映画祭シネルフレ独自取材による映画祭レポートをお届けします。

2018年1月アーカイブ

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今年もアジア映画の季節がやってきた!3月9日(金)から3月18日(日)まで、梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール他で開催される第 13 回大阪アジアン映画祭のオープニング作品に、イ・ジュンイク監督作、イ・ジェフン、チェ・ヒソ W 主演、韓国映 画『朴烈 植⺠地からのアナキスト』が決定した。
 
『建築学概論』『探偵ホン・ギルドン 消えた村』のイ・ジェフンと新鋭チェ・ヒソが W 主演を務め、2017 年、韓国で大ヒットを記録した話題作。『王の運命 歴史を変えた八日間』『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』のイ・ジュンイク監督が メガホンをとり、大正期の日本に実在した無政府主義者・朴烈と⾦⼦⽂⼦の愛と闘いを活写する。
暉峻創三プログラミング・ディレクターが「昨年の韓国大ヒット作の一本。作品の出来栄えや物語のドラマ性の素晴らしさはもちろん、昨今の情勢下、本作をその題材にもかかわらず反日風潮の強化には繋げまいとするイ・ジュンイク監督の緻密で徹底した努力にも感服させられる作品」と絶賛する、今観るべき作品だ。
 
<ストーリー>
1923 年、関東大震災直後に広がった噂により、関東近郊に住む多くの朝鮮人が殺害された。事態の沈静化を計っ た日本政府は、社会主義活動をしていた朝鮮人⻘年・朴烈に目をつけ、彼の同志で恋人の⾦⼦⽂⼦とともに逮捕する。 日本政府の策略に感づいた朴烈と⽂⼦は皇太⼦暗殺計画を自白。大逆罪で起訴された二人は歴史的な裁判に身を投じていく…。
2017 年/韓国/128 分/監督:イ・ジュンイク/出演:イ・ジェフン、チェ・ヒソ 

第 13 回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2018)
チケット発売:2 月 24 日(土)から全国のぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスにて販売開始
公式ホームページ:http://www.oaff.jp