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『私の恋活ダイアリー』ニリ・タル監督来日インタビュー&プレゼント

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『私の恋活ダイアリー』ニリ・タル監督来日インタビュー&プレゼント

(Sixty and the City 2010年 イスラエル 1時間10分)
監督・出演:ニリ・タル
公式サイト⇒ http://koikatsu-diary.com/

2014年12月20日(土)~ヒューマントラストシネマ有楽町、12月27日(土)~名古屋シネマスコーレ、1月24日(土)~シネ・リーブル梅田 にて公開


 
~恋人を求めて突撃デート!恐れを知らぬ60代の恋活~


現在70歳のニリ・タルは、2人の子供と8人の孫がいて、離婚歴1回、長年イスラエルのマスコミ界で活躍、現在恋人求めて世界中を飛び回る恋活中。家もお金もあり家族もいる。相手に求めるのは、人生の楽しみを分かち合えること。何の打算もない、純粋に愛し合える恋人を求めているだけなのだ。できれば年下がいいという。その積極的な恋活は時に涙ぐましい状況になる場合もあるが、友人と本音で語り合い、またいろんな男性とデートしては、お互いが求めるものの相違点に気付かされる。

koikatu-2.jpgニリ・タルは、細くて長い脚にブロンドの髪、今でも超ミニスカートが似合うモデルなみのスタイル。だが、如何せん60歳以上となると肌の老化は隠しようがない。後ろ姿は同世代のふくよかな女性に比べ若く見えるかもしれないが、男性もできればもっと若くて健康的な女性を求めるだろう。フラれてもメゲナイ。新たな出会いを求めて世界中へ飛んでいくバイタリティは、努力もせず待つだけの消極的な女性は見習いたいものだ。

日本では遺産目的に殺人まで犯してしまったというニュースが世間を騒がせているが、それに比べると、何とも健気なロマンス街道まっしぐらのニリさんではないか。何より、死ぬまで人生を楽しもうとする前向きさには、誰しもが勇気づけられるに違いない。

 (河田 真喜子)
 


 
★【おいしくって恋に効くクリスマスプレゼント】
「MAX BRENNER」から大人ビターなチョコレート ”ダークチカオ“ プレゼント。
日時:2014年12月23日(火・祝)~25日(木) ※各日先着限定
会場:ヒューマントラストシネマ有楽町

 
★【最強に“モテるわたし”になる手帳プレゼント】
神崎恵さん(ビューティーブラッシュアップコンサルタント)による手帳(株式会社永岡書店)プレゼント
日時:2014年12月31日(水)
会場:ヒューマントラストシネマ有楽町
※劇場窓口にて「カップルです」と宣言されたペア、先着5組様限定(1組に1冊)
親子・友人などペアであれば、男女に限らずプレゼント!


★【新年、元気が出る恋活トーク開催!!】
島田佳奈さん(「アラフォー独女の生きる道」著者)から“大人の女性の恋活”について、
とっておきのお話が聞けちゃいます!
日時:2015年1月3日(土)上映終了後
会場:ヒューマントラストシネマ有楽町


★【今年こそ恋活成就祈願、お年玉プレゼント】
“オアシス”のような履き心地。イスラエルの手づくり靴「NAOT」オリジナル缶バッチプレゼント。

  • 日時:2015年1月4日(日) ※先着限定
    会場:ヒューマントラストシネマ有楽町にて

     
  • 日時:2015年1月24日(土) ※先着限定
    会場:シネ・リーブル梅田にて

【ニリ・タル監督インタビュー】 koikatu-inta-1.jpg
Q:「このままずっとひとりではイヤだ、パートナーが欲しい」という思いには共感する人は多いと思いますが、日本人からすると自分自身の<恋活>を映画に撮るというのは思い切った行動だと思うのですが、ご自身では抵抗はなかったのですか?
A:実は、自分自身の恋活についての映画にしようとは思っていませんでした。イスラエルの<恋活>をテーマにドキュメンタリーをつくろうと思って始めたプロジェクトで、イスラエルの恋活サイトで、10人ほどのイスラエル美人を選び、彼女たちに会って、その中から、さらに3人を選んで撮影を始めました。
中でもドリートは私と一緒にメキシコクルーズに参加もしています。ですが、かなりタイヘンなことでした。それで、3,4日撮影した結果、自分を撮ろうと決めたわけです。


Q:この映画を撮ろうと思ったきっかけ、恋活しようと思ったきっかけを教えてください。
A:ある晩1人で寝ていた時に、ふと「このまま1人なのかしら・・・」と思い立って始めました。突然思い立って始めちゃうことって、誰にでもあるでしょう?


Q:この映画を撮影する中で、何が一番大変でしたか?
A:ドキュメンタリーで世間に自分の全てをさらけ出すということは、簡単なことではありませんでした。なぜなら、自分はもちろん、家族や孫も撮ることになるからです。友人たちの中には心配する者もいましたし、勇気が必要でした。でも、最終的には家族や友人もよかったと言ってくれています。


Q:見知らぬ男性と会う中で、怖い体験はなかったですか?
A:
カメラを自分で持って、1人で会いに行くことも多かったけど、メールや電話でも話していたし、撮影もOKをもらっているので怖くはなかったわ。ベベルの部屋で暗い階段を下りていくシーンは「怖くなかったの?」と聞かれることも多いけど、見ての通り私はタフな女性でしょ?だから、男性の方が怖がっていたかもしれないわね(笑)


Q:撮影を断られた男性は?
A:10人に断られました。アメリカでは3人の男性と会って素敵なデートをして撮影もしたけれど、編集でカットしているので映画には登場しません。そのような人たちもいます。


koikatu-inta-2.jpgQ:映画に出てくれた中で最も印象に残った男性は?今でもお付き合いはありますか?
A:
何と言ってもベベル。友だちになりました。ギルとも友人付き合いをしています。また、エイラットはイスラエルの観光地に暮しているので、時折、彼を訪ねては素敵なベッドで、私は寝ています。


:相手にとっては何が選ぶときのポイントだったと思いますか?
A:容貌ではないか、と思います。


Q:あなたの友人たちは完成した映画を見ましたか?また、見た人の感想は?
A:
映画に出てくれた友人も、出なかった友人も皆この映画を好きになりました。観客からあわれに見られるのでは、私が落ち込むのでは、と心配した人もいましたが、そんなことはありませんでした。ある晩、解決策に気づいたからです。ユーモア!自分自身を笑い飛ばすのだ、と。どの人も人前にさらされるのは、実は、好きなのでないでしょうか。


Q:英題” Sixty and the City”は面白い発想だと思うのですが、どうして付けたのですか?
A:
息子(法律家で実業家でもある)が、「これだ!」と言ったのです。“Sex and the Sixty”と” Sixty and the City”の2案出ましたが、後者しました。


Q:日本女性についての印象は?
A:
日本と日本人は大好きです。インテリジェンスがあり、礼儀正しい。でも日本女性は独立して、自由を謳歌しているようには見えません。
 

Q:恋活サイトでの出会いと、それ以外での出会いの違いはありましたか?
A:若い子たちはBARで隣合わせただけで恋が始まることもあるでしょう?でも、私たちの世代ではそういうチャンスは難しい。そういう意味で、インターネットを通じて出会うということは私たちの世代のためにあるようなものだと思うわ。
 

Q:この映画を製作して、自分自身に変化はありましたか?
A:特に変化はなかったわ。ただ、ひとつわかったのは、私と同じように出会いやパートナーを探している人がたくさんいて、“自分は1人じゃない”と気づいたことかしら。
 

Q:日本の皆様に、この映画をどのように見ていただきたいですか?
A:
「恋活しましょう!」という真面目な話しではなく、クスッと笑いながら気軽な気持ちで見ていただければ嬉しいです。
 

 


【2014.12.20(土)「私の恋活ダイアリー」初日舞台挨拶】

koikatu-b.jpg12月20日(土)映画「私の恋活ダイアリー」初日舞台挨拶が、ヒューマントラストシネマ有楽町にて行われました!
ニリ・タル監督からは、なんと現在の年齢は70歳!であることも明かされて、会場からは驚きの声が上がりました。
 

みなさんからの質問へは、「日本も、日本人も大好き!」
「何も恐れないで。誰もが愛を求めていています。生きることは素晴らしいことです。たのしみましょう!」などニリ監督らしい、前向きなメッセージで
終始アットホームな舞台挨拶でした。

 (プレスリリースより)

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