
大阪出身HIKARI監督凱旋!
ブレンダン・フレイザーサプライズ登壇!
監督が愛する吉本新喜劇 内場勝則&未知やすえも参戦
お決まりの“キレ芸”にアカデミー俳優もタジタジ…
映画『ザ・ホエール』(2022)で、巨体となってしまった主人公の悲哀を渾身の演技で魅了し、第 95 回アカデミー賞®主演男優賞受賞に輝いたブレンダン・フレイザー主演の映画『レンタル・ファミリー』が2026 年2月27日から公開される。オスカー受賞後はギャラの高騰や次回出演作に注目が集まるが、まだ予算枠も決まってなかった企画で、長編映画は『37 セカンズ』だけの日本人女性監督の脚本を気に入ってくれて、自ら「出演したい」と言ってくれたとは、彼の人柄の良さが作品にもにじみ出ているようだ。
監督を務めるのは、長編デビュー作『37 セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界の映画祭で注目を集め、「Beef/ビーフ」、「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきたアメリカをベースに活躍する大阪市出身の日本人監督の HIKARI。『37 セカンズ』に続く長編2作目にしてサーチライト・ピクチャーズとタッグ組み、日本を舞台にしたオリジナル作品で観る人を優しい気持ちにさせてくれる。
そして、公開を3週間後に控えた2月5日(木)に、HIKARI監督の故郷である大阪市で特別試写会の舞台挨拶が開催され、HIKARI監督が凱旋を果たす! そして、シークレットゲストとして主演のブレンダン・フレイザーが登壇! さらに、ウェルカムゲストとして内場勝則&未知やすえ夫妻が登壇して、おなじみのキレ芸でHIKARI監督やブレンダン・フレイザーを巻き込んでは会場を爆笑の渦に。
■日時:2026年2月5日(木)18:30~18:55(上映前)
■会場:大阪ステーションシティシネマ スクリーン2
■登壇ゲスト:HIKARI監督、ブレンダン・フレイザー
ウェルカムゲスト:内場勝則&未知やすえ(敬称略) MC:津田なおみ
★凱旋の喜びを語るHIKARI監督
最初にHIKARI監督登壇!白のパンツに朱赤の派手な模様の法被のような衣装で登場!
「ああ~大阪や~ここまで来んの長かった~! 7年近く前から構想を練り、2年前に日本で撮影し、昨年9月にトロント国際映画祭で初上映し、日本まであとどれぐらいかかるんやろう?と思っていたら、気が付いたらあっという間に今日に至りました。」と故郷・大阪での初上映の喜びを語った。会場には一般の招待客の他、HIKARI監督の親族や知り合いの方など大勢が詰め掛け、その熱気に感無量の様子。
★オスカー俳優、ブレンダン・フレイザー、大阪に降臨!
前日の東京での舞台挨拶では出演者ら沢山のゲストが登壇していたが、本日HIKARI監督が助っ人に呼んだのは、なんと主役・フィリップ役のブレンダン・フレイザー! ネッカチーフで顔を覆った怪しいスタイルで登場!ブレンダン・フレイザーの登壇は非公表だったので、観客も大興奮!
「大阪にサプライズで来られて嬉しいです。HIKARI監督は“大阪ガール”です。私はHIKARI監督のご家族やお知り合いの方々のためにここに来ました。監督が凱旋できて本当に嬉しい。この作品は国内だけでなく、全世界に発信していく素晴らしい作品です。」今日は劇中の“悲しいアメリカ人”ではなく、“怪しいアメリカ人”としてHIKARI監督と大阪のファンの声援に応えていた。
★百均で買ったタスキを掛けるHIKARI監督
さっそく、HIKARI監督はブレンダン・フレイザーに「今日の主役です」と書かれたタスキを掛けて、今日が楽しみでならなかったと自らにも「世界一幸せ者」と書かれたタスキを掛けて、「大阪人が撮った人情味あふれる作品です。ぜひ多くの人に観て頂きたいです!」と大阪凱旋の喜びを全身で表現しながらも、「こんな感じでアホな二人が映画を作ってきました」(笑)と、ブレンダン・フレイザーと仲良くおとぼけポーズを決めるHIKARI監督。
★出演をきめたきっかけは?

ブレンダン・フレイザーは、『ザ・ホエール』(2022)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したあと最初に選んだ出演作がこの『レンタル・ファミリー』。HIKARI監督と初めて会った時、6時間も話し込んでしまい、「映画の具体的な説明より、食べ物やアートの話に日本のことなど、さらにHIKARI監督が18歳でアメリカに留学した時にどんな経験をしたのかなど、思いつくままに話しました。あれ?映画の話してないな、と途中で気が付いたのですが、私は確信していました。この映画に出演したいと。なぜかというと、この映画は家族の物語で、人と人との繋がりを描いています。そして、よりデジタル化されていく今の世の中で、孤独というものを打ち消してくれる物語だったからです。」監督との初対面で作品のテーマを的確に掴んでいたブレンダン・フレイザー、やはり名優だ。
さらに、「『レンタル・ファミリー』というタイトルを見た瞬間から、絶対出演したい、と思っていました。HIKARI監督は違う世界の私の妹でもあります。私の方から、出演させてもらえないでしょうか?と伺いました。そうでしたよね、監督?」とHIKARI監督に確認を求めるとはなんという謙虚さ。HIKARI監督も、「どのタイミングで映画の話をすればいいのか分からなくなってきて、いつの間にか6時間も話し込んでしまいました。最後に、映画やってくれる?と言っただけなんですけど」(笑)。なんとまあ、“HIKARI監督流口説き落としの術”とでもいうのか、屈託のない親しみやすさでいつの間にか相手の心を取り込む大阪人らしさが功を奏したのだろうか。
★HIKARI監督と〈吉本新喜劇〉
そんなHIKARI監督に大阪の文化の一つとして〈吉本新喜劇〉について尋ねると、「小学生の頃、毎週土曜日なるとTVで観てました。私のベースというか、作品にも反映されていると思います」――そこで、ウェルカムゲストとして、吉本新喜劇の内場勝則&未知やすえ夫妻が登壇!
「わ~本物に会えるとは~!」と狂喜乱舞するHIKARI監督(笑)。内場から、「正真正銘の夫婦です。レンタルやおまへん!」さらに感想を聞かれ「この映画を拝見して、とても優しい気持ちになれました。自分は家族としての役割を果たしているかなと考えさせられました」。未知は、「内場家のリーダー未知やすえです(笑)。この映画を観て、監督が日本を愛してくださっている気持ちが凄く伝わってきました。もう後半は涙が止まらなくて感動しました。それにブレンダンさんの優しさがとても伝わった映画だと思いました。」
★未知やすえをギレさせる悪い予感?
HIKARI監督:「私、内場さんと未知さんが大好きで、特に子供の頃は内番さんめっちゃカッコええって思ってました。もうご結婚されて30年以上?」
内場:「はい、34年目に入りました。ひたすら我慢ですね。」
未知:「ちょっと、どうゆうこと?」
内場:「お互いの持ち場を守っております」
未知:「そう、いい距離感でね」
MC:「そろそろピリピリしてきたんで、監督に次の作品についてお聞きしたいのですが…?」
HIKARI監督:「う~ん、大阪が舞台ではないのですが…」

未知:「えっ?こんなコテコテの大阪弁喋っときながら大阪ちゃうの?」
内場:「別に“レンタル・ファミリー2”とは言いませんが…新喜劇2とか…ブレンダンさんが演じられたフィリップみたいな役とか?」
未知:「ちょっと待って!あなたは主役は無理でしょう。私が主役よ!」
内場:「団地で悪口ばかり言うてるおばはんやったらやれますよ。」
未知:「誰がおばはんや!これでも頑張ってるやん!」
内場:「おばはんはおばはんやで!」
未知:「あんたいま何回言うた?おばはんて?」と、ここでキレまくる未知やすえ!怒りの矛先をHIKARI監督やブレンダン・フレイザーにも向けて、ブチギレ!未知のキレ芸に大喜びするHIKARI監督に対し、初めて体験したブレンダン・フレイザーは大きい目をさらに大きくてして圧倒されまくり…。
★キレ芸に震えるブレンダン・フレイザー!?

そして、いつもの「ああ怖かった~ん♡」とぶりっ子ポーズをとると、なんと、HIKARI監督だけでなくブレンダン・フレイザーまでコケてくれたのだ。内場に「ナイス!」と褒められ、このギャグが理解できたかと聞くと、「全部ヤラセですか?」と劇中の名セリフで応答! 気の利いた返しで笑いを誘うブレンダン・フレイザー。すっかり大阪人&吉本新喜劇の人になってしまったようだ。
(「オスカー俳優に何やらすねん!」とお叱りの声が飛びそうですが…)
未知の「怖かったでしょう?こんな女性は周りにはいないでしょう?」という問いにブレンダン・フレイザーは、「はい、怖くて震えております」と額に汗をにじませておどけてみせた。どこまでもノリの良さで会場を和ませていた。
★最後のご挨拶

HIKARI監督:「ここに来るまでに6年以上掛かっております。構想からコロナがあったり、途中でTVの仕事をしたり、またストライキで1年中断したりして、2年前にやっと撮影に入って、今こうして大阪の地に立つことができました。今日は母や姉や親せきのおっちゃんも来てくれて、皆に観てもらえるのが本当に嬉しいです。この映画は、18歳でアメリカ留学した時に感じた孤独や体験したことを、立場的には逆の白人の男性が日本で底辺から色んな人々とコネクトしながら新しい人生を見つけていく物語です。出会って直接つながること、デジタル化が進む現代だからこそとても大切なことだと思っています。この映画を観て、誰かに手を差し伸べたり、話を聴いてあげたり、サポートしていく最初の一歩になれば嬉しいなと思っています。今日はどうもありがとうございました。」
ブレンダン:「本当に言葉では言い尽くせない思いがあります。この作品は“孤独へのラブレター”でもあります。主人公は東京に住んでいますが、もちろん大阪、世界中のどの場所でもあてはまる物語だと思います。実は初来日した25年ぐらい前から、ずっと密かに日本の作品に出演したいと願っていたんです。なので、本当に自分にとっては深い意味のある作品になりました。この作品に歓迎してくださったHIKARI監督、そしてこうやって歓迎してくださっている大阪の皆様にも御礼を申し上げたいです。ぜひ楽しんでください!」
【STORY】
東京で暮らすフィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、オーディションに明け暮れ、端役の仕事で食い繋いでいる売れない俳優。ある日、“悲しいアメリカ人”を演じるようにと派遣された葬儀場でとんでもない光景を目にして、在日7年でも理解できない日本人の不思議さに遭遇。そこで〈レンタル・ファミリー〉という人材派遣会社の社長・多田(平岳大)と出会い、他人の“仮の”役割を演じる仕事をしていくことになる。
真面目なフィリップは人を騙すことになるのでは?と戸惑いを見せるが、役者と違って、誰かの幸せのための演技だと説得される。それでもビジネスと割り切れないフィリップのおせっかいが高じて事件になりかけたり、子供の心を傷つけることになったりするが、いつしか多田をはじめ出会う人々の心にも変化がもたらされることになる。そこで見つけた、生きる喜びとは?
(原題:Rental Family2025年 アメリカ・日本合作 1時間50分)
■監督: HIKARI『37 セカンズ』「TOKYO VICE」「Beef/ビーフ」
■出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽 ほか
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved
■公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily
2026年2月27日(金)~大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS)、アポロシネマ、なんばパークスシネマ、シアタス心斎橋、MOVIX京都、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、他全国ロードショー
(河田 真喜子)
























