
『愛がなんだ』今泉力哉監督が描く男性同士の恋愛の“その先”の物語
2 人の青年の恋と人生を描く
「BL= BOYS LIFE」という新ジャンルを確立!
変わりゆく LGBTQ のファミリー像 誰にでも優しい社会を目指して
場所:立命館大学衣笠キャンパス充光館地下シアター教室
日時:12 月20 日(金) 18:00 本編上映開始 /20:10~20:50 トークセッション
登壇ゲスト:南和行(「his」監修・弁護士) 、アサダアツシ(企画・脚本)

この度、立命館大学において、映画を通じて、変わりゆくLGBTQのファミリー像と社会の眼差しについて考えるトークセッションを実施いたしました。約 150 名の学生・一般客を前に、上映終了後、本作を監修した南和行弁護士と、脚本を担当したアサダアツシが登壇。


南弁護士自身、同じく弁護士の同性パートナーと暮らす家で未成年後見人として 19 歳の子と 1 年半ぐらいの間 一緒に暮らした事があるという。「映画にも出てくるように近所のお餅つき大会に僕たちも出ましたよ!(笑)ご近所の方に「事情があって預かっているよその子なんですよ~」と説明すると「似ているから親戚かと思った。よその子なんて言ったらあかんやん!一緒に住ん でいるんだから!」と言ってくださった。そういう場面になったときは人は優しいのかもしれない。ただ、行きがかり上ではなく、自ら(子育てに)踏み出すのはまだまだ厳しい社会であるとは思う。」と実体験を踏まえつつも現実的にはまだ厳しい一面も語った。

最後にアサダは、「いろんな意味で生きづらさを抱えている人がいると思う。考え方ひとつ変えるだけで、意外にやさしく受け止めてくれる人がいるんじゃないか。”これが正しい”という答えは無いんじゃないかと思う。この映画を観た時に、こうでなければならないという考え方をはずしてもらえたら嬉しいです。」と 締めくくり、イベントは盛況で終わった。
【STORY】
井川迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6 歳の娘・空を連れて、元恋 人の日比野渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に生きていたい」と気持ちを伝える。しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていくー。
井川迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6 歳の娘・空を連れて、元恋 人の日比野渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に生きていたい」と気持ちを伝える。しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていくー。
◆出演:宮沢氷魚 / 藤原季節 松本若菜 松本穂香 / 外村紗玖良 中村久美 鈴木慶一 根岸季衣 堀部圭亮 戸田恵子
◆監督:今泉力哉 企画・脚本:アサダアツシ 音楽:渡邊 崇
◆製作プロダクション:ダブ 企画製作:メ~テレ 製作:映画「his」製作委員会
◆配給・宣伝:ファントム・フィルム ©2020 映画「his」製作委員会
◆(日本/5.1ch/カラー/127 分)
◆公式サイト: https://www.phantom-film.com/his-movie/
◆監督:今泉力哉 企画・脚本:アサダアツシ 音楽:渡邊 崇
◆製作プロダクション:ダブ 企画製作:メ~テレ 製作:映画「his」製作委員会
◆配給・宣伝:ファントム・フィルム ©2020 映画「his」製作委員会
◆(日本/5.1ch/カラー/127 分)
◆公式サイト: https://www.phantom-film.com/his-movie/
2020年1月24 日(金)~シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ、2月7日(金)~シネ・リーブル神戸 ほか全国ロードショー
(オフィシャル・レポートより)