「AI」と一致するもの

smile again-550.jpg『スマイル、アゲイン』

 

『もうひとつの世界』-550.jpg『もうひとつの世界』《VIVA!イタリア③》

 

『最後のキス』-550.jpg『最後のキス』《VIVA!イタリア②》

『ハートの問題』-550.jpg 『ハートの問題』《VIVA!イタリア①》 

 

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『パシフィック・リム』

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~人気絶頂アジアン若手スター競演!この夏オススメの最新中華アクションエンターテイメント登場~

今年も、中国・ニューウェーブ・エンターテインメント映画を一挙に上映する『2013夏の中華大傑作映画まつり』がシネマート新宿に引き続き、8月10日(土)からシネマート心斎橋で開催される。

エディ・ポン、レオン・カーファイといった中華圏ファンにお馴染みのスターをはじめ、主演作が大阪アジアン映画祭で上映された(『メモリー –First Time-』)アンジェラベイビーが、華麗なカンフーも披露し新境地を開拓。そして第二のジェット・リーとの呼び声も高い新人ユエン・シャオチャオのフレッシュな演技も魅力的な新感覚カンフーアクション『TAICHI/太極 ゼロ』、続編の『TAICHI/太極ヒーロー』がいよいよ登場する。

そして昨年夏日本でも大ヒットしたファンタジー・ラブストーリー『画皮 まやかしの恋』の続編、中国全土で大ヒットを記録した『妖魔伝 –レザレクション-』も公開される。また『TAICHI/太極 ヒーロー』、『画皮 まやかしの恋』に出演し、大阪アジアン映画祭クロージング作品『二重露光〜Double Xposure〜』でファン・ビンビンと共演した中国人気ナンバーワン俳優フォン・シャオフォンの魅力にも触れることのできる絶好の機会だ。

華麗な新感覚アクション、さらに幻想的で美しさを極めたラブストーリーと中華圏映画ならではの最新エンターテイメント3本をぜひ楽しんで!

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『TAICHI/太極ゼロ』 "太極1従零開始"(2012年 98分)
 製作総指揮・原作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
 製作・監督:スティーブン・フォン「ジェネックス・コップ」
 出演:ユエン・シャオチャオ、 アンジェラベイビー、 レオン・カーファイ、 エディ・ポン

 

実在の武術家、揚式太極拳の創始者、揚露禅(ようろぜん)の若き日の闘いを描く新感覚カンフー・アクション。2008年北京オリンピック武術トーナメント・金メダリストの新人ユエン・シャオチャオが、天賦の才能に恵まれ、額にある肉芽を押すと無敵の戦士になる一方、肉芽が黒く変色すると死に至る主人公揚を初々しく表現。揚は生き延びるため陳家拳を学ぼうと秘境の果てにある陳家溝へやってくるものの、よそ者には教えられないと村中から白い目で見られ、陳の娘、玉娘(アンジェラベイビー)や村民にもやりこめられてしまう。アンジェラベイビーが披露する可憐なカンフーアクションや、素性がバレないよう変装しながら揚を見守る陳を演じるレオン・カーファイ、珍しく悪役にチャレンジの大阪アジアン映画祭でもお馴染み(『聴説』、『LOVE』)のエディ・ポンなど、見どころいっぱい!村人たちとの闘いではアニメーションも交え、ロックテイストのある展開が楽しい。サモ・ハン・キンポーがアクション監督を務めたのも話題になった大ヒットアクション映画だ。
   
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『TAICHI/太極ヒーロー』”太極 2 英雄崛起”(2012年 100分)
 製作総指揮・原作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
製作・監督:スティーブン・フォン「ジェネックス・コップ」
出演:ユエン・シャオチャオ、 アンジェラベイビー、 レオン・カーファイ、 エディ・ポン、フォン・シャオフォン

『TAICHI/太極 ゼロ』で見事線路建設を企む方(エディ・ポン)らの陰謀から陳家溝を守った楊(ユエン・シャオチャオ)。しかし村人と対戦するうちに陳家拳の技を身に付けた楊は、技を盗んだと罪に問われ処刑を言い渡される。玉娘(アンジェラベイビー)は自分と結婚することで楊はよそ者でなくなると主張。玉娘と結婚した楊は晴れて陳家拳を教えてもらえる立場となったのだが・・・。父親と対立していた玉娘の兄役に中国のライジングスター、フォン・シャオフォンが登場。父子の葛藤を表現し、前編にはない物語の奥行を出している。虎視眈々と反撃の準備を重ねていた方(エディ・ポン)との再対決や、夫婦となった楊と玉娘の関係など、格闘家としても人間としても成長を遂げていく楊はユエン・シャオチャオ自身の成長とも重なる。精悍な風貌といい、キレのいいアクションといい、まさに「第二のジェット・リー」ユエン・シャオチャオをお見逃しなく!


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『妖魔伝-レザレクション-』 ”画皮2”(2012年 131分)
 製作:チェン・クォフー「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
 監督:ウー・アールシャン
 出演:ジョウ・シュン、 ヴィッキー・チャオ、 チェン・クン、ヤン・ミー、フォン・シャオフォン

前作『画皮 まやかしの恋』で人間に恋をし、救ってしまった罪で500年間氷地獄に封印されていたキツネの妖魔、小唯(ジョウ・シュン)。彩雀の妖魔、雀児(ヤン・ミー)に助けられ、人間の心臓を食べながらその美を保ち続けていた。小唯は本当に人間になるためには、心臓を自ら差し出す人間に出会わなければならないが、小唯は顔に傷を負って仮面をまとった美しい靖公主(ヴィッキー・チャオ)に助けられ、靖公主の弱点を掴んで目的を達成しようとする。

前作以上に妖艶さと幻想的な美しさで魅了する本作。キャスティングも前作同様ジョウ・シュン(『クラウドアトラス』)、 ヴィッキー・チャオ(『レッドクリフ』シリーズ)、 チェン・クン(『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』 )の3人が競演する他、人気上昇中の若手女優ヤン・ミーやフォン・シャオフォンがミステリアスなストーリーの中で、少し気が休まる微笑ましくコミカルなやりとりを見せ、物語のアクセントになっている。見た目の美か、心か、愛する人の心を得るための女心を利用した策略や悲劇が、感動的な愛の物語に昇華する大人のファンタジーロマンス。ジョウ・シュンとヴィッキー・チャオの火花散る美の競演は本当に見もの!


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shiwa-main.jpg 梅田ブルク7が29日にリニューアルし、コミック、アニメ、小説、ゲームなど様々なジャンルを融合させたシアター・ミュージアムとして生まれ変わった。
シックな上質空間の装いをみせる7階ロビー中央には大型ビジョンを設置するほか、ハリウッドから第一線の特殊メイクアップ・アーティストを招いて、特殊メイクの実演&体験する「ユニバーサル・サイト」を設置。物販コーナーは「ショールームサイト」として生まれ変わり、従来のブルク作品関連の商品販売に加え「ここだけでしか買えないオリジナル商品」の販売も行っている。 また、「アニマリアル・プロジェクト」では、アニメの世界をリアルに再現するコーナーとして人気を博している。

 ジャポニスタ・メディアートとして映像を演出する半円形のミュージアム・ステーションを設営し、原画やシーンカットなどが見られる「ギャラリー・ウォール」や、関東で人気の「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」も併設している。今後は、ライヴ感あるイベントを目指して、声優と触れあえるイベントも企画中だ。観るだけではない楽しみが満載の梅田ブルク7に、ぜひ一度足を運んでみてほしい。


 リニューアル記念上映として、三鷹の森ジブリ美術館配給映画『しわ』が現在絶賛公開中だ。スペインで公開されるや社会的に大きな反響を呼び、スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で最優秀アニメーション賞と最優秀脚本賞を受賞した手書きアニメーションによるヒューマンドラマ。認知症がひどくなり、老人ホームに入居した主人公とその老人ホームで暮らす老人たちの日々を描き、認知症はファンタジーとも感じられるような独特な現象をアニメーションならではのタッチで軽やかに表現している。ユーモアを交えながら、老いの中での人間の尊厳や愛について問いかける感動作をぜひお見逃しなく!

『しわ』公式サイト ⇒ http://www.ghibli-museum.jp/shiwa/

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2012年東京・オーディトリウム渋谷で開催された濱口竜介初の大規模特集上映「濱口竜介レトロスペクティヴ」が、さらにスケールアップし、今後の活動を見据えた「濱口竜介プロスペクティヴ」として関西に登場した。第七芸術劇場(6/29~12)、神戸映画資料館(6/29~6/8)、京都シネマ(7/13~19)、元・立誠小学校特設シアター(7/8~19)、京都みなみ会館(7/13オールナイト)の京阪神5館という前代未聞の規模で一挙上映されている。

2003.年の『何くわぬ顔』(short version/long version)から、染谷将太、渋川清彦主演の最新作で、『親密さ』以来の劇映画となった『不気味なものの肌に触れる』まで特別上映を交えての全16本を一挙公開。男と女の感情の揺らぎと、一瞬の感情の爆発を見事に捉えた劇映画から、被写体に真正面から向き合い、真摯に対話する中でドキュメンタリーを超えた何かを紡ぎだす濱口流ドキュメンタリー、そして劇中映画だけでも映画を成立させてしまう劇映画の中のリアルの具現化まで、未だ体験したことのないような衝撃を味わえる濱口竜介という映像作家にぜひ出会ってほしい。

濱口竜介プロスペクティヴ in Kansai 公式サイト http://prospective.fictive.jp/

【濱口竜介プロフィール】

hamaguchi_naminooto.jpg1978年、神奈川県生。2008年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制『PASSION』がサン・セバスチャン国際映画祭や東京フィルメックスに出品され高い評価を得る。その後も日韓共同製作『THE DEPTHS』(2010)、東日本大震災の被災者へのインタビューから成る映画『なみのおと』『なみのこえ』、東北地方の民話の記録『うたうひと』(2011~2013/共同監督:酒井耕)、4時間を越える長編『親密さ』(2012)を監督。精力的に新作を発表し続けている。

 

 


【各劇場からのメッセージ】

hamaguchi_shinmitsusa-shotver.tif第七藝術劇場/松村厚
  映画『親密さ(short version)』で、ジャック・リベットの映画『彼女たちの舞台』やジョン・カサヴェテスの映画『オープニング・ナイト』を想起させ、映画『はじまり』という13分の短編で、相米慎二監督の長廻し撮影を想起させてくれた濱口竜介監督は、私にとって映画を観るという行為の中で<驚き>という体験をさせてくれる映画監督である。
映画誕生のリュミエールの『列車の到着』がグランカフェの観客を驚かせたように映画は原初からアメージングな体験であったのだ。濱口竜介の作品が、様々な優れた映画作家たちの影響を受けているのが明らかであろうともそれらの作品は紛れもなく濱口竜介でしか撮りえない作品であると確信している。濱口竜介が劇映画からドキュメンタリー映画までの違ったジャンルをその撮影の拠点を東京、東北と軽々とした身のこなしで移して来たように易々と<驚き>と共に乗り越えてしまう。そんな彼が今度は神戸にその拠点を移して映画的策謀を張り巡らそうとしているのだ。そのことを私たちは歓迎し、祝福するために『濱口竜介プロスぺクティブin KANSAI』を大阪、神戸、京都の5館で開催することは映画的な正しい所作だと思う。
このあまりにも映画的な快挙に私たちは喝采し、映画的な発見に身を委ねてみようではないか。

 

hamaguchi_PASSION1.tif神戸映画資料館 田中範子
  神戸映画資料館では2009年に『PASSION』を上映しましたが、その時から、この濱口竜介という監督は、すぐに次のステージに上がり日本映画界の中核として活躍されることを確信しました。的確な映画術によって生み出されるエモーション。255分もの『親密さ』を撮ったり、東北でドキュメンタリーを連作したりと、ミニシアター向け──大多数の支持は得られないが、一部の人には愛される──の映画作家と思われても無理はありませんが、そこに止まらない力の持ち主です。
神戸映画資料館は、新旧、商業非商業の区別なく上映活動を行い、“小さな”映画を大事にしています。“大きい”“小さい”に優劣は無いという立場ですが、それでも、濱口監督の作品はもっと注目され広く見られるべきだと考えています。このような映画作家はほかに思い当たりません。将来像を含めてイメージするのは大島渚監督。彼もまた、独立プロダクションを立ち上げたり、国際的な資本で撮ったりと、模索し続けた監督でした濱口監督も黙々と作品を作り続け、それを可能にする道を神戸で切り開こうとしています。
濱口竜介監督の「これから」の「はじまり」としての大特集上映にご注目いただきたいと思います。

 

hamaguchi_utauhito.tif元・立誠小学校特設シアター 田中誠一
「フィクション映画」で奇跡的な偶然=必然の瞬間を立ち上がらせ、「ドキュメンタリー映画」で劇的なエモーションを浮上させる。映画が持つ(とされている)枠組を融解させ、映画それ自体の新しい可能性を見せてくれる。しかしそれは、まったく新しいようでいて、実は映画それ自体が本来持つおもしろさなのだと、観た後に気づく。濱口竜介が現在の日本で最も優れた映画作家の一人であり、今後遠くない未来に世界の巨匠たりうる映画作家であることを私が確信しているのは、そうした理由からだ。
濱口竜介が今、必要としているのはただひとつ。彼の作品が少しでも多くの観客に観られること。観られさえすれば、この新しさと面白さに、誰もが気づくはずだ。
映画作家として充実の時期に差し掛かっているこの時期に、彼が関西に住み、活動を開始するということを、我々はこのうえない喜びと期待で受け止め、関西の観客に、濱口作品の新しさと面白さを伝えたいと強く思う。
濱口監督は現実に出会うと、ひょうひょうとした風貌に福々しい笑顔をみせる。むこう数年、我々は関西で、その笑顔の奥にある映画の未来に日常的に出会うことができるのだ。 今回の「濱口竜介プロスペクティブ」関西5館同時開催は、その喜びと期待の実現である。 みなさんもぜひ、そこに立ち会い、共有してください。切にそう願っています。

 

京都みなみ会館 吉田由利香
濱口竜介監督の作品を観終わった後、観客は何を思うだろうか。否、「誰」を思うだろうか。彼の作品には、ふっと大切な人の顔を思い起こさせる爽やかな力がある。映画の登場人物の中に、自分を発見し、自分にとっての重要な他者を発見する。語られている事は、ある意味ありふれた出来事で、役者の話す台詞の中に自分を、行動の中に他者を発見できたりする。我々は、はたっと自身を振り返る。
『親密さ』は、ここ最近観た作品の中でも、群を抜いて私の心の中に突き刺さった作品である。4時間を越えるこの大作を、当館で上映出来る事がとても嬉しい。観客が、どのような顔で劇場を後にしてくれるか、今からとても楽しみである。
京阪神、どこでもいい。是非、濱口竜介の世界に劇場で出会ってほしい。この貴重な機会の目撃者となって欲しい。そして、劇場からの帰り道、大切な人の事をそっと思い出して、すこし、やさしい気持ちになってくれたらいい。

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