コールマン&カンバーバッチ!ハリウッドきっての名コンビ誕生!!
完璧な夫婦に嵐が巻き起こる!?
●日時:10月7日(火)18:30~19:00
●会場:大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区梅田3-1-3 ノースゲートビル11階)
●登壇ゲスト: 内場勝則&未知やすえ (敬称略)
ある夫婦の離婚をめぐる“戦争”を描いたブラック・コメディとして世界的大ヒットを記録した『ローズ家の戦争』。この名作映画を、伝説的コメディシリーズ『オースティン・パワーズ』や『ミート・ザ・ペアレンツ』のヒットで知られるジェイ・ローチが監督、ハリウッドきっての実力派俳優、オリヴィア・コールマン&ベネディクト・カンバーバッチ主演で待望の再映画化となった『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』が、10月24日(金)に公開となります。
そしてこの度、公開を目前に控えた10月7日(火)に、特別ゲストとして内場勝則&未知やすえ夫妻が登壇する特別試写会が行われた。MCの呼び込みで、内場はタキシード姿で、同じくドレスで正装した未知をエスコートしてゲストの2人が登場すると、会場は大きな拍手で包まれた。集まった観客を前にまずは「旦那の方の内場勝則でございます~」「大黒柱の未知やすえです」と笑いを誘い、続いて内場が「この度はこう言う映画のゲストに呼んで頂き光栄でございます。まして夫婦と言うのも”レア”な状態なんで、映すなら今です!」と挨拶すると、未知も「吉本新喜劇のマドンナ、未知やすえです。」と挨拶し、始まってすぐ大きな笑いに包まれながらイベントがスタートした。
一足先に本作を観たという2人。作品について内場は「他人事とは思えないような・・・日本もアメリカも根底にあるものは一緒かなと。観てて『分かる分かる分かる』ばっかり言うてましたね。やぱり人間って一緒やなと。」と共感の様子。それに対し未知も「私はアメリカの喧嘩の激しさにビックリしまして。やっぱり日本の女性は奥ゆかしいなと、改めて思いました!」と話し、劇中で描かれる夫婦喧嘩のスケールの大きさを伝えた。
本作は1989年公開の『ローズ家の戦争』の再映画化。36年前は2人はまだお付き合いもしておらず「仕事仲間」だったと言い、内場は「(未知は)2年先輩なんで、結婚してからもしばらく“お姉さん”って言うてました。」と話すとそれに対し未知は「ある日突然“やすえ”って楽屋で言い出して『呼び捨てにした~!』ってビックリしたんですよ」と結婚当初のエピソードについて語った。さらに内場は「やっと頑張ってギャラが勝ったので」と呼び方を変えたきっかけがあったという裏話も教えてくれた。
そして『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』にちなんで、“崖っぷち”なエピソードについて聞かれると未知は「紙1枚でつながってた時もありました。離婚届を妹に『間違うたらあかんから2枚取ってきて』言うて取りに行ってもらい、と言う時期はありました。その時は本当に別れるつもりだったので。崖っぷちのほんまの縁にいました。」と答えると会場からも驚きの声が上がっていた。さらに「内場家100日戦争と言うんですけど、私が100日実家に帰ってました。でもNGKの舞台では新喜劇をしなくてはいけなくて、夫婦役もあれば恋人役もありますし、手繋いでイチャイチャイチャイチャしないといけないシーンもありましたけど、もうとりあえず内場君の眉間見つめて。穴あいたらええな思いながら。」と関西を代表する夫婦から“崖っぷち”な喧嘩エピソードが飛び出す一幕も。
ここからは本作の出演キャストについての話題へ。建築家の夫テオを演じるのは、マーベルのドクター・ストレンジ役などで世界的トップスターのベネディクト・カンバーバッチ。妻アイビーを演じるのは、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたオリヴィア・コールマン。夫婦を演じられた実力派俳優と言われるお2人について聞かれると、未知は「(やり取りが)観てて凄い良いテンポだし、そこでワクワクしました!」と言うと、内場は「こんなに感情が揺さぶられるというか・・・さっき笑ったか思ったら急に(違う感情が)とか、いろんな感情がきて凄かったですね。」2人の掛け合いを大絶賛した。
また、ここである印象的なシーンの話題へ。劇中ではベネディクト・カンバーバッチ演じるテオとオリヴィア・コールマン演じるアイビーの夫婦仲を回復するために、カウンセリングを受け、お互いの好きなところを10個言い合う場面がある。そこで今回事前にお2人の好きなところを3つ書いていただき、発表することに!
まずは未知が内場の好きなところを「①親を大切にしてくれる」「②口うるさくない」「③かさばらない」と挙げた。「家のこととか、『ちゃんとこれせぇ!』とか『洗濯ちゃんとしとけ』とか、家事に関しては全然うるさくないんですよ。」答えると、内場は「返されるのが怖いって言うのはね、あるんですよ・・・」とコメントし、会場は笑いで包まれた。しかしここで「あともう一個、書いた後で気づいたんですけど・・・私は内場君の芝居が好きなので」と照れながらに語ると、会場からは大きな拍手が起こった。
次は内場が未知の好きなところとして「①味」「②社交的」「③声」を挙げ、「この声ないでしょ!?どこにいても分かるでしょ。家にいても聞こえてきたら緊張するんですけど。最近は妹さんと段々声が似てきたから、家に来た時にはどんだけ緊張するか。」とエピソードを話した。それに対して未知は「私は自分の声があんまり好きではないので、いい方に考えてくれて。ありがとうございます。」と嬉しそうな様子で、お2人の仲良さをアピールした。
本作では妻アイビーの豹変ぶりにも驚かされる部分が多く、やっぱり女性は怖いなと感じたかと聞かれると、内場は「やっぱりじゃなくて絶対怖いと思ってますから!映画を観ると『うちもどうやねん!?』ってなるから、そういうのは、(ありますよ)ねぇ?」と不満を話すと、未知の心に一気に火が噴くことに!未知が「ねぇ?って何やねん!」と叫び、お馴染みのキレ芸が炸裂!「今回は夫婦でお仕事もろてんねん!『俺がリードするから』言うて、何で出る前に手握る練習せなあかんねん!おかしいやろ!」とまくしたて、さらに「もうええわ。今日はサービスや。ほっぺにチューせぇや!何や嫌なんか?」とまさかの展開に。しかし内場は「結婚式でもつらかったのに・・・」と答えると未知の怒りはついに頂点へ!「もうええわお前!綺麗にセットしてるけど、いっぺん頭スコーン!と割って、脳みそストローでチューチューしたろかほんまぁ!」と“崖っぷち”の夫婦喧嘩が始まってしまうのかと思いきや…最後には「怖かったぁ」と可愛く擦り寄ると、内場が「あんた一番怖いわ!」とツッコみ、関西人ならだれもが知っているお馴染みのネタで、観客は大盛り上がりとなった。
最後に、これから映画を観る観客にむけて内場が「映画は娯楽なんですけど、身に染みて感じる方もいらっしゃるかも、ただ笑ってるかも、とそれぞれの気持ちがあると思うんですけど、最後まで楽しんでください!」と観る人によって感じ方が違うことを伝えると、さらに未知が「私は映画も1人で観たんですけれども、今日も恋人同士とかご夫婦とかで来られてる方とかもいらっしゃると思うんですけど、帰りどんな空気になってるか私見たいなと思いながら、それぐらいもう心と体に凄く感じられる映画となっておりますので、楽しんでいただきたいと思います。」とメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに終了した。
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』
<ストーリー>
運命の出会いから10年。将来有望な双子にも恵まれ、明るく楽しい結婚生活を送っていた建築家のテオ(ベネディクト・カンバーバッチ)とシェフのアイビー(オリヴィア・コールマン)でしたが、テオの失業を機に夫婦の立場は大逆転。いつのまにかすれ違いが増えていき、ちょっとした皮肉の応酬から始まった夫婦喧嘩は、周囲を巻き込みながらヒートアップしていきます。溜まりに溜まった不満が爆発し、ついには命懸けの展開に……。かつて永遠の愛を誓ったはずのローズ夫婦の行き着く先は、離婚か、それとも――?
(原題:THE ROSES 2025年 アメリカ 1時間45分)
監督:ジェイ・ローチ『オースティン・パワーズ』『ミート・ザ・ペアレンツ』
出演:オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンバーバッチ、アンディ・サムバーグ、ケイト・マッキノン ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/theroses
コピーライト:©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
2025年10月24日(金)~大阪ステーションシティシネマ、イオンシネマシアタス心斎橋、TOHOシネマズ(なんば、西宮OS他)、MOVIX(京都、あまがさき他)ほか全国公開
(オフィシャル・レポートより)