok @kagami_eiga

2023年2月23日(金)~大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマほか全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 

 

世界中で“ミニオンブーム”の社会現象を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズ待望の最新作『ミニオンズ フィーバー』が本日超大ヒット全国公開中!

最新作では、1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎であるはじまりの物語が描かれます!主人公:グルーの声は笑福亭鶴瓶さんが続投!さらに新キャストとして、グルーがあこがれる悪党グループ ヴィシャス・シックスの元リーダー:ワイルド・ナックルズ役で市村正親さん、ミニオンたちの前に立ちはだかる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの女リーダー:ベル・ボトム役で尾野真千子さん、ミニオン達の師匠になるカンフーの達人:マスター・チャウ役で渡辺直美さんが参加!この夏、ミニオン史上最高のハチャメチャな物語に期待が高まります!

夏休み真っ只中の現在も、公開からの勢いを保ったまま躍進し続け、観客動員数は8月 18 日(木)までで全国で約 300 万人、興行収入は36 億円超えで大ヒット、ミニオンのハチャメチャな大冒険が日本の夏をさらに熱くしております!さらに、全世界での興行収入についても、日本円で1,000 億円を突破!日本だけでなく世界中でもミニオン“大フィーバー”が巻き起こっております!

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本作の大ヒットを記念して、舞台挨拶をミニオンズシアター(TOHO シネマズ なんば)で実施!

オープンを祝し、シアターの特別支配人である LiSA さんが登壇しました!


本作の大ヒットを記念して TOHO シネマズ 渋谷 に続き、TOHO シネマズ なんばに期間限定オープンした「ミニオンズシアター」。特定のキャラクターが TOHO シネマズのスクリーンをジャックするのは、国内初の試みとなります。スクリーン入り口には「MINIONS THEATER」の看板が掲げられ、シアター内へ進むと全座席をミニオンが占領!全ての座席がミニオンシートに変身し、ミニオンたちと一緒に賑やかに本作を楽しむことが出来ます!

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そんな大阪なんばでのミニオンズシアターのオープン祝いに、シアターの特別支配人に就任し本編でも空港のグランドスタッフ役として声優参加している LiSA さんが駆けつけ、ミニオンズシアターの魅力とミニオン愛をたっぷり語っていただきました!


自他ともに認める無類のミニオン好きの LiSA さんだからこそ語れる本作の新たな発見、キャラクターたちや作品の魅力をたっぷりと語っていただくと共に、大阪なんばのミニオンズシアターに来場してみての感想、特別支配人に就任されてのお気持ちなどを伺いました。また、“大阪の思い出”についてのトークでは、大阪城ホールでのライブの写真がスクリーンにアップされ、当時のエピソードを展開。さらに、来場者されたお客様に向けた LiSA さんのサイン入りポスターが貰えるプレゼント企画も実施し大盛り上がり!ミニオンたちも公開を祝して劇場に駆けつけ、ミニオンに囲まれた特別な空間での本イベントは、”ハチャメチャフィーバー”で大盛況のうちに幕を閉じました!


■日時:8月 19日(金)

■会場:TOHO シネマズ なんば スクリーン6

■登壇者(敬称略):LiSA


<以下、イベントレポート>

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幅広い層に絶大な人気を誇る「ミニオンズ」シリーズ最新作『ミニオンズ フィーバー』。公開から約一ヶ月が経過した現在も勢いがとまらず日本の夏を更に盛り上げ中!映画にはお馴染みのケビン、スチュアート、ボブに加え、新ミニオンのオットーも登場し、あの「ミニオンズ」シリーズならではのハチャメチャが再びスクリーンに帰ってきています!


本日、大阪のなんばで行われた「大ヒット記念舞台挨拶 in ミニオンズシアター」には多くのマスコミ陣が駆けつけました。イベント直前には MC と共にケビン、スチュアート、ボブがカンフースーツを着て登場。その後 MC とミニオンたちの呼び込みにより、シアターの特別支配人に就任し本編でも空港のグランドスタッフ役として参加している LiSA さんが登壇すると、会場から大きな拍手で迎えられました。


minionsfeaver-ivent8.19-500-2.JPG東京の渋谷に続き、大阪のなんばで再びミニオンズシアターのオープンを迎えたお気持ちについて、LiSA さんは「皆さん元気ですかー?久々にこの距離で皆さんにお会いできてうれしいです。やっぱり(大阪は)ユニバーサルスタジオがあるので、ミニオンのグッズを身につけていらっしゃる方が大勢いて、大阪やなぁっていう感じがしますねぇ。よろしくお願いします!」と関西弁を交えながら元気に挨拶をしました。


TOHO シネマズ 渋谷 に続き、TOHO シネマズ なんばに期間限定オープンした「ミニオンズシアター」。特定のキャラクターがTOHO シネマズのスクリーンをジャックするのは、国内初の試みとなるが、そのことについて「やっぱりミニオンで制覇されているのは圧巻ですね。しかも(スクリーンの)入り口から「MINIONS THEATER」と書いてあったり、大きなミニオンがパッケージ化されていたりするので、これからミニオンをみるぞというワクワクがより一層高まりますね!」と興奮気味に解説。


続いて、本作で気が付いたミニオンたちの新たな発見について、LiSA さんはボブの頭を撫でながら「ボブのこの(頭の)硬さや、新しい彼らの特徴も沢山見られるので、新たな推しが増えると思います。」さらに『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010)を観たことがある方は、このシーンはあそこに繋がっているんだ!と気が付くと思います!」と加えた。ミニオンの中でも特にスチュアート推しの LiSA さん。その理由を尋ねられると、「『ミニオンズ』(2015)のときにギターを弾いている姿を見て、歌を歌っている私からするといつか一緒に弾いてほしいなと思いました!」と回答しました。


minionsfeaver-500-1.jpg「ミニオンズ」シリーズへの声優参加について「『ミニオンズ』(2015)で初めてゲスト声優として参加させていただいたのですが、リアルに自分がミニオンの世界に入られるというのは幸せです!」と感激。本作で空港のグランドスタッフ役を演じたことについて、「ちょっと情緒があるキャラクターなのですが、私の妹は(このキャラクターが)怒っているシーンを観てようやく私が演じていると気づいたと言っていました。普段、歌って叫んだりしているのでそちらで気づくのかもしれないですね!」と自身の参加シーンについて笑い交じりに解説。また、次回ミニオンと共演できるとしたら演じてみたい役については「一緒に旅をするピンクの悪党。ユニバーサルさん、イルミネーションさんよろしくお願いします。」「その際はスチュアートと歌を歌わせていただきたい。」と笑いを誘いました。


ミニオンたちがカンフースーツや 70 年代の服装、飛行機のパイロットなど様々な姿に扮装するかわいらしさが見どころの一つでもある本作。次はミニオンにどのような格好をして欲しいか尋ねられると、「一度も見たことないので着物などの和装。袴とか似合うと思います!」と願望を吐露しました。


minionsfeaver-ivent8.19-500-3.JPGここで、LiSA さんの“大阪での思い出”についてのトークが展開し、昨年の7月に行った大阪城ホールでのライブの写真がスクリーンに投影。写真について LiSA さんは「二年ぶりの有観客のライブの初日だったのですごく緊張しました。いつもの(コロナ禍前)ライブと同じようにみんなと楽しめることができるんだな、と勇気をくれたライブですごく印象的でした!」と感慨深そうに語りました。


また、なんばで何かいたずらをするならという変わった質問には「道頓堀の綺麗なイルミネーションのネオンをミニオンで染めたい!」と回答しました。


更に夏休み企画として、本日お越しいただいたお客様の中から抽選で 1 名様に、LiSA さんのサイン入りのポスターをプレゼント。超ラッキーな当選者の方は LiSA さんご本人によるプレゼントの手渡しというとても貴重な機会に大興奮!


あっという間にイベントも終盤となり、「ミニオンズシアターを大阪に持ってきちゃいました!一緒に好きなものを好きでいてくれる人たちがたくさんいてとてもうれしく思います。今回大阪でミニオンたち含め同じ時間を過ごしてくれる皆さんがいてうれしいです!今日は是非本作を楽しんでいってください!」と締めくくりました。大阪らしく、終始笑いに包まれながら、大盛況のうちに幕を閉じた本イベント。息ピッタリでハチャメチャなボケとツッコミが飛び交う賑やかなキャスト陣が贈る最新作『ミニオンズ フィーバー』。夏休み真っ只中、この夏の日本の映画館をまだまだ牽引していくこと間違いなしの本作に是非ご注目ください!
 


◆映画『ミニオンズ フィーバー』

【STORY】

minionsfeaver-pos.jpg時は 1970 年代。11 歳のグルー少年の夢は、“スーパー・ヴィラン”になるために、世界最強の悪党集団「ヴィシャス・シックス」に憧れているのだ。彼らはやりたい放題、欲しいものを次々と奪っては世間を騒がせていた。リーダーのワイルド・ナックルズをはじめとするベル・ボトムら 5 人は、伝説の十二支石、「ゾディアック・ストーン」を手に入れるが、ワイルド・ナックルズが仲間たちに裏切られ、谷底深く突き落とされてしまう。「ヴィシャス・シックス」は新メンバーを募集。グルーも張り切って応募するが、子供のくせにとバカにされ相手にしてもらえない。そこで隙を見て、グルーは「ゾディアック・ストーン」をまんまと盗み出してしまう。ところが、その様子を密かに見守っていた何者かにグルーは誘拐されてしまう!


そして、グルーの前に死んだはずのワイルド・ナックルズが現れ、「ゾディアック・ストーン」を渡せと脅迫する。ケビン、スチュアート、ボブandオットーは、グルーを助け出そうと一路サンフランシスコへ――カンフー・マスターに弟子入りしたり、グルーのために強敵と必死で闘ったり、それはそれは涙ぐましい活躍ぶりを見せるのだった・・・。


■プロデューサー:クリス・メレダンドリ『怪盗グル―』シリーズ、『SING/シング』、『ペット』
■監督:カイル・バルダ『怪盗グルーのミニオン大脱走』『ミニオンズ』
■日本版声優:笑福亭鶴瓶 市村正親 尾野真千子 渡辺直美 ほか■原題:『Minions: The Rise of Gru』
■配給:東宝東和
■コピーライト:©2021 Universal Pictures and Illumination Entertainment. All Rights Reserved.
■公式サイト: http://hminions.jp
■公式 facebook:https://www.facebook.com/minions.movie/
■公式 twitter:https://twitter.com/minion_fanclub

大ヒット公開中!!!


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
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日本生まれの大人気キャラクター”ソニック”ハリウッド実写映画の最新作!!
地球の命運をかけた究極のハイスピードアクションが、さらなるスケール&スピードアップ!!


 

全世界でシリーズ累計約 13.8 億本※を記録した日本発の大人気キャラクターであるソニックがハリウッド実写映画化、全米でゲーム原作映画史上最高の興行収入記録を打ち立てるなど大反響を呼んだ、『ソニック・ザ・ムービー』の待望の続編となる、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』が 8 月 19 日(金)に全国公開となります!(※=DL 含む)


sonicna-pos-1.jpg日本公開に先駆け、4 月 8 日より公開された全米ではオープニング 3 日間において興行収入 7,210 万ドルを記録し、前作の全米公開 3 日間の興収 5,801 万ドルを大幅に上回るスタート。イギリス、フランス、オーストラリアを含む 47 ヶ国・地域でも初登場1位を獲得するなど、幅広い地域で大ヒット!また、全米興行収入は、前作の 1億 4,897 万ドルを上回る 1 億 9,056 万ドル(259 億 1,616 万円)を達成し、前作のゲーム原作映画史上最高興収記録を更新!!また、公開から 3 ヵ月で全世界興行収入は 4 億ドル(544 億円)を突破する等、大躍進が止まらない!


この度、ソニック役の吹替を務める中川大志と、ソニック、テイルス、ナックルズが登壇する親子試写イベントを実施いたしました!

親子試写会上映終了後、子供たちが集まった会場にソニックが駆け付け、加えて今回のイベントの為に“初来日”を果たしたテイルス、ナックルズも登場!更に、サプライズゲストとして主人公ソニックの日本語吹替を担当する中川大志も登壇し会場は大盛り上がり!中川さんが子どもたちからヒントを得ながら連想ゲームに挑戦したり、子どもたちからの素朴な疑問に回答する Q&A コーナーも行いました!


【日時】 7 月 26 日(火)
【会場】 シネアーツ試写室(東京都新宿区市谷本村町 2-5 AD 市ヶ谷ビル)
登壇者】 中川大志、ソニック、テイルス、ナックルズ


【レポート全文】

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前作から2年、全てにおいてパワーアップを果たした『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』では、よりド派手に進化したハイスピードアクションが展開されることはもちろんのこと、スピードが自慢のソニックに加えて、今回新たな強敵にして、最強のパワーを持つナックルズや、モフモフしっぽで空を飛び、発明が得意なテイルスなど個性あふれるキャラクターも大集結!この夏必見の一作となっている。そんな本作の公開がいよいよ8月19日(金)に迫る中、この度、親子試写会イベントを実施した。会場には、本作の一足早い鑑賞を楽しみに来場した親子連れたちが招待された。


sonicna-ivent2-500-5.JPGそして、上映が終了した会場には、スペシャルゲストとしてなんとソニック・テイルス・ナックルズたちが登場し、キュートな3人の登壇にキッズたちは大喜びの様子!また、テイルスとナックルズは、今回のイベントが“初来日”とあって、来場したキッズたちを前に嬉しそうなリアクションを見せた。ここで、更なるゲストが呼ばれることに…。なんとサプライズゲストとしてソニック役の吹替を務めた中川大志が登場し、会場は更に大盛り上がり!


映画よりちょっと大き目なソニック、テイルス、ナックルズたちに囲まれての賑やかな登壇となった中川さんは「両サイドの圧がスゴイです!(笑)テイルスとナックルズは初めましてですね」と、述べつつ壇上のソニックたちと仲睦まじいやり取りを見せた。中川さんが「来ている皆、夏休みかな?」と問いかけると、観客の方々は事前に配られていたソニック&ナックルズが描かれた特製“Yes or No”団扇でレスポンスし、賑やかしい様子を見せた。


sonicna-ivent2-500-1.JPG今回、映画の冒頭ではソニックは「本当のヒーローになること」に憧れる姿が描かれるのだが、それにちなんで「今日来ている子供たちに、本物のヒーローになるにはどうしたら良いですか?アドバイスをください!」という質問をMCに投げかけられると「難しい質問ですね…。やっぱり、お父さん、お母さんを大切にすれば、本当のヒーローになれると思います!」と神回答!会場内はほのぼのとした雰囲気に包まれた。


そしてイベントでは会場に来ているキッズたちから中川さんへ質問を募集!多くの子供たちからの手が挙がり「ソニックは何センチメートルですか?」「テイルスの好きな食べ物は?」といった、ある意味自由に答えづらい超ピュアな質問に中川さんはタジタジの様子だった。またソニックのぬいぐるみを連れた女の子からは「中川さんのソニックの好きなところは?」という質問も。中川さんは「いつもどんな時も楽しんでいるところ、そこが凄くカッコ良くて可愛らしくもある部分です!」と暖かく答えた。


sonicna-ivent2-240-1.JPG子供たちからのピュアな質問も一区切り、ここで中川さんと会場にいる子供たち、一緒に楽しめる企画として「連想ゲーム」を行うことに!中川さんの背後のスクリーンに映し出されたお題を、会場の子供たちからのヒントを元に中川さんが当てるというもので、子供たちは、事前に配られた団扇で YES or NO のヒントを出しつつ、ステージを一緒に盛り上げているソニックたちも全力で中川さんに答えのヒントを送った。会場全員の協力もあり、難しい問題も難なくクリア!


大きな盛り上がりを見せたところで、時間惜しくも中川さんよりイベント締めくくりのご挨拶。「皆さん、ありがとうございました!僕も楽しかったです!夏休みでも、中々旅行とかまだ行き辛かったりすると思いますが、この映画は、今回ソニックたちが色んなところへ冒険していますので、まるでアトラクションに乗ってソニックたちと一緒に冒険できるような、そんな映画になったかなと思いますし、新たな仲間たちも増えて、益々パワーアップした映画になっていると思っています。公開したら、是非お友達・ご家族と大きいスクリーンで楽しんでもらえたらなと思います!」とコメントし、賑やかな盛り上がりを見せた親子試写会イベントは終了した。
 


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【STORY】

ヒーローになるため奮闘中のソニックの元に、ドクター・ロボトニックが銀河系一キケンな戦士ナックルズを引き連れて帰ってきた!

彼らは、史上最強のパワーを持つ【マスターエメラルド】を探し、なぜかソニックが狙われるが、ナックルズにはスピードパワーが全く通用しない。助けに来た味方のテイルスと共にソニックはチームとして、究極のパワーを秘めたマスターエメラルドを守るべく、氷の洞窟や南国ハワイ、海底の迷宮を旅してまわる! そして、遂に姿を見せる謎の超巨大ロボを前にチームは絶体絶命の危機に・・・。

地球まるごとを舞台に、ソニック史上最大の危機を乗り越えられるのか! 今、世界の未来は、ソニックとテイルスに託された。


■監督:ジェフ・ファウラー(『ソニック・ザ・ムービー』)
■脚本:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー、ジョン・ウィッティントン
■ストーリー:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー
■製作:ニール・H・モリッツ(『ワイルド・スピード』シリーズ)、トビー・アッシャー、中原徹、奥野仁
■製作総指揮:里見治紀、杉野行雄、内海州史、ナン・モラレス、ティム・ミラー(『デッドプール』)
■出演:ジェームズ・マースデン、ベン・シュワルツ、ティカ・サンプターwith イドリス・エルバ and ジム・キャリー
■日本語吹替版:中川大志、山寺宏一、木村昴、広橋涼、中村悠一、井上麻里奈、中村正人
■日本版主題歌 DREAMS COME TRUE 「UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone- MASADO and MIWASCO Version -」
■全米公開:2022 年 4 月 8 日
■原題:Sonic the Hedgehog 2
■配給:東和ピクチャーズ
■公式サイト:sonic-movie.jp
■コピーライト:©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

2022年8 月19 日(金)~ 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
 

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