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『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』ライブプレミアイベント

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 バレエ界の優雅な野獣 セルゲイ・ポルーニン、東京藝大に降臨
圧巻のパフォーマンスに鳴り止まない拍手と歓声!

「アーティストは世の中を導ける存在だ」

 
7月15日(土)よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほかで公開の『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』。公開に先駆け芸術の総本山である東京藝大学のコンサートホール、奏楽堂にてライブプレミアイベントを開催。上映後には、YouTubeで1900万回以上も再生された『Take Me To Church』のダンスパフォーマンスとトークイベントを行いました。 


映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』
ライブプレミアイベントwithセルゲイ・ポルーニン

【日時】:2017年4月27日(木)18:30開場/19:00開映
【会場】:東京藝術大学奏楽堂(台東区上野公園12-8)
【出演】:セルゲイ・ポルーニン
【プレゼンテーター】:箭内道彦



Dancer-550.jpg映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』の日本公開を記念したライブプレミアイベントが27日、東京藝術大学・奏楽堂にて行なわれ、2011年の公演以来、6年ぶりの来日を果たしたセルゲイ・ポルーニンが出席。本編上映後のステージでは、YouTubeで1,900万回以上も再生された独創的なパフォーマンス『Take Me To Church』を生披露し、続くトークコーナーでは、プレゼンターを務めたクリエイティブディレクター・箭内道彦氏と共にアートへの思いを熱く語った。本作は、誰よりも美しく舞い、誰よりも高く跳ぶ、孤高の天才ダンサー・ポルーニンの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。19歳で名門・英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれるが、その2年後、人気絶頂期に電撃退団。果たしてその真意とは?全身にタトゥーを纏い、決して型にはまらないバレエ界きっての異端児ポルーニンの生き様を、本人や家族、友人、関係者らのインタビューを交えながらひも解いていく。


Dancer-ivent-240-2.jpg上映会が終了し、暗闇の中から瞑想するように登場したポルーニン。アイルランド出身の世界的ミュージシャン、ホージアの楽曲『Take Me To Church』に乗せて、劇中にも登場したあの伝説のパフォーマンスを生披露。正面にパイプオルガンが鎮座する特設ステージをフルに使ったダイナミックなターン&ジャンプ、優雅でセクシーな身のこなし…鍛え抜かれた肉体の躍動に、観客は息をのむばかり。圧巻のパフォーマンスが終了すると、堰を切ったように客席から「ブラボー!」の歓声が飛び交い、万雷の拍手が沸き起こった。

 

 

箭内氏がMCを務めたトークコーナーでは、アートに対する熱い思いを真摯に語ったポルーニン。「アートというものをどう捉えているか?」というストレートな質問に対しては、「私にとってアートは、優雅で美しいものを生み出すこと。それが人々の心に届き、日々の暮らしに足りないものを補うのだと思います。もしこの世の中がパーフェクトだったらアートはいらない。ところが悲しいことに、世界は戦争やテロなど悪事に溢れている。だからこそアートは存在するのではないかと思います」

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Dancer-ivent-240-1.jpgこれに同調した箭内氏は、「ここ数百年の中で、最もアートが必要とされている時かもしれない」と投げ掛けると、ポルーニンも「アーティストは世の中を導ける存在だと思っています。火星に行くロケットも、建築物も、洋服も、何もかも、それをつくるアーティストがいなければ存在しない。何かを生み出すところに全てアートが存在する。どんな仕事でも、クリエイティブであれば、それはアートだと私は思います。だから国を動かす政治家も、もっとクリエイティブなヴィジョンや創作といったものにもっと目を向けるべき」と話した。最後に、これからアートの世界へ入っていく若者たちに向けてポルーニンは、「失敗を怖れず勇気を持って挑んでほしい。例えば、飛行機が高度を上げ過ぎると不安定になり、安定する位置まで高度を下げようとしますが、私の場合、高いところに留まって、必死に維持しようと努力する自分をイメージします。そしてもう一つ大切にしてほしいのは、孤独であることを怖れず、ありのままの自分でいること」と言葉を噛みしめる。「その場所が自分にとって心地良すぎると感じたら、そこから立ち去る」というポルーニン。

常に苦難の道に挑み続けるからこそ、その佇まいは優雅で美しく、そして誰も手出しできない野獣の威厳に満ちているのかもしれない。
 



【映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』について】 

Dancer-500-1.jpg<ヌレエフの再来>と謳われる類まれなる才能と、それを持て余しさまよう心―― 19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。途方もない才能に恵まれ、スターになるべく生まれたセルゲイ・ポルーニン。しかし彼はその運命を受け入れなかった。バレエ界のしきたり、天才ゆえの重圧、家族の関係。スターダムから自滅の淵へ――様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me To Church』のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはYouTubeで1800万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?


監督:スティーヴン・カンター/『Take me to church』
演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル/
出演:セルゲイ・ポルーニン、イーゴリ・ゼレンスキー、モニカ・メイソン他
配給:アップリンク、パルコ
(2016年/イギリス、アメリカ/85分/カラー/16:9/DCP/原題:DANCER)
(C)British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016
公式サイト⇒ http://www.uplink.co.jp/dancer/

2017年7月15日(土)~Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館、近日公開~シネ・リーブル梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸 ほか全国順次公開


(オフィシャルレポートより)

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