映画ニュース特別上映情報や映画関連イベント情報、レポートをお届けします。

2012年11月アーカイブ

poland2012.jpg ポーランドの巨匠、イエジー・スコリモフスキ監修で戦後ポーランド映画の傑作の数々を一挙上映する『ポーランド映画祭2012』がシネ・ヌーヴォ(大阪 九条)で12月1日(土)より開催される。

 アンジェイ・ワイダの傑作『灰とダイヤモンド』、『地下水道』、『夜の終わりに』や、わずか5本の長編作品を残し40歳の若さで事故死したアンジェイ・ムンクの『エロイカ』、『鉄路の男』、『不運』、近年も『ゴーストライター』など精力的に作品を発表しているロマン・ポランスキーの必見デビュー作『水の中のナイフ』をはじめ、カジミェシュ・クッツ、イエジー・カヴァレロヴィッチ、ヤヌシュ・モルゲンシュテルン、ヴォイチェフ・イエジー・ハスと多彩な監督作品を堪能できる。

 イエジー・スコリモフスキ作品は、近年の『アンナと過ごした4日間』、『エッセンシャル・キリング』をはじめ、初期の傑作『バリエラ』、『身分証明書』、『不戦勝』、『手を挙げろ!』を上映。かつてポーランド派と呼ばれ、日本の文化運動に大きな影響を与えた作品の数々は、今でも新鮮な驚きを与えてくれるだろう。


ポーランド映画祭2012@シネ・ヌーヴォ 詳細、スケジュールはコチラ

daiei1.jpg 大映創立70周年を記念して、世界の巨匠がマイ・ベスト10に選出した『羅生門』、『雨月物語』をはじめ、必見の名作から隠れた秀作まで大映の21作品を一挙上映する『映画は大映』が12月1日(土)より梅田ガーデンシネマで開催される。なかなかスクリーンで観る機会のない名作をぜひスクリーンで体験してほしい。21日(金)まで。

<上映作品>

『無法松の一生』
『羅生門』
『稲妻』
『雨月物語』
『地獄門』
『山椒大夫』
『幻の馬』
『宇宙人東京に現わる』
『夜の河』
『炎上』
『浮草』(デジタル上映)
『薄桜記』
『おとうと』(銀残し版)
『黒い十人の女』
『釈迦』
『しとやかな獣』
『眠狂四郎勝負』
『氷点』
『赤い天使』
『白い巨塔』
『なみだ川』


梅田ガーデンシネマ 上映スケジュールはコチラ
 

finland2012.jpg

 

 フィンランドの最新話題作、傑作映画を上映する『フィンランド映画祭2012』が12月1日より梅田ガーデンシネマで開催される。
 
 ベルリン国際映画祭プレミア上映でプレミア上映された『アイアン・スカイ』、2012年フィンランド・アカデミー賞を受賞した『サイレンス』など全5作を上映、フィンランド映画に触れる貴重な機会だ。上映作品は以下のとおり。
 
12月1日(土)、12月2日(日) 
『サイレンス』(2011年 1時間51分)
 監督:サカリ・キルヤヴァイネン 
 
12月3日(月) 
『アイアン・スカイ』(2012年 1時間33分)
 監督:ティモ・ヴオレンソラ 
 
12月4日(火)、12月5日(水) 
『星の見える家で』(2012年 1時間42分) 
 監督・脚本:サーラ・カンテル 
 
12月6日(木) 
『ラット・キング』(2011年 1時間30分)
 監督・脚本:ペトリ・コットヴィチャ 
 
12月7日(金) 
『オールモスト 18』(2012年 1時間50分)
 監督・脚本・撮影:マーリット・ラッリ 
 

上映作品紹介はコチラ
 

sensou.jpg

ドキュメンタリー映画作家・想田和弘監督が呼び掛ける「戦争とファシズム」映画祭が11月30日から12月2日まで3日間、大阪・十三の第七芸術劇場で行われる。戦争とファシズムの記憶を現代に呼び戻そうという試みで、様々な催しが企画されているが、メーンは短編含む16本の映画上映。上映作品には小林正樹監督、仲代達矢主演の歴史的大作「人間の絛件」6作(全9時間半)一挙上映をはじめ、過去の戦争映画の秀作を特集上映するほか、各作品の上映後には想田監督らがトークショーを行う。30日の「人間の絛件」第1、2部上映後には主演俳優・仲代達矢氏のトークショーが予定されている。上映作品は次の通り。


【30日】
①10:00「カーネーションの卵」(91年イタリア)シルヴァー・アゴスティ監督
◆トーク=野村雅夫(DJ、翻訳家)・想田監督

②同13:00「これは映画ではない」(11年イラン)ジャファール・パナヒ監督
◆トーク=鈴木均(アジア経済研究所)・想田監督

③15:30「THE WAVE」(08年、独)デニス・ガンゼル監督
◆トーク=沖田浩士(独文学者)・想田監督

④18:35「人間の條件第1部野望篇」「人間の條件第2部激怒篇」(59年日本)小林正樹監督
◆トーク=仲代達矢・想田和弘監督

【12月1日】
①「大いなる幻影」(37年フランス)ジャン・ルノワール監督
◆トーク=未定・想田監督

②13:25「戦場の女たち」(89年日本)関口典子(祐加)監督
◆トーク=関口祐加監督・想田監督

③16:00「ハーツ・アンド・マインズ」(74年アメリカ)ピーター・デイヴィス監督
◆トーク=石井彰(放送作家)・想田監督

④19:25「ゆきゆきて、神軍」(87年日本)原一男監督
◆トーク=原一男監督

【2日】
①12:10「人間の條件第3部望郷篇」「人間の條件第4部野望篇」(59年日本)小林正樹監督

②15:30「人間の條件第5部望郷篇」「人間の條件第6部曠野の彷徨篇」(61年日本)小林正樹監督

③特別先行上映「戦争と一人の女」(12年日本)井上淳一監督。
◆トーク=寺脇研プロデューサー

 先ごろ、大阪で発表会見を行った想田和弘監督は「最近、強い指導者を求める声が高まっていて、それが否定されない。対外強硬論や憲法改正といった声がまかり通っている。戦後67年、その間、ずっと平和だったことは素晴らしいことだが、私も含めて戦争体験がないことが、戦争やファシズムを幻想にしてしまっている。映画は、擬似体験が出来る。古今東西の名作から、理論や頭でなく、戦争を体感できるものを選んだ。中でも、小林正樹監督の「人間の條件」全6部作はもう2度と出来ないといえる作品。一挙上映はめったに出来ないもので、主演の仲代達矢さんが「一挙上映なら行きます」と言ってくれた。この機会にぜひ」と語った。

(安永 五郎)


◆料金は当日一般・専門学校・大学生1500円。中高シニア1000円。

◆問い合わせ ?06-6302-2073(第七藝術劇場)

山田孝之主演の『ミロクローゼ』( 12 月 1日より関西公開)を 記念して 石橋義正監督のトークイベントをド~ンと 3本開催! また、特別展示も 期間限定で開催される。ハイテンションな『ミロクローゼ』の世界をさらに楽しむ絶好のチャンスをお見逃しなく!

1.【タワーレコード梅田 NU 茶屋町店 「ヌーチャヤバーグ 第 1弾」】

miroku-3.jpg◆日時: 11 月 18 日(日) 17:00 ~
◆会場:タワーレコード梅田 NU 茶屋町店イベントス ペース(大阪市北区茶屋町 10 -12NU chayamachi 6F)
◆ゲスト: 石橋義正(監督) など
◆料金:無料
◆内容: タワーレコード梅田 NU 茶屋町店が行う映画イベントの記念すべき第 1弾。 『オー!マイキー』など石橋義正監督作品の短編特別上映も絡めながら、『ミロクローゼ』の魅力に迫ります。先着入場者には本作の特製ポスター( 5部)かプレスシート( 10 部/非売品)をプレゼント 。さらにイベント途中で、『ミロクローゼ』をお得に鑑賞できる割引券を抽選プレゼント。
◆問い合わせ先:タワーレコード梅田 NU 茶屋町店( 06 -6373 -2951 )

 

2.【テアトル梅田/シネマー心斎橋 「初日舞台挨拶」】

◆日時: 12 月 1日(土) ※時間未定
◆会場:テアトル梅田 (大阪市北区茶屋町 16 -7)、シネマート心斎橋 (大阪市中央区西心斎橋 1丁目 6-14 ビッグステップ 4F)
◆ゲスト:石橋義正(監督) など
◆料 金:各劇場の入場料金
◆内容:テアトル梅田、シネマート心斎橋での公開を記念して石橋義正監督が初日舞台挨拶行います。
◆問い合わせ先:テアトル梅田( 06 -6359 -1080 )、シネマート心斎橋( 06 -6282 -0815 )

 


3.【ワイルドバンチ 「ミルクマン斉藤の日曜には鼠を殺せ ~魁 !! 映画塾~」 】

miroku-2.jpg◆日時: 12 月 2日(日) 15:00 ~19:00
◆会場: ブックカフェ・ ワイルドバンチ (大阪市北区長柄中 1-4-7ロイヤルグレース 1F )
◆ゲスト: 石橋義正(監督) など
◆料金:予約 1500 円/当日 1800 円
◆内容:映画評論家・ミルクマン斉藤さんによる月イチトークイベント。第 1部は「新作言いた放題!」、そして第 2部の「ミ ロクローゼで狂わせたいの! 石橋義正の奇妙な世界」にゲストとして登場。石橋 監督の 自選映像、マル秘映像を交えつつ送るロング・トークライヴを実施 。「怒涛 の傑作 」と絶賛するミルクマン斉藤さんの濃密な話が展開します。
◆予約受付など問い合わせ先:ワイルドバンチ (06 -4800 -4900)

 

関連イベント 「ベッソンカー展示」

miroku-1.jpg『ミロクローゼ』で山田孝之が演じるハイテンショな恋愛相談員・熊谷ベッソンが乗るド派手な乗用車「ベッソンカー」を期間限定 で展示いたします。 11 月 23 日(金)~ 25 日(日)はシネマート心斎橋が入ったファッョンビル「 BIG  STEP」の前にて、 12 月 1日(土)にはテアトル梅田が入った「LOFT」の 前にて展示。しかも、スペシャルゲスト(?)が『ミロクローゼ』PR のた めに やって来る予定です 。
◆日程・ 場所  11 月 23 日(金)~ 25 日(日):BIG STEP前(大阪府市 中央区西心斎橋 1丁目 6-14 )・12 月 1日(土): LOFT 前(大阪市北区茶屋町 16 -7)
◆内容:劇中に登場する「ベッソンカー」を期間限定で特別展示。スペシャルゲストの来場有り !?


『ミロクローゼ』
神々しい美女“偉大なるミロクローゼ”に一瞬にして胸をトキめかす少年のような不思議な男性オブレネリ・ブレネリギャー。狙った女は必ず落とす最高にダンディ、かつ奇抜なヘアスタイルで異彩を放つ青春相談員・熊谷ベッソン。時空を超えてあらゆる危険な場所で愛する女性ユリを探し求めるタモン。果たして男たちは自分だけの「ミロクローゼ(=太陽)」をその手につかむことができるのか?
2011年香港映画祭を皮切りに、約30の国際映画祭で上映されて大絶賛。アメリカのニューヨークアジア映画祭では、主演・山田孝之が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞。次元を超えた究極の『ミロクローゼ』がいよいよ日本で公開!映画『狂わせたいの』、そして『バミリオン・プレジャーナイト』『オー!マイキー』などのテレビ番組でその独特の世界と映像美が評価されている石橋義正監督により、3つの話が交錯する新感覚映画が誕生。愛に突き動かされる3人の男を山田孝之が一人で演じわける一人三役に挑戦!

監督:石橋義正/出演:山田孝之、マイコ、石橋杏奈ほか/主題歌:ONE OK ROCK
2011/日本/ディーライツ、カズモ/90分 http://www.milocrorze.jp/
(C)2012 「ミロクーゼ 」製作委員会
12 月 1日よりテアトル梅田、シネ マ ート心斎橋、以降は京都シネマ、元町映画館他全国順次公開

takamine-main.jpg

2010年4月に行われた特別上映、この7~9月にかけての木下惠介監督全作品上映に引き続き、再度高峰秀子の作品をスクリーンで堪能できる追悼特集『女優・高峰秀子アンコール』が11月10日よりシネヌーヴォで開催される。

今回の特集では、高峰秀子が敬愛する名匠成瀬巳喜男監督作品を中心に、『浮雲』、『乱れる』やマキノ正博監督の大スペクタクル『阿片戦争』、小津安二郎監督の異色作『宗方姉妹』など代表作17本を一挙上映。今一度、昭和の名女優の姿を目に焼き付けたい。


追悼特集『女優・高峰秀子アンコール』詳細はコチラ