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『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』大ヒットスタート御礼!3都市同時舞台あいさつ
2013年2月7日(木)TOHOシネマズなんば
登壇者:AKB48 加藤玲奈、藤江れいな/NMB48 小笠原茉由、小谷里歩、上西恵、吉田朱里
(2013年 日本 2時間08分)
企画:秋元康
出演:AKB48
2013年2月1日(金)~全国ロードショー
公式サイト⇒ http://www.2012-akb48.jp/
(C)2013「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会
~少女から大人へ、新たなステージへファンと共に~
〈AKB48〉――この人気グループについて今さら紹介する必要もないだろう。というより、下手に触れると、ファンの皆様からお叱りを受けそうな気すらするアンタッチャブルな世界だ。現在公開中の『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』の大ヒットスタート御礼!の舞台挨拶が、2月7日(木)大阪・名古屋・福岡で同時開催され、大阪ではTOHOシネマズなんばにて行われた。
〈AKB48〉の2012年を追ったドキュメンタリーは、前田敦子の卒業を中心に、第一期生が少女から大人へと成長する大転換期を鮮明にみせていると同時に、ライバルであっても共に戦い抜いた者同志の友情と強い意志を描いている。ファンならずとも、その厳しい世界に身を置き切磋琢磨する彼女たちを応援したくなる。
――― 最初のご挨拶を。
加藤:AKB48チームBの加藤玲奈です。よろしくお願いします。
藤江:AKB48チームBの藤江れいなです。今日は来て下さってありがとうございます。最後まで楽しんで帰って下さい。
小笠原:NMB48チームNの小笠原茉由です。今日は本当にありがとうマチュ~ン!
小谷:NMB48チームNの〈りぽぽ〉こと小谷里歩です。今日はよろしくお願いします。
上西:NMB48チームNの上西恵です。よろしくお願いします。
吉田:NMB48チームNの〈あかりん〉こと吉田朱里です。今日は楽しみましょう。よろしくお願いします。
――― 本作は2012年を追った作品ですが、みなさんにとって2012年はどのような年でしたか?
加藤:昨年はいろんなことがありまして、私にとって一番大きなことはチーム4がなくなったことだったんですが、でも新しいチームになって、いろんな先輩方と一緒になれて、頑張ろうと思えた年でした。
藤江:2012年はとても濃かったな~と。前田敦子さんの卒業が一番が大きかったですね。新しいチームが始まったので、いろんなAKB48を見て頂けたら嬉しいなと思っています。
小笠原:昨年は、個人的なことですがR-1グランプリに出場しまして、自分の殻が破れたような気がしました。歌手なのか芸人なのか、周りの方を困らせたんですが、もっともっと素を出していって、NMB48のメンバーとしても、一芸人としても、楽しんで行こうと思えた年でした。
小谷:りぽぽは、ホップ・ステップ・ジャンプというようなことが起こった年でした。(それだけ?)
上西:私は将来女優さんになる夢を持っているのですが、初めてドラマに出演させてもらって、少しでも夢に近付けた年だったのではないかなと思っています。
吉田:2012年は高校生になったということで、中身も外見もちょっぴり大人になったのではないかなと思っています。
――― 本作では多くの涙が描かれていますが、2012年で一番多く涙を流したのはどんな時でしたか?
加藤:チーム4がなくなってしまった時は、全員で集まって泣きました。
藤江:チームKの千秋楽で一番泣きました。チームの一人一人が挨拶する度に泣いたので、多分10回くらい泣いたと思います。
小笠原:去年2歳になった姪っこちゃんがいて、その子に〈サボテン〉と呼ばれ、何だか訳わからず涙がどっと出てしまいました。今では〈まゆおばちゃん!〉なんて呼んでくれます(笑)。
小谷:私はふたつあるんですが、どっちが聞きたいですか?(どっちでもいいよ!)
ひとつはお化け屋敷へテレビで行かされた時と、踊りを覚えなければならなかった時です。(ヘタレやな~)
上西:2月27日に「てっぺんとったんで」というファーストアルバムが発売されます。その中の「12月31日」という曲があり、紅白歌合戦に出られなかった悔しさを歌った曲なんですが、そのミュージックビデオ撮影で、NMB48のメンバーが泣くシーンの収録の時が一番泣いたかなと思います。
吉田:去年「ワンちゃんが欲しい!欲しい!」って言っていたら、ある日ドア開けたらパパとママがワンちゃんをプレゼントしてくれました。その時に嬉しさのあまり泣きました。
――― 加藤さんに伺いますが、板野友美さんが卒業を発表された初日に一緒に舞台に立っておられましたが、あの日の楽屋の様子は?
加藤:あの日突然知らされて、何がなんだか分からなかったんです。板野さんは憧れの人でしたので、卒業されるのはとても悲しいことなんですが、楽屋は板野さんもみんな泣いていました。
――― 藤江さんに伺いますが、昨年は前田敦子さんの卒業もありましたが、近くでご覧になって如何でしたか?
藤江:メンバーの卒業はとても寂しいのですが、卒業したことによって、新しい道を作ってくれるというか、これからAKB48を目指す人たちにも、具体的将来像を示してくれるのではないかと、期待しています。
――― 最後に全員にお聞きします。今年の抱負と目標を。
加藤:モデルさんになることが夢だったんですが、最近女優さんにもなりたいと思うようになりました。一所懸命努力して、少しでも夢に近付きたいと思います。
藤江:私は2月1日の19歳のお誕生日を迎えたので、10代最後の年でやりたいことは沢山あります。念願のファッションショーにも出して頂き、モデルとしても活躍できたらと思います。それ以外にも映画やドラマやいろんなことにチャレンジしていきたいです。それと、AKB48の選抜復活も目指します!(拍手)
小笠原:12月31日に行われる紅白歌合戦に単独出場を目指して頑張りたいと思います。
小谷:以下同文です。
上西:メンバー皆同じ気持ちです。
吉田:以下同文です。
――― 最後にひとこと。
加藤:AKB48をもっともっと好きになって頂けたら嬉しいです。〈AKB48第二章の始まり〉と言われてますので、メンバーも一所懸命頑張っていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします!
〈AKB48〉も〈NMB48〉も皆同じように見えていたが、最近映画のキャンペーン取材などで、一部のメンバーに出合ってみて、一応に皆個性的で可愛い!それは外見だけではない。自己PRの仕方も、自分がどう見られるのかもよく分かった上でステージに立つという、はっきりとした意志が伺える。これは大人でもできない自己表現だが、彼女たちは幼い頃から訓練されてきている。特に、AKB48とNMB48の違いも鮮明だ。自信というか、覚悟が違う。彼女らの目指す頂点とは?――― 新たなステージに入った彼女たちの輝きに注目していきたい。
(河田 真喜子)
取材写真:(C)CINE REFLET