「京都」と一致するもの

(左から、中村壱太郎、四世 中村鴈治郎)


上方歌舞伎不朽の名作『曽根崎心中』、

最高の演者による最高の舞台の決定版!!!


鴈治郎「映画『国宝』の役作りの手本として渡した映像がこの『曽根崎心中』」

壱太郎「祖父は、お初を『毎日初めてやる気持ちになるんだよ』と話していた。」


歌舞伎・文楽で一番人気の『曽根崎心中』—―江戸時代、1703年に起きた実在の心中事件を基にお初と徳兵衛の悲恋物語として上演された近松門左衛門の代表作である。当時大ヒットしたにもかかわらず、来世での愛の成就を誓った心中事件が多発したため、江戸幕府が上演を禁止。それを、1953年(昭和28年)、宇野信夫による改訂版『曽根崎心中』が復刻、二世中村鴈治郎と中村扇雀(後の人間国宝・坂田藤十郎)父子によって上演され、特にお初を演じた扇雀の美しさも相まって大ヒット。以降、上方歌舞伎の不朽の名作として、また坂田藤十郎の代表作として生涯1400回以上も演じられてきた


sonezaki-pos.jpgこの度、人間国宝・坂田藤十郎と四世中村鴈治郎の父子で務めた2009年4月の「歌舞伎座さよなら公演」を収録したシネマ歌舞伎『曽根崎心中』が、4月10日(金)から全国54館にて公開されます!


一体となれる劇場での鑑賞は勿論特別なものがあるが、演者の細やかな表情や所作にセリフの意味など、アップで観られる映像ならではの醍醐味もまた格別。『曽根崎心中』を上方歌舞伎の不朽の名作として育ててきた今は亡き坂田藤十郎と、その息子の四世中村鴈治郎という、最高の演者による最高の舞台がスクリーンで蘇る!


本作の完成を記念し、MOVIX京都にて中村鴈治郎・中村壱太郎父子の登壇による舞台挨拶付き完成披露上映会が開催された。


本作で父・坂田藤十郎のお初と共に徳兵衛役で出演し、シネマ歌舞伎版でも編集協力を行った鴈治郎と、南座の《花形歌舞伎 特別公演》「曽根崎心中物語」でお初と徳兵衛の両方の役をつとめる壱太郎が、「曽根崎心中」という作品の魅力や本作を復活させた二世中村鴈治郎と四世坂田藤十郎に始まる、親子四代にわたる芸の継承について熱く語る。さらに、先日の日本アカデミー賞で 10 冠を達成した映画『国宝』にも触れ、出演・歌舞伎指導、振付で二人が参加したにエピソードなども、満員の観客を前にたっぷりと語ってくれた。


■日時:2026年3月23日(月)18:40〜19:10 ※18:40の回上映前

■会場:MOVIX京都 シアター3
   (京都市中京区新京極三条下ル桜之町400)

■登壇者:中村鴈治郎、中村壱太郎 (敬称略)


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色紋付の袴姿で登場した鴈治郎・壱太郎親子

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映画の舞台挨拶は初めてという鴈治郎は、「『曽根崎心中』がシネマ歌舞伎になることを一番喜んでいるのは、たぶん父(お初役 人間国宝・四世坂田藤十郎)ではないかと思います。それを皆様にお届けできることを大変嬉しく思っております。」と喜びを語った。

 

南座「曽根崎心中物語」の午前と午後の2回の公演を終えて駆け付けた壱太郎は、「今日が 3 回目の『曽根崎心中』です(笑)。一番喜んでいるのはやはり祖父だと思っていますし、今のこの(映画『国宝』からの)流れに改めて感謝したいです。」と挨拶。

 

 

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まず、成駒家が代々大事にしてきた演目「曽根崎心中」について、壱太郎が 19 歳のときにはじめて祖父・藤十郎からの稽古を受けたことを振り返り、「祖父は、お初を1400 回以上やっていても、『毎日初めてやる気持ちになるんだよ』と話していました。僕は当時、女形のことがまだ右も左もわからない中で、(劇中の仕草)「段に登る、腰をかける」といった細かい仕草や煙管の扱い方まで手取り足取り教えてもらって、とても思い出深い役です。」としみじみと語った。

 

その話を受け鴈治郎歌が映画『国宝』の舞伎指導の裏話を披露「出演している横浜流星さんや吉沢亮さんたちが、役作りの手本として、僕らが渡したビデオが、まさにこの映像(シネマ歌舞伎になった、2009 年の舞台の映像)なんです。それが今回映画化された。彼ら二人の手本になったものを、皆様にスクリーンで見ていただけるということなんです。」

 

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さらにシネマ歌舞伎ならではの魅力として、壱太郎は音が素晴らしい。公演当時はシネマ化を想定して録っていませんでしたが、今の技術で音楽や竹本(歌舞伎で用いられる義太夫節)のバランスを再編集しています。映像も、僕らが見る記録映像よりもずっと綺麗で、オペラグラスを使っても見られないような「アップの凄さ」を体感してほしい。(二人が心中に向かう)「道行」の場面は舞踊なような優美さがあり、祖父や父の手の動き、表情の角度を、映像に没入して見ていただけると思います。」と語った。

 

本作の編集協力として制作にも参加した鴈治郎は、「6 台のカメラの中から、父が綺麗で可愛らしく映っているカットを使おう、とこだわって再編集しました。歌舞伎では珍しく『お初が19で徳兵衛が25』と年齢を言う場面があるのですが、『そこで笑われたらお初は辞める!』とも申しておりました。当時77歳の父は『死ぬまでお初でいたかった』と完全にお初になりきっていました。最高のものができたと思います。」とシネマ歌舞伎の映像クオリティの高さをアピール

 

昭和28年に宇野信夫により復刻した『曽根崎心中』について鴈治郎は、「祖父と父により復活上演された『曽根崎心中』では、それまで女形が男の手をとって走って行くなんてなかったことですから、びっくりされたと思います。お初と徳兵衛が愛を語る場面などとても可愛らしく人気があったので、お初をやりたがる人は多くても、徳兵衛をやりたがる人はいませんでした(笑)だって、ずっと虐げられ抑えて発散できずに終わる辛抱ばかりの役ですからね。」

 

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最後の挨拶では、壱太郎からこれがヒットすれば、また『曽根崎心中』を舞台にかけられる日が来ると信じています。ぜひ 4 月 10 日から一人でも多くの方を誘って映画館に来てもらえたら嬉しいです。」


鴈治郎は「とにかく、父・坂田藤十郎の姿が映像として残っていることは、私自身大変嬉しく思います。皆様の目に焼き付けていただいて、「『曽根崎心中』はこんなにいい物語だったんだ」と伝えていただければ。」と熱く語り、「ラストシーンとエンディングが流れた後にもご注目ください。ぜひ映画『国宝』以上のヒットを!(笑)」とお茶目に締めくくった。

 

2 人の息の合った軽快な親子トーク、「曽根崎心中」のお初を当り役としたそれぞれの父・祖父である人間国宝・四世坂田藤十郎との思い出を語り、映画『国宝』のエピソードも披露しながら終始笑顔にあふれた舞台挨拶となり、観客からも惜しみない大きな拍手が贈られた。
 


シネマ歌舞伎『曽根崎心中』

■作:近松門左衛門
■脚色・演出:宇野信夫
■出演:坂田 藤十郎、中村 鴈治郎、坂東 竹三郎、松本 錦吾、中村 亀鶴、中村 芝翫、片岡 我當
■制作・配給:松竹
■収録公演:2009(平成21)年4月 歌舞伎座公演
■クレジット:©松竹株式会社
■公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/3139/
 

2026年4月10日(金)~新宿ピカデリー、東劇、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、109シネマズ箕面、MOVIX八尾、MOVIX京都、kino cinéma 神戸国際、MOVIXあまがさき 他全国公開!


(河田 真喜子)


ketudan-3.18-550-1.jpg(左から、中島京子氏(小説家)、鴻巣友季子氏(翻訳家・文芸評論家)


キリアン・マーフィー主演『Small Things Like These(原題)』が邦題を『決断するとき』(配給:アンプラグド)とし、3月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開いたします。


ketudan-pos.jpgアカデミー賞主演男優賞に輝いた『オッペンハイマー』の後、キリアン・マーフィーが次なる挑戦として選んだのは、ニューヨーク・タイムズ紙の「21世紀の100冊」に選ばれたクレア・キーガン原作のベストセラー小説「ほんのささやかなこと」。マーフィー自身が原作に深く惚れ込み、自ら映画化。『オッペンハイマー』の撮影中にマット・デイモンへ企画を持ちかけ、ベン・アフレックも参加。そして、マーフィー出演のTVドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」や映画『スティーブ』で監督を努めたティム・ミーランツが加わり映画化が実現しました。マーフィーは本作で初めてプロデューサーとしても名を連ねています。


この度、公開を前に、原作「ほんのささやかなこと」の翻訳を務めた鴻巣友季子さん、そして「小さいおうち」で直木賞、「やさしい猫」で吉川英治文学賞などを受賞した小説家の中島京子さんを迎えて【特別試写会トークショー】を開催しました。
 


【日時】3月18日(水)開場18:30/開演19:00(上映時間:98分)※上映後

【場所】日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)
    (千代田区日比谷公園1-4)

【登壇者】鴻巣友季子(翻訳家・文芸評論家)、中島京子(小説家)(敬称略)



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舞台は1985年、アイルランドの小さな町。石炭商として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、石炭を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。アイルランドに実在した“マグダレン洗濯所”の人権問題を背景に描かれる。


ketudan-500-4.jpg鑑賞後の感想について、鴻巣は「原作も静謐な物語なのですが、映画はさらに寡黙な世界。原作は主人公のビル・ファーロングの胸の内が書かれているけれども、映画はそれらを全てキリアン・マーフィーがいわゆるノンバーバル、言葉を介さない表現で、目の動きひとつ、首の傾き方ひとつ、そういった繊細な至高の演技で伝えていく。場面ごとに胸がいっぱいになりました」と振り返り、中島は「映画自体に引き込まれて、寒そうな感じ、クリスマスが近づいてくる雰囲気、立ち上がってくる風景を堪能しました」と映像ならではの表現を称賛した。


ketudan-3.18-500-main.jpg続いて鴻巣は「ヨーロッパの文学界は長編偏重主義でノーベル文学賞は中短編作家は受賞しない。そんな中でクレア・キーガンは初めから中編作家として活躍していて、『ほんのささやかなこと』も短い小さな世界ですが、言葉が研ぎ澄まされていて一言も無駄がない。そしてすごく透明感のある作家」と原作者クレア・キーガンの魅力について語り、中島は「一文一文読み逃せないという感じがしました。家庭内の静かな話だったりしますが、書き込まれていることが後になっていろいろ響いてくる。ひとつひとつに含まれている情報や奥行きが深い。こういう風にはなかなか書けない。すごい作家」と応じた。また、鴻巣は「家庭の場面という話が出ましたが、ビルの家は5人姉妹で、『若草物語』へのオマージュがあると思うんです。しっかり者の長女に、次女は男勝りで聖歌隊のリーダー、一番下のロレッタは絵が上手。他にもチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』が出てきて、イギリス古典への目配せを感じました」と古典文学への敬意に着目。


原作を読んで強く心を動かされたという中島は「一番初めに読んだとき、涙が滂沱だったんです。ボロボロ泣けてしょうがなかった。ラストのビルの行動、それまでの静かな描写が全てを説明していたことがわかったとき鳥肌が立った」と述べると、原作を自ら出版社に持ち込んだという鴻巣は「実は出版されるまでは怖かった」と明かす。続けて。「ビルの、ある意味、自己満足みたいなものが非難されるのではないかと怖かったんですが、日本ではビルの勇気と他愛を評価してくださっている方が多いのでほっとしています」と吐露した。


ketudan-500-3.jpgマグダレン洗濯所は、18世紀から20世紀後半にかけて、主にアイルランドで存在していた女性収容施設。カトリック修道会によって運営され、表向きは「保護」「更生」「慈善」を目的とした施設とされていたが、収容されたのは未婚で妊娠した女性、性的被害を受けた女性、家庭や社会から「素行が悪い」と見なされた若い女性たちであった。洗濯作業を中心とする長時間の無償労働を強いられ、身体的・精神的な虐待があったとする証言も数多く残されている。


鴻巣は「驚くべきことに、1998年まであった。要するに国ぐるみだったんです。国がカトリック教会にお金を出してマグダレン洗濯所というネットワークを作っていたわけです。チェーン店のようにたくさんあった。一種の矯正所、更生施設兼無償労働で女性の労働力を搾取していたんです」、さらに「もうひとつ恐ろしいのが、どうやら生まれた子供を地方や国外に売っていたという疑惑がある。こういう恐るべき施設が国ぐるみで1998年まであった。ビルが声を上げるのが85年ですから、その10数年先まであったんですね。だけど、ビルのような人が何人もいたからなくすことができた。けれども、国からの謝罪や補償は十分に出されていない。まだまだ未解決の部分があるというのが現状。本当に過酷なことが20数年前まで起きていた」と語気を強めつつ、「とにかくカトリック教会の権力が絶大だった。私が最初に早川書房へ売り込もうとした時に何と言ったかというと、『これは教会ディストピアです!』と。早川書房は『侍女の物語』という非常に有名な女性を子供を産む機械にしてしまうディストピア小説を出している版元なので、『それは面白そうですね』と言ってもらえて――」と経緯を話した。


ketudan-500-1.jpgアイルランドの言葉が多く登場する本作については、翻訳上の工夫も明かされた。鴻巣は、「固有名詞をどう訳すか悩みました。オーブンやシリアルの名前が出てくるのですが、それをそのまま“オーブン”“シリアル”と訳すとアイルランドらしさが出ない。そこで、シリアルは固有名詞のまま表記し、割注で説明を加えました。また、アイルランド紛争や当時の不景気といった政治的・社会的背景についても、適宜説明を入れています」と語る。さらに物語の改変についても触れ、「シノット家の息子がつらい思いをしているシーンがありますが、原作では妻との会話の中で少し触れられる程度です。映画ではそこを大きく広げていました。また、サラ(マグダレン洗濯女かたら脱走を試みる修道女)も原作ではすでに子どもが生まれていますが、映画ではこれから生まれる設定に変わっています。これによって、今後の展開がより波乱に満ちたものになると予感させます」と述べた。


ketudan-500-5.jpgキリアン・マーフィーの演技について、『ピーキー・ブラインダーズ』を全シリーズ観るほどのマーフィーのファンだという中島は、「キリアンが惚れ込んで映画化する作品だという情報を知り、英語の原作を取り寄せました」と、その出会いを振り返る。さらに、「ファンということを差し引いても、目の動きひとつで寡黙な男の内面を雄弁に表している。(スターの)オーラを消し、“おっさん”になりきっている。今回も本当に素晴らしかった」と絶賛した。それを受けて鴻巣は、「キリアンはもちろん大好きなんですが、原作のビルのイメージからすると、少しイケメンすぎるかなとも思いました(笑)」と語りつつ、「私は、像を結びそうで結ばない曖昧なイメージのまま訳しているのですが、もう少し背が低い人物を想像していました。ただ、眼光の鋭さはぴったりだと感じましたし、『オッペンハイマー』の時以上に、むしろ本作のほうが、存在感が際立っているのではないかと思います。セリフは圧倒的に少ないですが、その分、存在感は際立っていました」と、その演技を高く評価した。


ketudan-500-6.jpg原作の原題は『Small Things Like These』。日本語では『ほんのささやかなこと』と訳されている。鴻巣は「『Small Things Like These』はそのまま原作に出てくるんです。ビルは娘たちのことが自慢でならない。それは名門校に行っているからではなくて、例えば、お店でお釣りをもらったときにサンキューと言えるとか、教会で席に着くときに正式なお辞儀ができるとか、そういう『ほんのささやかなこと』が嬉しいのだという件がある」と明かすと、中島は「私はすべての小さいことが彼をそこへ持って行ったという風に読みました」とタイトルの解釈について語った。


また、鴻巣は「原作を読むと、行間にあったものが見えてくる。映画を“埋めていく”ような感覚でご覧いただけると思います。そして原作を読んだうえで、もう一度映画を観てほしい。そうすると、ひとつひとつの場面がより胸に迫ってきます。ぜひ2回、3回と繰り返し観ていただけたら」と呼びかけ、トークを締めくくった。
 



出演:キリアン・マーフィー アイリーン・ウォルシュ ミシェル・フェアリー クレア・ダン ヘレン・ビーハン エミリー・ワトソン
監督:ティム・ミーランツ 脚本:エンダ・ウォルシュ
原作:クレア・キーガン「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)
製作総指揮:ベン・アフレック マイケル・ジョー ケヴィン・ハローラン 
製作:マット・デイモン キリアン・マーフィー アラン・モロニー キャサリン・マギー ドリュー・ビントン 
撮影:フランク・バン・デン・エーデン 
編集:アラン・デソバージュ 音楽:センヤン・ヤンセン
2024年/98分/アイルランド・ベルギー/カラー/1.85:1/5.1ch 日本語字幕:山下美紗 
配給:アンプラグド 
© 2024 ARTISTS EQUITY.  ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:unpfilm.com/ketsudan

2026年3月20日(金)~TOHOシネマズ シャンテ、大阪ステーションシティシネマ、kino cinéma神戸国際 、京都シネマほか 全国順次公開


(オフィシャル・レポートより)
 
 



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釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian Project Market 2024」で企画と脚本が高く評価され ARRI アワードを受賞し、山時聡真と菅野美穂の W 主演で贈る映画『90 メートル』が、3月 27 日(金)に全国公開となります


90m-pos-1.jpg直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と「』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出しました。


難病の母と2人で暮らす高校生・藤村佑役を演じた山時聡真は、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主人公声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集めている。そして難病の母・美咲を演じたのは、『ディア・ファミリー』、『近畿地方のある場所について』と母親役が続く菅野美穂。さらに、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー・松田杏花役を南琴奈、バスケ部員・大平翔太役、田中偉登が出演。


主題歌は大森元貴書き下ろし楽曲「0.2mm」。大森元貴の優しい歌声が添えられ、日本中を涙に染める感動物語の公開に期待がかかる。


この度、W 主演の山時聡真&菅野美穂と中川駿監督が登壇し、舞台挨拶付きチャリティ上映会を実施いたしました。上映会の売り上げの一部は、【一般社団法人 ヤングケアラー協会】へ寄付される。


【日時】2026年3月17日(火)18:00~18:30 ※上映前の実施

【会場】ニッショーホール(東京都港区虎ノ門 2-9-16 日本消防会館)

【登壇者】山時聡真(20)、菅野美穂(48)、中川駿監督(38)(敬称略)



90m-3.17-山時聡真.JPG満員御礼で実施されたこの日、母と 2 人で暮らす高校 3 年生の藤村佑(読み:たすく)を演じた山時は親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ち、そのどちらもわかる。でも正解がない。だからこそ考えさせられる作品で、100%の覚悟を持って演じたいと思いました」と思い入れたっぷり。佑の母で、難病を抱える美咲を演じた菅野はなんて優しく、お互いを思いやる親子なのかと思った。私自身も育児中なので、藤村親子を理想の親子像のように思いました」と共感を寄せていた。


本作は中川監督が、自身の母親の介護の経験を登場人物に投影した半自伝的作品。中川監督は映画なのでフィクションでありエンターテインメントではありますが、ヤングケアラーという社会問題を取り扱っているので現実に即したものでなければいけない。そんな意識で脚本を執筆しました」とこだわりを明かした。


完成作品を初めて観た時は号泣したという山時と菅野。二人は一緒の場で鑑賞していたといい、菅野は「自分が出演している映画でこんなに泣くのか!?と思うくらい涙して、恥ずかしくなって頭を動かさないようにしていたけれど、涙が頬を伝っていく状態だった」と照れ笑い。山時は「観ている最中にすすり泣きの声が聞こえて『自分の声!?』と思ったら菅野さんだった」と嬉しそうに報告していた。
 

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大森元貴による主題歌「0.2mm」も、大森のソロ楽曲初の映画主題歌ということもあって大きな話題に。大森の大ファンという山時は「宝物を頂いた印象です。泣いている背中をさすられているような優しさがあって、これだ!というハマり具合が凄かった」と大感激。菅野も「初めて聴いた時は胸が震えました。佑の未来が感じられるような音楽で、そよ風のような優しさで背中を押してくれる感覚がありました。素敵な主題歌を託していただいて、感謝しています」としみじみ。中川監督は「まさに映画と主題歌の理想的コラボだと思いました。映像だけでは描き切れなかったものを、大森さんが楽曲で補完してくれたような気がします。ハードルを上げてエンドロールに期待してください!」と予告した。


また作品にちなんで母親からの愛されエピソードを披露。山時は「実は今…感じています」と客席を見回して「今日は来れない、と言っていたのにステージに登壇してみたら母が客席にいました!すぐに見つけました」と来る予定ではなかったという母親の来場を、照れながら報告。「こうしてすぐに見つけられるのも愛なのかな…。ちゃんとティッシュ持って来た!?」と客席の母親に呼び掛け「こうして時間を作って来てくれることにもとても愛を感じます」としみじみとしていた。


90m-3.17-菅野美穂-2.JPG菅野は、帰省する際に母が自分の好きなものを買って待っていてくれるエピソードを披露。「でも、前に好きだったものを用意してくれるので『最近は違うんだよな』と思ったり、食べきれなかったものを『持ち帰りなさい』と持たせてくれるけど東京でも買えるんだよなと思いながら、親心だなと実感します」と会場を笑わせていた。


そんな中、菅野の実母からの手紙を山時が代読するサプライズを実施。「今は子育て、お仕事と一番大変な時期ですが、振り返ってみると一番大変な時が一番良かったと思える日が来るはずです。健康第一でこれからも応援して下さる皆さんに愛される様な女優さんになって下さい」と山時が読み上げると。菅野は、まさかのサプライズに驚きを隠せない様子で言葉を詰まらせながらも「ありがとうございます。ひとりではやりきれなくて。母が沢山手伝ってくれているから今日もこうして立てているので、本当に感謝しています」と想いを語った。


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90m-3.17-山時聡真-2.JPGサプライズ大成功かと思いきや、なんと W サプライズで今度は山時の実母からの手紙を菅野が代読する事に。まさかの展開に「この会場にいるのに!?」と驚く山時に向けて菅野が「自分を見失わないように、常に謙虚でいるように、と声をかけて来ました。“実るほど頭を垂れる稲穂かな”。呪文の様に囁いてきましたね。自分が受けた恩は忘れず必ず誰かに送ってあげてください。それが結果として自分を成長させ、強くしてくれるはずです。そして最大の願いはただ一つ。健康に気をつけて自分の道を邁進してください。それだけで十分です。いつも、いつまでも応援しています」代読。母親の想いに共鳴し、時折、声を詰まらせながらも大切に読み上げた。


2人の様子に中川監督も思わず涙し、舞台上の3人共が目を潤ませる中で山時は「俳優の仕事が僕が一番親孝行出来る仕事だと思っているので、これからも俳優を続けて沢山親孝行したいです」としみじみ。菅野は「本当に素敵な息子さん。どうしたらこのように育てられるのか教えて頂きたい!」と親目線をのぞかせつつ「私も母から美穂の穂は稲穂の穂で、“実るほど頭を垂れる稲穂かな”は私も母からもらった大事な言葉です。お母様の母としての気持ちもわかりますし、私自身の母にもそうできるようにと思っています。ふたり大切な言葉になったね」と感動を分かち合っていた。


90m-3.17-中川駿監督-1.JPGさらに菅野は実母に向けて「私はこういう性格なので子育てに向いていると思ったけれど、実際に経験してみると良いと思ったところが育児に向いてない所もあって日々葛藤していますが、そんな時に母が“みんなそうやって育児しているのよ”と言ってくれる時があって。本当に感謝しています。私が働けるのはお母さんが元気だからです。これからも元気でいてください!」と改めて感謝を伝えた。


最後に中川監督は「自分の身近な大切な人に感謝の気持ちを伝えるきっかけになるのではないかと思う作品です」と胸を張り、菅野は「この映画のように母に感謝を伝えなければいけないと思っていたので、今日は私にとって良いきっかけを与えてくれる時間になりました」と感動しきり。山時は「普段言えない事が言えるような、小さな勇気を受け取る事の出来る作品です。テーマが重たい話に思われがちですが、実際は優しくてほっこりするような映画です。その事を含めてこの映画を観せたいと思う方々にプレゼンしてください」と観客に向けて願っていた。
 


【STORY】

90m-main-550.jpgのサムネイル画像

小学生の頃からバスケットボール一筋だった佑。母・美咲が難病を患ったことで、母子家庭で育った佑は高校2年生のときにバスケを辞め、美咲の世話を優先せざるを得なくなる。ヘルパーの支援はあるものの24時間体制ではないため、佑が美咲のケアをしながら家事をこなす日々を送っていた。高校3年生になった今、東京の大学に進学したい気持ちはあるが、美咲を一人にするわけにはいかず、常に手元にある呼び出しチャイムの音が、佑の心を引き留める。その看病が一生続くかのように、自分の夢や希望はすべて諦めかけていたが、担任の先生から自己推薦での受験を勧められる。しかし、日に日に身体の自由を失っていく美咲の姿を見ると、上京したい気持ちを打ち明けられずにいた。そんなある日、介護施設のケアマネジャー・下村からヘルパーの増員により24時間ケアの体制が整ったことを告げられる。我が子の明るい未来を願う美咲は「お母さん、大丈夫だから。好きなようにしていいからね」と優しく声をかけるが──。

【CAST&STAFF】

出演:山時聡真 菅野美穂 南琴奈 田中偉登/西野七瀬
   荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
主題歌:大森元貴「0.2mm」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
プロデューサー:辻本珠子 藤本款 宇田川寧 田口雄介
音楽プロデューサー:杉田寿宏 音楽:Moshimoss
撮影監督:趙聖來 照明:藤井聡史 
美術:松本良二 装飾:八木圭 録音:鈴木健太郎 
製作:映画「90メートル」製作委員会 
製作プロダクション : ダブ 
配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会   
公式HP:https://movie90m.com/   
公式X:@movie90m

2026年3月27日(金)~新宿バルト9、T・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ、MOVIXT京都・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき他 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
 


釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian Project Market2024」で企画と脚本が高く評価され ARRI アワードを受賞し、山時聡真と菅野美穂の W 主演で贈る映画『90 メートル』が、2026 年 3月 27 日(金)に全国公開となります。


90m-korabo-pos.jpgこの度、ジェイアール西日本フードサービスネットより展開されている「デリカフェ」と映画『90 メートル』が3月 15 日から 1 か月間、コラボキャンペーンを実施することとなりました。

 

指定メニューをご注文の方に、先着で

映画『90 メートル』デリカフェ限定ステッカープレゼント!

 

本作は、人生の岐路に立つ高校生の息子と難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛を綴った感涙物語。そんな本作の公開を記念し、改札から約『90 メートル』ほどの近い距離で展開されている「デリカフェ」とのタイアップの実施が決定いたしました!

デリカフェは、JR 西日本の駅に展開されている、カジュアルな雰囲気で気軽に立ち寄れる、イートイン・テイクアウト自在なカフェとなっており、利用者の毎日に彩りを提供しています。 そして、コラボ期間の 3 月 15 日(日)~4 月 15 日(水)中に対象メニューである、〈蒸し鶏とたまごの和風パスタ柚子胡椒風味〉または〈えびと茄子のトマトソース〉のパスタをご注文された方に先着で、映画『90 メートル』オリジナルステッカーをプレゼントいたします!

この春、映画『90 メートル』とデリカフェで日常に彩りを与えてみてはいかがでしょうか?

 


■日時:2026 年 3 月 15 日(日)~4 月 15 日(水)

■実施店舗:石山店・茨木店・大阪店・大阪 mido 店・京橋店・三ノ宮店・元町店・尼崎店・灘店

■実施内容:「蒸し鶏とたまごの和風パスタ柚子胡椒風味」または「えびと茄子のトマトソース」をご注文いただいた方に先着で映画『90 メートル』オリジナルステッカーをプレゼント!

※ステッカーは無くなり次第終了いたします。

キャンペーン HP:https://www.jwfsn.com/news/260312_90m_delicafe
 


【STORY】

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90m-main-550.jpg小学生の頃からバスケットボール一筋だった佑。母・美咲が難病を患ったことで、母子家庭で育った佑は高校2年生のときにバスケを辞め、美咲の世話を優先せざるを得なくなる。ヘルパーの支援はあるものの24時間体制ではないため、佑が美咲のケアをしながら家事をこなす日々を送っていた。高校3年生になった今、東京の大学に進学したい気持ちはあるが、美咲を一人にするわけにはいかず、常に手元にある呼び出しチャイムの音が、佑の心を引き留める。その看病が一生続くかのように、自分の夢や希望はすべて諦めかけていたが、担任の先生から自己推薦での受験を勧められる。しかし、日に日に身体の自由を失っていく美咲の姿を見ると、上京したい気持ちを打ち明けられずにいた。そんなある日、介護施設のケアマネジャー・下村からヘルパーの増員により24時間ケアの体制が整ったことを告げられる。我が子の明るい未来を願う美咲は「お母さん、大丈夫だから。好きなようにしていいからね」と優しく声をかけるが──。

 

【CAST&STAFF】

出演:山時聡真 菅野美穂 南琴奈 田中偉登/西野七瀬
   荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
主題歌:大森元貴「0.2mm」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)音楽:Moshimoss

撮影監督:趙聖來 照明:藤井聡史 
製作:映画「90メートル」製作委員会 
製作プロダクション : ダブ 
配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会
公式HP:https://movie90m.com/
公式X:@movie90m

2026年3月27日(金)~新宿バルト9、T・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ、MOVIXT京都・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき他 全国公開!


(オフィシャル・リリースより)

 


hanaroku-3.7-550.JPG(左から、入野自由、萩原利久、古川琴音、四宮義俊監督)


日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CM やミュージックビデオなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描いた初の長編アニメーション監督作で、第 76 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出された『花緑青が明ける日に』が絶賛上映中。


aorokushou-pos.jpg映画タイトルにある“花緑青(はなろくしょう)”とは燃やすと青くなる緑色の顔料で、かつて花火の材料に使われていたが、美しさと引き換えに毒性を含むことから幻となった。物語の舞台は創業 330 年の花火工場・帯刀煙火店。再開発による立ち退きの期限が迫る中、幻の花火<シュハリ>とそこで育った若者たちの未来をめぐる 2日間の物語を描き出す。声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音が W 主演を務め、等身大かつ瑞々しい演技で命を吹き込む。さらに、時代を代表する傑作を彩り続ける入野自由と、数々の話題作で圧倒的な存在感を放つ岡部たかしが脇を固める。


この度、映画の公開を受け、3 月 7 日(土)に映画『花緑青が明ける日に』公開記念舞台挨拶を開催いたしました!本作が声優初挑戦となる萩原利久と古川琴音、声優の入野自由、また長編アニメーション映画初監督となる四宮監督が登壇し、映画公開を記念しての想いや、演技の魅力を語りました。
 


◆日時:3 月 7 日(土)15:00〜15:40 ※上映後舞台挨拶

◆会場:新宿バルト 9 スクリーン 9 (東京都新宿区新宿 3 丁目 1-26 新宿三丁目イーストビル 13 階)

◆登壇者(敬称略):萩原利久、古川琴音、入野自由、四宮義俊監督 MC:奥浜レイラ



hanaroku-3.7-550-2.JPGhanaroku-3.7-萩原利久.JPG満員御礼で実施されたこの日。まずは映画公開を祝して、萩原と古川が自ら描いた直筆の花火イラストが御披露目された。しかし萩原と古川はなぜか困惑の表情。「1 年くらい前に描いた事は覚えているけれど、まさかこういう形でお披露目されるとは思っていなくて」と萩原が言うと、古川も「SNS 企画として急いで描いたので。こんな立派な額に入れられるとは…」と述べ、白い手袋をつけたスタッフが運んでいる様子も相まって、2 人して「恥ずかしいです」と連発していた。


“絵画のプロ”の日本画家でもある四宮監督から「意外とガチなイラストだなと思った」と絵の感想を述べられると、萩原は「勢いが大事だと思ったので、大胆に描きました」と解説。入野が「(描いた時期的に)劇中のシュハリが打ちあがる花火シーンを観ないで描かれたと思うけれど、劇中シーンに良く似ている」と褒めると、萩原と古川は「それは…狙いですね」ととぼけ、入野から「描いたことを忘れていたくせに!急に二人で嘘ついた!」とツッコまれていた。


hanaroku-3.7-古川琴音.JPG幻の花火<シュハリ>を完成させようと奮闘する敬太郎を演じた萩原は、声優初挑戦。「最初は普段の演技と近いものかと思ったけれど、やってみると撮り方も違えば台本の書かれ方も違う。実写をやる時に体の全部を使える事への可能性を、声だけの演技をやってみて改めて感じました」と初体験の感想を述べた。


敬太郎とともに花火作りに挑む幼馴染のカオルを演じた古川も、声優初挑戦。「実写では出来ないような動きを体験できたのは新感覚で面白かった。実写で出来ない事はないかもしれないけれど、ここまでエモーショナルになるのはアニメならではないかと思いました」と分析した。敬太郎の兄で市役所に勤めるチッチ役の入野はアフレコを回想し「先に収録したお二人(萩原と古川)が先陣を切ってリアリティを作ってくれたので、キャラクターではなくてそこに生きている手触りや匂いを感じながら収録する事が出来ました」と話した。


hanaroku-3.7-四宮義俊監督.JPG四宮監督は、声優初挑戦の萩原と古川のフレッシュさを絶賛。「アニメーションはある意味で嘘で出来上がっているものですが、その裏では本当に生きている人がいると感じてもらわないといけない。萩原さんと古川さんの声は身体性と個性がはっきりしているので、その声を中心に置かせてもらった。アフレコが早い段階で出来たので、その後に描く絵はお二人の顔に似ていく感覚がありました。ベストなお声を出して頂いた」と太鼓判を押していた。


失われゆく居場所、そして失われても受け継がれる想いがテーマの本作にちなんで<これだけは絶対失いたくない必需品>を発表。

萩原は「スマホ」といい「なければ困る事が多い。僕はスポーツを見るのが好きで、最近はチケットも電子で紙のチケットが存在していない。スマホがないと試合を見る事が出来ない。スマホを落としたら終わり。いや、なんならスマホの方が僕の本体かもしれない」と実感を込めた。


古川は「(左右独立タイプの)ワイヤレスイヤホン」といい、左右一体タイプのワイヤレスイヤホンに慣れ過ぎていた事から「買って2 日後くらいに片方を外した記憶だけがあって…。つけようとしたら片方無かった」とショックを受けるも「探してみたらマフラーの溝に入っていました。それ以来、イヤホンの片方は無くしたくないと思うようになりました」と切実トークで笑わせた。


hanaroku-3.7-入野自由.JPG一方、入野は作品のテーマに沿って「近所の古い家と大木が切られて無くなっていく姿を見た時に、これは自分にとって必要なものだったんだ…という真面目な話を二人と違ってしたかったんですけど…。スマホとイヤホン?この作品観た!?」と強烈ツッコミで、スマホの萩原とイヤホンの古川にマウントを取るも、四宮監督から「僕もスマホが大事」と答えられてしまい、「筆しかない!と言うと思ったのに!マジっすか!?」と衝撃を受け、「まさかの 1 対 3 ですか・・・」と会場の笑いを誘っていた。


また、夏の 2 日間を描いた本作に関連して<今年の夏までに叶えたい夢>を発表

萩原は「夏くらいまでには5 年 10 年以内の大きな目標を決めたい」、古川は「浴衣を一人で着られるようになりたい」、入野は「会う人会う人から痩せた?と言われるので、ジムに行って体力作りをしたい」と抱負を述べた。


aorokushou-2.24-carpet-2shot-240.JPGちなみにここまで相性ピッタリの萩原と入野だが、実は第 76 回ベルリン国際映画祭で初対面で(右写真→)、会うのはこのイベントが 3 日目。入野は萩原について「飾らないそのままの人で、話しやすい空気があるのでグイグイ行きました」と評すると、萩原も入野について「なんでもお話してくれるし、緊張していたレッドカーペットに向かう車中でもずっと喋り続けてくださった。ずれた蝶ネクタイも直してくれるし、良い出会いでした」とニッコリだった。劇中では相反する性格の兄弟役を演じるふたりだが、実際はほぼ初対面にも関わらず仲良し兄弟さながらのコンビネーションを見せた。


最後のあいさつでは、「萩原さんが演じた敬太郎、古川さんが演じたカオル、入野さんが演じたチッチ。主人公3 人が皆さんの経験した何かに、どこかに引っ掛かってくれると思ってここまで作ってきました」と監督

入野は「アニメーションというものは、アニメーターさんが 1 秒 1 秒、1 枚 1 枚に丁寧に時間をかけて作られたものです。構想 10 年、描き始めて 2 年。この作品がようやく皆さんに届いたことが嬉しいです」と述べ、

主演の古川は「本作を観て私は改めて自分にとっての本当の居場所を考えるようになりました。作品を通して明るい未来を見させてもらった気がして、私自身大好きな作品になりました」と明かす。

同じく主演の萩原も「色々な感想があると思うけれど、それを誰かと共有などしていただき、映画が終わった後も楽しんで欲しいです」と呼び掛けた。
 


<STORY>

「その花火は、宇宙を切り取ったんだ――」

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老舗の花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られている。そこで育った帯刀敬太郎(萩原利久)は、蒸発した父に代わり幻の花火<シュハリ>を完成させようと独りで奮闘していた。

夏の終わりの日、東京で暮らす幼馴染のカオル(古川琴音)が地元に戻ってきた。敬太郎の兄で市役所に勤める千太郎から立ち退き期限が明日と知らされ、4 年ぶりの再会を果たす 3 人。失われた時間と絆を取り戻すようにぶつかり合いながら、花火の完成と打ち上げを巡る驚きの計画を立てるのだが――。

幻の花火に託された希望と、その鍵を握る「花緑青」。火の粉が夜を照らし、新しい朝を迎えるとき、敬太郎たちが掴むそれぞれの未来とは?

<CREDIT>

出演:萩原利久 古川琴音 入野自由 岡部たかし
原作・脚本・監督:四宮義俊
主題歌:imase「青葉」(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所) 四宮義俊
作画監督:四宮義俊 浜口頌平 美術監督:四宮義俊 馬島亮子 音楽:蓮沼執太
色彩設計:四宮義俊 水野愛子 齋藤友子 岡崎菜々子
撮影監督:富崎杏奈 特殊映像:SUKIMAKI ANIMATION
ストップモーション映像:Victor Haegelin CG ディレクター:佐々木康太郎
編集:内田 恵 音響監督:清水洋史 録音・調整:太田泰明
音響効果:中野勝博 音響制作:東北新社
アニメーションプロデューサー:藤尾 勉
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions
配給:アスミック・エース
©2025 A NEW DAWN Film Partners

公式サイト:https://hanaroku.asmik-ace.co.jp

公式 X:https://twitter.com/hanaroku_movie

2026年3 月 6 日(金)~新宿バルト9、kino cinema 心斎橋、T・ジョイ梅田、MOVIX京都、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ西宮OS他 全国絶賛公開中!


(オフィシャル・レポートより)

 
 

シリーズ累計発行部数5,600万部!アニメ累計視聴数30億回突破!

大人気異世界エンターテインメント 劇場版第2弾!!

岡咲美保(リムル)、泊 明日菜(ゴブタ)、大西沙織(ユラ)、

小坂菜緒【日向坂46】(ミオ)、藤嶌果歩【日向坂46】(ヨリ) 、堂本光一(ゾドン)、登壇!

堂本光一、何歳だかわからなくなる件!同世代から共感!?

岡咲美保、 『転スラ』の“絆”バトンを全国に!繋いでいきたい!

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(左から、泊 明日菜(ゴブタ役)、大西沙織(ユラ役)、岡咲美保(リムル役)、堂本光一(ゾドン役)、小坂菜緒(ミオ役)、 藤嶌果歩(ヨリ役)

 

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スライムに転生した元サラリーマン、リムル=テンペストが、仲間たちと共に理想の国作りを目指して奮闘する異世界ファンタジー『転生したらスライムだった件』、通称『転スラ』。WEB小説投稿サイト「小説家になろう」で連載開始以降、魅力的なキャラクターと作り込まれたストーリーで多くのファンを魅了し、シリーズ累計発行部数は5,600万部&アニメ累計視聴数30億回突破!「小説家になろう」で10億PV突破の超人気転生エンターテインメント『転スラ』シリーズの劇場版第2弾となる『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』がいよいよ2月27日(金)に公開となりました!


SNSやレビューサイトでも感想が続々投稿されており「仲間との絆最高すぎる!」「とにかく戦闘シーンがすごい!」「ゴブタがかっこよかった!」「映像が綺麗だった!海がキラキラして、海の透明感がすごい。」「美しくも迫力ある映像と心を揺さぶる音楽、そして息もつかせぬ展開に少しも目が離せない!」「転スラ初心者だけどとっても楽しかった!」など、劇場版ならではの迫力や、物語の舞台となる“海”のシーンの映像美、そして“転スラ”らしい仲間との絆が描かれる本作へ満足度の高い様子がみてとれます。

 

そして公開2日目の2月28日(土)に公開記念舞台挨拶を実施いたしました

舞台挨拶には、主人公リムル=テンペストの声を担当する岡咲美保、リムルに仕える四天王のひとり、ゴブタの声を担当する泊 明日菜、劇場版オリジナルキャラクターで海底の国【カイエン国】の巫女・ユラの声を担当する大西沙織、【カイエン国】の大臣で物語の鍵を握るゾドンの声を担当する堂本光一、ユラに付き従う侍女・ミオの声を担当する小坂菜緒(日向坂46、同じくユラの侍女・ヨリの声を担当する藤嶌果歩(日向坂46)が登壇し、ついに公開を迎えた本作への想いを語っていただきました。さらに、作品名にちなんで、登壇ゲストに最近起こった出来事を「◎◎◎だった件」として発表するな非常に盛り上がりのある舞台挨拶となりました。
 


日時:2月28日(土) 13:00~ 

場所:丸の内ピカデリー シアター1 (東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9階)

登壇:岡咲美保(リムル役)、泊 明日菜(ゴブタ役)、大西沙織(ユラ役)、小坂菜緒(ミオ役)、 藤嶌果歩(ヨリ役)、 堂本光一(ゾドン役) 



MCから登壇者が呼び込まれると、会場の盛り上がりも最高潮!

上映後の興奮冷めやらぬなか、公開を迎えられた喜びと共にそれぞれが挨拶。


tensura2-2.28-岡咲美保.JPGリムル役の岡咲は公開を迎えたことについて「取材や完成披露試写会ではまだ言えないこともたくさんあったけれど、公開してみんなと共有できることが嬉しいです。劇場版第2弾の初めのビジュアルを発表してから約一年、ようやくここまで来たな!という感じです」と感慨深げに語った。

ゴブタ役の泊も「楽しみにしているという声はたくさん届いていたので、皆と共有できることが嬉しいです。ゴブタの観てほしいポイントがたくさんあります!」と力強くコメント。

ユラ役の大西は「みんなの感想を検索したら、ゴブタの活躍に触れる声が多くあって、まさかゴブタに泣かされるとは思わなかった、というコメントもあったので、嬉しかったです。どんどん感想をお願いします」とコメント。

ミオ役の小坂は「小さい頃から『転スラ』ファンなので、第2弾の映画化が発表された時も、絶対に観に行こう!と思っていたけれど、まさかそんな憧れの作品に自分が関われるなんて夢にも思っていませんでした。今でも夢のようです」と熱く語った。

 

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ヨリ役の藤嶌は「ついに公開されて嬉しいです!母が公開初日のお仕事帰りに観てくれて、面白かったよ!と連絡をくれました」と身近な人からの反響に感動した様子でコメントした。

ゾドン役の堂本は「アニメーションの声優をやらせていただくのは久しぶりでしたが、後輩の宮田(宮田俊哉/Kis-My-Ft2)にも“転スラやるんですね!”と声をかけられました、彼は『転スラ』好きみたいですね。(演じたゾドンは)ゴブタとユラに劇中でひどいことを言ってすみません!」と反響の大きさを伝えた。

 

また、作品にちなんで“絆”を感じたことを聞くと

岡咲は「最近、リレーで走ってバトンをつないだことで絆を感じました。『転スラ』でも何かバトンを、絆を繋いでいきたいです。」とコメントし、全国やお客さんとの絆も深めていきたいとの意欲を見せた。

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泊は「劇中でゴブタとランガがシリーズを通しても、初めてセリフを合わせることがあったのですが、『転スラ』ファミリーとして長く一緒にやっているからか事前に打ち合わせをしなくてもバチッとはまったことに絆を感じました」と語った。

大西は「アフレコから劇中の関係性を出そうとゴブタ役の泊の隣に座ろうとしたけど、全然隣に来てくれなくて、絆は不成立でした」と会場を沸かせた。

小坂は「藤嶌と二人で受ける取材で答えが被らないようにと気にしていたけど、見事にいつも別々の回答となってうまくいき、絆を感じました」とコメント。

 

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藤嶌は「初めてのアフレコで、私は緊張してそわそわしていたら、小坂さんはじっと座っていて、「私も緊張しているよ」と言ってくれたことから、少し楽になって絆が深まった気がします」とほっこりとしたエピソードを披露。

皆の絆エピソードを聞いていた堂本は、一人きりでの収録だったため誰とも絆が築けなったことを憂うと、皆からまだ台本にゾドンが堂本さんであることが記されていなかったことを伝えられ、後からでもイベントや取材で一緒になり絆が築ける“あとから絆”を提唱され納得していた。最後に堂本が「いま観て下さったお客さん、ライブビューイングをご覧になっている皆様とも絆が生まれた」と観客との絆も確認し、場内を一つにしていた。

 

続いて、最近起こったことを、作品のタイトルにかけて、「○○だった件」としてフリップに書いてもらいトークを実施。

大西は“オタク楽しい件”と書き「声優としてお仕事をさせていただきながら、自分の好きなものを推していくオタク活動の楽しさが湧いてきまして!」と話すと、堂本が「オタクは経済を回しますからね」とうなずき、大西は「オタク活動は最高です!」と推し活にいそしんでいることを報告。

堂本は“47だった件”とフリップに書き「今年に入ってからずっと46歳だと思って話をしていたら、実は47歳になっていた。同世代の人たちからも、このくらいの世代って、年齢って忘れちゃうよね~」と共感されたことを語った。

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小坂は“アウトドアだった件”と書き「私はインドア派なのですが、最近は人とごはんを食べる喜びを知り、メンバーや友人たちと外食をしています」とコメント。堂本から「外食ってアウトドアなの??」とツッコミを受けるも、声優陣から「ドアから出たらアウトドアだよね!」とフォローを受け「2月はアウトドアでした、この先も続くかはわからないです」と近況を伝えた。

藤嶌は“猫だった件”とフリップに書き「2/22に猫に扮したお仕事をさせていただき、帰りに周りの人たちから凄い視線を感じるなと思ったら、しっぽだけ付けっぱなしだったんです」と、可愛らしいエピソードを披露し、場内を和ませていた。
 

最後の挨拶で堂本は「ゾドンを演じさせていただき、ここまでのヒールは自分でも初めてなんじゃないかなというくらいです。何度も『転スラ』を楽しんでください!」とコメント。

岡咲は「劇場版第2弾が公開されてすごくうれしいです。いつも私はリムルの視点で物語を考えることが多いのですが、今回はユラさんの立場ならどうだろう、ゴブタの立場だったらどう考えるだろうと俯瞰して観ていました。堂本さんもおっしゃったように、何度もご覧いただき、自分の感情として持ち帰っていただけるとすごく嬉しいです。」とコメントした。

最後に、岡咲が「『転スラ 蒼海の涙編』公開!」と呼びかけ、他キャストと観客が「おめでとう!」と声を上げ、大盛り上がりで舞台挨拶は幕を下ろした。
 


【STORY】

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水竜を守り神と崇める、海の底にある国【カイエン国】。
その地は、かつて他の種族と地上で暮らしていた人々が平和な地を求めて世界を彷徨い、安寧を求めた末に水竜から与えられた、争いの無い王国。 しかし、その平和が永遠に続くことはなかった——。
長き眠りについた水竜に祈りを捧げる巫女・ユラは、水竜を目覚めさせ地上に攻め込もうと目論む者がいることを知り、一族に伝わる“笛”を手に、救いを求めて地上へ向かう。

ユラがたどり着いた先は【魔導王朝サリオン】の天帝エルメシアが治めるリゾート島。そこには【連邦ペスト】の開国祭を終えて、束の間のバカンスを満喫しているリムルたちの姿があった。エルメシアからの依頼を受けたリムルたちは、ユラを救うため【カイエン国】へ向かうが、海底では既にある陰謀が渦巻いていて…。
水竜の目覚め、そして笛を巡る騒乱の果てに明らかになるユラの秘めた“力”。リムルたちは、迫る脅威から蒼海を守り、平和を取り戻すことができるのか——。


【キャスト】

リムル:岡咲美保/智慧之王:豊口めぐみ/ヴェルドラ:前野智昭/ベニマル:古川 慎/シュナ:千本木彩花/シオン:M・A・O/
ソウエイ:江口拓也/ハクロウ:大塚芳忠/ゴブタ:泊 明日菜/ランガ:小林親弘/ディアブロ:櫻井孝宏/ヒナタ:沼倉愛美/
ルミナス:Lynn /ミリム:日高里菜/ラミリス:春野 杏/エルメシア:金元寿子/フレイ:大原さやか/ベレッタ:川澄綾子/
トレイニー:田中理恵/エレン:熊田茜音/カバル:高梨謙吾/ギド:木島隆一
ユラ:大西沙織/ジース:遊佐浩二/ミオ:小坂菜緒/ヨリ:藤嶌果歩/ゾドン:堂本光一

【スタッフ】

原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載)
ストーリー原案・監修:伏瀬/
監督:菊地康仁/脚本:根元歳三 菊地康仁
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:小峰正頼 山﨑秀樹
主題歌:TRUE「ユートピア」
アニメーション制作:エイトビット
製作:転スラ製作委員会
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

公式サイトURL: https://movie02.ten-sura.com/

公式X:@ten_sura_anime
公式Instagram:tensura_official
公式TikTok:@ten_sura_anime

2026年2月27日(金)~ 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

 

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◆日程:2月27日(金)19:00 の回 本編上映後

◆場所:TOHO シネマズなんば スクリーン7

◆登壇者:HIKARI 監督



長編デビュー作『37 セカンズ』でベルリン国際映画祭をはじめ、世界の映画祭で高い評価 を受け、その後も「Beef/ビーフ」「TOKYO VICE」など数々の話題作を手がけてきた、ア メリカを拠点に活躍する大阪出身の日本人監督・HIKARI が先日のベルリン国際映画祭での審査員を経て、大阪に凱旋! 本編上映後にティーチイン(Q&A)付の舞台挨拶を実施いた しました。


Q: 初めのご挨拶

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A:アイデアが浮かんだのが、2019 年。かれこれ 7 年、温めてきた作品です。日本が実は最後なんですよ。アメリカから始まって、イギリス、オーストラリア、スイス、ヨーロッパな ど全体をぐるっとまわって、時間がかかったけど、こうして映画館で公開が出来て嬉しいで す。日本でオールロケでだったのに最後…。でも楽しいのは最後にということで(笑)


Q.:大阪に 18 歳まで住んでいらっしゃいましたが、そのことは作品に影響を与えていますか?

A:子供の時、吉本新喜劇が大好きで、吉本新喜劇をみて笑って泣いて、最後にハッピーエ ンド。まさにそれがベースになっています。 絶対笑かせてくれるし、泣かせてくれるし、 ちゃんとストーリーがあるので、そういうのが私はすごく好きです。 わからせてくれるストーリーがあって大好きなんです。
 

Q: 先日の来阪 CP で未知やすえさんと内場勝則さんとご一緒されていましたよね。

A: そうなんです。びっくりしました!ある意味いろんなハリウッドスターに会うよりもお二 人にお会いできたのが嬉しかったです。小さいころから見ているから、うわっ!みたいな感 じでサインももらいました(笑)


Q: キャスティング界のアカデミー賞といわれる“アルティオス賞”受賞!感想をお聞かせく ださい。

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A:これは私も知らなかったです!これはすごいことです。大光栄です!日本の作品で日本人のスタッフで、日本で撮影して、1 人ハリウッドの役者さんであるブレンダン・フレイ ザーさんだけでという形だったので、どういう風に世界の人から意見というか、気に入っ ていただけるかなと思っていましたが、すごく皆さん大好きってというメッセージを毎日フェイスブックやインスタグラムとかでいただけるので、言語が違っても、ハートがつながっていればいいのかなと、そこにたどり着きましたね。


Q: 一番最後の終わり方、何パターンかあったのか。それとも初めからあのように終わると決めていたのか。

A: 終わりは2つ考えていて、1つの終わり方、従来は橋の上でさようならするっていう 2 人のシーン。脚本の時点ではこの終わり方で、私の中では最終的には絶対これで終わりたいっていうのがあって。ただ、アメリカのスタジオの方のこうしてほしいっていう意見も聞きながら、編集していかないとダメなんですよね。 最終的には、神社で終わらせたいっていうことで。彼のストーリーなので、彼が最後自分と向き合うっていう意味と、神様って手を合わせたその先には、実は自分、自分も神様の一部。 デバイジングっていう意味も含めて、最後はあのシーンになりました。


RentalFamiry-500-4.jpgQ: この映画で一番大変だったことは?

A: 涙、涙の毎日でした。この年は春がとても寒くて、桜が咲かなくて、ずっと桜待ち、桜待ちって感じで。3週間ぐらいずれたんです。 もともと最後のお葬式のシーンは満開の日だったんですが、ご覧の通り雨も降っていて。あ の日、朝一で撮影を始めて、最初雨は降っていなかったので外から撮影始めたんですけど、 2 時間経って雨が降り始めたんですよ。なので、もう一回撮り直し、頭から撮り直して。それが大変でしたね。その桜を追いかけるっていう形で、もともとあった桜が満開の学校の所に、フィリップが迎えに行くっていう設定だったんですけど、桜が全然なくて・・・急遽キャンセル、もう撮れないということになり、あの橋を探して、一回だけ見にいって翌日撮影っていう。そこが大変でしたね。


Q: 一昨年天草の倉岳神社に行ったのですが、あの木はあの辺にあるのですか?

A: 倉岳神社は雨と雲で何も見えなくて行けなかったんです。あの木は、椿があるところで、 ロケハンにいった時はもっと木がわさわさしていてものすごく壮大だったんですけど、今度いったら葉っぱが落ちていて、少し寂しい感じになっていたのですが。 島自体が岩でできていて、結構危ない。だけどもう一回見たらわかると思うのですが、椿の木も岩の上に根っこが張っているっていう、そのビジュアルが大好きで、なんか生きてる! って感じがして、あそこを選びました。


RentalFamiry-500-8.jpgQ: 主演のブレンダンさんのお茶目なシーンをたくさん見せてもらいましたが、お好み焼きをひっくり返すシーンは何テイクかされましたか?

A: 2、3テイクしたかな。結構彼をお好み焼きやさんに連れて行ったりしていたので。 でもひっくり返したのは初めてで、普通のひっくり返し方とは逆にしたんです。落ちると思ったけどなんとか大丈夫でしたね(笑)


Q: 実際に人材派遣サービスをしている会社で働いている人に話を聞いたり、それを作品に取り入れたりはあったのでしょうか。

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A: もちろん!最初に私の共同脚本家のスティーブンと一緒に、アメリカ人が日本でお仕事をする時にどんな仕事があるのか色々検索していたら、パトラーっていう執事の恰好をしてコーヒーを出したり、英語の先生とか。そんな中でレンタルファミリーが出てきて、「レ ンタルファミリーって何?」となり調べ始めた。すごく悲しくなる、本当に心がきゅってなるストーリーもあったし、その一つが男性が亡くなられる前に疎遠になった娘に謝りたい。 でも連絡がつかないから、どうしても彼女を雇いたいっていうことで、レンタルファミリーを雇って、彼は謝ることができて、最後亡くなられたというストーリーがあった。そこから 色々なぜこのビジネスが日本に存在するのか、どういう人がこういうサービスを使うのかにすごく興味があったので、会社を経営されている人だけでなく、そこで働かれている人にもお話を聴きました。ただ、そのクライアントはもちろん連絡ができないので、その辺りは リサーチで、小さな記事を全部拾い上げて、こういうのが実際にあるんだよなっていうのを知って。そういうのをベースに全く新しいストーリーを自分たちで書きました。


Q: 仮想空間など色々混ざり合って描写されていたのがとても印象的でした。私にはファンタジーに感じましたが、この作品はどういうジャンルの分類に入るのでしょうか?

A: この作品のジャンルは、最初は、ドラマでと思っていたのですが、アメリカで英語でドラマとコメディが合体する“ドラマディ”というのですが、元々脚本を書いてあったときは、 ドラマの意識で書いていて、そこにヒューモアがあってという形だったんですけど、気が付いたらアメリカではコメディになっていました!でも誰かがこれはコメディじゃないっていう風に言ってくれて今はドラマに戻っています(笑) でも、確かにファンタジーと思われる方も、よくそういうお声も世界中で聞きますね。そういうところもあるのかもしれないです。 人生はファンタジーですから。


RentalFamiry-2.27-550-2.jpgQ:人生の中で心に残った作品でした。どうして日本の景色や映画を作りたいと思ったのか。 また、どうして主人公(外国の方)からみた日本のアイデンティティを描こうと思われたのでしょうか?

A:私は 18 歳、高校生でアメリカに行ったんですけども、その時にアジア人は高校で唯一 私 1 人だけという時期があって、ユタ州白人ばかりの町に住んでいたんですけど、そのときにすごく寂しい思いもありながら、その中でアジア人じゃないけども白人の人たちはすごく私のことを大切にしてくれました。その時の感情を言葉が通じなくても、その頃私は英語を全然話せなかったので、言葉が通じなくても国籍が違っていても、愛情が生まれるんだなと体感したので、それを日本に表現したかったです。私は日本を出て 30 年ぐらいでもうアメリカにずっと 1 人で住んでいるので、日本に帰ってくると日本の素晴らしさをひしひしと感じます。食べ物もそうだし、ベルリンから帰ってきてとにかくご飯が食べたくて仕方なくなります。その日本語の美しさや人の優しさとか私たちには多分気づかない、日本の素晴らしさというのは、世界中の人が気づいています。そういう発見も含めてこのストーリー を描きました。
 


【STORY】

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東京で暮らすフィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、オーディションに明け暮れ、端役の仕事で食い繋いでいる売れない俳優。ある日、“悲しいアメリカ人”を演じるようにと派遣された葬儀場でとんでもない光景を目にして、在日7年でも理解できない日本人の不思議さに遭遇。そこで〈レンタル・ファミリー〉という人材派遣会社の社長・多田(平岳大)と出会い、他人の“仮の”役割を演じる仕事をしていくことになる。

真面目なフィリップは人を騙すことになるのでは?と戸惑いを見せるが、役者と違って、誰かの幸せのための演技だと説得される。それでもビジネスと割り切れないフィリップのおせっかいが高じて事件になりかけたり、子供の心を傷つけることになったりするが、いつしか多田をはじめ出会う人々の心にも変化がもたらされることになる。そこで見つけた、生きる喜びとは?
 

(原題:Rental Family2025年 アメリカ・日本合作 1時間50分)
■監督: HIKARI『37 セカンズ』「TOKYO VICE」「Beef/ビーフ」
■出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽 ほか
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved
■公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily

2026年2月27日(金)~大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS)、アポロシネマ、なんばパークスシネマ、シアタス心斎橋、MOVIX京都、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、他全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
 


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株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:樫村暢彦)は、株式会社日本XRセンター(本社:東京都中野区、代表取締役社長:小林大河)と 協業し、京都府京都市内にて運営する映画館「MOVIX京都」にて「VRアトラクションイベ ント」を2026年3月6日(金)より期間限定開催致します。


VR-VR体験中イメージ .jpg大阪・関西万博への出展や東京ドームシティの人気アトラクションでも話題のVRアトラク ションは、現実と仮想が交差する、かつてない没入体験を味わうことができるゲームです。 専用のMR(Mixed Reality)デバイスを使用し、リアルな環境の中でデジタルコンテンツと インタラクションをお楽しみ頂けます。


コンテンツを制作した㈱日本XRセンターは2024年8月、シンガポールで開催された世界最 大級の拡張現実と仮想現実技術のカンファレンス「AWE Asia 2024」に出展し、VR部門最 優秀賞の受賞実績を持つ、国際的に注目されるクリエイティブチームです。


今回の期間限定イベントでは、定番人気のゾンビサバイバル『Zombie Storm』に加え、1 月にリリースされた新コンテンツ『ニンジャブレイカー 妖魔決戦』の2アトラクションが 登場!プレイヤーが自らの身体を動かしながら物語に没入できる、まさに“体験する映画“。 既に海外では映画館の隣接施設としてVRアトラクションが導入され人気を集めていますが、 日本国内では初めての試みとして、関西地区の映画館に期間限定で登場! 春休み、MOVIX京都で「新たな映像体験」にトライできます。 この機会に是非ご来場ください! 
 


【イベント概要】

VRアトラクションイベント at MOVIX京都

・開催期間:2026年3月6日(金)~4月5日(日) 11:00~20:00(予定)

・場所:MOVIX京都 南館2階イベントスペース
    https://www.smt-cinema.com/site/kyoto/index.html
    (京都府京都市中京区新京極三条下ル桜之町400番)

・プレイ時間:「Zombie Storm」約15分
                       「ニンジャブレイカー 妖魔決戦」約8分

・料金: 「Zombie Storm」一般2,300円、学生1,800円
    ※MOVIXの映画鑑賞チケット(鑑賞日当日に限る)提示で割引有

    「ニンジャブレイカー 妖魔決戦」1,500円均一
    ※MOVIXの映画鑑賞チケット提示割引はございません。

・最大同時プレイ人数:6人

・注意事項:対象年齢は7歳以上です。
      7歳~9歳のお子様が体験する場合は保護者の同伴が必要です。

・チケット購入方法:アソビュー!サイトにて発売中(各アトラクション別となります)

「Zombie Storm」: https://www.asoview.com//ticket/ePUyf2Rs2U/ticket0000048847/ channel

「ニンジャブレイカー 妖魔決戦」: https://www.asoview.com/channel/ticket/ePUyf2Rs2U/ticket0000048830/

ご参加当日、会場でのチケット購入も可能です。
※各種クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済のみ。現金決済は取り扱いござ いません。

 


 ㈱日本XRセンター

VRアトラクションとVRを活用したDX推進を手掛ける企業。サンフランシスコ、インド、日 本に拠点を持つ。2024年11月1日に東京ドーム社と協業し、東京ドームシティにXRシュー ティングアトラクション「XR ミッション バトルワールド2045」を開業。同コンテンツは、 アジア最大のXRカンファレンス「AWE Asia 2024」にて、VR部門の最優秀賞(Best in Show, VR)を受賞。2025年、大阪・関西万博のNTTデータ社ヘルスケア共創ラボのブース のXRアトラクション『SAMURAI:XR 蒼天綺譚 ~厄災から国土を護れ~』を受託開発して いる。2025年8月に中野ブロードウェイに、直営XR施設を開業。2025年12月にキャナルシ ティ博多に2号店を開業。
 


(オフィシャル・リリースより)


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日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CM やミュージックビデオなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描いた初の長編アニメーション監督作で、第 76 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出された『花緑青が明ける日に』が 3 月 6 日(金)より全国公開となります。


映画タイトルにある“花緑青(はなろくしょう)”とは燃やすと青くなる緑色の顔料で、かつて花火の材料に使われていたが、美しさと引き換えに毒性を含むことから幻となった。物語の舞台は創業 330 年の花火工場・帯刀煙火店。再開発による立ち退きの期限が迫る中、幻の花火<シュハリ>とそこで育った若者たちの未来をめぐる 2日間の物語を描き出す。声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音が W 主演を務め、等身大かつ瑞々しい演技で命を吹き込む。さらに、時代を代表する傑作を彩り続ける入野自由と、数々の話題作で圧倒的な存在感を放つ岡部たかしが脇を固める。
 


◆日時:2026年2 月24日(火)19:00〜19:40 ※上映前舞台挨拶

◆会場:新宿バルト 9 スクリーン 9 (東京都新宿区新宿 3 丁目 1-26 新宿三丁目イーストビル 13 階)

◆登壇者(敬称略):萩原利久、古川琴音、四宮義俊監督、奥浜レイラ(MC)



aorokushou-2.24-premier-550.JPG第 76 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品し、現地時間 2 月 18 日にワールドプレミアを実施した『花緑青が明ける日に』(3 月 6 日公開)が、日本でついにお披露目!2 月 24 日に新宿バルト 9 にてジャパンプレミアが実施され、声優を務めた萩原利久と古川琴音、そして四宮義俊監督が登壇した。 長編デビュー作でのベルリン国際映画祭コンペ部門入りは日本アニメ初の快挙!…ということで、第 76 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品を祝すべく、『花緑青が明ける日に』のイラストがデコレーションされたケーキで祝福した。


aorokushou-2.24-萩原様.JPG幻の花火<シュハリ>を完成させようと奮闘する敬太郎を演じた萩原は、映画祭に選出された心境について「監督おめでとうございます!という感じでしたし、ベルリンに行かせていただいて普段感じられない刺激や経験をさせてもらえて嬉しい出来事でした。今後の人生にとって忘れられない経験や日々を過ごさせていただきました」と感動。敬太郎とともに花火作りに挑む幼馴染のカオルを演じた古川も「嬉しくて凄い凄い凄い!と思いました。残念ながら私は現地に行くことは出来なかったけれど、長い時間をかけて監督が大切に作って来た作品なので、そこに加わることが出来て光栄で幸せでした」と喜んだ。

 


 


aorokushou-2.24-premia-carpet-di-240.JPG長編映画監督デビュー作での快挙となった四宮監督だが「アニメーションは作業が終わるか終わらないかが一大事。選ばれた時は本当に完成するのかどうか心配でなりませんでした」と笑わせつつ「僕にとってもとても良かったです」とベルリン国際映画祭で無事にワールドプレミアを実施できたことに胸をなでおろした。5 回分の上映チケットすべてがソールドアウト、エンドロールが始まるや否や観客が感想を語り合う声や拍手喝采で異様な熱気に包まれたベルリン国際映画祭。現地参加し、観客と一緒に本編を鑑賞した萩原は「不思議な体験だった」と興奮冷めやらぬ様子で、四宮監督も「日本のアニメーションへのリスペクトを感じた」と感想を述べた。


初ドイツ渡航となった萩原は「異例の大寒波が襲って来ていてメチャクチャ寒かったです。基本は雪が降っていました。ドイツに行ったのでビールは飲みたいと思っていたけれど飲めず、それが悔やまれる点でした…。ソーセージは食べることが出来たので、次こそは!」と本場ビールへのリベンジに意欲的。四宮監督は取材&仕事でほぼホテルにいたそうで、古川は「ドイツでのオフの時間はどう過ごされていたのかをお聞きしたかったけれど、お二人ともお忙しかったようで…。お勤めご苦労様です」と丁寧に労い、会場の笑いを誘っていた。
 

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実写作品で活躍する萩原と古川にとって声優は初挑戦。「何もかもが違う!声だけになると急に首から下の動かし方もわからなくなって…。体感的には初めて映画に出た気分でした」と新鮮な面持ちの萩原。古川もアフレコには苦戦したそうで「喋るテンポや画を見た時に相手との距離感を掴むのが難しくて。芝居どころではなくて、ただただセリフを言う私の声が乗るばかりでした。最初は手も足も出なくて、千本ノックのように監督と一緒にカオルの声を探しました」と苦労を語った。


四宮監督は「おふたりも初声優ですが、僕も長編一本目なので・・・。ベテランであるお二人に何が伝えられるのだろうかと…」と苦笑しつつ「この作品には自然に出るニュートラルな演技が合っていると思ったので、お二人には繰り返しの作業の中で声を見つけてもらえたのはありがたかったです」と手応えを得ていた。


本作のテーマの一つである【失われても続く未来】にちなんで「あの別れがあったから今がある」というエピソードを発表。萩原は「中一の頃にドラマの仕事とスキー合宿がかぶってしまって、正直スキー合宿へ行きたい気持ちを堪えながらドラマの現場に行きました。でもそこで出会ったのが今の事務所の先輩である菅田将暉さん。当時の自分としてはスキー合宿は手放したくないイベントだったけれど、今となってはこちらで良かったなと思っています」と実感を込めた。


aorokushou-berlin-萩原.JPG一方、古川は「私は別れが苦手なので別れない選択をしながらここまで来た気がします。学生時代から演劇をやっていて、何度も次は違う部活をやってみようと思うけれど続けてきました。でも今は演劇と別れなくて良かったなと思っています」と振り返る。また、本作の舞台が帯刀煙火店という“大切な居場所”にちなんだ質問では、萩原は「家!年々次の日をより良くするために、家の中身を自分好みにしています」、古川は「仕事など何かを始めた時に出会った人たち。初心忘れるべからずで、何かを始めた時のピュアな自分が居心地良いのかも」、四宮監督は「仕事場のスタジオ」と明かした。


さらに「熱中しているもの」について萩原は「昔から変わらずずっとスポーツ!サッカーやバスケの試合を見ます」、古川は「筋膜ローラー。日々体が解れていくのが楽しみです」と笑顔だった。


最後に四宮監督は「スタッフ一同心を込めて作った作品なので楽しんでいただきたいです」と公開後の反応を期待し、古川は「初めて作品を観た時に、様々なテーマが頭の中に浮かんでは消えて映像以上のものに圧倒された気分になりました。観客の皆さんの感想をとても楽しみにしています」と反響に興味津々。萩原は「ベルリン国際映画祭の大スクリーンで見て強く舵ましたが、何としても大きなスクリーンで観ていただきたい作品です。観た方それぞれ感じ方は違うと思いますが、その感想の一つ一つをそのまま楽しんでいただけたら」と呼び掛けていた。
 


<STORY>

「その花火は、宇宙を切り取ったんだ――」

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老舗の花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られている。そこで育った帯刀敬太郎(萩原利久)は、蒸発した父に代わり幻の花火<シュハリ>を完成させようと独りで奮闘していた。

夏の終わりの日、東京で暮らす幼馴染のカオル(古川琴音)が地元に戻ってきた。敬太郎の兄で市役所に勤める千太郎から立ち退き期限が明日と知らされ、4 年ぶりの再会を果たす 3 人。失われた時間と絆を取り戻すようにぶつかり合いながら、花火の完成と打ち上げを巡る驚きの計画を立てるのだが――。

幻の花火に託された希望と、その鍵を握る「花緑青」。火の粉が夜を照らし、新しい朝を迎えるとき、敬太郎たちが掴むそれぞれの未来とは?


【花緑青(はなろくしょう)】とは

燃やすと青くなる緑色の顔料。しかし、その美しさと引き換えに毒性を含むため、現在ではほとんど使用されなくなった。

<CREDIT>

出演:萩原利久 古川琴音 入野自由 岡部たかし
原作・脚本・監督:四宮義俊
主題歌:imase「青葉」(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所) 四宮義俊
作画監督:四宮義俊 浜口頌平 美術監督:四宮義俊 馬島亮子 音楽:蓮沼執太
色彩設計:四宮義俊 水野愛子 齋藤友子 岡崎菜々子
撮影監督:富崎杏奈 特殊映像:SUKIMAKI ANIMATION
ストップモーション映像:Victor Haegelin CG ディレクター:佐々木康太郎
編集:内田 恵 音響監督:清水洋史 録音・調整:太田泰明
音響効果:中野勝博 音響制作:東北新社
アニメーションプロデューサー:藤尾 勉
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions
配給:アスミック・エース
©2025 A NEW DAWN Film Partners

公式サイト:https://hanaroku.asmik-ace.co.jp

公式 X:https://twitter.com/hanaroku_movie

2026年3 月 6 日(金)~新宿バルト9、kino cinema 心斎橋、T・ジョイ梅田、MOVIX京都、T・ジョイ京都、OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ西宮OS他 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

 



90m-2.23-550.JPG(左から、中川駿(監督)、西野七瀬、山時聡真(さんときそうま)、菅野美穂、南琴奈、田中偉登(たなかたけと))

 

釜山映画祭における国際共同製作を目的とする企画ピッチングプログラム「Asian ProjectMarket 2024」で企画と脚本が高く評価され ARRI アワードを受賞し、山時聡真と菅野美穂のW主演で贈る映画『90メートル』が、3月27日(金)に全国公開となります。


90m-pos-1.jpg直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と「』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出しました。 難病の母と2人で暮らす高校生・藤村佑役を演じた山時聡真は、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主役声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集めている。そして難病の母・美咲を演じるのは、『ディア・ファミリー』、『近畿地方のある場所について』と母親役が続く菅野美穂。さらに、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー・松田杏花役を南琴奈、バスケ部員・大平翔太役、田中偉登が出演。主題歌は大森元貴書き下ろし楽曲「0.2mm」。大森元貴の優しい歌声が添えられ、日本中を涙に染める感動物語の公開に期待がかかる。


大きな注目が集まる中、舞台挨拶付き完成披露上映会が開催! W主演の山時聡真&菅野美穂をはじめ、西野七瀬、南琴奈、田中偉登ら豪華俳優陣と、脚本も担当した中川駿監督が登壇いたしました。
 


【日時】2月23日(月・祝) 18:00~18:30 ※上映前の実施

【会場】新宿バルト9 シアター9(新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル13階)

【登壇者(敬称略)山時聡真(さんときそうま)、菅野美穂、西野七瀬、南琴奈、田中偉登(たなかたけと)、中川駿(監督)



90m-2.23-山時聡真.JPG母と2人暮らしで、人生の岐路に立つ高校3年生の主人公・藤村佑(読み:たすく)を演じた山時は「本来ならば緊張するはずだけれど、皆さんに本作を届ける事が出来るんだというワクワクが勝っていて…あまり緊張していません!」と満面の笑み。実母に電話して会話するという一風変わったオーディションで役を勝ち取り「10分くらいスピーカーでお母さんと話しているのを監督に聞かれるという異様なオーディションでしたが、これは母と勝ち取るオーディションなんだと思いました。受かった時には母から『私のお陰だからね!』と言われました」と照れながら明かした。中川監督はすでに山時の演技力を高く評価しており、自然な様子を観察するために母との会話オーディションをしたといい「10代の息子と母親の会話を聞き続ける異様な光景はとても楽しかった」と思い出し笑いをした。

 

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難病を抱えながらも息子の幸せを願うもう一人の主人公である母・美咲を演じた菅野は「脚本に感動したと共に、打ち合わせの際に監督の人柄に惹かれて『これは良い機会を頂いた』と思いました。監督は大柄ですが、謙虚で真摯な目をされていて小さく見えたくらいなので(笑)良い方なんだと思いました」と出演の決め手をユーモア交じりに回想。中川監督は「菅野さんが演じた美咲は自分の母親をモデルにした役です。そんな母親と唯一一緒に観ていたドラマが菅野さん主演の『イグアナの娘』でした。運命的なものを感じて、母も喜ぶだろうと思いました」としみじみしていた。
 

 

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美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役の西野は「出て来るみんなが優しくてみんなが他人を想っている。見返りを求めず助けようとする。そんな世界が良いなと思って、自分もその中の一人の人間としていれるのが嬉しかったです」と世界観に惚れて出演を決めたという。本作は、ケアマネジャーやヘルパーといった方々の姿もリアルに描かれており、中川監督は「母を介護していた時、感謝してもしきれないくらい助けていただいた。ケアマネジャーやヘルパーの方々の仕事ぶりは、(家という)クローズドの環境なので、なかなか外からはわかりにくい。素敵な仕事だということを伝えたいという思いもありました」と西野に託した思いを語った。

 

 

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佑の同級生でバスケ部マネージャーの松田杏花役の南は、演じる際に中川監督から「佑にとって安心できる心の拠り所になるような存在でいて欲しい」とのオーダーを受けたそう。また、中川監督の脚本には演者にセリフを委ねる部分も多くあり「それを意識しながら、(山時と)2人のシーンのアドリブは自然と言葉が出て来る感覚がありました」と撮影を振り返った。さらに、中川監督から「『世界中の人を虜にするくらいかわいらしく演じて』という演出もあったのですが『今もけっこう頑張ったのに』と思ってました(笑)」とお茶目に不満を明かす場面も。一方、山時は南との共演シーンに触れて「役として接していても安心感があって、僕は心を軽くしてお芝居が出来たと思います」と感謝した。

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佑の同級生でバスケ部元チームメイトの大平翔太役の田中は「僕だけが途中までバスケット映画だと思っていました(笑)。撮影に入る4か月前からバスケ練習があって。ほかのみんなは元々上手な方が多く、圧倒的に出来ない僕のために中川監督からドリブルを教わったりして。でも、実際に撮影が始まるとバスケの撮影は1日しかなかったんです(笑)それくらい、バスケの記憶しかないです」と笑わせた。


 

 

 

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自身の母との体験をベースに本作を作りあげた中川監督は「母は愛情深い人でしたが、僕は良い息子ではなくて反発してばかりで向き合うことが出来ず母は亡くなってしまいました。母に対する感謝の気持ちや尊敬の気持ちを伝えることが出来ず後悔を抱えて今に至っているので、その思いを昇華するべく本作を作りました。僕の半自伝的な物語ではありますが、普遍的な内容になっているので佑と美咲を自分と大切な人に置き換えて観て欲しいです」などと打ち明けていた。

 

本作の「私は願う、あなたの未来を」というコピーにちなんで、舞台挨拶の後半では、<大切な人に対して願っていること>をそれぞれフリップで発表。

山時は家族や友人に向けて「自分らしくいられますように」とし「自分の素でいてくれるのが接しやすいし、僕も一番楽。強がったりせず、自分らしく悩みとかも打ち明けて欲しい」と期待した。菅野は本日(2/23)が誕生日だという実の母に向けて「おめでとう!」とし「お母さんの代わりに山時君に熱くぶつけます!」と山時を自分の母親に見立てて「私も子育てをしているので、母親って凄いなと思うようになりました。自分が育ててもらっている時はそう思えなかったのですが、今改めて凄いなって!お誕生日おめでとう!」とぐいぐい距離を詰めながら山時に向かって普段伝えられていない感謝の気持ちと共に誕生日を祝福。まさかの即興劇に付き合った山時は「これ台本にないですよね!?急に緊張してきた!」と大慌てで、菅野は「唐突なミニ寸劇、ごめんなさいね!」と笑い飛ばしていた。
 

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西野は家族などの周囲の人たちに向けて「楽しく過ごしていてください!」、南は実家で飼う二匹の犬に向けて「仲良くなってほしい」、田中は友人たちに向けて「1人じゃない」と、それぞれの願いを明かした。


最後にW主演の菅野は「色々な世代の方に普遍的な親子の絆とは何かという事を見ていただけるはずです」とアピール。昨年祖母を亡くしたという山時は「亡くなる一週間前に会いに行けなくてそれを凄く後悔していましたが、本作を観た時にそんな後悔さえ優しく包み込んでくれる優しさのある作品だと思いました。この映画の感想を自分自身の言葉で家族や友達、SNSに思うがまま書いていただくことが、この作品がより多くの方に届くきっかけになると思います。2回、3回と観ていただければと」と呼び掛けた。
 


【STORY】

90m-main-550.jpg小学生の頃からバスケットボール一筋だった佑。母・美咲が難病を患ったことで、母子家庭で育った佑は高校2年生のときにバスケを辞め、美咲の世話を優先せざるを得なくなる。ヘルパーの支援はあるものの24時間体制ではないため、佑が美咲のケアをしながら家事をこなす日々を送っていた。高校3年生になった今、東京の大学に進学したい気持ちはあるが、美咲を一人にするわけにはいかず、常に手元にある呼び出しチャイムの音が、佑の心を引き留める。その看病が一生続くかのように、自分の夢や希望はすべて諦めかけていたが、担任の先生から自己推薦での受験を勧められる。しかし、日に日に身体の自由を失っていく美咲の姿を見ると、上京したい気持ちを打ち明けられずにいた。そんなある日、介護施設のケアマネジャー・下村からヘルパーの増員により24時間ケアの体制が整ったことを告げられる。我が子の明るい未来を願う美咲は「お母さん、大丈夫だから。好きなようにしていいからね」と優しく声をかけるが──。

 

【CAST&STAFF】

出演:山時聡真 菅野美穂 南琴奈 田中偉登/西野七瀬
   荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
主題歌:大森元貴「0.2mm」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
プロデューサー:辻本珠子 藤本款 宇田川寧 田口雄介
音楽プロデューサー:杉田寿宏 音楽:Moshimoss
撮影監督:趙聖來 照明:藤井聡史 
美術:松本良二 装飾:八木圭 録音:鈴木健太郎 
製作:映画「90メートル」製作委員会 
製作プロダクション : ダブ 
配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会   
公式HP:https://movie90m.com/   
公式X:@movie90m

2026年3月27日(金)~新宿バルト9、T・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ、MOVIXT京都・ジョイ京都、109シネマズHAT神戸、MOVIXあまがさき他 全国公開!


(オフィシャル・レポートより)

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