
<ヒストリカスペシャル>
<ヒストリカ・ワールド>

<ヒストリカ・フォーカス>

<ボローニャ復元映画祭提携企画/ヴェネツィア・ビエンナーレ ビエンナーレ・カレッジ・シネマ連携企画>

<京都フィルムメーカーズラボ関連企画>

<ヒストリカ お座敷>(参加無料)









2025年11月14日(金)~新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル梅田、アップリンク京都、11月15日(土)~Cinema Kobe ほか全国順次公開

北欧の至宝とはまさに至言。『キング・アーサー』(2004)『007カジノ・ロワイヤル』(2006)で注目を集め『ローグワン/スターウォーズストーリー』(2016)『インディ・ジョーンズ運命のダイヤル』(2023)などハリウッド大作のオファーも途切れぬ一方『アナザーラウンド』(2020)や『愛を耕す人』(2023)などデンマーク国内でも押しも押されもせぬ盤石の地位を築く。そんなマッツ・ミケルセンの特集上映が11月14日(金)から全国順次開催される。
公式サイト:https://synca.jp/mads60thanniv/
【LINEUP】
①『ブレイカウェイ』(監督:アナス・トマス・イェンセン/2000年/109分/デンマークほか)
※日本劇場初公開
本国で歴史的大ヒットを記録したデンマーク映画史上最高傑作とも言われる幻の名作
②『フレッシュ・デリ』(監督:アナス・トマス・イェンセン/2003年/100分/デンマーク)
※日本劇場初公開
日本では長らく視聴困難となっていたファン待望のハートフル・カニバリズム・ドラマ
③『アダムズ・アップル』(監督:アナス・トマス・イェンセン/2005年/94分/デンマークほか)
試練と不条理の果てに予期せぬ“奇跡”が舞い降りる予測不能なダークヒューマンドラマ
④『アフター・ウェディング』(監督:スザンネ・ビア/2006年/120分/デンマークほか)
アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート。ハリウッドリメイクもされた感動のヒューマンドラマ
⑤『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(監督:ニコライ・アーセル/2012年/137分/デンマークほか)
ベルリン国際映画祭 脚本賞&男優賞W受賞デンマーク王室最大のスキャンダルを描いた歴史劇
⑥『偽りなき者』(監督:トマス・ヴィンターベア/2012年/115分/デンマーク)
カンヌ国際映画祭 主演男優賞受賞!力強い演技が観る者の魂を揺さぶる衝撃作
⑦『メン&チキン』(監督:アナス・トマス・イェンセン/2015年/104分/デンマークほか)
※日本劇場初公開
あなたの“マッツ愛”が試される?! 狂気的な怪演が光る奇想天外、クセ者たちのルーツ探しの狂想曲
この7本のうち3本が日本初公開(※)というから、これは見逃せない!
【作品紹介】
まず『ブレイカウェイ』は往年の名作『スタンドバイミー』の大人版かと思わせるルック。しかしながら、どうやら犯罪の匂いがしてきて・・・。どこかタランティーノ作品の香りもするなかマッツが演じるのは言葉より先に手が出る武闘派。今ならリーダー役のイメージだが、意外に違和感はない。それぞれが抱える少年時代の孤独が丁寧に描かれるところも新鮮。4人分描けば単調になりそうだが、興味を逸らさない。バイオレンス✖️ハートフルな作品。
お次の『フレッシュデリ』はカニバリズムを描いた劇薬。『ブレイカウェイ』でも共演したニコライ・リー・コスと共に精肉店を立ち上げる。マッツが額を剃り上げた特徴的な髪型でクセの強い店主を怪演する異色のダークファンタジーだ。世間の規範から大きく外れたストーリーラインなのに終盤のマッツのスピーチに心動かされそうになる。逸脱した世界観にも関わらず、二人の演技力によって意識は遠い世界まで飛ばされる強烈な映画体験。このキャラクターを違和感なく演じ切れることに感服。
『アダムス・アップル』は服役を終えた元囚人の引受先である教会が舞台。ここでのマッツは「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」というイエス・キリストの教えを地でいく温厚な牧師なのだが、”ネオナチ”のアダムがやってくると雲行きが怪しくなる。車の中から流れてくるBeeGeesの「How deep is your love」の爽やかなメロディが、ブッとんだストーリーを程よく軌道修正?してくれる。
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(ニコライ・アーセル監督)は宮廷もの。18世紀後半イギリスからデンマーク王室に嫁いだ王妃カロリーネと国王の侍医ヨハンとの道ならぬ恋を描く。端正な顔立ちが啓蒙思想のドイツ人医師という役どころにはまっている。仮面舞踏会でカロリーネを演じたアリシア・ヴィキャンデルと、キャンドルライトの下みつめ合う姿はため息が出そうな程に麗しい。啓蒙思想とは、聖書や神学が権威とされていた当時の社会・政治体制に対し理性と知識をもって改革を目指すというもの。デンマーク史に残る野心家ストールエンセをモデルにしており、天然痘の蔓延など当時の社会情勢を時系列に描いて観やすい。
カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた『偽りなき者』(トマス・ヴィンターベア監督)では変質者の汚名を着せられる。しかも被害者とされるのが親友の娘なら・・・。原題「JAGTEN」は狩りの意味。北欧の映画には猟銃をぶっ放す男がよく登場するが、狩猟の免許は大人になった証らしくニューフェイスを歓迎し讃えあう。タイトルの意味するものと美しい秋の景色との対比に思わず身震いしてしまう。『アナザーラウンド』でも同僚役を演じたトマス・ボー・ラーセンが今回も親友役で登場。
スザンネ・ピア監督『アフター・ウェディング』ではインドで孤児院を経営するヤコブを演じる。ある日、支援を申し出る企業のトップからデンマークに呼び出される。会長ヨルゲンに誘われるまま、娘の結婚式に出席すると、思わぬ人との再会が待っていた。本作は2020年ジュリアン・ムーア、バート・フレインドリッチ監督夫妻によって『秘密への招待状』としてリメイクされた。ハリウッド映画にも合いそうなストーリーだが、ヨルゲンを演じたロルフ・ラッスゴードの演技がより複雑味を与えている。そして、ヤコブがインドで我が子同然に面倒をみてきた少年プラモドとのラストシーンに胸が熱くなる。
そして『フレッシュ・デリ』を凌ぐ問題作が『メン&チキン』だ。コピーの「あなたのマッツ愛が試される?!」は言い得て妙。キャストが出揃ってもマッツの姿を探してしまったほどの特異キャラ。わからなかったのはチリチリ頭に無精髭という見た目のせいだけではない。7本のうち本作含め監督名の記載のない4本はすべてアナス・トマス・イェンセン監督作。ニコライ・リー・コスも常連でヘンテコリンな世界観がクセになるが、本作は突出している。主要キャスト5人の役名はエリアス(マッツ)、ガブリエル、フランツ、ヨセフ、グレゴール。ネーミングの意図は明かされないが、聖書やフランツ・カフカの著作「変身」の主人公の名前がグレゴールというのには関係がありそう。
それにしても見応えのある作品揃い。端正な顔立ちと類まれな身体能力で見る者をたちまち魅了するマッツ。いくつかの作品では、そのルックスさえも奇異なものに改変し、常軌を逸したキャラクターでも惹きつけてやまない。正義漢も野心家もアウトローも変人も、七変化どころか百面相だ。見れば見るほど、はまってしまうマッツ沼へようこそ。どうか存分にご堪能あれ。
★ラインナップ7作品の新ポスタービジュアル
この度解禁するのは、生誕 60 周年祭の開催を記念して、ラインナップ7作品の新ポスタービジュアル。それぞれ違った表情を見せるマッツ・ミケルセン。若かりし頃のマッツ・ミケルセンから、国際的に知られることになった出世作まで、スクリーン越しにその輝きを放つ“北欧の至宝”を存分に堪能いただきたい。
★入場者プレゼント
併せて入場者プレゼントに、各作品のマッツ・ミケルセンが演じるキャラクターを収めたオリジナルトレカを配布することが決まりました。配布方法は以下よりご確認ください。
配布方法はこちら⇒ https://note.com/synca_creations/n/nfc10a3bb02eb

★7作品鑑賞した方へのプレゼントキャンペーンを実施
さらに、7作品鑑賞した方へのプレゼントキャンペーンを実施します。キャンペーン概要は、以下よりご確認ください。
プレゼントキャンペーン⇒ https://note.com/synca_creations/n/n95ed051a0faf
若き日のマッツ・ミケルセンを堪能できる『ブレイカウェイ』(00)や『フレッシュ・デリ』(02)、長らく未公開となっていた『メン&チキン』(15)といった日本初公開作だけでなく、『アダムズ・アップル』(05)、『アフター・ウェディング』(06)、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12)、そして代表作とも言うべき『偽りなき者』(12)まで、マッツ・ミケルセンのキャリアを通じて培われた演技の真髄を劇場で堪能できる滅多にない機会となる。
“北欧の至宝”とも称される名俳優の輝き、そして圧倒的な存在感をスクリーンで体感してほしい。
(左から、角田貴志(脚本)、本上まなみ、 井ノ原快彦、ねこ)
2019 年に初めての劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を公開して以来、2023 年に公開されたシリーズ第 3 弾までの累計観客動員数が 300 万人を超える”大ひっと”シリーズ『映画すみっコぐらし』。

第 4 弾となる本作が、10 月 31 日(金)に全国ロードショーとなりました。
今回の舞台は・・雲の上にある空の王国。ある日、雨続きのすみっコたちの町に、空の王国から「おうじ」がやってきて、新たな物語が始まります。ナレーションには井ノ原快彦さん、本上まなみさん、そして主題歌は木村カエラさんの「君の傘」!監督は、「ピングーin ザ・シティ」のイワタナオミさん、また脚本は第一弾・第三弾も手掛けたヨーロッパ企画の角田貴志さんがつとめています。最新作は、シリーズ史上もっとも【あげあげ】!?
すみっコたちが空の王国でやさしい大冒険を繰り広げます!
◆日時: 11 月 8 日(土) 14:00~14:30 (上映後舞台挨拶となります。)
◆場所: なんばパークスシネマ スクリーン 10 (大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10−70 なんばパークス 8 階)
◆登壇者(敬称略): 井ノ原快彦、本上まなみ、角田貴志(脚本)、ねこ
初週新作アニメ1位&前作動員 102%超えの大ひっと上映中の『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』の大ひっと御礼舞台挨拶が 11 月 8 日大阪で行われ、ナレーションを務める井ノ原快彦、本上まなみ、脚本をつとめた角田貴志が登壇した。
映画を観終わったばかりで暖かい雰囲気が漂う会場にて、まずはナレーションを担当した井ノ原が「楽しかったですかー?」と問いかけると観客からは大きな拍手が。「今観終わったばかりで、早く感想を言い合いたいところだと思いますが、今日は最後までよろしくお願いいたします。」と挨拶した。
続いて本上からは「皆さん、相棒のぬいぐるみも連れてきてくれてありがとう~!すごく可愛いですね。映画楽しんで頂けたようで嬉しいです。今日はよろしくお願いいたします。」と挨拶。
最後に本作の脚本を務めた角田は「井ノ原さんがすみっコでの大阪の舞台挨拶が初めてということで、特別な日に来ることができたと思っています。お客さんのように楽しみたいと思っています!」と話し、イベントはスタートした。
『映画すみっコぐらし』シリーズの舞台挨拶で大阪に来るのは初めてという井ノ原は「大阪は第二のふるさとです。芸能界での一番初めのお仕事が大阪でした。実は一週間前にも来ていましたし、電車でも移動しちゃいます(笑)なので今回、舞台挨拶で来れて嬉しいです!」と喜びを語った。京都在住の本上は「一昨日来て、靭公園の薔薇園でひとりピクニックしていました。」と明かした。同じく京都在住の角田は「一昨日あたりに、茶屋町の方に行きました。」と話し、関西エピソードで盛り上がった。
公開から 1 週間が経った本作についての反響を聞かれた井ノ原は「友人のお子さんが観に行ったという声も聞きますし、同世代の男性も「泣いた~」と言ってくれました。」と喜びを話す。「皆どこか自分と重ね合わせる部分があるんだと思います。大人も子供も性別も関係なく、楽しめる作品だと思います。」と本作の魅力を語った。
本上も「従妹が一家で観に行ってくれたみたいで、すぐに電話で熱弁してくれました。従妹の旦那さんは『すみっコぐらし』のハンカチしか持たないと言ってくれているみたいです(笑)」と周りからの反響も大きかった様子。
角田も「なぜかこそっと「観たよ」と言ってもらったり、兄弟がいる方や兄弟のお子さんをお持ちの方からは特に、「関係性を重ねて観ていたので、共感や感動が多かった」という感想をもらいました。」とたくさんの心に響くコメントをもらったようだ。
ナレーションを担当した二人にお気に入りのシーンを聞くと井ノ原から「たくさんあって難しいですね…脚本家の角田さんに、実際完成した作品を観て、僕たちのナレーションがどうだったか聞いてみたいです!」と要望が。それに対し角田は「井ノ原さんはすみっコたちと一緒に冒険しているような、兄貴的なイメージで作品を書いたので、その通りで素晴らしかったです。」と大絶賛。さらに「本上さんは“おつきのコ”とか大きい世界を見守る神目線のイメージで書いたので、ピッタリでした!」と 2人のナレーションを称賛した。
井ノ原は「すみっコたちが過ごしているのをみんなで覗きながらうるうるしてきちゃうので、僕たちもナレーションをしながら、そんなことになっているのか…とかを思いながらやっていましたね。一方通行ではあるかもしれないですが、すみっコたちに気持ちを寄り添いながらやっていました。」と想いを語る。本上は「まさかのゴッド!(笑) 今回で 4 作目ということもあり、私はお話しを進める役割でもあったので、気持ちはすみっコたちに寄り添いながらも、意外とあっさりシーンを終わらせて次にすすめる役割をまっとうしました」と話した。
また脚本を担当した角田に新キャラクター“おうじ”と“おつきのコ”の誕生秘話についてきくと「ゲストキャラは大事なので今回、別の立場の人をもう 1 人つけるのはどうだろうと提案しました。“とんかつ”と“えびふらいのしっぽ”は特に仲がいいので、そういうお互いを惹きたて合える新キャラクターにしました。」と明かした。
感動の声が多い本作を更に楽しむための注目ポイントを聞かれた井ノ原は「隠れキャラとか…?」と回答し、会場からも頷きが。それに対し角田も「今までのシリーズで出てきたキャラがゲストとして出ているんですよね。探しながら観るのも面白いかも。」と二回目の楽しみ方を語った。続いて本上も「“くものたね”にじょうろで水をかけて揉むと雲が出るのが、自分でもやってみたいです。あと、“おつきのコ”がみずのしんでんに入っていくとね・・・!」とネタバレを気にしつつ推しポイントを語った。
最後に角田から「たくさんの方に観て頂いて嬉しいかぎりです。5作目ができるかは皆さんに懸かっているので、ぜひ何度も観ていただきたいです。」と続編への期待を込めて挨拶し、本上からは「この映画を観たら、なんだか空を見上げたくなるんですよね。空の色が移り変わっていくのを見ていると綺麗だなあと思うし、空の王国があるのかなと思ったり…皆さんもワクワクすると思います。私たちとの生活ともリンクしているようなお話なので、楽しいけれど地球のことを考えるような時間も持つ作品です。ぜひご覧になられた後に大好きな人と語り合ってほしいです。」と挨拶。
井ノ原からは「この作品にまた参加できて嬉しいです。この先、家族を大事にしたい、友達ともっと過ごしたいとか、自分が困った時は助けてと言えるような、そんな皆さんであってほしいなと本作を観て思いました。それぞれ何か1つ、心の中に持って帰っていただけたらなと思います。」と温かくコメントし、「(大阪には)美味しいお店がいっぱいあると思うので帰りに寄って、みんなで大いに語り明かしてください!ありがとうございました。」と挨拶をし、会場は大きな拍手に包まれた。
これにて終了と思いきや、なんと本日のために冒険衣装に身を包んだ「ねこ」がゲストとして登場!会場からは黄色い歓声が響いた。「ねこ」が入口から登場する姿をみて、井ノ原は「大丈夫かな?」と心配しつつ、喜びの笑顔。本上は「うわあ可愛い!」と嬉しそうにコメント!
ほんわかした暖かい雰囲気の中、会場からは拍手が起こり、舞台挨拶は幕を閉じた。
【ストーリー】
すみっコの町はここのところずっと雨ばかり。
そんなある日のこと、くもり空の上からとつぜん何かが落ちてきた!
「だいじょうぶ?」すみっコたちがかけよると、それは空の王国からやってきた〈おうじ〉と〈おつきのコ〉だった。
王国は今しんこくな水不足で、おうじはひとりで解決しようとがんばっているけど、おつきのコは心配そう。
水不足を解決するためのヒントが「みずのしんでん」にあることを知り、すみっコたちも加わって、雲の上の大冒険にいざ、出発!
〈クレジット〉
ナレーション:井ノ原快彦、本上まなみ
主題歌:木村カエラ「君の傘」(ELA/Victor Entertainment)
原作:サンエックス
監督:イワタナオミ
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース
コピーライト:©2025 日本すみっコぐらし協会映画部
【映画すみっコぐらし公式サイト】 https://sumikkogurashi-movie.com/
【映画すみっコぐらし公式 X】 https://x.com/sumikko_movie
【映画すみっコぐらし公式 Instagram】 https://www.instagram.com/sumikko_movie/
(オフィシャル・レポートより)
■日時:11 月 5 日(水) 17:30~18:00(予定)
■会場:T・ジョイ梅田 スクリーン 6 (大阪市北区梅田 1-12-6 E-MAビル7F)
■登壇ゲスト(敬称略):岩田剛典
岩田剛典演じる中学校教師が、校則に抗議するため金髪デモを起こした生徒たちと対峙しながらも自らの既成概念を変えていく、“大人”必見の映画『金髪』が11月21日から全国にて公開される。公開を前に舞台挨拶付き上映会がT・ジョイ梅田で開催され、主演の岩田剛典が登壇した。自身のゼネレーションギャップについてや、意外な役柄について、さらに撮影中のことなどについて忌憚なく語ってくれた。
大歓声の中登場した岩田剛典は、クールないで立ちながらも嬉しそうな表情で、「今、坂下雄一郎監督から連絡がありまして、映画『金髪』が東京国際映画祭で観客賞を受賞しました!」と報告。同時刻、《東京国際映画祭2025》のクロージングセレモニーが開催されており、見事『金髪』が観客賞を受賞!
「多くのコンペティション作品の中から『金髪』が選ばれたことが何よりも嬉しい!撮影時にはこんなことになるとは思ってもみなかったので、ノミネートされるだけでもありがたいと思っていました」と予期せぬサプライズに興奮気味。さらに「坂下監督も授賞式に行った方がいいのかな、なんて言っていて期待もしていなかったのに…本当に皆さんの声が大きな支えとなって受賞することができたのだと思います。」と歓びを語った。また「なぜ自分が式典にいられなかったのか!?」と授賞式に出られなかったことを悔しがる様子も見せた。10月27日のオープニングセレモニーでは、⽩⿃⽟季や坂下雄一郎監督らと共に華々しくレッドカーペットを歩いていたので、さぞかし授賞式での栄誉を自身も受けたかったことだろう。
《東京国際映画祭2025》レッドカーペットの様子はこちら⇒ http://cineref.com/festival/2025/10/-38.html
★初めての教師役で、しかも“イタイ大人”の役という意外な役柄について?
「型通りの熱血教師ではありません。まず脚本を頂いた時、圧倒されました!オファーされて、この役を任せて頂けることが何よりも嬉しかったです」。役柄への準備については、「教師として特に指導するシーンはなく、準備することもあまりなかったのですが、クランクイン直前までライブをやっていたので明るめの髪色を黒に染めて撮影に臨みました」。共通点は?「共感できるところがいっぱいありました。」
★難しい役柄だったのでは?
「早口でしゃべるシーンが多く、役作りといえばそこかな? 脚本の7割近くが主人公のセリフ!?覚えるのが大変でしたが、今思えば楽しくてのどかな現場でした」。
★大勢の生徒に囲まれて如何でしたか?
「学校での撮影は4日間だけ、生徒役の子らはガチで本物の中学生で、期末テストどうしよう?なんて喋っているのを見て、こんな大人の現場に現役の中学生がいるなんてどういうこと?期末テストなんて久しぶりに聞く言葉だし、これがゼネレーションギャップかな?と思いました」。また生徒役の子らから話し掛けられることも少なく、「1か月半、ずっと出ずっぱりの現場でも他の方と少し話すくらいで、孤独でした。でもそのお陰でとんでもない量のセリフに没頭できたので良かったです」。
★金髪デモの発起人役の⽩⿃⽟季について?
「彼女は大学受験を控えていて、普通の女の子、というかまだ少女って感じでした」。
★世代間のギャップについて?
「この映画は世代間のギャップを鋭く突いた物語です。でも、僕自身は後輩たちと話をしていてもあまりギャップを感じたことがないんですよ、これは危険なことかも?」
★“イタイおじさん”と思っていない主人公がいろんな問題に直面して成長していくが、印象に残っているシーンは?
「皆さんの日常の中で、話のオチがない人、言葉数は多いが着地しない人、とかいませんか?そういうシーンがいっぱいあるので見つけては楽しんでください」。
★自分が”詰んだな!”と思ったことは?
「海外で携帯を失くした時には“詰んだな!”と思いました。タクシーの中に置き忘れたのですが、聞いたこともない言語の人たちと電話でやりとりしなくてはならず心配しましたが、翌日のフライトに間に合うように空港まで届けてくださったんです。本当にありがたかったです。特にやりとりしてくれたマネージャーには感謝です。」
★映画『金髪』の大ヒットを祈願して、ビリケンさん登場!
なんと金髪のウィッグを被ったビリケンさん登場!「こんなことしていいんですか?ビリケンさんて神様ですよね?」と恐る恐るビリケンさんの足を撫でる岩田。登場したビリケンさんは2代目で、現在通天閣に鎮座しているビリケンさんは3代目となり、実際金髪なんだそうだ。「なんだか映画の中の生徒っぽい?」と金髪ウィッグ姿の可愛らしいビリケンさんを優しく愛でていた。
<Story>

中学校教師・市川(岩田剛典)は、世の中には様々な生き方があり、多種多様なことが日々起きているが、自分の価値観は間違っていないと思っていた。ところが、ある日、その価値観を大きく揺るがす出来事に直面する。ひとつは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が校則に抗議するため髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。そしてもうひとつは、1年付き合っている彼⼥(門脇麦)から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込む⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、⽇々の愚痴を聞いてくれていた彼⼥からの予期せぬ反応。生徒と学校側との板挟みになる市川は、窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑(⽩⿃⽟季)と⼿を組み、ある作戦に打って出るが…⋯。
仕事の問題と⼈⽣の重要な決断に迫られた市川は、果たして自分が“イタイ大人”だと自覚して、“マトモな⼤⼈”へと成⻑できるのか?
出演:岩田剛典、⽩⿃⽟季、⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈
監督・脚本:坂下雄一郎 音楽:世武裕⼦
配給:クロックワークス
©2025「金髪」製作委員会
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G
公式HP:kinpatsumovie.com
公式X:@kinpatsumovie #映画金髪
(河田 真喜子)
日本映画界史上初、アメリカ・ニューヨークのブロードウェイ舞台を特別撮影し、 日本語字幕付きで映画館でお届けする「松竹ブロードウェイシネマ」。2017年の特別上映の成功を受け、2019 年4月からシリーズ化。そして今回、トニー賞を総なめにした、伝説の傑作ロングラン・ミュージカル3作品を「松竹ブロードウェイシネマ2025秋」として、10月31日(金)より、「エニシング・ゴーズ」を皮切りに全国順次公開致します。
公開を記念して、俳優・城田優さんを、「松竹ブロードウェイシネマ2025秋」の公式アンバサダーに迎え、就任式を開催いたしました。数々のミュージカルにご出演、そしてプロデュースなども手掛ける城田さんに、3作品それぞれの見どころ、そして、本場のブロードウェイミュージカルをスクリーンで観れる魅力などについて熱く語っていただきました!
Q:公式アンバサダーに選ばれてどうですか?
城田:アンバサダーに選んでいただき光栄です。シンプルに僕としても知らなかった作品に触れることが出来たりとか、実際、 ブロードウェイまで行かないと観れない作品を一足早く、観させていただけることとか、特等席といいますか、個人的に興味があるミュージカルというジャンルの《ご褒美お仕事》というか、自分自身アンバサダーに就任して、お話をするために、(作品を)観るわけですけど、それだけではなく、個人的に自分が楽しみでみられるというところも含めて、有難いお話です、非常に光栄です。
Q:本場のブロードウェイミュージカルを、映画館で観れることはいかがですか?
城田:ブロードウェイミュージカルを観ようと思うと、特に円安の世知辛い世の中、飛行機代+宿泊代+チケット代など何 十万円という金額がくだらない中で、中には映画館に行くのに手間のかかる方もいらっしゃるかもしれませんが、NY に実際 行って、シアターで実際に観るということに比べたら、雲泥の差があるほど(映画館で本場のミュージカルを楽しむことは) 大変ではない。少しのお時間と、少しのお金を出せば、本場ブロードウェイの中でも数々の賞を受賞したりノミネートされて いたり、高く評価されている作品たちに間近でふれることができる!そいうのは、このプロジェクトの試みならでは。有難いですよね。ミュージカルファンの人達は、きっと拝んでいるじゃないかな。「ありがたや~」と思っていると思いますし、どんどんこの試みを拡げて行っていただいて、ミュージカルの魅力がより多くの方に届けばいいなっと思っています。
日本でミュージカルが映像化がされる時にも言えることですが、(シアターで観劇する場合)、本来だと引きの画といいます か、ずっと定点カメラを観ている感じになりますよね。中にはオペラグラスで補ったり、近い席でご覧になる場合は、幸運なことに役者さんの表情も観ることもできるわけですが、なかなかフォーカスして主人公だったりとか、登場人物たちの表情にフォ ーカスしてお芝居を観ることは難しい中で、このように映画として上映されることで、ディレクターが選んだ映像ではあるけれ ど、やはり大事な部分をしっかりと見逃さないカット割りにもなっていますから、そういった意味でも(映画館でミュージカルを観ることは)ミュージカル初心者にも優しいと思います。今観るべき表情がこれですよってディレクションされている状態ですから、そういった意味でも楽しみやすい、親しみやすいしミュージカル映画になっていると思います。
Q:城田さんにとってミュージカルとは ?
城田:難しいですね。今回上映される 3 作品も全く毛色が違って、それぞれの魅力があって、色と一緒で、どの色にもその 魅力があって、「その色が好きだ」という人がいれば、「その色はちょっと苦手だ」だという人がいる。でも「自分は何色が好きなんだろう」と見つけられるとても楽しいコンテンツだと思いまして、一口に、今の時代、10 年~20 年前に比べると日本でも ミュージカルが普及したと言いますか、沢山の人が演じられたりとか、海外のミュージカル作品が日本に入ってくる機会もあ り、ふれることが増えてきていると思います。「私はこれが好きだな」とか「無理だなぁ」とか材料が増えていけばいくほど、自分 がどれに魅力を感じるかとか惹かれるかとかが出てくると思うのですが、そういった意味でミュージカルってとても幅が広いので、是非、あまり見たことがない方や、そんなにミュージカルに興味がないって方にも、「まぁそう言わずに、是非一度、エンタ ーテインメントの王様だと言われているミュージカルというジャンルを楽しんで欲しい」。
シアターで観劇するのもいいし、ハード ルが高いと思う人は、今回のように映画館でミュージカルを楽しんで欲しい。ミュージカルはエンターテインメントの中で、とても刺激的で、作品によって全く毛色が違う。僕も好みの物もあれば、これはちょっという物もある。でもそれを見つけるのもま た楽しいですし、とにかくカラフルな世界なので色々な色に触れていただきたいと思うし、心が豊かになるコンテンツだと思いま す。
【城田優プロフィール】

1985 年 12 月 26 日生まれ。東京都出身。 2003 年に俳優デビュー以降、テレビ、映画、舞台、音楽など幅広く活躍。 2016 年にはミュージカル「アップル・ツリー」で演出家デビュー。 さらに、「ファントム」では、演出・主演に加えてもう一役を務めるという異例の三刀 流に挑む。近年の主な出演作に、NHK 連続朝のドラマ小説「カムカムエヴリバデ ィ」(語り手)、Amazon Prime ドラマ「エンジェルフライト~国際霊柩送還士~」、 映画『コンフィデンスマン JP 英雄編』等がある。2026 年には、ミュージカル 「PRETTY WOMAN The Musical」への出演が決定している。
<作品からのお知らせ>
オンラインムビチケ、絶賛発売中!
当日鑑賞料金 3,000 円均一 お得な、オンラインムビチケ単券 2,800 円/オンラインムビチケ 3 作品セット券 8,100 円も!
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹 松竹ブロードウェイシネマ
公式サイト: https://broadwaycinema.jp/
「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」プレスシート配布詳細
「エニシング・ゴーズ」「インディセント」「タイタニック」が、10 月 31 日(金)を皮切りに、全国順次限定公開すること を記念して、全国の映画館にご来場のお客様へ特典プレゼント配布決定!
映画ライター・よしひろまさみちさんの 映画評論付き、米国ニューヨーク・ブロードウェイ公認、日本限定プレスシートを配布させていただきます!
❑配布日程:上映期間中配布(先着順)*全国1週間限定公開(東劇のみ2週間上映)
❑配布枚数:先着順
❑配布劇場:公式サイトを御確認くださいませ。
松竹ブロードウェイシネマ公式サイト: https://broadwaycinema.jp/
<クレジット>
■シーズンタイトル:「松竹ブロードウェイシネマ 2025 秋」
■配給:松竹
■作品コピーライト:©BroadwayHD/松竹
■松竹ブロードウェイシネマ公式サイト: https://broadwaycinema.jp/
■各作品の公開日&タイトル
(オフィシャル・レポートより)

この度第38回東京国際映画祭において、永年の国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい方々へ贈る“特別功労賞”を、山田洋次監督に授与することを決定いたしました。
山田洋次監督は1961年に『二階の他人』で監督デビュー以来、そのキャリアは半世紀以上にわたり、一貫して日本の大衆文化と真摯に向き合ってこられました。代表作は多岐にわたりますが、特に国民的シリーズとなった『男はつらいよ』シリーズ(全50作)は、ギネス世界記録にも認定されるほどの世界的な偉業であり、普遍的な家族愛と故郷への想いを描いた不朽の名作として、今なお多くの人々に愛され続けています。
2000年代以降は、時代劇の新たな境地を開拓した『たそがれ清兵衛』(02)で米国アカデミー賞®外国語映画部門にノミネートされ、『隠し剣 鬼の爪』(04)は、第55回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品、第7回ジンバブエ国際映画祭最優秀作品賞を受賞するなど、世界でも常に挑戦を続け、今年の映画祭のセンターピース作品にもなった最新作『TOKYOタクシー』(11月21日公開)ではフランス映画『パリタクシー』(23)を原作に、人生の喜びを描いたヒューマンドラマを紡いだりと、その創作意欲は衰えることを知りません。
日本人の心の機微と、失われつつある大切な価値を映し出し、映画文化の発展に計り知れない貢献を果たしてこられた山田洋次監督に、心からの敬意を表し、ここに特別功労賞を授与いたします。
■東京国際映画祭チェアマン安藤裕康コメント
山田監督は、戦後の日本社会の現実を厳しく、しかし温かい目で見つめながらそれを映像に結晶させて、長年にわたり数々の傑作を生みだしてこられました。
そして何よりも映画をこよなく愛し、内外の映画の過去・現在に幅広い関心を寄せ続け、映画の未来についても真剣に展望してこられました。後進の育成にも心を注いでおられます。このように映画芸術の発展に多大な貢献されたがゆえに、多くの方々から賞賛を集めていらっしゃいます。
東京国際映画祭も発足以来様々な形でご協力を頂き、最近では黒澤明賞の審査委員長としてご尽力頂きました。
これらの幾多のご功績に対する敬意と感謝の意を表し、特別功労賞の受賞に心よりのお祝い申し上げる次第です。
■山田洋次監督プロフィール
69年『男はつらいよ』シリーズ開始。他に代表作として『家族』(70)、『故郷』(72)、『同胞』(75)をはじめ、第1回日本アカデミー賞最優秀監督賞等6部門受賞の『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『息子』(91)、『学校』(93)などの名作がある。2002年、藤沢周平原作の本格時代劇『たそがれ清兵衛』では、第26回日本アカデミー賞15部門をはじめ日本の映画賞を総なめにし、第76回米国アカデミー賞外国語映画部門ノミネートを果たした。 続く、『隠し剣 鬼の爪』(04)は、第55回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品、第7回ジンバブエ国際映画祭最優秀作品賞を受賞した。2006年『武士の一分』の大ヒットに続き、『母べえ』(08)も大ヒットを記録、第58回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され話題になった。
2010年には10年ぶりの現代劇となる『おとうと』が公開、第60回ベルリン国際映画祭のクロージング作品として上映、特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞。同時に2007年より客員教授を務める立命館大学映像学部の学生たちと作り上げた『京都太秦物語』も上映され、大きな話題を集めた。2013年には小津安二郎監督へオマージュを捧げる映画『東京家族』が、2014年には『小さいおうち』が公開され、第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品、銀熊賞を受賞した。戦後70年の2015年には『母と暮せば』が、2016年には喜劇映画『家族はつらいよ』、2017年には『家族はつらいよ2』、2018年には『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』が公開された。
また第1作から50周年を迎えた2019年には『男はつらいよ お帰り 寅さん』が、2021年は『キネマの神様』が公開された。2023年には吉永小百合&大泉洋が親子役初共演した『こんにちは、母さん』が公開された。そして、2025年11月21日には、倍賞千恵子&木村拓哉出演による最新作『TOKYOタクシー』が公開を控える。
1970年に芸術選奨文部大臣賞・毎日芸術賞、72年に菊池寛賞、96年に紫綬褒章・朝日賞、2002年に勲四等旭日小綬章、04年に文化功労者、08年より日本藝術院会員、12年に文化勲章を受章、14年に東京都名誉都民顕彰。
<第38回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
<TIFFCOM2025開催概要>
■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)
■公式サイト:www.tiffcom.jp
(オフィシャル・リリースより)

「ロ-リング・ストーンズの女」アニタ・パレンバーグ。
始まりはブライアン・ジョーンズとの恋、ブライアン没後はキース・リチャーズと運命的な絆を結び3人の子をもうける。
映画で共演したミック・ジャガーをも虜にしてしまう魔性の女。
しかし彼女は単なる彼らの「女」ではない。
創造の源となり、ファッションを一変させ、音楽そのものにかかわり、誰の影にもならず自分を生きた。
スカーレット・ヨハンソンの声で蘇る、反逆の女神。
第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門で上映されたローリング・ストーンズのミューズとして知られるアニタ・パレンバーグのドキュメンタリー映画『アニタ 反逆の女神』が、本日10月25日(土)より新宿K’s cinema、UPLINK吉祥寺他にて公開初日を迎え、新宿K‘s cinemaでは、12時20分の回上映終了後に、プロデューサー、ディレクターの立川直樹さん(76)と、画家、モデルの浅野順子さん(75)によるトークイベントが行われた。
立川さんと浅野さんは1歳違いの同世代。立川さんが「あれを(映画の中のような事を)やっていたら、写真週刊誌がすぐ撮ったり、今なかなか不自由な時代になっているので笑。そう考えたら、その時代をここまで見事に切り取った映画ってすごいなと思う。たぶん女性監督2人が撮っているからか、質問の答えとか、男性の監督だったらこうは撮れないなと思うところがあった。それは見どころです。そして編集が針仕事をするように細かいと思う。どうでしたか?」と浅野さんに聞くと、「私もそうなんですが、彼女は自由に人生を、何も後悔せずに生きた。その彼女の生き様がよかったです」と語る。立川さんはまた「ロックンロールをやる、ファッション、映画、アートをやるというと、それは僕らの世代では反社会的というか、一般社会でもう生きていく気がないんだねという事だったよね」と当時の状況を語った。
アニタをいつ知ったのか?という立川さんの問いかけに浅野さんは「実はあまりよく知らなかったんです。この作品で状況も含めてよくわかったかな、という感じです。それまでも女性の存在というのは、いろいろ聞いていたけれど、アニタの存在をあからさまに知ったのは、今回初めてです」と話す。立川さんが「アニタ・パレンバーグ、マリアンヌ・フェイスフル、ニコが、僕はエキセントリック・ビューティーの極みだと思っている」と話すと「男の生き方とは違いますね。女の人というのは途中で妊娠したり、いろいろな覚悟を持って生きなければならない事がどんどん増えてくる。彼女の生き方は子供の事、相手の事も考えているのだと思うが、自分の生き方に熱心で、自由に生きられたのではないかと思う。でも結果後悔がなく、あの様に生きられたというのは、人生にとってとても素晴らしい生き方をされたなと思います。なかなかできないですからね」と浅野さんは答える。
「存在が女優とかモデルであるのを超えてしまって、いわゆるアイコンという言い方が、これほど似合う人はいないですね」立川さんの問いかけに「そうですね。最後のファッションショーに出てきた顔なんか、自信に満ち溢れていて、素晴らしいなと思います。最後が良ければ、いいんじゃないかなと思いました、自分の人生を自分で恥じることはないと思います」と浅野さんらしい返答が。アニタは美容整形が嫌いだということに立川さんが触れると、浅野さんも「私もダメです。まあ痛いのが嫌いだということもありますが笑」と共感していた。「MTVが81年に出て来てから後のロックの人たちって、ミック・ジャガーやキース・リチャーズがメイクしたのと、いわゆるビジュアル系の人たちがメイクしたのと、全然違うんですよね」という立川さんに、「そう思います」と浅野さんが答える。「この映画を見ていて、何しろ覚悟っていうのがね」というと浅野さんも受けて「そうですね、覚悟があれば、最後には笑えると思う」と話す。
映画の作り方に関して立川さんは「描かれる時代は古い、60年代とか70年代なんだけど、作り方は全然今の時代とコミットする作り方をしているところがあって、すごくうまいと思う。勇気を貰えると思う」と語り、浅野さんは「若い方にもどんどん見てほしいですね。ただ勘違いさえしなければ、ですが」と笑う。
また「同世代の女性に聞きたいんだけど、ブライアン・ジョーンズに会って、(アニタが)ひとめぼれするじゃないですか。ひとめぼれする瞬間って、どういう事が一番大きな要素なんですか?」との立川さんの問いかけに「なんなんだろう、やっぱり色気かしら。その人が持っている…私もブライアン・ジョーンズが一番好きだったのですが。自分の子供にもみんな“ブライアン・ジョーンズカット”にしていたぐらいなので。彼がもし今でもいたら、音楽性も全然変わっていたのではないかと思う。そういう芸術的な部分で、アニタは見抜いたんだと思います。他のメンバーとは違う存在だった」と浅野さんは語る。
「アンドリュー・ルーク・オールダムがミック・ジャガーをメインにしてやって行こうと決めた時に、少し芸能系のノリが入ってきて、ミックもその辺は心得ていたんだと思う。ブライアン・ジョーンズの、少し世の中に背を向けた感じは、ピンク・フロイドのシド・バレットと少し似ている感じがする。そのブライアンのあと、アニタはキースに行くじゃないですか。周囲に何を言われてもさらっとそうする」と話す立川さんに「自分の生き方に正直なんだと思いますね。そう思われようが、そういう事は彼女には関係ないんじゃない?すごいですね」と浅野さんは笑う。
あと、アニタのすごい点として「女優になった時、演技のセンスが従来の女優のセンスじゃないところがあります。表に出た時に自分をどう見せるかっていうのを、浅野さんも考えると思うんですが、どうですか?」とういう立川さんの質問には浅野さんは「あまり考えない。もうこのままです。いいか悪いかわからないけれど、このまんま」と爽やかに答えた。
続いて立川さんからの「映画は何が好きなんですか?」という問いに「息子(浅野忠信さん)の映画かな?」と浅野さんは答え、最近作の映画『レイブンズ』が面白いという話題になる。「今、日本の俳優さんの方がロックなんだよね」という立川さんに、浅野さんは「そうですね。リアルな感じがしますよね」と返答。日本のロックバンドの話、昔の女優の話、アニタと関係の深かったマリアンヌ・フェイスフルの話等、尽きぬ話題で盛り上がり、楽しいトークの時間は終了した。
ローリング・ストーンズのミューズであり共作者、女優、モデル、ボヘミアン・ロック・シックを生み出したファッションアイコン、そして愛情深い母親でもあったアニタ・パレンバーグ(1944-2017)。
1960年代から70年代の文化や風俗に多大な影響を与えた彼女の、波乱に満ちた人生が明らかになる。彼女は1965年ストーンズの公演を観に行き、リーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ちる。横恋慕するキース・リチャーズ、映画で共演したミック・ジャガーも彼女のとりこに。ブライアンの死後、キースとの間に三児をもうけるが末っ子を生後10か月で亡くす。ドラッグの問題もあり逃げるように引っ越しを繰り返すファミリーには、さらなる決定的な悲劇が待っていたー。しかし嵐の渦巻く地獄からアニタは不死鳥のごとくよみがえるー。
本人の死後発見された未発表の回顧録の言葉(声:スカーレット・ヨハンソン)を用いながら、息子マーロン、娘アンジェラ、そして彼らの父キース・リチャーズが、愛おしくも痛切な家族の秘話を語る。先ごろ(2025年1月30日)亡くなった、ミックの恋人でありアニタと親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モスらがアニタの影響力のとてつもない大きさ深さを物語る。
未公開のホーム・ムービーや家族写真から浮かび上がる、ストーンズと過ごした激動の日々とその後の年月。アニタ・パレンバーグは常に状況に立ち向かい新しい価値観を創造する女性だった。
監督は、アレクシス・ブルームとスヴェトラーナ・ジル。本作は、息子マーロン・リチャーズが母に捧げるべく製作総指揮を務めた。
アニタ・パレンバーグ
1942年生まれのイタリア系ドイツ人のモデル、俳優、ファッションアイコンであり、1960-70年代のロック文化における象徴的存在。多言語を操り、反体制的で自由奔放。彼女は、自身のペルソナとクリエイティビティで時代を体現した先駆者。彼女がいなければ、ローリング・ストーンズのイメージも、ロックとファッションの結びつきも大きく違っていたかもしれない。周囲からは「ミューズ」「It Girl」「ロック界のワルキューレ」と称された。2017年没。
【作品概要】
『アニタ 反逆の女神』*第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門正式出品
監督:アレクシス・ブルーム/スヴェトラーナ・ジル
出演:アニタ・パレンバーグ/キース・リチャーズ/マーロン・リチャーズ/アンジェラ・リチャーズ/ケイト・モス/フォルカー・シュレンドルフ/スタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラ/サンドロ・スルソック/ジェイク・ウエバー/ブライアン・ジョーンズ/ミック・ジャガー/マリアンヌ・フェイスフル/ジェーン・フォンダ/ジェイムズ・フォックス/アレン・ギンズバーグ/ジャスパー・ジョーンズ/アンディ・ウォーホル
声の出演:スカーレット・ヨハンソン
〈2024年/アメリカ/英語・フランス語・ドイツ語/113分/1.78:1)
原題:CATCHING FIRE: The Story of Anita Pallenberg/
©2023 Brown Bag Productions, LLC
日本語字幕:福永詩乃
公式サイト:http://anita.onlyhearts.co.jp/
2925年10月25日(金)から、新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺、11月7日(金)~テアトル梅田、アップリンク京都、近日~元町映画館 ほか全国順次公開
(オフィシャル・レポートより)
(左から、長内繁樹 豊中市長、山田洋次監督、北山雅康)
■日程:2025年10月24日(金) 14:20~14:50(上映後)
■場所:豊中市立文化芸術センター 大ホール(大阪府豊中市曽根東町3-7-2)
■登壇者:山田洋次監督(94)、北山雅康(58) 、長内繁樹 豊中市長(67) (敬称略)

2年前に公開されたフランス映画『パリタクシー』の感動は記憶にも新しく、金銭的問題を抱えた不愛想なタクシー運転手が高齢の訳ありマダムを高齢者施設へ送り届けるまでのドラマを、パリの風情ある街並みを背景に過去の映像を織り込みながら人生を語る名作。長年、山田洋次監督作品に欠かせない存在の名優・倍賞千恵子を主役に、『パリタクシー』を基に東京バージョンで作ろうと本作の企画が始動。相手役はなんと木村拓哉、W主演である。倍賞千恵子の若き日を蒼井優が演じ、戦後から高度成長期を迎えようとする1960年代を反映させながら、波乱万丈の人生をドラマチックに物語っては、現代人を奇跡のような星の輝きで優しく照らしてくれるヒューマンドラマである。
11月21日(金)の公開を前に、豊中市立文化芸術センターで先行上映会が開催され、94歳で監督を務めた山田洋二監督と、山田作品の味のあるチョイ役が印象的な北山雅康が上映後のトークイベントに登壇。倍賞千恵子も木村拓哉もこれまでにない正反対の役柄に挑戦してくれたので賞賛したいという監督。また、最後まで監督を務められるか不安だったという山田監督の映画演出へのこだわりや、新しい撮影技術を取り入れては益々の制作意欲を見せる名匠の力強い言葉に大いに刺激を受けた。
〈トークの詳細は下記をご覧ください。〉
山田監督:生まれ故郷の豊中に久しぶりに帰ってまいりました。僕は生まれも育ちも岡町です。今でも赤い屋根のおしゃれな家が綺麗に保存されていて、とってもありがたいことだと思っています。そんな豊中市でこんなに大きなホールで、こんなに沢山の人に僕の作品を観て頂けて本当に嬉しいです。満足して頂けたでしょうか?(会場から拍手が沸き起こる)楽しんで頂けたら良かったかなと思っております。
北山:皆様本日はようこそお越しくださいまして誠にありがとうございます。私は京都出身なんで、関西へ戻って来るとどうしても関西弁が出てしまいます。2年ぶりに戻ってまいりました。今日はよろしくお願いいたします。
――倍賞さんと木村さんについて、いつもと違う役柄だったようですが?
山田監督:まずは倍賞さんについてですが、何しろ寅さんの妹・さくらの役を50本近くやってきて、いつもお兄ちゃんのわがままを受け入れる地味な役を演じてきました。それが今回は85歳のおばあさんの役で、今までと違って運転手に積極的に語り掛ける役です。一方、木村さんの方は主演スターとして能動的な役が多かったと思いますが、今回はおばあさんの話を聴くという受け身の役なんです。この役を木村さんがやってくれるかどうか最初は心配だったのですが、「是非やります!」ということで、きちんと彼女の話を聴くという役に徹してくれて、二人には賞賛を贈りたいです。
――なるほど今までとは真逆の役柄だったようですが、お二人との話し合いはされたのですか?
山田監督:勿論、話し合いながら撮影するということが映画を演出するということですからね。
――木村さんから「こうしたらどうでしょう?」みたいな提案や要望はなかったのですか?
山田監督:そういうことを彼は言わないですよ。どちらかというと無口な男ですからね。
――倍賞さんは今回貴婦人のような上品なかっこいい役でしたが?
山田監督:貴婦人とは違うね(笑)。恋多き人生だったかもしれないけど、運悪くDV男と結婚しちゃったがために辛い思いをして、最終的にはあんな悲劇を巻き起こして刑務所に入ったり、苦労して苦労して仕事を成功させたりしてきた働く女性です。運命を自分で切り開く強さはあるんですけど、最初から好きになった男がDVだなんて分からない訳だからね。
――二人の会話からドラマチックな展開になっていきますが?
山田監督:倍賞さんもあんなによく喋る役は初めてだったんじゃないですか。木村くんの方も相手の話を「うんうん」と聞き役に徹する役は初めてだったと思います。
――本作の半分はタクシーの中のシーンでしたが、東京の素晴らしい景色が沢山映し出されていましたね。でも実際には走っていないんですってね?
山田監督:車の中のシーンというのはよくありますが、今までは牽引車で実際に走らせて車外にも車内にもカメラを据える撮り方だったり、車窓にCG映像をはめ込む撮り方だったりしたのですが、今回は最新技術の導入で画期的な映像が撮れました。タクシーを取り囲むように大きなLEDパネルが設置されたスタジオで、街の景色を映し出しながらタクシーの中で演技するのです。撮影している時も本当にタクシーに乗っていると錯覚するほどでした。〈LEDウォール〉というシステムなんですが、これがあったからこの映画ができたと思っています。これほど長時間タクシーを銀座や丸の内などを走らせるのは無理ですからね。僕も倍賞さんもいい加減高齢なのでこの新しいシステムには助けられました。
――北山さんはこの新しい技術については?
北山:僕は倍賞さんが入られる高齢者施設のマネージャーでいや~なおっさんの役をやらせて頂いております(笑)。走行中に電話でお話するシーンがありまして、スタジオの中の暗い部屋から、倍賞さんと木村さんの会話を聞きながら同時進行で電話をするという。実際にセットを拝見したのですが、側面だけでなく天井にまでパネルスクリーンがあって、箱の中にポツンと車が置いてあるような感じで、その中でお二人は演技をされていたのです。壮観でしたよ、その前に立つと実際に外に居るように感じました。
――今回の見どころのひとつとして、寅さんの故郷で有名な柴又から始まり、浅草・上野・銀座・外苑の銀杏並木・渋谷等など、物語の進行と共に東京を観光しているような気分になれましたが、監督の一番お好きな場所は?
山田監督:僕の好き嫌いで選んだ風景ではないのですが、「これぞ東京!」という風景を選んで撮りました。丸の内の高層ビルが美しいなんてあまり思ったことがないし、ごちゃごちゃした東京の街をそんなに美しいと思ったことがないんです。下町を走るシーンで、おばあさんが「昔はもっと賑やかだったのよ」と言うセリフがありますが、60年位前の日本はとっても元気だったんですよ。あの頃に比べれば街並みがすっかり寂しくなってしまって、それが現実なんですけどね。
――多くの山田監督作品に出演しておられる北山さんからみて、今回の山田組はどんな雰囲気だったのでしょうか?
北山:初めてお邪魔させて頂いた時にはいつもの山田組だなあと思っていたんですが、何か違うような…それは木村さんが多くのスタッフの方とお話されては少年のように笑っておられて、皆さん木村さんのことが大好きなんだなあと感じました。木村さんのお陰でいつもの山田組とは違う和やかな雰囲気だったように感じました。
――木村さんとの共演はいかがでしたか?
北山:僕ね、木村さんのTVドラマ「HERO」にゲストとして出演したことがあるんです。でもね、木村さんとだけ共演シーンがなくて(笑)、今回が初めてだったんですよ。木村さんと正面から対面するシーンだったのに監督から中々OKが出ずに、「ジャケットを着ながら登場してとか、マスクを外しながらセリフを言ってみてはどう?」などとアドバイスして頂いて、やっとOKが出た次第です。その間も木村さんは「浩二さん」として優しく見守ってくださって、本当に素敵な方だなと思いました。
――次の山田監督作品に出演するとしたらどんな役がいいですか?
北山:監督、どんな役で呼んで頂けますか?
山田監督:……?
北山:悩んでおられますね(笑)。いつもチャラチャラした役が多いので、年相応の落ち着いた感じの役がいいでしょうか?(笑)
――本作はとてもハートフルな中にもユーモアが散りばめられていますが、最初から意図されていたのですか?
山田監督:観客がどこで笑うかなんて全く分からないんですよ。そんなこと分かる必要もない。だいぶ昔の話ですが、寅さんの第一作を作った時、試写室でスタッフと一緒に観て、「この映画笑うとこなんかひとつもないな」と思ったんです。妙に真面目な映画を作ってしまった気がして…渥美清さんはコメディアンですし、あの頃はお正月には喜劇映画が多く上映されていたので、観客が笑わなきゃこの企画は失敗だったんです。がっくりきていたら、封切られると「お客さん笑ってるよ」と言われて劇場へ観に行ってみたら、皆ワーワーと笑ってるんですよ。「僕の映画はこういうところが可笑しいんだな、こういうところで笑うんだな」と観客に教えられました。作り手の僕が「ここで笑うとこだとか泣くとこだとか考えていけないし、また考えられないんじゃないか」と思います。「じゃ、何を描くんだ?」――「人間をちゃんと描く」ことが大事。「人間の所作や表情を細かに演出していけば、自ずと観客は共感したり笑ったり泣いたりする」――そう、僕が笑う必要はなく、観客に委ねるしかないんじゃないのかと考えます。
北山:今日は本当にありがとうございました。気に入って頂けましたら、是非ご家族や同僚やお友達などにおススメしてください。「11月21日から公開されるよ」と言って頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
山田監督:11月に封切られますが、こんなに大きな会場でこんなに大勢の方と一緒に観られるのはここしかないと思います。今回の上映会は本当に貴重な上映会です。皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
【ストーリー】
個人タクシーの運転手として毎日休みなく働いている宇佐美浩二(木村拓哉)は、音楽家を目指したいという一人娘の入学金や学費に車検代、さらには家の更新料など大金の要り様で頭を悩ませていた。そんな浩二のもとに高野すみれ(倍賞千 恵子)という85歳のマダムを東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。最初は互いに無愛想だったが、すみれが「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの」と浩二に寄り道を依頼する。次第に心を許し始めたすみれは東京のさまざまな場所を巡りながら、自らの壮絶な過去を語り始める。それは現実的な悩みを抱えた浩二の想像をはるかに越える波乱万丈の人生だった。
初めての出会いで1日中二人で旅をして、人生最後の喜びを噛みしめるようにはしゃぐすみれ。浩二は「高齢者施設へ送り届けるだけの関係が、やがて肉親を思い遣るような熱い感情が沸き起こり、浩二自身の人生を大きく動かしていくことになる――。
出演:倍賞千恵子 木村拓哉 蒼井優 迫田孝也 優香 中島瑠菜 神野三鈴 イ・ジュニョン マキタスポーツ 北山雅康 木村優来 小林稔侍 笹野高史
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:映画「パリタクシー」(監督 クリスチャン・カリオン)
配給:松竹
©2025 映画「TOKYO タクシー」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/tokyotaxi-movie/
(河田 真喜子)










