
~子どもも大人も共に学び、不登校ゼロを目指す公立小学校。
その日々が映し出す“可能性”~

すべての子どもに居場所がある学校を作り上げてきた大阪市立大空小学校。「自分が作る学校」を掲げ、常に自分で考え行動することを子どもたちに問い、先生も子どもたちの目線に立って、彼らの声に耳を傾け、子どもに合わせた声かけや指導を行っている。徹底的に生徒と向き合う大空小学校の一年に密着したドキュメンタリー映画『みんなの学校』。そこには、真の教育とは何か。様々な個性を認め合い、共に学び生きるという姿勢で大人も子どもも全力でぶつかるイキイキとした学びの場の姿がある。
■最初の3ヶ月でものすごく手応え。学校がこんなに自由に撮れることはまずない。

■子どもは一人一人に向き合って見ていかないと、どういう成長をしているか分からない。

■子どもが通学できるようになったのは、周りの見る目が変わったから。








亡き篠田昇キャメラマンに捧げる『花とアリス殺人事件』岩井俊二監督舞台挨拶
11年前の『花とアリス』以来、プロデュース作品はあったがあまり監督作品を生み出してこなかった岩井俊二監督が、『花とアリス』の前日譚となる二人の出逢いの物語を、初の長編アニメーションで映画化した。『Love Letter』『スワロウテイル』『リリィ・シュシュのすべて』と思春期の繊細な心情の変化を瑞々しい映像で捉えた作品は、“岩井俊二ワールド”と称され、撮影はすべて篠田昇キャメラマンによるものだった。その篠田キャメラマンが『花とアリス』が公開された2004年に亡くなられ、その後実写映画はカナダ製作の『ヴァンパイア』だけとなっている。
世界でも評価の高い岩井俊二監督は、日本のみならず世界中のファンが彼の新作を待ち望んでいた。2004年当時闘病中の篠田キャメラマンに読んでもらおうと徹夜で執筆していたが、書き上げたその朝、篠田キャメラマンは帰らぬ人となった。届かなかったシナリオだったが、作品の中には彼を思わせる病気の老人が登場する。アリスと他愛ない会話をしながら過ごすひと時が、黒澤明監督の『生きる』の一場面と重なり、切ない想いが胸に迫る。
――― 初の長編アニメーションは如何でしたか?
――― 実写版と同じメンバーが声優を務めていますが、収録の様子は?
橋本愛、大阪初の舞台挨拶に緊張!? 『リトル・フォレスト 冬・春』舞台挨拶
東北の山奥で農業しながら女性としても成長していく「いち子」の姿を通して、日本の四季の美しさや大地の恵みの豊かさを再認識させてくれた『リトル・フォレスト』。昨年夏に公開された『リトル・フォレスト夏・秋』に続いて『リトル・フォレスト 冬・春』が先程公開された。最初、「あのツンデレ愛ちゃんが田んぼで草取りしてるよ~!?」と、地道な農作業や山奥での暮らしぶりに素朴な瑞々しさを見せた橋本愛の意外な表情に、驚きと感動を覚えた。汗水流して農作物を育て、収穫した農作物や山の恵みを様々な形で調理して、そして感謝の気持ちを持って美味しくいただく。岩手県奥州市の山奥で約1年かけて撮影された本作は、美しい日本の四季を捉えたしっとりとした映像もさることながら、意外な魅力を発揮した橋本愛の吸引力はかなり大きい。彼女の独白のようなナレーションがまたいい!
――― キャベツのケーキは本当に美味しかったのですか?
――― シーン毎に違う「いただきます」と言うのがとても印象的でしたが、何か監督からの指示があってそうされたのですか?
――― 岩手の地元の方々が沢山出演されていましたが、オーディションとかされたのですか?
――― 日本の方とは違った見方をされるので、新しい発見もあったでしょうねえ?
――― 最後にメッセージを。
『女神は二度微笑む』スジョイ・ゴーシュ監督インタビュー
大きなお腹を抱えた妊婦ヴィディヤ(ヴィディヤー・バーラン)がロンドンからインドのコルカタ(旧カルカッタ)に行方不明の夫を探しにやってくる。地元警察の協力を得ながら、夫が泊まっていたはずのホテルや勤務先を訪ねるが、夫の名前もなければその痕跡すら残っていない。混沌とする街と不気味な組織の影に覆い尽くされそうになりながら、ヴィディヤは果敢にも優れたハイテクの知能と妊婦という女の武器をもって真相に迫っていく。次第に夫の本当の姿が明らかにされるにつれ、ヴィディヤの身にも危険が及んでくる。果たして、夫を見つけることはできるのか?
そして、街は「ドゥルガー・プージャー」という祭りの最中で、ただでさえ人の多い街がさらにごった返してくる。その中に混じって姿をくらますあたりは、祭りで祝われるヒンドゥー教の戦いの女神ドゥルガーがヴィディヤに乗り移ったように見えて面白い。優雅な容姿と激烈な気性を兼ね備えた女神こそ、本作の主人公ヴィディヤにオーバーラップして、とてもエキゾチックなヒロイン像に魅了されることだろう。
私はコルカタで生まれ育ちました。その為この街のことについて熟知しています。私は以前からコルカタを舞台にした作品を作りたいと思っていましたので、この地を選びました。












『娚(おとこ)の一生』舞台挨拶
最近大人の女性としての魅力が増してきた榮倉奈々(26)と、男のクールな色気で魅了する豊川悦司(52)との歳の差カップルが話題の『娚の一生』が2月14日(土)から公開される。公開を前に舞台挨拶が行われ、豊川悦司と廣木隆一監督が登壇した(榮倉奈々は仕事の都合上来阪できなかった)。いつもは口の重い豊川悦司だが、この日は有料上映会にもかかわらず集まった大勢の観客を前にリラックスした表情で語ってくれた。
――― お二人は『やわらかい生活』以来8年ぶりのコラボですが?
――― 豊川さんは関西弁で喋っておられましたが、台本も関西弁だったのですか?
――― 撮影中、よくお飲みになったとか?
■ 提供:松竹
本作では、現代の2倍あったと言われる江戸時代の離婚をモチーフに、縁切寺に駆込んでくる女たちが様々な出会いと別れを繰り返しながら明るく逞しく生きる姿を描くとともに、江戸時代後期の人々の暮らしや文化をも活写した。その重層的なエピソードと時代背景が織りなす交響楽的構成は清冽で繊細、それでいて大胆。本作は原田眞人の最高傑作と言っても過言ではない。
――― 市江というヒロイン像について?
――― いつもこだわりの服を選んでいるのですか?
神戸の山の手に佇む瀟洒な建物「南洋裁店」では、市江(中谷美紀)が先代の作ったオーダーメイドの服を修理したり仕立て直したり、時々自分の好きなデザインの服を作ったりして、手作り仕事を大切に守り続けていた。そこへ百貨店の商品開発部の藤井(三浦貴大)が訪れ、商品のブランド化や百科店への出品を持ちかける。だが、頑なにオーダーメイドにこだわる市江は、大量生産を嫌がりその提案を断る。一着一着に着る人の想いを込めて仕立てられる服と、それを受け継ぐ人々の想いが交差する南洋裁店は、今日もおなじみのお客たちで賑わっていた。

