なだぎ武 復活宣言!『エージェント:ライアン』舞台挨拶
(原題:Jack Ryan: Shadow Recruit 2013年 アメリカ 1時間46分)
監督:ケネス・ブラナー(『マイティ・ソー』)
□出演:クリス・パイン(『スター・トレック』)、ケヴィン・コスナー(『マン・オブ・スティール』)、キーラ・ナイトレイ(『パイレーツ・オブ・カリビアン』)、ケネス・ブラナー
2014年2月14日(金)先行、15日(土)~全国ロードショー
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★骨折なだぎ武がスパイ映画PRで復帰
トム・クランシーの人気小説“ジャック・ライアン”シリーズ最新作『エージェント・ライアン』公開記念特別トークショーが5日夜、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田で行われ、先頃舞台上で肋骨を骨折し療養中の芸人なだぎ武が登場。まだ残るという痛みをこらえて「ホンマ面白いですよ」とアピールした。
「4代目のジャック・ライアン=クリス・パインは前回(ベン・アフレック)より若く、初々しい。いわばエピソード0。ライアンと言えば頭が良く天才的だけど、クリス・パインは“おまえ大丈夫か”みたいなところがある。でも頑張るよと、見る方に近い感じで感情移入しやすい。見る人も一緒に成長していけるんやないかな」。
映画通芸人らしく“なだぎ流観賞術”を披露。先輩スパイ役のケビン・コスナーや監督兼悪役ケネス・ブラナーにも言及。「シェイクスピア俳優ブラナーにはいい意味で足元すくわれる。シェイクスピア俳優の感覚も入っている」と通ぶりも発揮した。
最初はコルセットを巻いて登場したがすぐに取り外し。痛みはずいぶん軽快したようだが「まだ痛みは残ってます。今ちょうど2週間。あと2週間で治まってくる。笑ったり出来るようになったけど、しゃべり続けるとまだ痛い。さっきの脂汗は“ソチ五輪に行く”というギャグが滑ったから」と頭をかいていた。
映画は2月14日のバレンタインデーに先行公開されるため、快気祝いを兼ねてプレゼントされたチョコレート型の拳銃に「これよう出来てるな」目を細めていた。
もっとも、質問は映画そっちのけで“嫁取り話”に集中。「こんな時は早く結婚せんとあかんなと思う。こうなったら藤原紀香でも狙おうか」と“ギャグ”で締めくくった。
(安永 五郎)