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時代劇ファンのために映画祭!『第6回京都ヒストリカ国際映画祭』

るろうに剣心.jpg時代劇ファンのために映画祭!『第6回京都ヒストリカ国際映画祭』

 

期間:2014年12月6日(土)~12月14(日)
場所:京都文化博物館 (最終日は京都みなみ会館) 

公式サイト⇒ こちら
 

年末恒例となった歴史映画の祭典、第6回京都ヒストリカ国際映画祭が今年も12月6日から14日まで京都文化博物館(最終日のみ京都みなみ会館も)で行われることになり先ごろ、日程と上映作品が発表された。

今年のオープニング上映作品はフランスの名匠パトリス・ルコント監督の新作『暮れ逢い』。12月10日ロードショーに先駆けて初日に上映され、ルコント監督も来日して上映後にトークイベントを行う。

最終日は今年、最も話題を集めた時代劇『るろうに剣心』シリーズ3部作の“一挙上映”が行われ、こちらは大友啓史監督とアクション監督の谷垣健治氏によるトークショーもある。

11-6-550.jpg阿部勉実行委員長は「映画祭は10年続けば一人前と言われるが、6年目を迎えて折り返し点を過ぎたところ。映画祭は何のため?  誰のためか、と言えば、やはり映画を愛する人のために、です。関西から発信して行こうという思いが強く、華やかだけど薄っぺらな映画祭ではないところを見てもらいたい」。

高橋剣プロデューサーは「最初は日本映画を中心にしていた。昨年は東映『利休に訪ねよ』、松竹『武士の献立』と京都の新作が2本あって幸運な年だった。今年は『るろうに剣心』が席巻した年ということで、“刀のアクションの凄さ”を見てもらいたいと、京都撮影所で作られた時代劇を組んだ。京都発の作品は弱くなっていると言われるが、『るろうに~』をはじめかなりの本数は作っている。時代劇はなくなるどころか、むしろ増えている。誇れる映画を作っている」と“京都の時代劇”に胸を張った。


 【その他の上映作品】
★ヒストリカ・ワールド (世界の新作歴史映画)

暮れ逢い .jpg6日午後1時
  『暮れ逢い』(フランス、ベルギー)

同午後2時55分
パトリス・ルコント監督トークショー

同午後5時半
  『黄金』(13年ドイツ)

 

 

悪戦.jpg7日午後0時、12日午後3時半
 『ガイド少年と盲目の旅芸人』(14年ウクライナ)

同午後3時
  『悪戦』(13年香港)

同午後6時半、11日午後3時半
  『トワイライト・フォレスト』(12年スペイン)

 

★ヒストリカ・フォーカス (日本刀アクション映画の系譜)

人斬り.jpg9日午後6時半
  『人斬り』(69年大映)

10日午後6時半
  『必殺4  恨みはらします』(87年松竹)

11日午後6時半
  『柳生一族の陰謀』(78年東映)

12日午後6時半
  『伊藤大輔初期チャンバラ集』

 

キートンのセブンチャンス.jpg13日午前10時20分  『キートンのセブンチャンス』(25年アメリカ) 活弁とギター伴奏付き

同午後0時20分  『忍者武芸帖  百地三太夫』(80年東映)

同3時20分  『座頭市血煙り街道』(67年大映)

同午後5時50分  『酔拳2』(94年香港)

 
 

RNK2-1.jpg14日午前10時20分  『るろうに剣心』(12年、ワーナー)

同午後1時20分  『るろうに剣心  京都大火編』(14年、ワーナー)

同午後4時  『るろうに剣心  伝説の最期編』(14年、ワーナー)

 


※京都みなみ会館での上映は★ヒストリカ・ワールド

14日午後2時半  『ベル―ある伯爵令嬢の恋―』(13年イギリス)

同午後6時  『黄金』

同午後8時40分  『悪戦』


ほかに★ヒストリカ・トークとして映画祭ナビゲーターの飯星景子さん、東京学芸大学歴史学・大石学教授ほか上映作品と連動したトークショーが多数予定されている。

 (問い合わせは映画祭事務局・075―275―9515)

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