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山田孝之、菅田将暉、山口監督登壇!映画『闇金ウシジマくん Part2』舞台挨拶(大阪) 

Ushijima2-b550.jpg山田孝之(30歳)・菅田将暉(21歳)・山口監督登壇
TOHOシネマズ くずはモール オープン記念!
西日本初のTCXで、一足先に『闇金ウシジマくん Part2』を体感しチャイナ!
(3月26日(水) @TOHOシネマズくずはモール)

Ushijima2-2.jpg『闇金ウシジマくん Part2』
監督・企画・脚本:山口雅俊 脚本:福間正浩
原作:真鍋昌平(小学館「週刊ビックコミックスピリッツ」連載中) 
出演:山田孝之 綾野剛 菅田将暉 中尾明慶 窪田正孝 やべきょうすけ
主題歌:Superfly『Live』(ワーナーミュージック・ジャパン)  
イメージソング:Superfly『万華鏡と蝶』(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:東宝映像事業部=S・D・P/ PG12
5月16日(金)全国ロードショー
公式サイト⇒
http://ymkn-ushijima-movie.com/
(C)2014真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会   

5月16日(金)より全国ロードショーの「闇金ウシジマくん Part2」。公開に先駆けて、全国で最速の先行上映及び舞台挨拶が、3月12日(水)にOPENしたばかりの、TOHOシネマズくずはモールで開催された。テレビシリーズ、ドラマ・映画とシリーズを通して、本作の顔である闇金「カウカウファイナンス」の社長“ウシジマ”こと丑嶋馨を演じている山田孝之をはじめ、何度も窮地に追い込まれる無職のヤンキー、マサル役で大阪出身の菅田将暉、そして企画・脚本も手がけた山口雅俊監督が登壇した。


最初の挨拶では山田孝之が「キャラクターがたった人が大勢出てきて、エンドロールで色んな人の顔がフラッシュバックするおもしろい作品になってます」とまずはこのPart2をPR。菅田将暉は「大阪出身の人間として、ここに来られたことが嬉しいです」と挨拶し、同じく関西出身である山口監督は「神戸出身者としてここに来られたことを誇りに思います」と挨拶した。

 

Ushijima2-b1.jpgキャスティングの経緯について山口監督は、「山田くんと共演したがる、ウシジマにいじめられたい!という人ばかりに集まってもらった。オーディションは高橋メアリージュン以外していません」。本シリーズに初めて参加した菅田将暉は、「いじめられたい願望のあるドMがいっぱいいる中、前作でいえば林遣都くんの位置づけである、一番いじめられるマサルの役をいただいて光栄。ウシジマという世界観に溺れて行くといった感じだった。」と現場の様子を語った。また、それぞれと共演した印象は?との質問に山田は、「(菅田が)現場ではマサルの感じのままで、自分もウシジマの感じでいたので、本来の菅田くんがどんな方なのかは分からないですね」とストイックな面を垣間見せた。

 

Ushijima2-b2.jpg今作では、<闇金 VS ヤンキー VS 暴走族 VS 女闇金 VS 極道 VS ホスト VS 風俗嬢 VS ストーカー VS 情報屋>と、ウシジマをめぐる八つ巴のこれまでのシリーズでも過去最多のどうしようもなくて愛らしい“クズ”が登場する。そのなかでもいちばんのクズキャラクターこと“ベスト・オブ・クズニースト”を、舞台挨拶をした劇場“くずは”にちなんで決めることに。山田は、ポスターをしげしげ見ながら「バカリズムさんですね。みんな、何とかしよう!ともがいたり抗ったりするのに、バカリズムさんだけは無気力、何もしようとしないから」と答えた。菅田も同じくバカリズムと答えるなか、監督は「中尾明慶と菅田将暉。この2人はクズ!」と答え、「せめて役名で言ってもらっていいですか!」とツッこむ菅田のことばが場内の爆笑を誘った。

 

Ushijima2-b3.jpg劇中の『こいつはアカン』と思うシーンについて、山田は、「門脇麦ちゃんのシーンは、いやぁな苦しい気持ちになってしまう。自分の周りは絶対こんな風にはなってほしくない、と思いますね。逆に、中尾明慶と菅田将暉のシーンは笑いながら見られる。この作品は群像劇として、さまざまな人間の要素がみんな入っているので楽しんでもらいたい。入り込んで観てもらって、グサッと突き刺さる何かを感じてほしいですね。」。
菅田は「アカン!」かった撮影エピソードをあげ、「僕は何回か死にかけるのですが、本当に死ぬまでのシチュエーションにはなってなかった。ただ一度だけ、あるシーンで監督から、『本当に息のできない状態で3呼吸だけ撮らせてほしい』と言われ、息がまったくできない環境での撮影は本当にきつかったですね。」と言うと、監督は「後から医者に(そのシーンを)観てもらって『殺しかけましたね』と言われてしまいました。」と苦笑した。

劇中でおなじみの“かわいいものしりとり”を、登壇者と来場者のみんなとが実際にやってみるという企画も飛び出した舞台挨拶。最後のしめくくりとして、山田は、「大勢の人間の色々な状況を純粋に楽しんでもらいたい。何が響くかはご覧になった皆さんそれぞれが感じることなので。公開よりこんなに早い段階で観ていただき、この作品の強いメッセージを感じて、楽しんでもらいたい。」
菅田は、「マンガからドラマ、映画を観てきた自分ですが、本当におもしろい作品なっているので、広めてもらえると嬉しいです。」
監督は、「今後もDVDの発売など続きます。この大阪で先行上映できて幸せです。ウシジマと格闘する人々がいっぱい出てきます。これを観て、明日学校行くのがいやだなぁ、とか仕事ツライなぁとか、現実の辛さから、明日、もう一回(つらいことでも)取り組んでみようと、そんなポジティブな気持ちになってもらえると嬉しいです。」と、それぞれに、これから映画を観てくれる人へのメッセージを込めた。

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