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2021年4月アーカイブ

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主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』(2021 年夏、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー)のティザービジュアルが完成いたしました。


原作は、妻を失った男の喪失と希望を綴った村上春樹、珠玉の短編小説 「ドライブ・マイ・カー」。この作品に惚れ込み自ら映画化を熱望し、脚本も手掛けるのは、いま世界が最も熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介監督。 商業映画デビュー作にしてカンヌ映画祭コンペティション部門に選出された『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞(審査員大賞)受賞という快挙を成し遂げた短編集『偶然と想像』、さらには脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台で快進撃を続けてきた。


そんな濱口監督が、日本映画界に欠かせない名優・西島秀俊を主演に迎え、三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣が集結した待望の最新作『ドライブ・マイ・カー』のティザービジュアルがお披露目となった。


今回解禁となったティザービジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる主人公・家福(西島秀俊)と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさき(三浦透子)の姿がドラマチックで印象的なものに。また、「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させ、さらに背後に広がる海と相まってスケール感のある展開に期待が高まるビジュアルとなった。


これまで圧倒的な脚本力と豊かな映画表現で、人間の多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督。原作の精神を受け継ぎながら、どのような物語を紡ぐのか。新たなる傑作の誕生と公開が待ち遠しくなるティザービジュアルが完成した。

妻との記憶が刻まれた車が、孤独な二人を出会わせた——。
 


【ストーリー】
 舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…



出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン  ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子 岡田将生
原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督・脚本:濱口竜介  共同脚本:大江崇允  音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
公式サイト: http://dmc.bitters.co.jp

夏、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

 

 

今も愛され続ける、もうひとつのハチの物語。

空港で飼い主を待ち続けた、ロシアの忠犬パルマの、感動の実話を映画化!

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映画『ハチとパルマの物語』モスクワ国際映画祭正式出品決定!!

 

5月28日より全国公開されます『ハチとパルマの物語』が第43回モスクワ国際映画祭(2021年4月22日~4月29日)の国際協力スペシャル・アウト・オブ・コンペ部門に正式出品されることが決定いたしました!

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本作は、1977年のソ連。2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で飼い主を待ち続け、今も多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”の待望の映画化で、忠犬ハチ公との心温まる絆をからめた感動のドラマ。監督は、俳優としても活躍し、ロシアの名優アレクサンドル・ドモガロフを父に持ち、本作で初めて親子で参加したアレクサンドル・ドモガロフJr。


モスクワ国際映画祭(Moscow International Film Festival)は世界で最も歴史の長い映画祭の一つで、毎年ロシア・モスクワで開催され、2008年に北野武が特別功労賞(Life-time Achievement Award)を受賞し、特集上映が行われたほか、2014年には『私の男』(熊切和嘉監督)が最優秀作品賞(グランプリ)、最優秀男優賞(浅野忠信)を受賞。2017年には中川龍太郎監督の「四月の永い夢」が国際批評家連盟賞&ロシア批評家連盟特別表彰の2冠に輝くなど、過去に多くの日本の作品や俳優が賞を受賞している歴史ある映画祭です。


すでにロシアでは劇場公開され、大ヒットを記録している本作。今度は国際映画祭という場ですべての国境を越え、再びコーリャとパルマの絆が涙と感動を呼ぶはずです。上映は、4月24日(土)現地時間14時からを予定しています。登壇は、アレクサンドル・ドモガロフJr監督、主演のコーリャ役レオニド・バーソフ。
 


【STORY】 
旧ソ連時代の1970年代。検査の手違いから仕方なくモスクワの空港に置き去りにされた犬、パルマ。 いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、 今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける。そして1人の少年と出会う…。2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で待ち続け、 いまもロシアで多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”、待望の映画化。

 

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出演:渡辺裕之 藤田朋子 アナスタシア 壇蜜 高松潤 山本修夢 早咲 阿部純子(友情出演) 堂珍嘉邦(友情出演) アリーナ・ザギトワ(友情出演)アレクサンドル・ドモガロフ レオニド・バーソフ ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ
監督:アレクサンドル・ドモガロフJr. 
脚本:アレクサンドル・ドモガロフJr./村上かのん
プロデューサー:益田祐美子

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公式サイト: https://akita-movie.com/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCwdLQ26uBBZWHdpXu7-9HcQ

©2021パルマと秋田犬製作委員会
配給:東京テアトル/平成プロジェクト

2021年5月28日(金)より全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

 

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卓越した演技力と存在感で、巨匠たちから愛された名優・浪花千栄子。

数々の名作に出演するとともに、

喜劇からホームドラマまで、映画に欠かせない名脇役だった。

“大阪のお母さん”と親しまれた名優の15作品を一挙上映!

 

現在、大好評放送中の NHK 朝の連続テレビ小説「おちょやん」。“大阪のお母さん”と呼ばれた名優・浪花千栄子さんをモデルに、戦前から戦後の大阪で貧しく生まれた少女が女優を目指す生涯を描いた物語。あまりに過酷な生い立ちと人生でありながら、ひたむきに明るく生きる主人公に、「出演作品が見たい」という声が数多く寄せられ、この度、浪花千栄子さんが出演している代表作を集めた「浪花の名女優・浪花千栄子」を開催する運びとなりました。

浪花千栄子さんは、1907(明治 40)年生まれ。1926 年(昭和元年)、東亜キネマで銀幕デビュー、その後「松竹家庭劇」を経て、戦後の 1950 年代、40 歳半ばにして NHK ラジオ「アチャコ青春手帖」「お父さんはお人好し」で花菱アチャコと共演し、一躍人気者となり、その後は銀幕で出演が相次ぎ、関西弁を駆使した名脇役として活躍。圧倒的な演技力と存在感で、娯楽映画から日本映画の巨匠たちによる文芸大作まで、日本映画の黄金時代を支えた屈指の名優でした。


映画から、舞台・ラジオ・テレビで大車輪の活躍を見せ、「大阪のお母さん」として愛された浪花千栄子さんの銀幕の仕事を振り返り、代表作 15 作品を一挙上映いたします。
 


朝ドラ「おちょやん」記念 「浪花の名女優 浪花千栄子 」特集上映開催!

★ 開催時期/2021 年 5 月 8 日(土)〜28 日(金) 3 週間

★ 開催場所/シネ・ヌーヴォ(大阪・九条) 電話 06-6373-1211 
    地下鉄中央線・阪神なんば線「九条駅」徒歩 3 分(大阪市西区九条 1-20-24)

上映作品の詳細はこちら⇒



“大阪のお母さん” 浪花の名女優 浪花千栄子「私の半生は、人に、かえり見もされないどぶ川の泥水でございました。自分から求めたわけではありませんが、私という水の運命は、物心つく前から不幸な方向をたどらされておりました。しかし私は、子供のときから、泥水の中にでも、美しいはすの花が咲くことを信じていました…」(浪花千栄子著『水のように』から)

あまりに薄幸な子供時代を送りながら、必死の努力で大女優となった浪花千栄子さん。唯一の自叙伝『水のよいうに』では、想像を絶する半生を送りながらも「花や木を生きかえらせ、鳥獣の生活をうるおし、人のかわきをいやし、そしてかわいた地面へくまなくしみ通ってゆく、そんな役目の水になって、神仏から賜った残生を、静かにして強く生きていきたい」と「水のように」生きる心境が記されています。

浪花千栄子さんをモデルとした朝ドラ「おちょやん」で、過酷な少女時代を送った彼女の人生に関心が寄せられるとともに、その後も実の父親からの仕打ち、さらに夫からてひどい傷を心に負いながらも、ひたむきにひたすら努力と精進で生き抜き、映画になくてはならない存在感を持った大女優となった浪花千栄子さんの出演作に注目が寄せられています。


浪花千栄子さんは、1926 年(昭和元年)、東亜キネマで銀幕デビューし、その後、帝キネを経て、1930 年(昭和 5 年)に 23 歳で 2 代目渋谷天外、曾我廼家十吾らが旗揚げした「松竹家庭劇」に加わり、天外らが旗揚げした「松竹新喜劇」で看板女優として活躍。1952 年、NHK ラジオの「アチャコ青春手帖」に出演、同「お父さんはお人好し」でも花菱アチャコと共演し、一躍人気者となり、番組も後に映画化されています。

その後は、銀幕で出演が相次ぎ、関西弁を駆使した名脇役として活躍。圧倒的な演技力と存在感で、娯楽映画から日本映画の巨匠たちによる文芸大作まで、日本映画の黄金時代を支えた屈指の名優のひとりでした。溝口健二『祇園囃子』(53 年)でブルーリボン助演女優賞を受賞。終戦後の焼け跡から復興をとげた昭和の激動の時代、浪花千栄子さんは舞台・ラジオ・映画・テレビで大車輪の活躍を見せ、「大阪のお母さん」として愛される存在でした。

浪花千栄子さんの人生をモデルにした朝ドラ「おちょやん」公開を記念し、浪花の映画館=シネ・ヌーヴォで浪花千栄子さんの仕事を振り返り、15 作品を一挙上映いたします。


【浪花千栄子さん 略歴】
本名、南口キクノ(なんこう・きくの)、1907 年(明治 40)大阪府生まれ。4 歳で母が死別、8 歳で道頓堀に女中奉公に出される。18 歳で京都に出て女給となり、女優に誘われ村田栄子一座に入る。劇場主の推薦で東亜シネマ等持院撮影所に入る。その後、1927 年に浪花千栄子の芸名で舞台に立つ。1930 年(昭和 5)23 歳で、2 代目渋谷天外、曾我廼家十吾らが旗揚げした「松竹家庭劇」に加わり、天外と結婚、さらに天外らが旗揚げした「松竹新喜劇」でも看板女優として活躍する。1950 年、天外の浮気から離婚し、退団する。

1952 年、NHK ラジオドラマ「アチャコ青春手帖」での花菱アチャコとの掛け合いで注目を集め、「お父さんはお人好し」で人気を不動のものにした。同時に、映画出演も続き、溝口健二『祇園囃子』でブルーリボン助演女優賞を受賞して以来、溝口、小津安二郎、木下恵介ら巨匠たちに重用される。代表作に、豊田四郎『夫婦善哉』、黒澤明『蜘蛛巣城』、内田吐夢『宮本武蔵』、小津安二郎『彼岸花』など日本映画の名作に数多く出演。テレビドラマでも『太閤記』『細うで繁盛記』などで活躍。後半生は京都嵐山で料理旅館「竹生」を経営した。自叙伝に『水のように』がある。1973 年急逝、享年 66。没後、勲四等瑞宝章受章。