「AI」と一致するもの

lorax-go.jpg『ロラックスおじさんの秘密の種』子供用Tシャツプレゼント!

東宝東和提供

・募集人員:オリジナルTシャツ キッズサイズS・L 各1名様
・締切:2012年10月14日(日)
・公式サイト⇒ senden@starcastjapan.jp

この世から緑がなくなったらどうなるだろう?新鮮な空気も水も衣食住のすべてが人工的なものとなり、心の潤いもなくなってしまうに違いない。そんな世界を、アメリカのベストセラー児童作家ドクター・スースの原作『Dr. Seuss' The Lorax』をベースに描かれたのが『ロラックスおじさんの秘密の種』。かつては美しい自然に恵まれ、様々な動物たちと共生していた豊かな世界だったのを、人間のエゴで破壊されたという。子供向けアニメの作りにはなっているが、テーマはエコの観点に立った奥深いものがある。人間だけの都合で自然の摂理を狂わせてはならないという、強いメッセージが込められている。鮮やかな色彩と可愛らしいキャラクターに魅了されながら、親子で楽しめる作品となっている。

<ストーリー>──────────────────────────────────────────────────────
lorax-2.jpg少年テッドの住む世界は、本物の木が一本も生えないほど環境が悪化してしまった世界。ただ彼の住む街の中だけは、街の実力者オヘアにより環境をコントロールされ、空気もきれいなすべてが人工の街。ある日、テッドは、好きな女の子の気をひくために未だ目にしたことのない本物の木を手に入れる決意をする。その手がかりを得るためにおばあちゃんから教えてもらった、今は荒廃した街の外にひとりぼっちで住む老人ワンスラーに会いに行く。家から一歩も出てこず姿を見せないワンスラーから聞かされたのは、豊かな色とりどりの木が生え、かわいい動物たちがいたかつての世界、そして不思議な森の住人・ロラックスおじさんのお話。ロラックスおじさんが戻ってくるときこそ、本物の木を手に入れることのできる時だと。そして、ロラックスおじさんを戻ってこさせる唯一の方法は、ワンスラーの手元にある秘密のひと粒の種をテッドの住む街の中心にまくことしかないと教えられる。しかし、なぜかオヘアがそれを阻止しようとする。なぜオヘヤは邪魔するのか?果たしてテッドは種の争奪戦を乗り越え、ロラックスおじさんに遭うことができるのか?そして、本物の木を手に入れ、好きな女の子とともに世界を緑いっぱいに戻せるのだろうか?


lorax-pos.jpg原題:『Dr. Seuss' The Lorax』
プロデューサー: クリス・メレダンドリ 『アイス・エイジ』シリーズ、『怪盗グル―の月泥棒』
監督:ピエール・コフィン&クリス・ルノー 『怪盗グル―の月泥棒』
日本語吹替:志村けん、志村けん、トータス松本、宮野真守、山寺宏一、京田尚子、LiLiCo、しずくちゃん
2012年/アメリカ ©2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト⇒ senden@starcastjapan.jp
© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

2012年10月6日(土)~TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー

sizukanisine-s550-2.jpg『そして友よ、静かに死ね』インタビュー

ゲスト:ディミトリ・ストロージュ(主役エドモンド(通称モモン)の若い時代を演じる)
(2012,6,21 ホテルパラス東京にて)

sizukanisine-1.jpg(原題:Les Lyonnais)
(2011年 フランス 1時間42分)
監督:オリヴィエ・マルシャル
原作:エドモンド・ヴィダル『さくらんぼ、ひとつかみで』
出演:ジェラール・ランヴァン、チェッキー・カリョ、ダニエル・デュヴァル、ディミトリ・ストロージュ、オリヴィエ・シャントロー
2012年9月15日(土)~銀座テアトルシネマ、9月22日(土)~テアトル梅田、シネ・リーブル神戸 ほか全国順次公開
・公式サイト⇒http://soshitetomoyo.com/
・作品レビューはコチラ
(C)2010 LGM FILMS GAUMONT FRANCE 2 CINEMA HATALOM RHONE-ALPES CINEMA

 実在のギャング、エドモンド・ヴィダルの自伝『さくらんぼ、ひとつかみ』を基に、現代のフィルムノアールの旗手オリヴィエ・マルシャル監督(『あるいは裏切りという名の犬』)が、男の友情と裏切りをテーマに、時代を活写しながら描出。元警官だった監督が描く裏社会は、その豊富な経験と知識と人脈によって、作品の細部に至るまでリアリティがあり、目にも心にも迫るものがある。

 特に本作は、‘70年代、血で手を汚すことなく次々と銀行強盗を成功させた実在の人物を主人公に、栄光と挫折の青春時代と、引退後の静かな生活を揺るがす過去からの因縁に対峙する現代とに分けて、信条としてきた義理人情に苦悩する人間ドラマを見事なまでに構築している。

 ふざけて店先のさくらんぼを一掴み盗んだことから、犯罪者として生きる羽目になってしまった主人公エドモンド(通称モモン)。ロマとして差別され続けた生い立ち。そんな彼を助け友情を育んだセルジュの存在。人生に落とし前を付けようとする男の背中に漂う哀愁……まさに‘60年代のフィルムノアールを彷彿とさせる逸品。

本作の主人公(モモン)の若い時代を演じたディミトリ・ストロージュ氏が、第20回フランス映画祭参加のため来日し、インタビューに応じてくれた。


sizukanisine-s1.jpg――― 1960年代のフィルムノアールのような作品でしたが、最初に脚本を読んでどう思われましたか?
最初受け取った時一大巨編の長いバージョンだったのですが、それをむさぼるように2時間で一気読みしてしまいました。この作品の主役級のオファーを受けていましたので、とても興味を持って読みました。これほどいい作品に出会える機会はそうはないと思いました。

――― マルシャル監督は、「実在の人物に似せて撮るより、若い俳優たちのエネルギーを撮ろうとした」と述べておられますが、どのような演技指導があったのでしょうか?
先ず監督と話し合い、次に晩年を演じたジェラール・ランヴァンが加わり3人で協議して、実在の人物の若い時代と晩年の時代のそれぞれのエボリューションをどのように繋いでいくかを考えました。そして、外見を似せることも大事ですが、ジェラールはフランスではとても有名な俳優で、彼の若い時の顔はあまりにも知られていますので、むしろ彼に似せるより、彼の方が若い時代の私に似せるという手法で撮影されました。

普通の映画だったら、ジェラール・ランヴァンとチェキー・カリョという二大スターを中心に映画を構築していくと思いますが、オリヴィエ・マルシャル監督は、敢えて‘70年代の若いギャングたちの栄光と挫折という、丁度上り詰めていくエネルギッシュな時代を先に撮ったのです。この映画は、若い時代と人生の老境にさしかかる時代という二つのパートに分かれています。若い時代を先に撮ることで、それらをベテラン俳優たちも見て、自分たちの役柄を構築していったのです。エネルギーというキーワードは、エドモンド一派が初めて組織だった強盗団を作り、それはもう鮮やかな手法で、逮捕される直前などはアドレナリン全開で、神々に祝福されているような気分だったそうです。

sizukanisine-s2.jpg――― 撮影現場に本物のエドモンドさんが毎日のように来られていたようですが、プレッシャーは?
プレッシャーはなかったです。彼の場合は見張っているというより、見守ってくれているような感じでした。彼は、この映画は実話をベースにしているがフィクションであることもよく理解してくれていました。彼の助言で訂正されたのは3回くらいで、とてもありがたいものでした。むしろ分からないことがあった場合にはいつでも聞ける状態でしたので、安心して演技することができました。

――― 今回セリフの少ない役でしたが、そんな中であなたの眼差しがとても印象的でした。演技上工夫したことや、特に意識したことは?
実在のエドモンドさんはとても口数の少ない人で、彼の存在感やカリスマ性というのは、そうした寡黙さに起因していると思います。確かに役者ですから、セリフの量にかかわらずあらゆる状態でも存在感を示す必要があります。今回は特に、セリフのない状態でも、少ないセリフを言う時でも、その人物像や物語を表現する必要があり、とても興味深い役だと感じました。

――― 監督がTVであなたを見てびっくりしたと仰ってましたが、どんな役だったのですか?
‘80年代の実在のテロリス集団のドラマで、そのテロリストのひとりを演じていました。そのドラマはマルシャル監督の友人が撮ったものでしたので、それでご覧になったのだと思います。本作の前にも企画があったのですが実現できず、今回初めてマルシャル監督と一緒に仕事させて頂くことになりました。

sizukanisine-s3.jpg――― 今後どのような役をやりたいですか?
すべて!(笑) この後の作品はクリスマスに家族で見るような娯楽作品で、今回の役とは対称的な善良な役柄です。またギャングスターの映画にも出る予定です。勿論ラブストーリーも含めて、ミュージカルにも出てみたいし、チェーホフの『かもめ』の舞台にも出たことがありますので、舞台にも積極的に出演したいです。

――― 本作は日本の任侠映画のような「義兄弟の友情と裏切り」のお話ですね。ヨーロッパではフランス人が一番その悲哀を共感できるような気がしますが・・・?
確かにそうかも知れません。言われるように「義兄弟の友情と裏切り」というのも重要なポイントですが、アラン・ドロンの『サムライ』のような一匹狼の殺し屋の作品もあります。フィルムノアールというジャンルにおいて、オリヴィエ・マルシャル監督は確固たる映画作家ですので、それに相まってフランスではとてもよく受け入れられました。この映画に出演できて、本当に幸運だったと思っています。

――― 日本でも、ジャン・ピエール・メルヴィル監督やジャック・ベッケル監督などの大ファンが多いので、この作品も大いに受け入れられると思います。オリヴィエ・マルシャル監督にもよろしくお伝えください。
(日本語で)「ありがとう」


sizukanisine-2.jpg 作品の中のエドモンド同様、物静かな雰囲気のディミトリ・ストロージュ氏。言葉の端々に、晩年を演じたジェラール・ランヴァンや監督に対する敬意が滲み出ていた。こうした彼の謙虚で思慮深い佇まいに接してみて、ジェラール・ランヴァンに外見的にはあまり似ていない彼をマルシャル監督が起用した理由がよく理解できるようだった。
(河田 真喜子)

 

gumou-s500.jpg『グッモーエビアン!』舞台挨拶レポート

gumou-1.jpg監督・脚本:山本透 脚本:鈴木謙一 音楽:葉山たけし
出演:麻生久美子 大泉 洋 三吉彩花 能年玲奈 竹村 哲(SNAIL RAMP) MAH (SHAKALABBITS)/ 塚地武雅  (ドランクドラゴン)  小池栄子 土屋アンナ(友情出演)
原作:吉川トリコ『グッモーエビアン!』(新潮文庫刊) 
12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー!
公式サイト⇒ http://gme-movie.com/
(c)2012『グッモーエビアン!』製作委員会

■完成披露試写会 詳細
【日 程】9月5日(水)13:00~
【場 所】スペースFS汐留(港区1-1-6 汐留FSビル3F)
【登壇者】麻生久美子、大泉洋、三吉彩花、山本透監督

家族の数だけ、家族の形があっていい―。
  大切な誰かを持つ、すべての人へ。新世代の家族ムービー!

舞台挨拶には、アキ役、麻生久美子さん、ヤグ役の大泉洋さん、ハツキ役の三吉彩花(みよしあやか)さんと、豪華キャストと山本透監督が登壇!出産後初めての公の場である麻生久美子さんは「1度母親役はありましたが、撮影中にお腹に子供がいたのは、この作品しかありませんので、特別な物になりました。」と作品への心境を話されました。

麻生さんとW主演を務めた大泉洋さんに「元パンクロッカーということで、パンクを歌う経験がなかったということですが」という質問に対して「歌の練習は結構やりましたね。ロックということでがなる感じで歌わないといけないことが大変でした。僕こう見えてガラスのボイスなんです(笑)」とコメントすると、会場は大爆笑。終始大盛り上がりの舞台挨拶になりました。


gumou-s2.jpg―――挨拶をお願いします。
麻生:今日は一般のお客様に初めてご覧頂くということで、みなさんに気に入って頂ければ嬉しいです。
大泉:今回パンクロッカーという役だったんですが、僕の血にパンクが流れていないので、ムード歌謡でダメですかと監督に言ったんですが(笑)ロックじゃないと、ということで頑張りました。魅力をたくさん見てもらいたいです。

―――ご出産おめでとうございます。久しぶりの舞台挨拶だと思いますがいかがですか?
麻生:1度母親役はありましたが、撮影中にお腹に子供がいたのは、この作品しかありませんので特別な作品になりました。(お腹に子供がいる時だからこそ)セリフで言いたくない言葉があって、それを言わないといけない時は、少し気持ちが落ち込みました。

gumou-s1.jpg―――今回の作品は熱望されたと聞きましたが、最初に脚本を読んだ時の印象は?
大泉:とにかく本が面白くて素晴らしかったので、ぜひやりたいと思ったんですが、なかなかスケジュールが合わなかったり、監督が違う作品に入りはじめたりして、もう撮れないんじゃないかと心配しました(笑)最後の最後にピタッと合った時は奇跡かと思いましたね。

―――麻生さんも、大泉さんも元パンクロッカー役で、ギターやパンクを歌う経験がなかったということですが。
麻生:頑張りたいという気持ちはあったんですけど、子供がお腹にいる中での練習だったので、気持ち悪い事が多くて…。今映画を観ると「もっと練習できたんじゃないか」とか「もっと上手くできたんじゃないか」と後悔します。大泉さんのパンク姿はかっこよかったです。
大泉:歌の練習は結構やりましたね。ロックということで、がなる感じで歌わないといけないことが大変でした。僕はこう見えてガラスのボイスなんです(笑)あまり声を出しすぎて潰れたら撮影に影響するので、調整していましたね。

gumou-s3.jpg―――役を演じる上で意識したところは?麻生さん、大泉さんとの共演はいかがでしたか?
三吉:ライブのシーンは鳥肌が立ってしまうほどすごかったです。麻生さんは本当のお母さんみたいで、優しくしてくれました。大泉さんは、面白い話をたくさんしてくれて現場でも笑いがたえなかったです。ハツキは大きな声を出すシーンが多い役だったのですが、自分はテンションが上がったりあまりしないので、自分を捨てて体当たりで頑張りました。撮影した時はハツキと同じ15歳だったので、等身大で演技できたかなと思います。
大泉:かわいいねぇ
三吉:大泉さん「三吉彩花よりかわいいと言われるのを目指している」と言ってましたね。
大泉:そうだよ。僕もかわいいキャラだから、負けないよ。(一同大爆笑)

―――キャストのみなさんへの役作りはいかがでしたか?
監督:キャラクターを気に入ってくれていたので、内面もわかってくれていてラクでした。撮影が進む間にどんどん家族らしくなっていって毎日楽しかったです。麻生さんも大泉さんもロックに縁がないということでしたので、昔のロックバンドの映像を見てもらったりしましたね。

gumou-s4.jpg―――最後に一言
麻生:私たちが演じた家族は、みなさんから見たら変わった家族に見えるかもしれませんが、家族はいろいろな形があっていいと思っています。改めてこの作品を見て、家族や友達などが周りにいてくれて「ありがとう」と思いました。
みなさんにも何かしら考えてもらえればいいなと思います。そして少しでも気に入って頂ければ、お友達にも勧めて頂ければ嬉しいです。
大泉:自然と涙がこぼれてくる素晴らしい作品です。とてもやりたいと思った作品はなかなかないので、今回やることができて嬉しかったです。血がつながっている家族より血がつながっている家族みたいにみえるセリフも1つ1つ心に残ると思います。とにかく三吉彩花が素晴らしいです(笑)
三吉:なんかプレッシャーを感じましたが(笑)この作品で感じることが多かったので、言葉にすることは難しいのですが、いろいろな家族の方に共感して頂けると思います。温かい気持ちになって頂きたいです。
監督:優しい映画を作りたいと思っていました。脚本を書いてから5年ぐらい経っていて、その間にいろいろなことがあったんですが、この映画を通して1人でも多くの人に、この想いが届けばいいなと思います。


★あらすじ
gumou-2.jpgキ(麻生久美子)と15歳のハツキ(三吉彩花)は親子で二人暮らし。かつてはパンクバンドのギタリストで、17歳でハツキを産んだアキとしっかり者の娘・ハツキは対照的だが、まるで友達のように仲がいい。ある日、二人の元へ、2年近く海外を放浪していた自由人・ヤグ(大泉洋)が前ぶれもなく帰ってきた。
アキと一緒のバンドでボーカルだったヤグ。自分の子供ではないが、アキのことが昔から大好きだったヤグとアキはハツキが産まれる前から一緒に住んでいた。しかし、思春期のハツキには本当の父親ではないヤグの奔放な行動に苛立ってしまう。
友達のトモちゃんは羨ましがるけれど、ヤグのいい加減さやそれを笑って許してしまうアキをなかなか素直に理解できない。そんな中、親友だったトモちゃんと喧嘩し、そのまま彼女は転校してしまう。それをきっかけにハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去にあったある出来事を知ることになるー。

 

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sandaieigasai2012.jpgカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭で選び抜かれた極上の日本未公開映画を一挙上映する「三大映画祭週間」。関西では9/8(土)よりシネリーブル梅田で、9/22(土)より元町映画館で開催される。

フランソワ・オゾン監督の最新作『ムースの隠遁』や、タイトルを聞いただけで興味をそそられる『気狂いピエロの決闘』、イタリア首相アンドレオッティを描くカンヌを驚愕させた政治ドラマ『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』など、幅広いジャンルの日本未公開ヨーロッパ映画を一挙に堪能できる貴重な機会だ。 


「三大映画祭週間2012」公式サイトはコチラ

「三大映画祭週間2012」上映スケジュールはコチラ

映画ニューストップへ

tarukofu.jpgロシアを代表する映像作家、アンドレイ・タルコフスキー。自由を求めて辿りついたパリにて54歳で客死したタルコフスキーの全作品を一挙に上映する「タルコフスキー生誕80周年記念映画祭」が9/8(土)より梅田ガーデンシネマで、以降元町映画館、京都シネマで開催される。水、雨、光など自然を駆使した抒情的な作風により映像の詩人と呼ばれるタルコフスキーの世界を是非スクリーンで体感してほしい。

<上映作品>

『ローラーとバイオリン』(1960年/カラー)
1960年ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位

『僕の村は戦場だった』デジタルリマスター版 (1962年/モノクロ)
1962年ヴィネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞
サンフランシスコ国際映画祭監督賞

『アンドレイ・ルブリョフ』(1967年/モノクロ&カラー)
1969年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞

『惑星ソラリス』デジタルリマスター版(1972年/モノクロ&カラー)
1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他

『鏡』(1975年/カラー)

『ストーカー』デジタルリマスター版(1979年/カラー)

『ノスタルジア』(1983年/カラー)
1983年カンヌ国際映画祭創造大賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニック賞

『サクリファイス』(1986年/カラー)
1986年カンヌ国際映画祭審査員特別大賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニック、芸術特別貢献賞


「タルコフスキー生誕80周年記念映画祭」公式サイトはコチラ

「タルコフスキー生誕80周年記念映画祭」梅田ガーデンシネマ上映スケジュールはコチラ

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『毎日がアルツハイマー』舞台挨拶、関口祐加監督インタビュートはコチラ

(C)2012 NY GALS FILMS

 

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『最強のふたり』ティーチイン レポートはコチラ

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『最強のふたり』ティーチイン レポート
ゲスト:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ、共同監督

saikyouno-1.jpg(原題:Intouchables)
(2011年 フランス 1時間53分)
共同監督・脚本:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、オドレイ・フロール、アンヌ・ル・ニ
配給:ギャガ 共同提供:WOWOW
2012年9月1日~TOHOシネマズ (シャンテ、梅田、なんば、二条、西宮OS)、OSシネマズミント神戸 他全国順次公開
・作品紹介⇒こちら
・公式サイト⇒ http://saikyo-2.gaga.ne.jp/
©2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

★第24回東京国際映画際・グランプリ(東京サクラグランプリ)
            ・主演男優賞W受賞(フランソワ・クリュゼ、オマール・シー)
★セザール賞 全9部門ノミネート・主演男優賞受賞(オマール・シー)
★リュミエール賞 主演男優賞受賞(オマール・シー)

 こんなに笑って感動して泣ける映画に出会えるなんて!人生はまだまだ楽しみに満ちている、と生きる活力が湧いてくるようだ。9月1日から公開される『最強のふたり』は、実話をベースにしたユーモアあふれる感動作。事故で全身麻痺となった富豪フィリップとスラム出身で前科のある黒人青年ドリスは、何もかもが対称的で出会うはずのないふたりだったが、不協和音を立てながらも、いつしか本音の部分で強い絆で結ばれる。
 何がこの二人を繋ぎ合せたのだろうか……その謎は、二人の行動や言葉のひとつひとつに注目してみると、毒もあるが愛もあることに気付く。いつも本音で屈託なく入り込んでくるドリスを黒人俳優のオマール・シーが躍動的に演じる一方、体の不自由なジレンマを抱えながらも優しい笑みで理性的に応えるフィリップを、『唇を閉ざせ』や『PARIS(パリ)』のフランソワ・クリュゼが品よく演じて、まさに見事なコンビネーションを示している。
*猛暑続きの日本でも多くの方に見て頂いて、心満たされる感動で夏バテを払拭してほしいものです。

saikyouno-2.jpg【STORY】大統領官邸近くのサントレノ地区にある屋敷で多くの介護人に支えられて生きるフィリップは、ジェット機を所有しクラシック音楽や絵画や詩を愛するセレブ。だが、事故で全身麻痺となり、最愛の妻も亡くす。不採用通知3つで出る生活保護手当を目的で新しいヘルパーの面接にやってきたドリスは、スラムの集合住宅に住み前科もある黒人青年。体の不自由なフィリップに対して同情も遠慮もしなければ容赦もない。まわりの心配をよそにそんなドリスを採用し、ちくはぐなコンビ生活が始まる。それは、静かで調和に満ちた生活から一変し、躍動感あふれる活気ある生活となっていった。


6/21(木)より開催された『20thアニバーサリー フランス映画祭』でオープニングを飾った『最強のふたり』。本作の監督と脚本を務めたエリック・トレダノ監督とオリヴィエ・ナカシュ監督が来日し、上映後に観客とのティーチインを行った。

日時:6/21(木)20:00
場所:有楽町朝日ホール
登壇者:エリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督

saikyouno-di-3.jpgMC:満席の会場のお客様に一言お願いします。
エリック監督:皆様にこうして映画を見ていただくことができて大変感動しております。会場の隅で、皆さんの反応を見ておりましたが、すごく楽しんで見て頂いたので胸が熱くなりました。
オリヴィエ監督:何度観ても感動する映画ですね~(笑)。フランスから遠く東京に来て、皆さんに泣いて笑ってもらえて、とても名誉に感じております。

━━━この映画は実話を基に作られたそうですが、経緯を教えて下さい。
オリヴィエ監督:2003年に、(映画のモデルになった2人の)テレビドキュメンタリーを夜、2人でホテルで見ていたんです。私たちは、実際に、普通は出会わないような2人が出会う、そのドキュメンタリーにとても感動したんです。これまでに3本エリックと一緒に撮った長編があったんですが、この話を僕らの4作目にしようと決めました。本当に可能性がある映画だと思ったんです。

━━━モデルとなったお2人は、この映画を観ましたか?
エリック監督:もちろん。完成し、一般の人に試写をする前に、真っ先に見てもらいました。全身麻痺のフィリップのモデルの方は「両手で拍手をしたいです!?」とジョークを言い、ドリスのモデルになったアルジェリア人の方は「僕って本当は黒人だったんだ~!?」と言っていました(笑)。二人とも、この映画をとても気に入ってくれて、我々にとっても、彼らにとってもとても感動的な時間でしたね。

saikyouno-di-2.jpg━━━アルジェリア人を黒人俳優にした理由は?
オリヴィエ監督:黒人俳優のオマール・シーとは大分前から一緒に仕事をしております。モデルとなったアルジェリア人もオマールも移民の第二世代ですので、違和感はありませんでした。そもそも、オマールのために書いた脚本なのです。

━━━フランソワ・クリュゼの起用は?
オリヴィエ監督:オマール・シーはTVでは人気者ですが、映画界ではあまり有名ではありません。一方、フランソワ・クリュゼの方は、舞台や映画や作家活動など大変に有名な俳優ですので、そのギャップがこの役にピッタリだと思ったのです。彼に演じてもらって本当に良かったです。

saikyouno-3.jpg━━━主演2人の掛け合いはとても面白く感動しました。実際のモデルに忠実な部分、脚色した部分を教えて下さい。
エリック監督:二人が出会う面接のシーンで、生活保護申請の書類にサインをもらいに来たとか、二人とも女性好きというエピソードは実話です。絵画のくだりや、オペラを観に行って「木が歌ってる!」というシーンはコミカルに見せるための創作です。二人の間のユーモアや辛口なやりとりは実際のものに少しだけシナリオを加えてより感動的にしました。オマール・シーの方が実物よりダンスがうまいですよ(笑)

saikyouno-di-1.jpg━━━日本のフランス映画のイメージはアラン・ドロンの映画のようなイメージですが、この映画は人種問題などフランスの実状がリアルに描かれてますね?
オリヴィエ監督:今、ヨーロッパは経済危機など、さまざまな問題を抱えています。かつてのヒーロー像は美男だとか超人的で人間離れしたものが多かったが、今の人々に受けるヒーロー像は、リアルで普通の人間なんです。本作の主人公2人は、障害や移民の問題で社会から排除された人間です。誰もそういう境遇になりたくないと思っているが、その「怖い」とか「不安」という気持ちの上に「笑い」を入れることで、彼らがリアルなヒーローに見えてくるんです。それがフランスだけでなく世界でヒットしている理由ではないかと思います。

━━━とても面白くて大笑いしましたが、撮影中もそうでしたか?
エリック監督:撮影中はとても寒かったので、あまり笑う気にはなれませんでした(笑)

━━━ハートウォーミングな作品の割にシンプルな音楽だったが・・・?
オリヴィエ監督:喜劇と悲劇の間にあるような物語なので、ベースにあるのは、身体障碍者と社会から外れた役なので、あまり大げさな曲ではなく、削ぎ落としたようなシンプルな曲にしてもらいました。

saikyouno-di-4.jpg━━━2人で監督するのはどういう感じでしょうか?葛藤とかありましたか?
エリック監督:そうなんです。ほとんど僕一人で作りました(笑)
オリヴィエ監督:いえ、作ったのは僕です。彼はコーヒーを入れただけでした(笑)
 エリック監督:意見は常に食い違い、撮影中は死闘を繰り広げ、ボクシングでなぐり合い、負けた方は目の周りが黒くなり、腕も動かない状態でした(笑)
それは冗談ですが、思春期のころから二人とも映画が大好きで、情熱を分かち合ってきました。4本も一緒に映画を撮っていますので、これからも一緒に映画を作っていきたいと思っております。もう次の計画もありますよ!


お二人とも観客の質問に、茶目っ気たっぷりのユーモアを交えながら答えては、映画同様、最強のコンビネーションで観客を楽しませ会場を沸かせていた。フランス映画祭で観客賞を受賞している。
                                                             (河田 真喜子)

[『最強のふたり』はフランスで2011年興収No1、フランス映画史上歴代2位となったメガヒット作。ドイツ、オーストリア、韓国などでも大ヒットを記録し、各国でフランス映画歴代No.1の興収を樹立し、9月1日の日本公開にも期待が高まっている。]

 

maial-s1.jpg【STORY】 ひろこさんは認知症。娘のカメラを通した日々の暮らしは、愛しくてチャーミング。でも・・・ちょっと「お~っと!」な親子関係が紡がれていきます。関口祐加監督が自らカメラを回し、2年半にわたって記録してきたアルツハイマーの母との暮らしの動画です。せきぐち家の『毎アル』な日々をお楽しみ下さい。
7月14日(土)~ ポレポレ東中野/銀座シネパトス/横浜ニューテアトル夏休みモーニング・ロードショー!

公式サイトはコチラ

『毎日がアルツハイマー』作品レビューはコチラ

長編動画『毎日がアルツハイマー』の初日舞台挨拶が、7月14日(土)銀座シネパトスにて行われ、関口祐加監督に登壇頂き、本作の成り立ちやアルツハイマー病についてのご自身の考えなどを伺いました。

また、舞台挨拶では、本作にも出演している関口監督の息子・先人くん、姪っ子・樹子ちゃんも登壇し、監督に花束を贈呈し、本作の劇場公開を祝福した。
(写真左より、樹子ちゃん、関口祐加監督、先人君)


関口  『毎日がアルツハイマー』は、母がアルツハイマーになったからカメラを向けたのではなくて、アルツハイマーになった母が、すごく良いなと思ったからなんです。良妻賢母で硬い考えを持っていた母が、アルツハイマーの力を借りることによってすごく軽くなって、自分に正直に喜怒哀楽を出すようになった。アルツハイマーになった母が、人間としてすごく良いなと思って、それで母にカメラを向けたいと思いました。ドキュメンタリーの監督は、常に魅力的な被写体を探しています。本当に身近なところに、こんなに素敵な被写体がいたんた!という気持ちが強くて母にカメラを向けました。

関口 私は介護の専門家ではないので、最初に母がアルツハイマー病だと言われたときは、認知症の「に」の字も分からなかった。そうだろうなと思っていても、実際医者に言われると、焦りましたしパニックにもなりました。しかし、そんな私に何が助けになったかというと、自分が知らないことをオープンにして地域包括センターなどに助けてもらったこと。実は映画にしているくらいですから私は母のことをちっとも恥ずかしいとは思っていないんです。一番辛いのは母だと思っているので、母の気持ちをなんとか楽にできるように、色々な方に助けていただく。オープンにすることで、たくさんの人が助けてくれる。一人で抱え込まないことはとても大切だなと思っています。

関口 私自身が役得だったと思うのですが、お医者様にお会いしたりして、世の中には割りと知られていないようなアルツハイマーのあり方、アルツハイマーの病気についてしっかりと知ることが出来ました。そういう意味では、本作を通して一石を投じる、革命を起こすことが出来ればな、という気持ちがあるので、いろいろな方に見ていただきたいと思います。


『毎日がアルツハイマー』関口祐加監督インタビュー

maial-1.jpg関西での公開に先がけ、関口祐加監督がキャンペーンで来阪。これから誰でもなる可能性があるアルツハイマーに対して正しい知識で、介護される側の視点であることを心がけて楽しんでほしいというメッセージや、母娘、家族の絆について語っていただいた。

━━━お母様がアルツハイマーを患われたことを知り、どう感じましたか?
2009年の9月からずっと母を撮っていますが、自分が不安に思っていることを絶対に出さない人だったので、私にとってはそういう信号を送ってくれるのは、決して悪いことではない。危険信号が分かれば、一緒にいてあげようとか対応策が出てきます。そういう意味では、映画監督の人生はバンと決断することが多いので、ここは帰ろうと決意しました。その気持ちになれたのも、29年間好きなことをしてきたからだと思います。もし、自分が好きなことを出来ていなければ、よく介護で見られるように、「自分が犠牲になっている」という気持ちがすごく強くなりますが、私は全くないです。母がアルツハイマーになったことで、自分を日本に向かわせた。いろんなことが変わりました。

maiaru1.JPG━━━介護をしていて、しんどいと感じることはありますか?
あまりそういう風に考えないです。先生もおっしゃるように、母の残っている能力、そこが魅力的なのでさばけていく母が面白いと思って撮っていました。しんどいと思う裏には、自分たちの思うように動いてほしいと介護する側が思っているんですよね。介護の問題で、介護される側は全く問題がないと思うんです。どんどん機能が衰えてくるわけだから、それを理解できない介護する側に問題があるんです。母はアルツハイマーの患者であり、被写体なので、その母が何を感じているか、何を思っているかを常に感じていたかったんです。一番苦しいのは誰なんだと。果たして介護をしている我々なのかと。大変だと皆言うんだけど、大変にしているのは私たちと感じます。

━━━キャメラを廻し始めた当初から映画化を念頭に置いていたのですか?
最初から映画にするつもりでした。ホームビデオの先には家族ぐらいしかいないです。映画にしようとすると、キャメラの先の母は被写体であり、その先にはお客さんがいるんです。最初からお客さんに見せる。母は絶対映画になると思っていたので、DAY1から映画にするぞという気持ちで撮りましたね。
日本みたいに手弁当でオーストラリアは誰も作ってくれないんですよ。プロの世界なので、撮るとなると映画にするという覚悟が要ります。撮りたいものをどいういう風に撮るか、なぜ撮るのかをいつも自分に問いかけるわけです。それは全く撮れているものが違います。

━━━撮影しながらの介護で、キャメラを通して客観的になる部分もありましたか?
カメラの力は大きかったと思いますね。なぜ『毎日がアルツハイマー』かというと、母だけでなく家族も『毎日がアルツハイマー』で、家族のあり方も撮りたいと思うようになってきたからなんです。

もう一つはオープンにすることですよね。いまだに共同生活している感じなんです。母が残っている能力で洗い物だったらお任せするとか、掃除当番と書いておくと一生懸命やってくれたりとか、残っている能力で素敵なところをフルに活用する。そういうところが一緒に暮らしていて楽しいですし。介護される側を追いつめない。

デヴィッド・リンチの言葉なんですけど「(年をとると)教養や人生の体験で良くなっていると思われがちだけど、老化とはイマジネーションが狭まれることだ」と。我々介護する側も中年になって、想像力がなくなってきている。カメラで客体視できますが、それができなくなっている。だからぶつかるんですね。

maiaru2.JPG━━━お母様との暮らしで心がけていることは?
出来なくなっても親なので、人間の自尊心を尊重してあげることですね。30年間私はオーストラリアでマイノリティーで生きてきて、日本人ではなく、アジア人であるとしか見られなかったんです。それは私を奮闘させ、よりよい面白い映画を作ることで勝負できたのですが、そのレッテルは剥がれないし、レッテルを貼られる人間の気持ちがよく分かります。「アルツハイマーだからできなくなっていく人間」とレッテルを貼るのが許せないし、やってはいけない。

━━━映画を通じて描きたかったことは?
私の考え方、やり方で(介護は)180度変わるので、それができるかどうか。作品中で先生も仰っていますが「60点でいいんです。無理しちゃいけない。認知症は95%はまともなんです」というメッセージをこの映画を通じて送りたいです。いかに「認知症になったら大変だ」という間違ったメッセ―ジをマスコミが日々我々に送っているかですよね。新井先生(順天堂大学教授)の言葉の力は「ああそうだ」とすごく腑に落ちたし、取材されてもすごくマイナスのイメージを持たれがっかりしていたので、この映画に出会って私たちお互いにガチッときたんですよね。

人生のたそがれの時を、アルツハイマーの力を借りて母がやっと楽しくなれた。それまでの母は逆に嘘だったと思うんです。ごっそり仮面をかぶって、ずっと主席の優等生だったけど、「あんなのなんの意味もなかった」と今はじめて言うんです。「あんなのは本当に辛いだけだった」と。それを抱えて「人生変だったな」と思って終わるよりは、やっぱり言えるという、やっとそこにきたかという部分を受け入れてあげたいです。

━━━今お母様はどんな状態ですか?
今母が一番怖がっているのは、母から見て愛してくれている家族の顔が分からなくなることなんですね。「どなたさん?」って聞かれるけれど、私はそれでいいんです。「隣のおばさんです~」とか、姪っ子は「レディー・ガガです~」とかいろんな人になるんです。私たちのことを忘れてもいいんだよというメッセージを母に送るんです。 

━━━これから関西で映画をご覧になるみなさんにメッセージをお願いします。 
関東ではアルツハイマーで笑うのは不謹慎だと言われるんですけど、笑いの発祥の地大阪でどの辺で笑ってくれるのか、すごく知りたいです。だから大阪で上映していただけるのはすごくうれしいです。 介護は辛くなくならない方法があります。それは、正しい認知症やアルツハイマーの知識と、みんながオープンにすること。助けてほしいとカミングアウトすることです。もう一つは、“一日一笑”笑う力ですね。関西の人が持っている笑う力が人生においても介護でも一番大事なことです。だから、それを是非生かしていただければと思います。


第七藝術劇場での公開初日(9/8土11:00回、15:20回 上映後)は関口監督のトークショーおよびサイン会が開催される。「関西のお客様がどこで笑ってくれるのか、楽しみにしている」と関西公開を楽しみにしている関口監督の『毎日がアルツハイマー』。“笑い”が介護もアルツハイマーも人生も楽しくできる力があることを実感するだろう。
(江口 由美)

    

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