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10年ぶりの来日となるイザベル・ユペールが団長に。フランス映画祭2016が東京、福岡、京都、大阪で開催!

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豪華ゲストが勢ぞろいするフランス映画祭2016が、東京会場は6月24日(金)から27日(月)までの4日間、有楽町朝日ホールおよびTOHOシネマズ 日劇で開催される。
今年の団長は、10年ぶりの来日となるイザベル・ユペール。ジェラール・ドパルデューと久々の共演で元夫婦役を演じる『愛と死の谷』、郊外の団地を舞台にした出会いと奇跡の物語『アスファルト』の2本に出演、上映後のトークや、舞台挨拶が予定されている。
 
クラッシック1本を含む13本が上映されるフランス映画祭2016のオープニングセレモニーでは、上映作品の監督、俳優ゲストに加え、スペシャルゲストとして、今年5月のカンヌ国際映画祭<ある視点>部門に最新作『海よりもまだ深く』が正式出品された是枝裕和監督、さらに最新作『淵に立つ』が、見事今年のカンヌ国際映画祭<ある視点部門>の審査員賞に輝いた深田晃司監督、主演の浅野忠信も登壇予定だ。
 
 
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オープニングセレモニー後上映されるのは、カトリーヌ・ドヌーヴが厳しい状況に置かれる少年を導く判事役で見事な存在感をみせる主演最新作『太陽のめざめ』。注目新人のロッド・パラドをはじめ、ブノワ・マジメルらが体当たりの演技をみせるヒューマンドラマだ。また、同作監督のエマニュエル・ベルコがカンヌ国際映画祭女優賞を獲得した男女のあまりにも激しい10年間の恋愛、夫婦生活を描いた『モン・ロワ』。『ニンフォマニアック』の色情狂ヒロイン役が話題となったステイシー・マーティン主演、ムンバイ同時多発テロの実話を基にした『パレス・ダウン』、『エコール』のルシール・アザリロヴィック監督最新作『エヴォリューション(仮)』など、話題作が目白押しだ。
 
福岡、京都、大阪会場でも、必見作がラインナップ。夏目前、フランス映画をぜひ堪能して!
 
フランス映画祭2016公式サイト → http://unifrance.jp/festival/2016/