レポートインタビュー、記者会見、舞台挨拶、キャンペーンのレポートをお届けします。

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スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案にした、映画『楓』(配給:東映/アスミック・エース)が 12 月 19 日(金)に全国公開となります。

本作で監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。そして、オリジナルストーリーを書き上げたのは、『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などジャンル問わず常に評価される脚本家・髙橋泉。そして音楽は、藤井風など様々なアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、優れた楽曲をCM・映画・ドラマなど多方面に提供するYaffle が担当します。


物語の主人公を演じるのは、福士蒼汰福原遥。双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)が、残された恵の恋人・亜子(福原遥)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、2人の切なすぎる運命を描く本作。


主演:福士蒼汰×福原遥、行定勲監督が公開に先駆け来阪、舞台挨拶を実施!

また、映画興行発祥の地・なんばにて点灯式イベントを実施いたしました。

なんばのまちの回遊拠点[なんば広場]の巨大プレゼントボックスに明かりを灯す!!

 

本イベントでは、12 月 19 日に公開を控える映画『楓』についての魅力をたっぷり語ってもらうスペシャルステージや、「映画興行発祥の地・なんば」ならではの映画興行についての 3 人の想いが語られました。


またメインイベントとして、再編され 2 周年を迎える「なんば広場」に設置された「なんば広場」の文字がプリントされた、赤い巨大なプレゼントボックスのライトアップ点灯式を行いました。
 


◆日時:11月23日(日)  ①舞台挨拶:13:00~13:30(上映後)
                                     ②点灯イベント:17:00~17:30

◆場所: ①なんばパークスシネマ スクリーン7
           (大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10−70なんばパークス6階)

            ②なんば広場 (〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5丁目)

◆登壇者(敬称略): 福士蒼汰、福原遥、行定勲監督



①【 『楓』大阪先行上映会 舞台挨拶 】

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なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶は、直前まで先行上映が行われ、涙を拭うお客様で満員の中での登壇となった。拍手鳴りやまぬ会場で、久々の大阪について、福士は「以前通っているお店があり、今回連絡してみたのですが、予約が取れず、ダメでした…。いつも行けるチャンスがあれば連絡して、予約が取れたらすごく嬉しいんです!」と笑った。福原は「私も朝ドラの撮影で 1 年近く大阪に住んでいたので、皆さん温かくて、フレンドリーで、大阪が大好きになりました。その時は週 2 くらいでお気に入りのイタリアンに行っていて、お店の方と仲良くなって、クリスマスには厨房に入らせてもらって、差し入れ用のクッキーを一緒に作ってもらったりしました。」とほっこりエピソードを明かした。
 

★作品について

行定監督は「最後にスピッツの「楓(かえで)」の曲が流れるところに、グッと来てほしいと思って作りました。今回、スピッツさんから曲を授けていただいて、そこから映画を作り出したので、最後に「楓(かえで)」という曲に戻すことによって色が変わっていくのを感じて頂けたら嬉しいです。」と作品の見どころをアピール。


kaede-11.23-fukushi-1.jpg性格の異なる双子を演じた福士は「亜子と一緒にいるシーンは自分を偽っている部分が多かったので、心苦しさもありましたが、監督と会話しながら落とし込んでいきました。あと左利きも難しかったです。歯磨きとか、シャワーを浴びたりも左手でする練習を日常からしていました。」と演じてみて難しかった事や役作りについても語った。


★ニュージーランドでの撮影について

福士は「テカポ湖のシーンは、天候の関係もあって、空港についてバスに4・5時間乗って現場についてすぐ、撮るよー!と言われて撮ったんです(笑)」と撮影秘話を明かすと、福原は「撮影は大変だったけど、ここのシーン、お気に入りなんです。あの場所に行かないと出ない感情が湧き出てきて、お互い今まで抱えていたすべての感情が解き放たれるような、目を見ているだけで泣きそうになる、忘れられないシーンになりました。」と熱く語った。


★楽曲について

行定監督は「最後にすべてが分かって、お互いがリスタートする部分で、2 人のここまで歩んできた道のりを、「楓(かえで)」の歌詞が補填してくれるような流れになっていると思います。」と楽曲へのこだわりを述べた。


★最後に

福士から「この作品は見れば見るほど移り行く感じがあると思います。こだわっているシーンがたくさんありますので、噛みしめて観てほしいと思います。」

福原から「皆さんの様々な想いを温かく包み込んで、前へ踏み出させてくれるような、そんな作品になっていると思います。大切な人と観て頂きたいです。」と挨拶し、温かい拍手の中、舞台挨拶は終了した。



②【なんば広場サプライズイベント】

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★関西弁でご挨拶!?

会場には約 1,000 人のお客様が駆けつけ、スピッツの楽曲「楓」が流れると期待の声で大盛り上がりする中、ステージ前に敷かれたレッドカーペットを歩いての登壇となった。拍手が鳴りやまない会場で、まずは福士から関西弁での挨拶の無茶ぶりに、関西弁のイントネーションで「今日は来てくれてありがとう。いや~難しいわ。戻ってしまいますね。今日はサプライズイベントにも関わらず、こんなに集まっていただきありがとうございます。よろしくお願いします。」と挨拶。

続いて福原から「みんなありがとう。大阪めっちゃ好きやねん。ほんまに来れて嬉しいわ~。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。」と挨拶。

最後に監督を務めた行定から「おおきに。ありがとうございます。こんな場所があるんですね。皆さま集まっていただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と挨拶した。

それぞれの関西弁に会場からは黄色い声援があがり、大阪らしい盛り上がりを見せた。


kaede-11.23-2shot-500-1.jpg★脚本を読んだ感想は?

福士は「双子という設定で、もう一人のフリをしないといけないというある種 3 役を演じることになったし、「楓」という曲から生まれる物語の可能性、歌詞と劇中の場面の繋がりを感じ、歌の聞き方が変わったなと感じました。」

福原は「こんな切ない作品があるだなぁと思いましたし、登場人物それぞれの想いを感じるたけで、すごく胸がきゅっとなる瞬間がたくさんある作品だと思いました。きっと誰もが別れだったり喪失を経験した事があると思いますが、そんな人の背中をそっと押してくれるような温かい作品だと思いました。」


★スピッツが映画を鑑賞した際のエピソードは?

行定監督は「実はお互い緊張して、そこまでお話できなったのですが、終わった後に友人に美しい映画だったと褒めてくださっていたとお聞きし、すごく光栄でした。」


★やりとりから仲の良さを感じる二人に、現場で感じた自分だけが知る相手の一面は?

福士は「ピュアで真面目ですし、役に対して真っすぐな方だなと思いました。ニュージーランドでウールを使ってマフラーを編んでくださって、編み物が好きな事は知らない一面でした。」と笑い、

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福原は「福士さんはストイックで努力家ですけど、意外とお茶目で、猫のぬいぐるみを使って話しかけてきたり、現場でもムードメーカーで盛り上げてくださって、すごく支えられていました」と普段見せない一面を明かし、福士も赤面していた。


★映画について鑑賞前のお客様にオススメポイントは?

福原は「ニュージーランドの景色は本当に綺麗で、自然が多く、日によって表情が違う事にすごく感動したので、大きなスクリーンで見てほしいです。」

行定監督は「日本的なラブストーリーで、20年振りにこんなに実直な映画を作らせてもらったと思います。楓の花言葉に遠慮という言葉があり、お互いに踏み込まない距離感、想い合うからこそ踏み込めない部分を描いていて、そこが見どころだなと思います。」

福士は「人間らしい作品だなと思います。それぞれの登場人物がお互いをおもんばかって生きていく様子が描かれており、それがとても輝いて見えるように感じるし、反対にすごく人間らしくもあり、人間ドラマを感じました。めっちゃエエ映画やで。見てな~」と最後は関西弁を交えて回答し、会場を沸かせた。


★開催地「なんば」について?

福士からは「実は数年前にドラマの撮影で2か月間なんばに泊まってました!元気で明るい街だし、お店もたくさんあって、毎週通っていたご飯屋さんもあります。」という思い出話が飛び出し、会場からは驚きの声があがる。


MCから「なんば」は明治 30 年に日本で初めて映画上映された地であり「映画興行発祥の地」であることが伝えられると行定監督は「映画を同じ空間で見るという行為が人を元気づけられるし、自分と隣の人の感情が違うと、そこに生まれる熱量みたいなものがすごく良くて、この活気のある場所を映画でもっと盛り上がってほしいですね」と語った。


★最後に

行定監督から「冬にみるにはピッタリで、心の奥底から温まる映画になっていると思います。音楽はスピッツをはじめ、他4曲流れてくるので、それを劇場のいい音響で楽しんでほしいです。」

福原から「大切な人をなくしてしまって、どうやって向き合って前に進んでいくのかを注目してほしいですし、見終わった後に大切な人をもっと大切にしたくなるような、心温まる映画になっていると思うので、劇場で楽しんでください。よろしくお願いします。」

福士から「劇中で4回流れる「楓」にそれぞれの色味があって、その色味の差を感じてほしいですし、27年前にリリースされ、ずっと愛されるスピッツさんの「楓」を劇場で聞くと、こんな感想になるんだと思いますし、本当に見る前と見た後で曲に対する感じ方が変わるので、皆さんがどう感じるのかすごく楽しみです。ぜひ劇場でご覧になってください。ありがとうございました。」
 

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続いて「なんば広場」に設置された「なんば広場」の文字がプリントされた、赤い巨大なプレゼントボックスのライトアップ点灯式を実施。

今回のために映画『楓』の装飾が行われた点灯ボタンを「3・2・1・点灯!」の掛け声に合わせ 3 人で押すと、煌びやかなイルミネーションが点灯。さらに会場に集まった 1,000 人のお客様が事前に配布されたペンライトを一斉に上にかかげ、会場はさらに華やかに。そんな光景に、福士も思わず驚きを見せ、福原も目を輝かせて喜んでいた。会場からも「綺麗~」の声が溢れ、「楓色」に染まったペンライトと美しいイルミネーションに照らされながらなんば広場での点灯式は終了した。
 


【なんば広場とは】

なんば駅前は、関西国際空港に直結し、大阪ミナミの中心に位置する多くの人が行き交う場所です。このなんば駅前の道路空間を「人のための広場」に変える取組は、2008 年に地元発意で始まりました。2011 年には広場化を本格的に推進するために「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」が発足しました。

当時のなんば駅前の空間は、ほとんどがタクシーと車のための空間であり、滞留行動は喫煙に限られ、放置自転車や旅行者の増加による混雑など、快適で安心できる環境とはいえない状況でした。

また、検討を開始時には「大阪の他エリアの開発に伴う地域商圏の縮小・エリア間競争の激化」「治安・環境の改善」といったエリア全体の課題も抱えていました。その後、インバウンドの観光客の増加により、歩行者が大幅に増加し、歩行者空間の不足が新たなエリア課題として加わりました。

これらの課題を解決するために、地元が中心となり、行政や経済界も巻き込み、官民連携プロジェクトして推進され、2023 年 11 月 23日に広場部分が先行オープン、2025 年 3 月に広場からなんさん通り(南北区間)の工事が全て完了し、全体完成しました。


【ストーリー】

僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。

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須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)と、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。

一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった――。愛するからこそ、伝えられなかった想い。めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。


■出演: 福士蒼汰 福原遥 宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗 大塚寧々 加藤雅也
■監督:行定勲
■脚本:髙橋泉
■原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
■音楽:Yaffle
■プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
■製作:映画『楓』製作委員会
■制作プロダクション:アスミック・エース C&I エンタテインメント
■配給:東映 アスミック・エース
■コピーライト:Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
2025/日本/カラー/120 分/シネスコ/Dolby5.1c

公式サイト: https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
公式 X:公式 Instagram
公式TikTok:@kaede_movie1219

2025年12 月19 日(金)~全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 

 

 
 
 



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tomas2025-pos.jpg今年、イギリスで最初の絵本が出版されてから80周年を迎えた「きかんしゃトーマス」の初のクリスマス映画となる 『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』が12月12日(金)に公開となります。 今回声のゲスト出演を務めるのは、2016年『映画きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』で紫色のタンク機関車ライアン役から9年ぶりの出演となる、アーティスト、タレントとしてマルチに活躍するDAIGOさん! 映画トーマスにサンタクロース役で帰ってきました!さらに“サンタへ手紙を書いた女の子役”を務めるのは、今作で 人生初のアフレコに挑戦した倉田瑛茉さん!ドラマ「西園寺さんは家事をしない」や「あなたを奪ったその日から」の 天才的な演技が話題となり、映画やCMに引っ張りだこの人気子役です。

少女の願いのこもった手紙をサンタさんに届けようと頑張る、トーマスたちの熱い気持ちがクリスマスの魔法を呼び起こす、最高にハッピーなクリスマス・ムービーが誕生しました!


この度、11月19日(水)にDAIGOさん、倉田瑛茉さんが登壇する完成披露上映会を開催いたしました。 DAIGOさんはこの日のための特注のサンタクロースの衣装、瑛茉さんも特注のトナカイ頭の衣装で登場!一足先 にクリスマス・ムードに包まれながら、きかんしゃトーマスの世界の一員となった感想や、アフレコでのエピソード、さらにとっておきのクリスマスの思い出など、存分に語っていただきました。
 


■日時:11 月 19 日(水)
■会場:新宿ピカデリー
■登壇者(敬称略):DAIGO、倉田瑛茉



tomas2025-11.19-daigo-1.JPG衣装のポイントを聞かれて「ロック風」と答えた DAIGO は、「(自分の)クリスマスにこの衣装、借りたいです!」 とすっかり気にいった様子。トナカイ姿の瑛茉ちゃんから「かっこい い!」と言われて笑顔満面の DAIGO。瑛茉ちゃんもちょっぴり照れた様子でしたが、なぜか二人で手を振り合っていました。


9 年ぶりの『映画きかんしゃトーマス』への出演について、「9 年前は子どもたちもいなかったので」としながら「今は 2 人いて。下の 子は 1 歳 10 ヶ月で、まさに車、電車の大ブームが起こっているところで、すごくいいタイミングした」とニッコリ。続けて「息子は案の定、トーマスがめちゃくちゃバズっている状態なので、すごくうれしいです。サイコーです」とご機嫌の DAIGO は、「映画館で一 緒に観たいです!」とパパの顔を見せながらウキウキとしていました。


tomas2025-11.19-kurata-1.JPG本作で生まれて初めてのアフレコに挑戦した瑛茉ちゃん。アフレコの感想を問われ、「楽しかったけれど、ライアンの口に合わせるのが難しかったです」と振り返った瑛茉ちゃんに、DAIGO は「OYU。俺よりうまい!すごく上手でした」と大絶賛しました。


サンタクロース役で大変だったことを訊かれると、「サンタさんの口癖が『ホッホッホー』と言うんですけれど、それがやたらあるんです(笑)小さめから大きめまでいろいろなバージョンの『ホッホ』があって…」とサンタクロースの口癖を再現しながら説明し ました。「僕は人生で『ホッホッホー』って言ったことがなくてね(笑)でもやってみたら楽しくなりました。 子どもたちも真似しやすいし、映画を観た後はみんな絶対『ホッホッホー』が口癖になると思います」とキッパリ。さらに「今年はもう間に合わないけれど、来年の流行語大賞を狙います!」宣言も飛び出しました。 DAIGO の「ホッホッホー」については瑛茉ちゃんからも「カッコよかった!」と2度目の「カッコいい」が送られ、「嬉しいなあ」とよろこび手を振る DAIGO に瑛茉ちゃんが振り返すなど、再びステージはほっこりムードに包まれました。


tomas2025-11.19-daigo-2.JPG完成した映画の感想は「OKT」と答えた DAIGO。「大人も子どもも楽しめます」と解説した DAIGO は、「トーマスやパーシーたちが、一つの目的のために手を取り合って頑張る姿が描かれています。仲間の大切さを教えてくれる映画です。大人には忘れかけていた何かを思い出させてくれる、素晴らしいエンターテインメント作品です。全世代が楽しめる作品になっています」と映画の魅力を丁寧に伝えました。続けて「47 歳にもなると、自分の可能性に蓋をしている部分もあります。人生の大切なこともほとんど 忘れてしまっていて…」と笑わせた DAIGO でしたが、「トーマスたちが夢に向かって頑張っていく姿を見て、僕も限界を超えてもっ とさらに頑張っていけるように、いろいろとチャレンジしていきたいなと思わせてくれました」と、作品から受け取ったものについて語っていました。


映画の感想を訊かれ長考の末「おもしろかった!」と一言答えた瑛茉ちゃんに対し、「十分ですよね」としみじみの DAIGO は、 「一番伝わる感想ですよ。僕もためて言うほうだけど、それを上回る瑛茉ちゃんに惹きつけられます」と瑛茉ちゃんの魅力を語りました。言葉数は少なめですが、DAIGO がコメントしている間も、会場の声援に応えながら手を振るなど、“ファンサ”もしっかりできていることについても感心していました。さらに「瑛茉ちゃんは妻(北川景子)ともドラマで共演していて、僕とも共演。縁を感じ ます」と目を細めながら、「とてもしっかりしていて、5 歳とは思えません。学年で言うと“41 個下”だけど、僕の 5 歳の時とは全然 違う。さっきも楽屋で『おじさんは何歳に見える?』って訊いたら『45 歳!』って 2 個若く言ってくれました。この微妙な答えがうれしかったです」と、絶妙な受け答えで心をくすぐられたと語っていました。


tomas2025-11.19-kurata-2.JPG好きなキャラクターについて語るコーナーでは「パーシー推し!」と笑顔の DAIGO。好きな理由は「黄緑色。僕がすごく好きな色。今回の映画はパーシーが頑張っています。その姿に心打たれます。今朝、息子にも『トーマスで誰が好き?』と訊いたら、パ ーシーって言っていて。親子だなぁって思いました」とニコニコの DAIGO。観客にもパーシー好きが多いことが判明すると、「一緒だ ね!」と言いながらうれしそうに手を振っていました。瑛茉ちゃんは好きなキャラクターはの質問に「カナ。速いところが好き」と答え、「色もかわいいよね?」と DAIGO が畳みかけると?と首を傾ける反応に「速いからだよね。色じゃなかった・・(笑)」と DAIGO が苦笑いする場面もありました。


改めて、きかんしゃトーマスの魅力を訊かれた DAIGO は「KAS。顔があってしゃべるところ。当たり前だけど…」と前置きしつつ「その発想が素晴らしい。きかんしゃ同士が話せたらこんな感じかなと楽しさを感じさせてくれる世界観がいい。あとはやっぱり、元気を与えてくれるところが魅力です。今回の映画もきかんしゃたちが大活躍しますし、クリスマス気分がめちゃくちゃ味わえますし、歌もあります。エンターテインメントの要素がたっぷりと詰め込まれています」とアピールしました。上映時間が 63 分であることにも触れた DAIGO は、「子どもたちがちょうど集中できる時間。僕も集中力がなくなってきたので(笑)集中したまま見終われるのもいいですよね」と映画のおすすめポイントを次々と挙げていました。


映画では素敵なクリスマス・イブの一日が描かれます。理想のクリスマスについて訊かれた DAIGO は「クリスマスは毎年家族と過ごします。ケーキを買ってチキンを予約して取りに行きます。今年もちゃんと予約できるように。DAI 語で言うと“KFC”。DAI 語で 言わなくても“KFC”だけど…」と笑いながら、「当日に行っても1本も売っていないので、しっかり予約しようと思います。この後、 行くかもしれません。無事にケーキとチキンを予約できるかが、素敵なクリスマスを過ごす大切な要素です」と回答しました。瑛茉 ちゃんの理想のクリスマスは「大きなクリスマスツリーを飾りたいです」と笑顔で答えていました。


tomas2025-11.19-550-2.JPG「サンタさんにクリスマスプレゼントをお願いするなら?」との質問に DAIGO は「僕、もらえますかね…」と苦笑しながらも、「もしもらえるなら、ジャパンカップの当たる予想」と大人のリアルな回答で笑わせ、「クリスマスの後なら、有馬記念かな? 当たる予想をお願いしたいです」とニコニコ。瑛茉ちゃんが「大きなクマさんのお人形が欲しいです」と答えると、DAIGO さんは「サンタさん!お願いします!」と瑛茉ちゃんのお願いが通じるように大きな声で会場に呼びかけていました。トークの最後は DAIGOさんと瑛茉ちゃんの二人で一緒に“ウィッシュ”ポーズをキメて締めくくりました。



 【作品情報】

原作:「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー
監督:キャンベル・ブライヤー 脚本:リック・サヴァル
声の出演:田中美海、越乃 奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子 山下七海、土師亜文、竹内恵美子、伊東健人、神尾晋一郎、岡本幸輔
2024 年/アメリカ・カナダ/63 分/ヴィスタ/カラー/5.1ch/日本語
原題:Thomas & Friends The Christmas Letter Express
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ
配給:東京テアトル 配給協力:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://movie2025xmas.thomasandfriends.jp/

2025 年 12 月 12 日(金) ~全国ロードショー!


 

(オフィシャル・レポートより)

 
 


『Born In THE U.S.A.』の前夜、

若きスプリングスティーンの魂の旅路を描く感動の音楽ドラマ

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和製スプリングスティーン吉田栄作、熱唱!

新米パパはロックが子守唄

ロックの英雄(ブルース・スプリングスティーン)>を熱く語る!


ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第一線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く感動の音楽ドラマ『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日(金)に日本公開されます。


springsteen-pos.jpg1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような〈どこでもない場所〉。4トラックのレコーダー一台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか——。


伝説の名盤「ネブラスカ」、その創作の舞台裏と心の旅を「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイトが、言葉少なに、しかし圧倒的な存在感で体現する。監督は『クレイジー・ハート』(アカデミー賞®受賞)で音楽映画の真髄を見事に描いたスコット・クーパー。観る者の心を掴んで離さない、乾いたアメリカの風景と、テープに刻まれた声と、救いを求める祈り。あの夜、何が生まれ、何が壊れたのか——。

ロックの英雄がすべてを削ぎ落とし、ありのままの自分に向き合った時代を、今を生きる私たちが見つめ直す。
 



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 ブルース・スプリングスティーンに大きな影響を受けたと公言する

俳優、吉田栄作をゲストに迎えて、

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』スペシャル・ファン・プレミア実施!


世界中の人々から“ボス”の愛称でリスペクトされ続け、今なお現役のミュージシャンとして熱い音楽を届けているブルース・スプリングスティーン。イベントには、スプリングスティーンから大きな影響を受けたと公言する吉田栄作さんが登壇。

白いTシャツにブルージーンズ、ギターを抱え星条旗を背に歌うボスの姿に憧れたという高校時代。そして芸能界での成功を捨てて26歳で渡米し、LA滞在中(1993~1997年)に震えるほど感動したボスのライブ体験など、スプリングスティーンへの熱い想いとは…。父と子の物語でもある本作に自身を重ね、父親となった今の心境や家族への想いを熱く語りました。

さらに、スプリングスティーン、エルヴィス・プレスリーなど愛用し、劇中でジェレミー・アレン・ホワイトが弾いている名ギター、ギブソンJ-200を手渡されると、スプリングスティーンの名曲「ハングリー・ハート」を弾き語りで熱唱、熱い熱気に包まれた場内には拍手と大喝采が巻き起こった。
 


■日   時︓11月11日(火)19:00~

■会   場︓109シネマズプレミアム新宿 スクリーン3

■登壇者︓吉田栄作(俳優)  司会:荘口彰久 (敬称略)



プレミアは、予告編&スプリングスティーンを演じたジェレミー・アレン・ホワイトが日本の観客に向けて「日本の皆さんに映画を楽しんでいただけることを願っています」とメッセージを寄せた映像の上映で幕をあけた。
 

springsteen-11.11-yoshida-1.JPG名曲「Born in the U.S.A.」をBGMにスプリングスティーンをイメージしたデニム衣装での登場となった吉田は「今日はドレスコードがデニムと言う事で…」と場内を笑わせつつ「僕とブルースの出会いは高1。テレビ神奈川を見ていたら星条旗を背中にテレキャスターをぶら下げて拳を突き上げるあの「Born in the U.S.A.」です。あの姿を見て『おおおっ!』と思いました」とスプリングスティーンとの運命的な出会いを述懐した。
 

吉田は二十歳で歌手デビューした際、改めてスプリングスティーンのアルバムを遡って聴いて熱烈なファンになったという。「特に『ネブラスカ』はそれまでと毛色が違って、人を殺めた人物を主人公にした曲が多くて。どういうこと!?と。でも僕はその音が好きで車で聴くには気持ちの良いサウンドで。大好きなアルバムになりました。それから時が過ぎ、本作製作に当たってスプリングスティーンが『ネブラスカ』を作ったころの自分を題材にした作品ならば良いと承諾したと聞いて、がぜん興味が湧きました」と前のめりに語った。


さらに吉田は26歳の頃に単身渡米し、現地でスプリングスティーンのライブを鑑賞したことを振り返り「アルバム『ゴースト・オブ・トム・ジョード』をリリースした後、ギター1本で2時間!初めて生で見て痺れました。ステイプルズ・センターのこけら落とし公演がスプリングスティーンで、そのライブにも行きました。Eストリート・バンドと久々にやった時の公演で、ステイプルズ・センターが壊れるくらい盛り上がって…。オフレコですけど、チビリそうになりました(笑)」と当時の興奮そのままに報告していた。


springsteen-11.11-500-1.JPGスプリングスティーンと父親との関係性も映画の大きな見どころだが、「男とは父親との関係はずっと子供の頃からあるので、父の身長を越えるとか、歳をとったなあと思う瞬間があるわけです。本作を通して成長過程の中でブルースも父との複雑な関係があった事を垣間見ることが出来ました。そこも含めて観ていただきたい」としみじみ。


そんな吉田も今年9月に、妻で俳優の内山理名との間に子供が誕生したばかり。吉田は「オールドルーキーです!」と新米パパとしてはにかみながら「この歳になっての子供ですから、自由に。スポーツでも音楽でも何でも好きなことを追求してくれればいいなと。ああせいこうせい言わずに自由に」と教育方針を明かすと、「クラシックやジャズを聴かせているけれど、意外とロックで泣き止んだりすると『お!?』と思ったり。時には僕が鼻歌をしてみたり」とすっかりパパの表情だった。


springsteen-11.11-yoshida-2.JPG主演俳優ジェレミー・アレン・ホワイトが吹き替え無しでスプリングスティーンの名曲を歌うシーンも話題。これに吉田も「ボス本人の曲を映画で使っているのかと思うくらいで、ファンの方が聴いても僕と同じように感動するはず」と太鼓判。そんな中、スプリングスティーンをはじめ多くのロックスターが愛用してきたギブソンJ-200が登場。その100万円クラスの超高級ギターを吉田がつま弾くのかと思いきや、なんと『ハングリー・ハート』を弾き語りでサプライズでフル熱唱、手拍子&合唱が巻き起こり即席ライブ会場となった!


和製スプリングスティーンと化した吉田は「うん、良い!…いやいや、俺は何をしているんですか!?、ギター弾いちゃったよ。今ちょっと手が震えています。ド緊張です!」と照れ笑いを浮かべながらも嬉しそう。そして今年2025年を振り返り「常にチャレンジ精神は忘れたくない!」と言いながら「今年は色々な事がありました。私生活でも命の大切さ、儚さを感じざるを得ないような事がありまして。生きている事、一度きりの人生を燃やし続けるんだと。憧れのスプリングスティーンが76歳になってまだ現役で、素晴らしい歌声で活躍されているので、そんな70代を目指して。うちの子供が二十歳になると僕は今のボスの歳になりますので、そこを目指したいです」とスプリングスティーンをリスペクトしつつ生涯現役を誓っていた。


最後に吉田は「あえて『ネブラスカ』の頃のブルース・スプリングスティーンがどういう生き方をして何と戦っていたのか。それをじっくりと鑑賞できる映画です。なぜ毛色の違う『ネブラスカ』が生まれたのか?それを知ることのできる映画になっています。楽しんでください」と観客に呼び掛けた。

 

ブルース・スプリングスティーンの魂の旅路があなたの心を震わせる。

『ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが贈る感動音楽映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、11月14日(金)より全国ロードショー


■作品情報

監督・脚本:スコット・クーパー(原作:ウォーレン・ゼインズ著「Deliver Me from Nowhere」)
主演:ジェレミー・アレン・ホワイト(ブルース・スプリングスティーン)
共演:ジェレミー・ストロング(ジョン・ランダウ)、ポール・ウォルター・ハウザー(マイク・バトラン)、
スティーヴン・グレアム(父ダグ)、オデッサ・ヤング(フェイ)、ギャビー・ホフマン(母アデル)、
マーク・マロン(チャック・プロトキン)、デヴィッド・クラムホルツ(アル・テラー)
プロデューサー:スコット・クーパー、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン、エリック・ロビンソン、スコット・ステューバー
製作総指揮:トレイシー・ランドン、ジョン・ヴァイン、ウォーレン・ゼインズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 20th Century Studios
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
#スプリングスティーン孤独のハイウェイ

★ブルース・スプリングスティーン/ソニー・ミュージック・オフィシャル:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BruceSpringsteen/


(オフィシャル・レポートより)

 
 

コールマン&カンバーバッチ!ハリウッドきっての名コンビ誕生!!

完璧な夫婦に嵐が巻き起こる!?


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●日時:10月7日(火)18:30~19:00

●会場:大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区梅田3-1-3 ノースゲートビル11階)

●登壇ゲスト: 内場勝則&未知やすえ (敬称略)



ある夫婦の離婚をめぐる“戦争”を描いたブラック・コメディとして世界的大ヒットを記録した『ローズ家の戦争』。この名作映画を、伝説的コメディシリーズ『オースティン・パワーズ』や『ミート・ザ・ペアレンツ』のヒットで知られるジェイ・ローチが監督、ハリウッドきっての実力派俳優、オリヴィア・コールマン&ベネディクト・カンバーバッチ主演で待望の再映画化となった『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』が、10月24日(金)に公開となります。

 

ROS-10.7-240-1.jpgそしてこの度、公開を目前に控えた10月7日(火)に、特別ゲストとして内場勝則&未知やすえ夫妻が登壇する特別試写会が行われた。MCの呼び込みで、内場はタキシード姿で、同じくドレスで正装した未知をエスコートしてゲストの2人が登場すると、会場は大きな拍手で包まれた。集まった観客を前にまずは「旦那の方の内場勝則でございます~」「大黒柱の未知やすえです」と笑いを誘い、続いて内場が「この度はこう言う映画のゲストに呼んで頂き光栄でございます。まして夫婦と言うのも”レア”な状態なんで、映すなら今です!」と挨拶すると、未知も「吉本新喜劇のマドンナ、未知やすえです。」と挨拶し、始まってすぐ大きな笑いに包まれながらイベントがスタートした。


一足先に本作を観たという2人。作品について内場は「他人事とは思えないような・・・日本もアメリカも根底にあるものは一緒かなと。観てて『分かる分かる分かる』ばっかり言うてましたね。やぱり人間って一緒やなと。」と共感の様子。それに対し未知も「私はアメリカの喧嘩の激しさにビックリしまして。やっぱり日本の女性は奥ゆかしいなと、改めて思いました!」と話し、劇中で描かれる夫婦喧嘩のスケールの大きさを伝えた。

 

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本作は1989年公開の『ローズ家の戦争』の再映画化。36年前は2人はまだお付き合いもしておらず「仕事仲間」だったと言い、内場は「(未知は)2年先輩なんで、結婚してからもしばらく“お姉さん”って言うてました。」と話すとそれに対し未知は「ある日突然“やすえ”って楽屋で言い出して『呼び捨てにした~!』ってビックリしたんですよ」と結婚当初のエピソードについて語った。さらに内場は「やっと頑張ってギャラが勝ったので」と呼び方を変えたきっかけがあったという裏話も教えてくれた。

 

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そして『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』にちなんで、“崖っぷち”なエピソードについて聞かれると未知は「紙1枚でつながってた時もありました。離婚届を妹に『間違うたらあかんから2枚取ってきて』言うて取りに行ってもらい、と言う時期はありました。その時は本当に別れるつもりだったので。崖っぷちのほんまの縁にいました。」と答えると会場からも驚きの声が上がっていた。さらに「内場家100日戦争と言うんですけど、私が100日実家に帰ってました。でもNGKの舞台では新喜劇をしなくてはいけなくて、夫婦役もあれば恋人役もありますし、手繋いでイチャイチャイチャイチャしないといけないシーンもありましたけど、もうとりあえず内場君の眉間見つめて。穴あいたらええな思いながら。」と関西を代表する夫婦から“崖っぷち”な喧嘩エピソードが飛び出す一幕も。

 

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ここからは本作の出演キャストについての話題へ。建築家の夫テオを演じるのは、マーベルのドクター・ストレンジ役などで世界的トップスターのベネディクト・カンバーバッチ。妻アイビーを演じるのは、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたオリヴィア・コールマン。夫婦を演じられた実力派俳優と言われるお2人について聞かれると、未知は「(やり取りが)観てて凄い良いテンポだし、そこでワクワクしました!」と言うと、内場は「こんなに感情が揺さぶられるというか・・・さっき笑ったか思ったら急に(違う感情が)とか、いろんな感情がきて凄かったですね。」2人の掛け合いを大絶賛した。

 

また、ここである印象的なシーンの話題へ。劇中ではベネディクト・カンバーバッチ演じるテオとオリヴィア・コールマン演じるアイビーの夫婦仲を回復するために、カウンセリングを受け、お互いの好きなところを10個言い合う場面がある。そこで今回事前にお2人の好きなところを3つ書いていただき、発表することに!

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まずは未知が内場の好きなところを「①親を大切にしてくれる」「②口うるさくない」「③かさばらない」と挙げた。「家のこととか、『ちゃんとこれせぇ!』とか『洗濯ちゃんとしとけ』とか、家事に関しては全然うるさくないんですよ。」答えると、内場は「返されるのが怖いって言うのはね、あるんですよ・・・」とコメントし、会場は笑いで包まれた。しかしここで「あともう一個、書いた後で気づいたんですけど・・・私は内場君の芝居が好きなので」と照れながらに語ると、会場からは大きな拍手が起こった。

 

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次は内場が未知の好きなところとして「①味」「②社交的」「③声」を挙げ、「この声ないでしょ!?どこにいても分かるでしょ。家にいても聞こえてきたら緊張するんですけど。最近は妹さんと段々声が似てきたから、家に来た時にはどんだけ緊張するか。」とエピソードを話した。それに対して未知は「私は自分の声があんまり好きではないので、いい方に考えてくれて。ありがとうございます。」と嬉しそうな様子で、お2人の仲良さをアピールした。

 

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本作では妻アイビーの豹変ぶりにも驚かされる部分が多く、やっぱり女性は怖いなと感じたかと聞かれると、内場は「やっぱりじゃなくて絶対怖いと思ってますから!映画を観ると『うちもどうやねん!?』ってなるから、そういうのは、(ありますよ)ねぇ?」と不満を話すと、未知の心に一気に火が噴くことに!未知が「ねぇ?って何やねん!」と叫び、お馴染みのキレ芸が炸裂!「今回は夫婦でお仕事もろてんねん!『俺がリードするから』言うて、何で出る前に手握る練習せなあかんねん!おかしいやろ!」とまくしたて、さらに「もうええわ。今日はサービスや。ほっぺにチューせぇや!何や嫌なんか?」とまさかの展開に。しかし内場は「結婚式でもつらかったのに・・・」と答えると未知の怒りはついに頂点へ!「もうええわお前!綺麗にセットしてるけど、いっぺん頭スコーン!と割って、脳みそストローでチューチューしたろかほんまぁ!」と“崖っぷち”の夫婦喧嘩が始まってしまうのかと思いきや…最後には「怖かったぁ」と可愛く擦り寄ると、内場が「あんた一番怖いわ!」とツッコみ、関西人ならだれもが知っているお馴染みのネタで、観客は大盛り上がりとなった。

 

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最後に、これから映画を観る観客にむけて内場が「映画は娯楽なんですけど、身に染みて感じる方もいらっしゃるかも、ただ笑ってるかも、とそれぞれの気持ちがあると思うんですけど、最後まで楽しんでください!」と観る人によって感じ方が違うことを伝えると、さらに未知が「私は映画も1人で観たんですけれども、今日も恋人同士とかご夫婦とかで来られてる方とかもいらっしゃると思うんですけど、帰りどんな空気になってるか私見たいなと思いながら、それぐらいもう心と体に凄く感じられる映画となっておりますので、楽しんでいただきたいと思います。」とメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに終了した。
 


『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』

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<ストーリー>
運命の出会いから10年。将来有望な双子にも恵まれ、明るく楽しい結婚生活を送っていた建築家のテオ(ベネディクト・カンバーバッチ)とシェフのアイビー(オリヴィア・コールマン)でしたが、テオの失業を機に夫婦の立場は大逆転。いつのまにかすれ違いが増えていき、ちょっとした皮肉の応酬から始まった夫婦喧嘩は、周囲を巻き込みながらヒートアップしていきます。溜まりに溜まった不満が爆発し、ついには命懸けの展開に……。かつて永遠の愛を誓ったはずのローズ夫婦の行き着く先は、離婚か、それとも――?

 

(原題:THE ROSES 2025年 アメリカ 1時間45分)
監督:ジェイ・ローチ『オースティン・パワーズ』『ミート・ザ・ペアレンツ』 
出演:オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンバーバッチ、アンディ・サムバーグ、ケイト・マッキノン ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/theroses
コピーライト:©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

2025年10月24日(金)~大阪ステーションシティシネマ、イオンシネマシアタス心斎橋、TOHOシネマズ(なんば、西宮OS他)、MOVIX(京都、あまがさき他)ほか全国公開


(オフィシャル・レポートより)

 
 

伝説的ロックバンド誕生の軌跡を追う、メンバー自ら語る奇跡のドキュメンタリー

『レッド・ツェッペリン:ビカミング』

高橋まこと、木暮”shake”武彦、つるの剛士 など、著名人らも多数参加!

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9/18(木) 伝説的ロックバンド誕生の軌跡を追う、メンバー自らが初めて語る知られざる結成秘話『レッド・ツェッペリン:ビカミング』が、9/26(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国のIMAX®劇場でも同時公開となります。

この度、公開に先駆けまして、9月18日(木)にTOHOシネマズ新宿にてIMAX®特別先行プレミア上映が開催され、著名人やインフルエンサーなどが多数駆けつけました。


【日時】 9/18(木)19:00~ 

【会場】TOHOシネマズ新宿

【来場者】高橋まこと、木暮”shake”武彦、つるの剛士、王様、ジミー桜井、高橋芳朗(敬称略)



メンバー自身による貴重な証言やアーカイヴ映像満載!

4人のメンバーとともに当時を再体感する没入型映画オデッセイ


LED ZEPPELIN-pos.jpg60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、ロバート・プラント。およそ12年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来であった。デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ! さらに、部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンが映し出されるなど音楽を中心に据えた構成がなされている。


大規模なスクリーンと高画質・高音質の空間で唯一無二の映像画楽しめるIMAX。独自のサウンドシステムを採用し、会話、音楽、効果音がすべてクリアに響くだけでなく、明度、コントラスト、明るさなど細部にいたるまで高い精度で調整され、IMAX仕様にリマスタリングされるのであるが、本作はそんなすべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求するIMAXのチームとの共同作業で制作された。IMAXでは、観客にとって最も感動的で没入感のある体験を作り出すことが最優先されているため、映写技師、音響など改善すべき点について上長を気にすることなく、遠慮なく意見を交わし合いながら進められたという。IMAXの音響と映像によってさらなる臨場感が生み出され、観客はまるでコンサート会場にいるかのような感覚となり、レッド・ツェッペリンの音楽とともに、彼らの旅路を体験できるのだ。4人のメンバーとともに当時を再体感する、まさにユニークにして最高の没入型「映画オデッセイ」である。
 



上映終了後、大勢のレッド・ツェッペリンファンが集まった会場は、まるでコンサート会場さながらに熱気あふれる空間となった。映画を鑑賞した高橋まことが「思いっきりツェッペリンの世界に没入できました」と感激した様子で語れば、長年のレッド・ツェッペリン ファンを公言するつるの剛士も「とにかく早く家に帰ってツェッペリンを聴きたい!」と高揚した気分でコメント。IMAX初体験だという木暮”shake”武彦は「巨大なスクリーンで音もデカくて没頭できた。最高に気持ち良かった」とIMAXでの鑑賞を興奮気味に語る。直訳ロッカーの王様が「沢山ライブの演奏が聴ける。即興演奏の魅力を味わってほしい」と語れば、音楽ジャーナリストの高橋芳朗は「爆音で観ると全然違いますね」と熱く語る。そしてジミー桜井は「やっぱりあの4人は奇跡の出会いだな。たまらない」と胸を熱くさせた様子で語るなど、全員が満足げに会場を後にした。まさに最高の一夜となったIMAX特別先行プレミア上映会は大盛況の内に終了となった。
 


【コメント全文】

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みんなそれぞれに自分のルーツがあって。それを磨いてきた4人が集まった時の、4つの集合体の中心で交わったところがレッド・ツェッペリンですね。その化学反応がすごい。やっぱり誰一人欠けてもこのバンドは成り立たないんだなと思いました。ライブでないと味わえない即興演奏の魅力をこの映画で体感し、味わってほしいなと思います。

―王様(直訳ロッカー)



 

 

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巨大なスクリーンで音もデカくて没頭できた。ライヴシーンは最前列で見ているようで最高に気持ち良かった。自分にとって1番心を奪われるのはジミー・ペイジだけから放たれる、憂いの感覚。それが楽曲に影響し、心の内側に触れるギターの音となって現れている。色に例えれば青緑。その感覚はハードな曲においても影響していて、自分にはそれが一番ツェッペリンを特別に感じる原因になっています。

ー木暮”shake”武彦(RED WARRIORS・ギタリスト/コンポーザー)

 

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初めて見る映像があって、とても感慨深いものがあり、大いに刺激をいただきました。やはりあの4人は奇跡の集まりですから。彼らのルーツから生まれてきたものは、これから僕らの世代でそれを継ごうとしても、なかなかできることじゃない。ただ音楽を勉強して再現することしかできないですが、追えば追うほど遠くなる、真のロックバンドだとあらためて実感しました。

ージミー桜井(MR. JIMMY / JBLZE (Jason Bonham's Led Zeppelin Evening)ギタリスト)

 

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ツェッペリンが来日した時に、友だちが武道館のチケットを持っていたんです。僕も見たかったんですけど、当時福島にいたんで見られなかったんですよ。だから今日、IMAXで映画を見て。あらためてすごい音で演奏を聴いて。『あ、やっぱこういう感じなんだ』と。2時間見入ってしまいました。思いっきりツェッペリンの中に入り込めたかなという感じがします。絶対皆さん見てください。とにかく本当にいい映画でした。

―高橋まこと(元BOOWY)

 

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嬉々として、そして惜しげもなく。次々と貴重なエピソードを繰り出していくメンバーの姿に、「初のバンド公認ドキュメンタリー」の重みを痛感しまくる120分。まさにこれ、これが見たかったんだよ!

―高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)


 

 

 

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高校1年生の時、邦楽ばっかり聴いてた僕が、友だちから聴かせてもらったのがレッド・ツェッペリン。あまりのカッコよさにしびれて、そのままレコード屋さんでアルバムを買いに行きました。あれから30年近くたって、IMAXで映画を鑑賞し、あの時の感動がよみがえるとともに、この素晴らしい音で、生で聴いているような迫力で聴けるということに感動しました。あれだけのグルーヴを生み出すバンドってもうこれから多分出てこないだろうな。

―つるの剛士(俳優/タレント)

 


監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」) 共同脚本:アリソン・マクガーティ 
撮影:バーン・モーエン 編集:ダン・ギトリン
ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム ロバート・プラント
2025年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122分/
日本語字幕:川田菜保子/字幕監修:山崎洋一郎
原題:BECOMING LED ZEPPELIN
配給:ポニーキャニオン 
提供:東北新社/ポニーキャニオン
©2025 PARADISE PICTURES LTD.   
[公式HP]https://ZEP-movie.com 
[公式X]@zepmovie 

2025年9月26日(金)~TOHOシネマズ 日比谷 ほか IMAX® 同時公開


(オフィシャル・レポートより)


hyakuemu-550-2.JPG(左から、岩井澤健治監督、津田健次郎、松坂桃李、染谷将太、内山昂輝)


【日時】8月27日(水)

【会場】日経ホール(千代田区大手町1丁目3−7日経ビル3階・4階)

【登壇者】松坂桃李、染谷将太、内山昂輝、津田健次郎、岩井澤健治監督



hyakuemu-pos.jpg劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』が9月19日(金)より全国公開する。原作は、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』(講談社刊)。陸上競技の世界で、「100m」という一瞬の輝きに魅せられた者たちの情熱と狂気を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治が手掛ける。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから、100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太。さらに、「100m」の熱き世界で主人公のトガシと小宮を取り巻くキャラクターに内山昂輝津田健次郎ら総勢12名の豪華声優陣が命を吹き込む。主題歌はOfficial髭男dismの8か月ぶりのリリースとなる書き下ろし最新曲「らしさ」。メンバーが原作に感銘を受けたことからコラボレーションが実現し、最大の熱量で作品を彩る。豪華キャストとスタッフによる、今年一番の興奮がトップスピードでスクリーンを駆け抜ける!
 


この度、劇場アニメ『ひゃくえむ。』の完成披露試写会を開催しました!

W主演の松坂桃李(トガシ役)染谷将太(小宮役)を筆頭に、内山昂輝 (財津役)津田健次郎(海棠役)ら、本作を彩るメインキャストと岩井澤健治監督が登壇。本作完成の喜びや貴重な撮影秘話、作品にちなんだフリップトークなど、大盛況なイベントとなりました。


hyakuemu-松坂桃李-1.JPG映画上映前、会場には大勢の観客が来場、登壇者たちがステージに登壇すると大きな拍手で彼らを出迎えた。そんな熱気あふれる会場の様子に笑顔を見せた松坂(トガシ役)は「僕が参加させていただいているから言うのもなんなんですが、この作品、めちゃくちゃ面白いです。ハードルを上げるのもなんだとは思うんですが、予想を遥かに上回る面白さがこの作品にはありますので。映画を見終わった後は、見終わった熱量のままで、SNSなどを使って感想を言っていただけるとうれしいです」と挨拶。


続く染谷(小宮役)も「僕もひと足先に観させていただいたんですが、最高に面白いです!原作ももちろん大好きなんですが、このアニメには音と臨場感と生々しさと、本当にたくさんのものが入り交じっていて、僕自身も感動しました」とコメント。さらに大勢の観客を前にした岩井澤監督も「企画から4年やってきて、やっとここにたどり着けたなと。本日はたくさんの方に観ていただくことができて、今ちょっと胸がいっぱいです。もうこのまま裏で一人で泣いていたいぐらい」と感無量の様子だった。


hyakuemu--染谷将太-1.JPG実際に完成した本編を鑑賞した松坂は「原作を読んだ時、漫画なのに登場人物の息遣いや走っている足音、風を切る空気感をすごく感じました。この走っている描写をアニメにしたらどうなるんだろうとすごく気になっていましたが、完成した作品を観た時、僕が原作を読んだ時、そのままの衝撃があって。これはすごい。よくぞアニメーションでこんなすごいものができあがったな。と思いました」と驚きを隠せない様子。一方の染谷は「漫画で感じた“たった10秒間”という100メートル走の短さ、儚さ、そこに詰まっている人生。漫画を読んでいた時に感じたその感覚が、映画ならでは新たな形の10秒間になって。それが生々しくもあり、臨場感がある映像にもなっていました」と感激していた。

 


hyakuemu-内⼭昂輝-1.JPGさらに内山(財津役)は「僕は声優として色々なスポーツアニメに関わらせていただいてきたんですけど、そのどれとも違う。観たことのない映像表現が色んなシーンに散りばめられていて。新しい、すごい、とてつもない作品が誕生したなと感動しました」とその革新性について言及すると、津田(海棠役)も「スポーツアニメの王道の良さもたっぷりありつつ、本当に個性的な独自の映像表現もあって、どっちの要素も入っている。王道のカタルシスとは違うカタルシスを生んでいて。皆さん、今日はお越しになってよかったんじゃないかと思いますよ」と笑顔で会場に呼びかけた。


そんな本作のオファーを受けた理由について質問された松坂は「原作を読んだらあまりにも面白すぎて。なんで今までこれを読んでこなかったのかと思いました。これを受けないなんて理由がない。こんな面白い作品に参加させてもらっていいんですか? という思いでした」とオファーの段階から本作に魅了されていたことを明かす。一方の染谷は「企画と一緒に原作をいただいたんですが、本当に食らっちゃって。しかもこれを岩井澤監督がアニメ化して、トガシ役は(松坂)桃李くんがやると聞いて。『これは何て幸せなことだ』と。うれしくてプルプルしてました」と興奮した様子で振り返った。


hyakuemu-500-1.JPG松坂と染谷は2011年の『アントキノイノチ』以来、14年ぶりの共演となる。待望の共演に松坂は「めちゃくちゃうれしかったです。なんで14年も共演できなかったんだろうと。誰かが邪魔してたのかな?と思うくらい」と冗談めかしつつも、「お互い違うところで出ている作品を見ながら刺激をもらって。『いつかまた』と思っていたタイミングだったので。うれしさが倍増しました」と喜びのコメント。染谷も「ずっと桃李くんの作品は拝見していて、いつかまたお会いしたいなと思っていたので、『ひゃくえむ。』という映画でまた一緒にやらせていただけたのは本当にうれしかったです」と感慨深い様子で続けた。


hyakuemu-津田健次郎-1.JPGそしてその後の話題はアフレコに。松坂は津田と一緒に収録を行ったとのことで、「津田さんが声を入れている姿を無料で間近で見られて、めちゃくちゃラッキーだなと。津田さんのしゃべっているのを後ろから聞きながら『うわ、こうやってやるんだ! すげえ!』と内心思いながら、ずっと見学モードみたいな感じで受け取っていました」と興奮した様子でコメント。津田も「掛け合いのシーンで、すごく生っぽい言葉をもらえて。そこに返していくみたいな感じだったので。本当に一緒に録れてよかったし、僕もすごくうれしかった」と笑顔で返した。


一方の染谷は内山と一緒に収録を行った。「財津はものすごく好きなキャラクター。はじまった瞬間に『あ、財津だ!』と思って。しかもそのシーンが僕がものすごく食らったシーンだったので。実際に一緒に隣でやらせていただいて、すごく刺激を受けました」とコメント。それに対し内山は「僕はアフレコは全然失敗していいものだと思っていて。探り探りでやるんですけど、染谷さんは表現に迷いがない。最初から答えを出す感じでやってらして。『ちゃんとしてるな、やっぱり』と思いました」と返した。


hyakuemu-500-2.JPG内山演じる財津は独特なセリフまわしが印象的なキャラクターだが、「文字でセリフを読んでいる時は『ふむふむ』と読めるんですけど、実際に声で表現するとなると、どうすれば財津らしさが出るのか悩みました」と役作りの苦労を語る内山。岩井澤監督によると、原作者の魚豊先生からも細かいところの修正案を出してくれたとのことで、「セリフの語尾とかも、読む文字としては成立するけど、しゃべり言葉として発すると逆に変かもしれませんと言っていただいて。逆に先生からセリフを変えていただいたりもしました」と明かすと、財津のセリフについても「魚豊先生からは、丁寧な言葉に変えた方がいいですと言っていただいて。こちらとしては『それでいいんだ』と思ったんですけど、実際に内山さんにセリフを言ってもらうと、すごくはまってましたね」と感心した様子で付け加えた。


そしてイベント中盤では、登壇者たちの「胸が熱くなること」をテーマとしたフリップトークを実施。まず内山が「陸上のアニメなんですが……」と前置きしつつも、「ヨーロッパサッカー開幕」と回答しドッと沸いた会場内。続く染谷も「陸上なんですが……プール」と回答。「クロールで泳ぐと、だんだん無になっていく感覚が気持ちいいんです。プールにいる先輩スイマーたちの脱力した泳ぎを見て、あの域に達したいなと思っています」とその理由を明かした。


hyakuemu-500-3.JPGさらに松坂も「陸上ではないんですが……金魚すくい」という回答。「こないだ夏祭りで金魚すくいをやったら、めちゃくちゃ面白くて。シンプルだけど技術がいる。金魚すくいってこんなに面白いんだと思った」と熱弁。ポイの扱い方について実技を交えながら「半分だけ水につけて様子を見ながら……」と付け加えた。


hyakuemu-岩井澤健治監督-1.JPGそんな中「ここで軌道修正します」と笑った津田は「純度の高さ」と回答。「この映画もそうですが、純度が高い人や表現を観るとドキッとしてしまう。たとえば子どもが後先考えずに遊んでいる姿とか。それは岩井澤監督もそう。そういう純度の高さに胸を打たれます」とかみ締めるようにコメント。そして最後に岩井澤監督が「今」と回答。「このメンツでここに立てることは二度とないかもしれない。本当に今、胸が熱いです」と語る監督の言葉に、松坂たちも「また呼んでくださいよ!」と再タッグを熱望するひと幕も。


そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のメッセージを求められた染谷は「スポーツをやる方でも、もちろんスポーツをやられない方でも、本当に誰が観ても、絶対に胸に響いてくる音と描写描写が待っています。ぜひ劇場のスクリーンで、そして劇場のスピーカーで、この映画を体感して。何かを持って帰っていただけたら」と語ると、松坂も「トガシのセリフにもあるんですが、『100mを誰よりも速く走れば、全部解決する』と。本当にシンプルだけれどディープなこの世界に人生をかけた登場人物たちの感情の動きだったり、美しさみたいなものが、本当に胸を打つと思うので。臨場感とともにそれを受け取っていただけたら幸いです。どうか最後まで楽しんでいってください」と会場に呼びかけ、温かな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
 


『ひゃくえむ。

<STORY>

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生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシと、辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走っていた転校生の小宮。
トガシは、そんな小宮に速く走る方法を教え、放課後2人で練習を重ねる。打ち込むものを見つけ、貪欲に記録を追うようになる小宮。
次第に2人は100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。
数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前にトップランナーの一人となった小宮が現れるー。


松坂桃李 染谷将太
笠間 淳 高橋李依 田中有紀
種﨑敦美 悠木 碧
内田雄馬 内山昂輝 津田健次郎
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
音楽:堤博明
主題歌:Official髭男dism「らしさ」(IRORI Records / PONY CANYON)
美術監督:山口渓観薫 色彩設計:松島英子 
撮影監督:駒月麻顕 編集:宮崎 歩 
音楽ディレクター:池田貴博 サウンドデザイン:大河原 将 
キャスティング:池田舞 松本晏純 音響制作担当:今西栄介
プロデューサー:寺田悠輔 片山悠樹 武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会(ポニーキャニオン/TBSテレビ/アスミック・エース/GKIDS)
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース 
 ©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

公式サイト:https://hyakuemu-anime.com
公式X: https://x.com/hyakuemu_anime

2025年9月19日(金)~全国公開

<原作情報>

『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
著:魚豊
コミックス全5巻、新装版全2巻:好評発売中


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 


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●日時:8月27日(水)18:30~18:55)

●会場:TOHOシネマズなんば 本館 スクリーン7(大阪市中央区難波3-8-9なんばマルイ8F)

●登壇ゲスト: 3時のヒロイン(敬称略)


2025 年に公開した実写映画で“初”の全世界興行収入 10 億ドルを突破し、2025 年実写作品・全世界興行収入 NO.1 を記録している爆発的大ヒット中の『リロ&スティッチ』や、学園ミュージカルの金字塔として世界中で大ヒットし、ティーンエイジャーの心を掴んだ名作『ハイスクール・ミュージカル』、そして普通の高校生として学校生活を送りながら、実は世界的なポップスター「ハンナ・モンタナ」としての顔も持つという二重生活を描き世界中を魅了した青春ドラマ『ハンナ・モンタナ』を手がけたディズニーが贈る最新実写映画『シャッフル・フライデー』(原題『FreakierFriday』)が、9月5日(フライデー)に劇場公開となります。


そしてこの度、日本公開を目前に控えた8月27日(水)、スペシャルゲストとして3時のヒロインが登壇する特別試写会が実施された

本作のキーカラーである紫と緑を取り入れた映画の舞台・ロサンゼルスを感じる”海外ドラマ風”な衣装で3時のヒロインは「こんにちは~奥まで見えてるよ~!」と会場に集まった観客にファンサービスを送りながら登場。MCに「もう一気にパーッと明るくなった感じがします」という感想に、ゆめっちは「ミラーボールってことね」と返し、3人それぞれ映画のヒロインのように挨拶をし、イベントがスタートした。


shuffle-friday-8.27-500-3.jpg海外ドラマから飛び出してきたような衣装で登場した3人。MCに衣装について触れられ、福田は「今日は合わせてきたんですよ。紫と緑を入れさせてもらって、舞台のねロサンゼルスをイメージをしました。」かなでは「私は、髪型とかも普段はストレートなんですけど、(今日は髪を巻いて)ロサンゼルスを巻いてきました。」と話した。3時のヒロインは“海外ドラマあるある”を題材にしたコントで知られているが、そのことについて福田は「明るいし、吹替の良さが好きです。字幕もすごい良いですけど、吹替のあるよねこういうのという展開だったり、お決まりのシーンみたいなのが好きですね」と答え、本作の入れ替わるシーンのドタバタ感がすごく面白かったということでここでなんと本日限定で『シャッフル・フライデー』にちなんだ“あるあるネタ”を披露してくれることに!「信じられないられないことがおこっているのになぜか1度すんなり受け入れる」ネタを披露。予告にもあるシーンを入れたオマージュネタを披露し、会場は大きな笑いに包まれ、3時のヒロイン3人が映画に登場しているんじゃないかと錯覚するような面白いネタを披露した。


shuffle-friday-8.27-500-1(ネタ中).jpg本作の内容について、かなでは「とにかく私たちが大好きな海外ドラマ感ですごいハッピーになれます!でもね、私泣いちゃいました。涙もあるよ。」と感動ポイントをアピール。次に福田は「2人が入れ替わる作品は見たことがあるんですけど、この作品では4人が入れ替わっているから、展開がドタバタ過ぎて面白かったです。展開が気持ちよくて爽快感もあり楽しかったです!」と話し、おばあちゃん、ママ、娘2人の4人がシャッフルするという設定の面白さを語った。そしてゆめっちは劇中ファッションの魅力について「3世代の女性が、メイクとか服装がコロコロ変わるので、真似したくなりました。女子は気分上がると思う!」と話し、それに対し福田は「自分も歳を取ったら年齢にとらわれず、好きな格好していいんだという気持ちにもなれました」とコメント。ファッショントークで盛り上がると、さらにゆめっちは「やばいよ、ぶちアガっちゃうよ」と熱く語った。


shuffle-friday-8.27-500-2.jpgまた、本作にはアンナの結婚相手・エリックとアンナの初恋の相手・ジェイク、そしてテスの夫・ライアンという渋い魅力にあふれる3人の男性が登場する。3人の中で推しを聞かれると福田は「見た目と裏腹のちょっと天然さがすごく可愛くて、王道はジェイク感がありますけど…でも私はエリックです。ダメなところが見当たらなかった!完璧な誠実な男性像です。」と迷いながらも回答。ゆめっちは「ライアン!私は年上の方が好きで、清潔感がとてもありとてもかっこいい。スポーツも現役でやっていて、奥さんやご家族を大事にしていて。ライアンと出会いたかった(笑)でも既婚者はちょっとごめんなさい(笑)」と話すと、福田が「向こうもごめんなさいやで!」とすかさずツッコみ、会場は笑いに包まれた。かなでは「正直ジェイクではありました!でもこれからはエリック。結婚するならライアン!ジェイクにアタックしても手が届かないと思うから、腕短いから届かないんだけど…(笑)」と明るくボケつつ、欲張りな回答で笑いを誘った。


shuffle-friday-main.jpg家族の中身が入れ替わって“シャッフル”するということで、「もし有名人の誰かと“シャッフル”するとしたら、誰と入れ替わって何をしたいか」という質問に対し、ゆめっちは「ドウェイン・ジョンソンさんです!」と答え、「あの体まで鍛え上げて、アクションしてモテまくりたい。彼のプライベートをみたい(笑)」と話す。それに対し福田は「中からのストーカーやん!」とつっこみ笑いを誘った。続いて福田は「私は相方ですね。どっちでもいいけど、2人ともロケ先だったり色んな方から人気で、圧倒的な存在感があるからそういう意味で入れ替わってみたいですね。」とトリオ愛をアピールした。かなでは「べイマックスさんです!私ができないけど彼は勇敢なので、体がどうせ大きいなら守ってあげたいです!」とディズニー愛も交えつつ、3人はシャッフルトークで盛り上がった。


最後にこれから映画をご覧いただく皆様へ、ゆめっちは「この作品を観て、思いやりのこころを自分の心臓に発見しました(笑)笑って笑って笑って泣けて、大切な人皆と観てほしいです。エンドロールの映像も楽しいです!」とアピール。続いて福田は「最近うまくいかないな~とか落ち込んでる子には特に見てほしいです!」とコメント。最後にかなでは「色々変わることで、変わらないことがすごく鮮明に感じることができます。皆さん是非観てください!」とメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに終了した。
 


【STORY】

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ママとおばあちゃんと暮らす高校生のハーパー。ママは結婚間近で、結婚相手の娘はキライな同級生!複雑なキモチで迎えたある金曜日、目覚めたら家族の体が“シャッフル”していて大混乱!ママ⇔私、おばあちゃん⇔あの子――どうやったら元に戻れるの?入れ替わって見えてきた、ママの本当のキモチ、あの子の本当のキモチ・・・笑って笑ってちょっぴり泣ける、最高のハートフルコメディ!

 

■原題:FREAKIER FRIDAY(全米公開8月8日)
■監督:ニーシャ・ガナトラ
■キャスト:ジェイミー・リー・カーティス/リンジー・ローハン/ジュリア・バターズ/ソフィア・ハモンズ/マニー・ジャシント/チャド・マイケル・マーレイ
■日本版声優:小笠原亜里沙、唐沢潤、本渡楓、伊藤彩沙、竹内栄治、浪川大輔、原康義
■上映時間:1 時間 52 分
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

■公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/shuffle-friday

2025年9月5日(フライデー)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)


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『ミッドサマー』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』や『関心領域』など、観る者の心に焼き付いて離れないジャンルレスな映画を数々手掛けてきたスタジオA24が新たに贈る、規格外のクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド(原題『LOVE LIES BLEEDING』)が8月29日(金)より全国ロードショーいたします。


『愛はステロイド』は、大胆で示唆に富んだストーリーテリング、刺激的な演出、そして俳優陣の化学反応が各所から絶賛され、映画批評サイトRotten Tomatoesでは94%フレッシュ(※1)という高評価を獲得。ゴッサム・インディペンデント映画賞をはじめとする世界各国の映画賞に44ノミネートを果たし、第74回ベルリン国際映画祭にも出品され、『ピンク・フラミンゴ』などで知られる鬼才ジョン・ウォーターズが<2024年最高の映画>として挙げた一作。


この度、映画『愛はステロイド』のトークイベント付き試写会を開催し、試写会後のトークには、英国推理作家協会賞主催、世界最⾼峰のミステリー⽂学賞・ダガー賞を先⽉⽇本⼈作家として初めて受賞した『ババヤガの夜』の著者・王⾕晶さんがスペシャル登壇した。


■日時:8月21日(木) 20:50~21:20 ※上映後イベント

■場所:ユーロライブ(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)

■登壇者(敬称略):王谷晶(『ババヤガの夜』) MC:奥浜レイラ


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暴力の世界でしか生きられない主人公の女性・新道が暴力団会長の一人娘のボディガードに抜擢されるー拳の咆哮轟く、シスターハードボイルド小説である『ババヤガの夜』の著者で、先月世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞を日本人作家として初めて受賞した『ババヤガの夜』の著者・王谷晶さんが21日(木)夜、映画『愛はステロイド』の試写会上映後のトークイベントにスペシャルゲストとして登壇。


はじめに王谷は「こんな素晴らしい作品の試写会にお呼びいただいてありがとうございます。本当に嬉しいです」と挨拶。MCからダガー賞を受賞したことに触れられると、「書いたのはもう6年近く前のことで、今回の受賞は翻訳をしてくださったサムテッドさんのお力によるもの。自分が積極的に何かをしたという意識があまりなくて、ボーとしていたらえらいことになったな、というのが正直な気持ちです」と謙遜しながら語った。


aiste-tolk-240-1.jpg続いて本作を初めて観た印象について、「ついにこういう映画が出てきてくれたという驚きと喜びがありました」と述べ、『テルマ&ルイーズ』から四半世紀以上を経て、現代的にアップデートされたシスターフッド映画としての到達点を感じたと話す。さらに「親子の軋轢を描きながらも、主人公がセクシュアルマイノリティだから対立するという構造ではなく、問題はそこじゃないと示しているのが現代的」だと語り、物語の新しさを絶賛した。


主演のケイティ・オブライアンについては、「存在感とフィジカルの説得力が圧倒的で、あの肉体でなければ成立しない映画」と語り、クリステン・スチュワートについても、「暗い表情を魅力に変えられる稀有な俳優で、閉塞した地方に生きる若者の姿を完璧に体現していました」と称賛。さらに『セイント・モード/狂信』に続く長編2作目に挑んだローズ・グラス監督については、「キャリア初期でこの規模の映画をやれる胆力がすごい。いい意味で観客を納得させない勇気が素晴らしい」と称え、アメリカン・ニューシネマのように大きく転調するラストにも強い衝撃を受けたと明かした。


また、邦題『愛はステロイド』について、「ビデオ屋の棚に並んでいるのが目に浮かぶようなインパクトでとてもいい」と気に入った様子で語り、「80年代を時代設定にした作品で、ニューメキシコ州の地方都市を舞台にした作品は珍しい。都会のネオンに頼らず、音楽やファッションで当時を鮮やかに再現していた。ステロイドがまだ危険視されていなかった時代で、体を鍛えることがブームになり始めた頃の雰囲気を描く必然があったからかなと思います」と分析。「クリント・マンセルのシンセサイザーが鳴る音楽も含め、80年代らしい“ネオン・ノワール”の空気をまとっていましたね」と熱を込めて語った。


aiste-500-2.jpgさらに話題は、今年公開され話題を呼んだ映画『サブスタンス』にも及んだ。王谷は「ジャッキーが大会に出場した後の展開は『サブスタンス』と重なる部分があると感じました。注射というアイテムやボディホラー的な側面もそうですし、どちらもアメリカを舞台にしながら、実はアメリカ出身ではない女性監督が撮っている。偶然かもしれないけれど、共通点がすごく多い」と述べ、さらに「『サブスタンス』も全体的に80〜90年代のカルチャーを思わせるギラギラした質感があり、外から見たアメリカの下品さや勢いを現在に引き戻すような感覚がありました」と述べた。


またこれまでレズビアン同士の物語が映画としてほとんど作られてこなかったことについて、「映画雑誌やサイトでLGBTQ特集を組んでも、レズビアン作品が紹介されることは少ない。そもそも作品数自体が少ないのは、やっぱり制作現場に女性が少なかったからだと思います。『愛はステロイド』の宣伝映像では監督とキャスト2人が積極的にクィアであることをオープンにしていて、本当に羨ましいと思いました」と述べた。


aiste-main-550.jpg自身の小説『ババヤガの夜』にも触れ、「映画の舞台のアルバカーキの人口を調べたら宇都宮くらいで、ちょうど自分が舞台にした規模感と同じでした。狭い社会をぎゅっと凝縮して描けることが、作品に純度を与えていると思います」と語った。さらに王谷は、フィクションにおける暴力表現についても踏み込み、「現実の暴力が可視化されすぎた時代に、フィクションで暴力を描くことは難しいと感じます。自分でも戸惑いがあるけれど、どうしてもそういうものが好きだという気持ちもあって。倫理的に正しいものだけでは癒せない気持ちがあるし、若い頃はそうした作品に救われた部分もあった。だからこそ今の時代にどこまで描けるのか、どう責任を取れるのかは常に考えています」と真摯に語った。


そしてもしローズ・グラス監督から「『ババヤガの夜』を映画化したい」と言われたらどうするか、と問われた王谷は「めちゃめちゃ嬉しい。もし映像化の話が来たら、もう全部お任せすると決めているんです好きにやっていただきたい」と即答し、さらに「主人公の新道依子は、ケイティ・オブライアンのようにフィジカルに説得力のある俳優じゃないとできないと思います」と語り、新藤が守る暴力団会長の一人娘・尚子役についても「クリステン・スチュワートも演じられるのではないかなと思います」と妄想を膨らませた。


最後に王谷は「特に告知はないですが、『ババヤガの夜』は税込748円と最近の本にしては安めなので、1000円札の余りでぜひ手に取っていただければ!」と笑顔で締め、観客の大きな拍手に包まれてイベントを終えた。
 


【ストーリー】

1989年。トレーニングジムで働くルーは、自分の夢をかなえるためにラスベガスに向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーに夢中になる。しかし、町で警察をも牛耳り凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫からDVを受け続ける姉を家族に持つルーの身の上によって、ふたりの愛は暴力を引き起こし、ルーの家族の犯罪網に引きずりこまれることになる。


監督・脚本:ローズ・グラス(『セイント・モード/狂信』)
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカキャスト
出演:クリステン・スチュワート(『スペンサーダイアナの決意』)、ケイティ・オブライアン(『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、エド・ハリス(『トップガンマーヴェリック』)、ジェナ・マローン(『メッセンジャー』)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2023 CRACK IN THE EARTH LLC; CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://a24jp.com/   

2025年8月29日(金)~全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)


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「1970 年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎(日本を代表する芸術)×特撮(日本を代表するエンタメ)の組み合わせが話題よんだ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。1話5分のNHK Eテレ深夜での放送から口コミが拡がり、放送されるたびに【Xのトレンド1位】を獲得。続編の制作や関連書籍が増刷を重ね、関連イベントも盛況ぶりをみせるなど話題性もさることながら、第49回放送文化基金賞のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞、藤井亮が脚本・演出賞を受賞するなど高い評価も獲得しています。1話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!


taroman-500-タローマン&太陽の塔.jpgこの度、8月22日の全国公開に先立ち、岡本太郎最大の聖地“太陽の塔”の目の前、109シネマズ大阪エキスポシティにて、べらぼうジャパンプレミアを開催いたしました!日本で初お披露目となるこのジャパンプレミアでは『大長編 タローマン 万博大爆発』の先行上映とともに、あのでたらめな巨人タローマンが劇場に登場し、べらぼうででたらめな舞台挨拶で盛り上げ、テレビシリーズに続きメガホンを取った藤井 亮監督が、制作秘話を語りました。さらに、イベントの後半ではスペシャルゲストが乱入し大盛り上がり!?
 


◆日時 8月19日(火)18時~18時30分

◆場所 109シネマズ大阪エキスポシティ(大阪府吹田市千里万博公園2−1 EXPOCITY内)

◆登壇者 藤井亮監督、タローマン

◆MC  飯室大吾(FM802)



taroman-8.19-550-2.jpg8 月19日(火)、岡本太郎の代表作・太陽の塔の目の前である109シネマズ大阪エキスポシティで行われたべらぼうジャパンプレミア。当日のチケットは、発売されるや否や即【完売】という人気ぶり。劇場には、いち早く映画を鑑賞しようと、夏休み中の子どもから大人まで、熱狂的なタローマンファンが集結し舞台挨拶前から熱気は最高潮!


taroman-8.19-240-1.jpgイベントが始まると、本編の余韻冷めやらぬ観客たちから会場に拍手で迎えられ、満席の会場に藤井亮監督とタローマンが登場。タローマンは、まっすぐに壇上に向かうわけはなく、でたらめな動きで場内を練り歩くと、観客から歓声が飛び交い、場内は大盛り上がり。タローマンの予測不可能な振る舞いは開始5分経っても続き、なかなか舞台挨拶が始まらない!やりたい放題のタローマンを横目に、しびれを切らした藤井監督は「太陽の塔はタローマンが生まれた場所でもあるので、ここで上映いただけるというのはとても光栄です」と挨拶を開始。「 たった5分のでたらめ(TVシリーズ)を、長編の映画にできるのか!?凄く心配でした。本日初めて見る一般のみなさんの感想を早く聞きたいです」というと会場からは大きな拍手が沸き起こり、安堵の表情をのぞかせた藤井監督。


taroman-8.19-藤井亮監督-240-1.jpg今回、監督・脚本だけでなく、特撮表現やキャラクターデザイン、背景や小道具など映画に関わる多くのパートを一人で担った藤井監督。映画の細部にまで藤井監督のこだわりが詰まっているが、映画ならではの表現としてやりたかったことをと明かし本編を観終えた観客は納得の様子。さらに、「昭和100年の世界をつくりあげるのに、かなり時間をかけました。爆発のシーンも、水槽にインクを垂らしたり、70年代にあった特撮表現の技術を如何に取り入れるか、こだわりました」と語り、一度スクリーンに投影した映像を再撮し、VHS風の粗さを出すなど、敢えてアナログな撮影手法、特撮映像にこだわる徹底ぶりを明かした。


劇中では、岡本太郎の印象的な言葉の数々が盛り込まれているが、どのように言葉を選んだのか問われた藤井監督は、「今回の映画は“万博”がテーマだったので、万博に対する岡本太郎の想いを特にチョイスしました。また、テレビ版で使われていない言葉を選んでいます」と明かした。当時の万博のリアリティと、藤井監督自身が想い描く万博が絶妙に入り混じった映像の数々。監督自身も1970年の万博には憧れがあったそうで、「当時のEXPOにすごく熱気を感じてわくわくした。僕自身が好きで憧れた“万博”を表現できたと思います」と想いを込めた。


また「昔の映画は、フィルムチェンジする時のために、右上に小さい黒い点が一瞬映るんです。それを映画で再現しているので見つけてみてください」と、映画がより楽しめる細かすぎる小ネタも披露。


taroman-8.19-500-1.jpgここで、ジャパンプレミアを祝してスペシャルゲストが乱入!応援に駆け付けた地底の太陽、CBG隊長(そっくりさん)、未来のCBG隊員、風来坊(にせもの)、未来を見た、サンタワー、ガ・ダーンという本編に登場するキャラクターの大群が、オールスターで登場!そして藤井監督、タローマンの総メンバーで、おなじみの主題歌「爆発だッ!タローマン」に合わせて驚異のダンス披露!会場の観客も巻き込み、熱気は頂点へ!


最後に藤井監督は「有名俳優も出ていないPR手段が少ない映画です。是非、みなさんの口コミ、みなさんの力で拡げてください」とメッセージを送り、予測不能のジャパンプレミアは大熱狂のうちに終了。

夏休み終盤をさらにアツく盛り上げる映画『大長編 タローマン 万博大爆発』は、いよいよ8月22日(金)公開!
 


【万博記念公園情報】

住  所:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
時  間:9:30~17:00 (最終入園16:30)
料  金:大人260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通入園料)
休園日:毎週水曜日
コールセンター 0570-01-1970 / 06‐6877‐7387(9:30~17:00)

万博記念公園ホームページ  https://www.expo70-park.jp/
太陽の塔オフィシャルサイト https://taiyounotou-expo70.jp/


1970 年大阪万博の跡地である万博記念公園内には 岡本太郎のデザインにより建てられた「太陽の塔」や大阪万博の記念館「EXPO'70 パビリオン」など、当時の熱気を感じられる建物が残っています。 また、2018年より太陽の塔の内部を事前予約制で一般公開しています。



『大長編 タローマン 万博大爆発』ようこそ!昭和100年の世界へ‼︎
 

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「1970 年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと 岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎×特撮(日本を代表する芸術×エンターテインメント)の組み合わせが話題をよんだ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』。
1 話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!
物語の舞台は1970年。そしてさらに、2025年へ。
時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!
ただし…現在の2025年ではなく
「1970 年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台! 
幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。
昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来。
夢と希望に満ち溢れたあの頃の未来の世界で、たたかえタローマン!


【あらすじ】

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時は1970年。
万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる!
でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要。
しかし、未来の世界は秩序と常識に満ち溢れ、でたらめな力は絶滅寸前になっていた。
CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かう!


【藤井亮監督プロフィール】

1979 年生まれ。愛知県出身。武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン科卒。
細部まで作り込まれた"でたらめでくだらない映像"で数々の話題作、受賞作を生み出してきた。今作でも、監督・脚本だけでなく、アニメーションやキャラクターデザイン、背景制作など多くのパートを担い、独自の世界を構築している。


【作品情報】

出演 :タローマン  太陽の塔 地底の太陽 水差し男爵 縄文人 明日の神話
/解説:山口一郎(サカナクション)
監督・脚本:藤井 亮
企画・プロデュース:竹迫雄也
プロデューサー:加藤満喜 桝本孝浩 倉森京子 柳本喜久晴 佐野晴香
撮影:藤本雅也 照明:東岡允 美術:伊藤祐太
録音:辻元良 衣裳・ヘアメイク:浅井可菜 編集:奥本宏幸
VFX:安田勇真 妻谷颯真 ポスプロコーディネーター:のびしろラボ
音楽:林彰人 監督補:佐野晴香 制作担当:富田綾子
宣伝プロデューサー:山澤立樹
製作:『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会
制作プロダクション:NHK エデュケーショナル 豪勢スタジオ
配給:アスミック・エース
協力:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団
協賛:キタンクラブ 三井住友海上 アルインコ 日本建設工業

【HP】taroman-movie.asmik-ace.co.jp
【X】@eiga_taroman

Ⓒ2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会

2025 年8月22日(金)より全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 


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累計発行部数 150 万部超え、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅん最新作にして人気漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社 / ヤングジャンプ連載)がアニメ化に続き、待望の実写映画化!!

本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。鯨井令子役には、映画『正体』(24)で第 48 回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆、工藤発役に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(23)で第 47 回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した水上恒司の配役で W 主演を果たす。巨大製薬会社の社⻑・蛇沼みゆき役に⻯星涼、喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエン役に栁俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役に乃木坂 46 の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黑役に花瀬琴音、蛇沼と行動を共にし、九龍の街を調べるユウロン役にフィガロ・ツェンら豪華俳優陣が集結!


この度、8月14日(木)に「夕涼み試写会」と称し、公開直前イベントを実施いたしました!W主演の吉岡里帆、水上恒司が浴衣姿で登壇!作品の魅力を語るほか、本作の内容にちなみ事前に募集した“恋の悩み”にキャストがアドバイスするコーナーや、大ヒットを記念してスイカ割りに挑戦する企画も!
 


【日時】8月14日(木)18:30〜19:00  ※上映前イベント

【会場】国際フォーラム ホールD7

    (東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)

【登壇者】吉岡里帆、水上恒司



kowlongr-0814_yoshioka.jpg九龍の街で働き、先輩社員・工藤に恋をするも、過去の記憶がないことに気づく鯨井令子役の吉岡は「見ていただいてもいいですか?」とくるっと一回転し、金魚がデザインされた浴衣をキュートにお披露目。「TVアニメ『九龍ジェネリックロマンス』で(金魚の)サクセス役の声を担当させていただいている縁で金魚柄にしてみました。そして頭には朝顔、背中にはバラが咲いて…。咲き乱れている人になっています」と照れながら紹介。令子の先輩社員で九龍の街を誰よりも愛しながらも、誰にも言えない過去を抱える工藤発役の水上もくるっと一回転したものの「涼やかではあるけれど、吉岡さんの浴衣姿を見たスタイリストさんから『吉岡さんが華やかだから水上さんが質素に見える』と言われた。いやいやこの浴衣、あなたが持って来たんでしょう(笑)?と。」とぶっちゃけると会場は笑い声に包まれました。


吉岡と水上は初共演吉岡について水上は楽な道を決して選ばず、あえて自分がこれだと思う道を突き進む様は先輩として頼りになるし、素敵だなと思ってずっと見ていました」とリスペクト。吉岡も水上について「青年としての美しさや凛としている繊細な感じが印象的でしたが、一緒に撮影をしていくとどんどん頼りがいのある所を見せてくれた。年齢差はあるけれど前に進む原動力を与えてくれるような。初めは『私がお姉さんとして引っ張っていくぞ!』という気持ちで現場入りしたけれど、結果的には私の方が引っ張ってもらったと思います」と頼りがいある後輩だと称えていた


kowlongr-0814_mizukami.jpg撮影は、かつて香港に存在した“九龍城砦”の風景を再現するため、昨年夏に台湾で行われた。水上は吉岡ら撮影チームをオススメの水餃子屋に連れて行ったというが…。吉岡は「撮影初日にみんなで食べに行って、本当に美味しい水餃子で感動していたら、水上君が真顔で食べていた。どうしたのかな?と思ったら『最初食べた時のような感動はないっすね…』と言っていました。自分で誘ったのに〜(笑)!」と回想。これに水上は「毎日長蛇の列ができるくらいの美味しい店で、僕が初めて台湾に行った時も2、3度行っていて、そこに皆さんをお連れしたものの、真夏の暑さもあったのか僕が色々とマヒしており、無になっていましたね」と理由を説明し、吉岡は「そのリアクションが面白くて。水上君は表裏一体な感じがある人なのかなと。そんな姿が垣間見える瞬間でした」と思い出し笑いだった。
 

恋に悩む鯨井と工藤にちなんで、SNSに寄せられた恋のお悩み相談を実施。

これに吉岡は「悩み相談は聞くけれど、その人がすでに答えを持っている事があるので、答えたところで『…違う』と切り捨てられないか心配です」と苦笑いし、水上も「確かに…。僕らの回答は話半分で聞いてください」と言うものの、いざ悩み相談が始まると想定外の盛り上がりを見せた。


「最近小中の同級生の男の子と頻繁に会ってデートしています。わたしも好きだし、ほぼ確実に向こうも好きだと思うのですが、お相手がなかなか告白してくれません。どうしたら告白してくれるでしょうか?」このお悩みに吉岡が「それは確実に男性側が好きなのかな?」と疑問を呈すると、水上は「好きだと思う。ただその状況に男が甘えているだけ。まさに工藤のように現状に甘んじているので、そこは女性の強さで『おら!』と行かなくちゃ」と女性側からのアプローチを熱弁。これに吉岡が「いやいや水上君、相談内容を聞いていましたか?告られたい派なんですよ?」と意見すると、当の相談者が客席にいる事が判明!会場にはいない意中の男性に向かって、水上は「お前、何をやっているんだ!?(恋は)男が決めないといけない瞬間がある!」、吉岡は「男を見せた方が良いんじゃない?伝えられる時に伝えないと後悔しますよ?」とエールを送っていた。


kowlongr-0814_スイカ割り.jpg令子の大好物として本作に登場するスイカにちなんで、最後は大ヒットを祈願して夏の定番・スイカ割りに挑戦

水上はアイマスク装着で5回回転し、吉岡のアシストを頼りに「行きますよ!」と大きなスイカに見事一撃を喰らわせた。吉岡は「良い振り切りでした」と絶賛するも、クールな水上は割れたスイカを見て「普通に切って食べた方が美味しい」と言い、吉岡から「そんな元も子もない事を言わないで!!」と笑顔を魅せた。最後に水上は「本作はなかなかないミステリーラブロマンスになっているので、どなたでも楽しめるはずです」とPR。吉岡は「映画を観れば、恋とは理屈ではないという気持ちになってもらえるはずです。人を愛するのはその人が目の前にいるからこそできることで、好きな人がいる事、好きだと伝えるチャンスがある事は本当に素敵な事だと思います。映画の世界にどっぷり浸かっていただけたらと思います」と呼び掛けていた。
 


『九龍ジェネリックロマンス』

【STORY】過去を明かせば、想いは消えるー。

懐かしさで溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は先輩社員の工藤発に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。

そんな中、九龍で靴屋を営む楊明、あらゆる店でバイトをする小黒らと意気投合。令子は、九龍でゆっくりと流れる日常にそれなりに満足していた。しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエンに工藤の恋人と間違われる。さらに、令子は偶然1枚の写真を見つけるのだが、そこには工藤と一緒に自分そっくりの恋人が写っていた。困惑する令子の元に大企業の社長・蛇沼みゆきと謎めいた男ユウロンが現れる。思い出せない過去の記憶、もう 1 人の自分の正体、九龍に隠された秘密。核心に迫る令子は、工藤が抱える切ない過去を知ることになるー。


キャスト:吉岡里帆 水上恒司 
      栁俊太郎 梅澤美波(乃木坂46) 曾少宗(フィガロ・ツェン) 花瀬琴音
                   諏訪太朗 三島ゆたか サヘル・ローズ 
                   関口メンディー 山中 崇 嶋田 久作
      竜星涼
原作:眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人 池田千尋
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kroi「HAZE」(IRORI Records / PONY CANYON INC.)
制作プロダクション: ROBOT
制作協力: さざなみ
企画・配給: バンダイナムコフィルムワークス
©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

原作情報
原作「九龍ジェネリックロマンス」眉月じゅん(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
単行本1巻〜11巻好評発売中。

︎TVアニメ情報
Blu-ray BOX 全1巻が2025年9月29日(金)に発売!
各種プラットフォームにて全13話配信中!

作品公式サイト&SNS
公式サイト:https://kowloongr.jp/
公式X:https://x.com/kowloongr_jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/kowloongr_jp/
 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kowloongr_jp
ハッシュタグ:#九龍ジェネリックロマンス  #九龍GR

2025年 8月29日(金)~全国ロードショー!


(オフィシャル・レポートより)

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