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"だまされたいオトコNO.1!"ディーン・フジオカ主演映画『結婚』舞台挨拶

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“だまされたいオトコNO.1!”ディーン・フジオカ主演映画『結婚』舞台挨拶

ゲスト:ディーン・フジオカ(36) 、西谷真一監督(57)
(2017年6月13日(火)なんばパークスシネマにて)


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『結婚』
■2017年 日本 1時間58分
■原作:井上荒野「結婚」(角川文庫刊)
■監督:西谷真一 ■脚本:尾崎将也
■主題歌:DEAN FUJIOKA「Permanent Vacation」(A-Sketch)
■出演:ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、古舘寛治、萬田久子、貫地谷しほり
公式サイト: http://kekkon-movie.jp
■©2017「結婚」製作委員会

■2017年6月24日(土)~テアトル梅田、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、109シネマズHAT神戸 他全国ロードショー
 



きらめく満面の笑顔で登場!
ディーン・フジオカの完璧な美しさこそ、罪だ。

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すべてをトロけさせるよなディーン・フジオカの笑顔に、大阪の街はひときわ明るくきらめいた。NHK朝の連続小説「あさが来た」(2014年~2015年)で、ヒロインに大きな影響力をもたらす五代友厚役を演じ一躍“時の人”となったディーン・フジオカ。それまで台湾や香港などアジアを中心に活躍してきた逆輸入タイプのスターだ。今後、語学力や音楽など多方面の才能を活かして日本での活躍が期待されている。そんな完璧なビジュアルと才能を持つディーン・フジオカが結婚詐欺師役に挑戦!・・・「そりゃダマされるでしょう?いや、ダマされたい!」と思えるようなストレートなキャスティングだが、古海健児(うるみけんじ)という結婚詐欺師の悲哀をスタイリッシュな役作りで浮き彫りにしていく。


現代劇でありながら、どこか昭和の雰囲気のするメランコリックな感覚で表現したのは、「あさが来た」の演出を手掛けた西谷真一監督。ディーン・フジオカとは3回目のコラボ。結婚詐欺師とはいえ、女たちを最高に幸せな気分にさせて一律100万円をせしめるという手法。騙された女たちは、お金の問題より、古海健児を愛するあまりその真意知りたさに彼を追い駆ける。男も魅了されるというディーン・フジオカの色気が、女優陣がかすむほどの美しさでスクリーンを駆け抜ける。


kekkon-550.jpg6月24日(土)の公開を前に開催されたなんばパークスシネマの先行上映会では、主演のディーン・フジオカと西谷真一監督が舞台挨拶のため登壇。超満員の会場は割れんばかりの歓声に包まれ、すっかり「五代様」が板についたディーン・フジオカに、「おかえり~!」の声援が上がった。詳細は以下の通りです。(敬称略)


 

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――ハードな撮影だったのでは?
監督:撮影期間は予備日なしの2週間でした。ディーンさんからもアイデアを頂きながら撮影を進めました。
ディーン:監督とは3回目のコラボとなりましたが、ディスカッションしながらアイデアを出していきました。

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――最初に結婚詐欺師という役を聞いてどう思いましたか?

ディーン:犯罪者か…? でもやりましょう。どんな作品でも監督が選んで下さるのならやりたい。

監督:原作の主人公・古海健児は40代半ばの背の低い男なんですが、それをディーンさんがされたら、古海健児というキャラクターが引き立つのではと思いました。


――撮影終わってどんな気持ちでしたか?
ディーン:不思議な感じでした。2週間「古海健児」として生きて、とても密度の濃い日々でした。今回主題歌も担当させて頂いたので、すべてがひとつの作品に仕上がったときには、感無量でした。


――ディーンさんのアイデアも色々取り入れられたとか?
ディーン:シャインマスカットは僕の好物なんで、提案しました。シャインマスカットの美し過ぎる色や形、まるで人工物みたいに甘くて美味しい、食べ終わった後の茎のシュールさもいいなと思ったんです。


kekkon-500-4.jpg――ピアノを弾くシーンではとてもエレガントに弾いておられましたね?
ディーン:ただピアノを演奏するだけなら練習すればある程度はできると思います。今回は、ピアノを弾きながらセリフを言い、さらに相手の松本さんのセリフに呼応するという、とても難易度の高いシーンでした。普通は予め音を録っておいて、それを聴きながら演技をするケースが多いのですが、まるでミュージカルの舞台をやっているようでした。


kekkon-Di-240-1.jpg――ディーンさんがNHK朝の連ドラ「あさが来た」(2014~2015)に出演されていた頃に比べて凄いなと思われた点は?
監督:元々凄い人だなと思ってましたが、さらに大きくなっていかれる方だと感じています。


――監督から見たディーンさんの魅力は?
監督:僕が言うのもなんですが、「色気」ですね。男でもコロッといくような色気は、他の俳優さんには無いものです。

――どのシーンでそう感じましたか?
監督:全部です。観る方によって感じ方も違うと思うので、全部のシーンが凄いです。


――撮影中“びっくりぽん!”のような出来事はありましたか?
kekkon-Dean-240-5.jpgディーン:アイデアを出したりディスカッションする中で予定外のシーンを踏み込んで撮影したり、その場でいろんなことを試して、すごくライブ感のある撮影現場でした。

――今回の役は多くを語らず目線や動きで表現していますが?
ディーン:そうですね、ジェスチャー表現は多かったですね。ひとつひとつの動作に意味を持たせることに監督と相談しながら演じました。例えば、手で髪の毛を触るにしても繰り返していると法則性ができ、そこに情緒が生まれます。ポケットに手を入れる立ち方にしても、グラスの持ち方やコスチューム・小道具など、シンボルとなるものにこだわりました。


――この映画を通じて、結婚っていいものだなと感じることは?
ディーン:普段一緒に住んでいないので、家族が居る所が僕の帰る場所だと実感できたことでしょうか。

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――主題歌について?
ディーン:最初から主題歌を担当させて頂くことは聞いておりました。リフを刻むことが古海健児のうごめいている心情を表現できるように、歌詞も彼の日常をもとにテーマを込め、言葉を突き抜けていく音みたいで手応えを感じました。NHK連ドラ「あさが来た」から始めようと思い、言葉遊びになるように「あさが来てからスタート」というスタンスで作りました。当時の連ドラの関係者の方にも聴いて頂きたいとメッセージを込めました。監督さんからも映画を〆るような歌になるようにとのオファーを受けておりましたので、作品の内容をちゃんと受け止めてもらえるように、物語を引っ張っていけるような曲を作りました。


――ディーンさんの今後に期待することは?
監督:できれば続編を作りたい。あるいは、「やすらぎの郷」ではありませんが、高齢の女性とのラブストーリーも作りたい。

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――大阪はどこがお気に入りですか?

ディーン:北浜の証券取引所の前を車で通るだけでも、「五代友厚」と心の中で対話をしてしまいます。大阪に着く度に思うのですが、風水を考えて作った街というのはエネルギーを感じて元気になれます。歩いているだけでも気持ちいいです。


――お好きな関西弁は?
ディーン:お気に入り・・・?(「そやな~」「すきやで~」「ほんまやで」等々と会場から声がかかる)

監督:大阪は独特です。大阪は東京と違って情がアツイ。住めるもんなら住みたい!


(最後のご挨拶)
監督:1回目はストレートに観て頂いて、2回目は古海健児の気持ちで、3回目は女優陣の気持ちで観て頂きたいです。できれば3回観て頂きたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

ディーン:3回と言わず、何回でも観て頂ければ嬉しいです。古海健児がこの後どうなっていくのか?主題歌が流れる最後までじっくりと観て頂きたいです。本日は本当にありがとうございました。



kekkon-Dean-240-6.jpgこれほど笑顔を絶やさないゲストは初めて。会場のお客様の声援にも笑顔で応え、司会者の質問にも言葉を選びながら慎重に答え、西谷監督への敬意を欠かさず、取材する側もこんなに気持ちのいい取材は珍しい。周囲の人々すべてをハッピーにするディーン・フジオカに、改めて魅了されてしまった。

(河田 真喜子)