映画祭シネルフレ独自取材による映画祭レポートをお届けします。

2020年2月アーカイブ

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  今年で第15回となる大阪アジアン映画祭(OAFF2020)が、3 月 6 日(金)から15 日(日)まで、梅田ブルク 7、ABC ホール、シネ・リーブル梅田他で開催される。3 月 6 日(金)梅田ブルク7で上映されるオープニング作品に、リー・シンジエ(李心潔)主演、阿部寛出演でおくるマレーシア映画『夕霧花園(原題)』(英題:The Garden of Evening Mists)が決定した。監督は『九月に降る風』、『星空』(OAFF2012)、『百日告別』と全長編作品が日本で劇場公開され、OAFF2014でコンペティション部門の国際審査員を務めた台湾映画界の俊英、トム・リン(林書宇)。マレーシアを舞台に現地華人女性の日本人庭師への秘めた思いを描くヒューマンドラマを日本初上映する。
 
 
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 また、3 月 15 日(日)、ABC ホールにて上映されるクロージング作品は、松林うらら出演・プロデュース、中川龍太郎監督、穐山茉由監督、安川有果監督、渡辺紘文監督による連作スタイルの⻑編映画『蒲田前奏曲』が決定した。最新作『静かな雨』が釜山国際映画祭上映、東京フィルメックス観客賞受賞など、国内外の注目を集める中川龍太郎、『Dressing Up』(第 8 回 CO2 助成作品、OAFF2012)で日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞の安川有果、⻑編デビュー作『月極オトコトモダチ』が MOOSIC LAB グランプリ受賞、東京国際映画祭上映の穐山茉由、最新作『叫び声』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門監督賞に輝いた渡辺紘文(大田原愚豚舎)が務める。『飢えたライオン』で主演を務め、舞台、TV ドラマなどでも活躍する松林うららが自身の地元である蒲田を舞台にプロデュースし、自らも出演。また、伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)、瀧内公美(『火口のふたり』)など、旬の俳優が名を連ねる。日本映画界の若手実力派監督が集結した話題作を世界初上映。作品全ラインナップの発表は、今週末の予定だ。
 

■チケット発売:2 月 23 日(日)から
ABC ホール、シネ・リーブル梅田上映分:全国のぴあ店舗、セブン-イレブン
梅田ブルク7上映分:KINEZO 及び劇場窓口にて販売
前売券:1,300 円、当日券:1,500 円、⻘春 22 切符:22 歳までの方、当日券 500 円
■公式ホームページ:http://www.oaff.jp