“赤裸々トーク!!” (左から)リリー・フランキー(48)、MEGUMI(30)、杉原杏璃(29)、松本さゆき(26)
(C) 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
『SHAME-シェイム-』トークイベント
◆日時 3月18日(日) 18:10[映画上映後]
◆場所 シネクイント(渋谷区宇田川町14-5渋谷パルコパート3・8F)
◆登壇者 リリー・フランキー(48)、MEGUMI(30)、杉原杏璃(29)、松本さゆき(26)
(2011年 イギリス 1時間41分)
監督:スティーヴ・マックイーン 『Hunger』(未) 出演:マイケル・ファスベンダー『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 /キャリー・マリガン『17歳の肖像』
2012年3月10日シネクイント、シネマスクエアとうきゅう他全国順次ロードショー
公式サイト⇒http://shame.gaga.ne.jp/
本年度受賞レースを席巻したにも関わらず、激しいセックス描写により、アメリカでは最も厳しい上映規制NC-17(17歳以下の鑑賞が全面的に禁止)というレーティングがつけられ、日本では多くの修正を入れなければ<R-18+>(18歳未満は鑑賞禁止)ですら上映が許可されなかったという、内容映像ともに衝撃の問題作、『SHAME-シェイム-』。現在公開中のシネクイントにて、本作の宣伝クリエイティブ・ディレクターを務めるリリー・フランキー氏と共に、リリー氏が旗振り役となって結成した応援隊「シェイム‘s」のメンバーMEGUMIさん、杉原杏璃さん、松本さゆきさんらと共にトークイベントが開催された。
セックス依存症の男の性(さが)をリアルに描く物語である本作を観たリリー・フランキー氏は、この衝撃の映画を今の日本で一人でも多くの方々に知らせるべく宣伝クリエイティブ・ディレクターに就任。リリー氏は「人間が誰しも『シェイム(恥)』な部分を持っている」ことを切り口に、芸能人、著名人で応援隊「シェイム’s」を結成。シェイムなことは決して恥ずかしいことではなく、人間として生まれた、人間としての性(さが)であることを肯定的に発信していき、世間の共感を獲得していく。」という活動を展開している。
映画上映直後の興奮冷めやらぬ場内に現れたリリー氏らは、映画に負けないエロス&シェイム(恥)全開なトークをさく裂。場内を沸かせた。
【トークショーの様子】
MC:映画『SHAME-シェイム-』の感想は?
リリー:全編セックスシーンだ!みたいなフレコミで、期待していらっしゃった方もいるかと思うんですが、俺もそれをかなり期待して、今日ちんぽ丸出しにしてDVDで見直してみたんですけど、抜けるシーンって3Pのとこぐらいじゃなかったですか?今日は3人の巨乳と巨根が集まってるってことでよろしくお願いします。
MEGUMI:シェイム'sのMEGUMIです。この映画は私の周りのおかまの人たちにものすごく評価が高くて、勿論おかまだけではないんですけど。私としては自分が満たされるものが世の中の人に受け入れられないのはなかなか厳しいなというのを一番感じましたね。
杉原杏璃:じーっと見つめてGカップグラビアアイドルの杉原杏璃です。私はこの人の過去が一番気になったというか、その部分って描かれてなかったじゃないですか。でもそこがこの映画のいいとこだと思うんですけど。
リリー:そうですよね。でもこの人(主人公)の性欲って桁はずれって感じしなくないですか?よく分かりますもんこの主人公の気持ち。セックス好きでも全然は恥ずかしいことじゃない。彼の場合、妹にオナニー見られたのが一番のシェイム(恥)ですね。
松本:グラビアやっている松本さゆきです。やっぱり人それぞれ見たくないものがあるなかで生きているわけじゃないですか。この映画を見て、そんな見られたくない部分をこっそり見ちゃったような気持ちになりました。そもそもセックスはいいけどセックス依存症はダメなのかとか依存症がつくだけでダメっていう解釈になっちゃうってどうなんだろうって。
リリー:どっからが依存症かなんて分かんないよね。俺この人の生活見てて大差ないなと思うもん。これくらいオナニーしてるなと。今朝からもう3回してますからね。ちょっと生き方考え直さないと。
MEGUMI:明るい依存症はいいんじゃないですか。そんなにへこむことでもないんじゃないかと。
リリー:明るい依存症って一番やばくないですか(笑)こいつ(主人公)がへらへらしてたらもう…
MC:この映画への一番の共感ポイントは?
リリー:やっぱり絶倫同士の苦悩ですかね。俺ハタチの時、48になってこんなオナニーしてるって思わなかったですもん。減っていくって思ってたんですけど、むしろどんどんですからね。
MEGUMI:それ80くらいにどうなってるんすか。
リリー:もう歩けなくて這っているのにチンコだけ立ってるとかね。
MC:シェイム'sの人選はリリーさん自らされたそうですが、今日美女お三方を前にしてどうですか?
リリー:いやもう完璧じゃないですか。
MC:今のリリーさんの御言葉を受けてどうですか?
MEGUMI:どう受けていいのか…
リリー:とにかく良い映画なんですよ。どうでもいい説明とか、人間のカタルシスを排除してるから逆に生生しさがあるというか。
MC:女性のお三方は本作の主役ブランドンのような肉食系の男性がもし恋人だったらいかがでしょうか?
MEGUMI:ありがたいですけね。あんまり最近こういう男性って20代、30代にいないじゃないですか。ちょっと女子の方がノリノリって言いますかね。ちょっと味わってみたいかなというのはありますね。私的には出会ってみたいですね。
杉原杏璃:理性とか感情を解き放ってもう何でも見せられるような人が好きなので、がっつり全部をさらけ出してくれる人って貴重だと思いますね。
リリー:確かにさらけ出せるって幸せですよね。
松本:私も全然受け入れちゃう方だと思います。社会に適合してない訳じゃないですし、+アルファのマニアックな部分だったら、ないよりかはある方が人間として魅力があるなと思うし、そういう男性の方が好きですけどね。
MC:じゃあ仕事以外のすべての時間をセックスに費やしてるような人でも受け入れられますか?
リリー:男はほとんどそうじゃないですか?映画でこの人の日常を追ってるから異常に見えるけど、多分世の中の男の人は何かしら類似した行動とってますよ。女の人に会わなければエロサイトみるだろうし、オナニーするだろうし。
MEGUMI:それはリリーさんじゃなくても?皆さんそうなんですか?
リリー:俺なんてパソコン2台持ってますけど、いまだに原稿は手書きですし、で、パソコンは何に使っているのかというと、エロの画像をダウンロードして解凍して解凍して…って解凍ルビーって呼ばれてるくらいですからね(笑)パソコン他のことにほぼ使ったことない。
MC:じゃあ女子は男はこういうもんだって思った方がいいんですかね?
MEGUMI:うーんきっとシリアスになることないんですよね。別に大丈夫やでっていう。
MC:皆さまは何かやめたくてもやめられないものってありますか?
杉原杏璃:私は愛犬ですね。犬のことで頭がいっぱいなんで。
リリー:今、この下ネタからきている流れだと、会場にいる半分くらいの人が犬を使って…。とか考えちゃうから。話の流れ的に今犬が出てくるのはよくないと思いますけどね(笑)
松本:私はマンガ喫茶ですかね。
リリー:最近のAVはマンガ喫茶で個室で見るんですね…
松本:違います(笑)
MEGUMI:さっきから話に出てますけど、周りにおかまが多すぎるんです。20年くらい前から気付いたら周りにいますね。もう共に死んでいきたいと思ってますけどね。
リリー:オナニーもそうですけど、パチンコとかですかね。オナニーしてないときは大体パチンコしてますからね。パチンコのハンドル握ってないときはチンコ握ってると思って頂いて。
MEGUMI:握り癖がね。
リリー:そう、握り癖がね。もう寿司屋になればいいんですよね。
MC:シェイムというのは恥という意味がありますが、皆さんにとっての一番シェイム(恥)なことってなんでしょうか?
松本:この前、鼻血が固まったようなものがいっぱい鼻についたままで、渋谷歩いてたんですよね。それは恥ずかしかったですね。
リリー:よっぽどたまってると思われますよ。
杉原杏璃:私はグラビアとかやってると裸になることが恥ずかしくなくなってくるんですよね。なりません?親とかの前でもお風呂がりとかそのまま出ちゃったりして、これって恥なことなのかなと。
リリー:親も育てて良かったと思いますよね。
MEGUMI:人と比べると異常なのかもね。私はグラビアずっとやってて、たまになんか企画なんかでへんてこなことやったりして、昔みうらじゅんさんがプロデュースしてくれたグラビアで天狗のお面を股間につけて撮影したことがあったんですよね。それが、たまにどっかで出たりしてて、家族に見られたりするとちょっと恥ずかしいですね。
リリー:皆さんはそれでも主役ですからね。そのグラビアを勝手に俺とみうらさんは(SPAのグラビアン魂のこと)「この谷間はどうだとか」言ってる俺らが一番恥ずかしいですけどね。月に一回六年間やってるんですからね。
MC:リリーさんにはこれからもそのままのまま進んで行って欲しいとみんな思ってると思いますよ。
MEGUMI:そうですよ。
リリー:ほんとですか!?今どう進んでる話になってるんですか。
( リリース)
★『SHAME-シェイム-』トークショー
“男のセックス”を一刀両断!! 倉田真由美さん(左)、岩井志麻子さん(右)
(C) 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute R-18+
『SHAME-シェイム-』トークショー
登壇者:倉田真由美さん(40)、岩井志麻子さん(47)
場所: シネマート六本木
(2011年 イギリス 1時間41分)
監督:スティーヴ・マックイーン 『Hunger』(未)出演:マイケル・ファスベンダー『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 /キャリー・マリガン『17歳の肖像』
2012年3月10日シネクイント、シネマスクエアとうきゅう他全国順次ロードショー
公式サイト⇒http://shame.gaga.ne.jp/
本年度受賞レースを席巻したにも関わらず、激しいセックス描写により、アメリカでは最も厳しい上映規制NC-17(17歳以下の鑑賞が全面的に禁止)というレーティングがつけられ、日本では多くの修正を入れなければ<R-18+>(18歳未満は鑑賞禁止)ですら上映が許可されなかったという、内容映像ともに衝撃の問題作、『SHAME-シェイム-』。本作の公開を記念して漫画家の倉田真由美さん(40)と小説家岩井志麻子さん(47)による女性限定試写会つきトークショーを実施いたしました。女性だけの試写ということもあり、とても和気あいあいとした雰囲気で、自分についてもセキララに話す二人のあけっぴろげなトークに場内は爆笑が起こっていました。
MC :一言ずつご挨拶をお願いいたします。
岩井:エロおばさんとしてのほうが有名かもしれませんが、小説家の岩井志麻子です。この場に呼んでいただいて、張り切らないとなと思っております。
倉田:40歳を迎え、再婚もしセックスも恋愛もすっかり遠ざかってしまった感のある倉田真由美です。最近すっかり抜けてしまったあぶらっ気を取り戻したいなと思っております。
MC :映画はいかがでしたか??
岩井:ものすごいエロい映画で、「今晩どうしよう」とか思って観たのですが、すごくまじめな作品で、それは失望とか、がっかりとかいうわけではなく、ものすごくいい映画みせてもらったわーと思いました。ひとつ思ったのがとんでもない殺人鬼とか、犯罪者とか、ものすごいトラウマとか持っていると思われているけど、意外に過去に何もなくて私たちと同じように平凡に生きてきてる普通の人ということが良くあって、この映画はそういうことも描いているのかなと思いました。
倉田: ヤリチンって私の漫画によく出してて、取材で何人にもあったことがあるんですけど、その人たちが過去に女にすごくひどい事された経験があったとか、女にトラウマがあるとか、そういうわけではないんです。たぶん、もともとそういう人なんですね。
岩井:ナチュラル・ボーンヤリチンということですね。
倉田:だからたぶん、それがリアルなんでしょうね。
岩井:私春から大学生の息子がいるんですが、順調にヤリチンの道を歩んでおりまして、でもうちの息子は母親が岩井志麻子というトラウマを抱えておりまして、なにかあったら母親のせいにするかもしれません。
倉田: あと、ヤリチンにはコレクターという側面もありますよね。
岩井:熟女ともしたい若い子ともしたい、スチュワーデスともしたい
MC :二人はこの作品の主人公ブランドンのような男性に会ったことがありますか?
岩井:(倉田さんに向かって)だんなさんがそうじゃない!
倉田: 今は枯れ果てちゃってますけど。過去の話を聞くとそうですね。でもこの映画をみて、自分を振り返って行きずりのセックスってしたことないので、しておけばよかったなと思いました。加齢とともになかなかできなくなっていくじゃないですか。
岩井:たしかに旦那が18歳年下なんですけれど、出会ったときは私41歳だったんですね。わずか数年ですけど、あの時私若かったなーと思います。今、18歳年下の男なんて、よういきませんもん(笑)そんな目で18歳年下の男をそういう目で見られないですもん。
倉田:本当に、ここ2,3年で本当に枯れたというか、男に対して野心がなくなりましたね。10キロくらいふとったし。
岩井:でも倉田さんがそんなこというのに、木嶋佳苗とか、すごいじゃん。あんな体でガッツンガッツン男に体当たりしていくじゃない。
倉田: 彼女は体に自信があるんですよ。
岩井:自分のセックスに自信があるんでしょ?
倉田:いえ。体だそうですよ。私の機能は普通の女よりも優れているようです。と言っていると。
岩井:そういえば、私の担当某編集者が木嶋佳苗とそっくりの女、本人としか思えないような女とやったことがあると言っていましたが、とんでもない名器だったそうですよ。名器なんて、あるんですかねと思ったんですがね・・・・
でも自分のセックスに自信があるからって、いけるものですかね?・・・どこまで話していいかわからんですけど、最近某Nさんのところにいる占い師、岩井さんのところにもいませんでしたか?ってよくいわれるのよ。私も色々話を聞いて「ええ?」ということが多くて。というのは私もあの手の人にちょっと引っかかったあるんですが、ものすごいほら吹くんですよ。ブラピ(ブラット・ピット)とジョニデ(ジョニー・デップ)と付き合ったことがあるとか、嵐とSMAP、東方神起、メンバー全員と付き合ったことがあるとか。私、本気にしたんですよ。大人が真顔でそんなウソつかないだろうと。それで「なんでそんなに虜にできるの?」と聞いたら、フェラです。フェラ!私のは海を越えるんです!」と言われて、私ポカーンとすると同時に、妙に納得しちゃったのよね。その女って言いにくいんだけど叶井くん(倉田さんの旦那さん叶井俊太郎)に猛アタックしてたのよ。でも叶井くん、まったく相手にしてなかったらしいのね。それを聞いて叶井くんはだてにヤリチンではないなと思いましたよ。センサーでもついているんじゃない(笑)
倉田:それはあると思いますよ!私の夫ってたしかに何百人て経験しているんですけれど、性病にかかったことが一度もないんですよ。
岩井:たいしたもんだ。それはセンサーがついているね!でも、セックスのうまい下手ってわからないからね。検定とかないんですかね。ソープ嬢とかに教室開いてほしいよね。結構来るとおもうんだよ。
MC :そうなんですね。セックスの技というのは、磨くべきものなんでしょうか??
倉田:男ばかりが磨けと言われるセックスのテクニックですが、女も磨いている人は磨いているんですよ。私も取材で会って知っています。
岩井:そういえば、知り合いが言っていたんですが、すごい女にあったことがあると。どうも、セックスの最中に(手を使わずに)コンドームを剥がすらしいんですよ。でも訓練でできるようになるんですよ。
倉田:それはすごいですね!!
岩井:私たち、物書きと漫画家ですが、本に書いた知識よりも、やはり体験した人の話はすごいものがありますね。やっぱり勝てんわ。と思いますね。本の知識もそりゃ大事ですが。仲良しのAV女優さんが言っていたのは「若い子でAV女優志願はお金。熟女はセックスしたい。長年続けられる人は、露出狂。露出するのが好きな人が結局最後までのこるんですよ」これは体験していなければなかなか到達できない考えですね。
~以下、観客からの質問~
Q :出産後にセックスレスになってしまいました。出産後お二人は旦那さんとの関係で何か変わったことはありますか?
倉田: うちもセックスレスですよ。
岩井:「家族」になってしまうと、特に日本人は家族になってしまうとなかなかしづらくなりますよね。でも、セックスレスでも別にいいんですよ。「夫婦はしなければいけん!」というような風潮ができて、気にするかもしれないけれど、それは全然いいんです。私の夫も私のことを「かあちゃん」って言ってますからね。
倉田:岩井さんのところはどうなんですか?
岩井:うちは夫が若いからね。レスってことはないけれど、回数はぐっと減りましたね。ほんと、何が何でもいちゃいちゃしていなければいけないということはないんだよ。
倉田:そう思います。
Q :お二人が隠しているシェイム(恥)なことって何かありますか?
倉田: 若いころ絶対人に言えなかったようなことって今結構漫画に描いたり、言ったりしていて、ネタにしています。恥ずかしいことがなくなるっておばちゃんになったなと思います。
岩井:私価値観がおかしいのか、自分のはめ撮りが流出するよりも、中学性のころのポエムをつづった日記が流出するほうが恥ずかしい。死ぬかもしれん(笑)過去関係を持った男よりも、初恋の男が出てきたほうが恥ずかしいかもしれない。。。
倉田:でも一番恥ずかしいことは人には言わないですよね。私昔付き合ていた男の人がAVを棚に並べているような人だったんですが、隠していたAVがあってそれが顔射ものでした(笑)一番は隠しておきたいんですね。
それから、この映画「SHAME-シェイム-」の主人公は一番の恥はかくしてセックスしまくるということだと思うんだけど、確かに一番恥ずかしいものというのは隠すよね。よく、理想の異性の条件を3つ上げてもらって、あともう一つあえて挙げるとすれば?という心理テストがあるけれど、最後に挙げたものが一番の条件だというのはよく言いますね。
Q :私は25歳ですが、まったく性欲がありません。
倉田: そういう人もいますよね。
岩井:何が何でも性欲持たなくてはいけないし、一生処女童貞でもいいんですよ。欲望がない人に向かって欲望を持てというほうがおかしな話なのでは?と思います。なきゃないでいいんじゃないかな?でも恋愛ものの映画とかみると、「ないといけないのかな?」と思ってしまうのかな?この間性同一性障害の人に「女になって男とセックスしたいのか?」と聞いたら「女になりたいだけでそこから先に興味はない」と言っていました。むりくり性欲を持たなきゃいけないことはないんですよ。
【STORY】
NYに住み、仕事もスマートでソツのない独身男ブランドン(マイケル・ファスベンダー)。彼は、仕事以外のすべての時間を〈セックス〉に注ぎ込んでいる。繰り返される空疎な会話、うわべを繕うだけの感情表現。無意味に消費するだけの性交に溺れる男の日常を見続けているうちに、あなたは皮膚感覚で、得体のしれない不穏な空気を感じるだろう。それは「何故これほどまでにセックスを求め、それに依存することで何から逃れようとしているのか」といった重大な事由が、一切語られていないことにある。そこに、転がり込んだ妹が男の人生のギリギリの均衡を崩していく ( リリース)
(C) 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute