
『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』
映画の大ヒット&夏休みの交通安全祈願イベントレポート
吉本新喜劇初の女性座長就任直前! 酒井藍さん登場!!
7月22日(土)に公開となります映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」におきまして、吉本新喜劇初の女性座長に就任予定の酒井藍さんを住吉大社にお招きしての公開直前イベントを行いました。
日時: 7月21日(金)11:00~12:00
場所: 住吉大社(大阪市住吉区住吉2丁目9-89)
11:00~11:20 ご祈祷(屋内:神楽殿にて)
11:25~11:50 映画PR、囲み(屋内:取材スペースにて)
11:50~12:00 フォトセッション(屋外:反橋を背景にして)
ブーブー、ブーブーブー、ブーブー、今日は私クルマですねん!(とブーブーネタで登場)
Q.映画の感想は?
自分も車に乗っているかのように感情移入できるすごくハラハラドキドキの映画でした。この映画に出てくる人は全員おいしいところがあって、私もこういう新喜劇を作りたいなと思いました。
ただ、私、奈良県警の交通課で働いていたもんで、高速道路を160キロで暴走する、しかもドア取れたり、警察側の目線で観させてもらったので、私ははよ捕まえてくれ!捕まえてくれたらこっちで(反則)切符を処理するのでっていう気持ちで観てしまいました(笑)
Q.家族旅行の思い出は?
昔は家族で行くこともあったのですが、最近はなかなか家族での旅行はないですね。でも奈良に住んでいる父と母は変わっていて、大阪のホテルを取って、私と3人で泊まるという謎の家族旅行をしています(笑)。
Q大暴走にまつわるエピソードについて?
先輩の座長たちにも言われるんですけど、大暴走といえばチャーリー浜さんなんですね。本当に私が一番若い座長なんですが、(舞台で)チャーリー師匠のセリフ2行くらいやったのに、7分くらい舞台におるなとか、私がうまいことチャーリー師匠を使いこなせるのか?その大暴走をうまいこと止められるのか、という心配がありますね。(会場爆笑)
Q バカンスで行ってみたいところは?
台湾に行きたいです!台湾めっちゃ好きで、ユーチューバ―の人が台湾に行ってる旅動画ばっかりを見ています。食べ物もおいしそうですし、「千と千尋の神隠し」のモデルになっているところにも行きたいんです。
Q 映画では白バイが出てきて、イケナイことをしていましたが?
コンプライアンス的に注意したいです(笑)
もっとこう回り込まんと(捕まえられないよ)など、私が指示出したいと思いました。ただ、私事務やったので、指導は一回もしたことが無いんです。指導してもらった後の書類を出してもらったら事務処理だけはできますので(会場笑い)
Q 事務処理した中で忘れられない、これはアカンやろうという違反は?
免許証の写真で、めっちゃギャルみたいに(ピースサインした)写真を添付してきた人がいて、正気か?と思ってすぐに電話しました。(爆笑)
(その人の)歳ですか?けっこういってましたよ25か26でした(笑)
Q ご祈祷の間、何を考えていました?
実は、気持ちは「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」と「交通安全」なんですが余裕があれば私の座長公演も(成功しますように)って、と神様にお願いしました。
神様もいろんな人にお願い事されてお忙しいと思うんですが、もしお手すきであれば私のことも、とちゃっかりお願いしちゃいました。(会場爆笑)
Q ちなみに(登場人物たちが)警察に捕まったらどのような処分になりそうですか?
そうですね、お母さん(ジュリア)が妊娠しているのでとりあえずお母さんは病院で安静にね。
子どもたちは夏休みやし、お父さんのそういう(捕まる)ところを見せたくないので、子供たちもお母さんと一緒に病院にね。お父さん(トム)だけは(警察に)来てもらって警察官に切符切ってもらって、免許取り消しですよね(笑)私が隣で再度(免許証を)取ってもらう場合は、の説明の書類を持って待ってます。
(車がぶつかって)ドアが取れてしまったり、もあるので器物破損的なことも含めて、ちょっと重い罪になると思います。(会場爆笑)
Q おじいちゃん(ベン)は?
おじいちゃんはねぇ、かわいいからなぁ。
う~ん・・・。こんだけ(10年間に30人)恋愛して振られてるんでかわいそうな気持ちもあるけど、すいませんって言って指導させてもらいますね。おじいちゃんには優しく、お父さんは逮捕の方向で(笑)。逃げ切れるのかは映画を最後まで見てもらいたいんですけど(笑)
Q おじいちゃん、飲酒運転してますけど?
だめです、もちろんだめなんですけど、こんだけ振られているので情が入っちゃうんですけど、だめなんですよ。飲酒運転絶対ダメです!だから、(免許証)返納って感じになるんですかね。(会場爆笑)やっぱり高齢者なんで。取り消しというか返納した方がいいよ、とお話しさせてもらうことになると思います(笑)
など映画 同様、爆笑の会見となりました。
<STORY>
待ちに待った夏休み!整形外科医の父・トム、妊娠中の母・ジュリア、ちょっと不思議な9歳の娘・リゾン、とても活発な7歳の息子・ノエ、四人家族のコックス一家は、おじいちゃんと共に、トムの自慢の最新テクノロジーを搭載したピッカピカの真っ赤な新車でバカンスへ。しかし出発直後、なんとブレーキが制御不能に・・・時速160㎞でハイウェイを大暴走!! 役立たずの無能警官、能天気なカーディーラー、追走する怒り心頭男、さらには後部座席に隠れていた謎の●●??
そしてフランス全土を巻き込み、車内は究極のパニック状態に!!そんな絶体絶命の“密室”で次々明かされていく“秘密”の数々に家族の絆は崩壊<ブレイク>寸前!!そして向かう先には未曾有の大渋滞が待っている! ! 果たしてコックス一家を待ち受ける運命とはいかに?!
監督:ニコラ・ブナム
出演:ジョゼ・ガルシア『グランド・イリュージョン』 アンドレ・デュソリエ『アメリ』『ミックマック』、カロリーヌ・ヴィニョ
製作:トマ・ラングマン『アーティスト』
配給:ギャガ
2016年/フランス /92分/シネスコ/原田りえ/原題:À fond
© 2016 Chic Films – La Petite Reine Production – M6 Films – Wild Bunch
公式サイト⇒ http://gaga.ne.jp/bon-voyage/
2017年7月22日(土)~シネ・リーブル梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸 他全国順次ドライヴ開始!
(オフィシャル・レポートより)
映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公開記念イベントレポート
女優の草刈民代が17日、都内・Bunkamura ル・シネマで行なわれた映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の公開記念イベントに出席。「こんな天才ダンサーが現れたことがあっただろうか」と熱いコメントを寄せた草刈が、自身のバレリーナ時代の経験を重ねながら、ポルーニンへの思いを語った。なお、この日は、舞踊評論家の乗越たかおが聞き手を務めた。
ポルーニンに才能を持て余す危うさがあるのでは?という指摘に対して草刈は、「危ういというよりも、出来上がるのが早過ぎたのでは?もともとのポテンシャルが高い上に、努力も群を抜いていたので、スタートラインが全く違う。だから、子供の頃からバレエだけをやってきた彼が、『踊ることに何の意味があるのだろう?』とふと気付いたところから、自分自身の模索が始まったのだと思う」と分析。
また、時代の違いにも触れた草刈は、「昔のダンサーは、国を背負って踊っていたので、『やめる』という選択肢はなかったと思う。ところが、ポルーニンの時代はロシアも自由になり、才能があれば中学生や高校生でもロイヤル・バレエ団に留学することもできる。彼の苦悩は、自由の中で育ってきたからこその模索のように思います。私の時代もそうでしたが、身体が衰えて、本当に踊れなくなる時期が来て、初めて踏ん切りがつく。それが普通だと思うんですよね」

――映画で描かれているように、多くの練習をして、バレエに人生を捧げて、世界有数のダンサーになったわけですが、そこにたどり着いた先では「次は何をする?」ということになりますよね。今もそんな気持ちですか?
<ヌレエフの再来>と謳われる類まれなる才能と、それを持て余しさまよう心――
『彼女の人生は間違いじゃない』廣木隆一監督インタビュー
■2017年 日本 1時間59分(R-15)
年に2~4本の新作が公開されている日本で一番忙しい映画監督、廣木隆一監督、63歳。今年だけでも『PとJK』『彼女の人生は間違いじゃない』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が公開、来年早々には『伊藤くん AtoE』の公開が控える。あらゆるジャンルの作品を手掛け、日本映画界になくてはならない存在である。そんな廣木監督が、東日本大震災後の原発事故により、復興の目途さえつかない福島に生きる人々を主人公にした小説を書き上げた。福島県出身の廣木監督にとって、「整理しきれない気持ち」を小説に書いて映画化したという。他の被災地より復興が長期に渡り、「再生」という一言では済まされないより一層の忍耐を強いられる現状。福島だけではなく誰にでも起こりうる普遍的試練がそこにはある。まさに廣木隆一監督の渾身作である。
早朝のバスに乗って東京へ向かうみゆきの目に、福島原発からの巨大な送電線やスカイツリーが見えてくる。暗く停滞したままの福島から、明るく何事もないような東京の風景。みゆきを演じた瀧内公美の、風景に溶け込む福島での素朴な顔と、デリヘルの仕事をしている東京での顔の違いに、身の置き所を求めようとする心の隙間に悲哀を滲ませる。デリヘル嬢の送迎担当の三浦を演じた高良健吾の爽やかな眼差しが救いとなる。
――未来を見出せずにいる人々の情況が痛い程滲み出ていましたが、みゆきがデリヘルの仕事を選んだ理由が今一つよく理解できませんでした?
――父親が補償金をパチンコにつぎ込んだり、霊感商法に騙されそうになったり、ネガティブな題材が多いように感じましたが?
――新田がスナックで出会う女子大生とカメラマンの沙緒里との対比が面白いと思いました。他所から来た者の無神経さが示されていたようですが?
――福島県郡山出身の廣木監督はずっと福島の映画を撮りたいと思っておられたのですか?





