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2014年10月アーカイブ

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 日本が誇る世界的巨匠・黒澤明監督。没後17回忌と傑作『七人の侍』誕生60周年を記念し、黒澤明監督の全30作品を上映する『黒澤明映画祭』が10月25日(土)から12月19日(金)までシネ・ヌーヴォ(九条)で開催される。デビュー作『姿三四郎』から遺作『まあだだよ』まで、そのほとんどが35ミリフィルムで上映され、黒澤作品を一気に堪能できる非常に貴重な機会となっている。
 
また、黒澤監督の生涯の片腕として、1950年の『羅生門』にスクリプターとして参加、51年の『生きる』以降の全黒澤映画に記録・編集・制作助手として活躍された野上照代さん、批評家・映画評論家の上野昂志さん、『七人の侍』が大好きと語られる原一男監督の3人が、それぞれトークショーを開催する予定だ。
 
“世界のクロサワ”と賞賛され、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラら、現在世界の第一線で活躍する監督たちに大きな影響を与えた巨匠、黒澤明の作品は、時を経ても変わらぬ面白さや映画としての力、男同士の熱い物語を観る者に刻み込む。黒澤ファンはもちろんのこと、これを機会にぜひ若い世代の人たちにも“世界のクロサワ”の世界観を映画館で体感してほしい。
 
●上映作品
『姿三四郎』1943年
『一番美しく』1944年
『續 姿三四郎』1945年
『わが青春に悔いなし』1946年
『素晴らしき日曜日』1947年
『酔いどれ天使』1948年
『静かなる決闘』1949年
『野良犬』1949年
『醜聞(スキャンダル)』1950年(山口淑子さん主演)
『羅生門』1950年
『白痴』1951年
『生きる』1952年
『七人の侍』1954年
『生きものの記録』1955年
『蜘蛛巣城』1957年
『どん底』1957年
『隠し砦の三悪人』1958年
『悪い奴ほどよく眠る』1960年
『用心棒』1961年
『椿三十郎』1962年
『天国と地獄』1963年
『赤ひげ』1965年
『どですかでん』1970年
『デルス・ウザーラ』1975年 ※上映予定
『影武者』1980年
『乱』1985年
『夢』1990年
『八月の狂想曲(ラプソディー)』1991年
『まあだだよ』1993年 ※遺作
特別上映:『わが映画人生 黒澤明監督』1993年/日本映画監督協会編/インタビュアー:大島渚
 

■『七人の侍』誕生60周年記念 黒澤明映画祭

 ・開催時期/2014年10月25日(土)〜12月19日(金) 8週間
 ・開催場所/シネ・ヌーヴォ(大阪・九条)電話06-6373-1211
       地下鉄中央線・阪神なんば線「九条駅」徒歩3分(大阪市西区九条1-20-24)
 ・主催=日本映画大回顧展上映実行委員会
 ・共催=NPOコミュニティシネマ大阪、シネ・ヌーヴォ
 ・助成=芸術文化振興基金
 ・後援=京都国際映画祭
 ・特別協力=東宝
 ・協力=東京国立近代美術館フィルムセンター、KADOKAWA、松竹、ワーナー エンターテイメントジャパン、
  日本映画監督協会、中央映画貿易、黒澤明研究会、MARUZEN & ジュンク堂書店梅田店
 
『七人の侍』誕生60周年記念 黒澤明映画祭 公式サイトはコチラ
 
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今年も、最新のスウェーデン映画だけでなく、古典や短編、ドキュメンタリーなど幅広い作品を一挙上映するスウェーデン映画祭2014が10月11日(土)よりシネ・ヌーヴォ(九条)で開催される。
 

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最新作では勇気と友情、行方不明になったクジラをめぐる子どもたちの冒険物語『アイスドラゴン』(12)や、スウェーデンのウォーターゲート事件として知られる70年代の一大スキャンダルを描くミカエル・マルシメーン監督作品『コールガール』(12)などを上映。また、86年に銃弾で倒れたオロフ・パルメ首相の人生とスウェーデン社会に与えた影響を描き出す『パルメ』(12)や、言論の自由までも脅かす大企業の姿を浮き彫りにした『Big Boys Gone Bananas!』(11)などのドキュメンタリー作品もラインナップ。
 
 
古典では、スウェーデン映画最初の黄金期に制作された、スウェーデンを代表する無声映画『エロティコン』(20)、イングマール・ベルイマンが脚本を担当、実質的なデビュー作とみなされている『もだえ』(44)、イングリッド・トゥリーンが主人公ヤーンの自暴自棄な試みを見事に演じた『夜のたわむれ』(66)の3本を上映。また、2012年のストックホルム国際映画祭で特別功労賞を授与され、現在83歳でいまもなお製作活動を続けているスウェーデンの名匠、ヤーン・トロエル監督作品より、『ラスト・センテンス』(12)、『理想の国』(88)の2本が上映される。
 
映画祭初日には「映画でみるスウェーデン社会」と題したシンポジウムも開催される。スウェーデン映画に染まる1週間をぜひ堪能して!
 

スウェーデン映画祭2014@シネ・ヌーヴォ 公式サイトはコチラ