日時:6 月 8 日(土) 14:00~14:20
場所:TOHOシネマズ梅田 スクリーン 9
登壇者:坂口健太郎(27)、佐久間由衣(24) MC:高井美紀(MBS アナウンサー)
父親の心を取り戻すための「光のお父さん計画」って??
「ファイナルファンタジーXIV」の美しくスペクタルゲームの世界も堪能できる、
ハートウォーミングなヒューマンドラマ。
坂口健太郎、吉田鋼太郎主演で贈る『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、寡黙な父親の心を取り戻そうと「ファイナルファンタジーXIV」の中で「光のお父さん計画」なるものを実行する感動のヒューマンドラマが、いよいよ6月21日(金)から全国公開される。家族だからこそ素直に話せない、そんな誰しも経験のある心情が共感を呼ぶブログが累計アクセス数 1,000 万超の大人気となり、書籍化された上に今春4月からはMBS/TBSでテレビドラマ化もされた。その感動の実話が、ついに映画化された!!
公開を前に大阪で開催された先行上映会の舞台挨拶に、主演の岩本アキオを演じた坂口健太郎と、会社同僚の井出里美を演じた佐久間由衣が登壇。二人の若くて長身のフレッシュコンビが現れるや否や会場から大きな歓声が上がった。作品同様、爽やかな雰囲気の中、作品内容や撮影現場の様子について、またお互い共演をキッカケに知った意外な点などを語ってくれた。
――最初のご挨拶
坂口:今日は短い時間ですが映画の話を沢山してから映画を観て頂いて、いい想いを伝えられたらいいなと思います。
佐久間:上映前ですが、いろんなことをお話しできたらと思います。
――昨日から大阪に入られて、MBSの「ちちんぷいぷい」「ミント」「サタデープラス」「せやねん」と次第に濃い番組に出演されていましたが、如何でしたか?
坂口:楽しかったですよ。出演者の方々のパワーに圧倒されつつも、いろいろ食べさせてもらって…、ごめんなさい!僕だけでした!
佐久間:私は食べさせてもらえませんでした(笑)。
――ゲストに失礼だと思いません?わざわざ東京からおいで下さっているのに…。
坂口:でも、公正な番組だと思いましたよ(笑)。だからこそ燃えました!
――それが大阪なんですゥ(笑)。昨夜はお食事に行かれたんですよね?
坂口:たこ焼きを食べましたし、福島地区で美味しいお食事とお酒を頂きました。やっぱり粉もんを頂かないとね。
――大阪のイメージは?
坂口:元気なイメージがあります。劇場に入ってきた時のドカンとくる感じが違いますね。
佐久間:私はお仕事で来たことはないのですが、プライベートではお芝居を観に来たことがあります。今回初めてお仕事で来させて頂きました。
――スタジオで「かつみさゆり」さんの“ボヨヨ~ン!”を間近で見てびっくりされたでしょう?
坂口:凄かったですね、でも素敵でしたよ♪
――この舞台挨拶にも来たそうにしておられましたよ。
坂口:それは盛り上がって、面白くなったかも?(笑)
――撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
坂口:今年の3月位に1か月というタイトなスケジュールで撮っていたのですが、キャストの皆さんがとても穏やかな方ばかりで、作品的にも温かな物語だったので、決めるシーンは決めるという具合にスムーズに進んでいきました。
佐久間:私は4日ほどで撮り終えたので、坂口さんは大変だったのでは?でも、坂口さんの力で引っ張っていかれて、スムーズに撮影できたのではないかと思います。
――坂口さんの最初のイメージと変わった点は?
佐久間:大いにあります。お会いする前はスタイル良くて、笑顔が素敵で、ハンサムでと皆さんと同じようなイメージを持っていたのですが、それだけでない別な一面を沢山見ることができました。それはとても“おかしい”ところです(笑)。
――“おかしい”ですか?面白いのではなく?
佐久間:そう、そうです!いっぱい面白い面が見られて、とても楽しくご一緒させて頂きました。
坂口:僕もこのキャンペーンを通じて佐久間さんへの印象が変わりました。無理をしないで力を抜いていられるというか、佐久間さんと一緒にいると楽しくて気持ちのいい貴重なキャンパーンとなっています。
――思い出に残ったシーンは?
坂口:最初台本を読んでいる時に「難しそうだな」と思ったのはモニターの前で演技するシーンです。アキオの部屋のシーンは一気に撮ったのですが、後半の物語が進んでいった吉田鋼太郎さんとのシーンもとてもすんなり感情が出てきました。そこがとても好きなシーンなんです。
――現場での吉田鋼太郎さんとは?
坂口:寡黙な父子役だったので、そうした関係の場合はあまり話をしないという俳優さんもいらっしゃいますが、吉田さんはとても気さくに仲良くお話して下さいました。
――佐久間さんは映画のためにゲームデビューされたんですよね?
佐久間:今回の役は私と似た部分があるので、撮影前にゲームの練習をさせて頂きました。ゲームはとても難しかったですね。
坂口:ゲームをやっている方もやったことのない方も、きっと驚かれて楽しめる作品だと思います。
――その通りですね。ゲームの魅力がよく理解できましたし、こんな深い繋がりがあることを教えてくれる作品ですね?
坂口:そうなんです。映像のクオリティーも高いし、ゲームの世界を存分に楽しんで頂けると思います。
――先行上映会は本日の大阪が初めてなんですよ。いろんな番組に出られましたが、大阪は如何ですか?
坂口:とても楽しいですよ。食事も美味しいし、人もいいし、昨夜も「最高だ!」とひとり盛り上がってました。
佐久間:「ちょっと落ち着いて!」と抑えるほど熱かったです、坂口さんは――(笑)。
――そうだったんですか?坂口さんはクールなイメージでしたが、佐久間さんが「おかしい」と仰った意味が分かるような気がしてきました。
佐久間:そうなんです!
坂口:新たな魅力が出ているでしょう?(笑)
――最後のご挨拶
佐久間:本日は短い時間でしたがどうもありがとうございました。この映画は、ゲームをやったことのある人でも、やったことのない人でも、いろんな世代の方に楽しんで頂けると思います。これから映画を観て頂いて、一人でも多くの方に感想を伝えて頂けたらなと思います。今日は本当にありがとうございました。
坂口:ほんのカケラでもこの作品の良さを伝えられたらいいなと思っております。とても温かく優しい気持ちになれる作品です。誰でも親や兄弟などと微妙な距離を置いてしまって話せないという経験があると思いますが、そんな時にポンと背中を押してくれるような存在の作品になっていたらいいなと思います。公開されたら作品が羽ばたいていくと思うので、皆さんもSNSで広めて下されば嬉しいです。どうかよろしくお願い致します。
広告代理店に勤務するアキオ(坂口健太郎)は、ゲーム「ファイナルファンタジー」の仮想世界で仲間たちと本音トークしながらゲームを楽しんでいた。明るい専業主婦の母親(財前直見)と減らず口の絶えない妹(山本舞香)との3人暮らしをしていたが、長らく単身赴任をしていた父親(吉田鋼太郎)が出世を目前にして辞職して帰ってきた。辞職の理由も何も語らぬ父親にゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレゼントするアキオ。幼い頃、父親が初めて買ってくれたゲームが「ファイナルファンタジー」だったのだ。あの頃のように一緒にゲームができればと思ったのだが…。
寡黙で取っ付きにくい父親を吉田鋼太郎が熱いテンションを心に秘めて好演。父親の心をゲームで取り戻そうとする優しい息子を、坂口健太郎が不器用なまでのナイーブさで熱演。鋭いツッコミで笑いを誘う妹の山本舞香の存在がまたスパイスを効かせている。そんな家族をよく理解する優しい母親を財前直見が、小気味いいテンションで明るく見守る。ゲームの世界の連帯感と家族の連帯感をマッチさせる絶妙のコミカルさで観る者の心を熱くする感動作である。
・監督:野口照夫、山本清史(エオルゼアパート)
・キャスト:坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見
・声の出演:南條愛乃、寿美菜子、 悠木碧
・配給:ギャガ
・Ⓒ2019『劇場版 FF14 光のお父さん』製作委員会 Ⓒマイディー/スクウェア・エニックス
・公式サイト:https://gaga.ne.jp/hikarinootosan/
2019年6 月 21 日(金)~TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS)他全国ロードショー
(河田 真喜子)