「AI」と一致するもの

 

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フィギュアの“ペア”スケートに人生を懸けてきた女性の夢と恋を描くハートフルラブストーリー『ICE ふたりのプログラム』がいよいよ本日2月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開となります。この度、本作の主演を務めたとロシアの俳優アグラヤ・タラーソヴァアレクサンドル・ペトロフのインタビューが到着しました。


2018年にロシアで公開された本作は、『ブラックパンサー』『フィフティ・シェイズ・フリード』などの大作を抑えて2週連続1位を獲得し、その年の年間興行収入4位を記録。そして2020年に公開された続編『ICE2』(英題)も大ヒットを記録。本作の主演はロシアを代表する名女優クセニア・ラパポルトの娘アグラヤ・タラーソヴァ、共演は本国で最も有名な授賞式の一つゴールデンイーグル賞で2度の受賞を果たす人気俳優アレクサンドル・ペドロフ、そして続編『ICE2』(英題)での演技が認められゴールデンイーグル賞助演女優賞を受賞したマリヤ・アロノーヴァ。美しいフィギュアスケートシーンとクオリティの高い映像制作技術による、心温まるラブストーリーが満を持していよいよ日本公開となります。


今回解禁されたインタビューでは、ふたりの各役柄についての他、共演者についてや監督に関して、また撮影の様子などとても興味深い内容を語ってくれています。


【アグラヤ・タラーソヴァ(ナージャ役)インタビュー】

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■役柄について

ナージャはわたしによく似ていますし、心の広さに感銘を受けました。彼女は降参することを知りません。人生の中で、喪失、痛み、失望といった多くのことを経験してきました。だけど、また立ち上がって前へと進むのです。そして彼女の心の中には、何か巨大な愛が詰まっているのです。非難することなく、許すのです。わたしも彼女から、降参せず信じ抜く能力を見習いたいと思います。


■共演者について

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共演者は驚くべき人たちでした。誰が欠けても映画は今のようにはならなかったでしょう。アレクサンドル・ペトロフには、クレイジーなほどの活力とエネルギーがあります。彼はわたしをとてもサポートしてくれました。彼には常に提案やアドリブがあったのです。同じことを、他の全員に関しても言うことができます。こういった共演者たちといることで気力が生まれ、俳優にとって非常に重要な創造的連帯と共生が芽生えました。マリア・アロノーヴァは真にその名に値する女性で、カリスマ性とユーモアの感覚にあふれ、厳しく責任感がありプロフェッショナルです。ミロシュ・ビコヴィッチとの仕事は素晴らしいものでした。彼は、いかにも外国の俳優のように感じられ、非常に洗練されていてデリケートです。彼とリンクに立つのはいい気分でした。気さくな人で努力家であり才能にあふれています。


■監督について

オレグ・トロフィムはわたしの近しい友人となりました。映画の決定方法、映画がどのように撮られたかは、すべて彼の功績であり、彼のアイデアです。これが彼にとっての最初の映画なのだと分かる瞬間がありました。わたしにとっても今回がはじめての大きな映画でした。オレグが不安そうにしていたり平静でなかったり、また、全身全霊を捧げているのが伝わってきました。わたしたち誰もが、最後であってもそれが初めてかのように取り組めたらいいなと思います。


■車椅子について

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ヒロインの障害は、わたしにとって役になりきるためのもっとも大きな、つらいテーマの一つになりました。現実の生活でそういった問題に実際に直面している人たちがどのように感じるかを想像するのが、怖いと感じました。ともすると、彼らの気に障るかもしれませんし、どこか間違って演じてしまうかもしれないのが怖かったんです。そこで、プロデューサーが16年前にヒロインと同じようなケガを負った、タチアナという少女を探してきました。わたしは彼女のところに行き、彼女と丸一日を過ごしました。彼女はどのように生活をしているか、どのように体をほぐしているか、何を感じているかを見せてくれたのです。彼女は腰から下が麻痺しています。時おり寒さを感じたり、両足に激痛が走ったり、あるいは逆に熱くなったりするのだと話してくれました。わたしがこのイメージにすっと入っていけるよう、ナージャが車椅子を使うシーンの撮影期間、わたしは一日中車椅子から立ち上がりませんでした。ヒロインと同じように、まるでわたしが歩けないかのように過ごそうと努力しました。


■映画について

この映画はわたしの幸せ、わたしの勝利、わたしの達成です。この映画の前と後で、わたしの人生は別物になりました。このプロジェクトでわたしは別人になったのです。この映画を撮り終えたあと、長年立ちたいと思っていたわたし自身の道がスタートしたのです。この映画は支えと、友情に関する映画です。見終わって映画館から出たみなさんが、微笑みを浮かべ、近しい人たちを抱きしめてくれたらな、と心から願っています。


【アレクサンドル・ペトロフ(サーシャ役)】

■プロジェクトについて

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本作のキャスティングが始まったのは、まだ『アトラクション 制圧』の撮影中だったため、わたしはオーディションに呼ばれませんでした。たくさんの人数をオーディションしたにもかかわらず、クランクインまで残り数週間、依然として主役がいませんでした。そんなとき急にオーディションに呼ばれ、翌週にはわたしに決定されたのです。


■共演者について

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わたしたちは本物のチームを作り上げ、相互理解を得ることに成功しました。アグラヤは今回が彼女にとって、大きな映画での初めての主役だったので、この物語を最大限よいものにしようと努力していました。特別な喜びをもたらしたのは、マリア・アロノーヴァとの仕事です。いつだったか彼女はドラマを見て、わたしに電話をしてきて、たくさんの心地よい言葉をかけてくれたのです。ドラマや映画で目にした見知らぬ若手俳優に電話をかけ、その人物にとって大切な言葉をかけるということは、わたしたちの間ではあまり一般的ではありません。そのうえマリアはロシア人民芸術家であり、人気者で、本物のプロフェッショナルです。若手俳優であるわたしにとって、そんな偉大な人物がわたしに電話をかけてきてくれたというのは、この上ない幸せでした。そしてどうやら彼女は、わたしのことをだいぶ気にかけてくれていたようです。『ICE ふたりのプログラム』の現場でわたしたちが会った際、お互いをハグしました。言葉は必要ありませんでした。それは、筆舌に尽くしがたい感覚でした。


■映画について

携わった人たちが織りなすパズルが理想的にはまった結果、こんなにも価値のある映画が出来上がったのだと思います。この作品にはどこか奇跡的なところがあります。今わたしは映画は成功するだろうと強く確信しています。
 


【STORY】

ふたりでなら強くなれる―

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大怪我を負い、夢破れたフィギュアスケート選手のナージャ。絶望に塞ぎ込む彼女の前に現れたのは、明るくて無鉄砲なアイスホッケー選手サーシャ。型破りな手法で懸命にリハビリを支えるサーシャのおかげで次第にナージャは笑顔を取り戻す。そして、再びスケートができるまでに回復したナージャの新たな夢と恋の挑戦が始まるー。
 

出演:アグラヤ・タラーソヴァ アレクサンドル・ペトロフ ミロシュ・ビコヴィッチ マリヤ・アロノーヴァ
監督:オレグ・トロフィム
2018/ロシア/107分/英題:ICE
提供:リージェンツ/AMGエンタテインメント
配給・宣伝:リージェンツ

 

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『なのに、千輝くんが甘すぎる。』

【千輝くんきらきらステッカー】

  プレゼント!(非売品)

 

本作の公開を記念して「千輝くんきらきらステッカー」をご用意いたしました。 きらきらに加工された映画オリジナルのステッカーとなっております。

 

 

◆提供:松竹

◆プレゼント数: 3 名様

◆締め切り:2023年3月5日(日) 

公式サイト: movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie

2023 年 3 月 3 日(金)~全国ロードショー

 


 

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講談社「月刊デザート」にて連載中、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で230万部を突破した、亜南くじらによる超人気コミック「なのに、千輝くんが甘すぎる。」が実写映画化、2023年3月3日(金)より全国公開となります。

本作の主人公・千輝彗を演じるのは、「なにわ男子」の高橋恭平。ヒロイン・真綾役を畑芽育が演じるほか、板垣李光人、莉子、曽田陵介らフレッシュなキャストが集結した、胸キュンシーン連続の“女子憧れ度No.1”青春ラブストーリーです。
 


<STORY>

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾(畑芽育)。親友の小原知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、“片想いごっこ”!

「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。

片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分にだけ優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく…。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚(板垣李光人)に、秘密の関係を知られてしまい…。

千輝、真綾の片想いごっこの行方は――?!


出演:高橋恭平(なにわ男子) 畑 芽育 板垣李光人 / 莉子 曽田陵介 中島瑠菜 箭内夢菜 鈴木美羽
原作:亜南くじら 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「月刊デザート」連載)
監督:新城毅彦 脚本:大北はるか 音楽:fox capture plan
主題歌 : なにわ男子「Special Kiss」(ジェイ・ストーム)
製作:「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
企画・配給:松竹
公式サイト: movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie
公式Twitter&Instagram&公式tiktok:@chigira_movie
コピーライト:©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社

2023 年 3 月 3 日(金)~全国ロードショー
 


(オフィシャル・リリースより)

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・日時:2023年2月4日(土)12:45~13:20

・場所:大阪ステーションシティシネマ

    (大阪市北区梅田3丁目1−3 ノースゲートビル 11F)

ゲスト:豊川悦司(主演)、田山涼成、河毛俊作監督(敬称略)



池波正太郎生誕100年となる2023年に、ベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを豊川悦司主演で映画化された。映画『仕掛人・藤枝梅安』第1作が2月3日に公開され、公開記念の舞台挨拶が前日の東京に続き大阪でも行われた。主演の豊川悦司をはじめ、河毛俊作監督、そして急遽登壇が決まった田山涼成が、上映後の観客を前に作品に込めた想いや出演者の印象についてなどを語った。


baian-550-1.jpgのサムネイル画像本作は、藤枝梅安の「仕掛人」としての暗殺稼業の活躍だけでなく、貴賤の別なく誰でも診る腕のいい鍼医者としての表の顔も余すところなく描いて魅力的だ。第一作では江戸を舞台に、楊枝職人の彦次郎(片岡愛之助)を相棒とする暗殺稼業のしくみや掟が紹介され、梅安の知られざる身の上話が基に物語が展開される。第一作のゲストは天海祐希、近年見たことのない息を呑むほどの妖艶な美しさに圧倒される。他にも薄幸ながらも梅安を慕う仲居役の菅野美穂に、鍼灸院で働く気のいい婆をコミカルに演じた高畑淳子など演技派が脇を固める。細部までこだわった作り手の技の高さが窺える本格時代劇の登場である。


baian-bu-toyokawa-240-1.JPGのサムネイル画像前日の東京は寒かったという豊川は、「大阪はあったかい!人も心も。僕はホームなんで何となく気が楽ですね。この映画を気にって下さるかどうか先ほどまで緊張していたのですが、こうして皆様のお顔を拝見して、多分大丈夫だったんじゃないかなぁと思います」。会場から拍手が起きる。「大阪はお客さんの反応が早い!」と大変ご満悦の様子。


前日まで京都で撮影をしていたという田山は、「急に舞台挨拶に出て!と言われて、“出たがり田山”としては嬉しくって飛んで参りました」と上機嫌。「素敵な映画だったでしょう?(拍手)私も出演しておりますが、ひとりの観客としてワクワクしながら観ました」。河毛監督は「数ある映画が上映されている中、この映画を選んで観に来て下さいまして本当に嬉しく思います。ありがとうございます!」と満席の観客を前に手応えを感じているようだった。


料亭のおかみ役の天海祐希の亭主役を演じた田山について豊川は、「田山さんと天海さんの二人のシーンが凄く好きで、コメディっぽいかもしれませんが、愛だけでは繋がらない男と女の切なさみたいなものが見えてきて、ジーンときました」。せっかく苦労して後妻にめとった美貌の妻なのに思い通りにならない亭主の辛さに同情気味。だが、物語は思わぬ方向へと展開していく…。


baian-bu-tayama-240-2.JPGそんな妖艶な役を演じた天海に対し田山は、「実は天海さんとは、僕が初めて携帯電話を持った時に、電話番号の交換をした初めての女優さんだったんです!」。すると豊川が「多分、本人はそれを覚えてないと思いますよ」(笑)。「初めはショートメールを交わしていたのですが、その後断ち切れて、…なんと今回、来ました!嬉しかったですね~!ところが、慌てて台本読んだら、ひどい目に遭うんですよ、僕の役は――」。


田山は天海の着物の衿元に手を入れるシーンを振り返り、「触っちゃいけないと思い遠慮がちにしていたら、どんどんやっちゃって!となんとオトコマエなお言葉を!?」。豊川も、「天海さんはそういう人です(笑)。実にオトコマエな人です!」。さらに田山は、「(天海は)妖艶でとても美しい方です。夜具が敷いてあると、もうドキドキでして…皆様、こういうドキドキがなければ芝居はやってられませんよ。とても楽しい現場でございました!」(笑)。その後の天海との通信を問われ、「あれっきりです。もう二度とないと思います」とうなだれる田山(笑)。


梅安に似ている点について訊かれた豊川は、「僕は梅安ほど強くはないので、毎日彦さんちへ遊びに行ってると思います(笑)。梅安は自分が抱えている矛盾や欠点などに対して、目を背けずにきちんと向き合おうとしているところが男らしいなと思います」。自身も向き合うタイプか訊かれ、「僕は下ばっかり向いてます」(笑)。


豊川の梅安について田山は、「色んな方の梅安を見てまいりましたが、豊川さんがぴったりです!見て下さい、この体つき!簡単に殺されちゃいますよ。それにこの冷たい眼差し!ぴったりだと思いませんか?」会場から拍手(笑)


baian-bu-kawage-240-1.JPG「人は悪いことをしながら、良いこともする」という池波正太郎の哲学について河毛監督は、「なんで今、梅安なんだ?と思われるかもしれませんが、“人は悪いことをしながらも良いこともする”、人間というものはどこかに矛盾を抱えているグレーな生き物です。それは大人になればなるほど、長く生きれば生きるほど、そういう面を抱えつつ、それでも生きて行かなければならない。その中で生きる愉しみをわずかに見つけては日々過ごしていく。昨今のネット社会における善悪をはっきり切り分けようとする傾向があるが、グレーな部分を抱えながらも何とか折り合いをつけて生きていく――今の時代に問いかけてくるものがあるなと思います」。


さらに仕掛人について河毛監督は、「ダークヒーローものとして梅安を見た時に、単に悪い人をやっつける正義の人だという顔を絶対に梅安も彦次郎もしていない。どこかで、いつかは自分も同じような死に方をしていくんだろうな、という苦いものを抱えつつ、それでも自分がした行為によって、わずかながらでも誰かが救われたり、失われた魂が報われたりすればいいという凄い謙虚なダークヒーローなんですよね。そういうところに池波先生の哲学があって、そこを意識してこの映画を作りました」。


ダークヒーローについて豊川は、「人は昔も今もさほど変わっていないと思いますが、コミュニケーションについては全く違っています。人と人がちゃんと向き合って、手の届く範囲で体温がまだ感じられるような距離感で話をしたり、一緒に行動したりすることはもの凄く大事なことだなと改めて思いました。SNSなどの繋がりだけでは支障が出てきていることを考えると、“向き合う姿勢”が今必要なことだと思います」。時代劇であっても現代にも通じる大切なことが表現されているようだ。


baian-500-2.jpgお気に入りのシーンについて豊川は、「今の風景とは違う江戸時代の風景ですね。江戸の街並みや京都鴨川の風景など中々他の映画では見られない風景を、監督を始めスタッフの方々がもの凄くこだわって作っておられます」。田山は、「はっきりとした輪郭の登場人物が登場してきますが、それらを監督は俯瞰で捉えておられます。映像化した時にわかる音楽や絶妙なカット割りや色彩映像など、子供の頃に観た時代劇とは違う視点で楽しめると思います」。


こだわったシーンについて河毛監督は、「特別意識したのは“光と影”です。様々な浮世絵から想像して、多分あの時代の人々が見ていたであろう街の灯りや、座敷奥にわずかに届く太陽の光など、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』を読み直して、文学的な人の光と影を意識して作りました。それらが気持ちよく仕上がっていると思いますので、もう一度観て頂けるなら、非日常の世界で心が遊べるようなひと時を過ごせると思います。もし気に入って頂けたなら、他の方にもおススメ頂けると嬉しいです」。その他にも、俳優陣の細やかな演技にも注目して観るとより奥深さを感じられ、観る度に新しい発見ができるという。


baian-bu-toyokawa-240-2.JPGこれからご覧になるお客様へメッセージをと振られた豊川は、「僕がとやかく言うよりは、今日ご覧頂いたお客様に聞いて頂いた方がより分かりやすいかと。ご家族やお友達などにおススメ頂けたら嬉しいです。それから、タイトルロールの後もご覧になりましたか?椎名桔平が登場してまいります。4月7日に公開される第二作では、梅安と彦さんが旅をしながらいろんな事件に巻き込まれて、第一作とはまた違った面白さでお楽しみ頂けると思います。第二作も是非ご覧下さい。よろしくお願いいたします」。


河毛監督からは、「今日はご覧頂きまして本当にありがとうございました。沢山の映画が公開されている中でこの映画を選んで観に来て下さったことがとても嬉しいです。多くの方に、できれば“面白いよ”とおススメ頂けるとこんな嬉しいことはありません。どうかよろしくお願いいたします」。本格時代劇の作り手のこだわりがいっぱい詰まった河毛監督の言葉や、演技派俳優陣の熱量がひしひしと伝わる魅力ある舞台挨拶となった。


(河田 真喜子)


映画『仕掛人・藤枝梅安』

【ストーリー】〈第一作〉
江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だ。

ある晩、同じ仕掛人で表向きは楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊まった梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を切り捨てる場面を目撃する。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安。

その日のうちに蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀・おみの(天海祐希)の仕掛を依頼される。三年前、万七の前の女房・おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。梅安は万七の女中・おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おしずの死後、水茶屋にいたおみのが店の主・善四郎(田山涼成)の後妻となってから、古参の奉公人たちが次々と去り、店の評判は落ちる一方だが、儲けだけはあるという。おみのが店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせていたのだ。おしず殺しの依頼人はおみのなのか殺しの起り依頼人の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知りたいと動き始めた。ある日、梅安は料理屋を訪ね、仕掛の標的である内儀・おみのの顔を見て息を呑む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった――。
 



■出演:豊川悦司 片岡愛之助 菅野美穂 小野了 高畑淳子 小林薫
・第一作ゲスト:早乙女太一 柳葉敏郎 天海祐希
・第二作ゲスト:一ノ瀬颯 椎名桔平 佐藤浩市
■原作:池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫刊)
■監督:河毛俊作  脚本:大森寿美男  音楽:川井憲次
■上映時間:第一作:134分/第二作:119分
■配給:イオンエンターテイメント
■ⓒ「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社

映画公式サイト:baian-movie.com

【第一作】 2023年2月3日(金)~ 【第二作】4月7日(金)~全国公開


   

 

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『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞、いま最も映画に愛される若き天才監督デイミアン・チャゼルが、オスカー俳優の大スターブラッド・ピット、いま世界で最も輝く女優の一人マーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンタテインメント最新作 『バビロン』が2月10日(金)に全国公開いたします!


ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた 1920 年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー(発声映画)へと移り変わる時代に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描いた本作。このたび日本公開に先駆け、スペシャルゲストとして、3時のヒロインより福田麻貴、かなでが登壇したプレミアム試写会を開催いたしました!


アカデミー賞史上最多 14 部門ノミネートの大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』が大好きで、昨年夏には東京国際フォーラムで開催された来日公演「ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」のオフィシャル PR アンバサダーも務めるなど、デイミアン・チャゼル監督と縁があるお二人が、最新作『バビロン』を盛り上げるべく劇場に駆け付け大いに盛り上げました。


babylon-ivent1.31-550.jpg本試写会は作品の世界観に浸ってもらうための“プレミアム”な演出が盛りだくさん。上映前には観客にシャンパンがふるまわれるほか、ハリウッドから取り寄せられた、キャストが実際に着用した衣装もお披露目。3時のヒロインの二人も華やかなパーティー衣装にドレスアップし、ボーイからサーブされたシャンパンを片手に、映画の魅力をたっぷり語りました。


また本作を語るに欠かせないのが作曲家ジャスティン・ハーウィッツ手がける音楽。ゴールデングローブ賞作曲賞受賞、アカデミー賞作曲賞にもノミネートされている楽曲が流れる会場で、マーゴット・ロビーが踊り狂う劇中冒頭のクレイジーすぎるパーティーシーンさながらに、ドレスを振り乱しながらギア全開のダンスを披露!CM でも話題のとおり実はプロ級のダンスの腕前をもつお二人、そのキレッキレな動きに会場大盛り上がり!そして、サプライズプレゼントとして届けられた、2人に呼び掛ける撮りおろしのデイミアン・チャゼル監督からの特別メッセージ映像が上映されると、「これこそ夢をつかんだようなもの!」と大興奮!いよいよ目前となった日本公開に向け、大いに意気上がるイベントとなりました!


【日程】 1 月 31 日(火)

【場所】 TOHO シネマズ 日本橋

【登壇者】 3 時のヒロイン 福田麻貴、かなで (MC:伊藤さとり)


<以下はレポートの詳細です>

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観客の皆さんには上映前にシャンパンが振るまわれ、お酒をたしなみながら映画の上映を待ちわびるゴージャスなムードが漂う劇場に、本年度アカデミー賞ノミネート&ゴールデングローブ賞受賞の本作の音楽が流れると、会場から大拍手でむかえられながら 3 時のヒロインの福田麻貴、かなでがノリノリで登場。新型コロナ感染症対策で観客からの声出しは控えられている中、かなでは「皆さんからの『綺麗だよ!』という眼差しを感じます!フゥ~!」と気分上々の様子で、福田も「私たちも映画を観たばかりで、ずっとドキドキバクバク、ゴージャスでクレイジーな 3 時間でしたのでそのままのテンションできました」と興奮気味に挨拶。


艶っぽく鮮やかなドレスについて問われると、福田「マーゴット・ロビーを意識してみました」、かなで「あらあなたも?私もなの、被っちゃったわ」と 2 人揃って得意げにコメントした。昨年末にロサンゼルスで行われた本作のワールドプレミアには、日本を代表したスペシャルゲストとして、2 人の先輩にあたる渡辺直美が深紅の特注ドレスで登場しており、福田が「(渡辺とは)マネージャーも一緒なので、日本では渡辺さんの代わりにかなでちゃんが頑張ります!」と意気込むと、かなでも「私が!フゥ!渡辺直美です!」と張り切り、観客にふるまわれたものと同じシャンパンが 2 人にも届けられると、ヒット祈願をこめて「カンパーイ!」とグラスを高く上げた 2 人。福田は「本物のシャンパンですね・・・!カメラの前でドレスを着て仕事中にシャンパンを飲めるなんて、売れたな~」とさっそく気持ちよくなっている様子だった。


babylon-ivent1.31-500-4.jpg映画について、福田は「心臓がもたないくらい、ずっと喜怒哀楽のすべてがハイな 3 時間で、今の時代にはないような興奮の爆発具合を体験しました。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の作品ということで、夢をテーマに通ずるところがあり、自分も夢に向かってかきたてられるワクワクもありました」と振り返り、かなでも「始まった瞬間からジェットコースターに乗っている感覚でスゴイんです。あっという間の 3 時間で、クレイジーすぎて笑える、イキきると面白いんだなと感じるシーンも沢山あった。チャゼル監督の『セッション』も『ラ・ラ・ランド』も好きで楽しみにしていて、予告でのシーンをゆうに超えてくる迫力でキラキラしてました。そして音楽!観ながらノっちゃうくらい!圧巻でした」と止まらず。豪華俳優陣についても話が及び、お気に入りのキャラクターについて聞かれると、かなでが「ブラピだよね~~~」と食い気味に話しだし、「お幾つなんですか…!?というぐらい、昔以上に色気が凄くて、素晴らしい歳の重ね方でたまらない。華やかな映画の世界観に負けないご自身の華!」と語ると、福田は「私はマーゴット・ロビーです。なんてことするんだ!というぐらい奔放な役なのに、品と可愛らしさを持ってあの役柄を演じられるって、女優さんは凄いなと思いました」と感嘆を漏らしていた。


続いて、本年度アカデミー賞作曲賞にもノミネートを果たしている本作の音楽を改めて聴こうということで、会場に BGM が流れ出すと、スイッチの入ったかなでがドレスを振り乱しながら「フォ~~!!」とド迫力のダンスを披露!120%で踊るかなでをよそに、福田は「あれマーゴット・ロビーちゃう?いや違うな、いやパーティーに乱入するデカいゾウかな!」とツッコミを入れ会場を盛り上げると、かなでは「体が勝手に動いちゃって。音楽がかかるたびにアガっちゃうんですよ!『ラ・ラ・ランド』を彷彿とさせるメロディもあって、あ!と気づくところもあります」と息を切らすなか、サーブされたシャンパンをグイっと一息で飲み干す様子に福田がすかさず「ポカリみたいに飲まんといて」とツッコんで再び会場を笑いに包んでいた。


babylon-ivent1.31-500-1.jpgそして、本作の撮影で実際にマーゴットも着用した衣裳のドレスが会場でお披露目に!音楽のみならず、本年度アカデミー賞で衣裳デザイン賞にもノミネートされている本作の、本物の衣裳が目の前に登場し、興奮しながら近づきすぎたかなでにストップがかかるほどまじまじと見つめる 2 人。この衣裳は、2 月 1 日から日本橋三越本店で特別展示がはじまること、さらに 4 日からブラッド・ピットのタキシードと、マーゴット・ロビーのドレスがさらに追加で展示されることが明かされ、かなでは「(着る勇気)あります!」と宣言すると、福田から「なんであんねん!某 CM の衣裳は、ドレス 20 着を縫い合わせてますからね」と暴露されていた。


また本作が“夢を叶える”ことがテーマということで、2 人がフリップに書いた夢を発表することに。福田は「免許!絶対につかみたい!なんとしても!」と妙に力を入れ、かなでが「結構みんなとれるけどね?」といさめていると、福田は「車を先に買ってしまったんですけど、車が先に届きそうです…(笑)。友だちは安全になってから乗せたいので、最初はかなでちゃんで」と明かす。かなでも車つながりで書いており「車の中でキス」と発表、福田が「てことは、え、私?」とまさかのリンクに戸惑いつつも、かなでは「男性とのドライブデートに憧れていて、キスをしたい!っていう夢があるんです。この作品で、最初のパーティーシーンから性が目覚めた、性が躍ったので(笑)。言葉はいらないクレイジーなパーティーシーン迫力でキス欲が騒いじゃいます」と想いがほとばしっていた。


babylon-ivent1.31-500-2.jpgイベント終盤、2 人にはサプライズプレゼントが!

スクリーンに映し出されたのは、撮りおろしのデイミアン・チャゼル監督からのメッセージ映像!!


「グッドイブニング、マキ、カナデ!」と始まった映像に驚き「ええーー!!名前言った!!!すごい!!!」と大興奮。映画を楽しみに待つ日本のファンへの力強いメッセージと、昨年夏に東京国際フォーラムで開催された来日公演「ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」のオフィシャル PR アンバサダーも務めていた縁にも触れ、「今日もサポートありがとう!楽しんでください!」と感謝の言葉が贈られると感無量の様子を見せながら、福田は「次回作の出演が決まりました!ありがとうございます!


生きててこんなことってあるんですか!」、かなで「その空気出てた!次はサポート、出演ですね。ほぼ決まったようなものですね!」と勘違い全開で大盛り上がり。福田は「これこそ夢をつかんだようなものですよ!デイミアン・チャゼル監督からマキ、カナデって呼んでもらえることなんてあるわけないのに!これで次回作に出られるならいくらでも宣伝します!」と勢い止まらず。


最後に、福田は「一秒たりとも見逃せない、エネルギッシュで、夢に向かっていくテーマにも共感できる、パワフルな作品です!」、かなでは「とにかく華やかでクレイジー。皆さんもバビロンと言う名のジェットコースターに乗ってください!」としっかりアピールを忘れず。いよいよ目前となった日本公開に向け、大いに意気上がるイベントとなった。
 


『バビロン』

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■監督・脚本:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
■製作:マーク・プラット、マシュー・プルーフ、オリヴィア・ハミルトン

■製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル
■キャスト:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルドほか

■全米公開:12 月 25 日(金)
■原題:BABYLON
■配給:東和ピクチャーズ
■コピーライト:(C) 2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

■公式サイト:babylon-movie.jp
■公式 Twitter:@paramount_japan
■公式 Facebook:@ParamountPicturesJP
■公式 Instagram:@paramount_japan

2023年2月10日(金) ~『ラ・ラ・ランド』監督が贈る“最高のショー”が始まる!!!


(オフィシャル・レポートより)

 

 

ブラッド・ピット × デイミアン・チャゼル(アカデミー賞受賞 『ラ・ラ・ランド』監督) 夢のタッグ!

感性を揺り動かす圧倒的映画体験!

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映画『バビロン』オリジナル 合成皮革コースター プレゼント!
                                                 

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    (サイズ:直径9cm)

 

 

◆提供:東和ピクチャーズ

◆プレゼント数: 2 名様

◆締め切り:2023年2月13日(日)

 


公式サイト:babylon-movie.jp

 

2023年2月10日 (金)~全国ロードショー
 


 

ブラッド・ピット×デイミアン・チャゼル 夢のタッグ!

感性を揺り動かす感動の映画体験!
 

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞、いま最も映画に愛される若き天才監督デイミアン・チャゼルが、オスカー俳優の大スターブラッド・ピット、いま世界で最も輝く女優の一人マーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンタテインメント最新作バビロン』。

豪華なファッションに、ド派手なパーティー、大スケールの映画撮影、ゴージャスでクレイジーなゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれ、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる1920年代ハリウッド。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命が、躍動感あるジャズのリズムに乗せて描かれる。

ほか共演者には、トビー・マグワイアサマラ・ウィーヴィングオリヴィア・ワイルドキャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリー、など多彩なキャストが集結。

また楽曲は、現在もCMで連日使用される『ラ・ラ・ランド』のあの名曲を作曲し、第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。ジャズ・エイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するかも注目のポイントとなっている。

『ラ・ラ・ランド』以来の脚本執筆となったチャゼル監督の、映画に対する強い情熱を感じさせ、賞レース常連の監督・スタッフとメインキャストによる夢の組合せが実現した。
 


【STORY】

1920年代ハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティーの主役だ。会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画制作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。

しかし時は、サイレントからトーキーへと移り変わる激動の時代、映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は・・・?
 

■監督・脚本:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
■製作:マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.
■製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル
■キャスト:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルドほか
■全米公開:12月25日(金)
■原題:BABYLON 
■配給:東和ピクチャーズ 
■コピーライト:(C) 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト:babylon-movie.jp

2023年2月10日(金)より全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

 


■日時:1月13日 (金) 18:00~18:30

■会場:大阪ステーションシティシネマ SC②
(大阪市北区梅田3丁目1番3号ノースゲートビル11F)

■登壇者:阿部サダヲ 上戸彩 本木克英(敬称略)


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「金か、魂か」――

悪魔に魂を売り渡して外道を歩くか、悔悟の憂いなく王道を歩くか?

 

豪華なキャストの競演に、メガバンクの小さな支店で起きた巨額融資の焦付きを末端の社員が真相究明していく面白さ、詐欺のカラクリからリベンジに至るまで、ハラハラドキドキしながら楽しめる痛快作『シャイロックの子供たち』が2月17日(金)から全国公開される。


shylock-pos-240-1.JPG池井戸潤の小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)は、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と原作者自身が明言。原点にして最高峰とも言え、池井戸潤のファンには堪らない原作の映画化だが、小説と展開が異なり、独自のキャラクター西木(阿部サダヲ)や沢崎(柄本明)が登場する完全オリジナルストーリーとなっている。


「ちょっと拝借しても返せばいい」と軽い気持ちで横領したことや、大金を目の前にして「魔が差す」こともあるだろう。だが、その前に踏み止まれるかどうかでその後の人生が一変する。身近な存在の小さな銀行支店を舞台に、キャリアを利用した顧客との癒着や、人生を大きく狂わせるお金の誘惑など、お金のために悪魔に魂を売り渡すのか、否か――まさにシェイクスピアの『ベニスの商人』に登場するシャイロックに象徴される究極の選択を、観る側の良心をも問い質していく普遍的アプローチで迫る痛快エンタテイメント作品である。


この度2月17日(金)の全国公開を前に 阿部サダヲ・上戸彩・本木克英監督登壇の舞台挨拶付き試写会が大阪ステーションシティシネマで開催された。大阪では1回限りの試写会となり、12倍の倍率で選ばれた幸運な250名の観客を前に、作品への想いや撮影時の裏話などをたっぷりと語ってくれた。また、「金か、魂か。」という本作のキャッチコピーに因んで、大阪ならではの《大阪どっちやねん?クイズ》にも挑戦!ゲストのキャラがさらけ出される思わぬ回答に場内も大盛り上がり!
 


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〈以下は、舞台挨拶の全容です〉

――最初のご挨拶。

阿部:雨の中お越し下さいましてありがとうございます。大阪はいつも暖かい声援を…あっ出しちゃいけないんだ?もう出してもいいのにね~(スタッフに目を遣り)ダメ?

上戸:7年ぶりの大阪になるみたいですが(自分では覚えてない!?)、大阪の方はいつもなら気さくに話し掛けて下さるのですが、ちょっと寂しいですね~今日は最後までお楽しみ下さいね。

本木監督:今日お越しの皆さんは大変な倍率を運良く引き当ててお越し頂いていると聞いております。その運をどうかこの映画の大ヒットにあてて頂きたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。


MC:250人のお客様にお出で頂いておりますが、実は3000人の応募がありました。皆さん、めちゃめちゃラッキー!!!(拍手!)しかも、大阪での試写会は1回だけで、後は公開を待つしかないんですよ。皆さん宣伝隊としてご活躍頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。


MC:阿部さんと上戸さんは初共演ということですが、阿部さんからご覧になった上戸さんは如何でしたか?

 

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阿部:元々素敵な方じゃないですか、見て“#$%&‘るように…(ろれつ回らず)

上戸:カミカミじゃないですか~?アベサダヲも言えてませんでしたよ!(笑)

阿部:お綺麗だし、こうして素敵なフォローもしてくれるし、優しいね~(バツわるそうに)。実はそういうシーンもあるんですよ。

上戸:そうなんですね、阿部さんが甘噛みしてはごまかしてるシーンもいくつかあるので是非見つけて下さい。(笑)

阿部:あるでしょう?誰だって!世の中のサラリーマン全員が滑舌いい訳じゃないですから――(笑)。


MC:上戸さんからご覧になった阿部さんは?

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上戸:阿部さんが色んな役を演じて来られたのを拝見してきましたので、阿部さんが主役と聞いて「是非出演したい!」と嬉しくて、やっと共演できると楽しみでなりませんでした。現場でもブラックジョークを交えつつ盛り上げて下さり、とても楽しく演じることができました。大好きな役者さんです!

阿部:そう言って頂けて僕も嬉しいです。

上戸:こうして久しぶりにキャンペーンでお会いできてとても嬉しくて、いつLINEを交換してくれるかな…と?

MC:上戸さんがそう仰ってますが…?

阿部:上戸さんは岡村隆史さんと仲良くてよく食事に行ってるという話を聞いて、ちょっとモエました。僕と岡村さんは同じ歳なので、ちょっとライバル心を燃やしてしまいました(笑)。

MC:そういったお話は控室でして頂いて、そろそろ映画のお話に戻ろうかと…(笑)

こんな素敵なお二人ですが、本木監督からご覧になって如何でしたか?

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本木監督:二人には何も言うことはなかったです。1年3か月前もマスクにフェイスシールドをしていて、本番の時だけ外してもらっていたので、「あっ阿部サダヲだ!上戸彩だ!」と舞い上がったまんま撮影が終わっちゃったんです。二人に何も言う暇なかったです(笑)。

阿部:舞い上がってたんですか?

本木監督:はい!

上戸:何も言われないんで、「大丈夫かな?」と思いながら演じてました。

阿部:いろんな表情が出てきますので、ご堪能頂きたいです。


MC:池井戸潤原作ですが、意外にも阿部さんは池井戸作品への出演は初めてなんですってね?

 

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阿部:はい、初めての出演ですが、実は小説を読んだのも始めてでした(笑)。『半沢直樹』などTVドラマは観ていたんですが、「熱い!」というイメージだったので、僕に声は掛からないだろうと勝手に思ってたので、お話頂いた時にはびっくりして、慌てて小説を読んだ次第です。しかも、原作では僕の役はあまり登場しなくて、途中でいなくなるんですよ~。ですから、原作を読んでおられる方はびっくりしないで下さいね。

MC:主役ですからね!

上戸:初のオリジナルストーリーらしいんです。いくつもの脚本が出来てきて、阿部さんの西木という役は最初原作寄りだと途中で居なくなっちゃうんですが、最終稿でいきなり出番が増えて、西木(阿部サダヲ)と私と玉ちゃん(玉森裕太)の3人で事件を解決していくという物語になっていて、びっくり!でも、阿部さんとのシーンがいっぱいあって嬉しかったです!


MC:上戸さんは池井戸作品をどう思っていらっしゃるんですか?

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上戸:「熱い!」気付いたら自分も没頭して、一緒に「倍返しだ!」と思えちゃう感じです。今回の役は、追い込まれたり同僚に目を付けられたりするんですが、終わりの頃には、「自分だったらどうするんだろう?魂をとるか、お金に揺れないかな?」と色々考えちゃいました。


MC:本木監督は、完全なオリジナル脚本になっていますが、原作やドラマがあるのでかなりプレッシャーだったのでは?

本木監督:あまりにも多くの脚本ができてしまったがために、これが果たして本当に面白いんだろうかという気持ちになりました。現場でもそれを引き摺りながら、手探りで、皆さんのお芝居と共に何とか面白いものになるようにと努めました。池井戸さん自身が相当入れこまれた原作の脚本作りでしたので、それなりに面白いものになって皆様にお届けできるかなと思っております。


MC:沢山の出演者の方が登場して、観ている側も思わず興奮してしまいましたが、柄本明さんや橋爪功さんなどのベテランの方との共演は如何でしたか?

阿部:緊張感はありました。二人とも凄い演技をされて、「お芝居ってこんなに面白いんだ!」と改めて感じることも多くて、とてもいい勉強になりました。「こんな時そういう顔をするんだ~」とか、柄本さんも原作にはないキャラクターなんですけど、「そうきたか~」とかホントいい勉強になりました。お二人ともセリフにはないところで闘ってるな、という感じがしました。

MC:「セリフではないところで闘ってる」って、どういうことなんでしょうか?

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阿部:柄本明、橋爪功、とそのバックにある劇団「東京乾電池」!「円企画」!といった劇団同士が闘ってるみたいな、看板が闘ってるみたいな感じです。「うん?大人計画?」みたいな目で見られたり、そういう感じのイメージもあって、「一世風靡セピア?」とかいろんな人がいて、「この人銀行の偉い人演じてるけど、ジョニーって呼ばれてるんだ~」って、柳葉さんのことですけど(笑)そういうのが面白くて、やっててとっても楽しかったです。


MC:上戸さんご自身はベテラン勢の方々との共演は如何でしたか?

上戸:『半沢直樹』もそうなんですが、男性陣のバチバチのシーンには一切かかわってないんです。今回は阿部さんと柄本さんにちょっとかかわった位で、柄本さんは呼吸でお芝居をするというか、絶対に同じ芝居をされないです。間合いも毎回違うところでされるので、ワクワクドキドキさせられるお芝居を目の前で拝見できて嬉しかったです。


MC:木本監督ご自身も楽しんでおられたのですか?

本木監督:はい、楽しかったですよ。皆さん、それぞれ違うお芝居をされますしね。柄本さんに関しては「やり過ぎじゃないか?」という心配は常にあったんですが、結果見たら「ああ、これで良かったんだ」と思いました。

MC:今回はベテランの方から新しい方まで、全部にそれぞれの見所があって、またそれぞれに裏があって、本当に面白い作品になっておりますので、このあとご覧になるのを楽しみにして頂きたいと思います。
 



MC:さあ、今日はせっかく大阪に来て頂いておりますので、大阪に因んだゲームをして頂こうと思います。映画のテーマにもなっております「金か魂か」の究極の選択に因んで、≪大阪どっちやねんクイズ≫!

MC:第一問:大阪の観光名所といえば、「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」か、「通天閣」か、どっち?

阿部:ユニバーサルスタジオ・ジャパン!随分長いこと行ってませんが、最近凄いことになってませんか?僕が行った頃は、E.Tが「ありがとう~」って名前呼んでくれるだけ嬉しかったんですが。

上戸:私もUSJですね。ゾンビのシーズンやスパイダーマンなどで遊んでました。

本木監督:通天閣です!京都で時代劇を撮ってた頃によく大阪に遊びに来てまして、通天閣あたりでよく飲んでました。通天閣頑張れ!って気持ちを込めて応援したいと思います。

MC:この映画がヒットしたら、是非続編は「通天閣支店」を舞台に撮って頂きたいと思いますが?

本木監督:「USJ支店」というよりリアリティがあって面白そうですね(笑)


MC:第二問:大阪人の口癖は、「知らんけど」か「行けたら行くわ」のどっち?

阿部:「知らんけど」。

上戸:「行けたら行くわ」。関西出身のスタッフさんが多いのですが、「にぎやかし」というか「その気にさせて行かんのかい!?」という感じでガックリすることもありますからね。

本木監督:「知らんけど」。


MC:第三問:もし漫才師になるとしたら、「ボケ」か「ツッコミ」のどっち?

阿部:「ボケ」。

上戸:「ツッコミ」。

本木監督:「ボケ」。上戸さんみたいに上手くツッコめないんですよ。

阿部:僕はツッコまれたい方なんで。何でもツッコまれたい!(笑)。

上戸:ボケの方が覚えなきゃいけないセリフが多そうだな、という理由です。


――最後のご挨拶。

阿部:まだ公開まで1か月あるのですが、観られた方の感想をお聴きすると、「笑えるし、泣ける」という感想を頂いています。池井戸潤さんの作品だと「熱い!」というイメージがあるのですが、手に汗握りながらワクワクしながら観られた方も多くいらしたようです。お客様のお気持ちを盛り上げて元気になって帰って頂けるのかなと思っております。今朝浜村淳さんの番組に出させて頂いたのですが、今日はまだ1月13日なのに、「今年一番の映画だ!」と言われました(笑)。その1番をずっと継続できるよう、よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。
 


【STORY】
shylock-pos-240-3.jpg  ベテランのお客様係の西木(阿部サダヲ)が務める東京第一銀行の小さな支店では、今日も新規融資顧客の獲得に厳しいハッパが掛けられていた。そんな中、赴任間もない滝野(佐藤隆太)が好成績を上げ、支店長・九条(柳葉敏郎)や超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)からも期待されていた。その滝野に前任支店からの顧客・石本(橋爪功)から10億という巨額の融資依頼が来る。支店長自ら出向いて契約に至るが、しばらくして支店内で100万円紛失事件が起こる。西木は窓口業務の愛理(上戸彩)やお客様係の田端(玉森裕太)とともに事件の真相を探っていくと、なんと巨額融資が不良債権になるというとんでもない事態に…。本店の検査部次長の黒田(佐々木蔵之介)による査察が入るが、果たしてメガバンクの支店で起きたこの大事件の顛末とは?


■原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
■監督:本木克英  ■脚本:ツバキミチオ 
■音楽:安川午朗 
■主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
■主演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
■製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
■配給:松竹
■公式サイト: movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/ 
■公式Twitter :
@shylock_film
© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会 

2023年2月17日(金)~全国公開!


(河田 真喜子)

 

 

 

 

50年にわたるキャリアの中で、『シンドラーのリスト』でアカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞し、『プライベート・ライアン』で同賞監督賞を受賞するなど、映画史に残る名作で知られる巨匠スティーヴン・スピル バーグ。この度、本監督の新たなる代表作が誕生しました!『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠が“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『The Fabelmans』(原題)が、邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開が決定! 本年度アカデミー賞

 

2017 年映画賞を総なめし、世界を震撼させた傑作『スリー・ビルボード』から5年。いまなお演劇界・映画界の最前線に立つ鬼才マーティン・マクドナーの全世界待望の最新作『イニシェリン島の精霊』が 1 月 27 日(金)に日本公開致します。

この度、第80回ゴールデングローブ賞におきまして、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)コリン・ファレル脚本賞マーティン・マクドナーの<最多3部門で受賞>を果たしました。
 

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「すべてがうまく行っていた、昨日までは。」本作の舞台は本土が内戦に揺れる 1923 年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さな島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。

 


公開各国で大ヒット!マーティン・マクドナー作品の人気!

先の第 79 回ヴェネチア国際映画祭においてヴォルピ杯 男優賞【コリン・ファレル】、脚本賞【マーティン・マクドナー】の 2 冠を手にし熱い注目を浴びている本作は、10 月 21 日(金)に日本に先駆けて世界各国で公開されるや、同日公開の超大作『ブラックアダム』に引けを取ることなく、北米では全世界興収 1 億ドル突破の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に迫る、今年の館アベレージ 2 位を記録し、イギリスでは週末興行収入ランキングで 2 位、そして物語の舞台でもあるアイルランドでは 1 位発進と各国で堂々の大ヒットスタートを切りました。全米最大のレビューサイト Rotten Tomatoes でもほぼ満場一致の絶賛が続くなか、賞レースの口火を切る形でナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でも本作が主演男優賞【コリン・ファレル】、助演男優賞【ブレンダン・グリーソン】、脚本賞【マーティン・マクドナー】の主要 3 部門を受賞。今回のゴールデングローブ賞受賞によりアカデミー賞®最有力作品としてますます前進する結果となりました!


才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスに震撼する、まさに“マクドナー印”の最新作『イニシェリン島の精霊』はいよいよ今月公開!賞レースの活躍にも引き続きご注目ください。


■監督・脚本:マーティン・マクドナー「スリー・ビルボード」
■出演:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガンほか
■原題:The Banshees of Inisherin
■全米公開:2022 年 10 月 21 日
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2022 年/イギリス・アメリカ・アイルランド ©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
■公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp
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2023年1月27日(金)より TOHO シネマズ梅田ほかロードショー


(オフィシャル・リリースより)

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【元カノ】松本穂香×【今カノ】玉城ティナ×【カレ】渡邊圭祐。映画『恋のいばら』が、昨日1月6日(金)、ついに全国公開いたしました!

本作は、一人の男性を巡る元カノと今カノによるいびつな三角関係を描き、突然恋人に振られた主人公が、彼の今カノに"ある秘密"の共犯関係を持ち掛けたことからストーリーが展開。現在47歳にして、これまでに100作以上を監督する、現在の日本映画界に於いて最も多作かつ話題作を提供し続ける城定秀夫監督の最新作となります。


2023年1月7日(土)にTOHOシネマズ日比谷 スクリーン12にて、公開記念舞台挨拶を開催。松本穂香、玉城ティナ、渡邊圭祐、城定秀夫監督が登壇し、公開を迎えた喜びとともに、東京大神宮の恋みくじに挑戦!少々強烈な神様からのメッセージに、大盛り上がりの舞台挨拶となりました。


日程:1月7日(土)
実施時間:12:00~12:30 
会場:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン12
   (東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下1階)
参加者(敬称略)松本穂香、玉城ティナ、渡邊圭祐、城定秀夫監督



koinoibara-bu-1.7-240-matsu.JPG映画上映後、大勢の観客の前に立った松本は「皆さん、明けましておめでとうございます。無事、初日を迎えることができて、すごくホッとした気持ちもありつつ、今は皆さんご覧になられたということで、どういう感想をお持ちになられたかなというドキドキもあり、今日は短い時間ですが楽しんでいただければなと思います」とあいさつ。


続く玉城が「皆さん、明けましておめでとうございます。今年、映画館に来るのが初めてという方も多いと思いますが、そんな中でこの作品を新年の一作目に選んでいただいた人もいらっしゃると思います。こうやって皆さまのお顔を見て舞台あいさつができること、すごくうれしく思っております」と晴れやかな笑顔を見せた。


渡邊が「新年が明けて、初めての土曜日にこの映画を選んでくださって、本当にありがとうございます。上映後ということで、短い時間ではありますが、少しでも(自身が演じる)健太朗のことを好きになって帰っていただけるよう、温かい目でよろしくお願いします!」とあいさつし、会場を沸かせた。


koinoibara-bu-1.7-240-tama.JPG松本と玉城は本作が本格的に共演するのは初めてとなる。「本当に面白い方だなと。結局どういう方なんだろうというのが、いまだにつかみきれないところがあって。お会いするたびに新しい一面が見られるので、とりこになっています」と松本が語ると、玉城は「ありがとうございます」と笑顔。


一方の玉城は「わたしに興味を持ってくれるのかなと思っていて。現場で仲が悪くなったらどうしようと心配していたんですけど、でも感覚の温度感みたいなものがわりと近いので。そういうところがとても、話してて分かるなと、理解できる部分も大きかったですし、共演する前の作品も観ていたので、そこはもちろん頼りにさせていただいていました」と息の合った様子を見せた。

 

koinoibara-bu-1.7-240-watanabe.JPG渡邊演じる健太朗は、無邪気にすぐ女性に手を出す役柄。そんなキャラクターを演じるにあたり、「僕の中では、めちゃくちゃ子どもっぽい子で。出す言葉に悪意がないというか、根っこの部分はすごくピュアで。その好奇心から言葉が出てしまっているだけで。そこを原動力にいろいろなことをやっている」と解釈したという渡邊。城定監督も「ちょっとひと言でいうのはあれですが、僕は三人ともちょっとおかしな人たちだなというところから入って。ただどの人に肩入れするということもなく。平等に、フラットな目線で、この物語と、関係性を描けたらいいなという思いがありましたね。だからちょっと健太朗にも優しいというところがあります」と振り返った。


そしてこの日は縁結びの神社として人気の東京大神宮から恋みくじを取り寄せ、登壇者たち全員で運試しをすることに。まず松本が引いたのが「中吉」。「書いてあることがすごいんですけど…」と笑う松本は、「強烈な二人の愛は最高潮に達し、永遠を求めるけれど、長続きはしないかも知れません。嫉妬や快楽に狂わないで、心を平静にして、真実の愛に目覚め新しい人を選べば限りない幸福が得られます」とおみくじの文言を読み上げ、会場は大笑い。さらに「快楽に狂わないように…」と反すうする松本の言葉に、会場も大いに沸いた。


koinoibara-bu-1.7-500-tama-matsu.JPG続いて玉城が引いたのは「吉」。「なんか書いてあることは良くないです」と顔をくもらせた玉城は、「夜も日もなく恋い焦がれても高嶺の花です。しかし恨んではいけません。思い切って諦めなさい。この切なく苦しい思いを祈る心に変えて神様におすがりしなさい。必ず相応しいよい人に廻り逢えます」と読み上げるも、「え? 神様におすがりする?」と戸惑いを隠せない様子の玉城だったが、「おすがりするといいということなので、今年は神社にいっぱい行こうかな」と笑ってみせた。


そして渡邊が引いたのが「中吉」。「灯の木陰にささやき合った恋なのに枯葉が散って行くように淋しく消えてしまう様な運勢です。もっと積極的につき進んで愛情を捧げましょう。そうすれば愛をつなぎとめることが出来ます」と読み上げた渡邊は、「ほかにも、待ち合わせは街中の静かに対話のできる喫茶店が良いと書いてあるんで、水瓶座か双子座のB型かO型で、2つ年の離れた人と喫茶店に行きます」と具体的な内容を挙げつつ、笑顔で今年の意気込みを語った。


koinoibara-bu-1.7-240-DI.JPG一方の城定監督は「小吉」。そこには「数学と英語の復習を必ずやりましょう」と書かれていたとのことで、「いまさら」と笑ってみせた城定監督だった。


そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後に松本が「年が明けてすぐに、こんなにたくさんのお客さまの前に立って、刺激を受けましたし、うれしい気持ちでいっぱいです。この映画を観て、少しでも刺さるものがあったら、ぜひともお友だちに勧めていただいたり、感想をSNSに投稿していただけたらわたしたちもとてもうれしいので。ぜひよろしくお願いします」とメッセージを送った。
 


【STORY】

私が恋したカレには、「今カノ」がいる。どうしてもカレを取り戻したいから、今カノをインスタで特定。ただ、知りたいだけだった。


koinoibara-pos.jpg24歳の桃は、最近、健太朗にフラれ、関係が終わったばかり。健太朗のインスタを見ていると、どうやら新しい恋人ができたらしい。桃は、そこから今カノ・莉子のインスタを発見。インスタを頼りに莉子を特定し、直接会いに行ってしまう。そして莉子と対峙した桃は、ある“秘密の共犯”を持ちかける。「リベンジポルノって知っていますか?」「健太朗のパソコンに保存されている自分の写真を消して欲しい」と。最初は相手にしない莉子だったが、徐々に自分も被害に遭うかもしれないと、不安を覚え始める。そして・・・。

図書館で勤務していて、地味な桃。ダンサーで、桃と同い年ながら、桃とは対照的にイマドキの洗練された莉子。カメラマンで、無邪気にすぐ女性に手を出す健太朗。ふたりの女とひとりの男の甘くて危険な三角関係が始まる――。


■監督:城定秀夫  脚本:澤井香織 城定秀夫
■出演:松本穂香 玉城ティナ 渡邊圭祐 中島 歩 北向珠夕 吉田ウーロン太 吉岡睦雄 不破万作 阪田マサノブ 片岡礼子 白川和子 ほか
■企画・制作プロダクション:アンリコ
■製作幹事・配給:パルコ  宣伝:FINOR
■音楽:ゲイリー芦屋  主題歌:chilldspot 「get high」
■©2023「恋のいばら」製作委員会
■公式サイト:koinoibara.com
■Twitter:koibara_movie
■Instagram:@koinoibara_movie2023
■TikTok:koibara_movie

2023年1月6日(金)~TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイント他全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 

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