『るろうに剣心 京都大火編』舞台あいさつ
2014年7月2日(水)大阪・御堂会館にて
(2014年 日本 2時間19分)
原作:和月伸宏「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ・コミックス刊)
監督:大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、蒼井優、江口洋介、藤原竜也
2014年8月1日(金)~全国ロードショー
公式サイト⇒ http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html?oro=mile
(C)和月伸宏/集英社
(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
★『るろう』佐藤健、武井咲らに黄色い歓声
佐藤健、武井咲共演の時代劇『るろうに剣心 京都大火編』(ワーナー、大友啓史監督)が完成し2日夜、初試写会が大阪・中央区の御堂会館に超満員900人のファンを集めて行われた。 人気絶頂の佐藤健、武井咲の注目コンビに、今作から登場する藤原竜也と大友啓史監督が舞台挨拶を行い、会場は熱狂に包まれた。 累計5800万部を超え、国民的人気のコミックを映画化した『るろうに剣心』は映画でもブームを巻き起こし、第一作は興収30億円の大ヒット。あれから2年、ファン待望の続編は『~京都大火編』(8月1日公開)と『~伝説の最期編』(9月13日公開)の二部作になる。
初試写会は応募総数が1万3000人を超え、900人の客席はペアのため、30人に1組という難関になった。中には2日前の6月30日から並んだという熱狂的ファンもいて、会場は待ちかねたファンの熱気に包まれ、佐藤らが登場するや黄色い悲鳴、絶叫が飛び交う大騒ぎとなった。
佐藤健:お待たせしました。ついに完成しました。お会い出来て光栄です(大歓声)。
(大阪は)ウェルカム感がけた違いですね。喜んで下さってる感じが伝わってきます。皆さんの気持ちが熱くて……。楽しんでいってください。
武井咲:テレくさくて緊張してます。短い時間ですが楽しんでください。
佐藤:マイクなのに負けてる。
藤原竜也:鶴瓶さんが先日見てくれて「武井さんが大好きやねん」って言ってました。
大友啓史監督:大阪スゲーな。衝撃ですね。その衝撃に負けない映画作った。この人たち(舞台の3人)はすごい。尊敬してます。 今日はスタッフ、キャストを代表してあいさつに来ました。『るろう』を愛してやって下さい。
――2年あきましたが、この2年間で何か変わったことは?
佐藤:みんな大人になった(笑)。(武井さんは)前はパッツンだったけど、前髪を流してきました。
武井: (佐藤さんは)ブランクを感じさせない劍心でいてくれました。それらしい迫力でいてくれはりました(笑)。
大友監督: 『るろう』やるからには京都編をやらなければならなかった。
志々雄(藤原竜也)のメークも含めて。大変だったけど、これをやって『伝説の最期』編に行かなければ、と。
藤原:機嫌も気分も悪くさせるだろうし、トイレにも行けないような大変な役だった。佐藤君とは初めてだったが(彼は)この役に1年ぐらいかかっているだろうし、ある種のテンションが続いていたと思う。理解者いないだろうし、孤独を感じながら7~ 8カ月まっとうした。スゲエ人だな、と思う。打ち上げの時に言ったと思うけど、佐藤君のおかげで自分もまっとうできた。
佐藤: 『 ~ 京都大火編』もすごいけど『 ~ 伝説の最期編』になると(藤原さんは)人間でなくなっているんではないか。悪役として日本映画界に残るんじゃないかな。
――30カ所ロケに行って2万㌔移動した
大友監督:よくやりましたよねえ。もうロードムービーですよ。(3人を)誉めたげて下さい。(拍手)
――ロケでは京都、兵庫など関西も多かった。関西の思い出は?
佐藤:前作では京都はずっといた。今回は1カ月だったけど。薫(武井)と劍心の大切なシーンは滋賀。近江八幡での撮影した。
武井:今朝、たこ焼き食べました(笑)。たこは苦手なので、ちょっと残しましたけど。
――アクションシーンがすごい。
大友監督:やろうと思っても、出来る人がいないと出来ない。難しいオーダーに応えてくれたことに頭が下がる。全員、体張ってやってくれた。
――最後にひと言
大友監督:スタッフ、キャスト総勢600 ~ 800人を代表して、全員の思いを背負って来てるんで、目いっぱい楽しんでください。
武井:すごい楽しみに来て下さったと思ってうれしかった。強い映像なので、気をつけて下さい。薫ちゃんの気持にも注意して、存分に楽しんで下い。
藤原:皆さんに見ていただいて、8月1日(の公開を)待ちたい。
佐藤:こんなに来てもらって、ホントにありがとう。顔に出さない方だけど、マジでめちゃうれしい。見終わった後、次の『 ~伝説の最期』編を見たいと思っても、9月13日公開までもがき苦しむことになると思うけど、そこまで盛り上げていきたい。
(安永 五郎)
『フランス映画祭2014』を見終えて
家系的に必ず1度目の結婚に失敗するというジンクスを抱えたイザベルが、10年も同棲している恋人との結婚を成功させるため、誰でもいいから虚偽結婚してバツイチになろうと選んだ相手がツアーガイドのジャン=イヴだった。ところが、中々離婚できずに悪戦苦闘するという物語。お話に無理があるだろうと思ってと見たら、とんでもない!パリからデンマークへ、さらにケニアやモスクワとワールドワイドのロケも成功。
ちょっと皮肉屋の夫グザヴィエを演じたジャン=ピエール・ダルッサンがまたいい!『キリマンジャロに降る雪』や『ル・アーブルの靴みがき』などでもそうだったが、飄々としながらも滋味深い包容力を感じさせる。妻を追ってパリへ行き、妻が男と一緒だと知って、パリの学校でトランポリンを学ぶ息子を訪ねる。酪農を継がず軽業師のようなことをする息子をバカにしていたグザヴィエだったが、初めて見る息子のパフォーマンスに心を射抜かれる。階段から落ちては起き上がるというトランポリンを使ったステージだったが、そのアーティスティックで美しいパフォーマンスに、グザヴィエ同様、見ているこちらもハッとするほどの感動を覚える。その時のグザヴィエの表情がいい!
『フランス映画祭2014』記者会見
【ユニフランス会長:ジャン=ポール・サロメ氏】
【ユニフランス代表:イザベル・ジョルダーノ氏】
ガトリフ監督:
ベベデール監督:
フィトゥシ監督:
『フランス映画祭2014』開催!






素直さで人間の業に迫る!『捨てがたき人々』榊英雄監督
金も仕事も家族も希望もなく、「生きるのに飽きちゃった…」と、人生に行き詰まって故郷に戻ってきた勇介(大森南朋)。誰もがよそ者の勇介を警戒する中、弁当屋の顔にアザがある京子(三輪ひとみ)だけはいつも明るく微笑み掛けてくれた。京子は、乱暴されても人懐こく勇介の世話をするうちに、いつの間にかなしくずしに体を重ねるようになる。そして、京子は身籠り、勇介は京子が信奉する教団幹部経営の水産加工会社で働くようになる。そこでは、教団幹部の不倫や自殺騒ぎなど、ドロドロとした人間の欲望を目の当たりにする。
1970年、長崎県五島市出身。福岡の大学卒業後、ダンサー目指して4月に上京。6月に「ぴあスカラシップコーナー」で古厩智之監督の『この窓は君のもの』の主演男優募集に応募し合格。8月には撮影に入るという、ラッキーなスタートをきる。ところが、その後7年間は暗黒時代で、年中バイトに明け暮れる日々だったという。そんな時、俳優仲間との宴席で売れっ子の俳優にケチを付けていたら、女優の片岡礼子に、「カッコ悪いわね、英雄君。他人を批判・中傷する暇があったら、自分で脚本書いて監督すれば、自分で主役ができるでしょう!」と言われ、それで奮起して撮ったのが、『“R”unch Time』(‘96)だったそうだ。
俳優としても活躍する榊英雄監督は、菅井きん主演の『ぼくのおばあちゃん』(‘08)や高橋克典主演の『誘拐ラプソディ』(‘10)と、疎遠になりがちな家族の人間模様をユーモラスに人情味たっぷりに描いた作品を監督している。(筆者は特に『誘拐ラプソディ』がお気に入り!テンポの良さと林遼威くんのはじけっぷりが最高!)これらとは打って変わって、人間の業を生々しく描いた本作は異色だ。榊監督にとっても勝負を賭けた作品と見受けられる。
本作の良さは、製作陣の想いの深さもさることながら、俳優陣の熱演がさらに作品に深みを出している。特に、京子を演じた三輪ひとみが素晴らしい。今までホラークイーンとして知られていたが、ここにきて女優としての強い覚悟が見て取れる。榊監督によるとかなり厳しい現場だったようで、今までにない裸体による絡みや、複雑な心情表現の演技が求められ、肉体的にも精神的にも毎日闘っていたとか。
体のキレも健在!『太秦ライムライト』主演の福本清三さん舞台挨拶
―――初主演を務めて、どうでしたか?
―――ヒロイン役の山本千尋さんはどうでしたか?
共演なんてとんでもありません(笑)。16歳で会社に入ってから、画面の端っこに出していただき、お父さんの近衛十四郎さんにも斬られ、二代に渡って斬られてますねと大笑いしてました。
僕らが入った頃の東映は、斬られ役みたいな専門で立ち回りできる人がたくさんいました。400人位の俳優のうち200人位が男性で、その中に立ち回りができる人が50か60人位いましたので、その中に入り込むのがまず大変でした。あの頃は、皆よくできたんです。というか、できて当たり前の時代でした。僕はペーペーでしたから、どこから這いあがっていこうか、まずは立ち回りを覚えてと、先輩から習いました。僕らが先輩に合わせていただいていた状況なので、今はその恩返しのようで、若い人たちに立ち回りを教えていく立場です。でも、今でももっと上手くなりたいと思います。ただ「わあっ」と言って「わあっ」と死んだふりしているように見えますが、何かしら奥の深いものがあるんです(笑)。 
―― 福本清三さんのドキュメンタリーか、というようなお話ですが。
―― 新米女優(山本千尋)に殺陣を教える物語だが、こんな経験はあった?

