






もう一つのエピソードの柱となるキャバクラ嬢につぎ込むサラリーマン役を演じた藤森慎吾の相手役(キャバクラ嬢、花蓮)を演じた筧は、「藤森さんはチャラ男のイメージがあったが、すごく真面目て芝居に対しても器用。台詞が変わってもすぐに対応されるし、現場でも楽しくお話できたので、溶け込みやすかった」と絶賛。カウカウファイナンスの心優しい受付嬢として本作からメンバー入りした最上は「まじめにお仕事をしました。すぐにお習字の時間があって」と、部屋に貼られている習字や絵は全て自筆であることを山口監督が紹介し、観客が驚く一幕もあった。







C・ドヌーヴやB・マジメル相手に大健闘!『太陽のめざめ』新人俳優〈ロッド・パラド〉 初来日インタビュー
自堕落な生活の果て育児放棄してしまったシングルマザーから6才の少年を守ろうとした女性判事(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、10年後、荒んだ生活を送る少年・マロニー(ロッド・パラド)と再会する。母親(サラ・フォレスティエ)の愛情を得られなくても一緒に暮らしたいと、母親をかばおうとして攻撃的になるマロニーの飢餓感は、彼の人生を大きく狂わせていた。判事は、マロニーと同じような境遇だった教育係(ブノワ・マジメル)を付けて、マロニーを更生への道へ導こうとするが…。
子供にとって、どんな親でも実の親ほどいいものはない。自分勝手な親でも愛されたい。満たされぬ想いや怒りを他者への攻撃に変えてしまう、そんな不良少年マロニーの荒んだ心の軌跡を、鋭い眼差しや繊細な感情表現で演じたロッド・パラド。その鮮烈なデビュー作となった『太陽のめざめ』を、オリジナル脚本で監督したのはエマニュエル・ベルコ。2015年のカンヌ国際映画祭で、女性監督史上2度目のオープニング作品を飾り、同時に、女優としての主演作『モン・ロワ』(2017年春公開予定)では、『キャロル』のルーニー・マーラーと共に女優賞を受賞している。
――― エマニュエル・ベルコ監督のオリジナル脚本ですが、監督としての演技指導は如何でしたか?
――― 完成品を観てどう思いましたか?
――― 日本ではどこへ行きたいですか?
【ロッド・パラド(Rod PARADOT)】







