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MIRRORLIAR FILMS Season8-1.15-550.jpg(左から、佐渡監督、NANAMI KEYES、濱尾ノリタカ、MEGUMI(プロデューサー)、松田美由紀(監督)節田監督、安藤監督、廣田監督)


この度、短編オムニバス映画 『MIRRORLIAR FILMS Season8』(読み:ミラーライアーフィルムズ シーズンエイト)が、2026年1月 16 日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国の劇場にて2週間限定上映となります!


MIRRORLIAR FILMS Season8-pos.jpg2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』(ミラーライアーフィルムズ)は、メジャーとインディーズを超えた多彩なクリエイターによる短編映画制作プロジェクト。2025年のSeason7までに著名クリエイターから一般公募まで、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した52本の短編映画を劇場公開。加藤浩次、加藤シゲアキらが監督として参加したSeason7は先日開催されたショートショートフェスティバル&アジア2025にてショートフィルム文化・産業・地域に著しく貢献し 未来地図形成にも繋がる作品として、映画祭から特別賞を受賞しました。


この度、公開初日の前日となる1月15日(木)に、6作品の短編を手掛けた【スタッフ・キャスト陣】による【公開直前舞台挨拶】を開催いたしました!短編『カラノウツワ』から松田美由紀監督、短編『The Breath of the Blue Whale』から、プロデュースを務めたMEGUMI、監督の佐渡恵理、主演の濱尾ノリタカ共演のNANAMI、さらに公募作品枠より、節田朋一郎監督、廣田耕平監督、安藤春監督らが登壇!

ついに公開を迎える喜び、各作品へ込めた想いを、たっぷり語っていただきました。


◆日時:1月15日(木)  20:30~21:00 舞台挨拶 

◆会場:ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1
   (東京都渋谷区渋谷1丁目23−16 ココチビル 7・8F)

◆登壇者(敬称略):松田美由紀(監督)、MEGUMI(プロデューサー)、濱尾ノリタカNANAMI KEYES佐渡恵理(監督)、節田朋一郎(監督)、廣田耕平(監督)、安藤春(監督)



MIRRORLIAR FILMS Season8-松田美由紀様.jpg映画上映前に行われたこの日の舞台あいさつ。まずはパチンコ店に似つかわしくない、上品な雰囲気を漂わせる常連客の65歳の女性と、そのパチンコ屋に勤める24歳の男性との交流を描き出した『カラノウツワ』のメガホンをとった松田監督からトークはスタート。これまで女優、写真家、アートディレクションなど幅広く活躍してきた松田監督だが、本作が初監督作品。「今までの人生でいろんなことをやってきたんですけれど、やっとたどり着いたこの場所。これで長編監督になれたら私の人生、全く問題ないなと思って。今回は短編ですけれども、脚本、編集、監督をさせていただいて、本当に幸せな時間でした」と振り返る。


主演を務めるのは、40年来の大親友だという女優の原田美枝子だ。「実は何本も脚本を書きまして、その間に原田美枝子さんでお願いするというのは決めていたんですけれど、美枝子とはドラマ『北の国から』以来の大親友でして。いつか美枝子で作品を撮りたいと思っていた」とのことで、いくつか作品を提案していく中で、最後に美枝子が「これだったらやってみる」と言ったのが本作だった。


そして「ラーメン屋さんをやられている方は、どこのラーメンが一番おいしいかよく分かっていると思うんです。だから俳優も、どんな俳優が一番素晴らしいか分かっているような気がするんです。ただ同業者なんで、あの人の方がすてきなんてなかなか言えないんですけどね。やっぱり悔しいから」と笑顔で前置きした松田監督は、「でも私は原田美枝子さんという人がとても良い俳優だということは、親友である以前に思っていましたので。彼女とも、佐藤緋美くんともご一緒できて、本当に幸せでした」としみじみ語る。

 

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続いてAIが発達した近未来を舞台にマッチングサービスで出会った男女の姿を映し出したラブストーリーとなる佐渡恵理監督の『The Breath of the Blue Whale』について。

本作をプロデュースしたMEGUMIは、佐渡監督を起用したきっかけについて「いろんなCMやMVを観て、佐渡監督のファンだったので、突然にInstagramでDMを送ったんです」と説明。ショートフィルムを撮ったことのない佐渡監督、ラブストーリーをつくったことがなかったMEGUMIということで、「このMIRRORLIAR FILMSというのは“チャレンジ”を掲げているプロジェクトだったので。お互い初めてのことをやってみませんか、というような感じでお声がけをさせていただきました」とその経緯を明かした。


本作はMEGUMIの出身地である岡山県で全編撮影が行われた。「自分が通っていた学校の近くや、わたしが初めてデートに行った海とかで撮影をしたので、あらためて自分の育った町に再会できたような感じもあって。大変エモーショナルな経験でした」としみじみ。「こんなすてきな二人(濱尾、NANAMI)が参加していただいて。監督のクルーの方たち、カメラマンさんたちも、皆さんが参加してくださって。本当に美しい作品になりました」と満足げに語った。


MIRRORLIAR FILMS Season8-1.15-佐渡監督.JPG一方の佐渡監督は、MEGUMIからのオファーを受けて「最初は、MEGUMIさんの偽物かなと一瞬思った」と笑うと、「わたし自身はずっと緊張していたんですけど、岡山に行くといい緊張感の中にも優しい雰囲気があったというか。岡山という土地がそういった空気感でできたんじゃないかなと思います」と振り返った。


また撮影にはMEGUMIも参加。そんな彼女との撮影を濱尾が「初日の頭からいらしてくださって。それこそ有隣荘の近くが、普段の通学路だったというお話を伺ったりして。一緒にお話ししながら、現場を温かく見守っていただきながら撮影させていただきました」と振り返ると、NANAMIも「わたしはこの作品が初めての映画だったんですけど、楽しかった。皆さんに温かくしてもらいました。でもMEGUMIさんが来た時はちょっとだけ緊張しました」と述懐。その言葉にMEGUMIが「わたしは怖いもんね」と冗談めかして、会場を沸かせた。
 

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また「佐渡組は基本的に“言葉を介さない”ということがテーマなので、セリフがほぼない中でのお芝居でした」と振り返った濱尾は、「そもそもNANAMIさんが初めてのお芝居で。その中でさらにそういう制約がかかっていたので、とても難しかったと思うんですけど、本当にすてきにご一緒させていただいて、素晴らしい時間だったなと思います」と述懐。

 

NANAMIも「わたしは色んなことが重なってすごく緊張してたんですけど、濱尾さんは現場で常に笑わせてくれて。それでクールダウンできたな、というところはありました。今回は演技自体初めてだったんですけど、セリフがないということで、言葉を超える何かがあるんだな、というのはすごく思いました」と振り返った。

 

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さらに岡山での撮影を振り返った濱尾は、「初日の撮影が終わった日の夜に、日の出海岸で花火がたまたま上がったんです。実はその前にやってた仕事が結構ハードなのが結構続いていた、ということもあって。なんか花火を見てたら本当に泣けてきちゃって。初日の夜から何エモーショナルになってんだって感じかもしれないんですけど、本当にその花火といい、その夕暮れから夜に移行する景色といい、岡山の全てが美しくて。最高の場所のおかげですてきな作品が撮れたと思います」と感慨深い様子で振り返った。

 


 

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『愛骨』の節田監督は、そうそうたるメンバーと一緒に作品が上映されることに「とってもラッキーだと思いました。すごい作品の中に並べていただいて、なんだか恥ずかしいような気もしますが、すごく光栄に思っています」とあいさつ。骨を愛してやまない生物教師と、骨のことはそれほど興味はないけど、その教師のことは好きだという同僚の教師とのラブストーリーとなる本作について「お互い向き合っていても、見てる所が違ってすれ違っちゃう。すれ違いのラブストーリーみたいなのを書きたいなと思ってつくったので。ふたりのすれ違いをクスリと見ていただけたらうれしいなと思っています」と語った。
 

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『ラの♯に恋をして』の廣田監督は「この映画は、呉服屋さんの娘さんと調律師の男性がひょんなことから出会う恋の物語になっています。あまり詳しくは言えないですが、ちょっとした恥ずかしい失敗の話なんです。そういうことが人から見たらかわいらしく、いとおしく、ポジティブになるようなお話になればいいなと思って作りました」とコメント。「ピアノの音や着物、日本家屋など、いろいろとすてきなものが出てくるので、そういうのも味わいながら見てもらえたらうれしいです」と付け加えた。

 

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最後に『CUT!』の安藤監督は、「今回の短編映画は、実は8年前にカナダのバンクーバーの大学の映画学科に所属していた時の卒業制作なんです。なのでこうして8年越しに皆さまの目の前のスクリーンで公開されること、とても誇りを感じます」とコメントすると、「結構メタ的なお話というか。夢野久作で言うと『ドグラ・マグラ』だったり、あとは『8 1/2』といった『映画を見てるんだけど、その映画も映画内の映画の話で』みたいな。そういった入れ子構造になっているものをいつか作りたいと思っていました。ちょうど大学を卒業するぞという時に、せっかく監督になりに映画学科入ったのに、映画1本も撮れてないな、というのが自分の中でモヤモヤっとした感じがあって。『何作っていいかわかんないよ』という自分を映画にしようと思ってこうなりました」と説明。

 

さらに映画の中で、主人公がいろいろと言われたセリフについては、安藤監督自身が言われたことだったり、安藤監督自身が言ってしまったことなどをセリフに織り込んだとのことで、「だから僕の中では、この映画は僕の思い出のアルバムなんです。だから見るたびに僕は、大学を卒業した自分に会える、という風に思って作っていました」と付け加えた。

 

舞台あいさつもいよいよ終盤となり、登壇者を代表して松田監督とMEGUMIがあいさつをすることに。まずは松田監督が、「短編映画というものは、まだ日本の中ではそれほどメジャーじゃないのかなと思うんですけど、15分の中にものすごい意味が入っていて。それを読み解くのはちょっとしたゲームみたいなものだと思うんです。長編になると、説明してくれることも多いと思うんですが、短編ってギュッとなっているからこそ、『あれってどういう意味だったんだっけ?』と話す楽しみがあるのかなと思って。ぜひ皆さん、何度も観ていただいて。『あれってどうだったんだろう』と思っていただければうれしいです」とメッセージ。

 

続いてMEGUMIが「ショートフィルムというのは“極上のデザート”みたいなところがあるなと思ってるんです。普段自分の考えもしないようなこととか、『これって何なの?』みたいに食らっちゃう感覚とか。(長編の)映画やドラマを見る感覚とは体感が全然違うな、というのは前から思っていました。ですから今日は、皆さまが日常で感じていない部分の脳を使うみたいな、そういう面白い時間になるのではないかなと思います。ぜひこの後楽しんでください」と会場に呼びかけた。
 


短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』

2026年1月16日(金)より2週間限定劇場公開  
 

■アドナン・アル・ラジーブ監督「ALI」 〇出演:アル・アミン インドラニ・ショマ

■松田美由紀監督「カラノウツワ」 〇出演:原田美枝子、佐藤緋美

■節田朋一郎監督「愛骨」 〇出演:根津茂尚、安川まり、宮原俐々帆

■廣田耕平監督「ラの♯に恋をして」 〇出演:北浦愛、小松勇司、名越志保、夏海、平山せい

■安藤春監督「CUT!」 〇出演:イアン・レヴィック、ラナ・ジェリッサ、ケルヴィーン・タマナ、スティーフン・ジョーンズ

■佐渡恵理監督「The Breath of the Blue Whale」 〇プロデューサー:MEGUMI 
〇出演:濱尾ノリタカ、NANAMI KEYESテーマソング:水曜日のカンパネラ「桃太郎」
 

製作:伊藤主税 阿部進之介 山田孝之 関根佑介 松田一輝
プロデューサー:MEGUMI 大橋和実 川原伸一 西原一憲 三輪夕奈 制作:and pictures 
宣伝:ローソンエンタテインメント 配給:アップリンク 
支援:岡山フィルムプロジェクト 
©2025 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
配給:アップリンク ©2025 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
公式サイト: https://films.mirrorliar.com/


(オフィシャル・レポートより)


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(左から、花江夏樹、見上愛、秋本賢一郎監督)


新なタイムループ設定と主人公の力強い成長を描き、ハリウッドでも映画化された桜坂洋の小説『All You Need Is Kill』(集英社刊)を原作とした、日本アニメーション界で独自の存在感を放つSTUDIO4℃が手がけた劇場アニメ『ALL YOU NEED IS KILL』が1月9日(金)より絶賛公開中です。


ALL YOU NEED IS KILL-pos.jpg原作『All You Need Is Kill』はループを重ねるごとに経験を積み、繰り返す「死」を経てなお足掻き続ける主人公・ケイジの成長を描く物語でしたが今回のアニメーションでは「リタ」を主人公とし、新たな視点で描く物語。

未知の生物(ダロル)の侵略をきっかけに、主人公・リタ(cv.見上愛)は死ぬと記憶はそのままにその日の朝に戻ってしまうというタイムループに閉じ込められてしまう。タイムループから抜け出そうと、蓄積される経験と記憶を武器に理不尽な状況に立ち向かっていくが、なお繰り返される孤独な戦いに限界を感じていた。しかし、リタと同じタイムループに閉じ込められてしまっていたケイジ(cv.花江夏樹)と運命的な出会いを果たすことで、リタの心は大きく変化していく。人との関わり方が下手なリタとケイジ。不器用なコミュニケーションも、ループを重ねることで次第に心を許せる相手となっていく。しかし、二人に待ち構えるのは絶望的な選択肢…… 「生き残るのは一人」


主人公のリタを本作が声優デビュー作にして初主演となった見上愛が務め、花江夏樹はじめ、花澤香菜もう中学生ヒコロヒーと超豪華キャストが揃った。
 

1月11日(日)に新宿バルト9にて、見上愛と花江夏樹と秋本賢一郎監督が登壇する舞台挨拶付き上映会を開催され、豪華キャスト陣と監督が本作の魅力や見どころや制作時のエピソードなど、ここでしか聞けない貴重なトークを繰り広げました!
 


【日時】:1月11日(日) 14:40~15:10 ※上映後イベント

【場所】:新宿バルト9 (東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)

【登壇者】:見上愛、花江夏樹、秋本賢一郎監督 (敬称略)



この日のチケットは完売で、場内は満席。映画上映後の熱気あふれる会場にやってきた見上は「短い時間ですが、今日はネタバレができるということで、いろんな話しが出来たら」と呼びかけた。
 

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本作が声優初挑戦となった見上は「すべてが違いました」と収録を振り返ると、「普段は表情だったり、自分と相手の役の方々と、その場で作る間のようなものを使って表現をしていくんですけど、今回はもう絵ができあがっていたので。自分の声だけでそれを表現していくのがすごく難しかった」という。


声優の心得として「キャラクターが口を動かしてたら、台本にセリフがなくても何かしらの声が入ります」と教えてもらったと明かし、「そうなんだ、と思って。それは初めてだったので苦労しました」と笑う見上。「ただ映画とかドラマでも、普段の走っている息遣いって、後から自分の動きに合わせて、その声だけを録ることが多いんです。それでよく『走ってる風な声はうまいね』と言っていただけることがあったので、そこはちょっと自信を持っていくぞと思って、ハァハァしてました」と笑顔を見せた。


また収録を一緒に行った花江の「ここがすごいと思った点」を尋ねられた見上は「わたしが言うのは失礼だとは思いますが、全部です!」とキッパリ。「私は3日間収録があって、1日目がひとりで。2日目にご一緒して、3日目がまたひとりだったんですけど、花江さんから影響を受けすぎて。3日目にひとりになった時に、1日目に録ったひとりのシーンを全部録り直すくらい影響を与えていただいて」と振り返ると、「花江さんの声が、目をつぶって、絵を見なくても感情が体に入ってくるくらいに伝わってきて。『すごい、どこから声が出てるんだろう』と。技術的なことはもちろんですけど、すごく心を動かしながらやってらっしゃるんだろうなっていうのがすごく伝わりました」と感じたという。


ALL YOU NEED IS KILL-1.11-hanae.JPG一方の花江は、収録の最初は緊張しているように感じたという。「その日は1日中録ってたんですけど、最初と最後でお芝居に対するアプローチが変わってきたなという印象がありました」とのことで、「実は3日目は見上さんがおひとりで録られていたんですけど、僕もちょっとだけリテイクで現場に行ったんですよ。その時の表情や佇まいが、昨日と違うなと。まるでリタのように、この短期間でものすごい成長を感じられたなと思って。個人的にすごくビックリしました」と振り返った。


そして花江自身のデビュー当時を思い浮かべ、「僕のデビュー当時より全然うまい。本当に素晴らしい」と称賛するひと幕も。「僕だってデビュー当時はすごく可愛い声してたんですよ。すごいピュアだったんで」と笑いながら語ると、「あの頃のお芝居は、自分でも素敵だなと思うんですけど、それにプラスして女優さんとしてやってこられた経験が、すごく役に反映されていたんです」とコメントすると、さらに「リタって何か分からないまま巻き込まれて、同じ日を繰り返すじゃないですか。状況的にも初めてのアフレコブースで。あんなシーンとしたところで向き合わなきゃいけないのは嫌じゃないですか。ドキドキしますし。そういう心境が役にリンクしてるな、というのはすごく感じました」と付け加えた。


ALL YOU NEED IS KILL-1.11-akimoto.JPGそんな見上が3日目にリテイクしたことについて「申し訳ないなと思っていました」と振り返った秋本監督。「でも作品の中のリタとケイジにすごくリンクするところがあって。1日目から良かったんですよ。リタをつくりこんでから収録に臨んでいただいた」と述懐。リタとケイジが出会ったシーンでは化学反応を感じたそうで、「こちらのリアクションはたぶん、ブースには届いてなかったと思うんですけど、みんな一同『すごい!』という感じで目を見合わせて感動したのを覚えてます」と振り返ると、「ちょっと泣きそうになりました、すごいなと思って。ただただ見守ってました」と感慨深い様子で付け加えた。


そんな見上をリタ役に抜てきした理由を「見上さんをお見かけしたとき、声質、たたずまい、表情がものすごくリタっぽいなと。こんなかっこいい俳優さんがいるんだと衝撃を受けまして。お声がけさせていただきまいた」と明かす秋本監督。また花江をケイジ役に抜てきした理由については「花江さんは、弊社の別作品でご一緒しているけど、そのときに、花江さんが演じたキャラクターの特長や、捉え方に、自分でも感動して。ケイジがやさしさと強さを合わせ持ったキャラクターということもあり、これは花江さんしかいないと思い、お願いしました」と語った。


そしてあらためて本作を鑑賞した感想を求められた見上は「すごく独特の色使いで。私も試写をスクリーンで見させていただいたんですけど、音がすごく印象的で。これは映画館でぜひ見てほしいなと思う映画でした」とコメント。花江も「毎日を繰り返すじゃないですか。同じシーンがたびたび流れるんですけど、そこはやっぱり印象に残るような演出、カメラワークがすごく印象に残っていて。『これは映画1本で見るに値する作り方だな』というのはすごい感じました」とコメント。そんなふたりのキャスト陣の言葉に、秋本監督も「ホッとしております」と安どの表情を見せた。


ALL YOU NEED IS KILL-500-1.jpgさらに原作小説をもとに、映画の実写版、コミックス版と展開されていったが、その中で今回の劇場アニメ化するにあたっての苦労を質問された秋本監督は「原作も漫画も、実写映画の方も、それぞれ内容もデザインもオリジナルの切り口を持って確立されていた作品になっていたので、この作品を作るっていう時も、オリジナルを目指して作りたいなと思いました」と本作で目指したところを語ると、「それはキャラクターデザインにしてもそうですし、色に関してもそう。この作品はリタの心の変化を表現しているわけですが、それもオリジナルの要素として、ひとつのアニメーション作品として作りたいなと思ってこういう作品になりました」と明かした。


また本作のモチーフに合わせて、「もし同じ日が繰り返されることになったら何をしたい?」という質問も。それにはまず見上が「私は温泉が大好きなんです。毎日温泉に入れたらいいのにと心から思ってるんです。だから温泉地に住んで、毎日温泉に入りたい。タイムループして今日はA、今日はBと、いろんな温泉に毎日入れるんなら、繰り返してもいいかな」と笑顔でコメント。


ALL YOU NEED IS KILL-main.jpg花江も「僕はゲームが大好きなんですけど、積んでいるゲームがたくさんあるので、今日はA、今日はBとやっていけたら。でも考えようによっては、今回のこの作品と同じで。あそこで失敗したから、もう1回。次の日にリセットされたら進めるかも、ということがあるかもしれないですね」とコメント。さらに秋本監督も「僕も本をいっぱい買うんですけど読めない本がどんどん積まれてしまうので。それを繰り返し読みたい」と続けた。


そんなイベントもいよいよ終盤。最後のコメントを求められた秋本監督は「このフィルムは完成してから皆様にお届けするまで、ちょっと時間が空いていたので、こうやって無事届けることができて本当にホッとしています。この作品には本当に色んなスタッフの思いが詰まっています。なので、この作品何度も見ていただいて、その思いを受け取っていただけると本当に嬉しいです」とメッセージ。


花江が「映像を見た時に本当に参加させていただいて良かったなと思えた、そんな作品でした。何度もいろんなシーンを味わっていただきたいなと思っておりますので、リタとケイジの成長をまた見守っていただけるように、皆さんまた劇場に足を運んでいただければ嬉しいです」と続けると、最後に見上が「私はこの作品を見て、生きる希望みたいなものを感じて。そういう作品を今やることに意味があると思いましたし、そういう作品が自分の声優初挑戦の場だったことがものすごく幸せだなと感じています。皆さんにはもう1回見ていただきたいですし、ぜひぜひお友達とか知り合いの方とか誘って見に来ていただけたら」と会場に呼びかけ、イベントを締めくくった。
 


劇場アニメ『ALL YOU NEED IS KILL』 

公式サイト:https://aynk-anime.com/

2026年1月9日(金)~新宿バルト9、T・ジョイ梅田、T・ジョイ京都 他全国絶賛公開中!


(オフィシャル・レポートより)

 


50oretachinotabi-1.10-550-1.JPG(左から、田中健、岡田奈々、中村雅俊、秋野太作)

1975年10月 から日本テレビ系列で放送された「俺たちの旅」は、中村雅俊演じるカースケ(津村浩介)、秋野太作演じるグズ六(熊沢伸六)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)による青春群像劇。

不朽の名作が今年で放送開始50年を迎えるにあたり、彼らの「今」を描く最新作『五十年目の俺たちの旅』が、1月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか絶賛公開中です!

この度、中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々が登壇する公開記念舞台挨拶を、TOHOシネマズ 日比谷にて実施いたしました!
 


【日時】:1月10日(土) 12時00分~ ※上映後イベント

【会場】:TOHOシネマズ 日比谷 (東京都千代田区有楽町1丁目1−2)

【登壇者】:中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々



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1月9日に幕を開けたばかりの映画『五十年目の俺たちの旅』の公開記念舞台あいさつが10日、TOHOシネマズ日比谷にて開催。主演兼初監督を務めた中村雅俊をはじめ、共演者の秋野太作、田中健、岡田奈々が登壇し、ついに公開となった本作の見どころなどを語った。


50oretachinotabi-1.10-nakamura.JPG1975年10月から日本テレビ系で放送されたドラマ『俺たちの旅』は、中村演じるカースケ(津村浩介)、秋野演じるグズ六(熊沢伸六)、田中演じるオメダ(中谷隆夫)による青春群像劇。放送後も『十年目の再会』『二十年目の選択』『三十年目の運命』と彼らの人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られてきた。そして、放送開始50周年を迎えた今、20年ぶりの続編『五十年目の俺たちの旅』が初の映画版として製作され、カースケたち3人の物語が初めて銀幕に登場する。


ファンからの拍手喝采に迎えられた中村は「目の前にお客さんがいる……!」と登壇早々に感無量の様子。公開されるまでは「お客さんが集まってくれるのか、心配で眠れませんでした。今回は監督も務めたので、気が気じゃなかった」と不安を募らせていたことを明かす。満席となった劇場を見渡して「ホッとしました。本当に良かった!」と笑顔を浮かべた。


50oretachinotabi-1.10-tanaka.JPG田中は公開初日に映画館へ観に行き、さらに感動して泣いてしまったそう。「50年前にこの3人が出会ったことが奇跡。そしてまた50年後に集って同じ作品を撮れるなんて……。同じメンバーでこんなに続いている作品は他にない。ギネスレベルだよ!」と舞台上でも感激をあらわにする。しかし、数十年ぶりに3人集まって撮影をスタートさせると「役作りなんていらなかった。(50年前の)そのまま作品の世界に入っていけました」と中村。「監督として演出もしましたが“この3人じゃなきゃできなかった”と、つくづく感じました」としみじみ語った。

 

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秋野は「まだ役者ができていることがラッキー。50年経ってもこうやってステージでおしゃべりできることが奇跡だよ」とこれまで愛してくれたファンへの感謝を示した。


放送から50年経っても、劇場を満席にするほど愛され続ける本作。その理由はどこにあるのかと問われると、中村は「鎌田敏夫さんの脚本と、斎藤光正監督の演出。それ以上に、この3人の組み合わせ。それに説得力があって、現場の雰囲気や人となりが画面からあふれ出たのだと思います。その3つが絶妙に組み合わさって、それが皆さんに受け入れてもらえたのではないでしょうか」と魅力を熱弁。それに同意した観客からの大きな拍手が送られた。


マドンナ・中谷真弓役を演じた岡田から見ても、カースケ・クズ六・オメダの友情は「憧れだった」とのこと。「真の友達がいるというのは必要なことだと思います。こんな友達がいてくれたら、老後も楽しく過ごせるんじゃないかな(笑)」と語る。


50oretachinotabi-1.10-okada.JPGその岡田が「年齢不詳」だとステージ上でも盛り上がったのだが、「50年来の付き合いになるが、今だから聞きたいこと」というトークテーマでは、秋野の“変身ぶり”が話題に。中村が「見てください、このビジュアル。普段着もステキで、とてもオシャレ」と触れると、岡田は「とても若々しい。若さの秘訣は何ですか?」と質問。すると秋野は「あまり頭を使わないことかな。考えすぎると老けますからね(笑)」とおちゃらけながら答えていた。


最後に、キャストを代表して中村からメッセージ。「連続ドラマから50年が経ち、今や“青春ドラマの金字塔”と言われるようになってうれしいです。これは皆さんに愛してもらえたからこそ。当時と比べると歳をとりましたが(笑)、劇中ではしっかり青春して、『俺たちの旅』のテーマである“切なさ”を表現しています。もしよければまた観に来てもらって、友達に宣伝してもらえると、携わった連中みんなが喜ぶと思います」とアピールし、大盛況のうちに舞台あいさつの幕を下ろした。
 


【STORY】

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津村浩介“カースケ”(中村雅俊)と、大学時代の同級生の神崎隆夫“オメダ”(田中健)、カースケの小学校の先輩である熊沢伸六“グズ六”(秋野太作)の3人は70代になり、付き合いはすでに50年を過ぎている。カースケは現在、従業員10人ほどの小さな町工場を経営し、オメダは現在も鳥取県の米子市長を務め、グズ六は妻のおかげで介護施設の理事長の座に収まり、それぞれ平穏な日々を過ごしていた。

そんなある日、カースケの工場にオメダがやってくる。カースケは、米子市長を務めるオメダを誇らしい気持ちで従業員に紹介するが、オメダは思いつめた様子ですぐにその場を後にしてしまう。また別の日、カースケの工場で製作中だったポットが大量に割られる事件が起きる。その中に懐かしい砂時計を発見したカースケ。その砂時計はかつての恋人・洋子と行った思い出の地、鳥取砂丘で買ったものだった。20年前に病死した洋子を懐かしむカースケだが、グズ六から「洋子が生きてる!」と驚きの情報を耳にし…。


出演:中村雅俊 秋野太作 田中健 / 前田亜季 水谷果穂 左時枝 福士誠治 / 岡田奈々
原作・脚本 鎌田敏夫 
監督 中村雅俊 
主題歌 「俺たちの旅」歌:中村雅俊
配給 NAKACHIKA PICTURES 
©️「五十年目の俺たちの旅」製作委員会 
公式サイト:oretabi50th-movie

2026年1月9日(金)~ TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 

10年の時を経て、この冬、いよいよ沈黙を開く―――。

海外映画祭で話題沸騰、衝撃の事件の“その後”を描いた物語
 

Black(ブラック) Box(ボックス) Diaries(ダイアリーズ)

1館からのスタート、いよいよ全国

“劇場で共有する体験”と

「傍観せず、行動を選んでくれた

“アクティブ・バイスタンダー”の存在」の重要性を語る

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■日程:2026年1月9日(金)18:00~18:30*上映後

■場所:T・ジョイ梅田(大阪市北区梅田1丁目12−6 E-MAビル 7F) シアター3

■登壇:伊藤詩織(敬称略)



~自らの尊厳を取り戻し、正義を糾すために闘った日々~


ジャーナリストの伊藤詩織氏の監督作品『Black Box Diaris』(ブラック・ボックス・ダイアリーズ)は、自身が被害者となったレイプ事件(2015.4.13)の真相と、告訴後の状況や最高裁まで闘った顛末を、非情な現実と闘い、ジャーナリストとしての立場や被害者としての葛藤に苦悩しながら耐え抜いた日々を捉えたドキュメンタリー映画である。


BBD-pos.jpg昨年の第97回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされ世界各国の映画祭で話題となり、日本の性犯罪に対する認識の甘さや刑法の不備について警鐘を鳴らす問題作でもある。伊藤詩織氏に何が起きたのか、正義の盾であるはずの司法はどう動いたのか、日本のマスコミは何を問題視して何を伝え、何を伝えなかったのか――ぜひその目で確かめてほしい。


本作は、事件から10年以上経った昨年の12月12日にようやく〈T・ジョイ PRINCE 品川〉1館だけの公開となったが、話題沸騰につき年始から全国の映画館で順次公開されることとなった。ここ大阪の〈T・ジョイ梅田〉でも1月9日から公開されており、その初日舞台挨拶に伊藤詩織氏が登壇。「どの国のどんな会場へ行っても共感してくれる人は多かった。日本公開に際して様々な問題を抱えていたが、こうして拡大上映されることになりとても感動している」と、新たな境地に立てた喜びを素直に語った。
 



加害者は当時TBS・ワシントン支局長で安倍首相の伝記作家でもあった山口敬之。(2016年6月9日には『総理』を刊行)総理大臣という太いパイプを持つ加害者は、若干25歳という駆け出しのジャーナリストが太刀打ちできる相手ではない。警察でも証拠不十分を指摘され半ば門前払い。不起訴相当で立件すらされなかった。だがしかし、伊藤氏は司法が動かなければマスコミに訴えようと記者会見を開く。衝撃的な事件内容に注目を集めるも、マスコミによる検証どころか、敢えて顔出し実名で会見した伊藤氏に対し誹謗中傷が押し寄せる。(2019年公開の劇映画『新聞記者』でも取り上げられている。)
 



 ★初の長編映画が全国へ広がる手応えを実感 

舞台挨拶に登壇した伊藤監督が観客に来場目的を問うと、殆どが社会的問題として興味を持って観に来ているという。こうした意識高い観客を前に質疑応答が始まった。


 映画製作の動機は? 

――伊藤監督自身の経験を監督の視点で撮るにあたり、どのようにして気持ちを整理したのか?

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映画にまとめるまで時間はかかりましたが、元々ドキュメンタリーを作る仕事をしていたので、膨大な映像記録は残しておりました


できれば人前で事件について話したくなかったので、警察がすんなりと捜査を進めてくれたら良かったのですが、加害者が不起訴処分となったり、逮捕を止めた当時の中村格刑事部長などに直接話を聴けなかったり、どうしても個人の力では限界があったので、他のメディアの力を借りようと記者会見を開いたのです。ところが、私の言葉の一部を捉えて編集されてしまって、「Mee Too運動」が始まる半年前でしたが、「被害を受けたのになぜ人前で語るのか」という点にフォーカスが当たってしまいましたどうしても自分の言葉で伝えたくて、そこで映像でまとめられないかと思うようになったのです。


それまでに「Black Box」という本を発行する機会はありましたが、2017年の裁判が始まる前でもあり、自分が当事者として感情をどのように入れたらいいのか迷う処が多々あって、できるだけジャーナリストとして距離を置いて書きました。ですが、当事者として何が伝えられるのか、自分でも向き合えなかった葛藤や周りへの影響や友人が感じたことなどを、観る人が一緒に体験することで想像力を広げられるような映画を作れたらと思いました。


 入れたくなかったシーンは? 

――450時間もの映像を編集しているが、監督として入れるかどうか迷ったシーンは?

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映画を撮るぞ~!といって始めたものではなく、7~8年間に撮り溜めた映像を編集したものです。2017年の記者会見後、私を看かねたプロデューサーのハナ・アクヴィリンさんが声を掛けてくれて、ロンドンで暮らせるようにしてくださいました。そこから私に寄り添うように東京でも一緒に暮らして、ハナさんに撮られているという感じはなく、監督として立ち回れることもなく、ひたすら日々一喜一憂する姿を記録していたという感じです。


さすがに450時間もの映像を編集する時にはかなりの試行錯誤がありました。最初はジャーナリストとして、監督として、当事者としての立場を分けることができなくて迷いました。


入れたくないシーンは2つあって、1つは捜査官Aからの電話のシーンもう1つは自死を試みてしまったシーンです。

特に、家族にビデオレターとして残したものと、その後病院で目覚めた時に携帯で撮ったシーンは、自分でも忘れていたのですが、編集の山崎エマさんが私の携帯の映像をチェックしていて見つけてくれたものです。特に母には見せたくなかったですね。病院で目覚めてすぐに撮った映像は記憶になく、自分でも怖いくらいです。それだけ、生きて伝えたかったのかな、と今では思えます。

それからもう1つは、捜査官Aからの電話のシーンです。電話を切って10分位は何も言えずにボーっとしてました。最初は最悪な対応の捜査官だったのですが、次第に捜査を進めてくれて、私にとってはヒーローみたいな人です。警察の中でも板挟みになって困っておられたようで、突然異動になったのも何かしらの力学が働いていたようです。そうした複雑な捜査の実状を織り込むためにも必要なシーンだったと思います。

膨大な量の映像を編集してくださった山崎エマさんにひたすら感謝しております。
 


 Active Bystander(行動する傍観者)へのエール! 

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――最後のご挨拶。

この映画ではいろんな方にお世話になりました。本の出版は私と編集者の方と並走作業なのですが、映画では沢山の方に支えて頂きました。傍観して通り過ぎることもできたでしょうが、それを敢えて証言してくださって、Active Bystander(行動する傍観者)に心から感謝しております。今日ここに足を運んでくださった皆さんもActive Bystander(行動する傍観者)だと思います。この映画を観た後に、性暴力だけでなく、日常の中にある不条理や違和感など、誰もがそれぞれの“ブラックボックス”を抱えている。この映画をきっかけに、身の回りで感じていることを一言でも声に出したり、誰かと共有したりする機会が増えてほしいと思っています。本日はどうもありがとうございました。

 



舞台挨拶の後、来場者との握手会が設けられ、映画を観た感想や感動を直接伊藤監督に伝えることができた。伊藤監督も観客のナマの声を聴くことができて嬉しそうだった。

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『Black Box Diaries』

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(2024年 イギリス・アメリカ・日本合作 上映時間:1時間44分)

監督:伊藤詩織
プロデューサー:エリック・ニアリ、ハナ・アクヴィリン、伊藤詩織
企画:河村光庸
エグゼクティブ・プロデューサー:四宮隆史、村松秀信、ロビーナ・リッチティエッロ、ジョシ ュ・ピーターズ、ニナ・L・ディアズ、ライザ・バーネット・フェターマン
共同プロデューサー:行実良、長井龍
編集:山崎エマ
撮影:ハナ・アクヴィリン、岡村裕太、伊藤詩織、大塚雄一郎
音楽:マーク・デグリ・アントニ
製作:Hanashi Films、Cineric Creative、スターサンズ
配給:スターサンズ、東映エージエンシー  協力:日活
©Star Sands , Cineric Creative , Hanashi Films
公式サイト:https://bbd-movie.jp/
公式X: https://x.com/bbd_movie

2025年12月12日(金)~T・ジョイ PRINCE 品川、
2026年1月9日(金)~T・ジョイ梅田、アップリンク京都、kino cinema神戸国際、
   1月23日(金)~kino cinema心斎橋、
   2月20日(金)~宝塚シネ・ピピア  他全国順次拡大公開!


(河田 真喜子)

 


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(左から、土屋神葉、朴璐美、片岡凜、田牧そら、福岡大生監督、黒澤桂子)

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2021年本屋大賞ノミネートの深緑野分による人気小説を原作とする劇場アニメーション『この本を盗む者は』が、12月26日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開いたしました。


本作は、2人の少女が“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジー。『ラディアン』『神クズ☆アイドル』などを手掛けてきた実力派・福岡大生が監督を務めます。キャラクターデザイン・作画監督には、『彼方のアストラ』『クズの本懐』の黒澤桂子が参加。


本作の主人公である本嫌いの少女・御倉深冬役を務めるのは、今回が映画初主演&声優初挑戦となる片岡 凜。深冬を本の世界へ誘う謎の少女・真白は、同じく声優初挑戦となる田牧そらに加え、書店員の大学生・春田貴文役に土屋神葉、深冬の祖母・御倉たまき役の朴 璐美実力派キャストが登壇。公開を迎えた喜びや本作へ込めたメッセージを語りました!さらに、キャスト陣より【2026年の抱負】も発表いたしました!
 


■日時:12月27日(土) 16:00~16:30 ※上映後イベント

■場所:新宿バルト9 シアター3 (新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル 9階) 

■登壇者(敬称略):片岡 凜、田牧そら、土屋神葉、朴 璐美、福岡大生(監督)、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)



konohon-12.27-kataoka.JPG上映後の舞台挨拶ということで、読⻑商店街にある新刊書店「春⽥書店」で働く⼤学⽣、春⽥貴⽂役の土屋が「ネタバレを気にせず話します!」と高らかに宣言し、深冬の祖母、御倉たまき役の朴も「心置きなくネタバレしていきたいと思います」と続くと、福岡監督が「映画公開後ということで、ネタバレ解禁と言いつつ話せないこともあるので、気をつけながら頑張ります」とニッコリ。キャラクターデザイン、作画監督を務めた黒澤は「大ヒットするので、大ヒット!という“てい”で話します!」と元気に宣言し、笑いを誘って盛り上げた。

 

公開前日は「ドキドキしすぎて眠れないかも…と思ったけれど、意外とぐっすり眠れました」と明かした福岡監督は「今日を迎えられてよかったなと思いました」と安堵。黒澤は「無事に公開できてよかったです。世界が滅びなくてよかったです!」と公開のよろこびを爆発させ、「(公開されてしまったら)なるようにしかならない!」と言いつつも、あとは大ヒットするだけと念押し、笑わせていた。

 

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本の街・読⻑町の巨⼤な書庫「御倉館」を管理する⼀家に⽣まれた本作の主⼈公、御倉深冬役の片岡と、深冬の前に突然現れた謎の少⼥、真⽩役の田牧は本作で初めてのアニメーション声優に挑戦した。アフレコを振り返り、「すべてが初めてのことづくし」と話した片岡は「普段はセットの中で感情を乗せて物語や役に入っていくけれど、アフレコでは画の中で、決められた尺といろいろな制限のある中で表現します。難しいこともたくさん経験したけれど、その難しさが心地よくて幸せな収録でした」と充実感を滲ませる。田牧は片岡と一緒の収録だったことや、福岡監督の演出が優しかったと笑顔を見せ、「楽しみながらアフレコができました」と報告していた。

 

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片岡、田牧がアフレコで、顔を見合わせたり、手を繋いだり、壁ドンなどをしながら収録したと明かされると、「ウッソ!」と朴が驚きの声を上げる。「家に上がるシーンで、実際に手を繋いで」と片岡と田牧が再現する「かーわいーい…」と目を細める朴。あまりのかわいさに、会場に向かって「みなさん、拍手をお願いします!」と観客に拍手をリクエストし、盛り上げる場面も。片岡と田牧のアフレコ方法については、「演技指導を考えた結果、(壁ドンなどで)田牧さんが掴めた気がするといい顔をしていたので、これかなと思って…」と経緯に触れた福岡監督。田牧は「人生で初めて壁ドンをしたけれど、イケメンの気持ちがわかった気がしました」と掴んだ感を解説。朴は「長いこと(この仕事を)やっているけれど、壁ドンはやったことない」と反応。土屋も「聞いたことないです」と続く。さらに朴が「なんで私にやらせてくれなかったの?」と福岡監督に問いかけると、福岡監督は「朴さんは一人の収録だったので…」とニコニコ。「福山潤の首を絞めるところとか、いろいろできたのに…」と残念がる朴に福岡監督も観客も大笑いだった。

 

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土屋は劇中でキツネ、ニワトリの声もやっているとし、再現。「ニワトリを担当したのは僕だけじゃなくて…」と土屋が切り出すと、福尾監督が、「しお、タレ、ねぎまというニワトリがいて。塩が土屋くん、タレが諏訪部(順一)さん、ねぎまがこれだけのために声を入れた堀江瞬!」と微笑みながら明かし、劇中でキャラクターたちが食べた焼き鳥だとし、「あの鶏たちです!」とうれしそうに話すと、「なーんで私にやらせてくれなかったのかなぁ」とここでも朴から、「やってみたかった!」のリクエストが飛び、観客は大笑い。土屋は「鶏の声の違いも楽しんでほしい!」とお楽しみポイントのひとつとしておすすめしていた。


朴が演じるたまきは、劇中で圧倒的な存在感を放っている。「とてもおもしろくやらせていただきました」とニヤリ。「世界観が素敵な作品」と語った朴は、本を命と思ってやっていく仕事に携わっていると前置きした上で、「ドストライクの作品」と好みの物語だと強調。さらに朴は、「好きだなと思った作品で、筋を一本通したような役をやらせていただいたのはうれしかったです」と微笑んでいた。また片岡と田牧の声を聞きながらの収録だったと振り返った朴は「なんてナチュラルで、繊細な言葉が聞こえてくるんだろう。それをすっ飛ばしてやる!と思って演じさせていただきました」と役の特徴をアピールしながら語る。


たまきとの対峙シーンでは怒りのトーンを毎回変えて演じることを意識していたと話した片岡は、「たまきさんの声を聞いて最初はすごく圧倒されたけれど、後からだんだん悔しくなってきて。負けたくない!という気持ちになりました」と朴の芝居からの影響を指摘。朴の芝居について土屋は「怖さの上をいく、神々しさまであった」と話し、「それと対峙しているシーンがとても感情移入できました。クライマックスはすごく好きなシーンです」と片岡演じる深冬とたまきとの対峙シーンを絶賛していた。


印象に残っているシーンは「焼き鳥とか、おいしそうなご飯とかがたくさん出てきて。アニメーションならではのキラキラした描写に『おいしそうだね』と片岡さんと話していて…」とうっとりとした表情の田牧。アフレコ中は、おいしそうな描写に目を奪われ、「お腹がなって仕方がなかった!」と明かした片岡。ジャパンプレミアの際に、アフレコ中に空腹を防ぐ方法を話したことに触れ、今回は朴の対処法を尋ねたところ、「水を飲む」と回答。さらに、スタジオにはお菓子が置いてあることが多いと話した朴は「それにパクつきます!」と伝授!?していた。ジャパンプレミアに続き「馬刺しを食べる!馬の力を借りて…」と土屋が話すと、朴は「来年は午年だけにね」と綺麗にまとめたところで、来年の抱負を語るコーナーに突入。


konohon-12.27-fukuoka.JPG2026年の抱負は「今年と同じように、来年もお芝居を追求する。お芝居しながら役を生きます!」と宣言した片岡。田牧は「来年、20歳になるので、自立した大人な女性になりたいです。がんばります!」と力強く語る。続く土屋は「30(歳)になってしまう。自立した大人になりたいです!」と答えて笑わせると朴が「54(歳)になってしまうので、自立した大人になれるように、がんばるので応援してください」と田牧から続く「自立した大人」宣言をしめくくった。「44(歳に)なるんですけれど」と微笑んだ福岡監督は、作品を作り終わって肩を壊してしまったそうで、「野球選手がなるやつですと言われて。アニメを作っていただけなのに…」と苦笑い。福岡監督の来年の抱負は「肩のリハビリをしなければいけない。頑張りすぎちゃった。最終日に500カットくらい直したから…」と壮絶なラストスパートを振り返ったところで、「(肩の調子が)気になったら、早く整体に行ったほうがいいです!」と呼びかけていた。「自立した大人になれたらいいけれど、この仕事についた以上、このままでいいかな」とニッコリの黒澤は「こんな感じでやります!」と満面の笑みを浮かべていた。

 

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最後の挨拶で片岡は、YUKIが歌う主題歌「Share」にも絡め「思ったこと、感じたことを、感想をご家族や大切な方に“Share”して!」とリクエスト。田牧は「いろいろな見方ができる作品だと思うので何度でも楽しんでいただきたいと思います」と呼びかける。本を開く機会が少なくなっていると前置きした土屋は「本嫌いの人を連れてきて!」と本作に触れることで本の面白さを再確認してほしいと微笑む。朴は自身の役は温もりを与えるようなキャラクターじゃないけれどと笑わせつつ、「この作品を届けたいと思う人の気持ちが乗っている、そういう温かみを感じました」と見どころをあげる。黒澤は「1回目は何も考えず、感じて欲しい作品」とし、キービジュアルにある意図を考察してほしいと呼びかける。福岡監督は「またこのキャラクターに会いたい、この作品に会いたいそう思える作品です。そのために最後のあの展開があります」とラストの展開をほのめかした上で、深冬と真白、二人の物語をじっくりと堪能してほしいと伝え、公開記念舞台挨拶を締めくくった。

 


【STORY】

「本なんて、読まなければよかった⋯⋯!」

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書物の街・読⾧町に住む高校生の御倉深冬。曾祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本が盗まれたことで、読⾧町は突然物語の世界に飲み込まれてしまう。それは本にかけられた呪いc“ブックカース”だった。呪いを解く鍵は、物語の中にc町を救うため、深冬は不思議な少女・真白とともに本泥棒を捕まえる旅に出る。泥棒の正体は一体誰なのか?そして、深冬も知らない“呪い”と“御倉家”の秘密とは⋯⋯?

2人の少女が“本の世界”を旅する、謎解き冒険ファンタジーが開幕!すべての呪いが解けるとき、あなたは奪われた真実と出会う――。

 

原作:深緑野分『この本を盗む者は』(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:福岡大生
脚本:中西やすひろ
キャラクターデザイン・作画監督:黒澤桂子
音楽:大島ミチル
アニメーションプロデューサー:比嘉勇二
アニメーション制作:かごかん(株式会社かごめかんぱにー)
配給:角川ANIMATION
製作:「この本を盗む者は」製作委員会
コピーライト表記:©2025 深緑野分/KADOKAWA/「この本を盗む者は」製作委員会 

公式HP:http://kononusu.com/
公式X:@kononusu_anime

2025年12月26(金)~新宿バルト9 ほか全国公開中!


(オフィシャル・レポートより)


UVERworld-12.18-main.jpg(左から、誠果、克哉、TAKUYA∞、真太郎、彰、信人

 

ロックバンド・UVERworld の結成 25 周年、デビュー20 周年を記念した映画『UVERworld THE MOVIE 25 to EPIPHANY』が、12 月 12 日(金)より全国公開中!さらには、12 月26 日(金)より SCREENX、4DX、ULTRA 4DX で公開致します。

本作は、6 年ぶりとなる東京ドーム公演「EPIPHANY」を中心に、オーストラリア・シドニーでの撮影を通して、UVERworld の現在地を描き出すドキュメンタリーライブフィルムです。タイトルの「EPIPHANY(気づき・ひらめき)」は、彼らが歩んできたこれまでとこれからをつなぐ象徴的な言葉として掲げられています。

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結成 25 周年を迎えた UVERworld は、2025 年 6 月 14 日・15 日に東京ドームで「UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME」を開催。長きにわたり支えてきたファンと共に、節目の瞬間を分かち合いました。


映画では、そのライブ映像を軸に、オーストラリアで新たに撮影された映像を交えながら、音楽と誠実に向き合い続ける姿を記録。過去から現在、そして未来へと続くバンドの軌跡と、音楽に込められた信念を静かに描き出します。

UVERworld は楽曲を通じて、「諦めない姿勢」「自分を信じぬくこと」「挑戦し続けること」という揺るぎない哲学を体現し、彼らの生き様そのものに強く共感する根強いファンと、常に多くの若者たちを惹きつけてやみません。


ライブでの熱量とアジテーションは圧倒的で、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスが、ファンを一気に引き込み、「魂を燃やす場所」になっており、今回の東京ドームでのライブはまさにそんな彼らの集大成と言っても過言ではない金字塔とも言われるライブとなりました。このライブと新たに撮影された広大なオーストラリアでのパフォーマンス、そして彼らがバンドとして過ごしてきた想い──ファンを惹きつけてやまない魅力は一体何なのか。その全てが詰まっているドキュメンタリーがいよいよ公開となります。


この度、12 月 18 日(木)に、UVERworld のメンバーが登壇する『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』公開記念舞台挨拶が T・ジョイ梅田で行われ、結成 25 周年、デビュー20 周年という節目に本作が作られたことへの想いや、シドニー撮影の思い出、そしてこの映画でしか聴けない新曲へ込めた想いなどを語っていただきました!
 


日 程:12 月 18 日(木)18:45~19:15(30 分間)

場 所:T・ジョイ梅田(大阪府大阪市北区梅田1丁目12−6 E-MA ビル 7F)

登壇者(敬称略):UVERworld(TAKUYA∞/彰/克哉/信人/真太郎/誠果)



メンバーがステージに登壇すると、客席はオールスタンディングで大歓声が沸き起こり、会場全体が一気に熱を帯び、熱狂的なムードに包まれました。


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まず、映画制作の話が届いたときの心境について、TAKUYA∞(ボーカル)は「気持ちって変わっていくし、忘れていくもの。でも 10 年後、20 年後、(バンドを)やっていくって決めているので、この気持ちに立ち戻れるような作品を、いいカメラで、オンもオフ(のショット)も収めてもらえると聞いたときは『ありがたい』と思いました」と感謝を口にします。

 

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続けて TAKUYA∞は「10 代とか写真を全然残していないから、記憶の中以外に思い出がなくて。UVERworld を始めてから、初めてのミュージックビデオを自分たちで作ったんですけど、そういうものを克哉(ギター)が記録して残してくれていて。初めてのワンマンに向かってコメントしたことも残してくれているんです」と映像として残すことの貴重さについて触れると、克哉は「まだ撮っているし、前身バンドのステッカーもちゃんと持っています」と明かしました。

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劇中では、UVERworld の楽曲に魅了されているファンの姿が何度も映し出されています。そのように自分たちの音楽が多くの人の人生を左右していることについて、彰(ギター)は「責任重大だなと思います。僕も、UVERworld の曲で人生が変わったところがあるので、その気持ちが分かります」と話します。

 


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また各メンバーが昔、手にしていた楽器を演奏する場面について、信人(ベース)が「お年玉で買ったレベルなので、音はめっちゃ悪いんですよ、ベースとか。でも(新聞配達の)バイトをして買ったんで」と振り返ると、TAKUYA∞も「僕は信人のベースを見たとき、懐かしさが込み上げて『うわっ』と思いました。彼のアイコンだったんです。ずっとあれ 1 本でやってたもんな?」と回想。

 

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一方、バンド結成当時、誠果(サックス)はサックス未経験。TAKUYA∞の要望もあって購入したときは、「(サックスを持って行ったとき)みんな、めっちゃテンションが上がっていました。『吹いてみて、吹いてみて』と言われたけど、吹けないんです。やったことがなかったですから」と、現在の演奏姿からは想像がつかない時期があったと言います。

 

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真太郎(ドラム)は、東京ドーム公演で印象に残っていることについて「今だから言えますが、1 日目(のライブ)が良くて、2 日目はちょっと気を抜いていたところがあるんです。1 曲、(演奏が)始まるのが遅いタイミングがあったんやけど、あれは俺がぼーっとしていた。『NO MAP』が…」と告白すると、TAKUYA∞も「遅かった! 誠果のせいにしていた」と笑わせました。

 

 

UVERworld-550-2.jpgそんな『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』は 12 月 26 日より上映劇場を拡大し、ラージフォーマットでの公開も決定。正面スクリーンに加えて左右 270 度の視界すべてで映画鑑賞ができる SCREENX(スクリーンエックス)。「体感型」を演出するための最新システムで、座席が作品中のシーンとリンクし、前後上下左右への稼働や、風、ミスト、香り、煙りなどの各種演出が搭載され、アトラクション感覚で映画を体感できる 4DX(フォーディーエックス)。SCREENX と 4DXが合体した ULTRA 4DX(ウルトラ フォーディーエックス)。この 3 つのシステムで同作を楽しむことができる。


説明を聞いて TAKUYA∞は「何が起きるんですか! ミストと香りって何なんですか(笑)」と驚きの表情。オーストラリアでの撮影場面では大雨に見舞われたことから、「みんな、びしょびしょになるよ!」と劇中の再現に期待を寄せました。


そして舞台挨拶の最後に、TAKUYA∞が「東京ドームでのパフォーマンスは、もっと未来を感じられるものにしたいと思って行っていました。新曲(「EPIPHANY」)も入れて、これからが楽しみになるものになったと思います。これからもずっとUVERworld を楽しみにしてください」とメッセージを贈りました。
 


<UVERworld について>

滋賀出身の 6 人組ロックバンド。2005 年に「D-tecnoLife」でメジャーデビュー以降、ライブハウスからドームまで圧倒的なステージで観客を魅了してきた。2008 年から毎年 12 月 25 日に日本武道館でのクリスマスライブを開催し、2011年には男性限定ライブ「男祭り」を始動。2019年には東京ドーム「KING'SPARADE 男祭り FINAL」で 4.6 万人、2023 年の日産スタジアム公演で 7 万人を動員し日本記録を更新した。2025 年には結成 25 周年・デビュー20 周年を迎え、6 月に東京ドーム公演「UVERworld LIVE“EPIPHANY” at TOKYO DOME」を 2 日間開催。続く 7 月にはアルバム『EPIPHANY』をリリースし、11月からは冬の全国ツアー「UVERworld 2025 WINTER TOUR “BOOM GOES THE WORLD”」を展開予定。


『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』

監督:オ・ユンドン
出演:UVERworld(TAKUYA∞/彰/克哉/信人/真太郎/誠果)
制作プロダクション:CJ 4DPL EX Co., Ltd.、ScreenX Studio
ⓒ2025, Sony Music Labels Inc. & CJ 4DPLEX Japan
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
@UVERworld25_mov
公式サイト:https://uverworld25-movie.com

公開日:2025 年 12 月 12 日(金)2D
      2025 年 12 月 26 日(金)SCREENX、4DX、ULTRA 4DX


(オフィシャル・レポートより)



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今年、イギリスで最初の絵本が出版されてから 80 周年を迎えた「きかんしゃトーマス」の初のクリスマス映画となる『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』が全国公開中です!少女の願いのこもった手紙をサンタさんに届けようと頑張る、トーマスたちの熱い気持ちがクリスマスの魔法を呼び起こす、最高にハッピーなクリスマス・ムービーが誕生しました。


今回声のゲスト出演を務めたのは、2016 年『映画きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』で紫色のタンク機関車ライアン役から9年ぶりの出演となったアーティスト、タレントとしてマルチに活躍する DAIGO さん!


公開翌日となる12月13日(土)に DAIGOさん、きかんしゃトーマスが登壇する公開記念舞台挨拶を開催いたしました。DAIGOさんは「Xmasのおうちパーティーにお呼ばれ」をイメージした衣装で登壇し、煙突にリースを飾るなどクリスマス仕様に着飾ったトーマスと感激の対面!特製クリスマスツリーを前に点灯式を実施いたしました。そして、公開を迎えた今のお気持ち、本作の見どころ、Xmasにまつわるお話なども存分に語っていただきました。
 


日時:12 月 13 日(土)

会場:ユナイテッド・シネマ 豊洲

登壇者(敬称略):DAIGO、きかんしゃトーマス



tomas2025-12.13-500-2.JPGきかんしゃトーマスと子どもたちから「DAIGO さーん!」コールを受け登場した DAIGO。客席中央のドアから現われると、観客は大喜び。笑顔で手を振り、キッズたちとハイタッチするなどサービス精神たっぷりで、ご機嫌にステージに登場しました。


舞台上にはトーマス仕様のクリスマスツリーもお目見え。トーマスと一緒にイベント冒頭からトークを盛り上げました!「初めましてだよね?」と DAIGO から挨拶すると、トーマスは「僕も DAIGO さんに会えてうれしい!」と笑顔で挨拶を返していました。


映画が公開されたことについて「ついに出発進行したということで、とてもうれしく思っています」と心境を明かした DAIGO は「みなさんに観ていただけるのがとてもうれしいです」とニッコリ。トーマスも「クリスマスは親友のパーシーが大好きな日」と紹介し、「パーシーが大活躍する映画をみんなが観てくれることにとてもワクワクしています!」と話して、大きな拍手を浴びていました。


tomas2025-12.13-500-1.JPG映画のポイントを訊かれた DAIGO はしばらく考えた後に、「分かりやすくいうと…『SCM』。「S」スーパー「C」クリスマス「M」ムービー」と DAI 語で説明し、「とてもクリスマスな映画でハッピーな気持ちになれます」とおすすめ。続けて「トーマス、パーシー、みんなが大活躍していて、ひとつの目標に向かって頑張ることの大切さを教えてくれます」とためになるポイントも教えてくれました。さらに DAIGO は、DAI 語を披露した際に拍手が起こったことに「子供たちにも DAI 語は雰囲気で楽しんでもらえることが分かりました」とニッコリ。


ここで、DAIGO が「トーマスも DAI 語で映画の見どころを教えてよ」かなり無茶ぶりなリクエストをすると、トーマスは「SSMG かな」と即答DAIGO は「4 文字はレベルが高い!」とその瞬発力に驚きを隠せない様子。意味を「「S」サンタさんを「S」探して「M」みんなで「G」頑張るところ」と解説したトーマスに「すごいよ、トーマス!」とトーマスが DAI 語を話したことに大感激の DAIGO。トーマスから「パーシーたちにも(DAI語を)教えるね!」とビックリ宣言も飛び出し、パパ&ママたちの笑いを誘う場面もありました。


tomas2025-12.13-240-1.JPG本作はトーマスたちが DAIGO 演じるサンタさんを探すことが物語の鍵となることを踏まえ「DAIGO サンタは見つかるのでしょうか?」との質問に「それは…」とためにためた DAIGO が「『MOS』。「M」観ての「O」おたの「S」しみです!」と回答。ほかにも台本にはなかった会話をトーマスにぶつけた DAIGO が「ごめんね、汗ばんでない?」と気遣うと、トーマスは「全然、大丈夫!なんたって僕は1番の機関車だからね」と頼もしく答え、会場は笑いと拍手に包まれました。


「サンタさんをさがせ!」というタイトルにちなみ、誰かを必死に探した思い出はあるかという質問に DAIGO は「家の中で、娘と息子が見当たらなくなって。焦って必死に探しまわったら、カーテンの裏からみつけました。二人でかくれんぼしていたらしい」とほっこりエピソードを披露。「今、下の子が『きかんしゃトーマス』が大好きで」と続けると「それはうれしいなぁ!」とよろこびの反応したトーマス。「きかんしゃの中で一番好きなのは、パーシーなんだけど」と続けた DAIGO の言葉にトーマスは「映画ではパーシーが大活躍だから、きっと楽しめるよ!」とおすすめ。DAIGO は「ぜひ、子どもと一緒に観たいです!」とニコニコしながらも改めてトーマスの会話力に感嘆。「やっぱり、この瞬発力が長く愛される秘訣なんですね」と感心の DAIGO は、「僕もいちタレントとして、瞬発力や対応力を鍛えて頑張ってきたいです、トーマスのように」と心に誓う場面もありました。


tomas2025-12.13-500-3.JPGイベント終盤には、DAIGO がクリスマスツリーの点灯式も実施!

キラキラ輝く星を手に持ち、「たくさんの子どもたちにこの映画が届きますように」と願いを込めた後、ツリーの一番上に DAIGO が星を飾ると、ツリー全体がキラキラと光り輝き拍手が沸き上がりました。


tomas2025-12.13-240-2.JPG星の点灯式にちなみ自身にとっての“スター”は?と訊かれたDAIGO は「たくさんの先輩たちもいるけれど…」と前置きした上で、「スターは妻です!」と回答。会場から大きな拍手が湧き起こる中、妻の北川景子が出演する映画も絶賛上映中であることに触れ、「今、(夫婦で)、真逆の(内容の)作品に出ています。ぜひ、二つとも楽しんでほしいです」と呼びかけます。「多分、『トーマス』を後に観たほうがいいかも。順番的に」と続けた DAIGO は「(『トーマス』は)ハッピーになれますから」と補足し、夫婦の出演作をアピールしていた。妻をスターだと思う理由について「朝早くの番組に出ていても、朝の早い感じがない。僕だと明らかに「この人今日朝が早かったんだな、という顔になる(笑)。マインドも含めてスターだと思っています」と相変わらずの愛妻家ぶりを披露していました。


〆の挨拶で DAIGO は「映画を観た帰りには、笑いたくなっちゃうと思います。『HHH』です」とニッコリ。「『ホッホッホー!』と笑いながら帰れるハッピーな映画になっています」と自身が演じたサンタクロースのセリフを挙げ、「ぜひ、みなさん楽しんでください!メリークリスマス、うぃっしゅ!」と決めると「トーマスも!」呼びかけ。トーマスも「うぃっしゅ!」と応じ、舞台挨拶を締めくくった。


フォトセッションでは、サンタクロースに扮したキッズ・サンタたち総勢 10 名が参加、トーマス仕様のクリスマスツリーをバックに、DAIGO、トーマスを囲み、笑顔いっぱいの撮影を行いました。
 


【作品情報】

原作:「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー
声の出演:田中美海、越乃 奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子
山下七海、土師亜文、竹内恵美子、伊東健人、神尾晋一郎、岡本幸輔
ゲスト声優:DAIGO/倉田瑛茉
監督:キャンベル・ブライヤー 脚本:リック・サヴァル
2024 年/アメリカ・カナダ/63 分/ヴィスタ/カラー/5.1ch/日本語
原題:Thomas & Friends The Christmas Letter Express
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ
配給:東京テアトル 配給協力:イオンエンターテイメント


【プロフィール】

DAIGO(47 歳)/サンタクロース役(声のゲスト)
1978 年 4 月 8 日生まれ。2003 年、DAIGO☆STARDUST として、シングル「MARIA」でメジャーデビュー。2007 年、3 人組ロック・バンド BREAKERZ を結成。独特のキャラクターで注目を浴び、大ブレイク。歌手のほかに映画、ドラマ、バラエティと、マルチに活躍中。近年の主な映画出演作は『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』(24)、『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』(声の出演/24)など。フジテレビ「うまレポ!」、「みんなの KEIBA」、朝日放送「DAIGO も台所~今日の献立 何にする?~」、日本テレビ「eGG」など、レギュラー多数。フリーマガジン『あんふぁん』『ぎゅって』で連載中。


全国公開中!


(オフィシャル・レポートより)

 


50oretachinotabi-550.JPG(左から、田中健、岡田奈々、中村雅俊、秋野太作
 

1975年10月 から日本テレビ系列で放送された「俺たちの旅」は、中村雅俊演じるカースケ(津村浩介)、秋野太作演じるグズ六(熊沢伸六)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)による青春群像劇。

不朽の名作が今年で放送開始50年を迎えるにあたり、彼らの「今」を描く最新作『五十年目の俺たちの旅』が2026年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開いたします。この度、中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々が登壇した完成披露上映会を、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施いたしました!
 

昭和を代表する青春ドラマの金字塔「俺たちの旅」が令和の時代に戻ってくる。

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1975年10月にスタートした連続ドラマ『俺たちの旅』。カースケ、オメダ、グズ六が繰り広げる熱い青春群像劇は、当時の若者たちを熱狂させ、放送後も『十年目の再会』『二十年目の選択』『三十年目の運命』と彼らの人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られてきた。そして、放送開始50周年を迎えた今、20年ぶりの続編『五十年目の俺たちの旅』が初の映画版として製作され、カースケたち3人の物語が初めて銀幕に登場する。


カースケを演じるのは中村雅俊。今回も主題歌「俺たちの旅」はじめ、挿入歌も務める。グズ六役に秋野太作、オメダ役に田中健、さらにオメダの妹・真弓役に岡田奈々と50年前のオリジナルキャストが結集した。企画・脚本はドラマシリーズからメインライターを務める鎌田敏夫。昭和を代表する数々の大ヒットドラマを生み出してきたベテランが令和の時代に新たな物語を紡ぐ。本作で初のメガホンを取るのは主演の中村雅俊。これまでメインディレクターを務めてきた故・斎藤光正監督の演出を一番身近で見てきた中村監督が『旅』のテイストを銀幕に移し替えている。ドラマシリーズからの映像もふんだんに使い彼らの人生をたっぷりと振り返ることができる。この作品は彼らの『五十年目』の物語であると同時に、彼らが歩んできた『五十年間』の物語。今も続いている彼らの青春の旅をともにする、かけがえのない【人生の一本】となる特別な作品が完成した。


【日時】:12月8日(月)19時よりイベント開始 ※上映前イベント

【会場】:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区六本木6丁目10−2 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス)

【登壇】:中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々(敬称略)


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大勢の観客で熱気あふれる会場内にやってきた中村はやや緊張の面持ち。「監督という大役を仰せつかって、正直言って大変でした。でもこうやって皆さんが目の前にいて、なんだかホッとした気持ちです。同時に中村、緊張しております。皆さんがこの作品をどう見てくれるのか、すごく気にしています」と挨拶。


続く秋野は「今年82歳になりました。まだ生きております。なんとかこの先も今しばらく生きたいと思っております」と挨拶すると、「この作品は大変ですよ。2時間、じいさんの顔しか映ってないんだから。そういう映画をこれから皆さんに耐え忍んで見ていただこうと思います」と作品についてユーモラスに語り、会場を沸かせると、田中が「僕としては同窓会という気持ちで演じたので、皆さんも同窓会の気持ちで観ていただければありがたいです。中村監督は素晴らしいです。楽しみにしてください」と続け、さらに岡田が「「俺たちの旅」はわたしがデビューした頃のドラマですが、またこうして50年たって映画化されまして。また出させていただけるなんて本当に夢のようです」と感慨深い様子を見せた。


「俺たちの旅」という50年前のドラマについて中村が「俺らにとってはただただ楽しい番組で。撮影現場に行ったり、撮影所に行ったりするだけですごく楽しい時間がそこに待っていた。それで1年間通したんですよ。それがまさか、後々、青春ドラマの金字塔という言い方をされるとは思わなかった」と語ると、深くうなずいた登壇者たち。さらに中村が「やはりこのドラマが金字塔と呼ばれるようになったのは、皆さんがこの作品を愛してくれたという、その賜物です。50年たってもずっと皆さんがこの作品を愛してくれたということで、そこは本当に感謝したいです」と語りかけた。

 
50oretachinotabi-sub1.JPGドラマ「俺たちの旅」は、放送終了後も10年後、20年後、30年後と、スペシャルドラマとして彼らのその後が描かれてきたが、40年後の時は、当時のメイン監督(斎藤光正)が亡くなったことなどが影響し、続編が制作されることはなかった。だがその後も、続編を望むファンからの待望論が浮かんでは消え、浮かんでは消え、という状況が続く中で、脚本家の鎌田敏夫が中心になって「もう一回やろうじゃないか」という機運が高まり、その中で今度は映画をつくろう、ということになった。その中で鎌田から「雅俊、お前が監督をやれ」と指名されたのが中村だった。「そう言われた時に、なんか妙に素直になっちゃって。「やります』と言ってしまい、こんなことになった。とても大変だったんですけど、結果としてやって良かったなと思っています」と振り返った。


そんな中村監督は、現場でどのように過ごしていたのだろうか。現場を振り返った岡田が「中村さんが一番大変だったと思いますよ。監督と役者との切り替えがね」と指摘する通り、中村監督は自身の演技チェックに苦戦したようだ。「秋野さんや健ちゃん、奈々ちゃんを演出する時は監督の目で見ることができるんだけど、自分が出るシーンは、代役の人に芝居をしてもらってから自分が入る。モニターを見て「OK」を出すんだけど、もうちょっと頑張らないといけないのに、ちょっと許してしまうというか、自分の芝居に甘いというか……」と振り返った中村は、編集段階で自分の芝居を客観的に見て、「俺の芝居が弱いんですよ。心の中で「失敗!』って叫んでいました」と笑うも、「ただキャラクター自身はもう出来上がっているので、いまさら役作りというのはなかった。あとは歳を取っている分だけ頑張ってセリフをちゃんと言ってほしい、ということだけでしたね」と語る中村の言葉に、キャスト陣も深く頷いていた。


イベント中は、SNSに寄せられたファンからの熱いメッセージが司会者から読み上げられるひと幕も。「男同士の友情、その青春に憧れて、早く大学生の男の人になりたかった。生きる意味、生き方、哀愁。子供でしたがそういうところに魅了された」といったエピソードに、登壇者たちも感慨深い様子で耳を傾けていた。そして中村演じるカースケのファッションについて、「50年前、中学生の俺はカースケの着ていたアーミージャケットが欲しかった。おふくろに頼んでつぎはぎのジーンズを作ってもらい、下駄を履いていた」という投稿に対し、中村は「あの格好、自前なんですよ」と明かす。


50oretachinotabi-sub2.JPG「あの役を決める時に、雅俊が大学時代にやっていた格好で出ようじゃないか]いう案が出て。“下駄を履いていました”、“カーキのシャツを着ていました”、“バイトも20くらいやっていました”などということがことごとく採用されたんです。自分自身が入っているんで、カースケを思う気持ちは結構強い。ましてやそれを憧れてくれた人がいるなんて……。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。


それを聞いた田中も「吉祥寺の喫茶店で初めて会った時、下駄を履いてたんですよ」と振り返ると、中村も「俺たちの旅」をやっていた頃、下駄を履いてディスコに行った時に「下駄は勘弁してください」と言われて、スタッフにスリッパを渡されたことがあったな」と振り返ると、会場は笑いに包まれた。


一方で、秋野演じるグズ六については「わたしは生きることに悩んだ時、「グズ六さん、俺の生き方は間違っているだろうか。生きるってなんだろうね」と問いかけると、「間違いじゃないよ、人それぞれの人生だからさ」とグズ六さんはいつも心の中で真剣に答えてくれる。だからわたしは前を向いていけます」という言葉に、秋野は「少なくともこのドラマを見て真似しようとしない方が良かったね」と照れ笑いで返したが、中村たちから「僕らの芝居を包み込むように引っ張ってくれたのは秋野さん」と告げられ、笑顔を見せていた。

 
50oretachinotabi-sub3.JPGさらに「中学1年生の頃、大好きで見ていました。番組の終盤に画面に出る言葉に惹かれてノートに書き写していました。言葉が長い時は全部書ききれない時もあり「あ、消えちゃった」と。「ただお前がいい」のイントロが流れると、画面を必死に見ていたこと、青春の思い出です」という投稿も紹介され、「あれはウルウルするよね」と田中が語ると、中村も「今回もふんだんに使っています」と明かすひと幕もあった。


ここで最後のコメントを求められた中村は、「監督として今日までやってきたことがある意味ゴールだったんですけど、ゴールと同時に今日この日からスタートするんだなという意識がすごく強いです。先ほども言いましたが、ただ撮影現場に行くのが楽しかった作品が、青春ドラマの金字塔と呼ばれるようになったのは本当に嬉しい誤算だったんですけど、それも皆さんの支えというか、愛情があったからこそ」と感謝の思いを述べると、「皆さんの目の前には70をとうに過ぎた老人二人と、80をとっくに過ぎたおじいちゃんと、年齢不詳の女性が立ってますが、心配しないでください。ちゃんと青春ものになっていますから。そして「俺たちの旅』のテーマでもある“生きるって切ないよね”というテーマもちゃんと表現してありますんで、どうぞ楽しんでください」と会場に呼びかけた。


そして最後には、ドラマ最終回に登場した散文詩にちなみ、中村が「カースケはカースケのままで」、秋野が「グズ六はグズ六のままで」、田中が「オメダはオメダのままで」、岡田が「真弓は真弓のままで」と読み上げると、最後に中村が「心はひとつ」と会場に呼びかけ、会場全員で「俺たちの旅!」の大合唱となった。


【STORY】

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津村浩介“カースケ”(中村雅俊)と、大学時代の同級生の神崎隆夫“オメダ”(田中健)、カースケの小学校の先輩である熊沢伸六“グズ六”(秋野太作)の3人は70代になり、付き合いはすでに50年を過ぎている。カースケは現在、従業員10人ほどの小さな町工場を経営し、オメダは現在も鳥取県の米子市長を務め、グズ六は妻のおかげで介護施設の理事長の座に収まり、それぞれ平穏な日々を過ごしていた。

そんなある日、カースケの工場にオメダがやってくる。カースケは、米子市長を務めるオメダを誇らしい気持ちで従業員に紹介するが、オメダは思いつめた様子ですぐにその場を後にしてしまう。また別の日、カースケの工場で製作中だったポットが大量に割られる事件が起きる。その中に懐かしい砂時計を発見したカースケ。その砂時計はかつての恋人・洋子と行った思い出の地、鳥取砂丘で買ったものだった。20年前に病死した洋子を懐かしむカースケだが、グズ六から「洋子が生きてる!」と驚きの情報を耳にし…。


出演:中村雅俊 秋野太作 田中健 / 前田亜季 水谷果穂 左時枝 福士誠治 / 岡田奈々
原作・脚本 鎌田敏夫 
監督 中村雅俊 
主題歌 「俺たちの旅」歌:中村雅俊
配給 NAKACHIKA PICTURES 
©️「五十年目の俺たちの旅」製作委員会 
公式サイト:oretabi50th-movie

2026年1月9日(金)~ TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 


konohon-12.1-550.JPG(左から、土屋神葉、伊藤 静、東山奈央、片岡 凜、田牧そら、福岡大生(監督)、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)


konohon-pos.jpg2021年本屋大賞ノミネートの深緑野分による人気小説を原作とする劇場アニメーション『この本を盗む者は』が、12月26日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開が決定しました!

本作は、2人の少女が“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジー。『ラディアン』『神クズ☆アイドル』などを手掛けてきた実力派・福岡大生が監督を務めます。キャラクターデザイン・作画監督には、『彼方のアストラ』『クズの本懐』の黒澤桂子が参加。


この度、公開先駆け、【ジャパンプレミア】を開催いたしました!

本作の主人公である本嫌いの少女・御倉深冬役を務めるのは、今回が映画初主演&声優初挑戦となる片岡 凜。深冬を本の世界へ誘う謎の少女・真白は、同じく声優初挑戦となる田牧そらに加え 深冬の叔母・御倉ひるね役に東山奈央、風来坊を名乗る女性・与謝野蛍子役に伊藤 静、書店員の大学生・春田貴文役に土屋神葉、実力派キャストが登壇。映画が完成した喜び、本作へ込めた想いを語る!さらに、本の物語に迷い込むストーリーにちなみ【どんな世界の人物になりたいか】を、それぞれ初告白いたしました!
 


■日時:12月1日(月) 19:00~19:40 ※上映前イベント

■場所:新宿バルト9 シアター9 (新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル 13階) 

登壇者(敬称略):片岡 凜、田牧そら、東山奈央、伊藤 静、土屋神葉、福岡大生(監督)、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)


<オフィシャルレポート>

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冒頭の挨拶で、本の街・読⻑町の巨⼤な書庫「御倉館」を管理する⼀家に⽣まれた本作の主⼈公、御倉深冬役の片岡は「足を運んでいただきありがとうございます」とニッコリ。深冬の前に突然現れた謎の犬耳少⼥、真⽩役の田牧は「お忙しい中お越しくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします」と拍手に包まれた会場を見渡し笑顔を見せる。深冬の叔⺟、御倉ひるね役の東山は「12月26日から公開の本作をいち早く観ていただけるということで、とてもうれしいです。楽しんでいってください!」と上映前の観客に呼びかける。本好きな⾃称・⾵来坊の与謝野蛍⼦役の伊藤は「たくさんのみなさんに楽しんでいただけるのがうれしいです」と微笑み、読⻑商店街にある新刊書店「春⽥書店」で働く⼤学⽣、春⽥貴⽂役の土屋は「上映前のイベントということで、口を滑らさないように頑張ります!」と笑いを誘う。本作を⼿掛けた、福岡監督は着物にハットをあわせた衣装で、キャラクターデザイン&作画監督を務めた黒澤は、華やかな着物姿で元気に挨拶し、大きな拍手を浴びた。

 

本作が映画初主演かつ声優初挑戦となった片岡は「初めてのこと尽くしでした」とアフレコを振り返り、「収録の日々が、毎日新しいことの挑戦。新鮮さも難しさもあったけれど、ワクワクが止まらなかったです」と充実の日々だったことを明かす。「学ばせていただいた日々でした」と力を込め、普段の映像の芝居とは「180度違う!」と語り、「普段は美術さんの作ってくださったセットの中に役として入っていきます。今回は、画の中に自分の力でどう入れるのかが勝負なんだなという違いを感じました」と映像とアニメーションへの役者としての入り方の違いについて自身の言葉で解説。演じた深冬は「自分と似ていると思いました」と話した片岡は「深冬は、本の世界を冒険していきます。私も役者として、日々冒険のような毎日なので、演じながら共感できたし、分かるなぁと思いながら演じていました」と役への共感ポイントを指摘した。


konohon-12.1-tamaki.JPG同じく本作で声優に初挑戦した田牧は、「声優のお仕事に以前から興味がありました」と告白。「アフレコってこんな感じなんだ!とワクワクしていました」と笑顔の田牧は、「楽しい反面、決められた時間の中での台本と映像を観ながらのお芝居はすごく難しくて。改めてプロの声優さんはすごいなぁと思いました」と力を込め、この日一緒に登壇した声優陣の顔を覗き込む場面もあった。


アフレコを一緒に行ったという片岡と田牧の思い出は「壁ドン!」と声を揃える。片岡が「真白ちゃんがかっこいい声を出すシーンがあって。福岡監督からの提案で実際に壁ドンして声を出してみたら?とのことで、本当にしていただいて…」と少し照れながら振り返ると、田牧は「すごくかっこいい感じが掴めた気がしました!」と自信を覗かせながら、福岡監督にお礼。福岡監督は「思いのほかかっこいい真白が出来上がちゃって…(笑)」と満足度の高いシーンが誕生したことへのよろこびと、充実感を滲ませていた。福岡監督は「片岡さんは深冬と似ていると言っていたけれど、深冬ちゃんって根は素直ないい子。きつくあたる芝居やセリフの時にも人の良さが滲み出ている感じがあって、助かりました」と片岡のほうを見てペコリ。田牧については「真白ちゃんはふわっとした感じの子だけど、かっこいい感じもある。(田牧)そらさんのふわっとした感じも出た気がしていて。あと!セクシーなボイスにも挑戦してもらいました」と語る福岡監督に田牧は「いろいろとやらせていただきました。難しかったけれど楽しかったです!」と手応え十分といった様子で反応。立ち位置が隣だった田牧と福岡監督は、顔を見合わせ、ペコペコとお辞儀をし、労い合っていた。

 

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予告などではまだ眠っているところしか披露されていないひるね役を演じた東山。「とても不思議な存在だと思うのですが…」とのMCの問いかけに「ひるね叔母ちゃんは、まだまだ言えないことがたくさんあって(笑)」と答えた東山は、「スタッフさんに(ネタバレに)気をつけろよ、気をつけろよ、と念を押されています」とニヤリ。続けて「面倒をみてもらわないと、一人では何も出来ない。昼寝ばかりしている」という不思議な雰囲気を漂わせているひるね役を演じる上では、「ダメなところもあるけれど愛されるところもあるんだなと思っていただけるように演じたつもりです!」と解説し、MCから「ネタバレに気遣いながらのアピールありがとうございます」と感謝された東山に、会場からは大きな拍手が。予告映像では寝ているところしか映っていないひるねについて、「寝言と寝息に全力をかけて届けています!」と見どころをアピールした東山は、「それだけではないので!」と補足し、会場の笑いを誘っていた。
 


konohon-12.1-itou.JPG劇中で様々な登場人物を演じている伊藤は「たまたま似た顔と似た声帯の人を持っている人を演じるつもりでやっていました」と意識したことを明かした上で、「もともとの蛍⼦さんでなくていいかなという気持ちで。違う作品のただ似ている人という役どころと意識していました」と丁寧に説明。「言いたいことがあった!」と切り出した土屋はその場でスタッフにネタバレかどうか確認する場面も。確認前には東山から「オフマイクで話してね!」とマイクを通さないようにさりげないフォロー&気遣いが入り、会場が笑い声と拍手でいっぱいになる一幕もあった。


 

 

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話したかった内容はネタバレではないということで、コメントOKの許可が降りると土屋は「本編中で、ニワトリをやっています」と明かし、収録当日の朝3時までニワトリの動画を漁ったという。「コレだ!」と思うニワトリの動画を見つけて、アフレコの参考にしたという土屋は、イベント中にニワトリの声を再現。「ちょっとやっただけでも上手!」と伊藤と東山から褒められると、土屋は仕事で訪れたシンガポールでの出来事を明かす。「イベントまでの間に時間があったので植物園に行ったらニワトリがいて…」と振り返った土屋は「植木の間からニワトリが見えて!(ニワトリの声を)やってみたら、逃げられました!」と本物のニワトリも逃げてしまうほどの再現だったとうれしそうに話していた。

 

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制作でのこだわりについて黒澤は、「4割くらいレイアウトを描いています」とした上で、「たくさんやったけれど、意識したのは日常のパート。ヘンテコの(物語の)世界に入る前にヘンテコにならないように、普通のことを普通にすることを意識していました」と語る。続けてこだわりについては「作画監督という役名だけど、(たくさんの作画監督を統べる総作画監督もおらず)一人で作画監督をやっています。一人でたくさんのことをやっていること自体がこだわりです!」と語った黒澤がさらに「キャラクターデザインだけではなく、メカ、プロップ(小物)もやっているので…。大変だったけれど、楽しかったです」と担当した役割を告白すると、会場から大きな拍手が送られる場面もあった。

 

 

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演出面で⼀番気をつけたことについて福岡監督は、「設定は紙の束にしたら広辞苑くらいになりました(笑)」とニヤニヤ。「すごい作品の再現をするために設定や細かいものを作りました」と補足した福岡監督は、それもこれもすべてキャラクターをちゃんと描くために必要なものだったと説明。目指していたことを問われた福岡監督は「深冬ちゃんと真白ちゃんを好きになってもらえたら、という思いでした」と作品に込めた思いを笑顔で答えていた。

 

“本の呪い・ブック・カース”が発動すると街の⼈は物語の登場⼈物に変わってしまう物語が描かれる本作。「もし、何にでも変われるとしたらどのような⼈物になりたいか」との質問に片岡は「私は、お父さんがすごく大好き。ちょっと異質な変な人だけど(笑)、お父さんになってみたいです!」とニッコリ。「どんなお父さんなのか」と尋ねられた片岡は「この映画風に言うなら、一年中ブック・カースにかかっていそうな人。楽しそうな人生を送っているので、なってみたいです」と映画の注目ポイントに触れつつ、自身の父になってみたい理由を添えていた。「胃が大きい人…?」との田牧の回答に、登壇者と会場がクスクスしていると、「いっぱい食べられる人という意味かな?」と福岡監督がやさしくフォロー。胃のあたりを抑えながら「もっと食べたいと思って悔しく感じることもあるので、たくさん食べられるようになりたいです!と満足いくまでたくさん食べられる胃袋がほしいと語った田牧のトークに「片岡さんも田牧さんもピュアさしか感じないお二人!」とMCからコメントが飛び出すなど、会場には終始ほっこりとしたムードが漂っていた。

 

イベントでは本作で声優に初挑戦した片岡、田牧から声優陣への質問コーナーも。「収録時にお腹が鳴ってしまった」という片岡は「どうすればいいのか…。収録時の勝負飯はありますか?」と質問。東山は「みんな結構、何か軽食を持っていたり、ちょっと(お腹に)入れていたりとか…」と答え、伊藤は「人によるけれど、私の場合は一口ようかん。(腹)持ちもいいし、甘いし、ちょっと幸せになれるし(笑)」とおすすめ。「最近プロテインを飲んでいます」という東山が「シェイカーに粉だけ入れて、スタジオの水でシャカシャカ。腹持ちもいいし、タンパク質が摂れて体にもいい!」と語ると、片岡は「収録の時に訊けたらよかった…」と苦笑い。同じ質問をしたかったという田牧は「すごく気になっていたので、(おすすめを)聞けてうれしいです」と大満足。土屋は「僕は(収録時は)食べない派」と答え、その理由は「眠くなっちゃうから」とのこと。しかし、アフレコ前にはガッツリ食べるという土屋が勝負飯は「朝食に馬刺し。叫びのある仕事でも喉も枯れにくい。他の肉だと胃もたれする。スッキリしているし、持続力もいいので」と熱弁すると、田牧は興味津々といった様子の表情を浮かべながら「(次回は)食べます!」と即答し、会場の笑いを誘っていた。

 

最後の挨拶で片岡は「いろいろな愛の形が刻まれている作品です。今日、いち早く物語がお届けできることをうれしく思っています」とジャパンプレミアに参加した観客に呼びかけ、「何かを大事に思う気持ちを持って観てくださるみなさんそれぞれの視点から、どういうメッセージを受け取ってくれるのか。とても楽しみです」と笑顔。「先日完成したものを観たのですが、とにかく映像が綺麗です」とおすすめした田牧は「音楽もすごく素敵。たくさんの方の想いが詰まった作品になっています。ぜひ、観てください!」とアピール。「深緑先生の頭の中にあった作品の世界観が、美しいアニメーションと素晴らしい音楽で彩られているので、ぜひ劇場で受け取ってほしいです」と話した東山は「音楽は、いろいろな場所で収録しているんですよね?」と福岡監督に質問。「本の世界に合わせて、世界で音楽を収録しています」との福岡監督の回答を受け、「各地域で録っている作品の空気も受け取ってください!」と呼びかけた。アフレコの時点で映像の美しさに惹かれたという伊藤は「すごく完成が楽しみという気持ちで収録していました。大きなスクリーンで観てもらえるのが、うれしいです」と思いに触る。オーディションを振り帰った土屋は「原作を読んで、なんて夢のような作品なんだと思いました」とし、「ちょっと昼寝して、その時に見る夢を集めたらこんな作品になりました、みたいな感じ。総合芸術で素晴らしいアニメーションになっています。期待してください!」と呼びかける。「手短に一つだけ」と前置きした黒澤は「一秒でも一コマでも、もう一回観たいなと思ったら、公開されてからもう一度観に来てください!」とリピート鑑賞をリクエスト。「トリってドキドキしますね」と緊張気味の福岡監督は「みんなの頑張りもあって出来上がりました。今は、正直、燃え尽きた状態です」と語り、笑いを誘いつつ「感謝でいっぱいの気持ちでこの場に、立たせてもらっています」とコメントに感謝を込める。続けて「数年後とかにもう一度観たいな、と思ってもらえる作品を目指しました」と話した福岡監督は「この物語にまた戻って来たいと思ってもらえたら光栄です!」と願いを口にし、ジャパンプレミアの舞台挨拶をしめくくった。

 


【STORY】

「本なんて、読まなければよかった⋯⋯!」

書物の街・読⾧町に住む高校生の御倉深冬。曾祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本が盗まれたことで、読⾧町は突然物語の世界に飲み込まれてしまう。それは本にかけられた呪いc“ブックカース”だった。呪いを解く鍵は、物語の中にc町を救うため、深冬は不思議な少女・真白とともに本泥棒を捕まえる旅に出る。泥棒の正体は一体誰なのか?そして、深冬も知らない“呪い”と“御倉家”の秘密とは⋯⋯?

2人の少女が“本の世界”を旅する、謎解き冒険ファンタジーが開幕!すべての呪いが解けるとき、あなたは奪われた真実と出会う――。

 

原作:深緑野分『この本を盗む者は』(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:福岡大生
脚本:中西やすひろ
キャラクターデザイン・作画監督:黒澤桂子
音楽:大島ミチル
アニメーションプロデューサー:比嘉勇二
アニメーション制作:かごかん(株式会社かごめかんぱにー)
配給:角川ANIMATION
製作:「この本を盗む者は」製作委員会
コピーライト表記:©2025 深緑野分/KADOKAWA/「この本を盗む者は」製作委員会 

公式HP:http://kononusu.com/
公式X:@kononusu_anime

2025年12月26(金)~新宿バルト9 ほか全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

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写真左から秋山純監督、伊原六花、松谷鷹也、鈴木京香、前田拳太郎
 
 阪神タイガースの若きホープとして将来を嘱望されながら、21歳で脳腫瘍を発症し、闘病生活を経て2023年に28歳の若さで死去した元阪神タイガース選手、横田慎太郎さんの半生を描いた映画『栄光のバックホーム』が11月28日(金)より全国で絶賛上映中だ。
 
横田さんが在籍していた阪神タイガースの地元、大阪のTOHOシネマズ梅田スクリーン1で上映後に開催された公開記念舞台挨拶では、秋山純監督と横田慎太郎役の松谷鷹也、慎太郎の母、横田まなみ役の鈴木京香、親友の先輩選手、阪神タイガース北條史也役の前田拳太郎、幼馴染の恋人、小笠原千沙役の伊原六花が登壇した。秋山監督は映画の中で使われた横田選手のユニフォームを手に、松谷鷹也は横田慎太郎さんから譲り受けたグローブを抱えて登壇。最後の挨拶では松谷がゆっくりと間合いを取り、一筋の涙を流しながら満席の観客に万感の想いを伝えた舞台挨拶となった。その模様をご紹介したい。
 

 
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■横田慎太郎さんが生きた証をなんとか伝えたいと思った(秋山監督)

―――阪神タイガースのお膝元での舞台挨拶の感想や公開後に届いている反響は?
松谷:初日を迎えた昨日はたくさんの方から連絡をいただき、「1日1日大切に生きようと思った」「慎太郎さんの生きた証を残してくれてありがとう」とコメントを寄せてくださり、泣いていました。今日、大阪でみなさんに観ていただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。
 
鈴木:今朝、秋山監督が慎太郎さんをホスピスで見守り続けた看護師さんからいただいたメールの文面をプリントして見せてくれたのですが、「映画の途中から、慎太郎さんの周りで一生懸命彼を支えている家族と同じ気配がしました」という文面がありました。それがとても嬉しかったですし、慎太郎さんの周りで本当にたくさんの方が見守り、病気と闘っている間もたくさんの方に愛されていた慎太郎さんのことを、しっかりと自分の気持ちで実感することができたこともとても嬉しかったです。今日お越しの皆さんの中にはユニフォーム姿の方もいらっしゃるし、鼻をすすっている方もいらっしゃり、皆さん本当に慎太郎さんのことが好きなのだと思います。わたしも慎太郎さんの大ファンになりました。
 
前田:この作品に携わってはじめて横田選手のことを知り、僕が仕事をしていて辛い時、苦しい時でも目標をもち、背中を押してもらえました。今までこんな素敵な選手がいたことを知らなかった自分がすごく悔しいですし、僕が背中を押してもらえたように、横田選手を知らない人に届けていきたいです。たくさんの人の背中を押すことができる作品だと思いますので、みなさんも一緒にたくさんの人に横田選手のことを届けていきましょう。
 
伊原:昨日から公開が始まり、横田さんやご家族の生き様がすでに届いていると感じるメッセージをたくさんいただきました。数日前、大阪で別件のイベントを行ったときに、来てくださった方のほとんどが「映画を観に行きます」とおっしゃっておられ、こんなに愛されている方、愛されている球団の作品に参加させていただけることに対し、改めて胸がジンとしました。
 
秋山監督:今日は本当にありがとうございます。4年半前から企画が進んでおり、横田慎太郎さんが生きた証をなんとか伝えたいと思って作っていましたが、気が付けば僕らスタッフ、キャストみんなが横田慎太郎さんに呼ばれて、また1日1日大切に生きるということを教えてもらい、宝物をもらいながら日々を過ごさせていただきました。こんなに幸せなことはありません。地元大阪の前で、横田さんを演じる松谷鷹也さんは新人なのですが、野球に本気で向き合い、一切真似はしていない。一生懸命野球に向き合うことが、横田さんにできるたった一つのことだと思いましたし、そこに(鈴木)京香さんや、マエケン(前田拳太郎)、(伊原)六花さんとこんなに素敵なみなさんがきっと横田さんに呼ばれて集まり、こうしてこの日を迎えられたことが嬉しいです。今日は本当に横田さんに「ありがとう」と言いたいです。
 
 
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■聖地に足を踏み入れさせていただき、この映画で野球ファンになった(鈴木)

―――聖地、甲子園球場でのロケについて
秋山監督:甲子園の近くに住んでいましたので、子どもの頃から野球を見に来ていましたし、熱闘甲子園で取材もさせていただき、タイガースの野球も観戦していました。聖地に足を踏み入れることはすごいことなのですが、ロケの日は台風が東と西の両方から来ており、大雨の予報だったんです。でもシーズン中で(撮影日は)その日しかなかった。そこで奇跡が起きて…。
 
松谷:雨予報で最初は曇っていたのですが、慎太郎さんのグローブを持って、ベンチから階段を上がっていったら、さーっと雲が広がって太陽が顔を出し、青空が広がったんです!
 
前田:ポスターの写真は甲子園で撮ったリアルな青空なんですよ。グラウンドに入った瞬間、青空になったので、横田選手の想いが伝わったのかなと思いますね。
 
鈴木:わたしは息子の慎太郎にボールを渡しに行きましたし、そこで川藤幸三さんや平田勝男二軍監督にもお会いしました。聖地に足を踏み入れさせていただき、この映画を通して野球ファンになりました。
 
伊原:父親が阪神ファンで、わたしが子どもの頃、ちょうど星野監督時代のファン感謝デーで甲子園に行き、風船を飛ばした光景が心に残っています。この役が決まり、父親が一番喜んでいました。
 
 
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■慎太郎さんが命をかけて最後の最後まで伝えたかった「1日1日大切に生きること」を持ち続けることが一番の恩返し(松谷)

―――最後のご挨拶
秋山監督:この映画を作っているときに横田慎太郎さんが劇場で見ると言ってくれた。その約束は叶わなかったけれど、こんなたくさんの人に届いていることをきっと見てくれていると思います。最後に幻冬舎社長が作ってくれたコピー「すべての横田慎太郎に捧ぐ」のように、辛いことがあるとき、この映画が前を向くきっかけになれたらと思いますし、観ている人全てが横田慎太郎だと思います。ありがとうございました。
 
松谷:僕も初日初回でこの映画を観ましたが、観た方は慎太郎さんに会いたくなると思います。慎太郎さんはこの世を旅立ってしまったけれど、命をかけて最後の最後まで伝えたかった「1日1日大切に生きること。目標を持つこと」をまだ生きている僕たちがしっかりと受け取り、そういう気持ちを持ち続けることが一番の恩返しです。そして(慎太郎さんのことを)忘れないことだと思っています。みなさんもこの映画を通して、何か感じ取ってもらえたことがあれば、明日から実践してもらえたら嬉しいです。
 
鈴木:わたしも本当に慎太郎さんに会ってみたくなりました。この映画を通して慎太郎さんのことを初めて知った方もいらっしゃると思いますし、一人でも多くの方に慎太郎さんのことを知っていただきたいです。みんなで慎太郎さんのことを応援します。
(江口由美)
 

 
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<ストーリー>
2013年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名された横田慎太郎、18歳。甲子園出場は逃したが、その野球センスがスカウトの目に留まり、大抜擢された期待の新人だ。持ち前の負けん気と誰からも愛される人間性で、厳しいプロの世界でも立派に成長を遂げていく慎太郎。2016年の開幕戦では一軍のスタメン選手に選ばれ、見事に初ヒットを放つ。順風満帆な野球人生が待っていると思われたその矢先、慎太郎の体に異変が起こる。ボールが二重に見えるのだ。医師による診断結果は、21歳の若者には残酷すぎるものだった。脳腫瘍―。その日から、慎太郎の過酷な病との闘いの日々が始まる。ただ、彼は孤独ではなかった。母のまなみさんをはじめとする家族、恩師やチームメイトたち、慎太郎を愛してやまない人々の懸命な支えが彼の心を奮い立たせる。そして、2019年9月26日、引退試合で慎太郎が見せた“奇跡のバックホーム”は人々を驚かせ、感動を呼んだ。しかし、本当の奇跡のドラマは、その後にも続いていたのだった…。
 
<作品情報>
『栄光のバックホーム』幻冬舎フィルム 第一回作品
企画・監督・プロデュース:秋山 純
原作:「奇跡のバックホーム」横田慎太郎(幻冬舎文庫)
「栄光のバックホーム」中井由梨子(幻冬舎文庫)
脚本:中井由梨子
出演:松谷鷹也 鈴木京香 前田拳太郎 伊原六花・山崎紘菜 草川拓弥
萩原聖人 上地雄輔 古田新太 加藤雅也 小澤征悦
嘉島 陸 小貫莉奈 長内映里香 長江健次 ふとがね金太
平泉 成 田中 健 佐藤浩市 大森南朋 柄本 明 / 高橋克典
主題歌:「栄光の架橋」ゆず(SENHA)
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会
 

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