~「私は過去を撮っているのではなく、今を撮っている」
フリーダ・カーロと写真家石井都の魂が共鳴する瞬間~

■石内さんは今まで思い続けてきた人、このチャンスを逃してはいけない。
■このプロジェクトを通じて、石内さんは写真表現、僕は映像表現で対峙したい。
■遺品をモノというより、フリーダと対話したり接しているように撮影。
―――撮影するものを選ぶときや、洋服をフリーダが着用していたように整えているときの石内さんの表情がイキイキとしていました。最初はあまりフリーダに興味を持っていなかったとおっしゃっていた石内さんですが、撮影を通じて、フリーダとどのような関係を築いたように映りましたか?
■目の前にある遺品と対峙するからこそ、新しいイメージが出てくる。
■服は地域や国も反映。縫う、染める、織るという服を作る行為が持つ生命感を一番感じた。