大映創立70周年を記念して、世界の巨匠がマイ・ベスト10に選出した『羅生門』、『雨月物語』をはじめ、必見の名作から隠れた秀作まで大映の21作品を一挙上映する『映画は大映』が12月1日(土)より梅田ガーデンシネマで開催される。なかなかスクリーンで観る機会のない名作をぜひスクリーンで体験してほしい。21日(金)まで。
<上映作品>
『無法松の一生』
『羅生門』
『稲妻』
『雨月物語』
『地獄門』
『山椒大夫』
『幻の馬』
『宇宙人東京に現わる』
『夜の河』
『炎上』
『浮草』(デジタル上映)
『薄桜記』
『おとうと』(銀残し版)
『黒い十人の女』
『釈迦』
『しとやかな獣』
『眠狂四郎勝負』
『氷点』
『赤い天使』
『白い巨塔』
『なみだ川』
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「歴史」をテーマにした世界でただひとつの“ジャンル映画祭”「第4回ヒストリカル映画祭」が12月1日から9日まで、京都文化博物館、京都シネマ、東映、松竹の両撮影所の4ヵ所で開かれる。男女逆転時代劇『大奥 ~ 永遠』、フランス、スペイン映画『マリー・アントワネットに別れを告げて』など話題の新作のほか、ロシア『1612』、韓国『神弓-KAMIYUMI-』など世界各国の最新“歴史映画”が楽しめる。
◆東映京都撮影所


22>号出口から徒歩約6分


クリント・イーストウッド演じるガス・ロベルは、メジャーリーグのスカウトマン。今の時代に、コンピュータも使わなければ、メールもしない、昔ながらのスタイルを貫く男だ。素直に感情を表現することが苦手で、話し方はぶっきらぼう、いつも気難しげな表情を浮かべている。そんな、時代に取り残されたような男を、球団はお払い箱にしようとしていた。視力が衰え、目がかすみ始めたとはいえ、まだまだスカウトマンとしての自信と誇りは失っていない。ガスは、キャリア最後のスカウトの旅に出る。手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じつづけてきた一人娘のミッキー。妻を早くに亡くし、男手ひとつで育てようとして、育てられなかった娘と、思いがけず旅をすることになった不器用な父。初めて向かい合った父娘が、旅の終わりに見つけたものとは――? 

