濱田岳、岡田将生 主演『偉大なる、しゅららぼん』クランクイン会見にひこにゃんも応援!
【写真上説明】左から獅山向洋彦根市長、ひこにゃん、岡田将生、濱田岳、水落豊監督、嘉田滋賀県知事、藤井勇治長浜市長(彦根城博物館内庭園で)
~万城目学原作の『偉大なる、しゅららぼん』の製作発表。赤い学ラン姿の濱田岳、岡田将生以上に目立ったのはゆるキャラ"ひこにゃん"だった!?~
(2013年4月5日(木)滋賀県彦根城博物館にて)
登壇者:濱田岳(主演/日出淡十郎 役)、岡田将生(主演/日出涼介 役)、水落豊監督、嘉田由紀子滋賀県知事、藤井勇治長浜市市長、獅山向洋彦根市市長、ひこにゃん(彦根市キャラクター)
★2014年春公開予定
東映、アスミック・エース共同配給の映画『偉大なる、しゅららぼん』(水落豊監督)の製作発表が4日、滋賀県の彦根城博物館で行われ、主演の濱田岳、岡田将生、水落豊監督のほか嘉田由紀子滋賀県知事、地元長浜市の藤井勇治市長、彦根市の獅山向洋市長に人気ゆるキャラ“ひこにゃん”も参加し、華やかムードを盛り上げた。
『偉大なる、しゅららぼん』は万城目学のベストセラー原作。琵琶湖を舞台にその地で代々“不思議な力”を伝承してきた一族の跡取りたちが街や歴史を巻き込む騒動を繰り広げる、名付けて“パワースポット・アドベンチャー”。
『鴨川ホルモー』(09年)、『プリンセス・トヨトミ』(11年)と続々映像化される万城目学のぶっ飛びファンタジー最新作。すでに2日から撮入しているが、幸先良く快晴微風、桜満開となったこの日、濱田、岡田の主役コンビが仲間入りして製作発表となった。
映画の衣装、真っ赤な学ラン姿で館内の能舞台に登場した濱田は「最初はアッと思ったけど、イケるなと。だけど、黒い学ランと並んだ時にどうか、ですね」。
岡田が「大丈夫かなと思ったけど、自信がわいてきました」と言うと濱田がすかさず「お前の方が似合ってる」と漫才顔負けの絶妙やりとりで笑わせた。
琵琶湖畔の街、石走(いわばしり)で代々“不思議な力”を伝承してきた一族・日出家の跡取りにして最強の力を持つ高校生、淡十郎(濱田)は人々から崇められる“天然お殿様”。そんな石走に分家の涼介(岡田)が居候を始めるが、淡十郎は彼を伴の者扱い。主従関係が出来上がった時、淡十郎が校長の娘に恋をする…。
濱田は「万城目さん独特の世界観を壊さずにボクらが面白くしたい」。岡田も「世界観が面白いので、琵琶湖にホントにありそうだなと思えるようにしたい。涼介に自信がついてきたんで自分が(面白さを)発信したい」。
『犬とあなたの物語 いぬのえいが』などで知られる水落監督は「原作読んでこの2人(主役)と聞いて、これでもう見えたな、と。自然に面白い映画になりそう。2人はプライベートでもこんな関係なんで…」と早くも成功を確信した様子。
濱田は「滋賀県は初めて。琵琶湖は最初、海かと思った。映画はオカモトクンがかわいいキャラで実際に近い感じ。オカモトクンのおかげで自然に臨める」とわざと名前を間違え、岡田は「東京で花見出来なかったので、それが楽しみ」と言うと、濱田は「その時間はないですねえ」とばっさり。
映画は彦根城や琵琶湖に浮かぶ竹生島をはじめ全編、滋賀県内ロケ。滋賀県ご当地映画の誕生に嘉田知事は大人気“ひこにゃん”と並んで満面の笑み。「原作をすぐ読んで、ひとつずつ情景が浮かんだ。何よりうれしい映画。摩訶不思議な湖の魅力がよく出ている。ロードショーまで応援したい」と全面協力をお約束。濱田も期待に応えて「滋賀県の人に、お前らよくやったと言われるように頑張りたい」と誓っていた。
(安永 五郎)
【特別サービス】 ”ひこにゃん”も『偉大なる、しゅららぼん』を応援するにゃ~ポーズ!!!