『劇場版零~ゼロ~』公開記念イベント
中条あやみ&森川葵プロデュース『シネマイクポップコーン』キャラメルコーヒー味をお客様にサンプリング!(14.9.13大阪:TOHOシネマズなんば)
ゲスト:中条あやみ
(2014年 日本 1時間45分)
監督:安里麻里
原作:大塚英志著『零~ゼロ~女の子だけがかかる呪い』角川ホラー文庫
出演:中条あやみ、森川葵、小島藤子、美山加恋、山谷花純、萩原みのり、中村ゆり、浅香航大、中越典子、美保純
9月26 日(金)より角川シネマ新宿、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ西宮OS、TOHOシネマズ二条他全国ロードショー
(C) 2014『劇場版 零~ゼロ~』製作委員会
~大阪出身人気モデルの中条あやみ、初主演映画『劇場版 零~ゼロ~』凱旋キャンペーンに笑顔でサンプリング!~
「私の呪いを解いて・・・。」冒頭からひんやりとしたホラーのムードを全開にさせながらも、人里離れた女学園の女子寮や学園でのクラシカルな風景がとても美しく、ノスタルジックに映し出され女学園の謎に惹き込まれていく。2001年12月に発売以降日本のみならず世界で大ヒットしているホラーゲーム『零~zero~』を原案に、また民俗学者で作家の大塚英志氏の原作を映像化した『劇場版零~ゼロ~』。その主役に抜擢されたのは、セブンティーンの大人気モデルで、本作でスクリーンデビューにして主演という大役に挑んだ中条あやみだ。学園中から人気者でありながら、あるものを見たことが引き金となり部屋に引きこもってしまう主人公アヤを独特の存在感で好演している。
『劇場版零~ゼロ~』公開を記念して、中条あやみ&森川葵プロデュース『シネマイクポップコーン』キャラメルコーヒー味がTOHOシネマズなんばで9月13日に先行発売され、主演の中条あやみが地元となる大阪で凱旋キャンペーンを行った。劇中のクラシカルなワンピースの制服姿にシネマイクエプロンを着用した中条は、お客様にポップコーンを笑顔でサンプリング。「正直言えば、まだ主演女優という実感がない」という中条だが、「お客様には『セブンティーン、見てます』とか、『映画観ます!』と声をかけていただいた」とキャンペーンを通じてお客様との交流を楽しんでいる公開前の今の心境を語ってくれた。
また、TOHOシネマズなんばでよく映画を観ていたという中条は、「私もポップコーンを食べながら映画を観ます。自分がこういう味なら食べたいなという味を考えました」と今回プロデュースしたキャラメルコーヒー味のポップコーンをPR。劇中では一人で歌を歌う場面で緊張したというエピソードや、水中の場面は5メートルプールで酸素ボンベをつけて3日間の撮影だったと体力勝負の現場の様子も披露した。「人間なのか、幽霊なのか分からないアヤという人物を演じましたが、前半と後半で全然違うところが難しかったです」と物語の鍵を握るヒロインの役作りについても触れながら、地元大阪でのキャンペーンをリラックスしてこなす姿は、初々しいと同時に、さらなる飛翔が期待できる大物ぶりも匂わせていた。
次々と消えていく同級生や、女学園に古くから言い伝えられる「女の子だけにかかる呪い」都市伝説など、深まる謎解きだけでなく、ガールズラブ的な要素も淡く滲ませ、女の子だけの美しく儚い青春ホラー作品に仕上がっている。川や貯水槽など、ホラー定番のシーンも幻想的で美しく、16ミリフィルムで撮影した濃淡のある味わい深い映像も魅力的。安里麻里監督の細部に渡るこだわりや練られた脚本が、深い味わいを呼ぶ。中条あやみをはじめ、今後活躍が期待される若手新進女優たちにも注目したい作品だ。(江口由美)