「AI」と一致するもの

 

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『ザ・ロストシティ』オリジナル ボディバッグ プレゼント!

 

◆提供:東和ピクチャーズ

◆プレゼント数:2 名様

◆締め切り:2022年6月30日(木)


公式HP: https://thelostcity.jp/

2022年6月24日 (金)~全国ロードショー

 


この夏、先読み不能なノンストップエンタメ開幕!

ハリウッドが誇る超豪華キャスト大集結

 

主演サンドラ・ブロック、共演チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットとハリウッドが誇る豪華スター競演!

予測不能!「謎解きアドベンチャー」大作が爆誕!映画『ザ・ロストシティ』が6月24日(金)より全国公開となります。

輝かしいトップスターたちのカラダを張ったアクションに、ユーモアが盛りだくさん! 南の島の壮大なスケールと予測不能のアドベンチャーは劇場の大スクリーンでこそ観るべきゴージャズなハリウッドらしさ全開の贅沢な1本となること間違いなしの仕上がりです!
 



果たして、ロストシティとは何なのか?

ド派手に探し出せ!

【STORY】
640 (1).jpg新作のロマンティックなアドベンチャー小説を完成させ、宣伝ツアーに駆り出された小説家ロレッタ(サンドラ・ブロック)は、謎の億万長者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)に突然南の島に連れ去られてしまう。なんと、彼はロレッタの小説から、彼女が伝説の古代都市【ロストシティ】の場所を知っていると確信したのだった。

そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、ウザいモデルのアラン(チャニング・テイタム)。好対照な性格の2人はしぶしぶ手を組むも、予測不能のハプニングの連続!彼らはこのロストシティに隠された「謎」を解き明かし、無事に抜け出すことができるのだろうか!?


■監督:アダム・ニー&アーロン・ニー
■プロデューサー:ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、セス・ゴードン
■出演:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、 ブラッド・ピット
■上映時間:112分
■配給:東和ピクチャーズ
■北米公開:2022年3月25日
■コピーライト:© 2022 Paramount Pictures. All rights reserved.
公式HP: https://thelostcity.jp/

2022年6月24日 (金)~全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

《2022 年 大スクリーンで観るべき、“ベスト・オブ・ザ・ベスト”の至高の 1 本!》

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映画特別仕様となったTOHOシネマズ日比谷のジャパンプレミアに、

トム・クルーズ、とジェリー・ブロッカイマーが降臨!

来日最後のサプライズは……!

トム史上初!日本のファンと自身の主演作を鑑賞!

万来の拍手でスタンディング・オベーション!


リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる”胸熱”なドラマが期待を集める、全世界待望のスカイアクションムービー最新作『トップガン マーヴェリック』が、5 月 27 日(金)からいよいよ日本公開。ハリウッドのベスト・オブ・ザ・ベスト、トム・クルーズが36 年間誰にも企画を渡さなかった渾身のハリウッド超大作が、ついに劇場に!

 

2022年、”ベスト・オブ・ザ・ベスト”の最大注目作である本作の日本公開を目前に控え、主演のトム・クルーズとプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが来日!来日最後のサプライズとして、トム史上初となる日本のファンと自身の主演作を鑑賞!万雷の拍手でスタンディング・オベーションが巻き起こりました!

 


『トップガン マーヴェリック』ジャパンプレミア

■日時:5 月24 日(火)

■会場:TOHO シネマズ日比谷 スクリーン 4

■登壇者:トム・クルーズ、ジェリー・ブラッカイマー



TOPGUN2-0524-hibiya-500-2.JPG本作のワールドプロモーションツアーのフィナーレを華々しく飾る日本に主演のトム・クルーズと、伝説的プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが来日!約 4 年ぶりのトムの来日であり、またトムの名を世界に轟かすきっかけとなった名作『トップガン』の 36 年ぶりの新作を携えての来日ということもあって、昨日行われた記者会見には 100 以上のメディアが大集結し、本日横浜港の大さん橋で開催されたレッドカーペットイベントにも大勢の観客が集まり、さらに Twitter ではそんなビッグイベントを見守るファンたちによって「#トム来日」「#トップガン胸熱」がトレンド 1 位と 2 位を独占するなど、日本中が『トップガン マーヴェリック』とトムの来日に熱狂しています!


そんな中、待望の新作『トップガン マーヴェリック』のジャパンプレミアがいよいよ開催!満席御礼となった会場で、舞台挨拶のスタートを待ちながら、スクリーンに流されるレッドカーペットイベントのダイジェスト映像で、ファンを何より大切にするトムが丁寧にファンサービスをする姿とその変わらない人柄を見て、涙を流していた観客たち。そんな誰もが憧れるトップスターの登場をいまかいまかと待ちわびるなか、トム・クルーズとジェリー・ブラッカイマーが登場!大きな拍手で迎えられたトムとジェリーは満席の会場に笑顔で手を振り、これから遂に作品を鑑賞する観客の前で、満を持して公開を迎えることが出来る本作、そして公開を待ち続けた日本のファンへ向けて熱い想いを語りました。


TOPGUN2-0524-hibiya-500-1.JPG▼トム・クルーズ

本当に皆さんに伝えきれないくらいとても嬉しく思っています。私とジェリーはこのような大きなスクリーンでこの映画を楽しんでいただくために作りました。皆さんをワクワクさせたいと思いながら作りました。テレビでは絶対に観ないでくださいね!これは映画です。皆さんのために作った映画ですから。


日本に戻ることができて嬉しく思っています。長い間、このように皆さんに会えることを夢見ていました。本当に特別な思いです。ここへ伝説的なプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと立つことが出来て嬉しいです。ここに集まってくれた皆さんを愛しています。そして今夜は、皆さんとともにここに残り、この映画を一緒に楽しみたいと思います。今日、私はここにいますが、来年の夏もその次の夏もまたここへ帰ってきます!皆さんに、この映画とともに素晴らしい夏を過ごしていただきたいと思います。


▼ジェリー・ブラッカイマー

日本に戻ってこられて嬉しく思います。世界で一番のスターとともに、『トップガン マーヴェリック』を携えてやってきました。今日は皆さんと一緒に映画を楽しみたいと思います。


TOPGUN2-0524-hibiya-スタンディングオベーション1-500-1.jpgトムにとって思い入れの深い本作で、さらに4年ぶりの来日ということからトム本人からの提案で、舞台挨拶を終えたトムが、そのまま一緒にジャパンプレミアで映画を鑑賞することに!トム史上初となる日本の観客と作品を鑑賞するという前代未聞のスーパーサプライズに観客たちも大喜び!上映中、観客は IMAX スクリーンで展開する臨場感溢れる飛行シーンの仕上がりに終始圧倒され、また前作『トップガン』を彷彿とさせるシーンでも涙するなど、すっかり胸が掴まれた様子。エンドロールに入ると、万雷の拍手とともに観客が立ち上がり、スタンディング・オベーションが巻き起こりました!はち切れんばかりの拍手はトムへも向けられ、トムもホッとした様子でにっこりと笑顔に!退場後まで拍手は鳴り止まず、観客からの想いに応えるようにトムは両手で手を振り、手をハートの形にして心からの感謝を示してから、会場を後にしました。


TOPGUN-ivent-ヘルメットスタンディ02-500.jpgジャパンプレミアが開催された TOHO シネマズ日比谷は、日本で唯一日比谷限定のヘルメット型のスタンディが設置されているほか、TOHO シネマズが入っている東京ミッドタウン日比谷の入り口は滅多に実施されることのない貴重な柱巻き装飾が施されるなど、スペシャルな『トップガン マーヴェリック』仕様に!さらには、今回の来日では IMAX シアターでジャパンプレミアが実施されたうえに、観客とトムが一緒に映画を鑑賞するという伝説として語り継がれるイベントまでも歴史として刻まれ、TOHO シネマズ日比谷=『トップガン マーヴェリック』聖地と言わんばかりのミラクルが巻き起こったビッグイベントとなりました!
 


【STORY】

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アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?大空を駆け抜ける興奮、そして“胸熱”な感動がここに!スカイ・アクション最新作がついに公開!
 

■監督:ジョセフ・コシンスキー『オブリビオン』
■脚本:クリストファー・マッカリー『ミッション:インポッシブル:フォールアウト』、他
■製作:ジェリー・ブラッカイマー『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
■キャスト:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、ヴァル・キルマーほか
■全米公開:2022 年 5 月 27日(金)
■原題:Top Gun Maverick
■配給:東和ピクチャーズ
■(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

■公式サイト:https://topgunmovie.jp/
■公式 Twitter:@TopGunMovie.jp
■公式 Facebook:@TopGunMovie.jp
■公式 Instagram:@TopGunMovie.jp

ベスト・オブ・ザ・ベストの胸熱スカイアクションムービー 5 月 27 日(金)全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

《2022 年 大スクリーンで観るべき、“ベスト・オブ・ザ・ベスト”の至高の 1 本!》

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トムが本作のプロモーションの最後に選んだのは、

“ベスト・オブ・ザ・ベスト”の地は…日本!

「特別な夜になりました。素敵な夏を過ごしてください!」

ジェリー・ブラッカイマーと共に登場し、レッドカーペットに終結した400名の一人一人のファンに語り掛ける前代未聞のファンサービス!

横浜の夜空に、トムからの贈り物150発の花火で胸熱のフィナーレ!


リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる”胸熱”なドラマが期待を集める、全世界待望のスカイアクションムービー最新作『トップガン マーヴェリック』が、5 月 27 日(金)からいよいよ日本公開。ハリウッドのベスト・オブ・ザ・ベスト、トム・クルーズが36 年間誰にも企画を渡さなかった渾身のハリウッド超大作が、ついに劇場に!


TOPGUN2-0524-tom-500-1.JPG遂に待望の来日を果たした、主演のトム・クルーズとプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが公開を待ちわびる大勢の観客の熱気と拍手に包まれながら、満を持してレッドカーペットに登場!!


『トップガン マーヴェリック』ワールドプロモーションツアーの最終地点・日本で、150発の花火と共に盛大なフィナーレを華々しく飾りました!


つい昨日、待望の来日を果たし、多くのファンのみならず数多のメディアにも迎えられ、熱狂の中スタートした日本でのプロモーション。サンディエゴを皮切りに、メキシコ、カンヌ、ロンドンと、本作のプロモーションの為に世界各国を飛び回ったそんな彼らが最後にプロモーションのため訪れた最後の地は、日本・横浜!本作のワールドプロモーションツアーのフィナーレを華々しく飾る、ジャパンプレミアがついに開幕し、横浜大さん橋に設けられたレッドカーペットにトム・クルーズとジェリー・ブラッカイマーが登場しました。コロナ禍で、サインといったファンとの接触が制限される中、行ったファンサービスはなんと1時間以上にも!


TOPGUN2-0524-sub-500-6.JPGそしてイベントのクライマックスには、胸熱極まる盛大な花火が打ち上げられ、華々しいジャパンプレミアイベントを執り行いました。


【『トップガン マーヴェリック』ジャパンプレミア・レッドカーペットセレモニー】

■日時:5月24日(火)

■会場:横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル

■登壇者:トム・クルーズ、ジェリー・ブラッカイマー / MC:ハリー杉山



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つい昨日、100 以上のメディアに迎えられた、熱気に包まれた記者会見場から一日。サンディエゴを皮切りに、メキシコ、カンヌ、ロンドンと、本作のプロモーションの為に世界各国を飛び回ったトム・クルーズ。そんな彼が最後にプロモーションのため訪れた最後の地は、日本・横浜!


トム・クルーズ、ジェリー・ブラッカイマーと、正にベスト・オブ・ザ・ベストの面々の来日を祝福するかのような晴れやかな空の下、横浜・大さん橋で執り行われたジャパンプレミア・レッドカーペットセレモニーには、全長 93 メートルにも及ぶド派手なレッドカーペットが設けられ、来日と本作の公開をを待ちわびる400 名もの招待客、そして数多のメディアが集結しました。久々の超大型来日イベントとあって、開始前から会場が徐々に熱気と興奮に包まれていく中、まず初めに登場したのはトム・クルーズ!


TOPGUN2-0524-sub-500-4.JPG登場したその瞬間、場内は歓喜の拍手に包まれ、会場のボルテージは MAX に!コロナ対策の為、サインができないといった制約があったものの、日本のファンを大事にするトム・クルーズらしく、グリーティングエリアに集まった招待客一人一人にしっかりと写真撮影対応でファンサービスを行い、その時間は 1 時間を超すほどに!本来の予定時間を大幅に超えてしっかりと行った交流はファンを大いに喜ばせ、トムと会話を交わす方々の中には思わず涙を流す方の姿も…。多くの観客がトムの“神対応”に胸熱極まる様子をうかがわせました。


TOPGUN2-0524-sub-500-5.JPGそんな中、続いて登場したのはジェリー・ブラッカイマー。伝説のプロデューサーの登場に、再び会場は大盛り上がり!レッドカーペットに招待客と同様にズラリと並んだメディア陣による二人へのインタビューで「数年ぶりの来日でファンと対面した感想は?」という問いに対し、トムは「私の方が興奮しています!ほんとにうれしく思いながら、特別な夜になりました!一生懸命この映画を作ったので。本物のジェット機も登場していますし、自分の飛行機も登場しています。みんなに笑顔をもたらすことができればと思って作りました。素敵な夏を過ごしてもらいたいと思います。」と述べ、ジェリーは「エキサイティングでした。とにかく早く観ていただきたい。大きなスクリーンで見て頂きたいです。」と熱く語りました。


TOPGUN2-0524-sub-500-1.JPG晴天の下行われたレッドカーペットから一転して、夕暮れで横浜の街が夜景へと変貌していく中、プレミア会場も華やかにライトアップされ、最後には特設ステージへ登った2人。壇上に上がったトムは、改めて今回のイベントに来場した大勢のファンへ向けて「本日はお越しいただき、ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べ、ジェリーは「日本にはもっと早く戻りたかったのですが、この最高の作品、最高のムービースターと戻ってこられて本当に嬉しく思っています!」と久々の日本へのカムバックに大興奮の様子。


TOPGUN2-0523tom-500-4.JPGまた、今日この場に来ることができなかった方に対してもトムは「この作品は皆さんの為に作った作品です。是非、皆さんにはこの映画を楽しんでいただいて素敵な夏を過ごしていただきたいと思います。そして本日ここに来ることができなかった皆さん、心配なさらないでください。来年の夏、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(原題)』で必ず戻ってきますし、また翌年も戻ってきます!」とサプライズ発言!会場を大いに沸かせました。


華々しいイベントの締めくくりには、トムからの、日本へのプレゼントとして、なんと花火が打ち上げられることとなり、150 発もの打ち上げ花火が二人のバックで盛大に打ち上げられ、最後の最後まで大盛り上がり!いよいよ本作の公開に向けたクライマックスの到来をまじまじと感じさせるビッグイベントとなり、胸熱極まるジャパンプレミアイベントは幕を閉じました。
 


【STORY】

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アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?大空を駆け抜ける興奮、そして“胸熱”な感動がここに!スカイ・アクション最新作がついに公開!
 

■監督:ジョセフ・コシンスキー『オブリビオン』
■脚本:クリストファー・マッカリー『ミッション:インポッシブル:フォールアウト』、他
■製作:ジェリー・ブラッカイマー『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
■キャスト:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、ヴァル・キルマーほか
■全米公開:2022 年 5 月 27日(金)
■原題:Top Gun Maverick
■配給:東和ピクチャーズ
■(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

■公式サイト:https://topgunmovie.jp/
■公式 Twitter:@TopGunMovie.jp
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ベスト・オブ・ザ・ベストの胸熱スカイアクションムービー 5 月 27 日(金)全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 

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「何年も日本に来られていませんでしたが、

この作品と共にまた来られて感動している」

伝説的プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーと

トップガンだからこそ敢行された“胸熱”の撮影秘話を披露!

 

リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる”胸熱”なドラマが期待を集める、全世界待望のスカイアクションムービー最新作『トップガン マーヴェリック』が、5 月 27 日(金)からいよいよ日本公開。ハリウッドのベスト・オブ・ザ・ベスト、トム・クルーズが36 年間誰にも企画を渡さなかった渾身のハリウッド超大作が、ついに劇場に!


2022年、”ベスト・オブ・ザ・ベスト”の最大注目作である本作の日本公開を目前に控え、主演のトム・クルーズとプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが来日!!

約 4 年ぶりの来日となったトム・クルーズは、胸いっぱいで満面の笑みを浮かべながら「何年も日本に来られていませんでしたが、この作品と共に来ることができて感動しています。ストーリーへの愛、映画への愛を込めた、必ず皆さんを楽しませる作品です!」と力を込め語りました!

本作のワールドプロモーションツアーのフィナーレを華々しく飾る、日本での来日イベントがついに開幕!

コロナ禍で長らく開催されていなかったハリウッドスターの来日会見を、ハリウッドの”ベスト・オブ・ザ・ベスト”であるトム・クルーズと伝説的プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが再び口火を切る、いわば日本エンタメ界にとっての歴史の転換点となるこの会見には 100 以上のメディアが大集結!!
 

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トム自身も特に思い入れの深いタイトルである『トップガン』、その 36 年ぶりの新作を携えての来日とあって、「前作から 36年が経ち、この作品をお届けするのに(コロナ禍で)2 年待つことになりました。何年も日本に来られていませんでしたが、また必ず日本に行くからね!とずっと言ってきたので、この作品と共にまたこうして来ることができて感動していますし、皆さんに観ていただけるのでとても興奮しています。」と感無量の様子でコメント。「まるで戦闘機の中にいるような新しい体験をしていただけるのはもちろん、私たち 2 人は、ストーリーへの愛、映画への愛を込めて、”生きること”を讃えるような映画になりましたし、必ず皆さんを楽しませる作品です!」と”胸熱”ポイントをトム自身の口から力強く語りました。


予定よりもたっぷりと話し尽くしたトムとジェリーは、会見の最後に写真撮影のために立ち上がったものの、カメラに手を振ることを忘れステージ上でしばらく 2 人きりで話し込んでしまい、呼びかけに気づいたトムが「あ・・・!ソーリー、失礼しました(笑)」とおどけて会場を沸かせる一幕もあったりと大盛り上がり!いよいよ本作の公開に向けたクライマックスの到来をまじまじと感じさせるビッグイベントとなりました!
 


『トップガン マーヴェリック』来日記者会見概要

■日時:5 月23日(月)

■会場:東京ミッドタウン ホール A

■登壇者:トム・クルーズ、ジェリー・ブラッカイマー


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<以下、レポート>

日本中がこの日を待っていたことを証明するように、100 以上のメディアが集結し熱気に包まれた記者会見場。壮大なメロディの「TOPGUN ANTHEM」が響き渡るなか、トム・クルーズとジェリー・ブラッカイマーの 2 人が姿を現すと会場は最高潮の盛り上がりで大歓迎!深い礼と固い握手を見せた 2 人は、日本のファンへの想いをじっくりと語る。


▼トム・クルーズ

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皆さんこんにちは。ジェリーと私は前作を作ってから 36 年が経ち、この作品をお届けするのに(コロナ禍で)2 年待つことになりました。何年も日本に来られていませんでしたが、また必ず日本に行くからね!とずっと言ってきたので、この作品と共にまたこうして来ることができて感動していますし、皆さんに観ていただけるのでとても興奮しています。大きなスクリーンで楽しんでもらうためにこの作品を作りました。何故作ったのか、それはファンの皆さんのためです。多くの方々から何十年もこの作品の続編を求めてもらいましたが、まだ私には準備ができていなかったんです。刺激的な時間も多く、やりたいこともたくさんあって、正しい続編とは何なのかをきちんと見つけなくてはいけなかった。戦闘機のコックピットに座っているような体験と、エモーショナルなストーリー、そのすべてが正しく揃ったから作ることができました。


映画に対する情熱がさらに高まっているジェリー・ブラッカイマーという、伝説的なプロデューサーと一緒に、ストーリーへの愛、映画への愛を込めて、最先端の技術も駆使しながらキャラクターが中心にある作品をお届けしようと思っていました。単に 1本の映画を作ったのではなく、自分の限界をもっと超えるチャレンジをして、もっと観客の皆さんに楽しんでもらいたい想いで作りました。”生きること”を讃えるような映画になりましたし、皆さんが最初の『トップガン』をご覧になって胸を熱くしていただいたときのように、必ず皆さんを楽しませる作品です!
 

▼ジェリー・ブラッカイマー

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皆さん本当にありがとう。いつも日本に来るのは光栄なことですし、この作品を携えて、一番のビッグスターであるトムと一緒に来日できてとても嬉しいです。トム・クルーズと仕事をするのは”本物”でなくてはいけないんです。今回トムは 3 か月間に及ぶ飛行トレーニングプログラムを監修して、ほかの俳優たちと取り組んだ。彼らは 7~8G に耐えなくてはいけないので、耐性をつけるために段階を上げていった。1 作目の時もトムや他の俳優たちを戦闘機に乗せたけど、使える映像だったのはトムだけ、ほかの皆は吐いて失神したんです(笑)。実際のパイロットと同じく、曲芸のような飛行をすべてリアルに体験しているんですよ。

トムはこの 36 年の間に、映画界でも最高峰の監督や脚本家、俳優たちと仕事をしてきたので、彼の様々な経験と知識がすべて発揮されているのが『トップガン マーヴェリック』なんです。


2 人のあふれる想いは止まることなく、次から次へと心を動かすコメントが発されるなか、会場に集まった記者からの質問にも、真剣なまなざしで快く答えていく。


TOPGUN2-0523-2shot-500-3.JPGQ:戦闘機のコックピットの中に日本製の超高性能IMAXカメラを 6 台搭載したという前代未聞の撮影について?

トムから「前作でも、トニー・スコット監督が開発した 5 分ほどの映像が機内で撮影できる当時最新鋭のカメラがあったんです。自分で飛行機を操縦するときにも、どんな撮影ができるんだろうと 10 年以上も考えてきました。空撮の仕組みや、技術の進歩もあって、『バリー・シール/アメリカをはめた男』ではカメラを機体につけた撮影をしたり、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ではヘリコプターにぶら下がる空撮スタントもやったり、日々研究してきました。

『トップガン』の続編では、いままで誰もやったことが無いことをやらなくていけないですし、海軍にもこういった撮影の話を相談しにいったときには、一番重要なストーリーがあって、そのために視覚的に伝える必要があると説明したんです。撮影をして、撮影をして、また再撮影をして。そして私が映像をなかなか渡さないので、スタジオもなぜそんなにも何度も撮影が必要なのか理解してくれないんです、何をしているのか見えていなかったと思います。なので、短くまとめた映像を大スクリーンでスタジオの方に観ていただいたら、すぐに『オーマイガー、オーケー。進めてくれ』と言ってもらえた(笑)。

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複雑なんですが、いろいろな工夫を皆で取り組みました。長くなってすみません、何時間でも延々と語ってしまいます(笑)。」と止めどなく繰り出される撮影秘話に圧倒される会場。


ジェリーも続けて「一見すると楽勝にも見える映像になっているかもしれないんですが、全くそうではないんです。トムのように、素晴らしい経験があり、本物を追求する人間だからこそできることで、彼は朝早くから飛んでブリーフィングを行うんです。万が一事故に繋がってはいけないのでクリアしないといけないことも多く、SONYがこの作品のために開発した 6 台の IMAXカメラを狭いコックピットのなかに積み、俳優たちはコックピットの中で自分で撮影をするので、飛んでいる間はどんな映像なのか観られない。下りてきてチェックして、ディスカッションをして、そしてまた飛んで再撮影(笑)。地上、コックピットの中や外、別の飛行機からもカメラを向けて、同時に 22 台のカメラで撮影しているときもあった。非常に複雑で難しいことをやってくれました。多くの方は一度も行くことのない世界を体験できますよ。そして、それもほんの一部です」と伝説的なキャリアを誇るジェリーをしても未だかつてないプロセスを経ての撮影だったことを明かした。


TOPGUN2-0523tom-500-1.JPGQ:この 36 年間のことを振り返る質問には?

トムは「シンプルですが、とにかく努力をすること、一生懸命に仕事をすること。夢を生きることができている幸せな人間なのです。世界中を旅して、異なる土地でその文化を体験できる映画を作ってきました。『ラストサムライ』という素晴らしい作品もつくることができました。自分の人生は常に映画と共にあると思っていて、フィルムメイカーとして有能でありたいですね。この作品は前作と同じスピリットを感じていただきたかったので、1 作目を皆でみていろんなことを話し合いました。常に観客の皆さんにどう楽しんでもらえるかを意識してきました。」と目を輝かせた。


ジェリーも「とにかく我々2 人はこの仕事が大好きでやっている。常に、より良くしたい、最高のものにしないと気が済まないんですよ」と続けると、トムも「簡単な決断ではなかったんです、ずっと続編を求めてもらえて失望させたくなかった。このような時代だからこそなおさらですし、映画館で観る時には、(身を乗り出して)こうやって観て欲しいです!(笑)」


予定時間をオーバーしてもなお、まだまだ話し足りない、聞き足りないことばかり。トムとジェリーは最後に写真撮影のために立ち上がったものの、カメラに手を振ることを忘れステージ上でしばらく 2 人きりで話し込んでしまい、呼びかけに気づいたトムが「あ・・・!ソーリー、失礼しました(笑)」とおどけて会場を沸かせる一幕もあり最後の最後まで大盛り上がり!


いよいよ本作の公開に向けたクライマックスの到来をまじまじと感じさせるビッグイベントとなりました!
 


【STORY】

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アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?大空を駆け抜ける興奮、そして“胸熱”な感動がここに!スカイ・アクション最新作がついに公開!
 

■監督:ジョセフ・コシンスキー『オブリビオン』
■脚本:クリストファー・マッカリー『ミッション:インポッシブル:フォールアウト』、他
■製作:ジェリー・ブラッカイマー『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
■キャスト:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、ヴァル・キルマーほか
■全米公開:2022 年 5 月 27日(金)
■原題:Top Gun Maverick
■配給:東和ピクチャーズ
■(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

■公式サイト:https://topgunmovie.jp/
■公式 Twitter:@TopGunMovie.jp
■公式 Facebook:@TopGunMovie.jp
■公式 Instagram:@TopGunMovie.jp

ベスト・オブ・ザ・ベストの胸熱スカイアクションムービー 5 月 27 日(金)全国ロードショー


(オフィシャル・レポートより)

 
 
 
ヤンヨンヒ監督(シネルフレ江口).jpg
 
 『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『かぞくのくに』のヤン ヨンヒ監督最新作『スープとイデオロギー』が、6月11日(土)よりシネマート心斎橋、第七藝術劇場、今夏元町映画館にて公開される。 
初めて母(オモニ)にカメラを向けた本作は、韓国近代史最大のタブーと呼ばれ、多数の島民が犠牲者になった済州四・三事件の体験を初めて語り始めた姿や、新しい家族、カオルを迎え入れる姿を捉えている。アルツハイマー病と診断されたオモニが被害の過去に向き合い、葛藤する一方で、カオルに教え、ヤン監督と3人で食べる参鶏湯のスープから立つ湯気が、イデオロギーを超えた団欒の風景を優しく包む。国家に翻弄されたオモニと娘の歴史を監督自らのナレーションで綴っていく、秀作ドキュメンタリーだ。
 本作のヤン ヨンヒ監督にお話を伺った。
 

 
――――著書の「朝鮮大学校物語」(6月10日文庫版発売)を拝読し、ヤン監督の実体験をベースにしながらも、本当はこうしたかったという願望を主人公に託したのではと感じました。徹底した思想教育が行われても、映画の中で監督自身が「私はアナキスト」と語ったように、自分のイデオロギーを保っていられたのは、幼い頃に3人の兄が帰国事業で北朝鮮に渡った実体験が大きかったのでしょうか?
ヤン:それが一つの大きな疑問を持つきっかけになりました。授業で習う北朝鮮のことは、ある意味距離を置いて捉えていて、自分の目で見なければ納得できなかったので、学校からの訪問や、家族のいるピョンヤンのアパートにも泊まりました。わたしが日本で過ごすのと同じ時間を、兄たちはどのように過ごしていたのかが頭から離れなかったです。
 一緒に過ごした時間が短すぎる、生き別れた兄たちですが、そういう単語は使わない。「母なる祖国への栄光ある帰国」とすごく美化した修飾語が常に付くのです。2020年代の今もその修飾語を使っているのならあまりにもナンセンスですよ。
 
 
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■映画を観ることで培われた価値観と、主義を強要されることへの拒否感

――――先ほどの著書の主人公も、厳しい門限をかいくぐりながら映画や演劇に足を運んでいましたが、ヤン監督自身にもその影響はあったのでしょうか?
ヤン:わたしが周りのものに疑問を持ち、自分の頭で考えたいと思ったきっかけは映画でした。兄たちと別れた後、親たちは熱烈な活動家になったので、完全に鍵っ子の一人っ子になり、中学に入った頃から一人で映画館に行っていたんです。それについて、両親は何も言わなかったですね。自分が学校やコミュニティーで受ける教育やそこで与えられる価値観と、日本で世界中の映画を観る中で培われた価値観は、高校の始めぐらいまでは共存していました。何度も叱られるのが面倒で、なんでも頷く優等生を演じていたのです。
 しかし、大学進学時の進路指導から、わたしの人生なのに自分で決めさせてもらえないことへの反発が湧き上がりました。ここは日本ですから朝鮮総連の考え方に従わないという生き方も認めるべきだと思いますが、学校から「こういう両親の元で育ったのだから」とすごく強要されたのです。先生にも朝鮮大学校に送り込むノルマがあったし、結局両親も子どもを北朝鮮に送ってしまったから頑張らなくてはと、人質を取られているような部分もあり、イエスマンになっていました。本当にその主義を信じるならそれでいいと思いますが、他人に強要しないでほしい。家族が北朝鮮にいても、両親が朝鮮総連で活動をしていても、わたしは個人として生きていく。それだけなんです。
 
――――その想いは、ヤン監督の過去作品からも十分感じ取れます。
ヤン:植民地のときは皇国臣民にさせられ、戦後は日本人の資格や参政権を剥奪し、外国人登録をさせられと、すごく無責任な日本政府の政策に翻弄されてきたのですが、結局政府は在日のことをわかろうとしないことが明らかになった。地域のレベルで日本人と韓国や朝鮮人がわかりあうためには、ぶっちゃけトークじゃないけれど、自らのことをさらすしかないと思ったんです。組織としては外交的な交流イベントをやっていたけど、それよりもお互いに家に行き来して知り合うことの方がいいんじゃないかと。映画にしてもそうですが、自国のことを賛美するプロパガンダ映画ばかり観ていては、理解は深まらないですし、基本的にはその国の矛盾や苦しみを知る中で、普遍的な共通項が見え親近感も湧くわけです。
 
 
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■ステレオタイプ的な在日の描かれ方に疑問、映像で自分たちを語る

――――観る側から撮る側に転じたきっかけは?
ヤン:NHKなどのテレビドキュメンタリー番組だと昔からよく虐げられる在日像が描かれていました。アリランが流れ、在日の人が泣いているシーンがすごく嫌で、飲み会で言ったんです。「なんで、あんな可哀想な在日の番組しか作らないんですか?わたしたち、めっちゃ笑ってまっせ!」と。すると「それなら、ヤンさんが自分で作ってみたら?」と言って、アジアプレスの野中章弘さんがちゃんと番組の枠を取ってくれた。わたしの映像作品は、そこから始まっています。
 オープンマインドで生きていると、質問ばかりされます。名前、国籍、日本にいる理由など何度も同じようなことを聞かれますが、そこで思うのは、本当に日本人は何も知らないということ。わたしたちは今だに透明人間のようなものです。だから説明しようとするのだけど、一方で在日だからといって在日のことが全てわかるわけではない。だから自分で勉強し、わたしにとって、その表現手段が映像なのです。
 
――――今回は済州四・三事件を取り上げていますね。
ヤン:『ディア・ピョンヤン』では一切触れていませんが、アボジ(父)は済州島出身で1942年、15歳の時に日本に来ているので事件の時は日本にいたんです。アボジの遠い親戚が犠牲になったかもしれないけど、オモニは日本生まれだから関係ないと思っていました。ただ二人ともの故郷なので何かあるかもと編集中に済州四・三事件の本は読んでいたんです。でも映画に入れるにはもう十分にほかの要素が多かったので、あえて入れなかった。だから、どこかで「いつか済州四・三事件について描くこと」を宿題のように思っていたかもしれません。
 
 
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■オモニが済州四・三事件のことを語り出すまでの葛藤

――――オモニが事件のことを告白するまでに、その予兆はあったのですか?
ヤン:わたしもニューヨークで暮らすまで朝鮮籍だったので、30代最後まで韓国に行ったことがなく、家で済州島のことを両親に聞いていました。アボジは懐かしい歌を歌ったり、故郷の様子を話してくれたのですが、オモニはいつも「面倒くさい!」とか「聞かんとき!」と生理的に韓国を拒絶していて、差別主義者じゃないはずなのに尋常じゃない様子を見せていました。いよいよ父が亡くなり、自分も入退院を繰り返すようになって、少しずつ語るようになってきたんです。あまりにも長い間記憶に蓋をしてきたので、思い出すのにも時間がかかったようです。
 冒頭の告白のシーンは、ちょうど『かぞくのくに』を作る前後で、偶然病室が個室だったので、いつでも撮れるようにカメラを持参していました。オモニには、「死ぬまでのオモニの仕事は、わたしのカメラの前で今まで語らなかったことを語ること」だとずっと伝えていました。本当はどう思っていたのか、兄を行かせたときの気持ちを聞かせてと伝え、次第に済州四・三事件のことも語り出したんです。ただその際には、韓国が民主化され、今はこのことを語っても捕まらないし、国が調査委員会を作り、世界に残すべき虐殺の歴史であるという認識のもと、膨大なデータを正確に残そうと、長年聞き取り調査をやっていることを話しましたね。ただ、オモニの証言だけでは、作れても短編映画ぐらいだなと思っていました。
 

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■参鶏湯の味を引き継ぐ、新しい家族の登場が映画化の決め手に

――――そこで現れたのが、夫になったカオルさんですね。知り合って長いのですか?
ヤン:初めて実家を訪れるシーンがありますが、その3ヶ月前に初めてボブ・ディランのコンサートに誘われたのがきっかけでした。古風なところがあるので、オモニに挨拶に行きたいと言うのです。そこで思ったのが、いまだに最高指導者の肖像画があるクレイジーな家に、日本人の男性が「ぜひ娘さんと結婚させてください」とやってくるなんて、コメディーみたいでオモロイやんかと思って、最初はあなたの顔が映らないように映すからと説得したところ、カオルさんが「僕の顔がでないと、つまんないじゃん」。どういう女と付き合ってるか、よくわかってるなと(笑)。
 新しい日本人の家族ができるというのは、たとえ反対されても面白いし、最初は短編でもいいぐらいの気持ちでした。作品になれば映画祭などで上映があるかもしれないし、将来もし私たちが別れることになったとしても、それでも映画は世にでるし、著作権はわたしが持つ、ここまで全てOKしてもらえることを条件に撮影を始めました。すると、映画のような出来事が起きて、わたしもビックリしたんです。
 
――――どんな点に驚いたのですか?
ヤン:お茶を出すだけかと思っていたので、鶏を炊くと言い出したのにはビックリしました。済州島で男性が結婚の挨拶にくるとき、「体を大事にして、娘をよろしく」という意味合いで参鶏湯を振る舞うのだそうですが、オモニもそんな気持ちで作ったそうです。しかもカオルさんを喜んで受け入れてくれて。初めて来るお客さんをもてなすには、相当ワイルドな料理ですが、カオルさんも喜んで食べてくれたので、オモニは嬉しそうでしたね。カオルさんは書く仕事をしているので好奇心旺盛で、オモニの話も上手に聞いてくれ、わたしが忙しいときは、一人で鶴橋に行き、オモニと過ごしてくれました。
 
――――理想的な息子ですね。参鶏湯はヤン監督の思い出の味でもあるのですか?
ヤン:東京で一人暮らしをして映画の仕事をするようになってからは、毎月母が参鶏湯を送ってくれました。最初は自分で作れるように、あの大きなお鍋を送ってきたんです。北朝鮮じゃないから東京でも鍋は売っているのに(笑)。本当に風邪予防になるし、からだの気が整います。映画でカオルさんが一人で参鶏湯を作っているシーンもありますが、実は東京で参鶏湯を作る練習をしていたんですよ。まだ家にあった大鍋が役立ちました。
 
 
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■家族との決裂と自分の生き方を示した、肖像画のシーン

――――映画ではヤン監督とオモニの母娘がお互いに労わりあう関係性が見えましたが、そうなるまで時間がかかったのでしょうか?
ヤン:両親の全体主義的思想や組織や祖国のためにという考えを、わたしは反面教師にして生きていこうと思っていますが、とても仲の良い夫婦だったので、そこは羨ましかったです。
長男が選ばれて北朝鮮に送られ、現地で心を病んで亡くなってしまったので、両親は犠牲者でもあるのですが、一方で帰国事業を推進した立場の人間でもあります。だから一生懸命に北朝鮮の親戚に仕送りするオモニを見て、心の中では自分たちのことしか考えないのかと腹も立っていました。組織に対する不信感が、しいては親についての不信感にも繋がったし、あの時代は仕方がなかったと言われても、時代のせいにするなと言いたくなる。
 今回、さりげなく入れているけれど強烈なメッセージを放っているのが、肖像画を下ろしているシーンです。あれはわたしにとって家族との決別とも言えるのです。作家の金石範(キム・ソッポム)さんが本作をご覧になり「痛烈な歴史批判、素晴らしいシーン」だと言ってくださり、わたしは泣きそうになりました。北朝鮮にいる家族にとっても朝鮮総連の人にとっても肖像画を下ろすということは許されないし、あえてそれを見せることで、家族に一生会えなくてもわたしはこういう生き方をするし、映画を作るという宣言をしたのです。
 
――――四・三事件70周年追悼式では、済州島にある膨大な数の墓石に息をのみました。実際に現地を訪れたからこそ感じるものがあったのでは?
ヤン:済州島では四・三事件の歴史を風化させないように取り組んでいます。平和公園にある博物館は非常に大きく、収集した事件や犠牲者に関する資料が蓄積されていますし、村々では虐殺の遺跡となってしまいますが、現場が保存されており、小規模な博物館でも当時の様子を細かく解説しています。映画では遺族からの申し出があり、確認が取れた犠牲者数として1万4千人としましたが、オモニの叔父や元婚約者などはその人数に含まれないし、今も一切語りたくないという方や、家族全員亡くなった方、行方不明の方もおられ、実際は3万人を下らないと思います。世界には人間としてよくそんなことができるなというジェノサイドが後を絶ちませんが、アメリカが背後にいたとはいえ、イデオロギーのために自国民を殺した訳です。
 

■イデオロギーが違っても、スープを一緒に食べ、優しくいたわり合う家族になれる

――――『スープとイデオロギー』というタイトルには、深い意味が込められていますね。この映画におけるスープの役割はとても大きいです。
ヤン:現実では個人は国家やシステムには勝てない。それに反発すると弾圧されるので、多くの人は同調圧力に屈してしまうのです。でも、映画では“スープ”が勝たなければいけない。
『かぞくのくに』でヤン・イクチュンさんが演じた監視人は、一人の公務員に過ぎませんが、主人公家族にとっては北朝鮮の監視システムである訳です。息子を守るためには歯向かえない相手だけれど、映画の中で母が、あの監視人さえも包み込んでしまう静かな、母の矜持のような存在感を見せます。だから、この映画でのスープは、イデオロギーを溶かしてしまうぐらい意味のあるものです。我が家の小さな食卓ですら、わたしと両親が笑いながらご飯を食べるのにすごく時間がかかりましたし、さらに新しい家族が増え、一つの鍋で作ったスープを一緒に食べる。すると、イデオロギーが違っても、人はこんなに優しくいたわり合って家族になれるのです。イデオロギーを理由に人を殺す必要なんて、本当にないと思います。(江口由美)
 

<作品情報>
『スープとイデオロギー』(2021年 韓国=日本 118分) 
監督・脚本・ナレーション:ヤン ヨンヒ
アニメーション原画:こしだミカ
音楽監督:チョ・ヨンウク(『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』など) 
エグゼクティブ・プロデューサー:荒井カオル
6月11日(土)よりシネマート心斎橋、第七藝術劇場、今夏元町映画館に公開
公式サイト https://soupandideology.jp/
©PLACE TO BE, Yang Yonghi
 
 

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市原隼人 コロナ禍を乗り越え喜びもひとしお

土村芳、佐藤大志と共に満面の笑顔で爆笑必死のトークが炸裂

 

市原隼人主演人気ドラマ「おいしい給食 season2」の映画化となる『劇場版 おいしい給食 卒業』が5月13日より全国公開となりました。


oishiikyushoku-pos.JPG1980年代のある中学校を舞台に、給食絶対主義者の教師・甘利田、自由な発想の給食変革者・ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く抱腹絶倒の学園グルメコメディ劇場版第2弾は二人の長き戦いがゴウの義務教育最後の年、遂に完結する!


主演の甘利田を演じるのは市原隼人。甘利田が勤務する中学校で、若くして3年の学年主任を担うバリキャリの先生・宗方早苗には土村芳、神野ゴウは前作に続き佐藤大志。さらに体育教師・真野浩太を勇翔(BOYS AND MEN)、給食のおばちゃん・牧野文枝をいとうまい子、教育委員会職員・鏑木を演じた直江喜一、甘利田が担任を勤める学級の学級委員・皆川佐和子に山崎玲奈、駄菓子屋のお春を演じる木野花、校長先生役に酒井敏也、給食センター主任職員・四方田岳には登坂淳一、職員・真田幸助を田村侑久(BOYS AND MEN)が演じる。
 


【日 時】5月14日(土)12:15 舞台挨拶開始 ※上映後の舞台挨拶

【場 所】新宿シネマカリテ SCREEN1(新宿区新宿3-37-12 新宿MOWA B1F)

【登壇】市原隼人、土村芳、佐藤大志、綾部真弥監督



oishiikyushoku-main.JPG昨日からの劇場公開がスタートし、各地で満員御礼の回も出ている映画『劇場版 おいしい給食 卒業』の公開を記念し、5月14日(土)に都内劇場で舞台挨拶が行なわれ、主演の市原隼人をはじめ、土村芳、佐藤大志、綾部真弥監督が登壇した。


この日は、司会を綾部監督が担当。シリーズを通じてキャストと向き合い、共に作品を作り上げてきた監督ならではの視点で質問をぶつけ、ここでしか聞けない答えを引き出していった。


2020年3月に公開された『劇場版 おいしい給食 Final Battle』は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開記念舞台挨拶が中止となっており、本作が無事に公開を迎え、こうして観客の前で舞台挨拶ができることに市原さんをはじめ登壇陣一同、喜びもひとしおの様子。


市原さんは改めて本作について「ひとえにこの作品を応援してくださるファンのみなさまの気持ちの賜物です。これ以上ない感謝の思いであふれています。本当に、本当に、本当にありがとうございます!」と思いを口にする。


前回の完成披露上映会の際には、こらえきれずに壇上で思わず涙した市原さんだが、この時のことを振り返り「僕らが生きている映画やドラマの世界は、衣食住と違って、なくても(社会は)成立してしまうものです。だからこそ、必要とされるため、現場で試行錯誤しながら、作品の存在意義を全ての部署のスタッフ、共演者と見つめ続けてきました。この作品は、生まれたての赤ん坊から100歳を超えるご年配の方まで楽しめる“キング・オブ・ポップ”にしたいと思って制作しました。久々にみなさんとお会いできたのが嬉しくて、涙がこらえられなくなってしまいました」と照れくさそうに笑みを浮かべた。


綾部監督は、本作におけるお気に入りのシーンとして、市原さん演じる甘利田が、いとうまい子さん演じる“給食のおばさん”牧野から、試食会のプリントを渡されるシーンを挙げ「プリントを渡されて、(手を)離さない。プリントがちぎれそうになるくらい、力強く握ってもらったんですけど、腕の血管が凄かったです! カットをかけて『いい血管だったね!』と言ったら『監督、芝居も見てください』と言われました(笑)」と明かし、市原さんの浮き出た血管を絶賛する。


甘利田のライバルである生徒・神野ゴウを演じた佐藤さんは、本作で心に残っている甘利田との給食対決を尋ねられると「甘利田のダイブですね。いきなりのダイブで心の準備ができてなくて、ビックリしました(笑)」と感嘆する。


市原さんはこのシーンについて「すごくつらかったです(苦笑)。やろうと思ってなかったんですけど、大志が『シーズン1』だと素直に笑ってくれていたんですけど、3年も一緒にいると、大人になってしまって自分を抑えようとするので、それが悔しくて、ビックリさせたくてダイブしちゃいました(笑)」と明かす。


2人の最後の給食シーンについて、佐藤さんは「甘利田先生との最後の給食を楽しもうという気持ちでした。演じてて、『これでお別れなんだ』と悲しくなってきて、改めて絆を感じました」としみじみと語る。


oishiikyushoku-500-1.JPGそんな2人の対決について、土村さんは「2人のバトルも成長していて、バトルを経て高め合っているのを感じました。2人を見ていると愛おしく思います」と温かい言葉を贈る。土村さん演じる早苗先生は、本作を通じて甘利田に心惹かれていくが、そんな彼女の心理について、土村さんは「出会って最初は混乱すると思います(笑)。でも、難しく考え過ぎず、そのまま受け止められるようになると、甘利田先生の真っ直ぐさ、揺るぎなさを感じられて、とっても魅力的だと思います」と分析する。


改めて、佐藤さんに「今だから市原さんに聞きたいこと」を尋ねると「なんでそんなに筋肉があって動けるんですか? なぜそのポーズで止まれるんだ? と毎回不思議でした」と直球の質問! 市原さんは「2歳から器械体操と水泳をやってて、体力があるし、空手やボクシングもやってました。現場ってハードなので、まず体力です。あとは心身ともに、いつも主観と俯瞰を切り替えられるような気持ちを自分で作っています。現場に入ると食事制限をして、僕はうどんしか食べないし、脂ものも一切入れないでルーティンでつなげていきます。自問自答の世界なので、自分で自分を楽しんで、誰かのせいにせず全てを自分のせいにしていくと『自分が変われば全てを変えられる』と思えるようになって、全てが楽しくなってきました。そのひとつとして、鍛えています」と真摯に回答。佐藤さんは「僕も今日から鍛えます!」とうなずいていた。


舞台挨拶の最後に市原さんは、本作の主題歌「君の花」の歌詞を引用しつつ「悲しみに打ちひしがれて、うまくいかないこともたくさんあるし、膝を抱えて泣くこともあると思うけど、乗り越えられない壁はないと思っています。誰かが決めたルールやしがらみに縛られそうになって、前に行けなくなった時も、みなさんはみなさんの道を歩んでいただきたいと思います! 涙で前が見えなくなっても、必ずこの『おいしい給食』という作品と僕らが、みなさんが立ち上がるまで見守っていますので、ぜひみなさんの活力となることを心から願っています!」と呼びかけ、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

 

映画『劇場版 おいしい給食 卒業』は全国公開中。


◆監督:綾部真弥 企画・脚本:永森裕二
◆出演:市原隼人 土村芳 佐藤大志 勇翔(BOYS AND MEN)山﨑玲奈 田村侑久(BOYS AND MEN)登坂淳一 いとうまい子 直江喜一 木野花 酒井敏也
◆制作プロダクション:メディアンド 配給:AMGエンタテインメント 製作:「おいしい給食」製作委員会
公式HP:https://oishi-kyushoku2-movie.com/
◆2022/日本語/5.1ch/ドルビーデジタル/104分/Ⓒ2022「おいしい給食」製作委員会


(オフィシャル・レポート)

 

ロイヤル・オペラ『リゴレット』『椿姫』

オリジナル トートバッグ プレゼント!

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◆提供:東宝東和

◆プレゼント数:1 名様

◆締め切り:2022年5月20日(金)

公式HP: http://tohotowa.co.jp/roh/

 

 

◆『リゴレット』5月20日(金)~

◆『椿 姫』6月10日(金)~ 

 TOHO シネマズ 日本橋、大阪ステーションシティシネマ ほか全国公開!

 



再開の時、そして再会の時。

ロンドンで再び、白鳥たちが舞い、ディーバたちが歌う
 

世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエ・オペラの舞台と特別映像をスクリーンで体験できる人気シリーズ最新作『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22』より、4作目はロイヤル・オペラ『リゴレット』5月20日(金)より、5作目は『椿 姫』6月10日(金)より全国公開となります。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響によってロイヤル・オペラ・ハウスは長い間閉鎖されていましたが、遂に、バレエとオペラを愛し応援してくださる皆様の元に帰って来ました!ライブでの観劇とは一味違う体験を、いち早く皆様にお届けします。
 


ROH(5)-リゴレット-550.jpeg【ROH(5)】:リゴレット<メイン>RIGOLETTO_PRODUCTION_201_(c) Ellie Kurttz
 

ヴェルディの悲劇的オペラの傑作が特別上演!

最強の制作陣×ドリーム・キャストで贈る、新たなる「リゴレット」誕生!!


ヴィクトル・ユゴーの戯曲「王は愉しむ」をもとにしたヴェルディの悲劇的オペラの傑作『リゴレット』。シーズンのオープニング・アクトで上演されたのは、オペラ芸術監督のオリバー・ミアーズが監督就任後初めて演出を手掛けるニュー・プロダクション。指揮は、英国ロイヤルとの長年のコラボにおいても「リゴレット」を指揮するのは初めてという音楽監督のアントニオ・パッパーノが務めました。ミアーズとパッパーノによる最強の組み合わせと言える今回の舞台は、思い切りのよいドラマチックな表現で、1851年の初演から171年を迎えた特別記念上演にふさわしく、ロンドンの聴衆を熱狂させました。


最大の見どころともいえるのが、現在望みうる最高の歌い手たちによる心揺さぶる名演。世間知らずの恋する乙女・ジルダを演じるのは、ソプラノのトップ歌手リセット・オロペサ。ジルダの心情を見事に表現し尽くし、辛口批評で知られるガーディアン紙が「オロペサの比類なきジルダ」と絶賛。さらに、テノールのリパリット・アヴェティシャンは自分勝手だが憎めないマントヴァ公を輝かしい声で、ブリンドリー・シェラットはコワモテ殺し屋・スパラフチーレを迫力ある低音で、ラモーナ・ザハリアはスパラフチーレの妹マッダレーナを濃厚な美声で好演しました。そして極めつきに、スペインの名歌手カルロス・アルバレスが、タイトル・ロールのリゴレットの苦悩を、声と演技の至芸で表し、聴衆に深い感動を与えます。ドリーム・キャストによる本公演は、まさに「リゴレット」の決定版といえます。

(2021年9月24日上演作品)

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【ROH(5)】:リゴレット<サブ1>RIGOLETTO_PRODUCTION_201_(c) Ellie Kurttz

★『リゴレット』
【作曲】:ジュゼッペ・ヴェルディ 
【演出】:オリバー・ミアーズ
【指揮】:アントニオ・パッパーノ
【出演】:カルロス・アルバレス/リパリット・アヴェティシャン/リセット・オロペサ 他
【公式サイト】:http://tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=rigoletto2021
【『リゴレット』コピーライト】 (c) Ellie Kurttz.

2022年5月20日(金)~5月26日(木) TOHOシネマズ 日本橋、大阪ステーションシティシネマ、ほか全国公開!
 


 

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【ROH(6)】:『椿姫』(c) 2019 ROH. Photographed by Catherine Ashmore


19世紀半ばのパリ、高級娼婦ヴィオレッタは貴族や富豪たちの寵愛をほしいままにしていた。だが金銭ではなく愛を捧げる青年、アルフレードとの真実の愛にヴィオレッタが目覚めた時、彼女の人生は引き返すことのできない悲劇へと進んでいく…。イタリア・オペラの巨匠ヴェルディが作曲した「椿姫」。リチャード・エアがロイヤル・オペラ・ハウスのために製作した人気のプロダクション。25周年を迎え、オペラ界のスター、プリティ・イェンデがヴィオレッタ役を演じる。
 

★『椿 姫』
【作曲】ジュゼッペ・ヴェルディ
【演出】リチャード・エア
【出演】プリティ・イェンデ
    スティーブン・コステロ
    ディミトリ・プラタニアス 他
【『椿姫』コピーライト】(c) 2019 ROH. Photographed by Catherine Ashmore

2022年6月10日(金)~6月16日(木) TOHOシネマズ 日本橋、大阪ステーションシティシネマ、ほか全国公開!


(オフィシャル・リリースより)
 
 

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“映画”を愛するすべての人へ 巨匠チャン・イーモウが贈るラブレター


「私自身が感じている映画への追憶や想い そして情熱を表現した作品」


これまで3度米アカデミー国際長編映画賞にノミネートされ、多くの映画祭で華々しい受賞歴を誇る中国の巨匠チャン・イーモウ監督の最新作『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』が、5月20日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開いたします

2021年トロント国際映画祭に正式出品され、大きな話題となった本作は、監督が長年映画化を熱望していた企画であり、その全体にあたたかく流れるのは、チャン・イーモウ監督の確かな”映画への愛”。


onesecond-550.jpg文化大革命時代の中国を舞台に繰り広げられるノスタルジックで普遍的な物語と、広大な砂漠を大胆に映し出す圧倒的な映像美。フィルムの中にたった1秒だけ映し出されているという娘の姿を追い求める父親と、幼い弟との貧しい暮らしを懸命に生き抜こうとする孤独な少女。決して交わるはずのなかった2人が、激動の時代の中で運命的に出会い、そして彼らの人生は思いがけない方向へと進んでいくー。


主人公の逃亡者を演じるのは『最愛の子』『山河ノスタルジア』『オペレーション:レッド・シー』などで人気を博すチャン・イー。逃亡者と出会い奇妙な絆で結ばれていく孤児の少女・リウの娘を演じるのは、本作が記念すべきデビュー作となる若手俳優リウ・ハオツン。さらに小さな村の映画館を仕切り、人々から尊敬の念を集める人格者・ファン電影に、実力派俳優ファン・ウェイ。時代の波に翻弄されながらも、映画をこよなく愛する魅力的なキャラクターを味わい深く演じてみせた。


■『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』 
 チャン・イーモウ監督メッセージ映像⇒ https://youtu.be/U89O-KkU3Ak



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(左の写真:左からチャン・イー、リウ・ハオツン、チャン・イーモウ監督)


そして今回特別に撮影され、解禁となったチャン・イーモウ監督のメッセージ映像は、日本の観客にむけて「日本の皆さん こんにちは。チャン・イーモウです。『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』の監督です。今作が日本で上映されることを非常に嬉しく思います」という挨拶からスタート。


映画には40~50年前の私の青春時代の記憶が描かれています。あの過酷な時代の中で、映画を観ることは正月のような一大イベントでした。物語は、あの時代を生きた人々の映画への強烈な渇望、映画がもたらした、人々の夢や未来への希望を表現しています。私自身が感じている映画への追憶や想い、そして情熱を表現した作品でもあります」と身振り手振りを加えながら、力強く語るチャン・イーモウ監督。


そして、「ご覧になった多くの方が、あの時代の映画と人々の関わり方や、歴史の記憶の中における我々の世代の青春や映画への夢に対して、共感していただけると思います」と続け、最後に「この映画がみなさんの心の中の何かに触れ、考えるきっかけになればと願っています。ありがとうございます」と語りかける。監督の言葉一言一言から、本作にかける熱い想いと映画愛が伝わってくるメッセージ映像は映画ファン必見!映画を愛する全ての人へ捧げる、巨匠からのラブレターをぜひ劇場のスクリーンで。
 


【STORY】
onesecond-500-2.jpg1969年―文化大革命真っただ中の、激動の中国。造反派に歯向かい、西北部にある強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、妻に愛想を尽かされ離婚。最愛の娘とも親子の縁を切られてしまう。数年後、22号という映画本編の前に流れるニュースフィルムに、娘の姿が1秒だけ映っているとの手紙を受け取り男は、一目娘の姿を見たいと強制労働所から脱走。逃亡者となりながらも、22号のフィルムを血眼になって探し続け、映画が上映される予定の小さな村の映画館を目指す。だがフィルムを村まで運ぶ男の隙をついて、素早くのフィルムの1缶を盗み出す子供を目撃。ボロボロの格好をした小汚い少年だと思ったその子供は、孤児の少女・リウ(リウ・ハオツン)だった。果たして、逃亡者の男は愛しい娘の姿を見られるのか?


監督・脚本:チャン・イ―モウ 『妻への家路』
出演:チャン・イー 『オペレーション:レッド・シー』 リウ・ハオツン ファン・ウェイ 『愛しの故郷』
2020年/中国/中国語/103分/シネスコ
原題:一秒钟/字幕翻訳:神部明世
配給:ツイン
© Huanxi Media Group Limited     
公式サイト onesecond-movie.com

2022年5月20日(金)~TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー


(オフィシャル・リリースより)

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