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祝!マッツ・ミケルセン生誕60周年

日本劇場初公開作からキャリアを象徴する代表作まで、

《北欧の至宝》の歴史を辿る魅惑の特集上映がいよいよ始まる!

 


2025年11月14日(金)~新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル梅田、アップリンク京都、11月15日(土)~Cinema Kobe ほか全国順次公開



〜七変化!一度足を踏み入れたら最後、マッツ沼からもう抜けられない〜

 

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北欧の至宝とはまさに至言。『キング・アーサー』(2004)『007カジノ・ロワイヤル』(2006)で注目を集め『ローグワン/スターウォーズストーリー』(2016)『インディ・ジョーンズ運命のダイヤル』(2023)などハリウッド大作のオファーも途切れぬ一方『アナザーラウンド』(2020)や『愛を耕す人』(2023)などデンマーク国内でも押しも押されもせぬ盤石の地位を築く。そんなマッツ・ミケルセンの特集上映が11月14日(金)から全国順次開催される。

 


公式サイト:https://synca.jp/mads60thanniv/


 


【LINEUP】

①『ブレイカウェイ』(監督:アナス・トマス・イェンセン2000年/109分/デンマークほか)
※日本劇場初公開
本国で歴史的大ヒットを記録したデンマーク映画史上最高傑作とも言われる幻の名作

②『フレッシュ・デリ』(監督:アナス・トマス・イェンセン2003年/100分/デンマーク)
※日本劇場初公開
日本では長らく視聴困難となっていたファン待望のハートフル・カニバリズム・ドラマ

③『アダムズ・アップル』(監督:アナス・トマス・イェンセン2005年/94分/デンマークほか)
試練と不条理の果てに予期せぬ“奇跡”が舞い降りる予測不能なダークヒューマンドラマ

④『アフター・ウェディング』(監督:スザンネ・ビア2006年/120分/デンマークほか)
アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート。ハリウッドリメイクもされた感動のヒューマンドラマ

⑤『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(監督:ニコライ・アーセル2012年/137分/デンマークほか)
ベルリン国際映画祭 脚本賞&男優賞W受賞デンマーク王室最大のスキャンダルを描いた歴史劇

⑥『偽りなき者』(監督:トマス・ヴィンターベア2012年/115分/デンマーク)
カンヌ国際映画祭 主演男優賞受賞!力強い演技が観る者の魂を揺さぶる衝撃作

⑦『メン&チキン』(監督:アナス・トマス・イェンセン2015年/104分/デンマークほか)
※日本劇場初公開
あなたの“マッツ愛”が試される?! 狂気的な怪演が光る奇想天外、クセ者たちのルーツ探しの狂想曲

この7本のうち3本が日本初公開(※)というから、これは見逃せない!
 


【作品紹介】

mads-ブレイカウェイ.jpgまず『ブレイカウェイ』は往年の名作『スタンドバイミー』の大人版かと思わせるルック。しかしながら、どうやら犯罪の匂いがしてきて・・・。どこかタランティーノ作品の香りもするなかマッツが演じるのは言葉より先に手が出る武闘派。今ならリーダー役のイメージだが、意外に違和感はない。それぞれが抱える少年時代の孤独が丁寧に描かれるところも新鮮。4人分描けば単調になりそうだが、興味を逸らさない。バイオレンス✖️ハートフルな作品。

 
mads-フレッシュ・デリ.jpgお次の『フレッシュデリ』はカニバリズムを描いた劇薬。『ブレイカウェイ』でも共演したニコライ・リー・コスと共に精肉店を立ち上げる。マッツが額を剃り上げた特徴的な髪型でクセの強い店主を怪演する異色のダークファンタジーだ。世間の規範から大きく外れたストーリーラインなのに終盤のマッツのスピーチに心動かされそうになる。逸脱した世界観にも関わらず、二人の演技力によって意識は遠い世界まで飛ばされる強烈な映画体験。このキャラクターを違和感なく演じ切れることに感服。


mads-アダムズ・アップル.jpg『アダムス・アップル』は服役を終えた元囚人の引受先である教会が舞台。ここでのマッツは「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」というイエス・キリストの教えを地でいく温厚な牧師なのだが、”ネオナチ”のアダムがやってくると雲行きが怪しくなる。車の中から流れてくるBeeGeesの「How deep is your love」の爽やかなメロディが、ブッとんだストーリーを程よく軌道修正?してくれる。


mads-ロイヤル・アフェア.jpg『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(ニコライ・アーセル監督)は宮廷もの。18世紀後半イギリスからデンマーク王室に嫁いだ王妃カロリーネと国王の侍医ヨハンとの道ならぬ恋を描く。端正な顔立ちが啓蒙思想のドイツ人医師という役どころにはまっている。仮面舞踏会でカロリーネを演じたアリシア・ヴィキャンデルと、キャンドルライトの下みつめ合う姿はため息が出そうな程に麗しい。啓蒙思想とは、聖書や神学が権威とされていた当時の社会・政治体制に対し理性と知識をもって改革を目指すというもの。デンマーク史に残る野心家ストールエンセをモデルにしており、天然痘の蔓延など当時の社会情勢を時系列に描いて観やすい。


mads-偽りなき者.jpgカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた『偽りなき者』(トマス・ヴィンターベア監督)では変質者の汚名を着せられる。しかも被害者とされるのが親友の娘なら・・・。原題「JAGTEN」は狩りの意味。北欧の映画には猟銃をぶっ放す男がよく登場するが、狩猟の免許は大人になった証らしくニューフェイスを歓迎し讃えあう。タイトルの意味するものと美しい秋の景色との対比に思わず身震いしてしまう。『アナザーラウンド』でも同僚役を演じたトマス・ボー・ラーセンが今回も親友役で登場。


mads-アフター・ウェディング.jpgスザンネ・ピア監督『アフター・ウェディング』ではインドで孤児院を経営するヤコブを演じる。ある日、支援を申し出る企業のトップからデンマークに呼び出される。会長ヨルゲンに誘われるまま、娘の結婚式に出席すると、思わぬ人との再会が待っていた。本作は2020年ジュリアン・ムーア、バート・フレインドリッチ監督夫妻によって『秘密への招待状』としてリメイクされた。ハリウッド映画にも合いそうなストーリーだが、ヨルゲンを演じたロルフ・ラッスゴードの演技がより複雑味を与えている。そして、ヤコブがインドで我が子同然に面倒をみてきた少年プラモドとのラストシーンに胸が熱くなる。

 
mads-メン&チキン.jpgそして『フレッシュ・デリ』を凌ぐ問題作が『メン&チキン』だ。コピーの「あなたのマッツ愛が試される?!」は言い得て妙。キャストが出揃ってもマッツの姿を探してしまったほどの特異キャラ。わからなかったのはチリチリ頭に無精髭という見た目のせいだけではない。7本のうち本作含め監督名の記載のない4本はすべてアナス・トマス・イェンセン監督作。ニコライ・リー・コスも常連でヘンテコリンな世界観がクセになるが、本作は突出している。主要キャスト5人の役名はエリアス(マッツ)、ガブリエル、フランツ、ヨセフ、グレゴール。ネーミングの意図は明かされないが、聖書やフランツ・カフカの著作「変身」の主人公の名前がグレゴールというのには関係がありそう。


それにしても見応えのある作品揃い。端正な顔立ちと類まれな身体能力で見る者をたちまち魅了するマッツ。いくつかの作品では、そのルックスさえも奇異なものに改変し、常軌を逸したキャラクターでも惹きつけてやまない。正義漢も野心家もアウトローも変人も、七変化どころか百面相だ。見れば見るほど、はまってしまうマッツ沼へようこそ。どうか存分にご堪能あれ。
 


(山口 順子)




ラインナップ 7 作品の新ポスター解禁!

入場者プレゼントにオリジナルトレカの配布決定!

全作品コンプリートキャンペーンも実施!
 


ラインナップ7作品の新ポスタービジュアル

この度解禁するのは、生誕 60 周年祭の開催を記念して、ラインナップ7作品の新ポスタービジュアル。それぞれ違った表情を見せるマッツ・ミケルセン。若かりし頃のマッツ・ミケルセンから、国際的に知られることになった出世作まで、スクリーン越しにその輝きを放つ“北欧の至宝”を存分に堪能いただきたい。
 


mads-入プレ.オリジナルトレカ_SAMPLE.png入場者プレゼント

併せて入場者プレゼントに、各作品のマッツ・ミケルセンが演じるキャラクターを収めたオリジナルトレカを配布することが決まりました。配布方法は以下よりご確認ください。

 

配布方法はこちら⇒ https://note.com/synca_creations/n/nfc10a3bb02eb

 


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★7作品鑑賞した方へのプレゼントキャンペーンを実施

さらに、7作品鑑賞した方へのプレゼントキャンペーンを実施します。キャンペーン概要は、以下よりご確認ください。

 

プレゼントキャンペーン⇒ https://note.com/synca_creations/n/n95ed051a0faf
 


本生誕祭では、彼の60歳の節目を祝い、日本劇場初公開の貴重な作品を含む7作品を一挙に上映。

若き日のマッツ・ミケルセンを堪能できる『ブレイカウェイ』(00)や『フレッシュ・デリ』(02)、長らく未公開となっていた『メン&チキン』(15)といった日本初公開作だけでなく、『アダムズ・アップル』(05)、『アフター・ウェディング』(06)、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12)、そして代表作とも言うべき『偽りなき者』(12)まで、マッツ・ミケルセンのキャリアを通じて培われた演技の真髄を劇場で堪能できる滅多にない機会となる。

“北欧の至宝”とも称される名俳優の輝き、そして圧倒的な存在感をスクリーンで体感してほしい。


 

 

《松竹ブロードウェイシネマ2025秋》

トニー賞(3作品)合計13部門受賞!

今世紀最高のミュージカル3作品が、遂に映画館に登場!

          『エニシング・ゴーズ』『インディセント』『タイタニック』
感動と興奮で心震わす、ラブコメの金字塔、傑作社会派、歴史的超大作!

映画コメンテーターLILICoさんも大絶賛!!

『エニシング・ゴーズ』本編解禁!!
 

~城田優が主演サットン・フォスターの魅力を語る~


BM25エニシング・ゴーズmain6 ⒸTristram Kenton.jpg

日本映画界史上初、アメリカ・ニューヨークのブロードウェイ舞台を特別撮影し、日本語字幕 付きで映画館でお届けする「松竹ブロードウェイシネマ」。2017 年の特別上映の成功を受け、2019 年 4 月からシリーズ化。 そして今回、トニー賞を総なめにした、伝説の傑作ロングラン・ミュージカル 3 作品を「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」 として、10 月 31 日(金)より、「エニシング・ゴーズ」を皮切りに全国順次公開!!!

 

豪華客船に乗り合わせたのは、ナイトクラブの歌姫、結婚を控えた実業家、犯罪者とその情婦など、 多彩な旅客たち。恋のすれ違いや、ギャングの変装などドタバタ劇がテンポよく展開する本作。 今回解禁となったのは、タイトルにもなっている名場面「エニシング・ゴーズ」のダンスシーン。 キャスト全員が舞台に集結し、タイトル曲「Anything Goes」に合わせて圧巻のタップダンスを披露。 まさにエニシング・ゴーズ=“なんでもあり”のタイトル通り、自由な世界観を体現する瞬間で、 観客のボルテージが最高潮に達するステージを解禁します。 本ステージを大スクリーンで観ると、更なる感動を味わえること間違いなしです!!

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BM25-shirota-2.jpgまた公式アンバサダーの城田さんは、本作「エニシング・ゴーズ」の主演であるサットン・フォスターのことを、 「主演のサットン・フォスターは誰が見ても看板女優。“主役”というオーラを纏った素晴らしい女優さんであることはもちろんのこと、僕が印象的だったのは、これこそ(映画は)ヨリがあるから分かることだと思いますが、表情がサットンさん 自身が笑っているのか、役柄のリノとして笑っているのか、けっこう分からない豊かな表情というのが魅力だなと思います。例えば、一番のラストで(詐欺師の) ムーン役とタップをしたりジョークを言ったりしているシーンで(サットンさん自身が)笑いのツボに入り本気で笑っている感じにも見えるのですが、(役としてなのかな?)どっちなんだろう?と、思わず役者である自分が想像してしまうくらいナチュラルに演じられていて、リノとして演じているようにも、思わず吹き出してしまった役者にも見える。どっちにしても面白いなぁと。とにかく明るいこの 「エニシング・ゴーズ」という、<何があっても別にいいぜ!>というメッセージ通りの表情というか、天真爛漫な感じが、(御本人が身に纏っている)いつものオーラと違う、そこからはみ出していく人間らしさだったりとか、茶目っ気みたない物が魅力だと思います」と語ってくださいました。
 


映画館の扉を開けたらそこは 2 時間の小旅行

驚異のトニー賞合計 13 部門受賞!(3作品合計) ※本シリーズの「エニシング・ゴーズ」「タイタニック」は ブロードウェイ・プロダクション版となります かつてない高揚感、圧巻のパフォーマンス、 極上の体験に涙する感動作‼
今世紀最高のミュージカル、遂に開幕!

日本映画界史上初となるシーズン上映を彩るのは、
痛快なラブコメディの最高傑作、「エニシング・ゴーズ」 第一弾 10 月 31 日(金)~公開

演劇「復讐と神」を巡る衝撃作、「インディセント」 第二弾 11 月 14 日(金)~公開

世界中が涙した愛と感動の物語、「タイタニック」 第三弾 11 月 28 日(金)~公開


 

オンラインムビチケ、絶賛発売中!
当日鑑賞料金 3,000 円均一 お得な、オンラインムビチケ単券 2,800 円/オンラインムビチケ 3 作品セット券 8,100 円も!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹 松竹ブロードウェイシネマ
公式サイト: https://broadwaycinema.jp/

「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」プレスシート配布詳細
「エニシング・ゴーズ」「インディセント」「タイタニック」が、10 月 31 日(金)を皮切りに、全国順次限定公開すること を記念して、全国の映画館にご来場のお客様へ特典プレゼント配布決定!
映画ライター・よしひろまさみちさんの 映画評論付き、米国ニューヨーク・ブロードウェイ公認、日本限定プレスシートを配布させていただきます!

❑配布日程:上映期間中配布(先着順)*全国1週間限定公開(東劇のみ2週間上映)
❑配布枚数:先着順
❑配布劇場:公式サイトを御確認くださいませ。

松竹ブロードウェイシネマ公式サイト: https://broadwaycinema.jp


第一弾 10 月 31 日(金)~公開『エニシング・ゴーズ』(原題:Anything Goes)

第 65 回トニー賞受賞、大スターのサットン・フォスター主演!

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世界的な音楽界のカリスマ、コール・ポーター作詞・作曲、恋と冒険が繰り広げられるミュージカル・ラブコメの最高傑作!!
トニー賞合計 6 部門受賞!第 42 回トニー賞にて 3 部門(ベストリバイバル賞、 ミュージカル助演男優賞、振付賞)を獲得、第 65 回トニー賞では再びトニー賞 3 部門 (ミュージカル・リバイバル作品賞、ミュージカル主演女優賞、振付賞)を授与!
アメリカが生んだ世界的なマルチ・ヒットメーカーで音楽界のカリスマ、コール・ポーターの作詞・作曲の楽曲を用いた、トニー賞総なめの伝説のロングラン・ミュージカル!!!
そのブロードウェイ・プロダクション版舞台(2021 年)を、第 65 回トニー賞ミュージカル主演女優賞受賞の大スター、サットン・フォ スターを主演に迎え収録した、大ヒット・痛快ラブコメディの決定版!
 

(STORY) 大西洋を横断する豪華客船 SS アメリカン号に乗り合わせたのは、ナイトクラブの歌姫、結婚を控えた実業家、犯罪者とその情婦など、多彩な旅客たちばかり。恋愛やトラブルが絡み合い、ドタバタの冒険が繰り広げられる。

作詞・作曲:コール・ポーター
監督&演出:キャスリーン・マーシャル、ロス・マクギボン
原作&脚本: P・G・ウッドハウス、ガイ・ボルトン 出演:サットン・フォスター、ロバート・リンゼイ、 フェリシティ・ケンダル、他
英国/2021/ビスタ/138 分/5.1ch/日本語字幕スーパー
写真クレジット: ⒸTristram Kenton



BM25インディセントⒸCarol Rosegg.jpg第二弾 11 月 14 日(金)~公開 『インディセント』(原題:Indecent)

ピューリッツァー賞受賞、トニー賞 2 回ノミネート、 アメリカ演劇の殿堂入りを果たした巨匠、ポーラ・フォーゲル渾身の原作&脚本!

第 71 回トニー賞にて 3 部門ノミネートされ、最優秀演劇演出賞 & 最優秀演劇照明デザイン賞を受賞した社会派ミュージカルの傑作!!
その衝撃的内容から、逮捕され有罪判決を受けたショーレム・アッシュの演劇『復讐の神』をめぐる論争を描いた傑作演劇初の ODS 映画化であり、アメリカン・シアター・ウィングが授与するオビー賞演出賞受賞作品!!!

ピューリッツァー賞受賞の脚本家でアメリカ演劇の殿堂入りを果たした、ポーラ・フォーゲルによる原作のアメリカ演劇である。オリジナルは 1923 年にブロードウェイで上演され、ショーレム・アッシュの演劇『復讐の神』(「God of Vengeance」)をめぐる論争を描いた舞台。

(STORY) 1907 年のポーランド。売春宿の娘とその父のもとで働く女性の恋愛を描いた「復讐の神」が生まれた。この歴史的な戯曲を再び舞台に蘇らせるために、演劇の持つ愛と魔法を信じて、芸術家たちは困難に立ち向かっていく。

監督&演出:レベッカ・タイチマン
原作&脚本:ポーラ・フォーゲル
出演:リチャード・トポル、カトリーナ・レンク、アディナ・ヴァーソン、他
米国/2017/ビスタ/105分/5.1ch/日本語字幕スーパー
写真クレジット: ⒸCarol Rosegg


BM25タイタニック-main2.ⒸPamela Raith.jpg

第三弾 11 月 28 日(金)~公開『タイタニック』(原題:Titanic the Musical)

世界中が涙した、愛と感動のヒューマンドラマの超大作!

巨匠モーリー・イェストンが奏でる美しく壮大な音楽に、史実に基づいた真実のストーリーが紡がれていく。 第 51 回トニー賞合計 5 部門受賞!
トニー賞にて、最優秀ミュージカル作品賞、最優秀ミュージカル脚本賞、最優秀作詞作曲賞、最優秀ミュージカル装置デザイン賞、最優秀編曲賞の 5 部門を受賞!!!

ブロードウェイ初演は映画「タイタニック」公開と同じ 1997 年、世界中の人々を魅了した。当時 100%の売り上げを記録し、72 万 8094 ドル(7 週目)という新記録を樹立。映画版『タイタニック』は、レオナルド・ディカプリオ他主演で、1998 年のアカデミー賞に おいて、作品賞、監督賞、主題歌賞、音楽賞他の 11 部門で受賞した。また、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒット。

本作は映画版ではないが、より史実に基づいて描かれている、貴重な 2023 年度の舞台(UK)を収録した大作ブロードウェイ・プロダクション版ミュージカル!!!

(STORY) 1912 年に起きたタイタニック号の沈没事故。出港から沈没までを描き、船の設計者トーマス・アンドリューズ、船長エド ワード・スミス、船主 J・ブルース・イズメイを中心に、豪華客船に乗り込んだ人々は、それぞれの夢や希望を抱えて旅を始めるが、氷 山との衝突によって運命が大きく変わってしまう…。

作詞・作曲:モーリー・イェストン
監督&演出:トム・サザーランド 原作&脚本:ピーター・ストーン
出演:グラハム・ビックリー、マーティン・アランソン、ブリー・スミス、ジェームズ・ダーチ、他
英国/2023/ビスタ/135 分/5.1ch/日本語字幕スーパー
写真クレジット: ⒸPamela Raith


<クレジット>

■シーズンタイトル:「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」
■配給:松竹
■作品コピーライト:©BroadwayHD/松竹
■松竹ブロードウェイシネマ公式サイト: https://broadwaycinema.jp/

「エニシング・ゴーズ」10 月 31 日(金)より、「インディセント」11 月 14 日(金)より、 「タイタニック」11 月 28 日(金)より、全国順次公開 


(オフィシャル・レポートより)

 

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『KCIA南山の部長たち』『ソウルの春』『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』に続き、韓国現代史の闇を市民の人々の視点で描く『1980 僕たちの光州事件』が、4月4日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開いたします。果たして、これまで同じ光州事件を舞台に映画で描かれていた作品と本作との違いとは何なのか?ぜひ本ニュースのご掲載をお願いいたします。


1980-pos.jpg『KCIA 南山の部長たち』では長年独裁者の座に君臨したパク・チョンヒ大統領の暗殺事件を、『ソウルの春』ではその直後に起きたチョン・ドゥファンによる軍事クーデターを、それぞれ史実を基にしたフィクションとして傑作映画に仕立て上げ大ヒットに導いた韓国映画界。そんな中、忘れてはならないのが『ソウルの春』で権力の座を簒奪した軍事政権が引き起こした歴史的悲劇「光州事件」だ。先の2作品と同じく大ヒットを記録した『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』で描かれたのは、民主化を叫ぶ善良な市民たちを虐殺する軍人たちの姿を、世界に伝えなければという使命感に目覚めてゆくタクシードライバーとドイツ人記者のエモーショナルな姿だった。本作はその事件のど真ん中に生活をしていた「ごく普通の家族」の姿に焦点を当て、権力が市民の小さな幸福をいかにして踏みにじったのか、そして悲劇の中にあっても大切な人を守りたいと願う思いがいかに尊いものであるかを、時にユーモアを交えながらも切々と描いてゆく。涙なくしては語れない韓国現代史劇の新たな傑作映画がここに誕生した。


『ソウルの春』がもたらした一つの残酷な結末であり 『1987、ある闘いの真実』に続く物語であると同時に、『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』とは似て非なる1980年5月の物語


1980_08.jpg本作で描かれた<5.18光州民主化運動>は、<12.12軍事クーデター>を扱った『ソウルの春』の結果であり、<6月民主抗争>を扱った『1987、ある闘いの真実』の始まりに関する話として、韓国現代史において最も重要な瞬間だったと言える。カン・スンヨン監督は「背景となる79年、80年は、韓国の現代史において18年間の抑圧的な独裁政治を断ち切り民主化へ進むのか、あるいは退行するのか、揺れ動く激動の時期でした」と言い、「1980年5月18日から5月27日までの10日間、無慈悲な公権力と国軍の銃口に抗議し抵抗した市民たちの志は、5.18民主化運動として昇華され、更に1987年6月10日の抗争へと続く民主化の熱望の種となったんです」と語る。だからこそ本作は<5.18光州民主化運動>を一つの事件として切り離して描くことをせず、歴史の流れにおける重要な精神を描こうと務めている。


1980_sub2.jpgしかし本作は『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』と同じ時期の同じ土地を描いてはいるものの、その性質を大きく異にする物語だ。この2作品の異なる点は、『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』が外部の人間の目線でその日の光州を描いたのに対し、本作は光州の南道庁裏通りで5月17日に中国料理店を開業したチョルス一家と近所に暮らす人々の目線、つまりはその土地で生活し自分たちのささやかな幸せを守りたいと願う「私たちの物語」だという点である。愛すべき隣人たちがそれぞれの立場に分かれ、普段の私たちを支えている根本的な常識が崩れていく。彼らが感じた混乱と不安を観客は肌で感じることになるだろう。


1980-11.jpgカン・スンヨン監督は1980年のあの時をそのまま再現するために心血を注ぎ、3ヶ月間のデザイン設計と2ヶ月間の施工、合計約5ヶ月の準備期間を経て作り上げられた。平凡な暮らしとささやかな幸せだけを願った家族を襲った悲劇を市民の人々の視点でリアルに描き、涙なくしては語れない韓国現代史劇の新たな傑作映画がここに誕生した。


STORY:1980年5月17日。チョルスの祖父は念願だった中国料理の店をオープンさせる。父親はどういうわけか家にいないけれど、チョルスの大好きな幼馴染のヨンヒや優しい町の人たちに祝福されて、チョルスと家族は幸せに包まれていた。しかし輝かしい未来だけを夢見る彼らを、後に「光州事件」と呼ばれる歴史的悲劇が待ち受けていた。
 

監督・脚本:カン・スンヨン 
出演:カン・シニル、キム・ギュリ、ペク・ソンヒョン、ハン・スヨン、ソン・ミンジェ
2024年/韓国/韓国語/99分/シネマスコープ/5.1ch
字幕翻訳:本田恵子/字幕監修:秋月望
/原題:1980/映倫G
配給:クロックワークス
公式サイト:https://klockworx.com/movies/1980/  
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2025年4月4日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開


(オフィシャル・リリースより)

 

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