EUに加盟する全27カ国のアニメーション作品が集結!
最先端3Dアニメーションから現存する最古の⻑編影絵アニメー ション
まで、⻑編13、短編31の全44作品を⼀挙上映!!
EUフィルムデーズは、欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ自国の注目作品を一挙上映するユニークな映画祭。EUに加盟する全27カ国が勢ぞろいする本年は、本映画祭では初となる「アニメーション」にフォーカスし、各国が厳選した短編および長編アニメーション作品を上映。ヨーロッパでは歴史的に、芸術性が高く、洗練されたアニメーションが数多く作られ、世界的な評価を得てきた。その手法はドローイングからストップモーション、または最先端の3Dアニメーションまで多岐にわたり、個人の内面世界から社会的な問題まで様々なテーマが扱われている。
この度解禁したポスタービジュアルは、日本画を彷彿とさせるタッチのイラストレーションで心温まる親子の絆を描き、カンヌ国際映画祭2022批評家週間審査員賞を受賞したポルトガルの監督ジョアン・ゴンザレス作『氷商人』の一幕を採用。本作は、断崖に建てられた極寒の家で暮らし、パラシュートで遠く離れた村に氷を売りに行く親子が主人公のイマジネーション溢れる物語だ。
長編の注目作としては、英国のバンド、ザ ・プロディジーのミュージッククリップや異色のパペットアニメ『愛しのクノール』を手がけたオランダのマッシャ・ハルバースタット監督による長編第2作『キツネのフォスとウサギのハース~森を救え~』、
ヒッチコック、ピカソ、ウォーホルなどへのオマージュに彩られたハンガリーのミロラド・クルスティッチ監督によるサイコスリラーで、ロカルノ国際映画祭でプレミア上映された『名画泥棒 ルーベン・ブラント』などが挙げられ全て本邦初公開となる。
また、『マロナの幻想的な物語』で知られるルーマニアのアンカ・ダミアン監督の最新作で、時事問題を不条理なユーモアで詩的に表現したアニメーションミュージカル『アイランド』も本邦初公開。一方、「千夜一夜物語」を基にドイツのロッテ・ライニガー監督が創作した大作『アクメッド王子の冒険』は1962年に製作の現存する最古の長編影絵アニメーションで、貴重な上映となる。
2003年から続くEUフィルムデーズで初の試みとなる「アニメーション」にフォーカスしたEUフィルムデーズ2025。これまでとは違う角度でヨーロッパを再発見していただきたい。
【長編上映作品】※「★」印の作品は日本初公開
●『アクメッド王子の冒険』 The Adventures of Prince Achmed
監督:ロッテ・ライニガー/1926/ドイツ/66分(右)
★『イカロスとミノタウロス』 Icarus and the Minotaur
監督:カルロ・ヴォーゲレ/2022/ルクセンブルク/76分
●『イヌとイタリア人、お断り!』 NO DOGS OR ITALIANS ALLOWED
監督:アラン・ウゲット/2022/フランス/70分
●『スルタナの夢』 Sultana's Dream
監督:イサベル・エルゲラ/2023/スペイン/86分
★『アイランド』 The island
監督:アンカ・ダミアン/2021/ルーマニア/85分
★『ドンとDJの大冒険 ~セントラルパークの仲間たち~』 The Inseparables
監督:ジェレミー・デグルソン/2023/ベルギー/85分(右)
★『名画泥棒』 ルーベン・ブラント Ruben Brandt, Collector
監督:ミロラド・クルスティッチ/2018/ハンガリー/93分
●『農民』 The Peasants
監督:DKウェルチマン、ヒュー・ウェルチマン/2023/ポーランド/113分
★『キツネのフォスとうさぎのハース~森を救え~』Fox and Hare Save the Forest
監督:マッシャ・ハルバースタット/2024/オランダ/71分
★『ビッグ・マン』 Big Man
監督:ラデク・ベラン/2024/チェコ/73分
●『フリー』 Flee
監督:ヨナス・ポーヘア・ラスムセン/2021/デンマーク/88分
★『ニコ 〜サンタのそりを救え!〜』 Niko: Beyond the Northern
監督:カリ・ユーソネン、ヨルゲン・レルダム/2024/フィンランド/85分
★『心の法』 Law of the Heart
監督:ロゼ・スティエブラ/2024/ラトビア/65分
(*『アクメッド王子の冒険』©Primrose Productions)
(*『ドンとDJの大冒険 ~セントラルパークの仲間たち~』© nWave – Octopolis-ACF 2023)
【開催会場】
大阪 (テアトル梅田):5/9(金)~5/29(木)
東京 (シアター・イメージフォーラム) : 6/28(土)~7/11(金)
名古屋 (キネマノイ):7月下旬
福岡 (福岡市総合図書館映像ホール・シネラ):8/20(水)~8/24(日)、8/27(水)~8/30(土)(9日間・予定)
京都 (京都文化博物館):9月(予定)
【EUフィルムデーズ2025】
主催:駐⽇欧州連合代表部、在⽇EU加盟国⼤使館・⽂化機関
共催:イメージフォーラム
公式サイト:https://eufilmdays.jp/
(オフィシャル・リリースより)


