映画ニュース特別上映情報や映画関連イベント情報、レポートをお届けします。

2013年7月アーカイブ

chinafes2013.JPG

~人気絶頂アジアン若手スター競演!この夏オススメの最新中華アクションエンターテイメント登場~

今年も、中国・ニューウェーブ・エンターテインメント映画を一挙に上映する『2013夏の中華大傑作映画まつり』がシネマート新宿に引き続き、8月10日(土)からシネマート心斎橋で開催される。

エディ・ポン、レオン・カーファイといった中華圏ファンにお馴染みのスターをはじめ、主演作が大阪アジアン映画祭で上映された(『メモリー –First Time-』)アンジェラベイビーが、華麗なカンフーも披露し新境地を開拓。そして第二のジェット・リーとの呼び声も高い新人ユエン・シャオチャオのフレッシュな演技も魅力的な新感覚カンフーアクション『TAICHI/太極 ゼロ』、続編の『TAICHI/太極ヒーロー』がいよいよ登場する。

そして昨年夏日本でも大ヒットしたファンタジー・ラブストーリー『画皮 まやかしの恋』の続編、中国全土で大ヒットを記録した『妖魔伝 –レザレクション-』も公開される。また『TAICHI/太極 ヒーロー』、『画皮 まやかしの恋』に出演し、大阪アジアン映画祭クロージング作品『二重露光〜Double Xposure〜』でファン・ビンビンと共演した中国人気ナンバーワン俳優フォン・シャオフォンの魅力にも触れることのできる絶好の機会だ。

華麗な新感覚アクション、さらに幻想的で美しさを極めたラブストーリーと中華圏映画ならではの最新エンターテイメント3本をぜひ楽しんで!

太極0 main.jpg 

『TAICHI/太極ゼロ』 "太極1従零開始"(2012年 98分)
 製作総指揮・原作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
 製作・監督:スティーブン・フォン「ジェネックス・コップ」
 出演:ユエン・シャオチャオ、 アンジェラベイビー、 レオン・カーファイ、 エディ・ポン

 

実在の武術家、揚式太極拳の創始者、揚露禅(ようろぜん)の若き日の闘いを描く新感覚カンフー・アクション。2008年北京オリンピック武術トーナメント・金メダリストの新人ユエン・シャオチャオが、天賦の才能に恵まれ、額にある肉芽を押すと無敵の戦士になる一方、肉芽が黒く変色すると死に至る主人公揚を初々しく表現。揚は生き延びるため陳家拳を学ぼうと秘境の果てにある陳家溝へやってくるものの、よそ者には教えられないと村中から白い目で見られ、陳の娘、玉娘(アンジェラベイビー)や村民にもやりこめられてしまう。アンジェラベイビーが披露する可憐なカンフーアクションや、素性がバレないよう変装しながら揚を見守る陳を演じるレオン・カーファイ、珍しく悪役にチャレンジの大阪アジアン映画祭でもお馴染み(『聴説』、『LOVE』)のエディ・ポンなど、見どころいっぱい!村人たちとの闘いではアニメーションも交え、ロックテイストのある展開が楽しい。サモ・ハン・キンポーがアクション監督を務めたのも話題になった大ヒットアクション映画だ。
   
太極ヒーローmain.jpg

『TAICHI/太極ヒーロー』”太極 2 英雄崛起”(2012年 100分)
 製作総指揮・原作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
製作・監督:スティーブン・フォン「ジェネックス・コップ」
出演:ユエン・シャオチャオ、 アンジェラベイビー、 レオン・カーファイ、 エディ・ポン、フォン・シャオフォン

『TAICHI/太極 ゼロ』で見事線路建設を企む方(エディ・ポン)らの陰謀から陳家溝を守った楊(ユエン・シャオチャオ)。しかし村人と対戦するうちに陳家拳の技を身に付けた楊は、技を盗んだと罪に問われ処刑を言い渡される。玉娘(アンジェラベイビー)は自分と結婚することで楊はよそ者でなくなると主張。玉娘と結婚した楊は晴れて陳家拳を教えてもらえる立場となったのだが・・・。父親と対立していた玉娘の兄役に中国のライジングスター、フォン・シャオフォンが登場。父子の葛藤を表現し、前編にはない物語の奥行を出している。虎視眈々と反撃の準備を重ねていた方(エディ・ポン)との再対決や、夫婦となった楊と玉娘の関係など、格闘家としても人間としても成長を遂げていく楊はユエン・シャオチャオ自身の成長とも重なる。精悍な風貌といい、キレのいいアクションといい、まさに「第二のジェット・リー」ユエン・シャオチャオをお見逃しなく!


妖魔伝main.jpg 
『妖魔伝-レザレクション-』 ”画皮2”(2012年 131分)
 製作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
 監督:ウー・アールシャン
 出演:ジョウ・シュン、 ヴィッキー・チャオ、 チェン・クン、ヤン・ミー、フォン・シャオフォン

前作『画皮 まやかしの恋』で人間に恋をし、救ってしまった罪で500年間氷地獄に封印されていたキツネの妖魔、小唯(ジョウ・シュン)。彩雀の妖魔、雀児(ヤン・ミー)に助けられ、人間の心臓を食べながらその美を保ち続けていた。小唯は本当に人間になるためには、心臓を自ら差し出す人間に出会わなければならないが、小唯は顔に傷を負って仮面をまとった美しい靖公主(ヴィッキー・チャオ)に助けられ、靖公主の弱点を掴んで目的を達成しようとする。

前作以上に妖艶さと幻想的な美しさで魅了する本作。キャスティングも前作同様ジョウ・シュン(『クラウドアトラス』)、 ヴィッキー・チャオ(『レッドクリフ』シリーズ)、 チェン・クン(『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 )の3人が競演する他、人気上昇中の若手女優ヤン・ミーやフォン・シャオフォンがミステリアスなストーリーの中で、少し気が休まる微笑ましくコミカルなやりとりを見せ、物語のアクセントになっている。見た目の美か、心か、愛する人の心を得るための女心を利用した策略や悲劇が、感動的な愛の物語に昇華する大人のファンタジーロマンス。ジョウ・シュンとヴィッキー・チャオの火花散る美の競演は本当に見もの!


2013夏の中華大傑作映画まつり 特設サイトはコチラ

 (C)2012 All Rights Reserved By Huari Brothers Media Corporation

kankokuzyosei.jpg

 2009年12月にシネ・ヌーヴォXで開催された『韓国女性監督特集』から4年、この夏再びシネ・ヌーヴォXで韓国女性監督の個性豊かな作品に出会える!

8月17日(土)からシネ・ヌーヴォXで3週間に渡って行われる『韓国女性監督映画特集2013』で上映されるのは3本。

まずは、ベテラン韓国女性監督イム・スルレによる、ひょんなことから年老いた牛と旅をする羽目となった女性の出逢いと別れを描いた『牛と一緒に7泊8日』。

妊娠が発覚した非婚カップルが選んだ道は・・・ソウル国際女性映画祭他で絶賛された等身大の韓国新世代チミン監督によるドキュメンタリー『2LINES あるカップルの選択』。

そして、2001年山形ドキュメンタリー映画祭上映以来13年ぶりに日本語字幕版が完成。「アジアのピカソ」と呼ばれる画家シン・スンナムの大作「レクイエム」に悲劇を再現した歴史的価値のあるドキュメンタリー、『空色の故郷』。

公開第一週、第二週の週末には、『空色の故郷』キム・ソヨン監督、『2LINES あるカップルの選択』チミン監督によるトークやトークセッション、舞台挨拶も予定されている。女性ならではの感性や時には赤裸々にさらけだす力強さなど、個性豊かな3作品を楽しむ貴重な機会だ。


韓国女性監督映画特集2013 上映作品紹介、スケジュールはコチラ

 

オダサク.jpg

今年10月で生誕百年を迎え、「オダサク」の名前で親しまれた大阪出身の小説家、織田作之助と、同時代の作家たちの映画化作品を集めた特集上映『生誕百年記念 織田作之助と仲間たち 』が、7月20日(土)~シネ・ヌーヴォで開催される。

織田作之助の代表作を森繁久彌、淡島千景の名演で魅せる傑作、『夫婦善哉』をはじめ、彼が原作を手掛けた上映可能な全6本がラインナップ。またオダサクと同時代の無頼派の仲間である坂口安吾、太宰治や、文壇仲間の林芙美子、オダサクと共に同人誌「辻馬車」に携わった仲間や先輩の藤澤恒夫、長沖一、秋田實原、オダサクと交遊のあった映画監督川島雄三とその弟子、今村昌平、そしてオダサクの妻、織田昭子原作の作品も上映される。さらには、オダサクが影響をうけたドストエフスキー原作の『カラマーゾフの兄弟・完全版』やスタンダール原作の『赤と黒』も上映。バラエティーに富んだラインナップで、織田作之助の生誕百年と映画とのかかわりを体感できる特集だ。

下記トークショーも開催予定。

・7/20(土)14:05『船場の娘より 忘れじの人』上映後 ゲスト:金秀吉さん(映画監督)

・7/27(土)14:35『夫婦善哉』上映後 ゲスト:河内厚郎さん(文芸評論家、宝塚映画祭実行委員長)


生誕百年記念 織田作之助と仲間たち@シネ・ヌーヴォ 上映作品紹介、スケジュールはコチラ

 


shiwa-main.jpg 梅田ブルク7が29日にリニューアルし、コミック、アニメ、小説、ゲームなど様々なジャンルを融合させたシアター・ミュージアムとして生まれ変わった。
シックな上質空間の装いをみせる7階ロビー中央には大型ビジョンを設置するほか、ハリウッドから第一線の特殊メイクアップ・アーティストを招いて、特殊メイクの実演&体験する「ユニバーサル・サイト」を設置。物販コーナーは「ショールームサイト」として生まれ変わり、従来のブルク作品関連の商品販売に加え「ここだけでしか買えないオリジナル商品」の販売も行っている。 また、「アニマリアル・プロジェクト」では、アニメの世界をリアルに再現するコーナーとして人気を博している。

 ジャポニスタ・メディアートとして映像を演出する半円形のミュージアム・ステーションを設営し、原画やシーンカットなどが見られる「ギャラリー・ウォール」や、関東で人気の「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」も併設している。今後は、ライヴ感あるイベントを目指して、声優と触れあえるイベントも企画中だ。観るだけではない楽しみが満載の梅田ブルク7に、ぜひ一度足を運んでみてほしい。


 リニューアル記念上映として、三鷹の森ジブリ美術館配給映画『しわ』が現在絶賛公開中だ。スペインで公開されるや社会的に大きな反響を呼び、スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で最優秀アニメーション賞と最優秀脚本賞を受賞した手書きアニメーションによるヒューマンドラマ。認知症がひどくなり、老人ホームに入居した主人公とその老人ホームで暮らす老人たちの日々を描き、認知症はファンタジーとも感じられるような独特な現象をアニメーションならではのタッチで軽やかに表現している。ユーモアを交えながら、老いの中での人間の尊厳や愛について問いかける感動作をぜひお見逃しなく!

『しわ』公式サイト ⇒ http://www.ghibli-museum.jp/shiwa/