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水上恒司、筋トレで落ち込む倉悠貴を見て「優越感に浸ってました」『OUT』特別上映会 in 大阪(2023.11.4なんばパークスシネマ)

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水上恒司、筋トレで落ち込む倉悠貴を見て「優越感に浸ってました」『OUT』特別上映会 in 大阪(2023.11.4なんばパークスシネマ)
登壇者:倉悠貴、水上恒司、品川ヒロシ監督 
 
累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」が、『ドロップ』で大ヒットを打ち出した品川ヒロシによる監督・脚本で実写映画化される。11月17日(金)からの全国ロードショーに先立ち11月4日(土)、なんばパークスシネマで行われた映画『OUT』の特別上映会では、上映後に井口達也役の倉悠貴、副総長・安倍要役の水上恒司、品川ヒロシ監督が登壇した。
 
地元大阪での舞台挨拶に緊張の面持ちで挨拶をし、「大阪のお客さんはあったかいですね」とほっこりする倉悠貴。そのあとで水上恒司が、「緊張している倉くんの隣だと緊張がほぐれます」と挨拶すれば、品川ヒロシ監督は短く刈り込んだヘアスタイルで「JO1の品川です」と挨拶し、水上と品川監督が倉に愛あるツッコミを入れる、笑いの絶えない舞台挨拶となった。その模様をご紹介したい。
 

 

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―――倉さんと水上さんの共演ははじめて?
倉:初対面でご挨拶したときは水上さんの腰が引くかったのに、どんどん態度が大きくなっていって。(映画で演じた副総長の)要みたいな感じで接してくるのでちょっと怖い(笑)
 
水上:彼にはそれぐらいの接し方がちょうどいいんです。撮影中には僕にとってそれが(演じる)ヒントになればいいと思ったし、ちょっとでも倉さんのヒントになればと思って、心地よくいじめていました。
 
倉:終わってもずっと同じ態度なので、怖いです。取材では(水上さんが自分のことを)嫌いと言われますけど。
 
水上:嫌い、嫌いも好きのうちです。
 
品川:いつもこんな感じです。水上くんがなんか言うと、倉がなんかブツブツ言っている。今日も倉が「人が少ないから、前よりはしゃべれるな・・・」とか、「緊張してきた・・・」と言うので、「緊張しないで!」という感じで接していますね。
 
倉:東京のパパみたいな感じで、家が近所なので遊びに行かせてもらっていますし、品川さんに対しては緊張しなくなりました。
 
品川:トボトボと現れて、トボトボと去っていくんだよね(笑)
 
 

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―――アクションの迫力がすごかったですね。
倉:今まで全く鍛えたことなかったので体を作るところからはじめたのですが、品川さんが一緒にジムに通ってくれたんです。ほぼ毎日、メニューを組んでもらいました。他のみんなも聞きつけて、大勢で通っていましたね。
 
水上:品川ブラザーズみたいな感じで(みんなで)ウェーっと声を上げらながらやっているんですよ。そういうのを見て、なんか可笑しいなと思っていました。
 
品川:おれと水上くんより重量が軽いのを持ち上げるけれど「こんなの持てないよ」と。
僕がアメ、水上くんがムチという感じでフォローしていました。
 
水上:落ち込んでいた倉くんを見ながら、優越感に浸ってました(笑)
 
―――実際にアクションシーンを演じるのは大変でしたか?
倉:やるしかないので、反復練習をしていました。必死になって毎日、みんなに負けないようにやっていました。
 
品川:アクションといいつつお芝居だから、高度なことをやっているけれど、気持ちを入れて芝居から入っていけばやっていけるよと、アドバイスしていましたね。
 
水上:キャンペーンが始まってから、品川さんやアクション監督らの鼎談を読んだのですが、アクションをただの形ではなく、なんで殴るのだろうとか、殴った人しかわからない痛みや、殴られたときの怒りを込めたと書かれていたんです。そして、それは暴力を肯定したくなかったからだと。それを知って、こういう座組でやれてよかったと思いました。
 

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―――アクションシーンではどんな指示を出したのですか?
品川:絶対にパンチが当たっているように見せたかったので、それを研究し、痛さが見えるように、頑張ってつくりました。ハリウッドだと全てCGだけど、ちょっとアナログ、半分CGというのを頑張って考えたので、具体的なやり方は教えたくない。続編ができたら、もっとすごいことを考えたいと思います。
 
―――品川組はいつもこんな(和やかな)雰囲気ですか?
品川:若い子が集まる現場なので、僕もできるだけみんなと同い年ぐらいの気持ちでいたいという思いで、一緒にいましたね。
 
倉:いい緊張感を持ちながらも、部活みたいな感じ。ライバル心もあるし、友情もある。
みんな同世代で、あいつには負けたくないという気持ちがありながらやっていたんじゃないかと思います。
 
水上:僕自身が同世代の方々と作品を通して一緒にやる作品が少なかったので、同級生の倉さんと一緒に演技をできた時間が貴重でした。
 
―――最後に、メッセージをお願いします。
倉:続編をできるように広がっていけばいいなと思っています。面白い映画なので、どんどん広げてくれたらうれしいなと思います。
 
水上:みなさん、焼肉食べたいでしょ?MTKG(明太子卵かけご飯)があるかわからないけれど、「情熱ホルモン」にぜひ行ってください
 
品川:セリフも冗談っぽく言っていることが後々になって絡んできたり、何度か見ていると気づくところもあると思います。この後漫画を読んでいただき、合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。
 
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※フォトセッションごに品川監督が舞台上で倉さん、水上さんと自撮り後のリラックスしたオフショット
 
(江口由美)
 

<作品情報>
『OUT』
(2023年 日本 101分)
監督・脚本:品川ヒロシ 
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
出演:倉 悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) ⽔上恒司
與那城 奨(JO1) ⼤平祥⽣(JO1) ⾦城碧海(JO1)
 小柳 心 久遠 親 山崎竜太郎 宮澤 佑 長田拓郎 仲野 温
じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥)   庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太 
11月17日(金)よりなんばパークスシネマ他全国ロードショー
 

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