
~祝東京国際映画祭最優秀女優賞&観客賞受賞!宮沢りえが7年間の蓄積をぶつけた渾身作~

<記者会見>


<舞台挨拶>

記者会見後に行われたワールドプレミア上映前に、吉田大八監督、宮沢りえ、池松壮亮が登壇。満席の客席から大きな拍手が贈られた後、最初のご挨拶では「一般のお客様に観ていただくのは今日が最初で、武者震いしています。今日はよろしくお願いします」(吉田監督)、「梅澤梨花を演じると決めてから今日までは、世界を3周ぐらいマラソンしてここにたどり着いたような気分です。公開初日がゴールだとすれば、今ようやく歓声が聞こえ始め、ちょうどクライマックスだなと思います。本当に一生懸命、妥協せずに携わった作品なので、自信をもってお届けしたいと思います」(宮沢)、「一般公開前に観ていただくのはすごく緊張しますし、映画祭で上映されるということで間口も広がり、どうなるのかとワクワクしています。好きなように騒いでもらうなり、応援してもらうなり・・・いや、応援してください」(池松)と緊張と喜びに満ちたコメントが語られた。

司会の矢田部プログラミングディレクターから7年ぶりの主演作に臨んだ心境を聞かれた宮沢は、「脚本をいただき、梅澤梨花という役を目の当たりにしたとき、今まで演じてきた中で初めて私の中にモデルとなる人物が見当たらず、演じきれるかという不安が大きかった。監督との話し合いや池松さんとの共演の中で、梨花という人格がようやく輪郭を帯び、最終的にはものすごい熱を帯びた梨花ができあがってよかった」と大いなるチャレンジであったことを明かした。一方、梨花が恋に落ちる大学生光太を演じた池松は、「宮沢さんとは1か月一緒に撮影し、ほんの10%も(宮沢さんという人を)分かったつもりはないが、これほど役に身も心も捧げて『この人は、もうどうなってもいいんだな』と思う女優さんは今までにいなかった」とその徹底した役作りぶりを池松らしい言葉で表現。宮沢に梨花役をオファーすることからスタートしたという吉田監督は、「梨花は逃げながら、ある大きなものに立ち向かう一方、繊細な心のゆれを感じて進む女性。ダイナミックな表現とミリ単位の表現の両方を突き詰め、撮影では毎日奇跡が起こっていた。その奇跡をこぼさず映画にできたと思う」と、綿密な演出によって最高の演技が引き出されたことを明かした。

舞台挨拶後のフォトセッションでは、満面の笑みで会場の観客の声援に応えた3人。11月15日からの全国公開で、宮沢りえが演じた梅澤梨花の決断や、決断に至るまでの疾走ぶりが大反響を呼ぶことは間違いない。また今年映画にドラマに舞台にと大活躍をみせた池松壮亮が宮沢りえを相手に堂々と彼女を解放していく恋人役を演じているのにも注目したい。
ドラマにも原作にもない、映画オリジナルの設定が光る『紙の月』を是非スクリーンで体感してほしい。(江口由美)


当日は11時からイベントスタートのところ、開始時間前からたくさんのお客様がイベントに参加するために集まって下さいました。イベントに参加されたお客様は八尾市周辺だけではなく、枚方市や泉南市、京都や神戸など大阪府外からも多数集まり、壁画作成イベントにご参加いただきました。
お子さま2人と両親の4人家族で参加されたり、若い女性同士のお客様や老夫婦お二人で参加されるお客様がいらっしゃったりと、非常に幅広いお客様が楽しそうにパーツをつなげて作品作りに協力していただきました。慣れた手つきでLaQをつなぎ合わせるお子さまや、なかなかうまくつなげられない大人のお客様もちらほらといらっしゃいましたが、すぐにコツを掴んでは作品を少しずつ完成させていきました。
時代劇ファンのために映画祭!『第6回京都ヒストリカ国際映画祭』
6日午後1時
7日午後0時、12日午後3時半
9日午後6時半
13日午前10時20分
14日午前10時20分
浦島太郎のお話を人形浄瑠璃により、現代の物語に巧みにリンクさせた『竜宮、暁のきみ』青木克齊監督インタビュー
日本人の誰もが知っている浦島太郎のおとぎ話をモチーフに、現代の若者が新たな一歩を踏み出すまでを描いた力作。浦浜太郎は、大学の夏休みに帰省した故郷の海で溺れ、助けようとした親友を喪ったショックから立ち直れず、ぼんやりと無気力な毎日を過ごし、心を閉ざしたまま。事故から1年余りが過ぎようとする、夏のある日、太郎の目前にどこからともなく不思議な少女みずきが現れる。太郎は、みずきとの出会いをとおして、少しずつ変わっていく…。
―――浦島太郎のお話が、主人公の太郎の境遇とうまく重ねあわされ、映画の中で生きていました。
―――谷内さんも難しい役回りで、元気で明るくて、やたら太郎にかまう感じですが、映画が進むにつれ、印象が変わっていきます。
―――人形浄瑠璃の声は、石田さん、谷内さんと、亀の声を子役の丸山歩夢君がやっているのですね。
―――人形浄瑠璃を入れようというアイデアは、いつ思いついたのですか?
―――恭平は、太郎を励ましながらも、時にきついことを言ったり、存在感がありました。
――― 向井さんは元々進のような感じ?
――― 脇役も絶妙なキャスティングだったが?特に担任の先生役の木場克己さんが面白かった!
――― よく練られた脚本のようだが、発想は?
――― 映画化に際し、こだわった点は?
――― 家族観について?











(2014年10月22日(水)大阪ステーションシティシネマにて)
先行上映会に集まった500人を超える向井理のファン(?)の前に二人が登場するや否や、劇場を揺るがすような歓声が沸き起こる。先に登場した片桐はいりが、出遅れた向井理に対し「早くおいで!」と言わんばかりに大きく腕を振る。ここでも“しっかり姉ちゃん”なんだ!「何で出てくるのが遅れたの?」と聞かれ、「上映後の舞台挨拶は初めてだったので、ちょっと怖かった」と。
★シリーズ化の可能性は?
★大阪の印象は?
★何の除幕式?
「全天候型」の映画!?






公開を前に、“ナニワのギリシャ”として阿倍野にあるスパワールドのギリシャ風呂にて、公開記念イベントが実施されました。ゲストにはタレントの森脇健児さん、北京五輪シンクロ日本代表の青木愛さんが、それぞれ映画に登場する英雄ヘラクレス、女戦士アタランテに扮して登場。共にアスリート(?)目線で、【肉食系アクション】と銘打った今作についてトークを繰り広げました。
劇中、ヘラクレスがピンチに陥る場面があることに引っ掛け、二人に訪れたピンチについて聞かれると、「ピンチなんてあったかな~?」とまたも男前な発言をする青木さん。すると何か思い出したようで、「シンクロの演技で使うノーズクリップ(鼻の留め具)が試合中に外れてしまって、パニックになりました!」と現役時代に体験したハプニングを披露しました。それに対し森脇さんは「夢がMORIMORI(SMAPと共演していたテレビ番組)が95年に終了して、それから京都に戻ってきて17年間ず~っとピンチの連続です。」としみじみと語っていました。


