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『鈴木先生』長谷川博己舞台挨拶

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『鈴木先生』長谷川博己舞台挨拶

(2012年11月29日(木)大阪ステーションシティシネマにて)

登壇者:長谷川博己

 

(2012年 日本 2時間5分)

原作:武富健治『鈴木先生』(双葉社刊/漫画アクション連載)

監督:河合勇人 脚本:古沢良太

出演:長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、田畑智子、でんでん、夕輝壽太、山中聡、赤堀雅秋、斉木しげる、富田靖子、浜野謙太、窪田正孝

2013年1月12日(土)~大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ(なんば・二条)、OSシネマズミント神戸 他全国ロードショー

★作品紹介⇒ こちら
★公式サイト⇒ http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/

© 武富健治/双葉社 © 映画「鈴木先生」製作委員会



~大人もハマる! 鈴木式教育メソッド~

 

 2011年4月末から10回連続でテレビ放送され、視聴率は2%前後と振るわなかったものの、内容への高い評価を受け、数々の賞を総なめしたTVドラマ『鈴木先生』が、ついに映画化された。というより、まさかの映画化である。放映後のDVDの売り上げが良かったことと、主演の長谷川博己が同年秋に放送され視聴率40%を超えた『家政婦のミタ』(主演:松嶋菜々子)にも出演して知名度が上がったことによるという。2011年のTVドラマ視聴率最低と最高の両方に出演という、なんとも皮肉なことだが、2010年の『セカンドバージン』でも鈴木京香相手に熱演していたことも記憶に新しい。

suzukisensei-3.jpg まず鈴木式教育メソッドを語る長谷川博己の滑舌の良さに引き込まれる。それもそのはず、舞台の経験も長い。そして、良からぬ妄想や教師としてのビジョンなど心の内をモノローグとして吐露するシーンや、生徒や他の教師たちの人物描写も、コミック的ビジュアルを導入するなど、オリジナリティに富んで、かなり面白い。鈴木先生を天敵として無視する足子先生(富田靖子)がまたいい。

 独自の教育メソッドで生徒の隠れた意志を導き出し、それを大きく包み込むように見守る姿勢がとても清々しく、思わぬ感動に包まれる。



以下は、鈴木先生を演じた長谷川博己の舞台挨拶レポートです。

長谷川博己の登場と同時に大歓声が上がるが、檀上に上がる際つまずいて、歓声がどよめきに!? でも、すかさず「さあ、みんな授業始めようか!」と元気よく呼びかけ、詰めかけた観客を一瞬にしてトリコにしていました。


長谷川:今日はお集まり頂きどうもありがとうございます。

――― 今日こうして大きなスクリーンで見られるのは、皆さんが初めてなんですよ。この大きなスクリーンに長谷川さんの顔がアップで見られるんですよ。
長谷川:大画面に耐えられるか!?

――― 十分です!十分!…元々映画化は企画されていたのですか?
長谷川:はい、元々映画化を企画されていたのですが、TVドラマから始まりまして、続編ができるかなと思っていたら、残念ながら視聴率があまり良くなくて……あまりこのことは言いたくないのですが(笑)でも、その後いろんな賞を頂いたり、私の名前も少しは売れてきたりして、こうして映画化されることになったのです。

――― これは嬉しいことですよねぇ?(拍手)TVから映画化まではどれぐらいの期間が空いたのですか?
長谷川: 8か月くらいです。

――― また1か月鈴木先生を演じるとなった時のお気持ちは?
長谷川:みんな続編はないだろうと思って解散したので、それぞれいろんな現場へ散って行きました。そして、再び同じキャストとスタッフが集まった時に、そこに戻るのではなく、いろんな体験したことを経験値として新たな鈴木先生になれればいいかなと思いました。それが映像にも生徒役の表情にも作品にも出ていると思います。

――― 8か月ぶりに生徒たちに会って、変わったと思う点は?
長谷川:みんな大きくなっていたのは勿論ですが、俳優としてもしっかりと成長していました。

――― 生徒役の人たちとどのように接していたのですか?
長谷川:先輩俳優としていい手本になるように、変なところを見せないように、弱みを見せないように、セリフも絶対間違えないように、と先生と生徒の立場を保とうと思って頑張っていたのですが、後半の方になるともうボロボロになってしまって……、その分妄想シーンで炸裂しました!(笑)

――― 鈴木先生の小川ソミちゃんへの妄想は凄いですね?先生ってあんなもんなんですか?
長谷川:いや~そんなことはないと思いますけど(笑)

――― TVでもモノローグのシーンでは文字が表示され、その間息継ぎなしで喋ってましたね?
長谷川:後でモノローグの文字を入れるのですが、演技している時はそのモノローグのセリフの時間を計算しながら喋るので、それが大変でしたね。

――― そのコスチュームは特別注文なんですか?
長谷川:いえ、そんな上等なものではありません。監督と一緒に探して買ったものです。

――― コスチュームを着たら気持ちも変わりますか?
長谷川:撮影が終わってしばらく経っていたのですが、この1週間キャンペーンでまた着ることになって、鈴木先生が甦ってきたというか、段々と思い出してきました。

――― 長谷川さんから見て鈴木先生ってどんな人だと思いますか?
長谷川:ごく普通の先生だと思います。ただ頭の回転は速い人ですね。

――― “鈴木式教育メソッド”というのがあるので、他の先生方にも見て頂きたいですね?
長谷川:はい、そうですね。参考にして頂ければと思います。

――― 大阪には馴染みありますか?
長谷川:大阪は大好きですよ。もうちょっとゆっくりできるなら、食い倒れたいです。

――― またゆっくりといらして下さい。
長谷川:ほんま、また来ますわ!(と大阪弁で)映画見終わって、面白かったらアンケートにもご記入下さい。TVではあまり数字取れませんでしたので、(また言ってるわ!)是非皆さんにご協力頂いて、できるだけ沢山の人に見て頂きたいと思います。

――― 最後にメッセージを。
長谷川:今日は本当にありがとうございます。鈴木先生ファンの方は勿論、鈴木先生をご存じない方でも必ず心にフックのかかる素敵な作品だと思います。TV版より深みがあり、生徒も僕自身も成長していると思いますので、どうかよろしくお願いいたします。今日は、みなさんお金を払って見に来て頂いているということで、“みんなイカし過ぎだぜ!!!”どうもありがとうございました。

(河田 真喜子)