~戦後70年の今、戦場にいるかのような衝撃を体感する塚本晋也監督入魂作~
《未体験ゾーンの映画たち2015》
一般公開されなくても、思わぬ感動がそこにある。
劇場発信の新しい映画祭【第4回未体験ゾーンの映画たち】開催!
4年目を迎える【未体験ゾーンの映画たち】が2015年、過去最大の規模で49本を一挙上映!!
ホラーやスプラッターだけではない、上質のサスペンスからノンフィクションドラマ、日本では中々見られない東欧の作品など、珍しい映画が堪能できる映画ファンには堪らない特集上映イベントです。
個人的には、昨年亡くなったロビン・ウィリアムズの『余命90分の男』や、SNSを皮肉るようコメディ『Facebookで大逆転』、政治・経済界のスキャンダルをノンフィクションドラマ『ミスター・スキャンダル』や『ハニートラップ 大統領になり損ねた男』、そして、スパイものやロシアの戦闘ものSF、ホラーに至るまで、様々な世界を一挙に見せてくれます。
他にも、韓国の俳優、いかつい顔のチャ・スンウォンの『ハイヒールの男』などは興味津々。ラブホラーの『美しき獣』はジョン・カサヴェテス監督の娘のザン・カサヴェテスが監督しているので、要チェックでしょう。
珍しいところでは、ロン・ハワード監督の『メイド・イン・アメリカ』がイチオシ! 1月公開された『ANNIE/アニー』ではウィル・スミスとプロデュースを手掛けたジェイZが主催する音楽フェスティバルを、『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞監督賞に輝いたロン・ハワードが監督したドキュメンタリー映画です。
さて、あなたは何本見られるでしょうか?
【シネ・リーブル梅田での開催期間】
・2015年3月7日(土)~4月10日(金)
☆上映期間/回数は作品により異なります。
☆全作品デジタル上映
【料金】
1,300円均一
毎週水曜日サービスデー、毎月1日映画の日:1,100円均一
会員サービスデイ(火・金):1,000円
☆リピーター割引⇒本映画祭上映作品の有料半券提示で、次回より200円引き(その他の割引との併用不可)
★シネ・リーブル梅田での上映スケジュール⇒ こちら
同フェスティバルは、今年から大阪アジアン映画祭から独立し、自主運営による開催となりましたが、サポーター制度導入など多くの観客の支援を受け、一般チケットも、発売から50分で完売する人気ぶりとなりました。午前の部は、高橋聰同委員長により新出発となった「おおさかシネマフェスティバル」の挨拶の後、午前10時10分から特別上映『劇場版 神戸在住』を上映。上映後には、神戸市灘区出身の白羽弥仁監督と藤本泉(新人女優賞)をゲストに迎えたトークショーが行われ、神戸を舞台にした同作の裏話が披露されました。
昼食休憩後、午後1時からの表彰式では、同映画祭の創立メンバーでもある大森一樹監督が「『おおさかシネマフェスティバル』は約30年前にぼくと高橋さんがはじめた映画祭。始めたときは20代。今、新作を撮影しているので、来年は受賞者で出席したい」と挨拶。総合司会の浜村淳が、スペシャルサポーターによる花束贈呈の際も、登壇する度に盛り上げ、ゲストも観客も笑いっぱなしの1時間半。手作り映画祭ならではの一体感で、満席の観客からも大きな拍手が送られました。様々な角度から受賞者に切り込む浜村トークで、受賞者の思わぬ素顔を垣間見ることができた表彰式の模様を、ハイライトでご紹介します!
【主演男優賞】綾野剛『そこのみにて光輝く』『白雪姫殺人事件』
「台本の最初の3行だけで(これはという)匂いがした。池脇さんは何があっても大丈夫なので、安心して演じた。(『新宿スワン』で金髪スカウトマンを演じることについて聞かれ)やりたくない役を探す方が難しい」
【主演女優賞】池脇千鶴『そこのみにて光輝く』
撮影現場スタッフからの情報と、台本を開いているところを見たことがないことを指摘されたNAOTOは、「僕は心配性で石橋を叩きすぎて割ってしまうぐらいの男なので、台本を読み、五十嵐という役にどうアプローチしていけばいいのか考えました。身体は弱っていくけれど、気持ちは強くて、まるでロウソクが消える瞬間に燃え上がるような状態ではないかと思い、現場で迷いがないように、事前にしっかり叩き込みました。役作りのために6日間断食し、体重を6、7キロ減らして臨みました」と事前の準備を徹底的に行ったエピソードを明かした。
『台湾人生』『台湾アイデンティティー』と台湾の日本統治下に生きてきた日本語世代に取材を重ねてきた酒井充子監督。最新作『ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻』は、韓国では知らない者はいないという名画家ジュンソプとその妻、方子(まさこ)との愛を丹念に映し出したドキュメンタリーだ。
―――イ・ジュンソプさんの絵力と、封筒の宛名一つとってもとても味があり、手紙の文面も妻に対する愛がストレートに綴られていて印象的でした。ジュンソプさんの人生を語るにあたって、これらの作品や残された絵をどのように入れていこうと思ったのですか?
『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』イベントレポート
(MORTDECAI 2015年 アメリカ 1時間47分)
原作:キリル・ボンフィリオリ「チャーリー・モルデカイ1 英国紳士の名画大作戦」(角川文庫刊)
監督:デヴィッド・コープ
出演:ジョニー・デップ、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガー、オリヴィア・マン、ジェフ・ゴールドブラム、ポール・ベタニー
公式サイト⇒ http://www.mortdecai.jp/
(c) 2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年2月6日(金)~TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS)ほか全国超拡大ロードショー
ジョニー・デップ最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は、インチキアートディーラーが名画盗難事件に絡む捜査に協力して、世界を股にかけて大活躍する痛快アクションコメディ。その公開を前に来日したジョニー・デップではなくて!?、お笑い芸人たむらけんじさんを迎え、通天閣のビリケンさんに映画の大ヒット祈願を行いました。
◆公開記念イベント◆
・実施日:2月4日(水)12:30~(約20分)
・ゲスト:たむらけんじ
・場所:通天閣(地下イベント会場)
◆イベント詳細◆
新装オープンした通天閣地下のイベント会場に颯爽と登場したお笑い芸人たむらけんじさんは、主人公チャーリー・モルデカイの衣装に身を包み、ビリケンさんに本作の大ヒット祈願をしました。MCの鋭いツッコミにたじたじになりながらも、厳しい芸能界で生き残る秘訣や自身の自虐ネタなどを披露し、会場は爆笑の渦が巻き起こりました!
MC:チャーリー・モルデカイに扮していただいたたむらけんじさんです!
たむらけんじ: (金髪のドレスの女性と共にたむらけんじ登場)今日は体調悪いので休もかなと思いました(東京の記者会見を体調不良でドタキャンしたジョニー・デップ)。この“ちょびヒゲ”めちゃめちゃかゆいです!
MC:映画をご覧いただいて感想はいかがでしたか?
たむら:アメリカのコメディーがめちゃめちゃ苦手で不安やったんですが、ボケが上品!カーアクション・謎解きもあって意外な裏切りとかあって面白かったです!
MC:チャーリー・モルデカイは貴族ですが、インチキアートディーラー、スパイというキャラですね。たむけんさんもいろんなお仕事をお持ちですが?
たむら:はい、僕もインチキ焼肉屋、インチキカレー屋と…誰がや!? あそこだけは真面目にやらせて頂いてます!
MC:『チャーリー・モルデカイ』の副題が“華麗なる名画の秘密”ですが、“華麗なるたむけんの秘密”は?関西で10本のレギュラーを持っておられる秘訣は?
たむら:これっという秘訣はないのですが……ゴマ擦りから始まって、飲みの誘いは断らない、呼ばれたらすぐ行く、長いものには上手に巻かれる、これです!
MC:ところでチャーリーはビックマウスで破産もしておりまして、焼肉たむらは~?
たむら:すぐそっちの方にいきますね!昔ほどじゃないですが、ウチは全然大丈夫です!! この前もこれで(スポーツ紙に)“滞納は否定“て書かれて怖い思いをしました。書き方が悪い!もう何も喋りません(笑)
MC:今日は隣に女性がいますが、ジョニー・デップさんは来日の際、婚約者のアンバー・ハードさんを連れてましたが~?
たむら:えっ!? アンバー・ハードさんでしたっけ?君はハンバーガールかいな!? 淡路島を応援するハンバーガールなんかーい!! はいっ!
MC:最近女性と言えば、鈴木紗理奈さんとの復縁が噂されてますが~?
たむら:復縁は絶対ないです!! ないですけど、この前ウチに来ました!
MC:何しに?
たむら:友人たちと(鈴木紗理奈含む)ご飯を食べに行って2軒目に行ったらべろべろになって。気づいたらみんなで家にいました。先日その中にいた後輩が僕にお礼を言ってきまして、写真を見せてきたんですが、それがその時に鈴木紗理奈と寄り添ってとった写真なんですよ。鈴木紗理奈のこと叱らなアカンのですよ!俺の後輩とそんな写真取って!もう浮気したからないです!(復縁は)200%ないです!ないない!終わり!
MC:ビリケンさんが後にいらっしゃいますが、足の裏をかいて笑うと願いが叶うとされています。神の像ビリケンさんにご協力いただいて、映画のキャンペーンを行っていただけることになりました。ビリケンさんはしゃべれないので、代理で通天閣の西上雅章社長登場にご登場いただきます!
西上社長:(チャップリンの恰好で登場)僕もこの映画が好きで期待しています!今日は、“チャーリー”にちなんで、チャーリー・チャップリンの恰好をしてみました。
MC:ビリケンさんでどういった協力をしていただくかと言いますと、たむけんさんからビリケンさんにチャーリー・モルデカイの象徴“ちょびヒゲ”を授与していただいて、映画のヒットをお願いしようというものです!
(“ちょびヒゲ”を持った西日本ハンバーガールZ登場し、たむけんに“ちょびヒゲ”を渡し、ビリケンさんにヒゲをつける)
たむら:ビリケン・モルデカイになりました!
たむら: (足をなでながら)チャーリー・モルデカイ大ヒットしますように!よろしくお願いいたします!!
MC:それではこのイベントがお開きになりますが、たむけんさん最後にコメントをお願いします。
たむら:僕がなぜこの映画の宣伝隊長に指名されたのか、秘密を暴きたいと思います。
“ちゃ~”りー・モルデカイは、痛快アドベン“ちゃ~”です! みなさん“ちゃ~”んと映画館に足を運んでくだ“ちゃ~”い!
MC:みなさんぜひ映画館で観てください!よろしくお願いいたします!
【たむらけんじプロフィール】
1973年5月4日生まれ(41才)
大阪府阪南市出身
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
【ストーリー】
英国でゴヤの名画が盗まれ修復師が殺されるという事件が起きた。名画には世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていた!そこで、英国諜報機関MI5のマートランド(ユアン・マクレガー)は、美術界の裏事情に詳しいインチキアートディーラーのチャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に捜査を依頼する。実は、マートランドとチャーリーは大学の同級生で、チャーリーの妻となったジョアンナ(グウィネス・パルトロー)をめぐる恋敵でもあった。チャーリーは貴族だが破産寸前で、家宝の美術品を少しずつ売却してはしのいでいたが一向にらちが開かない。そんな状況に業を煮やす妻のジョアンナに頭が上がらない。しかも、最近蓄えた髭をジョアンナが嫌がりキスさえさせてもらえない。そこで、チャーリーは頼りになる召使のジョック(ポール・ベタニー)と共に名画を追って、世界を股にかけた華麗なる大冒険へと繰り出す!
(河田 真喜子)