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映画『唄う六人の女』(2023年公開予定) と地域活性及びシティープロモーションに関する記者発表会 @奈良市

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(左から、石橋義正監督、伊藤主税プロデューサー、山田孝之さん(主演・共同プロデューサー)、下京慶子共同プロデューサー)


竹野内豊、山田孝之ダブル主演映画『唄う六人の女』(2023年公開予定)

現在、奈良県内を中心に、京都・大阪でも撮影中!


6月17日には奈良県奈良市のピアッツァホテル奈良で、映画『唄う六人の女』と地域活性及びシティープロモーションに関する記者発表会が行われ、山田孝之さんプロデューサーの伊藤主税氏共同プロデューサーの下京慶子氏、そして本作のメガホンをとった石橋義正監督が出席。奈良県で行われている撮影の近況を語るほか、映画『ゾッキ』や「∞ゾッキシリーズ」、「MIRRORLIAR FILMS PROJECT」など、これまで数多くの作品において地域の自治体や民間団体と共に映画をきっかけとした地域活性化プロジェクトを行ってきた彼らが今後、民間及び自治体とどういった形で取り組みを進めていきたいか、といった展望を語る機会となりました。
 


(以下、会見抜粋より)

――最初にあいさつを。

石橋義正監督: 

自然豊かな場所で撮影するという。自然を“自然に”“当たり前のように”感じるということがテーマとなっている映画なので。豊かな自然の中で撮影をすることが大事だったんですけど、今回、奈良、京都、大阪というロケーションで撮影をさせていただけたことが非常に幸運でした。まだ撮影の最中なんですが、より多くの人に届くように作って参りたいと思います。

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伊藤主税氏(プロデューサー):

僕たちはいろんな地域で、行政と民間の方と一緒に(映画製作の)実行委員会を作ったりと、地元民の方と深くつながって映画を作ってまいりました。監督がおっしゃった通り、今回の映画も奈良・京都・大阪で撮影をしました。映画をきっかけとした地域のつながりや、映画の新しい形の発表の仕方などを考えています。

 

 


 


 

山田孝之さん(主演・共同プロデューサー):

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今回は一応キャストではあるんですが、共同プロデューサーという立ち位置でもあります。具体的に映画作りを進める中で、プロモーションの段取りをふくめて、いろいろとアイデアを話し合ったりしています。(伊藤プロデューサーが代表を務める)《and pictures》さんは昔から地方創生に力を入れていて、地域と一体になって映画を作っているわけですが、どこかの地域の方が言っていたんですけど、大人になってから映画作りに入るのは文化祭をやっているような感覚で、みんなすごくワクワクしているんだと。そうやって地方で撮影をすることで、他県の方にその地域の素晴らしさ、美しさを伝え、さらに普段、日常的に見慣れていて目が届かないようなところの、あらためて自分たちが住んでいるところの良さが伝わるといいなと思っています。

僕たちは公開をしたタイミングで、舞台あいさつとかで戻ってくるんですけど、毎回どこでやっても「ただいま」と言うし、「おかえり」と言ってくれる。ひとつの映画ですけど、人とのつながりが新たにできたり、再確認したりというのがすてきな取り組みだなと思っていて、いつも伊藤さんとこういうことをしています。

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下京慶子氏(共同プロデューサー)

今回は共同プロデューサーだけでなく、ドローンパイロットとしても参加しております。日々、現場で見ている地上からの景色と違って、上から見る景色というのはまた違う魅力があって。空からの魅力も詰まった作品かなと思っております。

 

 


――今回の撮影場所で良かった点について教えてください。

石橋監督:今は撮影中なので、具体的な場所をお伝えするのはなかなか難しいんですが、奈良では、宇陀市、大和郡山市、そして奈良市と撮影させていただきまして。古い建物、大変貴重な文化財などで撮影をさせていただきましたし、京都の南丹市の深山では、原生林での撮影を許可していただきました。なかなか原生林での撮影は難しいですが、人の手がついてない場所なので、貴重な植物や生き物がいる。そうした場所で撮影をさせていただけるということは、わたしにとっても大変重要な経験になりました。

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――この地域をロケ地として選んだ理由は?

石橋監督:まずわたしが京都在住でして、生まれてからずっと関西に住んでいるんですが、こういう映像やメディア関係の仕事をしていながらも関西を拠点に置いている。それが大きな理由のひとつになっているかなと思います。


――心に残っている場所はありますか?

山田:やはりどこもすてきだと思いますよ。京都の深山もそうですが、昔ながらの文化、歴史が残っている地域だということは知識としてはなんとなく知っていたけど、肌で感じるということはあまりなかったので。そういったものが映画を通して伝わったらいいなと思いますね。


――撮影以外ではどんなところに行きましたか?

山田:いろいろと行っていますよ。お野菜はけっこう力を入れているところがあるので。そういうカフェやおそば屋さんにも行きましたし、いろいろと楽しんでおります。ここの食事もそうなんですけど、あるキャストの方が奈良にほれ込んで、奈良に引っ越したいと行っている人もいるくらいなので。あと、何度行っても奈良公演というのは不思議な場所ですね。あの鹿たちが。でもすごくいいところですよね。そういう奈良の魅力が映画を通じて、他県の方や海外の方に少しずつでも伝わったらいいなと思います。
 



映画『唄う六人の女』

【あらすじ】
車の事故で、美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の二人の男 萱島と宇和島 。目がさめると、その村に住む美しくも奇妙な六人の女たちに監禁されている。二人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。


公開日:2023年
監督・脚本:石橋義正『ミロクローゼ』
出演:竹野内豊、山田孝之ほか

 


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 

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