乗り遅れるな!『ノア 約束の舟』ザ・プラン9、ノアリスペクト特別イベントレポート
(2014年6月2日(月)19:00~TOHOシネマズ梅田にて)
ゲスト:「ザ・プラン9」(お~い!久馬、浅越ゴエ、なだぎ武、ヤナギブソン)
(Noah 2014年 アメリカ 2時間18分)
製作・監督・脚本:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』) 共同脚本:アリ・ハンデル
出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンス、エマ・ワトソン、レイ・ウィンストン、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース
2014年6月13日(金)~全国ロードショー
★作品紹介は⇒ こちら
★公式サイト⇒ http://www.noah-movie.jp/
(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
映画さながらに神の啓示を受け、ザ・プラン9が4年ぶりにマスコミの前に勢揃い!
『ノア 約束の舟』特別イベントに登壇!『ノア』リスペクトコントを披露!?
≪公開記念特別イベント付舞台挨拶≫のご報告
全米始め、世界39カ国でNo.1の大ヒットを記録し、センセーショナルな大航海を続けている映画『ノア 約束の舟』が6月13日(金)よりいよいよ日本に来航!!公開を記念し、映画好きとして知られるなだぎ武さんが所属し、作品とも"浅からぬ縁"を感じているザ・プラン9が、舞台挨拶に登壇しました。
■映画『ノア 約束の舟』にリスぺクコントを披露!?
まずは"ノア 約束の舟"リスペクトコントと銘打った舟にまつわるコントを披露したザ・プラン9。「3人の男女が孤島に取り残され、小船で救出されよとするが、ひとりずつしか救い出せないという。誰を先に舟に乗せるか?残された二人に何が起こるのか?この3人の関係性は?」というコント。(これから映画を見る観客にとってはちんぷんかんぷん?)
ネタを終えた後、それぞれ"N""O""A""H"の文字が入ったTシャツに着替え再登場した。MCからなだぎが今年の初めに骨折した話が。するとなだぎは「痛みは何とか落ち着きましてね。怪我には皆さん気をつけましょうと言うことで。ギブソも大丈夫ですか、ケガとか?奥さんとか心配してません?と唐突にヤナギブソンに質問。「大丈夫ですよ、生まれてこの方入院とかもしたことないですし!強いて言えば胃の調子が悪いって、誰が興味あんねん!!」と持ちネタを披露すると、会場からは大きな笑いと拍手が起きた。お~い!久馬は「ボクの今日の恰好はラッセル・クロウを意識してたんですよ!」「どう見ても、通天閣辺りでウロウロしているオッサンやろ!」とツッコまれ、「スタッフさんがラッセル・クロウみたいな物持ってきました、って渡してくれたんですよ~」と舞台裏の出来事を暴露していた。
■映画タイトルにちなんで、メンバーの頭文字「N・O・A・H」を披露!?
ここでなだぎが「この『ノア』って言うのはスペルに直すと"NOAH"でしょ、実は僕ら全員かかってるんですよ!なだぎのN、お~い!久馬のO、そして浅越のA、そしてH、浅越の本名のヒロシのH!何と3人でNOAHなんですよ。」とグループと映画の偶然の一致を紹介。とここで取り残されたヤナギブソンがすかさず「わしちゃうんかい!」とツッコミ。すると浅越が「この仲間に入りたかったらもう改名してもらわないと」と提案すると、「分かりました!じゃぁもうヒャナギブソン(Hyanagibuson)でいいです」と半ば投げやりに承諾。他のメンバーは「何かヒャダインみたいで良い!今日からヒャナギブソンですので宜しくお願いします」とからかいながら紹介すると、会場からは大きな笑いと拍手が起こった。
■映画の見所は?
既に映画を鑑賞しているメンバーに感想を伺ったところ、まず久馬は「ボクは普段脚本を書かせてもらっているので、物語という面で色々観させてもらったんですが、箱舟に乗って旅立つみたいな感じで終わるのかと思ったら、乗った後からもまた見所があり、ちゃんと起承転結しいて、さらにハラハラドキドキもあり・・・合格点あげましょう!」と脚本家ならではの、なぜか上から目線の感想を述べた。メンバーからも「だいぶ上から言いましたね!」とツッコミが入っていた。
浅越は「あのエマ・ワトソンさんのキレイさ!あの時代に紫外線浴びまくっているはずなのに、日焼け止めとかないはずなのに、まあおキレイですわ!あの時代にも化粧水と乳液はあったんだと思いました。」「化粧品までペアで乗せたん?」「化粧品にオスメス関係ねえだろう!」と独自の解釈も踏まえながらイラ役のエマ・ワトソンの美貌を褒め称えた。
メンバーで唯一子供を持つヤナギブソンは「僕、最後号泣しました!もう本当に無条件で泣きましたね。お子さんいる方は特に号泣されると思いますけど。神様と契約を結んで使命感があるんですよ、ノアさんはね。でも人間としての愛情がええ!深いテーマでございますんで、2回3回観たら余計に楽しめるんと違うかな~と。ほんで最後に劇場出たときに、「ザ・プラン9」のコント、アレ何やったんやろ~な~って思い出してくれたら嬉しい!」と父親ならではの意見と、自らのコントの感想を述べた。
最後になだぎが、「ダーレン・アロノフスキーと言う監督は、人の闇とか狂気とか脆さを描くのが上手い監督なんで、前半は箱舟に乗る話なんですけど、そこからが鬼気迫る、それぞれの心に潜む善と悪との闘い、それがとても良く描かれている。非常に引き込まれる作品になっています。聖書の細かい所までちゃんと再現している作品なので、聖書読んでる人にはちゃん分かるし、これを機に聖書読んでみようかなと思う人も増えると思うんで、いいきっかけになる作品だと思う。楽しみにご覧になってください!」と述べ、映画好きらしい感想で、"なだぎ流鑑賞術"を観客にレクチャー。
【舞台裏の囲み取材で】
■今日のコントについて?
「いきなりコント始めたんで、映画ちゃうんか?って思われたでしょうね~。」「どんな気持ちで見てたんか知りたい。間違いなく、前の真ん中に座ってたおかあさん、寝てました!」(笑)「でも、こんな試写会に出させて頂いたのは初めてだったんで、楽しかったです。」と満足げ。
■なだぎさんは方舟に乗せるとしたら誰を?
「今は誰も居ないんで、乗せるとしたらディランのかつらを乗せると思います。」(笑)と答えると、「自転車も乗せんとツガイになれへん」とフォローが。そこで、仲間は乗せないのか?と聞かれ「浅越くんは多分岡山の津山へ行ってると思うんで、」「なんで津山やねん!?」
■あなたはノア派?カイン派?
なだぎ「僕はカイン的な人間かな?自分の我を通して狂気に走るというのは向いてない。妻のジェニファー・コネリーを見ていると切なくなってきましたね。」
久馬「そうですね~、ハムが最後に知り合った女の子見たいですかね~」「深いところにきましたね?」(笑)とツッコまれる。
浅越「僕はハムかな~?」と言うと、「ハムね、そうだね!一番人間っぽかったかな」と皆から賛同を受ける。そこで「ハムの人?」「違う!違う!お中元お歳暮のハムの人じゃない!」(笑)「迷ってるところが胸苦しめられる思いがして、生きるって大変なんたなって思いました。」と真面目に映画に感じ入る浅越。
「ヒャナギブソンさんは?」「そうですね~僕はベーコンかな?」と言うと、「ベーコンいないし、ハム止まりだし」とフォロー。「人間は子孫を残すことが使命だと思うし、それと家族愛が一致してるんで、とても良かったです。」さすがメンバーの中で唯一の父親らしいコメントに、「とんでもない、僕なんかソーセージなんで!」「どんなつながりや!?」
■競馬ファンの浅越さん、ダービーは?
浅越「ダービーですか?大外れですよ!全然ダメですよ。ホント、ノアとピッタリの話題ですね」(笑)「馬も方舟乗ってたし!」「ノア様さまですよ。いま競馬が楽しめるのは、馬を方舟に乗せてくれたノアのお蔭ですよ。安田記念、絶対当てたんねん!」(笑)とノアに感謝して「競馬ファンは、絶対この映画を見てほしい!」と最後に締めくくった。
(河田 真喜子)