「AI」と一致するもの

french2016-6-24-parado-550-1.jpg

『太陽のめざめ』主演ロッド・パラドさんトーク@フランス映画祭2016
 
フランス映画祭2016でオープニング上映された、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『太陽のめざめ』は、カンヌ国際映画祭でオープニング上映され、同映画祭で女優賞(『モン・ロワ(原題)』)を獲得したエマニュエル・ベルコ監督最新作だ。カトリーヌ・ドヌーヴ演じる判事が10年に渡って辛抱強く更生に力を尽くした少年役に選ばれたのは、本作が初映画出演となる新星ロッド・パラド。度重なるオーディションで手にした主人公の少年マロニーの危うさ、寂しさ、暴力的感情、愛を求める姿を感受性豊かに演じ、本国フランスでも「アラン・ドロンの再来」と大注目を浴びている。
 
french2016-taiyouno-550.jpg
同じような境遇を経て、今は少年たちに寄り添う保護士、ヤン役のブノワ・マジメルと疑似親子のような信頼関係を築いては、ぶち壊し、指導する方もされる方も揺れ動く姿も心動かされる。愛を知らずに育ったマロニーと同年代の少女テスの不器用で乱暴すぎる愛や、自分の事を優先してしまう母に対して、それでも母に会いたいと願う切ない心情など、生々しい感情をスクリーンに焼き付けた作品だ。
 
マロニー役のロッド・パラドさんがゲストとして初来日を果たし、上映後のトークで観客からの質問に応えてくれた。俳優業に身を捧げる覚悟をし、今後の活躍が非常に楽しみな新星の初々しい姿をご紹介したい。
 

french2016-taiyou-240-3.jpg

―――東京は初めてだそうですが、感想はいかがですか?
ロッド:初めてヨーロッパの外にやってきました。東京だけでなく日本は素敵な国。パリと比べると温かく、人々も落ち着いていて神経質ではありません。心が温かいです。
 
 
―――強烈なキャラクターを演じていますが、キャリアの一本目でどうやってこの役に出会ったのですか?
ロッド:映画の中でも木を削るシーンがありますが、僕自身当時は職業訓練課程の高校生でした。ある女性から「あなた映画に出る気はない?」と誘われたのです。高校の教室で演技テストをし、その後オーディションが30回近く重ねられました。エマニュエル・ベルコ監督は主演の男の子を選ぶのはとても重要な選択なので、かなり長い時間をかけました。僕が選ばれ、ようやくブノワさんとテストをすることができたときには、すぐに家族のように演じることができました。仕事は一生懸命やりましたし、疲労困憊するまでやってのけました。この結果にはとても満足していますし、そこまでやらなければこのような結果にはならなかったと思います。ブノワの後に、テス役のサラさんとテストをし、それもうまくいって、ようやくあなたに決めるということで、カトリーヌ・ドヌーヴさんとのテストになったのです。彼女と初めて会ったときは、「どう、初めてなんだってね」と声をかけられ、緊張していましたが、年齢を聞かれた後に「あなたは?」と聞くと、ドヌーヴさんも素直に話してくださり、女優というより彼女自身の内面の愛情を感じました。そこは映画の判事と主人公の関係に現れているのではないでしょうか。
 
 
―――感動的な映画を観ることができ、うれしく思います。ロッドさん自身は学校時代どんな生徒でしたか?
ロッド:マロニー役はちょっと複雑な内面ですが、僕自身もルールはあまり得意ではなく、自由が好きですね。学校はどちらかといえば苦手で、活発すぎるぐらいでした。ただ、他人に対するリスペクトがありました。マロニーには欠如感があると思います。生まれつき暴力的ではないと思いますから。
 
 

french2016-6-24-parado-240-5.jpg

―――マロニー役を演じるにあたり、今までの不良少女や不良少年が重要な役割の映画(『大人は判ってくれない』等)を参考にしたのか、もしくは21世紀の新たな不良少年像を演じようと思ったのでしょうか?
ロッド:とりわけ今までの映画や役割を参考にしたということではなく、本当に努力をし、準備をしました。脚本をコーチにつきながら2か月間、徹底的に読み解きました。現場で台詞が入っていないと、自由に演技ができませんから。そうして本当に自分の感情が出るようにしました。あと現場では、エマニュエル・ベルコ監督の言うことを聞けばいい。その演技指導に従えばよかったのです。暴力もどんどん高めていき、最初に一番高めてから、どんどん下げていくことで演技をコントロールしていきました。
 
 
 
 

french2016-taiyou-240-2.jpg

―――ブノワ・マジメル演じるヤンが奥さんと別れたという話をしていたとき、「ジュテーム(愛してる)」という言葉をマロニーが初めて口にしますが、演じたロッドさんはどう感じましたか?
ロッド:あのシーンで、保護士役のヤンとマロニーは全幅の信頼で結びついています。難しいタイプの子どもが保護士に全幅の信任を寄せることは世界中でも難しい中、このような状況はとても珍しいことです。マロニーも、最後「いい人間になりたい」と告げますが、世の中にはそう思っていても失墜していく人もいます。映画のマロニーのように僕自身は世界中の問題のある子どもたちが良い方向に向かっていくことを願っています。
 
 

french2016-6-24-parado-240-4.jpg

―――ロッドさん演じるマロニーの眼差しや仕草などは、悪いことをするとより美しく魅力があるアラン・ドロンを彷彿とさせますが、ご自身はアラン・ドロンのようになれると思いますか?
ロッド:そんな風に褒めていただいて、ありがとうございます。僕はアラン・ドロンに会ったことがあります。僕自身は映画が好きなので、今後彼の出演作を見ていきたいと思います。ただ、映画を観るだけでなく、本人に会うことで、そのパーソナリティーが分かりますし、とてもいい人だと思いました。僕自身も彼のようにキャリアを積み重ねていければと思います。
 
 
 

french2016-6-24-parado-240-3.jpg

―――マロニーを演じるにあたって、一番難しかったことは何でしたか?
ロッド:最初一番危惧していたのは、ラブシーンでした。結局ラブシーンそのものが大変なのではなく、暴力的にセックスをすることに抵抗がありました。プライベートでは自分は社交的で優しい男性だと思っていましたから、そのシーンを演じながらレイプをしているのではないかという思いを感じてしまったのです。映画のすべてのシーンの中で一番打ちのめされ立ち直れなかったのは、お腹の大きな職員にけりを入れ、母親役に怒られるシーンでした。
 
付け加えるなら、映画界にデビューして一年半、これからたくさんのことを学ばなければいけないし、俳優という職業に全身全霊を捧げたいと思っています。役柄の後ろに自分が隠れることができる職業であることが気に入っていますし、普通の次元を超越した、感動を与えるものです。みなさん、温かいおもてなしをありがとうございました。新作でまた来年もフランス映画祭に訪れることができれば、今回度忘れして言えなかったアラン・ドロンの出演作についてもお話したいと思います。
 
写真:河田真喜子 文:江口由美

<作品情報>
『太陽のめざめ』(2015 フランス 1時間51分)
<監督>エマニュエル・ベルコ
<出演>カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッド・パラド、ブノワ・マジメル、サラ・フォレスティエ
2016年8月~シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
© 2015 LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 2 CINÉMA - WILD BUNCH - RHÔNE ALPES CINÉMA – PICTANOVO
 
フランス映画祭2016は、6月24日(金)~27日(月)有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇(東京会場)にて開催!
 
french2016-pos-544.jpg
 

french2016-Isabelle-240.jpg

豪華ゲストが勢ぞろいするフランス映画祭2016が、東京会場は6月24日(金)から27日(月)までの4日間、有楽町朝日ホールおよびTOHOシネマズ 日劇で開催される。
今年の団長は、10年ぶりの来日となるイザベル・ユペール。ジェラール・ドパルデューと久々の共演で元夫婦役を演じる『愛と死の谷』、郊外の団地を舞台にした出会いと奇跡の物語『アスファルト』の2本に出演、上映後のトークや、舞台挨拶が予定されている。
 
クラッシック1本を含む13本が上映されるフランス映画祭2016のオープニングセレモニーでは、上映作品の監督、俳優ゲストに加え、スペシャルゲストとして、今年5月のカンヌ国際映画祭<ある視点>部門に最新作『海よりもまだ深く』が正式出品された是枝裕和監督、さらに最新作『淵に立つ』が、見事今年のカンヌ国際映画祭<ある視点部門>の審査員賞に輝いた深田晃司監督、主演の浅野忠信も登壇予定だ。
 
 
french2016-taiyouno-550.jpg
 
オープニングセレモニー後上映されるのは、カトリーヌ・ドヌーヴが厳しい状況に置かれる少年を導く判事役で見事な存在感をみせる主演最新作『太陽のめざめ』。注目新人のロッド・パラドをはじめ、ブノワ・マジメルらが体当たりの演技をみせるヒューマンドラマだ。また、同作監督のエマニュエル・ベルコがカンヌ国際映画祭女優賞を獲得した男女のあまりにも激しい10年間の恋愛、夫婦生活を描いた『モン・ロワ』。『ニンフォマニアック』の色情狂ヒロイン役が話題となったステイシー・マーティン主演、ムンバイ同時多発テロの実話を基にした『パレス・ダウン』、『エコール』のルシール・アザリロヴィック監督最新作『エヴォリューション(仮)』など、話題作が目白押しだ。
 
福岡、京都、大阪会場でも、必見作がラインナップ。夏目前、フランス映画をぜひ堪能して!
 
フランス映画祭2016公式サイト → http://unifrance.jp/festival/2016/
 

AIW2-550.jpg

surechigaino-550.jpg

kamisamamail-550.jpg

danchi-kai-550.jpg「阪本」と「藤山」で“SF映画”です!?『団地』爆笑記者会見

ゲスト:阪本順治監督、藤山直美(2016年5月19日(木) ホテル日航大阪にて)



『団地』
■(2016年 日本 1時間43分)
■脚本・監督:阪本順治
danchi-550.jpg■出演:藤山直美、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工 ほか
■公開情報:2016年6月4日(土)~有楽町スバル座、シネ・リーブル梅田、TOHOシネマズなんば、京都シネマ、シネ・リーブル神戸 他全国ロードショー
■作品紹介⇒ こちら
■公式サイト⇒ http://danchi-movie.com/
■コピーライト: (C)2016「団地」製作委員会

ベストワンに輝いた傑作『顔』以来、16年ぶりに阪本順治監督と日本を代表する舞台女優・藤山直美がタッグを組んだ下町喜劇。直美のために阪本監督が書き下ろした絶妙の会話劇。さまざまな人間模様が織り成す団地で、平凡な夫婦が“普通じゃない”日常を描く。共演は岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工ほか。
 



公開(6月4日)を前に阪本順治監督と藤山直美が大阪・市内でPR会見を行い、映画顔負けの面白話を披露した。
 

――― まずお二人からご挨拶。
danchi-kai-240-s-1.jpg阪本順治監督:表現は悪いですが、長年たまりたまったものを排泄してスッキリした気分です。16年ぶりですが、16年経ったから出来たと思う。『顔』の直後では出来なかった。『顔』は直美さんとは最初で最後のつもりだった。年月が経ってもう一度出来るようになった。

藤山直美: 『顔』の時は40歳でした。17年経ってあと3年で還暦を迎える。人生後半になり、阪本監督にまた撮って頂くことが出来た。月日の流れは大事やなあと思います。

阪本監督: 『顔』の後、(直美の)舞台見たり、楽屋に行ったり、食事に行くなど普通にお付き合いさせてもらいましたが、もう一度映画を撮ることは予定してなかった。去年、スケジュールが空いている、と聞いて急いで脚本書きました。

藤山: (映画の予定は)まったくなかった。監督はお芝居を見に来てくれたけど、声かけてもらえなかったら、ズーっと映画に出ないままだった。

――― SFを撮りたかったということだが?
阪本監督:阪本と藤山でSFですよ。SMではありません(笑)。まあ、子供のころから、空想や妄想で宇宙のこと考えたり、そこに人の死も入ってくる。実家が仏具屋で人の死と向き合うことが自分なりの宿題と思っていて、答えを出してみたかった。人は死んだらどこへ行くのか、宇宙空間に行く。人の死の疑念をどこまでシリアスにやるのか?あるいはユーモラスに描くのか? 直美さんが主演だからやれた。藤山直美の「団地」だからやれたと思う。

danchi-kai-240-f-2.jpg藤山:仕事断るのに、「日程的に無理」というのと「作品が合わん」というのがあるけど、阪本監督やから“あんなんイヤヤからよすわ”とは言えん。頭おかしいのがマックスに来たんかなとおもた(笑)。監督に任さな仕方ないなあ、と…。

――― 厳しい反応だが…?
阪本監督:いやいや、これでもすごく手加減してくれている(笑)。『顔』は直美さんに“何これ?”と言われたくて書いた。今度は直美さんを出来るだけ遠くへ連れて行きたいと思った。キテレツな部分をどこまで見せるか。どこで寸止めにするかが大事でした。撮った直後は分からない。あとは映画館のお客さんにお任せします。久々のオリジナル(脚本)でハダカになれたんで(公開を)楽しみにしています。

藤山:先ほど、ラジオにも行って来ましたけど、宣伝は苦手です。撮影が無事済んでよかった、と思ってます。あとはお客さんがジャッジしてくれるでしょう。野田阪神あたりのおばちゃんが見て、どうか、チケット買うて来てもらってどうかです。その辺は舞台と変わりませんね。

――― やはり舞台と映画は違い、苦労が多かった?
藤山:舞台は午前11時から午後8時過ぎまでやけど、映画は終わって帰って2時間ぐらい寝て“次の日”というのが普通らしいですね。今回の撮影は真夏だったので、45度ぐらいになったことがありました。

阪本監督:暑い日がありました。監督や俳優さんは日陰に入ることも出来るけど、スタッフには水分補給のタイミングがなく、『闇の子どもたち』のタイでの撮影ではスタッフが倒れたこともありました。直美さんはスタッフをとても気遣っていました。

danchi-kai-240-s-2.jpg――― 直美さんの他は“阪本組”の常連さんですが、ひとり若手の斎藤工さんはいかがでした?
阪本監督:直美さんに台本渡した時、「この“サイトウ・エ”って誰?」 と聞かれました(笑)。でも斎藤君は同年の俳優に比べて気配りも出来、ひとりの人間としてやっていける人。演技力よりも考え方が出来る人。過去の先達俳優をリスペクトしている。直美さんにも可愛がられていた。

藤山:最初は印刷ミスかと思った(笑)。詳しく注目してなかったので知らなかった。いろいろナンバーワンになった人でしょう。“あんた凄いねえ”と言いました。映画が好きなので私は感心しました。

阪本監督:藤山さんが決まった時に常連の3人(岸部、大楠、石橋)を想定して脚本書いた。『大鹿村騒動記』みたいな熱を帯びた現場。こうあってほしいという思い通りの現場になった。岸部さんは「明日、脚本届くから」と電話したら「俺明日からパリ行くわ」だし、石橋さんは「阪本が何か企んでる」と知ってて、ちゃんと来てくれた。ただ石橋さんは入る前に「最後は逃げにならないよう気をつけろよ」と言ってくれて、それが生きましたね。

danchi-kai-240-f-1.jpg藤山:岸部さんには私が19歳の時から恋愛相談とかいろいろ相談に乗ってもらってますし、大楠さんとは子供時代、7つか8つの時に大映で勝さんの『座頭市』で共演しています。「その時は安田道代さんでしたが、それ以来です」とあいさつしました。最後に、石橋蓮司さんと一緒にやりたいと希望しました。

――― 監督が最初に言った、たまったものとは何か?
阪本監督:最近は日本映画が元気だと言うが、ちょっといびつになっているように思う。私の『どついたるねん』も『顔』もインディーズで、みんな自分でお金集めて作ったり、(作るのを)断念したりしている。今、すそ野は広がっているかも知れないが、こういう状況が続くと「もうこんな業界に自分はいなくていいか」というところまで来ている。万人に愛されなくてもいいが、一石投じることが出来るとすれば、こんなおっさんが奇妙奇天烈なことやった、とアピールすることかな。この後は居酒屋で言います(笑)。

藤山:おばちゃんに“見に来いや”とはよう言いませんが、長いことやってきて、かなり世間が五体で分かってくる。この映画は大人がまじめに作ってるんで、おっちゃんおばちゃんが喜んで来てくれるか、パンフレット投げつけるか、ですね。

――― 大阪で初日を迎える感想は?
阪本監督:怖いですよ。大阪は娯楽に対して厳しいところですからね。『顔』の時は、「梅田で立ち見出てる」と聞いて見に行ったら、受付で何かもめてるんですよ。聞いたら、「立ち見やったら300円まけて!」とお客さんがクレームをつけてる。黙って帰りましたよ(笑)。

藤山:お客さんが怖いから役者は育つんですよ。舞台で初日なんかは団体の招待客がいっぱいいます。その人たちは最初は座席にもたれて座ってはる。だけど、最後には身を乗り出させる。そうしないとアカンのや、とうちの父親(藤山寛美さん)が言ってました。大阪のお客さんは一番親切です。
 


 


danchi-kai-240-s-3.jpg◆阪本順治監督
1958年、大阪府生まれ。井筒和幸、川島透ら各監督の現場にスタッフとして参加。89年、赤井英和主演『どついたるねん』で監督デビュー。日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞最優秀作品賞など多数受賞。以後『王手』『ビリケン』の“新世界三部作”で名を上げる。藤山直美を主演に迎えた『顔』(00年)は日本アカデミー賞最優秀監督賞など賞を総なめした。ほかに『KT』(02年)『魂萌え』(07年)『闇の子供たち』(08年)『座頭市THELAST』(10年)『大鹿村騒動記』(11年)『北のカナリアたち』(12年)など。

 

 



danchi-kai-240-f-3.jpg◆藤山直美
1958年京都府生まれ。初舞台は64年、坂本九主演「見上げてごらん夜の星を」。以後、舞台、テレビに多数出演。00年、初主演した阪本順治監督作品『顔』でキネマ旬報主演女優賞など多数受賞。

 



(安永 五郎)

『神様メール』 公開記念 特製トートバッグ プレゼント!

kamisamamail-pre1.jpg  

■  提供:アスミック・エース

■  募集人員: 3 名様

■ 締切:2016年5月29日(日)


2016年5月27日(金)~TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS) 他全国ロードショー

★公式サイト⇒  http://kamisama.asmik-ace.co.jp/
 

 



世界で熱狂的に支持された痛快コメディ『神様メール』が、27日(金)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて全国ロードショーとなります!!


kamisamamail-500-5.jpg『トト・ザ・ヒーロー』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督最新作に、とびきりキュートな神様の娘エア役のピリ・グロワーヌ、ゴリラと恋に落ちた主婦役のカトリーヌ・ドヌーヴほか、豪華キャストが集結!


【STORY】
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。ある日、神様の娘10歳のエアが人間に運命に縛られずに生きてほしいと考えて神様のパソコンから人間たちに余命を知らせるメールを送ったので、さあ大変!エアは大パニックの世界を救う旅にでるが、できることは男女に小さくてヘンテコな奇跡を 起こすだけ。主婦にゴリラの恋人を作ったり、セックス狂に本当の恋を思い出させたり、殺人鬼に不死身の美女を紹介したり……。

予想できない展開と、このうえなく愛おしい壮大で観たことのない奇跡が起こる圧巻のラストシーンは必見!


『神様メール』kamisamamail-550.jpg
原題:LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT/THE BRAND NEW TESTAMENT
(2015年 フランス、ベルギー、ルクセンブルク 1時間55分 PG12)
監督: ジャコ・ヴァン・ドルマル「トト・ザ・ヒーロー」「ミスター・ノーバディ」「八日目」   
脚本: ジャコ・ヴァン・ドルマル、トーマス・グンズィグ
主演: ブノワ・ポールヴールド「チャップリンからの贈りもの」、ヨランド・モロー「ミックマック」 、ピリ・グロワーヌ「サンドラの週末」、 カトリーヌ・ドヌーヴ「8人の女たち」 

2016年5月27日(金)~TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ(梅田、なんば、二条、西宮OS) 他全国ロードショー

公式サイト⇒ http://kamisama.asmik-ace.co.jp/
© 2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage

 tonorisoku-k-logo-2.jpg

tonorisoku-k-logo-1.jpg

 × 

 



  <殿、利息でござる!>×<殿、決め手はこってりスープでござる!>

 tonorisoku-k-logo-3.jpg

    阿部サダヲ主演、更に、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら、超豪華キャストに加え、フィギュアスケーター羽生結弦さんの映画初出演でも話題の『殿、利息でござる!』。5月14日の全国公開を前に、こってりスープでお馴染みの中華そば専門店『天下一品』との【殿、こってりでござる!キャンペーン】がはじまりました。
 



全国の「天下一品」店舗に掲出されているタイアップポスター内のQRコードを読み取るか、または『殿、利息でござる!』公式HP内、〈殿、こってりでござる!〉キャンペーンページから応募フォームへアクセスいただき、ご応募ください。

URLhttp://www.shochiku.co.jp/movie/fm/tono_tenkaippin/

抽選で100名様に”タイアップ特製れんげ”が当たります!

キャンぺーン期間:2016年4月15日(金)~6月15日(水)

当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
れんげは7月末までに郵送予定となります。


◆ストーリー
tonorisoku-500-1.jpg今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(じゅうざぶろう)は、知恵者の篤平治(とくへいじ)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる逆転の発想だった!3億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!ビンボー庶民が、殿を相手に一世一代の大勝負に挑む!阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子ら超豪華キャスト集結!破産寸前、絶体絶命の大ピンチを救えるのか!?実は“ 実話”な痛快歴史エンターテインメント超大作がついに誕生!

◆作品概要
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
出演:阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 松田龍平 他 監督:中村義洋
製作:「殿、利息でござる!」製作委員会
配給:松竹 ©2016「殿、利息でござる!」製作委員会
公式HP:www.tono-gozaru.jp

 



 

borderline1-550.jpg

saikounohanamuko-550.jpg

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99