レポートインタビュー、記者会見、舞台挨拶、キャンペーンのレポートをお届けします。

田中みな実 初主演映画『ずっと独身でいるつもり?』公開記念舞台挨拶

zuttohitori-bu-550.jpg

田中みな実「周りに何を言われようとも自分が信じたまま、

たくましく生きていこうと思える作品です」

おかざき真里先生からのメッセージ&イラストも!
 


■日程:11月20日( 土)

■場所:新宿バルト9 スクリーン9(新宿区新宿3丁目1‐26 新宿三丁目イーストビル13階)

登壇者:田中みな実、市川実和子、松村沙友理、徳永えり(敬称略)

■M C:伊藤さとり(敬称略)



zuttohitori-550.jpg現代を生き抜く女性の抱える不安、寂しさ、希望をていねいに描いたおかざき真里原作「ずっと独身でいるつもり?」がついに映画化し、全国公開中!本作は、無傷では生きられない現代の女性へ贈る<わたしたちの物語>。


この度、本作の公開を記念し、公開記念舞台挨拶を実施し、主演の田中みな実をはじめ、市川実和子松村沙友理徳永えりが登壇いたしました。なお、ふくだももこ監督は本日体調不良のため、イベントを欠席となりました。


冒頭、田中が「観ていただいたお客様ですよね?いかがだったでしょうか?」と笑顔で問いかけると、会場は大きな拍手に包まれる。「実際に映画を観ていただいたお客様と対面するのは初めてなので、ちょっと違う緊張感で今、ここに立っています」と挨拶。「楽しんでいただけたようで、本当によかったです、ありがとうございます」とお辞儀した。

市川は「朝早くからお越しいただきありがとうございます。みなさんのお顔がキラキラしているのを見ることができてとてもうれしいです」と微笑んだ。

松村は「作品を早く観てほしいとずっと思っていましたが、いざ公開の日を迎えるとこんなにもドキドキするものなんだなと感じています」と緊張気味に挨拶。

徳永は会場を見渡しながら「こんなにたくさんの方が観てくださったと思うと、感無量です」と感謝の気持ちを伝えた。

体調不良のため欠席となったふくだ監督からは手紙でメッセージが届き、MCが代読。「この映画があなたやあなたの隣にいる誰かの心に届きますように」とこのご時世に映画が公開することを「奇跡」としつつ、よろこびを語った。


zuttohitori-bu-tanaka-240-1.JPG映画が公開された今の心境を訊かれた田中は1ヶ月前に完成披露試写会をやらせていただきましたが、そのときとはまた違う高揚感と言いますか、緊張感がある中で、今日この日を迎えました。昨日、いつも行っているお魚屋さんで『公開おめでとうございます』と言われたりして。こんなにみなさん(映画公開を)知ってくださっているんだなということがとてもうれしくて。しかも今日はこんな朝早い時間にもかかわらず満席で観ていただけたことをすごく幸せに思います」と感激の様子だった。


映画のタイトルにちなみ、「ずっと続けていること、ずっとやめられないことは?」という質問に田中は「領収書の整理をその日のうちにすること」と回答。さらに「ためてしまうと大変だから毎日仕分けするようにしています」とし、「毎日やらないと気が済まなくなっていて、整理しやすくするために(領収書をためないように)お財布を小さくしたりしています」とやめられない理由と続けるコツを明かした。「領収証どうしてる?」と訊かれた松村は「たまってます」と苦笑い。市川も「私は(領収書の整理も含めて)“いつかやる”といってやらないのがやめられないです」とにっこり。徳永は「お財布の話が目からウロコでした。大きい長財布を使っているので、すぐにやめます」と宣言していた。「整頓上手ですね」という市川の言葉に田中は「なんでもしまう癖があります」と回答。「何も出しっぱなしにしないので、うちは何もないです」と綺麗に片付いている様子を明かした。


zuttohitori-bu-ichikawa-240-1.JPG市川は田中のコメントを聞きながら「自分とは全く違う、真逆だと思いました」とコメントしつつ「唯一続けられていることがモデル業です。限界までいきたいなと最近思うようになりました」と語り、がんばるために体重計を買って、“体作りをしたいと思っている”と、宣言。市川から「ズボラでも続けられる美容法を教えて」とリクエストされた田中が「お風呂上がりにしばらく裸で過ごし、クリームとかをたっぷりと塗り込むこと」と答えると、「裸でいて寒くないんですか?」と驚く市川に「部屋を加湿するのがおすすめです」としっかりと美容のコツを伝えていた。「加湿!そうか」と納得した市川は「できることからはじめてください」という田中のアドバイスに「はい!」と元気に答えて会場を和ませた。

 

zuttohitori-bu-matsuura-240-1.JPG睡眠がやめられないことだという松村は「お休みの日は20時間くらい寝ています」と告白。「いくらでも寝られる」という松村に「ちょっと心配だよね」という田中だったが、市川は「そのうち寝られなくなるから大丈夫」と微笑む。すると松村は「そう思ったのですが、母は今でもよく寝られるそうなので、もしかしたら遺伝かもしれません。一生寝れちゃうかも(体質なの)かも」とおどけた表情を浮かべていた。「寝ることは肌にいいって言いますよね?」とMCがフォローすると田中は「(美容に良いのは)適度な睡眠ですよね(笑)。7時間とかよく言いますけれど」とコメントし、「お腹空いたりしないの?」と松村に質問。「まったく空かないです」とケロッとして笑わせた。
 

zuttohitori-bu-tokunaga-240-1.jpg変顔がやめられないという徳永は「すぐふざけちゃうんです。舞台挨拶や撮影のときはちゃんとしているのですが、カットがかかると変顔をしたくなるんです。張り詰めた空気がおもしろくなってすぐ変な顔をして、写真とかもすごくふざけてしまうので、マネージャーさんにも“こういう写真は使えない”って怒られることもよくあります」と微笑む。田中が「今、(変顔)していいですよ」と促すと「そう言われると思ったのですが(笑)、今はこのモードでちゃんとしたままでいかせてください」と徳永がお願いする場面もあった。


イベントではサプライズでおかざき真里先生からのお手紙&キャスト似顔絵イラストを紹介されると、田中は「原作があるものは原作の先生が(映画を観て)どう思われるのか、というのが演じる側としてはとても気になるものなので、おかざき先生のメッセージを聞いてホッとしています」と安堵の様子。イラストを描いてもらったことはほとんどないという田中は「持って帰って、家宝にします!」とよろこびを爆発させた。イラストを見つめながら市川は「ちゃんと特徴を捉えてくださり、ありがとうございます!」とニコニコ。松村は「先生の他の作品も大好きなので、続編期待しちゃうぞという気持ちです」とし、「今日も、スパイシーピンクちゃんで来ました」とイラストと衣装のリンクについても触れた。徳永は「とても綺麗に描いていただいてすごくうれしいです。役に共感してくれたという先生の言葉に安心しました」と微笑んだ。


最後の挨拶で、田中は「この映画は、結婚している、していない、子どもを産むとか産まないとか、そういうことにとらわれず、周りに何を言われようとも、自分が信じたまま、たくましく生きていこうという作品になっています。そんなことを感じながら楽しんでいただきたいです」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
 


●オフィシャルスチール&おかざき先生からのイラストデータはこちら⇒


zuttohitori-田中みな実&ふくだ監督.jpg

(田中みな実とふくだももこ監督)

<ふくだももこ監督からのメッセージ(全文)>

このご時世に無事、映画が公開されること、奇跡みたいなんてよく言いますが、本当に奇跡なんです。どうかこの映画が、あなたや、あなたの隣にいる誰かの心に届きますように。観終わった後、新宿の街を風のように、かろやかに歩くあなたの姿を想像しながら"一緒に生きていこうね"と、エールをおくります。

PS.もしベビーカーで困っている人がいたら、まみのように迷わず「手伝いますよ」と声をかけてください。そうやって世界は、少しずつ良い方向に変わっていくと信じています。

 

<おかざき真里先生からのお手紙(全文)>

このたびは素敵な映画に仕上げていただき誠にありがとうございます。ご覧になったみなさんの背中をそっと押してくれるような、少し勇気が出るような、そんな気持ちになってくれると嬉しいです。

田中みな実さま:主演が決まった時、私はもちろんですが大学生の娘が「すごい!」ととてもはしゃいでいました。柔らかい空気をまといつつ、凛とした背中を広い世代に見せていただける存在感が素敵すぎました。

市川実和子さま:CUTiEで育った私にとって、憧れの存在でした。そしてその頃からお変わりない輝きがすごい。出演していただき本当に嬉しいです。

松村沙友理さま:原作にはない役ですが、今から漫画を描くならぜひ登場させたいキャラクターでした。今風だけれど難しい役どころ、映画の中で「スパーシーピンク」な存在、とても素敵でした。

徳永えりさま:子育てをしている身として、鎖骨が砕けるくらいうなづきました。独身もお母さんも同じ人間なのだと、説得力のあるキャラクターをありがとうございます。

みなさま本当にありがとうございました。
 


『ずっと独身でいるつもり?』

原作:おかざき真里(原案:雨宮まみ)「ずっと独身でいるつもり?」(祥伝社フィールコミックス) 
出演︓田中みな実 市川実和子 松村沙友理 徳永えり 稲葉友 松澤匠 / 山口紗弥加 / 藤井隆 / 橋爪淳 / 筒井真理子
監督︓ふくだももこ  脚本:坪田文 
音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)  
主題歌:にしな「debbie」(WARNER MUSIC JAPAN)
配給︓日活
公式サイト︓https://zuddoku-movie.com/  
公式twitter︓ @zuddokumovie  公式instagram︓@zuddokumovie
(C)2021日活

全国絶賛公開中!


zuttohitori-pos.jpg

【ストーリー】

10年前に執筆したエッセイから一躍有名作家となった本田まみ(田中みな実)、36歳、独身。女性の幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得たが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間の需要に応えつつも、作家として迷走中にあるまみは、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配されている。さらに、配信番組でのまみの発言に「空っぽになった」と感じ、失望する元ファンの由紀乃(市川実和子)。夫への小さな不満を抱えながらインスタ主婦を続ける彩佳(徳永えり)。パパ活女子として生計をたてつつも、若さを失うことに怯える美穂(松村沙友理)。異なる生きづらさを抱える4人が踏み出した小さな一歩とは?
 


(オフィシャル・レポートより)

 
 

月別 アーカイブ