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山時聡真&菅野美穂、母親からのサプライズ手紙に感極まり涙!!『90 メートル』舞台挨拶付きチャリティ上映会@ニッショーホール(東京)



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釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian Project Market 2024」で企画と脚本が高く評価され ARRI アワードを受賞し、山時聡真と菅野美穂の W 主演で贈る映画『90 メートル』が、3月 27 日(金)に全国公開となります


90m-pos-1.jpg直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と「』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出しました。


難病の母と2人で暮らす高校生・藤村佑役を演じた山時聡真は、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主人公声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集めている。そして難病の母・美咲を演じたのは、『ディア・ファミリー』、『近畿地方のある場所について』と母親役が続く菅野美穂。さらに、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー・松田杏花役を南琴奈、バスケ部員・大平翔太役、田中偉登が出演。


主題歌は大森元貴書き下ろし楽曲「0.2mm」。大森元貴の優しい歌声が添えられ、日本中を涙に染める感動物語の公開に期待がかかる。


この度、W 主演の山時聡真&菅野美穂と中川駿監督が登壇し、舞台挨拶付きチャリティ上映会を実施いたしました。上映会の売り上げの一部は、【一般社団法人 ヤングケアラー協会】へ寄付される。


【日時】2026年3月17日(火)18:00~18:30 ※上映前の実施

【会場】ニッショーホール(東京都港区虎ノ門 2-9-16 日本消防会館)

【登壇者】山時聡真(20)、菅野美穂(48)、中川駿監督(38)(敬称略)



90m-3.17-山時聡真.JPG満員御礼で実施されたこの日、母と 2 人で暮らす高校 3 年生の藤村佑(読み:たすく)を演じた山時は親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ち、そのどちらもわかる。でも正解がない。だからこそ考えさせられる作品で、100%の覚悟を持って演じたいと思いました」と思い入れたっぷり。佑の母で、難病を抱える美咲を演じた菅野はなんて優しく、お互いを思いやる親子なのかと思った。私自身も育児中なので、藤村親子を理想の親子像のように思いました」と共感を寄せていた。


本作は中川監督が、自身の母親の介護の経験を登場人物に投影した半自伝的作品。中川監督は映画なのでフィクションでありエンターテインメントではありますが、ヤングケアラーという社会問題を取り扱っているので現実に即したものでなければいけない。そんな意識で脚本を執筆しました」とこだわりを明かした。


完成作品を初めて観た時は号泣したという山時と菅野。二人は一緒の場で鑑賞していたといい、菅野は「自分が出演している映画でこんなに泣くのか!?と思うくらい涙して、恥ずかしくなって頭を動かさないようにしていたけれど、涙が頬を伝っていく状態だった」と照れ笑い。山時は「観ている最中にすすり泣きの声が聞こえて『自分の声!?』と思ったら菅野さんだった」と嬉しそうに報告していた。
 

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大森元貴による主題歌「0.2mm」も、大森のソロ楽曲初の映画主題歌ということもあって大きな話題に。大森の大ファンという山時は「宝物を頂いた印象です。泣いている背中をさすられているような優しさがあって、これだ!というハマり具合が凄かった」と大感激。菅野も「初めて聴いた時は胸が震えました。佑の未来が感じられるような音楽で、そよ風のような優しさで背中を押してくれる感覚がありました。素敵な主題歌を託していただいて、感謝しています」としみじみ。中川監督は「まさに映画と主題歌の理想的コラボだと思いました。映像だけでは描き切れなかったものを、大森さんが楽曲で補完してくれたような気がします。ハードルを上げてエンドロールに期待してください!」と予告した。


また作品にちなんで母親からの愛されエピソードを披露。山時は「実は今…感じています」と客席を見回して「今日は来れない、と言っていたのにステージに登壇してみたら母が客席にいました!すぐに見つけました」と来る予定ではなかったという母親の来場を、照れながら報告。「こうしてすぐに見つけられるのも愛なのかな…。ちゃんとティッシュ持って来た!?」と客席の母親に呼び掛け「こうして時間を作って来てくれることにもとても愛を感じます」としみじみとしていた。


90m-3.17-菅野美穂-2.JPG菅野は、帰省する際に母が自分の好きなものを買って待っていてくれるエピソードを披露。「でも、前に好きだったものを用意してくれるので『最近は違うんだよな』と思ったり、食べきれなかったものを『持ち帰りなさい』と持たせてくれるけど東京でも買えるんだよなと思いながら、親心だなと実感します」と会場を笑わせていた。


そんな中、菅野の実母からの手紙を山時が代読するサプライズを実施。「今は子育て、お仕事と一番大変な時期ですが、振り返ってみると一番大変な時が一番良かったと思える日が来るはずです。健康第一でこれからも応援して下さる皆さんに愛される様な女優さんになって下さい」と山時が読み上げると。菅野は、まさかのサプライズに驚きを隠せない様子で言葉を詰まらせながらも「ありがとうございます。ひとりではやりきれなくて。母が沢山手伝ってくれているから今日もこうして立てているので、本当に感謝しています」と想いを語った。


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90m-3.17-山時聡真-2.JPGサプライズ大成功かと思いきや、なんと W サプライズで今度は山時の実母からの手紙を菅野が代読する事に。まさかの展開に「この会場にいるのに!?」と驚く山時に向けて菅野が「自分を見失わないように、常に謙虚でいるように、と声をかけて来ました。“実るほど頭を垂れる稲穂かな”。呪文の様に囁いてきましたね。自分が受けた恩は忘れず必ず誰かに送ってあげてください。それが結果として自分を成長させ、強くしてくれるはずです。そして最大の願いはただ一つ。健康に気をつけて自分の道を邁進してください。それだけで十分です。いつも、いつまでも応援しています」代読。母親の想いに共鳴し、時折、声を詰まらせながらも大切に読み上げた。


2人の様子に中川監督も思わず涙し、舞台上の3人共が目を潤ませる中で山時は「俳優の仕事が僕が一番親孝行出来る仕事だと思っているので、これからも俳優を続けて沢山親孝行したいです」としみじみ。菅野は「本当に素敵な息子さん。どうしたらこのように育てられるのか教えて頂きたい!」と親目線をのぞかせつつ「私も母から美穂の穂は稲穂の穂で、“実るほど頭を垂れる稲穂かな”は私も母からもらった大事な言葉です。お母様の母としての気持ちもわかりますし、私自身の母にもそうできるようにと思っています。ふたり大切な言葉になったね」と感動を分かち合っていた。


90m-3.17-中川駿監督-1.JPGさらに菅野は実母に向けて「私はこういう性格なので子育てに向いていると思ったけれど、実際に経験してみると良いと思ったところが育児に向いてない所もあって日々葛藤していますが、そんな時に母が“みんなそうやって育児しているのよ”と言ってくれる時があって。本当に感謝しています。私が働けるのはお母さんが元気だからです。これからも元気でいてください!」と改めて感謝を伝えた。


最後に中川監督は「自分の身近な大切な人に感謝の気持ちを伝えるきっかけになるのではないかと思う作品です」と胸を張り、菅野は「この映画のように母に感謝を伝えなければいけないと思っていたので、今日は私にとって良いきっかけを与えてくれる時間になりました」と感動しきり。山時は「普段言えない事が言えるような、小さな勇気を受け取る事の出来る作品です。テーマが重たい話に思われがちですが、実際は優しくてほっこりするような映画です。その事を含めてこの映画を観せたいと思う方々にプレゼンしてください」と観客に向けて願っていた。
 


【STORY】

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小学生の頃からバスケットボール一筋だった佑。母・美咲が難病を患ったことで、母子家庭で育った佑は高校2年生のときにバスケを辞め、美咲の世話を優先せざるを得なくなる。ヘルパーの支援はあるものの24時間体制ではないため、佑が美咲のケアをしながら家事をこなす日々を送っていた。高校3年生になった今、東京の大学に進学したい気持ちはあるが、美咲を一人にするわけにはいかず、常に手元にある呼び出しチャイムの音が、佑の心を引き留める。その看病が一生続くかのように、自分の夢や希望はすべて諦めかけていたが、担任の先生から自己推薦での受験を勧められる。しかし、日に日に身体の自由を失っていく美咲の姿を見ると、上京したい気持ちを打ち明けられずにいた。そんなある日、介護施設のケアマネジャー・下村からヘルパーの増員により24時間ケアの体制が整ったことを告げられる。我が子の明るい未来を願う美咲は「お母さん、大丈夫だから。好きなようにしていいからね」と優しく声をかけるが──。

【CAST&STAFF】

出演:山時聡真 菅野美穂 南琴奈 田中偉登/西野七瀬
   荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
主題歌:大森元貴「0.2mm」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
プロデューサー:辻本珠子 藤本款 宇田川寧 田口雄介
音楽プロデューサー:杉田寿宏 音楽:Moshimoss
撮影監督:趙聖來 照明:藤井聡史 
美術:松本良二 装飾:八木圭 録音:鈴木健太郎 
製作:映画「90メートル」製作委員会 
製作プロダクション : ダブ 
配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会   
公式HP:https://movie90m.com/   
公式X:@movie90m

2026年3月27日(金)~新宿バルト9、T・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ、MOVIXT京都・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき他 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
 

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