「京都」と一致するもの

『シャドー・チェイサー』特製クリップ型デジタル クロック プレゼント!

shadow-pre.jpg板挟みにあいながら、時間に追われる現代人には必需品!?
メモなどが挟めるクリップに時計が付いた“特製クリップ型デジタルクロック”プレゼント!

・募集人数: 5名様 
・締切 :2012年11月11日(日)
・公式サイト⇒ http://www.shadowchaser.jp/

2012年10月27日(土)~有楽町スバル座、新宿ミラノ、大阪ステーションシティシネマ、T・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸 他全国ロードショー


豪華スター競演で贈る、息も付かせぬサスペンス・アクション!
ヘンリー・カヴィル×シーガニー・ウィーヴァー×ブルース・ウィリス

監督:マブルク・エル・メクリ(『その男、ヴァン・ダム』)
出演:ヘンリー・カヴィル(『インモータルズ‐神々の誓い‐』)シーガ二―・ウィーヴァー、ブルース・ウィリス、ロジェ・ゼム

2012/アメリカ/原題:The Cold Light of Day/93分
(C)Fria Luz del Dia, A.I.E. 2011, Artwork (C)2012 Summit Entertainment, LLC, All Rights Reserved.

幸せは一瞬にして崩れ落ち、父親の秘密が絡んだ国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく―。豪華スター競演で贈る、ノンストップ・アクション巨編!

shadow-2.jpgスペインで家族と久々の再会を果たしたウィル(ヘンリー・カヴィル)。しかし、家族が突然誘拐されてしまう。愕然とするウィルの前に父親のマーティン(B・ウィリス)が現れて、「自分は実はCIA工作員である」と驚くべき事実を告げる。そして政府間の事件に巻き込まれたことが原因で家族が拉致されたことを知り、ウィルは衝撃を受ける。マーティンは同じくCIA工作員のキャラック(S・ウィーヴァー)に現状を打破すべく連絡するが、待ち合わせ場所でマーティンは狙撃され、魔の手はウィルへと及ぶ。スペイン国家警察、CIA、そして謎の組織にも追われ、家族を救う猶予は24時間もない。ウィルは己の本能だけを頼りに国家間の陰謀の渦中へと身を投じていく―。

新通提供

shadow-1.jpg『シャドー・チェイサー』プレスシート プレゼント

・募集人数: 5名様 
・締切 :2012年11月11日(日)
・公式サイト⇒ http://www.shadowchaser.jp/

 2012年10月27日(土)~大阪ステーションシティシネマ、T・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸 他全国ロードショー


豪華スター競演で贈る、息も付かせぬサスペンス・アクション!
ヘンリー・カヴィル×シーガニー・ウィーヴァー×ブルース・ウィリス
 

     監督:マブルク・エル・メクリ(『その男、ヴァン・ダム』)
出演:ヘンリー・カヴィル(『インモータルズ‐神々の誓い‐』)シーガ二―・ウィーヴァー、ブルース・ウィリス、ロジェ・ゼム

2012/アメリカ/原題:The Cold Light of Day/93分
(C)Fria Luz del Dia, A.I.E. 2011, Artwork (C)2012 Summit Entertainment, LLC, All Rights Reserved.

幸せは一瞬にして崩れ落ち、父親の秘密が絡んだ国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく―。豪華スター競演で贈る、ノンストップ・アクション巨編!

shadow-2.jpgスペインで家族と久々の再会を果たしたウィル(ヘンリー・カヴィル)。しかし、家族が突然誘拐されてしまう。愕然とするウィルの前に父親のマーティン(B・ウィリス)が現れて、「自分は実はCIA工作員である」と驚くべき事実を告げる。そして政府間の事件に巻き込まれたことが原因で家族が拉致されたことを知り、ウィルは衝撃を受ける。マーティンは同じくCIA工作員のキャラック(S・ウィーヴァー)に現状を打破すべく連絡するが、待ち合わせ場所でマーティンは狙撃され、魔の手はウィルへと及ぶ。スペイン国家警察、CIA、そして謎の組織にも追われ、家族を救う猶予は24時間もない。ウィルは己の本能だけを頼りに国家間の陰謀の渦中へと身を投じていく―。

    

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~合言葉は『神戸で映画を!』、一味違う新企画も登場!~

 阪神淡路大震災に見舞われた1995年からはじまった神戸100年映画祭が、今年で17回を迎える。新長田ピフレホールをメイン会場に幅広い年齢層の市民ボランティアによって運営される心のこもった映画祭。神戸にゆかりのある映画を中心に、多彩なゲストを迎えたトークショーや、「淀川長治メモリアル」と題した懐かしの名画上映など、最新作を競って上映する他の映画祭にはないユニークなプログラミングに注目している映画ファンも多いことだろう。

 11月2日(金)に開催されるトークショーに登場するのは、2005年に引き続き2回目のゲストとなる女優香川京子さん。黒澤、小津、溝口といった往年の名監督のほとんどと仕事をした経験を持つ香川さんに、映画黄金期の思い出をたっぷり語っていただく他、香川さん出演作品の『東南角部屋二階の女』、そして黒澤監督作品の『まあだだよ』の上映も見逃せない。

 そして、今年は親子で楽しめる特撮ヒーローが登場!現代の特撮ヒーロー『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』に加え、往年の特撮ファンにはたまらない『モスラ』が11月3日(土)に上映される。「日本の特撮と円谷プロ」と題した特撮トークショーも開催予定だ。

 翌週の11月9日(金)~11日(日)は、神戸アートビレッジセンターで恒例となった「淀川長治メモリアル」を開催。この2月に亡くなった昭和を代表する名女優淡島千景さんの追悼上映として、生誕100年の今井正監督作品『にごりえ』を上映。名作『第三の男』では淀川さんの解説映像が楽しめる他、『地下室のメロディー』、『死刑台のエレベーター』、『赤い靴』が上映される。同時開催されるのが、「未来の神戸映画プロジェクト」と題した神戸芸術工芸大学×京都の映画制作上映団体「月世界旅行社」によるコラボ上映企画。オリジナル作品の上映に加え、本映画祭のために「異色のヒーロー」をテーマとして双方で制作した短編がオムニバス作品として登場するなど、同映画祭の新しい一面が垣間見れる。

 最後に、NPO神戸100年映画祭通信第60号より、今年の映画祭の見どころやその想いが込められたコラムを紹介させていただきたい。


 あれっ、今年はちょっと違うのかな? そう思ってもらえたら、実行委員会で話し合いを重ねた甲斐があったというものです。

 映画祭は17回目。会員数も減少を続け、新しいファンを発掘できていません。苦しい状況が続く中、新顔の実行委員も加わった会議により、少しだけ違った趣向を導入することにしました。

 例年の作品選定では往年の名作や近年の秀作ばかりを選んできましたが、今年は「特撮映画」2本も上映します。「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」は神戸でたっぷりロケした作品。また、ザ・ピーナッツの伊藤エミさんが亡くなった今年6月にも話題になった「モスラ」は、今年のメーンゲスト香川京子さんの主演作です。放射能に汚染された南の島から来た怪獣という設定は、いまの社会に通じるテーマでもあります。

 香川さんは2005年にもゲストで来ていただきました。今回は黒澤作品など出演作3本を上映します。日本映画の黄金期を知る女優ならではのお話をうかがうのが楽しみです。もしかしたらトークショー以外でも舞台上に顔を見せていただけるかもしれませんので、ぜひ3作とも見ていただければと思います。

 もうひとつ、新しい企画が「未来の神戸映画プロジェクト」です。若い映像作家を応援していく取り組みは、地域で映画祭を続けていくことと決して無縁ではないでしょう。新鮮な感性が生み出す映像が楽しみです。

 そして「淀川長治メモリアル」では、色あせぬ名作の数々がスクリーンによみがえります。古きも新しきも、どちらも追い求めたい。私たちがこだわりたいのは「いい映画を見たい」という欲求だけです。(代表理事・石田雅志)


NPO神戸100年映画祭 公式サイトはコチラ

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スペイン&中南米映画の祭典、ラテンビート映画祭が今年は梅田ブルク7、Tジョイ京都で10月18日(木)より同時開催される。

ダニエル・ブリュール主演の『EVA』や、演出力には太鼓判のキューバ発ゾンビ映画『ゾンビ革命』、アルゼンチン発衝撃の新感覚バイオレンスムービー『獣たち』など、バラエティー豊かなラインナップだ。

さらに、石原裕次郎と北原三枝共演のエンターテイメント大作『闘牛に賭ける男』がスペインロケつながりで上映されるなど、意外性のある作品も取り入れているのも、人気の秘密だろう。全12作品を存分に楽しんでほしい。


第9回ラテンビート映画祭公式サイトはコチラ

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毎年秋の恒例となった『ブラジル映画くうk祭2012』。今年も東京を皮切りに、大阪ではシネ・ヌーヴォで10月13日(土)から、京都では京都シネマで10月20日(土)から開催される。

すでにハリウッドリメイクも決定しているブラジリアン・アクション映画の決定版『トゥー・ラビッツ』、ブラジル音楽ファン必見の天才詩人を描くドキュメンタリー『バイオファンに愛を込めて』をはじめ、南米の空気を肌で感じる作品を堪能できる。

日本人監督による2作品も特別招待作品として上映される。塩崎祥平監督による母親の出稼ぎで来日した少年の淡い初恋物語『茜色の約束~サンバ Do 金魚~』。津村公博、中村真夕両監督による浜松在住の日系ブラジル人5人の若者を2年半に渡って追いかけたドキュメンタリー『孤独なツバメたち~デカセギの子どもに生まれて』。両作品とも監督の舞台挨拶が予定されているので、是非チェックしてほしい。


ブラジル映画祭2012公式サイトはコチラ

hainokeiji-1.jpg相対性理論、ソニックユースなど国内外・新旧問わずフォロワの多いミュジシャン灰野敬二を追ったドキュメンタリー映画 『ドキュメント灰野敬二』が、 10 月 20 日より第七藝術劇場、 11 月 3日より元町映画館、 11 月 10 日より京都みなみ会館にて公開となります。
1970 年代に音楽活動をスタート。 ロック、サイケ、フリージャズなどンルにとらわれず多種の楽器を織り交ぜる楽曲作り、さらに舞踊家・田中泯らさまざな芸術家とコラボレーションを重ねてきた灰野敬二。彼はインディペンデントで、常に実験精神に満ちた作品を発表してきました。
そこで、 決してメインストリームを歩もうとしなかった灰野敬二の生き様に共鳴する方々のトーク& ミニライブイベント <灰野敬二とアンダーグラウド 大阪編/神戸> を開催いたします。

hainokeiji-p.jpg【灰野敬二とアンダーグラウンド 大阪編 】

◆場所:第七藝術劇場(大阪市淀川区十三本町 1-7-27 サンポードシティ 6F)
◆日時: 2012 年 10 月 20 日(土) 21:00 の回上映後
・ゲスト:小田島等(イラストレーター)

【灰野敬二とアンダーグラウンド神戸編 】

◆場所:元町映画館( 神戸市中央区元町通 4-1-12 )
◆日時: 2012 年 11 月 3日(土) 19:30の回
・ゲスト:東瀬戸悟(FOREVER RECORDS代表)、安田謙一(ロック漫筆家)
◆日時: 2012 年 11 月 4日(日) 19:30の回上映前
・ミニライブ :ゑでぃまぁこん( アシッドフォークユニット )


hainokeiji-3.jpg轟きわたる静寂 優しすぎる轟音
 灰野敬二 音楽を語る
『ドキュメント灰野敬二 』
(2012年 日本 1時間35分)
監督:白尾一博
出演:灰野敬二 不失者
高橋幾郎/ナスノミツル/工藤冬里/亀川千代/Ryosuke Kiyasu ほか

公式サイト⇒www.doc-haino.com

■イントロダクション&ストーリー
灰野敬二が作り出す<音>は、何故、聴くものすべての心臓を射抜き、戸惑わせてしまう力をもつのか?七〇年代から現代に至るまでの四十年、高度経済成長、政治の季節を経て、曖昧模糊とした不確かな時代へと移り変わる中、頑なに自らの道を突き進んできた灰野敬二の生き方は、世界中の表現者たちに影響を与え続けている。だが、その存在は依然として大いなる謎として闇に包まれている。永遠と瞬間の刹那に生きる灰野敬二に向き合う時、私たちの体に隠されていた無数の<音>たちが静かに激しく呼覚まされるだろう…

可能性と不可能性の間で揺らぐ灰野敬二の混沌とした世界が、今ここに初めて立ち現わる。一瞬一瞬の消えゆく音を無限へと希求する灰野の祈りにも似た音楽は、如何にして生まれ得たか。音楽に一生を捧げた男の孤高の肖像を記録した白尾一博監督、渾身の一作だ。

hainokeiji-2.jpg■音楽家、灰野敬二について
1952年千葉県市川市中山町(現・中山)生まれ。幼少時に埼玉県川越市に転居。
1971年即興演奏グループ「ロストアラーフ」にヴォーカリストとして参加。73年には自らギターを持ち、これまでの既成の音楽に囚われない独自なヴォ-カルスタイル、ギター奏法によるソロ活動を始める。
暗闇のなかで、身体のすべてを使い激しさと静寂を極端に使いわけたレンジの広い演奏は当時から観客を圧倒していた。彼のロックに対する美学を徹底した長髪にサングラス、全身真っ黒い服装という独特で印象的な外見と、アルコール・煙草を一切摂取せず、菜食主義というストイックで求道的な音楽への姿勢。そのカリスマ性で、灰野敬二は日本のアンダーグラウンド音楽界のなかで重要なポジションを築いていく。
80年代前半、海外のアーティストからも注目され始め、フリーミュージックのフレッド・フリスとセッションを行い、さらに81年には初の海外(アメリカ)公演を行う。また国内でもロックに限らず、フリージャズ、現代音楽、舞踏などジャンルを超えた多岐に渡るアーティストとセッションを重ねるようになり、多方面でその特異な存在が注目を浴びるようになる。
90年代には、ニューヨークのフリージャズの重要人物であるジョン・ゾーンや同じくニューヨークのオルタナティブロックを代表するバンド、ソニック・ユースなどから絶大な支持を受け、数多くの海外公演を行う。以降、灰野のパフォーマンスに魅了された国内外のアーティストからの競演を希望するオファーは後を絶たない。
81年のデビューアルバム『わたしだけ?』以降、現在まで参加し、発売されたCD・レコードは優に100タイトルを越えている。
還暦を迎える現在でも、常にこれまでにはない新しい音楽表現を探し続け挑戦する彼の演奏は、日本のみならず世界のリスナーを唯一無比な世界に導いている。

■不失者とは?
幾つかある灰野のバンド(ユニット)のなかで「不失者」は1979年結成と歴史も古く、彼の活動のなかで最も重要な位置を占めるロックバンドである。サイケデリック、実験音楽、ノイズ、ジャズ、アヴァンギャルドなど様々な要素を含みつつ、灰野自身の考える新しい「ロック」を体現している。90年代初頭からニューヨークやヨーロッパなどで頻繁に活動。多数のフォロワーを世界各地に生むこととなる。
灰野の長年のパートナーであったベーシスト小沢靖の体調悪化、急逝により2005年以降、活動休止を余儀なくされていたが、2011年1月14日、大阪・心斎橋クラブ・クアトロで復活ライブを行った。2012年に「不失者」としては待望のニューアルバムも決定している。

taosan-1.jpg誰にでも訪れる“老い”の現実を、やさしく温かく描き、アジア各国で大ヒットとなった『桃(タオ)さんのしあわせ』が、10月27日(土)より梅田ガーデンシネマ他にて公開される。本作の公開を記念して黒毛和牛焼肉 肉處 きっしゃん(大阪タカシヤマ店内)で下記コラボレーションが登場!

 


桃(タオ)さんの牛タン煮込み しあわせセット
映画の中で、アンディ・ラウ扮するロジャーの大好物として登場する「牛タン煮込み」。桃(タオ)さんが手際よく大胆に調理するシーンはとても印象的です。
今回、大阪タカシマヤ内なんばダイニングメゾン8F「黒毛和牛焼肉 肉處 きっしゃん」にて、映画の「牛タン煮込み」に因んだコラボレーション・メニューが実現しました。 是非この機会にお楽しみください。

桃さん牛タン煮込み.jpg★桃(タオ)さんの牛タン煮込 しあわせセット★
   サラダ、スープ、ごはん、デザート付き

期間 : 10月10日(水)~11月8日(木)
          ※提供時間:11:00~16:00
料金 : 1,800円(税込)
場所 : 黒毛和牛焼肉 肉處 きっしゃん
(大阪タカシマヤ内なんばダイニングメゾン8F)
大阪市中央区難波5-1-18
11:00~23:00 (ラストオーダー 22:00)
TEL 06・6633・8129
www.diningmaison.jp


いつも、あなたがいてくれた…。実話から生まれた、ささやかだけど、大きな愛に包まれた物語。

taosan-2.jpg60年間同じ家族に仕えてきたメイドの桃(タオ)さんが、ある日脳卒中で倒れた。ごく当たり前に身の回りの世話を任せていた雇い主の息子ロジャーはその時初めて桃さんがかけがえのない人だったことに気づき、多忙な仕事の合間を縫い、介護に奔走することになる。やがて二人は母と息子以上の絆で結ばれていくが…。
本作のプロデューサーでもあるロジャー・リーの実体験を元にした感動のストーリー。企画に賛同し、共同プロデューサーにも名を連ね、ノーギャラで出演したアンディ・ラウが、市井の独身男ロジャー役で新境地を開拓しているのも話題です。

監督: アン・ホイ  出演: デニー・イップ、アンディ・ラウ、チン・ハイルー、チョン・プイ、サモ・ハン、アンソニー・ウォン、ツイ・ハーク
原題:桃祖(A Simple Life)/中国・香港/広東語/配給:ツイン 

10月27日(土) 梅田ガーデンシネマ、12月シネ・リーブル神戸、京都シネマにて公開

公式サイト⇒http://taosan.net/ 

 

 

 

tokyokazoku-di-1.jpg【写真説明】京都・南座で行われた初めての一般試写会で「判決を待つ被告みたいな気持ち」と語る山田洋次監督


『東京家族』山田洋次監督舞台挨拶

(2012年 日本 2時間26分)
監督:山田洋次
出演:橋爪功 吉行和子 西村雅彦 夏川結衣 中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優
2013年1月19日(土) 全国ロードショー
公式サイト⇒ http://www.tokyo-kazoku.jp/
(C)2013「東京家族」製作委員会


【最初のご挨拶】
山田洋次監督:この映画は去年夏、完成の予定だった。(撮影の)準備中に3・11を迎えた。その後に原発のメルトダウンもあった。私たちは原発に対する認識が足りなかった。撮影をやめるべきではないかとも考えた。いったん中止し、時間を置いて考えたが、この時代、準備したものをやめるのは大変なこと。1年後の今年3月1日にクランクインし8月に完成した。試写会は何度かやったが、一般のお客さんに大劇場で見てもらうのは初めてで、緊張しています。判決を待つ被告みたいな気持ちです。

tokyokazoku-di-2.jpg――― 小津安二郎監督の「東京物語」は今年8月にイギリスで行われた監督が選ぶ「歴代世界映画ベストテン」で1位になりました。
山田洋次監督:大変権威のある賞で、10年おきに選ばれる。「東京物語」は常連だけど2002年は5位だった。今年トップになったと8月に聞いてボクも誇りに思っている。「東京家族」はこの映画を下敷にしている。家族の問題を描いた映画は世界中で共感出来るということでしょう。

――― 今日は南座で今では貴重なフィルム上映ですが。
山田洋次監督: 映写機がなくなるのは大きな転換期。フィルム110年の歴史がなくなろうとしている。デジタルとフィルム上映はお客さんにはっきり分かるものではないが、フィルムには独特の味わいがあり、それはデジタルにはないもの。その意味で今日は大事な上映になります。映写技師さんが最高の状態で映写してくれます。ベルが鳴り、場内が暗くなる。映写機の音がする、という感覚を味わって下さい。
                   (安永 五郎)

kuroneko-1.jpg『くろねこルーシー』主演:塚地武雅さんインタビューはコチラ

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【舞台挨拶のお知らせ】
主演の塚地武雅さんの舞台挨拶があります!
10月8日(月・祝)
シネマート心斎橋、梅田ブルク7、T・ジョイ京都にて。
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kuroneko-s550.jpg『くろねこルーシー』主演:塚地武雅さんインタビュー
(2012年10月1日(月)シネマート心斎橋にて)

~ダメ男に共感しまくり、塚地武雄の好転のキッカケとは?~

kuroneko-1.jpg(2012年 日本 1時間47分)
監督:亀井亨
出演:塚地武雅、安めぐみ、大政絢、濱田マリ、山本耕史、京野ことみ、佐戸井けん太、生瀬勝久
2012年10月6日(土)~シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、梅田ブルク7、シネマート心斎橋、T・ジョイ京都、109HAT神戸 ほか全国ロードショー
公式サイト⇒ http://kuroneko-lucy.info/
© 2012「くろねこルーシー」製作委員会
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【舞台挨拶のお知らせ】
主演の塚地武雅さんの舞台挨拶があります!
10月8日(月・祝)
シネマート心斎橋、梅田ブルク7、T・ジョイ京都にて。
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 人生、何がキッカケで好転するかわからない!“甲斐性なし、オーラなし”のダメ男の起死回生のキッカケは、なんと魔女の使いと忌み嫌われる黒猫だった。リストラをキッカケに子供の頃から憧れていた占い師の道を選ぶ。妻と息子とは別居、一人わびしく暮らす男は、占い師としてのオーラもなく、店も閑古鳥がなく始末。しかも、迷信深く気が小さい上に頑固ときているから余計始末に悪い。そんな男の元に、二匹の黒い仔猫が棲みついたことから、男の運気が変わっていく。
 黒猫が幸運をもたらしてくれた、と単純に喜べるファンタジックな映画ではない。確かに、それはひとつのキカッケではあるが、気まぐれな猫の面倒をみながら、家族や他人と向き合う姿勢や思いやる気持ちが芽生えたことなど、彼自身の成長と周囲の変化が、見る者を勇気づける要因となる。やはり一人より家族と一緒がいい、その温もりと可愛い仔猫たちに心なごむ作品だ。

 愛くるしいネコちゃんと愛情を通わせる不器用な男を演じた塚地武雅さん。共通点が沢山あって他人ごとではなかったという。作品に込めた思いやネコとの共演についてなど、気さくに語って頂きました。


kuroneko-s2.jpg――― 今回の役について?
台本頂いた時点ではうだつの上がらないダメなイメージでしたが、頑固で人付き合いが下手なところとか、次第に共感の嵐でした。自分そのものみたいな気がしてきて……家庭を持っている分だけ、この主人公の方がマシですけどね(笑)

――― 結婚されるご予定は?
いや、まったくないですよ~! 

――― 妻役が安めぐみさんでしたが、アズマックスさんから何か言われましたか? 
よく共演をキッカケに結婚されるケースもあるので、僕もそれを目指していましたが、安さんは既に結婚が決まっていましたので、がっかりしました。アズマックスさんもこの映画を見て下さったようで、「良かったよ」と仰っていたと安さんから聞きました。ということは、二人で見てたんだ~と、逆にのろけられたようでした(笑)。

kuroneko-2.jpg――― ネコとの共演は?
ネコも犬も飼ったことがなくて、最初はどう対処したらいいのか分かりませんでした。嫌いじゃないけど、抱き方も分からなかったのですが、撮影が進む速度と同じリアルタイムで仲良くなっていきました。ネコは気まぐれなので、誰かと喋っていると寄って来たり、ヤキモチやいたり……クランクインの時は抱いても暴れてましたが、クランクアップの時はなついて、抱いても落ち着いてました。

――― ネコを飼いたいとは?
飼いたいけど、面倒見きれないし、出会いの場にも行けないし……。

――― ネコを飼うと恋人できないといいますけど・・・?
犬みたいに散歩させられないので、散歩中の出会いにも期待できないし、せいぜいネコがいなくなってネコ探しの時くらいに、同じようにネコ探している人と出会えるくらいでしょうか(笑)。

kuroneko-s3.jpg――― 鮫島家からの帰り、雨宿りするシーンで泣けました。
ありがとうございます。あのシーンでは、最初はもっと強い男らしい口調でネコを励ます予定だったのですが、それがネコと一緒にわびしさを共有しているような感じになりました。

――― この主人公のように、何かのキッカケで運が上向いた経験は?
中学生の時、“ちびっこ漫才師”みたいなもので有名になった同級生がいたのですが、「おまえの方がおもろいで」と言ってくれた友人がいて、その後、高校、大学、就職してからもずっとその言葉が心に引っかかっていました。友人のその言葉がキッカケで、こうしてお笑いの世界に入った訳です。

――― どんな“おもろい子”だったのですか?
いつも明るく朗らかという訳ではなく、何か凝ったことで笑いをとったり、授業中には先生に大喜利的な返しをしてみたり、ちょっと変わっていたかも知れません。

kuroneko-4.jpg――― そこも商業的な占いを拒む主人公と似ているのでは?
確かにそうですね。

――― “甲斐性なし、オーラなし”なんて、特に芸人には堪える言葉では?
芸人をやり始めた頃は、本当にお金に困ってましたね。借金しても利子しか払えなくて、芸人として食べていける日がくるのか、と心配していました。

――― 監督の演技指導は?
細かい演技指導はありませんでした。撮影に入る前に飲みに行ってお話したら、監督と共通していることが多く、ちゃんとリンクしていたので安心しました。

――― ファンタジーなお話のようだが、妙に現実感のある舞台でしたね。ロケ地は?
木更津です。何となく懐かしさの残る、空気もこの作品にバッチリはまっていたようです。服装もムリしてないような感じで作風に合ってはいましたが、あまりにも普通過ぎて、家の中のシーンの服装のままオフしてたり、ドテラにジャージですからね~和み過ぎてましたね(笑)。

kuroneko-3.jpg――― 大政絢さんとの共演は?
本当に可愛らしく、ナチュラルな感じの人でした。あんな綺麗な人でも、ペットショップの制服着るとそれになりきっていましたから、さすが女優さんですね。

――― 濱田マリさんは?
急にアドリブで来られるので、もうこちらはナチュラルに応えるしかなくて、ホント驚かされました。面白い方でした。

――― 迷信は信じる方ですか?
全部信じています(笑)。特にスポーツ選手や芸人はゲン担ぎしますので、世の中で知れ渡っている迷信は殆ど気にしていますね。舞台に出る直前、ここよりもっと大きなホールを想像するんです。実際出てみると小さいので、ホットする…緊張をほぐすための私の迷信です。

kuroneko-s4.jpg――― 『ももいろクローバーZ』の大ファンですって?
はい!ライブにも行ってます。最初はじっとして聴いていたんですが、途中で、周りはノリノリなのにカッコ付けている自分に気付いたんです。こんなに元気もらってるんだから申し訳ない、と思い直し、今では最初っからガンガン応援しています(笑)。

――― 今後やりたい役は?
NHK大河ドラマ『平清盛』で悪い公家役をやったのですが、それが楽しくって、結構受けてたみたいです。またあのような悪役をやってみたいです。

――― この映画で一番伝えたいことは?
自分で言いながら納得していたのが、「人間ってキッカケなんだな~」というセリフです。苦手意識のある人や物でも何でも、実際当たってみないと分からない。何かのキッカケで苦手でなくなることもある訳ですから、決めつけないで、積極的に行動することが大事。この映画が、正に背中を押してくれるキッカケになってくれたらいいなと思います。家に帰る道筋でも、ちょっと違う道を歩くと、新たな発見があるかもしれませんし。(河田 真喜子)

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