2021年10月アーカイブ
■隆慶一郎の論考で、信虎へのイメージが覆される。
■戦略家であり知将だった信虎の妄執。
■ゆかりの場所での撮影が作品の匂いに。「主役だからと力を入れる必要はない」
■役になりきるのではなく、20〜30%は役者自身がその時持つ魅力を出す。
■骨格はシェイクスピアの悲劇。
■映画音楽はイカリ。池辺晋一郎さんの音楽で作品がぐっと引き締まる。
■映画界の偉人のことを自ら学んでほしい。
■毎月25日に集まる森田組のキャストやスタッフが、「森田芳光 70祭」にも尽力
■森田監督が好きでたまらない宇多丸さんとの出会い。
■森田組スタッフと三沢さんが太鼓判の特典。森田監督の自主映画ダイジェストも。
■今、観直して「前よりいい映画だ」と思えたことが上映活動の原動力に。
■「森田芳光 70祭」をきっかけに、上映活動を続けたい。
人生はフェアじゃない。だけど美しい。
田村淳、「5度、6度、種類が違う涙がでた」
ケイシー・アフレックへ直接感涙報告!
映画『Our Friend/アワー・フレンド』公開記念イベント
2015年に「Esquire」誌に掲載され全米雑誌大賞を受賞した傑作エッセーを映画化した映画『Our Friend/アワー・フレンド』が、10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他にて全国公開致します。
本作の公開を記念しまして、トークイベントを開催。ロンドンブーツ1号2号田村淳さん、そして本作のマットを演じたケイシー・アフレックがアメリカからリモート中継で生出演いたしました。
◆日程:10 月 12 日(火)13:00~13:40
◆会場:スペース FS 汐留(港区東新橋1丁目1−16)
◆登壇者(敬称略/予定):田村淳(ロンドンブーツ 1 号 2 号)
ケイシー・アフレック※リモート出演
MC:伊藤さとり
闘病を続けた母との別れを経験し、看取りや自身の死生観について綴った著書「母ちゃんのフラフープ」(ブックマン社刊)や遺書動画『ITAKOTO』など様々な形で「死」についてメッセージ発信している田村。「僕という人間が人との繋がりを描いた映画に呼ばれることがなかったんですが(笑)、映画をみて『なるほど』と。観ている間、ずっと感情を揺さぶられました。去年8月にガンで他界したかあちゃんのことを想いながら、死や別れについてだけじゃなくて、これからどう生きて行くべきなのか、改めて自分の生きる上で何を大切にするべきなのかを考えた」と振り返る。
田村が立ち上げたオンラインサロンメンバーと一緒に同時にオンライン試写行ったという。「みんな感情を揺さぶられながら、どこで何を感じるのかは人それぞれ。違うポイントで響いているのが面白かった」と明かし、「僕自身も5度、6度、泣くタイミングがあって涙の種類も全部違いました」と感涙報告。実母は亡くなる前にやりたいことを記した「エンディングノート」を記しており、田村ら家族は無理のない形でそれを実現させていったという。劇中にはケイシー・アフレック演じるマットが妻ニコル(ダコタ・ジョンソン)のバケットリストをひとつずつ叶えようと奮闘するシーンがあり「(経験した後で)リアルタイムだったので心に刺さった。もうかあちゃんのことは乗り越えられていると思っていたけど未だに泣けてしまうのは心からお別れが出来ていないということだったのか。そう思いながら、自分の中で昇華することが出来たと思う」と心境を打ち明けた。
本作では家族や友人など様々な形の愛が描かれる。コンビ愛にかけて、相方・田村亮の存在について尋ねられると「亮さんは、親友というよりも、仕事のパートナーであり、兄弟でもあり、親戚のおじさんのようでもある。大切な人ではあるけれど、どこにもカテゴライズできない」と特別な関係性であることを口にし「彼は僕に向けての『ITAKOTO』も撮ってくれたんです。どんな内容かはわからないけど『俺が死んだ後に見てくれ』『短い言葉になった』とは言われました」と自分に向けての遺言があるという。
そして、満を持して本作の主人公であるジャーナリスト・マット役のケイシー・アフレックが、米国からリモートで登場!ケイシーと画面越しでの対面となった田村淳、「5度、6度、種類が違う涙がでた」ケイシー・アフレックへ直接感涙報告!
映画『Our Friend/アワー・フレンド』公開記念イベントオフィシャルレポートが、オスカー俳優ケイシーの見せる、繊細な表情の変化、特に子供たちへ向けるまなざしについて印象的だった事を田村が投げかけると、ケイシーは自身も2人の子供を持つ父親として「(自身の)子供のことを思い浮かべながら、両親がいかに子供たちを愛しているか、その思いが彼らに伝わるものにしたかった」と明かした。
ケイシーは「人生における喜びや幸せと同じように、苦しみも悲しみも受け入れて生きて行こうと努力をしている最中です。この映画は死を描いていますが、実は生きることへの祝福も描いているのです」とメッセージ。それに田村は「作品を通してその気持ちはしっかり伝わってきました」と応える。
2 児の父親、同世代という共通点のあるケイシーと田村へ「子育てで大切にしていることなどはある?」と共通質問を投げかけると、田村「僕は娘に多くの選択肢を与えたいと思っています。たとえ娘が選択したものを途中で投げ出したとしても、別の道が見つかっているのであれば、それでいいと思う。一つの道を究めさせるというよりは、色々なものに触れて自分が進みたい思える道を見つけるきっかけを与えたい」とすっかりパパの顔。それに対しケイシーは「君はグレートファーザーだよ!僕も淳さんの答えがいい(笑)」と会場を沸かしつつ「この世に子供を連れてきたのは僕たちなんだから、僕らは何よりも彼らを優先しなければならない。子供にキスをするのは返してほしいからじゃなくて、その先の子供たちにどんどん繋げていくものだと思う」と温かく語り、良きパパぶりを発揮。
さらにケイシーは「13歳の次男は日本文化が大好きで、早く日本に行きたいと言っている。日本でキャンプをしたいんだよ。君にもし力があるならば、入国できるように取り図ってくれないか?」とハリウッドスターの粋なジョークに田村は「入国に関しては力を発揮することはできませんね!でもこの間キャンピングカーを納車したばかりでケイシーさんさえよければ僕が運転手をやります!(笑)」「僕はお城が好きなので、息子さんが嫌でなければお城も紹介することはできます。まず最初は犬山城ですね。息子さんは僕が責任を持ってお預かりします!」と猛アピール。これにケイシーも「完璧だ。日本に行ったらすぐに君に電話するよ!」と笑わせ、最後に一言。「僕にとってこの作品は、友情、愛、約束を果たすこと。とても美しいメッセージがつまった作品です。愛で乗り越えられないものはない、と感じてもらえたらうれしいです」と和やかな雰囲気でイベントを締めくくった。
◆監督:ガブリエラ・カウパースウェイト 脚本:ブラッド・イングルスビー
◆原作:マシュー・ティーグ(「The Friend: Love Is Not a Big Enough Word」)
◆出演:ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲル、チェリー・ジョーンズ、グウェンドリン・クリスティー
◆2019年/米/英語/126分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Our Friend/字幕翻訳:神田直美/G
◆配給:STAR CHANNEL MOVIES
◆© BBP Friend, LLC – 2020
◆公式HP:our-friend-movie.com
2021年10月15日(金)~ 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座 ほか 全国ロードショー
【STAR CHANNEL MOVIES】
日本初の映画専門チャンネル、スターチャンネルの映画レーベル。感動や衝撃、忘れられない余韻が残る作品を世界中からセレクトしてお届けします。
(オフィシャル・レポートより)
“音”と“感情”が溶け合い、心を震わせる珠玉の青春群像劇!
音楽コミックの伝説的傑作がついに映画化!!
井之脇海(『サイレント・トーキョー』『俺の家の話』)
松本穂香(『この世界の片隅に』『みをつくし料理帖』 )
山崎育三郎( 『青天を衝け』『エール』)
原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を2度にわたり受賞している漫画家・さそうあきらによる同名作品。音楽への深い愛情と知識に溢れ多くのファンを魅了し、『神童』『マエストロ!』に続く、音楽シリーズ三部作の最終作『ミュジコフィリア』(第16回⽂化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作)が2021年11月12日(金)京都先行公開、翌週11月19日(金)に全国公開を迎えます。
主人公・漆原朔は、若手実力派として活躍をつづけ本作が長編映画初主演となる井之脇海!朔の異母兄・貴志野大成には、ミュージカルからドラマ、映画と幅広い活躍を見せる山崎育三郎。そして朔に想いを寄せるヒロイン・浪花凪を、透明感溢れる歌声で物語をエモーショナルに彩り、本作の主題歌も担当する松本穂香が演じる。脚本・プロデューサーは『太秦ライムライト』の大野裕之が担当し、監督を務めたのは、『時をかける少女』『人質の朗読会』などを手掛け、自身も京都生まれである谷口正晃。風景と音の街、京都で<ミュジコフィリア(音楽に情熱を注ぐ者たち)>が奏でる青春の協奏曲。皆さんの心へ、新しい「音楽」をお届け!
この度、本作の公開を前に、9月30日(木)に全編ロケが行われた京都でのプレミア舞台挨拶を実施いたしました!イベントには、主演の井之脇海ほか、松本穂香、山崎育三郎、谷口正晃監督が登壇し、ロケ地での思い出や本作への想いを語りました。
映画「ミュジコフィリア」京都プレミア舞台挨拶 概要
【日付】:9月30日(木)
【劇場】:TOHOシネマズ二条
【登壇者】:井之脇海/松本穂香/山崎育三郎/谷口正晃監督(敬称略)
冒頭の挨拶で、井之脇は「初めて一般のお客様に観ていただく機会なので、映画をどのように受け取っていただけるのか楽しみにしています」とニッコリ。松本は「思っていた以上のお客様が入っていてちょっと驚いていますが、とてもうれしいです」とお礼を述べた。山崎は「短い時間ですが、みなさんに楽しんでいただきたいです。よろしくお願いいたします」と会場を見渡してお辞儀をし、谷口監督は「感無量です。京都での撮影では、たくさんの方に支えていただき、ようやく完成した作品なので、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を伝えた。
京都での撮影について、撮影のため1ヶ月近く京都に長期滞在した井之脇は「京都を堪能しました。どのロケ地も歴史的な流れ、自然の中にも時間を深く感じられる街だと思いました。予告にも登場する賀茂川の中洲で朔が演奏し、凪が歌を披露するシーンがあるのですが、こんな素敵な景色を見れているのは僕と凪役の松本さんしかいないんだなとか思いながら、とてもうれしくなりました。景色を存分に味わいながら撮影することができ、京都の街には感謝しかありません」とうれしそうに振り返った。大阪出身の松本は京都によく足を運んでいたことを明かし、「ずっと観光地ばかり行っていました。今回は賀茂川や、大文字山など京都の新しい一面を撮影を通して見ることができて幸せでした。井之脇さんがおっしゃっていた賀茂川での撮影は、いろいろなことを感じながらお芝居ができ、すごくいい経験になりました」としみじみ語った。山崎は「役柄的にいろいろなロケ地には行けなかったんです。大成は、ホールと学校での撮影がほとんどでしたので……」とちょっぴり残念な表情を浮かべつつ、「中でも泉涌寺(せんにゅうじ)での撮影はとても印象的でした。夜の撮影で、泉涌寺をバックにオーケストラの前で指揮をするシーンです。圧巻の景色なので注目してください」とおすすめした。京都出身の谷口監督は「音楽を志すアーティストたちが、音楽を奏でたり、壁にぶつかりながらエネルギーをスパークさせるようなシーンが多い作品です。パワーや魅力のある場所で芝居をしたり演奏シーンを撮りたいと思っていました。賀茂川、大文字山や泉涌寺、無鄰菴(むりんあん)などでの撮影は、役者の皆さんの芝居をより掻き立てるものになったのではないかと思っています」と満足の表情を浮かべていた。なお、泉涌寺、無鄰菴での映画撮影は本作が初となる。
映画初主演となる井之脇は「撮影中は言わないようにしていましたが、やっぱり不安やプレッシャーはありました。素敵なキャスト、スタッフのみなさんのおかげで撮りきることができたことを心から感謝しています。今日、初主演作をはじめてお客様に観ていただく瞬間に立ち会えることを心からうれしく思います」と撮影当時の気持ちを明かした。ピアノを弾く役については「役者を15、6年やってきましたが、僕の役者人生のターニングポイントとなったのが、12歳の頃に出演した黒沢清監督の映画『東京ソナタ』です。それまで習い事感覚でお仕事をしていたのですが、撮影でプロの現場の厳しさや自分の不甲斐なさを感じて、“この仕事を極めたい”と思った作品です。そのときの役がピアノを弾く天才少年でした。小さい頃にピアノをやっていましたが、ピアノから少し離れていた時期で、作品のためにまた練習を始めました。そして時は流れていつかやるだろうと思っていた初主演作でピアノを弾く役をいただきました。ピアノは僕の人生の中で切っても切れないものですし、とても深い縁を感じました。主演のプレッシャーもありましたが、ピアノが一緒だったので気持ちも楽になり、乗り越えられた気がします」としみじみと振り返った。
役作りについて松本は「上映前なので、余計なことを言ってハードル上げたくないかもと思っちゃいました」と微笑みつつ、「感覚で生きている女の子の役なのですが、歌を歌ったり、ギターを弾いたりと、初挑戦のことが多かったのですが、みなさんに助けていただきながら撮影を乗り切りました。井之脇さんにはいろいろ話を聞いてもらい、気持ちを共有しながら進められたので、とても楽しい気分で撮影を終えることができました」と語った。ダンスのシーンについては「独特の表現をする女の子なので、ダンスというよりは、おもしろいシーンだなという感じで楽しんでいただけたらと思います」と笑顔を浮かべた。
天才作曲家という役について山崎が「そのままやればいいかなと思いました」と自信たっぷりに語ると会場は大きな拍手に包まれた。恥ずかしそうに「嘘です(笑)」と否定した山崎は「すごく孤独を感じ、気持ちを押し込めているキャラクターで、あまり笑わないんです。朝ドラ『エール』の撮影直後だったので笑わないように心がけるのがちょっと大変でした。僕と似ていないキャラクターなので、彼自身に共感できる部分はほとんどなかったのですが、音楽家としての彼にはすごく共感するところが多かったです」と説明した。
印象に残っているシーンについて井之脇は「予告編に登場する賀茂川のシーンと、朔と大成の兄弟がぶつかり合うシーンです。山崎さんと二人でお芝居していて理屈じゃない部分で反発する兄弟がどこか繋がれたような気がしました。山崎さんと僕の芝居の熱量を感じていただけるシーンになっているので、注目してください」と観客に呼びかけると、山崎も「僕もあのシーンが一番印象に残っています。台本を読んだときはどのように表現しようかと考えたけれど、終盤の撮影だったので、いろいろ積み重なって二人の関係性もできていたので、自然に演じることができました。魂と魂のぶつかり合いができたシーンです」とおすすめした。松本も「台本でしか、朔と大成の二人の関係を見ていなかったので、出来上がった映像から“(二人は)こんなふうになっていたのか”と知ることができました」と振り返り、「大成のプレッシャーとかいろいろな感情が溢れ出るシーンは、誰が観ても共感できるし、グッとくると思います」と微笑んだ。
谷口監督も「朔と凪の賀茂川のシーンはもちろんですし、朔と大成の二人のスパークシーンを撮影したときには、映画の核となるものが撮れたという手応えがありました。あと、ピアノの下から凪がニョキっと顔を出すシーンは、原作にもある表現です。なんでもかんでも原作をなぞるわけではないですが、漫画的なシーンではあるのですが、抑制しすぎないで表現したほうが良いと思いました。チャレンジではあったのですが、やってみたら見事にハマって。リアリズムな表現ではないけれど、ちょっとポップで弾んだ感じが出た良いシーンだと思っています」と撮影を振り返った。
また原作の魅力について谷口監督は「いろいろな音楽が出てきます。とりわけ現代音楽に光を当てているところにおもしろさを感じました。その存在は知っていても、あまりよく知らないジャンルでした。現代音楽をやっている人たちのあり様、おもしろおかしい人がいたり、こだわりの強い人がいたりということ、人からどう思われても自分が良いと思ったものを探究するという姿が、どこか京都の人と通じるところがあると感じました。東京や他の街がどうであれ、うちはうち、みたいなところとか(笑)。また、古典的なものを守りながらも、革新的なものを受け入れる、生み出してしまうというところ、京都と現代音楽の関係性が京都出身の僕自身もストンと落ちてくるように理解できたという点です」と答えた。
最後の挨拶で谷口監督は「現代音楽と向き合い、凪との出会いや大成との関係を通して、朔の閉じていた(心の)扉が開いていく物語です。劇中のように、人と人が交わって、ぶつかり合うエネルギーにより、何か新しいものが生まれるような環境が早く戻ってくることを切に願っています」とコロナ禍でのディスタンスに触れた。山崎は「音楽も人も同じで、共感したり共有したり寄り添うことで、温かい気持ちになれたり、伝えることができます。自分の殻に閉じこもらないで人と関わっていく、そんなメッセージを受け取っていただけたらうれしいです。京都の魅力が満載なので、ぜひ堪能してください」と思いを伝えた。松本は「まだまだ不安とか残る状況で、鬱憤とかいろいろ溜まっているとは思いますが、今日は純粋に映画を楽しんでいただきたいです。笑って楽しい気持ちになっていただければうれしいです」と微笑んだ。井之脇は「いろいろな人と出会い、音楽を通してぶつかり合い、関係を深めていく朔の姿が丁寧に描かれています。音楽に向き合う様々なキャラクターたちと、同じような悩みを持つ方たちの後押ししてくれるような映画になっていると思います。初主演映画は僕にとって大切な作品になりました。ぜひ多くの人に観ていただきたいです」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
監督:谷口正晃
出演:井之脇海 松本穂香 山崎育三郎 川添野愛 阿部進之介 石丸幹二 濱田マリ 神野美鈴
配給:アーク・フィルムズ
2021/日本/113分
©2021musicophilia film partners
©さそうあきら/双葉社
2021年11月12日(金)京都先行公開
11月19日(金) TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー
(オフィシャル・レポートより)
ダニエルボンドの集大成、遂に公開!
15年間の感謝の気持ちを日本のファンに向けてメッセージ!
“愛を込めた”コメント映像解禁!
全世界待望の「007」シリーズ 25 作目、前作『007 スペクター』から実に 6 年の時を経てシリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がついに 10 月 1 日(金)に公開いたします。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後。死闘はクライマックスへー。誰もが知る世界的なヒーローを演じるプレッシャーをはねのけ、シリーズ最高興収を叩き出し、さらにその記録を『007 スカイフォール』(12)で自ら更新。そしてついにボンド引退を表明したことでも話題の本作、その壮大かつエモーショナルなフィナーレに大きな期待がかかります!
この度、ジェームズ・ボンドを演じることが最後となったダニエル・クレイグが日本のファンのためだけに寄せた、15 秒の特別メッセージ動画を解禁!
「僕は 15 年間 ジェームズ・ボンド役を演じてきました これでお別れです
全力で挑んだこの作品は まさに集大成です日本の皆様に愛を込めて ありがとう」
この度解禁となったのは、ダニエルが 15 年間演じてきたジェームズ・ボンド役をついに卒業し、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がキャスト・スタッフともに総力を結集したシリーズ集大成であるということを、日本のファンへ向けてメッセージ動画として寄せてくれた貴重な映像だ。
先日、日英をオンラインでつないで盛大に実施されたバーチャルイベントでは、ジェームズ・ボンドを演じた15年間を振り返り「数え切れない程いろんなことがあったけど、十分やり切ったよ。」と、正直な気持ちを吐露していたダニエル。この 15 年間で得たものは、最高のキャストと最高のスタッフと仕事ができた事だと語ったが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガ監督も「『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がついに完結する。ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだった。」とダニエルに対しても、感謝と称賛の気持ちを表し、本作が名実ともに集大成にふさわしい作品だということを改めてアピールした。
またイベント中に日本のたくさんのファンに向けて、「ありがとう。」と日本語で感謝の意を伝えるキャストの姿が印象的だったが、今回のコメント映像でもダニエルが日本のファンに「日本の皆様に愛を込めて ありがとう。」と感謝のコメントを寄せています。ダニエルが最後のボンドを演じたことへの強い思いと、日本のファンへの愛が伝わるメッセージ動画となっている。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 ダニエルフェアウェルスポット
YouTube リンク:https://youtu.be/JhmnncpknJ0
大ヒット公開中!!
ダニエル・クレイグが演じたジェームズ・ボンドシリーズはこちら!
『007/カジノ・ロワイヤル』(2006 年)
『007/慰めの報酬』(2009 年)
『007 スカイフォール』(2012 年)
『007 スペクター』(2015 年)
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021 年 10 月 1 日(金)※最新作
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』
【STORY】
ボンドは 00 エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIA の旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。
誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック
主題歌:ビリー・アイリッシュ “No Time To Die”
公式サイト:
公式 FACEBOOK:www.facebook.com/JamesBond007 ※端末の地域設定によって表示される国のページが異なります。
公式 TWITTER:HTTPS://TWITTER.COM/007
配給:東宝東和
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絶賛公開中!
(オフィシャル・リリースより)